JP3521330B2 - 基板搬送処理装置 - Google Patents

基板搬送処理装置

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JP3521330B2
JP3521330B2 JP2001243993A JP2001243993A JP3521330B2 JP 3521330 B2 JP3521330 B2 JP 3521330B2 JP 2001243993 A JP2001243993 A JP 2001243993A JP 2001243993 A JP2001243993 A JP 2001243993A JP 3521330 B2 JP3521330 B2 JP 3521330B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体ウ
エハやLCD用ガラス基板等の被処理用の基板を連続的
に搬送して適宜処理する基板搬送処理装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】一般に、半導体製造装置の製造工程にお
いては、半導体ウエハやLCD用ガラス等の被処理用の
基板(以下にウエハ等という)を薬液やリンス液(洗浄
液)等の処理液が貯留された処理槽や乾燥部に順次搬送
して洗浄や乾燥等の処理を行う基板搬送処理装置が広く
採用されている。 【0003】このような基板搬送処理装置において、複
数枚例えば50枚のウエハ等を効率良く洗浄等するに
は、ウエハ等を垂直に配列して搬送すると共に、各処理
ユニットに搬入し、処理ユニットから搬出する方法が好
適とされている。 【0004】また、この種の処理装置において、一般
に、未処理のウエハ等を収納する容器例えばキャリアの
搬入部と、処理済みのウエハ等を収納する容器例えばキ
ャリアの搬出部との間に複数の処理ユニットや搬送手段
の洗浄ユニット等をライン状に配列したシステムが採用
されている。 【0005】また、近年の半導体デバイスの微細高集積
化、量産化に伴ないウエハも8インチウエハから12イ
ンチウエハへと大口径化が進んでいる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウエハ
等の大口径化に伴ないウエハ等の大きさ及び重量が嵩む
ため、ウエハの搬入から搬出まで従来通り垂直状態のま
まで搬送すると、搬入及び搬出部と処理部との間でウエ
ハ等を受け渡しする際に、位置ずれが生じたりウエハ等
の移動によりパーティクルが発生し、製品歩留まりが低
下するという問題があった。 【0007】また、ウエハ等の大口径化に伴ない搬送手
段や各処理ユニット自体が大型となると共に、装置全体
が大型になり、スループットの低下を招くという問題も
あった。 【0008】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、装置全体を小型にしてスループットの向上を図れる
ようにすると共に、製品歩留まりの向上を図れるように
した基板搬送処理装置を提供することを目的とするもの
である。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下のように構成される。 【0010】この発明は、複数枚の被処理用の基板を水
平状態に収納し蓋体により開放及び閉塞可能な容器の搬
入部と、 上記容器の搬出部と、 上記蓋体の開放及び
閉塞を行う蓋開閉装置と、 上記蓋開閉装置へ上記容器
を搬送する容器搬送手段と、 上記容器内の複数枚の基
板を取り出す基板取出し手段と、 上記容器内に複数枚
の基板を収納する基板収納手段と、 上記複数枚の基板
を水平状態と垂直状態に変換する姿勢変換手段と、 上
記複数枚の基板を適宜処理する処理部と、 上記姿勢変
換手段と処理部との間で上記複数枚の基板を受け渡しす
ると共に、処理部内で基板を搬送する基板搬送手段と、
を具備し、 上記基板搬送手段に、垂直方向に回転可能
な回転アームに突設される一対の側部保持棒と、これら
側部保持棒の間に位置する下部保持棒とで構成されてい
る基板チャックを設けたことを特徴とする。 【0011】このように構成することにより、容器内に
水平状態で収納された複数枚の基板を垂直状態に変換し
て処理を施すことができ、また処理後の複数枚の基板を
水平状態に変換して容器内に収納することができる。 【0049】 【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態では半導
体ウエハの洗浄処理システムに適用した場合について説
明する。 【0050】◎第一参考実施形態 図1はこの発明の基板搬送処理装置を適用した洗浄処理
システムの第一参考実施形態を示す概略平面図、図2は
その概略側面図、図3はその概略斜視図である。 【0051】上記洗浄処理システムは、複数枚の被処理
用の基板である半導体ウエハW(以下にウエハという)
を水平状態に収納する容器例えばキャリア1を搬入、搬
出するための搬送部2と、ウエハWを薬液、洗浄液等の
液処理すると共に乾燥処理する処理部3と、搬送部2と
処理部3との間に位置して複数枚のウエハWの受渡し、
位置調整及び姿勢変換等を行うインターフェース部4と
で主に構成されている。 【0052】上記搬送部2は、洗浄処理システムの一側
端部に併設して設けられる搬入部5と搬出部6とで構成
されている。また、搬入部5及び搬出部6のキャリア1
の搬入口5a及び搬出口6bには、キャリア1を搬入部
5、搬出部6に出入れ自在のスライド式の載置テーブル
7が設けられている。また、搬入部5と搬出部6には、
それぞれキャリアリフタ8(容器搬送手段)が配設さ
れ、このキャリアリフタ8によって搬入部5間又は搬出
部6間でのキャリア1の搬送、搬入部5と後述するウエ
ハ取出しアームの取出し位置との間の搬送、あるいは、
