JP3352636B2 - 処理装置及びその方法 - Google Patents

処理装置及びその方法

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JP3352636B2
JP3352636B2 JP28606298A JP28606298A JP3352636B2 JP 3352636 B2 JP3352636 B2 JP 3352636B2 JP 28606298 A JP28606298 A JP 28606298A JP 28606298 A JP28606298 A JP 28606298A JP 3352636 B2 JP3352636 B2 JP 3352636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板キャリアから
基板、例えば半導体ウエハや液晶ディスプレイ用のガラ
ス基板を取り出して例えばレジストの塗布及び現像処理
を行う装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程におけるフォ
トリソグラフィー技術においては半導体ウエハ(以下ウ
エハという)の表面にレジストを塗布し、この塗布レジ
ストを所定パターンに露光処理し、更に現像処理して所
定パターンのレジスト膜が形成される。このような一連
の処理は、塗布/現像部に露光部を接続した装置により
行われる。
【0003】図9はこのような装置の従来例を示す概観
図であり、基板例えば半導体ウエハを25枚収納したキ
ャリアCは、自動搬送ロボット10により搬入出ポート
であるキャリアステージ1に置かれる。次いで図では見
えない受け渡しアームによりキャリアC内からウエハが
取り出され、塗布/現像処理部11のメイン搬送アーム
に受け渡され、ウエハ上にレジストが塗布される。その
後ウエハはインターフェイス部12を介して露光部13
に搬送され、ここで露光処理された後、塗布現像処理部
13に戻され、現像処理される。一連の処理を終えたウ
エハは、搬入時とは逆の経路で元のキャリアC内に戻さ
れ、ウエハが全て処理されて戻されたキャリアは、自動
搬送ロボット10により次のシステムあるいはキャリア
ストッカに搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでキャリアC内
のウエハが全て処理されて搬出の準備が整ったタイミン
グと自動搬送ロボット10がキャリアステージ1の前に
到着するタイミングとは必ずしも一致しないので、受け
渡しアームあるいは自動搬送ロボット10が待機する場
合がある。例えばキャリアステージ1上の例えば4個の
キャリアC内のウエハが全て処理されてキャリアC内に
戻されたときにまだ自動搬送ロボット10が到着してい
ないと、システム内のウエハの流れが止まってしまう。
【0005】塗布/現像装置(ここではキャリアステー
ジ1、処理部11及びインターフェイス部12からなる
装置を指している)においては、各ユニットの処理時
間、レイアウト等に工夫を凝らしていかに早く処理する
かを目指しているが、キャリアステージ1でキャリアC
の流れが滞留してしまうと、高スループットの機能が発
揮されなくなってしまう。
【0006】また逆にウエハがキャリアC内に戻される
ときよりも自動搬送ロボット10の到着の方が早いと、
自動搬送ロボット10がキャリアステージ1の前で待機
することになり、半導体デバイスの製造プロセス全体か
らみるとスループットが低下してしまう。
【0007】こうした問題に加え、次のような課題もあ
る。即ち半導体デバイスの製造プロセスは、パーティク
ルの付着を避けるためクリーンルーム内で行われるが、
クリーンルームは高価であるため、処理装置を効率よく
レイアウトすることが必要になってくる。一方ウエハ
や、液晶ディスプレイ(LCD)用ガラス基板はサイズ
が大きくなってきているため、装置間の基板の搬送を担
う自動搬送ロボットの搬送スペースも広くなっており、
効率のよいレイアウトの実現が難しくなっている。
【0008】本発明は、このような事情の下になされた
ものであり、その目的は、キャリア搬入出部におけるキ
ャリアの受け渡しやウエハの受け渡しがスムーズに行わ
れ、高いスループットを得ることのできる処理装置及び
その方法を提供することにある。本発明の他の目的はス
ペースを効率的に活用することのできる処理装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の処理装置は、基
板に対して処理を行うための処理部と、複数の基板が保
持された基板キャリアが搬入出されるキャリア搬入出部
と、このキャリア搬入出部に搬入された基板キャリアか
ら処理前の基板を取り出して前記処理部に受け渡し、ま
た前記処理部から処理済みの基板を受け取って前記キャ
リア搬入出部に置かれている基板キャリア内に基板を受
け渡す基板搬送機構と、を備え、前記キャリア搬入出部
は、外部に対して基板キャリアが搬入出される第1の位
に置かれた基板キャリアと前記基板搬送機構に対して
基板キャリア内の基板の受け渡しが行われる第2の位置
に置かれた基板キャリアとの間で各々の位置を交換する
交換機構を備えたことを特徴とする。
【0010】処理装置の外部を移動するキャリア搬送機
構が設けられている場合、第1の位置は、キャリア搬送
機構から基板キャリアが搬入され、またキャリア搬送機
構により基板キャリアが搬出される位置である。キャリ
ア搬入出部は、基板がほぼ水平姿勢となるように2個の
基板キャリアを夫々載置する第1の載置部及び第2の載
置部と、基板がほぼ水平姿勢のまま第1の載置部及び第
2の載置部の位置を交換するための交換機構と、を備え
た構成とすることができる。交換機構は、例えば第1の
載置部及び第2の載置部を両端部に保持し、ほぼ水平な
軸の回りに回動する回動部材を備えた構成とすることが
できる。また他の発明は、前記キャリア搬入出部は、複
数の基板キャリアが横に一方向に並びかつ上下2段に配
置されるように構成されると共に、前記複数の基板キャ
リアの各々の上下の位置を独立して入れ替える機構を備
えたことを特徴とする
【0011】本発明の処理方法は、複数の処理前の基板
が保持された基板キャリアを外部からキャリア搬入出部
の第1の位置に搬入する工程と、この第1の位置に置か
れた前記基板キャリアと、処理済みの基板が保持され、
キャリア搬入出部の第2の位置に置かれた基板キャリア
との間で各々の位置を交換する工程と、第2の位置に移
動した基板キャリアから処理前の基板を取り出して処理
部に搬送する工程と、次いで基板を処理部にて処理する
工程と、前記処理部にて処理された基板を第2の位置に
置かれている前記基板キャリア内に戻す工程と、その
後、第2の位置に置かれた基板キャリアと、処理前の基
板が保持され、前記第1の位置に置かれた基板キャリア
との間で各々の位置を交換する工程と、第1の位置に置
かれた前記基板キャリアを外部に搬出する工程と、を含
むことを特徴とする。
【0012】このような発明によれば、例えばキャリア
搬送機構がキャリア搬入出部に到着するタイミングとキ
ャリア内の全ての基板が処理を終えて戻されるタイミン
グとがずれても、キャリアの受け渡しや基板の受け渡し
がスム−ズに行われるので、高いスル−プットが得られ
る。
【0013】キャリア搬送機構は、装置が置かれる空間
の上方にて横方向に設けられたガイド部材にガイドされ
ながら移動する構成とすることができる。このようなキ
ャリア搬送機構を用いれば、例えばクリ−ンル−ム内の
スペ−スを有効に活用することができる。この場合第1
の位置は第2の位置よりも高いことが望ましい。なお本
発明は、例えば基板に対してレジストを塗布する塗布処
理部及び露光後のレジストを現像する現像処理部を含む
塗布/現像装置に適用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明を、基板であるウエ
ハに対してレジストの塗布及び露光後のレジストに対し
て現像を行うための塗布/現像装置に適用した実施の形
態について述べる。図1は塗布/現像装置100に露光
装置200を接続した状態を示す概観図、図2は塗布/
現像装置100を示す平面図である。
【0015】塗布/現像装置100は複数枚例えば25
枚のウエハWが棚状に保持された基板キャリアであるウ
エハキャリア(以下単にキャリアという)Cが搬入出さ
れるキャリア搬入出部2と、ウエハに対して塗布、現像
処理を行うための処理部3と、前記処理部とキャリア
搬入出部2に置かれたキャリアCとの間でウエハWの受
け渡しを行う基板搬送機構をなすウエハ搬送機構4とを
備えている。ただしキャリア搬入出部2は、図1及び図
2では、便宜上機構部分の図が省略してあり、機構部分
の位置を符号「2」として指示している。