搬出部6と後述するウエハ収納アームの収納位置との間
の搬送等を行うことができると共に、空のキャリア1を
搬送部2上方に設けられたキャリア待機部9への受け渡
し及びキャリア待機部9からの受け取りを行うことがで
きるように構成されている(図2及び図3参照)。この
場合、キャリア待機部9には、水平方向(X,Y方向)
及び垂直方向(Z方向)に移動可能なキャリア搬送ロボ
ット10(容器移動手段)が配設されており、このキャ
リア搬送ロボット10によって搬入部5から搬送された
空のキャリア1を整列すると共に、搬出部6へ搬出し得
るようになっている(図4参照)。また、キャリア待機
部9には、空キャリアだけでなく、ウエハWが収納され
た状態のキャリア1を待機させておくことも可能であ
る。 【0053】上記キャリア1は、図5及び図6に示すよ
うに、一側に開口部1aを有し内壁に複数枚例えば25
枚のウエハWを適宜間隔をおいて水平状態に保持する保
持溝(図示せず)を有する容器本体1bと、この容器本
体1bの開口部1aを開閉する蓋体1cとで構成されて
おり、蓋体1c内に組み込まれた係脱機構1dを後述す
る蓋開閉装置によって操作することにより、蓋体1cが
開閉されるように構成されている。 【0054】搬入部5のウエハ搬出口5b部及び搬出部
6のウエハ搬入口6a部には、図7及び図8に示すよう
に、キャリア1の蓋体1cの係脱機構1dに係合する係
合ピン11と蓋体保持板12を有する昇降及び揺動可能
な蓋開閉装置13が配設されており、この蓋開閉装置1
3によってキャリア1の蓋体1cが開放あるいは閉塞さ
れるようになっている。したがって、搬入部5に搬送さ
れた未処理のウエハWを収納するキャリア1の蓋体1c
を蓋開閉装置13によって取り外してキャリア1内のウ
エハWを搬出可能にし、全てのウエハWが搬出された
後、再び蓋開閉装置13によって蓋体1cを閉塞するこ
とができる。また、キャリア待機部9から搬出部6に搬
送された空のキャリア1の蓋体1cを蓋開閉装置13に
よって取り外してキャリア1内へのウエハWを搬入可能
にし、全てのウエハWが搬入された後、再び蓋開閉装置
13によって蓋体1cを閉塞することができる。 【0055】上記インターフェース部4は、区画壁4c
によって搬入部5に隣接する第1の室4aと、搬出部6
に隣接する第2の室4bとに区画されている。そして、
第1の室4a内には、搬入部5のキャリア1から複数枚
のウエハWを取り出して搬送する水平方向(X,Y方
向),垂直方向(Z方向)及び回転(θ方向)可能なウ
エハ取出しアーム14(基板取出し手段)と、複数枚の
ウエハWに設けられたノッチWaを検出するノッチアラ
イナー20(位置検出手段)と、ウエハ取出しアーム1
4によって取り出された複数枚のウエハWの間隔を調整
する間隔調整機構30を具備すると共に、水平状態のウ
エハWを垂直状態に変換する第1の姿勢変換装置40
(姿勢変換手段)が配設されている。 【0056】また、第2の室4b内には、処理済みの複
数枚のウエハWを処理部3から垂直状態のまま受け取っ
て搬送するウエハ受渡しアーム15(基板受渡し手段)
と、ウエハ受渡しアーム15から受け取ったウエハWを
垂直状態から水平状態に変換する第2の姿勢変換装置4
0A(姿勢変換手段)と、この第2の姿勢変換装置40
Aによって水平状態に変換された複数枚のウエハWを受
け取って搬出部6に搬送された空のキャリア1内に収納
する水平方向(X,Y方向),垂直方向(Z方向)及び
回転(θ方向)可能なウエハ収納アーム16(基板収納
手段)が配設されている。なお、第2の室4bは外部か
ら密閉されており、図示しない不活性ガス例えば窒素
(N2)ガスの供給源から供給されるN2ガスによって室
内が置換されるように構成されている。 【0057】上記ノッチアライナー20は、図9及び図
10に示すように、ウエハ取出しアーム14によって搬
送された各ウエハWの下面周縁を支持する複数段の支持
プレート21と、支持プレート21の間隔を変換する変
換機構22と、支持プレート21によって支持されるウ
エハWの下方側に移動してウエハWを載置すると共に回
転するノッチアーム23と、ウエハWの縁部の上下位置
に配設されてウエハWに設けられたノッチWaを検出す
るフォトセンサ24とで主に構成されている。なお、変
換機構22の昇降動作、ノッチアーム23のウエハW下
面側への進入・後退移動、ノッチアーム23の昇降・回
転動作は、例えばモータ25〜28からの動力を図示し
ないボールねじ機構や伝達機構等を介して行うことがで
きる。 【0058】このように構成されるノッチアライナー2
0によってウエハWの間隔を調整するには、ウエハ取出
しアーム14によって搬送されて支持プレート21上に
載置されたウエハWの間隔を変換機構22によって広げ
た状態にしてウエハWの下面側にノッチアーム23を挿
入し、そして、ノッチアーム23を上昇させてノッチア
ーム23上にウエハWを載置した状態でノッチアーム2
3を回転してフォトセンサ24にてノッチWaを検出す
る。このようにして各ウエハWのノッチWaの位置検出
を行い、ノッチWaの位置検出により位置決めが行われ
る。なお、位置決めが行われた後、ノッチアーム23は
下降した後、ウエハWの下面側から外部に後退され、そ
の後、変換機構22によってウエハWの間隔が搬入され
る状態の間隔に狭められた後、ウエハWは再びウエハ取
出しアーム14によって受け取られて姿勢変換装置40
に搬送される。したがって、複数枚のウエハWのノッチ
Waを揃えて位置決めした状態で第1の姿勢変換装置4
0に搬送することができる。 【0059】上記第1及び第2の姿勢変換装置40,4
0A(ここでは第1の姿勢変換装置40を代表して示
す)は、図11ないし図13に示すように、ウエハWの
間隔を調整する間隔調整機構30と、ウエハWの水平方