【0016】キャリア搬入出部2は、図3に示すように
2個のキャリアCを1組として上下に載置すると共にこ
れら2個のキャリアCの上下位置を交換する交換機構2
0が4基(20A〜20D)左右に配列されている。な
おこの塗布/現像装置100では、キャリア搬入出部2
を正面とし、キャリア搬入出部2から処理部3を見たと
きの方向を左右、前後として扱うことにする。
【0017】交換機構20は、図3及び図4に示すよう
に支柱21の上端部にほぼ水平な軸のまわりに前後に回
動する回動部材である回動アーム22をモータ23を介
して設け、更にこの回動アーム22の両端部に姿勢制御
機構23を介して夫々第1のキャリア載置台S1及び第
2のキャリア載置台S2を設けて構成される。第1及び
第2のキャリア載置台S1、S2は、夫々本発明の第1
の載置部及び第2の載置部に相当するものであり、図示
していないが例えばキャリアCの底部の位置決めを行う
ためのガイド部材などが設けられる。
【0018】姿勢制御機構23は、回動アーム22がい
ずれの回動位置にあってもキャリア載置台S1、S2を
ほぼ水平姿勢にするためのものであり、例えば回動アー
ム22にモータを取り付けると共にそのモータの駆動軸
にキャリア載置台S1(S2)を固定し、回動アーム2
2の回転角度に応じてモータの回転角度を制御する構成
とすることができる。
【0019】各交換機構20(20A〜20D)は、モ
ータ23が制御部40により制御されるようになってお
り、回動アーム22が垂直な姿勢で停止するように構成
される。例えば後述のキャリア搬送機構から処理前のウ
エハを保持したキャリアCが載置台S1、S2の一方に
置かれ、かつ載置台S1、S2の他方に置かれたキャリ
アC内に処理済みのウエハが所定枚数戻されたときに制
御部40から、対応するモータ23に制御信号が送ら
れ、この結果回動アーム22が180度回転して載置台
S1、S2の上下の位置が入れ替わる。
【0020】この実施の形態ではこのような交換機構2
0を用いるものとして説明を進めるが、交換機構20と
しては、こうした構成に限らず、例えば図5に示すよう
に回動アーム22の両端部に夫々吊り下げ部材25、2
5を軸支し、これら吊り下げ部材25、25の下端に夫
々キャリア載置台S1、S2を設け、観覧車の如くキャ
リア載置台S1、S2をほぼ水平姿勢の状態で回動させ
るように構成してもよい。更にキャリア搬入出部2に
は、ダミ−ウエハなどを収納するピックアップ用などと
呼ばれているキャリアを置いてもよく、この場合例えば
4台の交換機構20の並びの隣に専用の載置台を設け
て、この載置台に前記キャリアを載置することができ
る。
【0021】塗布/現像装置100の上方側、例えばク
リーンルームの天井付近には、キャリア搬送機構5が設
けられている。このキャリア搬送機構5は、横方向に例
えばほぼ水平に伸びるガイド部材51にガイドされなが
ら移動できるように構成されている。ここでキャリア搬
送機構5について述べる前に、図6に基づいてキャリア
Cの構造を述べると、キャリアCはこの例では前面が開
口し、ウエハWの周縁を保持するスロットが設けられた
ケースC1の上に、正面形状がコ字型の把手C2を設け
て構成される。キャリア搬送機構5は、キャリアCの把
手C2の中に入り込んで当該把手C2と係合する吊り下
げ部材52を揃えている。この吊り下げ部材52は、前
後及び上下に移動できるように構成されており、前記載
置台S1、S2のうち上側に位置する載置台S1(S
2)に対してキャリアCの受け渡しを行う。なおキャリ
ア搬送機構5はキャリアCを吊り下げる構成に限らず、
例えば一対の開閉アームによりキャリアCの側面を挟持
する構成でもよい。
【0022】図1及び図2に戻って前記ウエハ搬送機構
4について述べると、このウエハ搬送機構4は上下、左
右に移動自在な搬送基体41に進退自在なアーム42を
設けて構成され、前記載置台S1、S2のうち下側に位
置する載置台S2(S1)上のキャリアCに対してウエ
ハWの受け渡しを行うと共に、処理部3内の後述の受け
渡しユニットに対してウエハWの受け渡しを行う。
【0023】処理部3は、中央に2基のメイン搬送アー
ム31、32を備えており、これらメイン搬送アーム3
1、32の前後及び左側には夫々棚6A、6B、6Cが
設けられている。棚6A〜6Cは、複数のユニットが積
み上げられて構成されており、図7に示すように、それ