向の向きを調整する水平調整機構41と、ウエハWの水
平状態の姿勢を垂直状態の姿勢に変換する姿勢変換機構
45とを具備してなる。 【0060】この場合、間隔調整機構30は、ウエハW
を保持すべく互いに進退移動可能に対向する複数組の保
持部材31と、これら保持部材31を摺動可能に支持す
るガイドバー32と、アーム33を介して保持部材31
及びガイドバー32を進退移動するボールねじ機構34
と、保持部材31から突設されるピン35を摺動自在に
貫挿するガイド用長孔36を有するガイド部材37と、
ピン35を回転自在に支承して間隔調整用モータ38に
よって垂直方向に回転するリンク39とで構成されてい
る。このように間隔調整機構30を構成することによ
り、間隔調整用モータ38を駆動して,例えば図12の
実線で示す状態からリンク39を反時計方向に回転する
と、保持部材31が二点鎖線で示す互いに近接する方向
に移動してウエハW間の間隔をPからpに変換すること
ができ(P>p)、ウエハWの間隔を以後の処理工程に
おける最適状態にすることができる。 【0061】上記姿勢変換機構45は、上記間隔調整機
構30を搭載する支持基盤46の端部に装着される回転
軸47と、この回転軸47を回転する姿勢変換用モータ
48とで構成されており、姿勢変換用モータ48を駆動
して回転軸47を90度回転することにより、水平状態
のウエハWを垂直状態に変換することができる。なお、
第2の姿勢変換装置40Aにおいては、回転軸47を上
記と逆方向に回転することにより、垂直状態のウエハW
を水平状態に変換することができる。 【0062】上記水平調整機構41は、ウエハWを適正
な垂直状態に変換するためのもので、上記間隔調整機構
30を搭載する支持基盤46を回転可能に載置する載置
部42aを有する載置軸42bと、この載置軸42bに
ベアリング42cを介して回転自在に装着されると共
に、上記姿勢変換用モータ48をブラケット42dを介
して装着する回転テーブル42eと、回転テーブル42
eを回転可能に支持する固定基盤43の下方に装着され
て回転テーブル42eを水平方向に回転する水平調整用
モータ44とで構成されている。このように水平調整機
構41を構成することにより、上記ノッチアライナー2
0によって位置決めされたウエハWをウエハ取出しアー
ム14から姿勢変換装置40に受け渡されたウエハWを
水平調整用モータ44の駆動によって水平方向に回転さ
せて水平調整を行うことができ、以後の垂直変換に備え
ることができる。 【0063】一方、上記処理部3には、ウエハWに付着
するパーティクルや有機物汚染を除去する第1の処理ユ
ニット51と、ウエハWに付着する金属汚染を除去する
第2の処理ユニット52と、ウエハWに付着する化学酸
化膜を除去すると共に乾燥処理する洗浄・乾燥処理ユニ
ット53及びチャック洗浄ユニット54が直線状に配列
されており、これら各ユニット51〜54と対向する位
置に設けられた搬送路55に、X,Y方向(水平方
向)、Z方向(垂直方向)及び回転(θ)可能なウエハ
搬送アーム56(基板搬送手段)が配設されている。 【0064】この場合、ウエハ搬送アーム56は、図1
4に示すように、搬送路55に設けられたガイドレール
(図示せず)に沿って移動する昇降可能な移動台57
と、この移動台57上に回転及び水平移動可能に装着さ
れる駆動台58と、この駆動台59から突設される互い
に進退移動可能な一対のウエハ保持チャック59とで構
成されている。 【0065】上記第1及び第2の処理ユニット51,5
2は、第15図及び第16図に示すように、ウエハWを
収容する処理槽60と、この処理槽60の上端開口部に
連接し、処理槽60からオーバーフローした薬液例えば
APM溶液(アンモニア,過酸化水素水及び純水の混合
溶液)やHPM溶液(塩酸,過酸化水素水及び純水の混
合溶液)等や洗浄液例えば純水を受け止める外槽61
と、処理槽60内において所定枚数例えば50枚のウエ
ハWを適宜間隔をおいて配列した状態で保持すると共に
処理槽60に対してウエハWを搬入、搬出する移動手段
例えばウエハボート70及び処理槽60の底部に配設さ
れてウエハWに薬液又は純水を供給する薬液及び純水供
給手段例えばジェットノズル80を具備してなる。 【0066】上記処理槽60及び外槽61は、耐食性及
び耐薬品性に富む材質例えば石英やポリプロピレン
(P.P)にて形成されている。また、処理槽60の底
部には排液口62が設けられ、この排液口62にドレン
弁63を介してドレン管64が接続されている。また、
外槽61の底部には排液口65が設けられており、この
排液口65と上記ジェットノズル80とに循環管路81
が接続されている。この循環管路81には排液口65側
から順に、ポンプ82,ダンパ83及びフィルタ84が
介設されている。また、排液口65とポンプ82との間
には切換弁85を介してドレン管86が接続され、切換
弁85とポンプ82の間には切換弁87が介設されてお
り、切換弁87には薬液供給管88が接続されている。
また、フィルタ84とジェットノズル80との間には、
切換弁89が介設されており、この切換弁89に純水供
給管90が接続されている。そして、純水供給管90に
図示しない純水供給源が接続され、薬液供給管88には
図示しない薬液供給源が接続されている。また、フィル
タ84と切換弁89の間にはドレン弁91を介してドレ
ン管92が接続されている。 【0067】上記のように、ジェットノズル80と外槽
61の排液口62との間に循環配管系を設けることによ
り、図示しない薬液供給源から処理槽60内に供給され
る薬液を処理槽60からオーバーフローさせ、循環管路
81を循環させてジェットノズル80から再度ウエハW
に供給させながらウエハWの表面に付着するパーティク
ルや金属イオン等を除去することができる。また、薬液