らユニットに対してウエハを加熱する加熱ユニット、ウ
エハを冷却する冷却ユニット、ウエハ表面を疎水性にす
るための疎水化ユニット、ウエハの位置合わせを行うた
めのアライメントユニットなどが割り当てられている。
更に棚6A、6Cにおいては、ユニット群の一つがウエ
ハの受け渡しユニットとして割り当てられている。図7
中61、62は受け渡しユニットを示している。なお図
7に示すユニットの割り当てはイメージを示す便宜上の
ものであり、この配列に拘束されるものではない。
【0024】メイン搬送アーム31、32の右側には、
上段側に3個の現像処理部をなす現像ユニット33が設
けられ、下段側に3個の塗布処理部をなす塗布ユニット
34が設けられている。メイン搬送アーム31、32
は、昇降自在、鉛直軸まわりに回動自在及び進退自在に
構成されており、ウエハWを棚6A〜6Cの各ユニッ
ト、塗布ユニット34及び現像ユニット33の間で受け
渡す役割をもっている。なおメイン搬送アーム31、3
2間のでウエハWの受け渡しは、昇降自在な中間ステー
ジ30を介して行われる。
【0025】また塗布/現像装置100はインターフェ
イス部7を備えており、処理部3はこのインターフェイ
ス部7を介して露光装置200(図1参照)に接続され
ている。インターフェイス部7は、塗布現像装置100
と露光装置200との処理速度の差に基づくウエハWの
滞留を避けるためのものであり、前記受け渡しユニット
62、露光装置200の入出力ポート及びバッファカセ
ット71の間をウエハWを搬送する搬送アーム72を備
えている。
【0026】次に上述実施の形態の作用について述べ
る。先ずキャリア搬送機構5によりクリーンルームの天
井付近に吊り下げられて運ばれてきたキャリアCは、搬
入出2の第1の位置である上段側に位置している載置台
S1(S2)の上に置かれる。そして交換機構20の回
動アーム22が180度回動して載置台S1(S2)の
上下位置が入れ替わり、前記キャリアCは第2の位置で
ある下段側に移動する。次いでウエハ搬送機構4によっ
て当該キャリアC内から処理前のウエハWを取り出し、
処理部3の受け渡しユニット61(図7参照)に受け渡
す。このウエハWはメイン搬送アーム31により棚6A
あるいは6Cの処理ユニットに順次搬送されて、所定の
処理、例えば疎水化処理、冷却処理などが行われ、次い
で塗布ユニット34にてレジストが塗布され、更に加熱
処理された後、受け渡しユニット62からインターフェ
イス部7を経て露光装置200(図1参照)に送られ
る。
【0027】露光装置200にて露光されたウエハW
は、逆の経路で処理部3に戻され、メイン搬送アーム3
2により現像ユニット33に搬送され、現像処理され
る。なおウエハWは詳しくは現像処理の前に加熱処理及
び冷却処理される。現像処理されたウエハWは上述との
逆の経路でキャリア搬入出部2の載置台S1(S2)上
の元のキャリアC内に戻される。
【0028】一方上段側の載置台S2(S1)には、こ
の時点までにキャリア搬送機構5により次のキャリアC
が置かれており、下段側の載置台S1(S2)上のキャ
リアC内の全てのウエハWの処理が終って当該キャリア
C内にウエハWが戻された後、制御部40からの制御信
号により交換機構20の回動アーム22が回転して載置
台S1、S2の上下の位置が入れ替わる。そして上段側
に移ったキャリアCはキャリア搬送機構5により次の処
理ステーションあるいはストッカに搬送される。なおこ
の説明ではキャリア搬送機構5が処理前のウエハWを搭
載したキャリアCをキャリア搬入出部2に置くと共に処
理済みのウエハWの入ったキャリアCを運び去る動作を
例にとっているが、キャリア搬送機構5がキャリア搬入
出部2からキャリアCを受けとる動作のみの場合やキャ
リア搬入出部2へキャリアCを受け渡す動作のみの場合
もある。
【0029】上述の実施の形態によれば、キャリア搬入
出部2として2つの載置台S1、S2が回動する交換機
構20を設け、キャリア搬送機構5との間でキャリアC
の受け渡しが行われる上段側の第1の位置とウエハ搬送
機構4との間でウエハWのウエハ受け渡しが行われる第
2の位置との間でキャリアCの位置を交換するようにし
ている。従ってキャリア搬送機構5が例えば処理前のウ
エハWの入ったキャリアCを置くためにキャリア搬入出
部2に到達したときに、先に置かれたキャリアC内の処