を排出した後、切換弁89を切り換えて純水供給源から
供給される純水をジェットノズル80に供給することに
より、ジェットノズル80に残留する薬液を除去するこ
とができ、ジェットノズル80から純水をウエハWに噴
射してウエハWに付着する薬液を除去することができ
る。なおこの場合、処理槽60からオーバーフローした
純水はドレン管86を介して排出される。ここでは、ジ
ェットノズル80から純水を供給して薬液を除去してい
るが、この薬液除去工程において、純水はジェットノズ
ル80から供給するのではなく、例えば処理槽60の底
部側あるいは上方側等のような別の箇所に純水供給部を
設けて、そこから純水を供給するようにしてもよい。 【0068】なお、上記処理槽60及び外槽61の上方
には図示しない純水タンクが配設されており、この純水
タンク内の純水が外槽61を介して処理槽60内に急速
供給されるようになっている。このように、処理槽60
内に収容されるウエハWを薬液処理すると共に、洗浄処
理することができるので、洗浄処理の効率の向上が図れ
ると共に、処理ユニットを小型にすることができる。 【0069】上記ウエハボート70は、図15に示すよ
うに、処理槽60の外側に配設される昇降機構71に連
結される取付部材72にボルト73をもって固定される
逆T字状の支持部材74と、この支持部材74にて水平
に支持される一対の保持部材75とで構成されており、
昇降機構71の駆動によって処理槽60内を昇降し得る
ように構成されている。なおこの場合、保持部材75に
はそれぞれ長手方向に適宜間隔をおいて複数個例えば5
0個の保持溝75aが設けられている。これら支持部材
74及び保持部材75は、耐食性、耐熱性及び耐強度性
に優れた材質、例えばポリエーテルエーテルケトン(P
EEK)製あるいは石英製部材にて形成されている。 【0070】上記実施形態では、ウエハボート70が逆
T字状の支持部材74と、この支持部材74に水平に支
持される一対の保持部材75とで構成される場合につい
て説明したが、別のウエハボートとして図17ないし図
22に示すような構造のウエハボート70Aを使用する
ことができる。 【0071】上記ウエハボート70Aは、上記昇降機構
71の取付部材72に取り付けられる支持基部材76a
と、この支持基部材76aの下面に垂設される一対の支
持棒76bと、各支持棒76bの下端側部から水平に突
出される一対の側部保持部材77と、支持棒76bの下
端部間に連結される連結部材76cから両側部保持部材
77との間にかつ側部保持部材77と平行に突出される
下部保持部材78とで主に構成されている。 【0072】この場合、側部保持部材77は、図19及
び図20に示すように、剛性を有する心材例えばステン
レス鋼製パイプ77aと、このステンレスパイプ77a
の表面に被覆され、異なる種類の洗浄液例えば薬液と純
水に対して耐液性を有する合成樹脂製部材例えばポリエ
ーテル・エーテル・ケトン(PEEK)からなる被覆部
材77bとで形成されている。この被覆部材77bは、
外側が上方に向かって起立するウエハ保持部77cを有
し、下部には下方に向かって狭小となるテーパ面を有す
る液切り突起77dを有する。そして、ウエハ保持部7
7cには、図22(a)に示すように、断面略V字状の
保持溝77eが適宜間隔をおいて設けられている。一
方、下部保持部材78は例えばPEEK等の合成樹脂製
部材にて形成されており、その上部には、図22(b)
に示すように、拡開テーパ面78aと狭小テーパ面78
bとからなる断面略Y字状の傾斜防止用溝78cが適宜
間隔をおいて設けられている。 【0073】なお、上記支持棒76bも、側部保持部材
77と同様に、心材例えばステンレスパイプ76dと、
PEEK製被覆部材76eとで形成されている。この場
合、支持棒76bのステンレスパイプ76dと側部保持
部材77のステンレスパイプ77aは、図20(b)に
示すように、ステンレス鋼製ボルト79によって連結固
定され、その表面を被覆する被覆部材76e,77b同
士がアップセット溶接(バット溶接ともいう)によって
溶融接合されている。なお、支持基部材76aも同様に
ステンレス鋼製心材76fとこの心材76fを被覆する
PEEK製被覆部材76gとで形成されており、心材7
6fを貫通して支持棒76bのステンレスパイプ76d
にねじ結合するステンレス鋼製ボルト79にて心材76
fとステンレスパイプ76dが連結されている。そし
て、被覆部材76e,76g同士がアップセット溶接
(バット溶接)にて接合されている(図20(a)参
照)。 【0074】上記のように、ウエハボート70Aをステ
ンレス鋼製心材77a,76d,76fとPEEK製被
覆部材77b,76e,76gとで形成することによ
り、強度をもたせることができると共に、容積を可及的
に少なくすることができる。 【0075】なお、上記洗浄・乾燥処理ユニット53で
は、フッ化水素酸によってウエハWに生成される化学酸
化膜が除去された後、乾燥蒸気例えばイソピルアルコー
ル(IPA)ガスの接触によって乾燥される。また、チ
ャック洗浄ユニット54では、ウエハ搬送アーム56の
チャック59に純水を供給して洗浄すると共に、例えば
N2ガスや空気等の乾燥気体を供給して乾燥処理される
ようになっている。 【0076】次に、上記洗浄処理ユニットのウエハWの
搬送及び処理工程について図23を参照して説明する。
なお、図23において、白抜きの矢印はキャリア1の流
れを示し、黒塗りの矢印はウエハWの流れを示す。 【0077】まず、オペレータあるいは搬送ロボットに
よって未処理の複数枚のウエハWを収納したキャリア1
を搬入部5のキャリア搬入口5aの手前の載置テーブル
7上に載置すると、載置テーブル7が移動してキャリア
1が搬入部5内に搬入される。搬入部5内に搬入された
キャリア1は蓋開閉装置13によって蓋体1cが開放さ
れた状態でインターフェース部4に向かって待機する。
すると、インターフェース部4内に配設されたウエハ取
出しアーム14がキャリア1内に進入してキャリア1内
の複数枚のウエハWを取り出し、取出したウエハWをノ
ッチアライナー20に受け渡す。なお、ウエハWが取り
出された空のキャリア1はキャリアリフタ8によって搬
送部上方のキャリア待機部9に搬送される。また、搬入
部5に搬送されるキャリア1はキャリアリフタ8によっ
てキャリア搬入口5a部に搬送され、次の搬入に備え
る。 【0078】ノッチアライナー20に搬送された複数枚
のウエハWは、ノッチアライナー20によって各ウエハ
WのノッチWaの位置が揃えられて位置決めが行われ
る。位置決めされたウエハWは再びウエハ取出しアーム
14に受け取られた後、第1の姿勢変換装置40に搬送
される。 【0079】第1の姿勢変換装置40に搬送された複数
枚のウエハWは、第1の姿勢変換装置40に設けられた
間隔調整機構30によって所定の間隔に調整された後、
水平調整機構41によって水平調整され、その後、姿勢
変換機構45によって水平状態から垂直状態に姿勢変換
される。 【0080】ウエハWが垂直状態に変換されると、姿勢
変換されたウエハWの下側にウエハ搬送アーム56が進
入してウエハWを受け取り、受け取ったウエハWをまず
第1の処理ユニット51のウエハボート70又は70A
に受け渡して、ウエハボート70,70Aの下降によっ
て処理槽60内に収容する。処理槽60内に収容された
ウエハWは、薬液例えばAPM溶液(アンモニア,過酸
化水素水及び純水の混合溶液)によってパーティクルや
有機物汚染が除去された後、洗浄液例えば純水によって
洗浄される。このようにして一次洗浄されたウエハWは
再びウエハ搬送アーム56に受け取られて第2の処理ユ
ニット52のウエハボート70に受け渡されて薬液例え
ばHPM溶液(塩酸,過酸化水素水及び純水の混合溶
液)によって金属汚染が除去された後、純水によって洗
浄される。このようにして洗浄処理されたウエハWは再
びウエハ搬送アーム56に受け取られて洗浄・乾燥処理
ユニット53に搬送され、洗浄・乾燥処理ユニット53
内においてフッ化水素酸によって化学酸化膜が除去され
た後、乾燥蒸気例えばイソピルアルコール(IPA)ガ
スが接触されて乾燥される。 【0081】乾燥処理されたウエハWは第2の室4b内
のウエハ受渡しアーム15によって受け取られた後、第
2の姿勢変換装置40Aに受け渡され、垂直状態から水
平状態に姿勢変換される。水平状態に姿勢変換された複
数枚のウエハWはウエハ収納アーム16に受け取られて
搬出部6で待機する空のキャリア1内に収納される。こ
の際、空のキャリア1はキャリアリフタ8によってキャ
リア待機部9から搬出部6に搬送され、蓋開閉装置13
によって蓋体1cが開放された状態で搬出部6に待機
し、キャリア1内にウエハWが収納された後、蓋体1c
が閉塞されて、搬出部6から搬出される。 【0082】なお、処理部3において、洗浄処理後のウ
エハWを洗浄・乾燥処理ユニット53に搬送したウエハ
搬送アーム56には薬液や洗浄液等が付着しているの
で、次の未処理のウエハWを受け取る前に、チャック洗
浄ユニット54に移動して、ウエハ搬送アーム56のチ
ャック59部を洗浄すると共に乾燥して、次のウエハW
の搬送に供される。 【0083】なお、図示しないが、上記搬送部2と処理
部3とインターフェース部4上に、例えばHEPAフィ
ルタ,ULPAフィルタ等のファンフィルタユニットを
設けることにより、より清浄度の高い装置が提供でき
る。 【0084】◎第二参考実施形態 上記第一参考実施形態では、ウエハボート70,70A
が、各処理ユニット51〜54の処理槽60に対して各
々設けられる場合について説明したが、必ずしもこのよ
うな構造である必要はなく、複数例えば2つの処理槽6
0に対して1つのウエハボート70Bを用いるようにし
てもよい(図24参照)。すなわち、図24に示すよう
に、昇降機構71を隣接する処理槽60,60に沿って
配設される例えば互いに平行なガイドレール70aと、
ボールねじ軸70bとを具備する案内移動手段70cに
て水平方向(X方向)に移動可能に形成して、2つの処
理槽に対してウエハWを搬入・搬出するようにしてもよ
い。 【0085】上記のように構成することにより、例えば
薬液処理した後のウエハWをウエハ搬送アーム56で受
け取らずに上記ウエハボート70Bにて隣接する処理槽
60内にウエハWを収容して純水による洗浄処理を行う
ことができる。したがって、薬液処理が終了した直後の
ウエハWをウエハ搬送アーム56で受け取る場合ではウ
エハ搬送アーム56に薬液が付着する問題があったが、
このように構成することにより、かかる問題を解決する
ことができる。なお、第二参考実施形態において、その
他の部分は上記第一参考実施形態と同じであるので、同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。 【0086】◎第一実施形態 上記実施形態では、上記インターフェース部4と処理部
3との間でウエハWの受渡しを行い、処理部3内でウエ
ハ搬送アーム56が水平(X,Y)方向、垂直(Z)方
向及び回転(θ)移動してウエハWを各処理ユニット5
1〜53に受渡しする場合について説明したが、ウエハ
搬送アーム56の動作を水平(X,Y)方向のみにして
ウエハ搬送アームの機構の簡略化及び装置の小型化を図
れるようにすることもできる。 【0087】すなわち、図25に示すように、ウエハ搬
送アーム56Aを水平(X,Y)方向に移動可能に形成
し、このウエハ搬送アーム56Aの搬送路55Aを処理
部3からインターフェース部4に渡って延在して設け、
インターフェース部4内に配設される第1の姿勢変換装
置40及び第2の姿勢変換装置40Aを搬送路55Aに