理がまだ済んでいなくても、第1の位置にある載置台S
1(S2)上が空であればここにキャリアCを受け渡す
ことができる。また第2の位置に置かれているキャリア
C内のウエハWの処理が全て終了したときに第1の位置
に次のキャリアCが置かれていれば、載置台S1、S2
の位置を交換することによりウエハ搬送機構4が次のキ
ャリアC内のウエハWにアクセスすることができる。こ
のためキャリア搬入出部2におけるキャリアの受け渡し
やウエハWの受け渡しがスムーズに行われるので、高い
スループットが得られる。
【0030】更にキャリア搬送機構を床から離れた高い
所に走行させているため、今までキャリア搬送機構の走
行路として使われていた床のエリアを例えば装置の設置
スペースとして活用できるので、高価なクリーンルーム
において効率のよいレイアウトとすることができる。ま
たこの場合載置台S1、S2を上下に並んだ状態にセッ
トして上段側のカセットCに対してキャリア搬送機構5
がアクセスするようにすれば、キャリア搬送機構5を高
所に設けかつアクセス時のストロークを小さくすること
ができる利点がある。
【0031】以上において本発明は、キャリア搬送機構
としては、図8に示すように床面に沿って走行し、キャ
リアCをハンドリングするためのアーム81を備えた自
動搬送ロボット8であってもよいし、またキャリア搬入
出部2において載置台S1(S2)を上下位置ではなく
前後に並ぶように停止させてその状態でキャリアCある
いはウエハWのアクセスを行うようにすると共に、キャ
リアCの前後位置を入れ替えるようにしてもよい。更に
キャリア搬入出部2へのキャリアCの運び込みは、作業
者が行うようにしてもよい。なお基板としてはウエハに
限らず液晶ディスプレイ用のガラス基板であってもよ
い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、キャリア搬入出部にお
けるキャリアの受け渡しや基板の受け渡しがスムーズに
行われるので高いスループットが得られる。またキャリ
ア搬送機構を床よりも高い位置にてガイド部材に沿って
移動するように構成すれば、クリーンルームのスペース
を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である塗布/現像装置に露
光装置を接続した状態を示す概観図である。
【図2】本発明の実施の形態である塗布/現像装置を示
す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の要部であるキャリア搬入
出部を示す正面図である。
【図4】キャリア搬入出部における交換機構の一例を示
す斜視図である。
【図5】キャリア交換機構の他の例を示す斜視図であ
る。
【図6】キャリア搬送機構及びキャリアを示す斜視図で
ある。
【図7】上記の塗布/現像装置の内部を示す側面図であ
る。
【図8】本発明の他の実施の形態の要部を示す側面図で
ある。
【図9】従来の塗布/現像装置を示す概観図である。
【符号の説明】
100 塗布/現像装置 200 露光装置 2 キャリア搬入出部 20 交換機構 21 支柱 22 回動アーム S1 第1の載置台 S2 第2の載置台 C キャリア W 半導体ウエハ 3 処理部 31、32 メイン搬送アーム 33 現像ユニット 34 塗布ユニット 4 ウエハ搬送機構 5 キャリア搬送機構 51 ガイド部材 52 キャリア支持部 6A〜6C 棚 61、62 受け渡し部 7 インターフェイス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−255707(JP,A) 特開 平2−21630(JP,A) 特開 平7−10212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 H01L 21/68

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して処理を行うための処理部
    と、 複数の基板が保持された基板キャリアが搬入出されるキ
    ャリア搬入出部と、 このキャリア搬入出部に搬入された基板キャリアから処
    理前の基板を取り出して前記処理部に受け渡し、また前
    記処理部から処理済みの基板を受け取って前記キャリア
    搬入出部に置かれている基板キャリア内に基板を受け渡