対向して配設する。そして、第1及び第2の姿勢変換装
置40,40Aと搬送路55Aとの間に、それぞれ基板
受渡し手段例えばスライダ110を配設して、第1及び
第2の姿勢変換装置40(40A)とウエハ搬送アーム
56Aとの間でウエハWの受渡しを行うように構成す
る。この場合、スライダ110は、図26に示すよう
に、複数例えば50枚のウエハWを支持し得る複数の支
持溝111を有する一対の支持部材112と、これら支
持部材112を水平(Y)方向に移動する水平移動部1
13と、支持部材112及び水平移動部113を水平方
向に回転(θ)する回転部114及び支持部材112、
水平移動部113及び回転部114を垂直(Z)方向に
移動する垂直移動部115を具備する。 【0088】また、ウエハ搬送アーム56Aは、図27
に示すように、搬送路55Aに沿設されたガイドレール
56aに沿って水平移動(X方向移動)可能な可動体5
6bと、この可動体56bの上部に水平移動(Y方向移
動)可能に取り付けられる水平移動体56cと、水平移
動体56cの上部に載置される駆動部56dからY方向
に突設されるウエハチャック56eとで主に構成されて
いる。この場合、ウエハチャック56eは、駆動部56
dに内蔵される図示しないモータによって垂直方向に回
転可能な回転アーム56fに突設される一対の側部保持
棒56gと、これら側部保持棒56gの間に位置する下
部保持棒56hとで構成されている。 【0089】上記のように構成することにより、搬入部
5から搬入され、第1の姿勢変換装置40によって垂直
状態に姿勢変換されたウエハWをスライダ110によっ
て受け取ることができ、受け取ったウエハWをウエハ搬
送アーム56Aに受け渡すことができる。ウエハWを受
け取ったウエハ搬送アーム56Aは、水平(X,Y)方
向に移動して処理部3内の各処理ユニット51〜53と
の間でウエハWを受渡して処理済みのウエハWを第2の
姿勢変換装置40Aのスライダ110に受け渡す。そし
て、スライダ110によってウエハWを第2の姿勢変換
装置40Aに受け渡し、第2の姿勢変換装置40Aによ
ってウエハWを垂直状態から水平状態に姿勢変換した
後、ウエハ収納アーム16によって搬出部6のキャリア
1内に収納することができる。 【0090】なお、第一実施形態においては、上記ウエ
ハ受渡しアーム15の代わりにスライダ110が設けら
れており、また、搬入部5のウエハ搬出口5bとウエハ
取出しアーム14及び第1の姿勢変換装置40とは直線
状に配設されており、また、第1及び第2の姿勢変換装
置40(40A)と搬送路55Aとの間に配設される両
スライダ110は互いに平行に配設されて、全体的にウ
エハWの移動を直線的に行えるようにしてある。したが
って、このように構成することにより、装置の小型化が
図れると共に、ウエハWの搬送を円滑に行うことがで
き、スループットの向上を図ることができる。なお、
一実施形態において、その他の部分は上記第一参考実施
形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付し
て、説明は省略する。 【0091】◎第二実施形態 図28はこの発明の基板搬送処理装置を適用した洗浄処
理システムの第二実施形態の概略平面図、図29は第二
実施形態におけるキャリア待機部の概略平面図、図30
第二実施形態におけるキャリアのストック形態を示す
概略斜視図である。 【0092】第二実施形態は、上記第一実施形態と同様
に水平(X,Y)及び垂直(Z)方向に移動可能なウエ
ハ搬送アーム56Aとスライダ110とを設けてウエハ
Wの搬送を直線的に行うように構成する他、キャリアの
ストック形態及びウエハの搬送形態を代えた場合であ
る。 【0093】すなわち、図28に示すように、上記搬送
路55Aと対向する位置に、それぞれスライダ110を
介して第1の姿勢変換装置40と第2の姿勢変換装置4
0Aを互いに平行に配設し、また、第1及び第2の姿勢
変換装置40,40Aの背部側に、それぞれウエハ取出
しアーム14とウエハ収納アーム16を互いに平行に配
設し、更に、ウエハ取出しアーム14及びウエハ収納ア
ーム16と対向する位置に第2の容器搬送手段である搬
入用キャリアリフタ131及び搬出用キャリアリフタ1
32を配設して、上記キャリア待機部9に待機されたキ
ャリア1との間でウエハWの受渡しを行うようにした場
合である。 【0094】この場合、搬入部5及び搬出部6とキャリ
ア待機部9との間でキャリア1を搬送するキャリアリフ
タ8A(容器搬送手段)は、図31に示すように、ボー
ルねじ軸8a及びブレーキ付きパルスモータ8b等から
なるボールねじ機構8cと、このボールねじ機構8cに
よって支柱8dに沿って昇降可能な昇降台8eと、昇降
台8e上に水平回転可能に載置される回転テーブル8f
とで主に構成されている。このように構成されるキャリ
アリフタ8Aは搬入部5の載置テーブル7上に載置され
たキャリア1を受け取ってキャリア待機部9に搬送する
ことができる。また、キャリア待機部9から受け取った
キャリア1を搬出部6の載置テーブル7上に搬送するこ
とができる。なお、キャリアリフタ8Aの回転テーブル
8f上にはキャリア1の有無を検出するキャリアセンサ
8gが取り付けられている。また、載置テーブル7の外
側にはカバー8hが取り付けられており、このカバー8
hにキャリア検出センサ8iが取り付けられている。 【0095】上記キャリア待機部9内に配設されるキャ
リア搬送ロボット10Aは、図29及び図32に示すよ
うに、キャリア待機部9の両側のX方向に配設される一
対のスライドレール121と、これらスライドレール1
21に架設されてX方向に移動自在な可動部材122
と、この可動部材122に沿ってY方向に移動自在に装
着される垂直駆動部123と、垂直駆動部123に取り
付けられたシリンダ(図示せず)によって垂直(Z)方
向に移動自在な昇降台124と、昇降台124の下面に
接離移動可能かつ水平回転可能に取り付けられる一対の
保持爪125からなるキャリアホールド126とで主に
構成されている。なお、X方向及びY方向の移動はボー
ルねじ機構127,128にて行われている。また、こ
れらボールねじ機構127,128及びウエハホールド
126の回転は、図示しない電源に接続する屈曲可能な
ケーブルダクト129内に配線されるケーブル(図示せ
ず)からの電気によって駆動されるように構成されてい
る。 【0096】一方、上記搬入用及び搬出用キャリアリフ
タ131,132は、図33に示すように、図示しない
垂直シリンダによって支柱133に沿って昇降可能な昇
降台134と、昇降台134上に水平移動(Y方向移
動)可能に載置されるスライドステージ135とで主に
構成されている。また、スライドステージ135の上面
にはキャリア位置決めピン136とキャリア支持ピン1
37が突設されている。なお、搬入用及び搬出用キャリ
アリフタ131,132とキャリア待機部9との間には
キャリア1の蓋体1cを開閉する蓋開閉装置13Aとウ
エハカウンタ140が配設されている。 【0097】上記蓋開閉装置13Aは、上記第一参考実
施形態で説明した蓋開閉装置13と同様の構造であるの
で、ここでは説明は省略する(図7及び図8参照)。ま
た、ウエハカウンタ140は、図34に示すように、垂
直駆動部141に内蔵された図示しないボールねじ機構
によって垂直移動可能な水平シリンダ142と、水平シ
リンダ142によって水平移動可能な垂下ロッド143
の下端部に水平に取り付けられる二又状のアーム144
と、二又アーム144の先端部に取り付けられる発光部
と受光部とからなるファイバーセンサ145とで構成さ
れている。このように構成されるウエハカウンタ140
は、二又アーム144がキャリア1の開口部に近接する
と共に、キャリア1の開口部に沿って垂直方向にスキャ
ンすることによってキャリア1内に収納されているウエ
ハWの枚数を計測することができるように構成されてい
る。 【0098】上記のように構成される搬入用キャリアリ
フタ131は、ウエハWの投入時には、キャリア待機部
9内にストックされたウエハWを収納するキャリア1を
受け取って下方のウエハ取出しアーム14と対向する位
置に降ろし、ウエハ取出しアーム14によってキャリア
1内のウエハWを取り出した空のキャリア1をキャリア
待機部9に上昇させて、キャリア待機部9内に搬送する
ことができる。また、搬出用キャリアリフタ132は、
ウエハWの搬出時に、キャリア待機部9内の空のキャリ
ア1を受け取ってウエハ収納アーム16の対向する位置
に降ろし、ウエハ収納アーム16によってキャリア1内
にウエハWを収納した後、キャリア1をキャリア待機部
9に上昇させて、キャリア待機部9内に搬送することが
できる。 【0099】なお、第二実施形態において、その他の部
分は上記第一参考実施形態及び第一実施形態と同じであ
るので、同一部分には同一符号を付して、その説明は省
略する。 【0100】次に、上記のように構成される第二実施形
の洗浄処理システムの動作態様について説明する。ま
ず、搬入部5に搬入されたキャリア1はキャリアリフタ
8Aによってキャリア待機部9内に搬送されてストック
される。キャリア待機部9内にストックされたキャリア
1は、キャリア搬送ロボット10Aによって搬入用及び
搬出用キャリアリフタ131,132に搬送され、ウエ
ハ投入時には、上述したように、搬入用キャリアリフタ
131によりキャリア待機部9からウエハ取出しアーム
14と対向する位置に下降される。下降されたキャリア
1内からウエハ取出しアーム14にて取り出されたウエ
ハWは、ノッチアライナー20によって位置決めされた
後、第1の姿勢変換装置40によって水平状態から垂直
状態に姿勢変換される。垂直状態に姿勢変換されたウエ
ハWは、スライダ110に受け取られてウエハ搬送アー
ム56Aに受け渡される。そして、ウエハ搬送アーム5
6Aによって各処理ユニット51〜53に搬送され、処
理後再びウエハ搬送アーム56Aによって処理部3から
インターフェース部4まで搬送されたウエハWは、スラ
イダ110によって受け取られて第2の姿勢変換装置4
0Aに受け渡される。第2の姿勢変換装置40Aによっ
て垂直状態から水平状態に姿勢変換されたウエハWは、
ウエハ収納アーム16によって搬出用キャリアリフタ1
32によってキャリア待機部9から降ろされた空のキャ
リア1内に収納される。キャリア1内にウエハWが収納
されると、搬出用キャリアリフタ132が上昇して、キ
ャリア1をキャリア待機部9内に搬送する。キャリア待
機部9に搬送されたキャリア1はキャリア搬送ロボット
10Aによって搬出部6のキャリアリフタ8の位置まで
搬送され、キャリアリフタ8によって受け取られた後、
搬出部6まで搬送される。 【0101】◎第三実施形態 図35はこの発明の基板搬送処理装置を適用した洗浄処
理システムの第三実施形態を示す概略側面図、図36は
図35のA−A線に沿う概略断面図、図37は図35の
B−B線に沿う概略断面図である。 【0102】第三実施形態は、処理部3内におけるウエ
ハWの搬送時間の短縮を図れるようにした場合である。
この場合、図35及び図36に示すように、処理部3を
挟んでインターフェース部4と反対側に第2のインター
フェース部4Aが設けられ、また、これらインターフェ
ース部4,4Aを処理部3の上部に設けたウエハ移送路
150によって連通する。ウエハ移送路150内には、
インターフェース部4内に配設されるウエハリフタ15
1から受け取ったウエハWをインターフェース部4Aに
移送するウエハ移送用ライナ152(基板移送手段)が
配設されている。 【0103】また、インターフェース部4A内には上記