    す基板搬送機構と、を備え、 前記キャリア搬入出部は、外部に対して基板キャリアが
    搬入出される第1の位置に置かれた基板キャリアと前記
    基板搬送機構に対して基板キャリア内の基板の受け渡し
    が行われる第2の位置に置かれた基板キャリアとの間で
    各々の位置を交換する交換機構を備えたことを特徴とす
    る処理装置。
  2. 【請求項2】 第1の位置は、処理装置の外部を移動す
    るキャリア搬送機構から基板キャリアが搬入され、また
    キャリア搬送機構により基板キャリアが搬出される位置
    であることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 キャリア搬入出部は、基板がほぼ水平姿
    勢となるように2個の基板キャリアを夫々載置する第1
    の載置部及び第2の載置部を備え、 交換機構は、 基板がほぼ水平姿勢のまま第1の載置部及
    び第2の載置部の位置を交換するように構成されたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 交換機構は、第1の載置部及び第2の載
    置部を両端部に保持し、ほぼ水平な軸の回りに回動する
    回動部材を備えたことを特徴とする請求項3記載の処理
    装置。
  5. 【請求項5】 キャリア搬送機構は、装置が置かれる空
    間の上方にて横方向に設けられたガイド部材にガイドさ
    れながら移動することを特徴とする請求項記載の処理
    装置。
  6. 【請求項6】 第1の位置は第2の位置よりも高いこと
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の処理
    装置。
  7. 【請求項7】 第2の位置は第1の位置よりも前記基板
    搬送機構側に位置することを特徴とする請求項ないし
    4のいずれかに記載の処理装置。
  8. 【請求項8】 基板に対して処理を行うための処理部
    と、 複数の基板が保持された複数の基板キャリアが搬入出さ
    れるキャリア搬入出部と、 このキャリア搬入出部に搬入された基板キャリアから処
    理前の基板を取り出して前記処理部に受け渡し、また前
    記処理部から処理済みの基板を受け取って前記キャリア
    搬入出部に置かれている基板キャリア内に基板を受け渡
    す基板搬送機構と、を備えた処理装置において、 前記キャリア搬入出部は、複数の基板キャリアが横に一
    方向に並びかつ上下2段に配置されるように構成される
    と共に、前記複数の基板キャリアの各々の上下の位置を
    独立して入れ替える機構を備えたことを特徴とする処理
    装置。
  9. 【請求項9】 上方に移動されたキャリアを装置外に搬
    出することを特徴とする請求項に記載の処理装置。
  10. 【請求項10】 処理部は、基板に対してレジストを塗
    布する塗布処理部及び露光後のレジストを現像する現像
    処理部を含むことを特徴とする請求項1ないしのいず
    れかに記載の処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の処理前の基板が保持された基板
    キャリアを外部からキャリア搬入出部の第1の位置に搬
    入する工程と、 この第1の位置に置かれた前記基板キャリアと、処理済
    みの基板が保持され、キャリア搬入出部の第2の位置に
    置かれた基板キャリアとの間で各々の位置を交換する工
    程と、 第2の位置に移動した基板キャリアから処理前の基板を
    取り出して処理部に搬送する工程と、 次いで基板を処理部にて処理する工程と、 前記処理部にて処理された基板を第2の位置に置かれて
    いる前記基板キャリア内に戻す工程と、 その後、第2の位置に置かれた基板キャリアと、処理前
    の基板が保持され、前記第1の位置に置かれた基板キャ
    リアとの間で各々の位置を交換する工程と、 第1の位置に置かれた前記基板キャリアを外部に搬出す
    る工程と、を含むことを特徴とする処理方法。
  12. 【請求項12】 第1の位置は第2の位置よりも高いこ
    とを特徴とする請求項11記載の処理方法。
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