ウエハ移送用ライナ152から受け取ったウエハWを下
降するウエハリフタ153と、このウエハリフタ153
からウエハWを受け取ると共に、処理部3内にウエハW
を搬送する第1のウエハ搬送アーム56B(第1の基板
搬送手段)が配設されている。一方、上記インターフェ
ース部4及び搬送路55には、処理部3で処理されたウ
エハWを受け取ると共に、受け取ったウエハWを姿勢変
換装置40Aに受け渡す第2のウエハ搬送アーム56C
が配設されている。なお、処理部3の天井部と、ウエハ
移送路150の天井部には、例えばHEPAフィルタ,
ULPAフィルタ等のファンフィルタユニット160が
配設されている。なお、図36では、第1の姿勢変換装
置40及びノッチアライナー20の図示を省略したが、
上記第一実施形態と同様に設けられている。また、第1
の姿勢変換装置と第2の姿勢変換装置は、処理前と処理
後のウエハWの接触部を変えることによって1つにする
ことも可能である。なお、第五実施形態において、その
他の部分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部
分には同一符号を付して、その説明は省略する。 【0104】次に、上記のように構成される第五実施形
態の洗浄処理システムの動作態様について説明する。ま
ず、搬入部5に搬入されたキャリア1から取り出された
ウエハWは、上述と同様に、位置決めされた後、水平状
態から垂直状態に姿勢変換される。姿勢変換されたウエ
ハWは、ウエハリフタ151によってウエハ移送路15
0に搬送され、ウエハ移送用ライナ152によって受け
取られてインターフェース部4Aに移送される。インタ
ーフェース部4Aに移送されたウエハWは、ウエハリフ
タ153によってインターフェース部4A内に下降さ
れ、第1のウエハ搬送アーム56Bによって受け取られ
た後、各処理ユニット51〜53に搬送される。処理部
3によって処理されたウエハWは第2のウエハ搬送アー
ム56Cによって受け取られた後、姿勢変換装置40A
によって垂直状態から水平状態に姿勢変換される。そし
て、図示しないウエハ収納アームによって搬出部6のキ
ャリア1内に収納される。 【0105】上記のように、第1のウエハ搬送アーム5
6Bによって未処理のウエハWを処理部3内の各処理ユ
ニット51〜53に搬送し、処理済みのウエハWを第2
のウエハ搬送アーム56Cによって搬送することによ
り、1つのウエハ搬送アームによってウエハWの搬送を
行う場合と比較して、処理ユニットの数が多くなった場
合にもウエハWの搬送を連続的に行うことができるの
で、スループットの向上を図ることができる。 【0106】◎第四実施形態 図38はこの発明の基板搬送処理装置を適用した洗浄処
理システムの第四実施形態を示す概略側面図、図39は
図38のC−C線に沿う概略断面図、図40は図38の
D−D線に沿う概略断面図である。 【0107】第四実施形態は、上記第三実施形態と同様
に、処理部3内におけるウエハWの搬送時間の短縮を図
れるようにした場合である。この場合、図38及び図3
9に示すように、処理部3を挟んでインターフェース部
4Bと4Cが設けられている。また、インターフェース
部4Bと4Cは処理部3の上方に設けられたキャリア移
送路170にて連通されている。キャリア移送路170
内には、搬入部5に配設されるキャリアリフタ171か
ら受け取ったキャリア1をインターフェース部4Cに移
送するキャリア移送用ライナ172(容器移送手段)が
配設されている。 【0108】また、インターフェース部4C内には上記
キャリア移送用ライナ172から受け取ったキャリア1
を下降するキャリアリフタ173と、このキャリアリフ
タ173によって下降されたキャリア1からウエハを取
り出すウエハ取出しアーム14と、ウエハWの位置決め
を行うノッチアライナー20と、ウエハWの姿勢を水平
状態から垂直状態に変換する第1の姿勢変換装置40
と、この第1の姿勢変換装置40からウエハWを受け取
ると共に、受け取ったウエハWを処理部3の各処理ユニ
ット51〜53に搬送する第1のウエハ搬送アーム56
Bが配設されている。また、インターフェース部4B
は、搬入部5及び搬出部6に隣接して設けられ、このイ
ンターフェース部4B内には、搬出部6のキャリア1内
にウエハWを収納するウエハ収納アーム16と、ウエハ
Wの姿勢を垂直状態から水平状態に姿勢変換する第2の
姿勢変換装置40Aと、処理部3で処理されたウエハW
を受け取ると共に、受け取ったウエハWを第2の姿勢変
換装置40Aに受け渡す第2のウエハ搬送アーム56C
が配設されている。 【0109】なお、キャリア移送路170の一側部にキ
ャリア待機部9Aが設けられており、このキャリア待機
部9AにウエハWを収納するキャリア1あるいは空のキ
ャリア1をストックさせることができるようになってい
る。なお、キャリア待機部9Aをキャリア移送路170
と隣接する位置に設けずに上記第一実施例と同様にイン
ターフェース部4B上に設けるようにしてもよい。ま
た、処理部3の天井部とキャリア移送路170の天井部
には例えばHEPAフィルタ,ULPAフィルタ等のフ
ァンフィルタユニット160が配設されている。なお、
第六実施形態において、その他の部分は上記第一実施形
態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、
その説明は省略する。 【0110】次に、第四実施形態の動作態様について説
明する。まず、搬入部1に搬入されたキャリア1をキャ
リアリフタ171によってキャリア移送路170に搬送
し、キャリア移送用ライナ172によってキャリア1を
インターフェース部4Cに移送する。インターフェース
部4C上に移送されたキャリア1はキャリアリフタ17
3によってインターフェース部4C内に搬送され、キャ
リア1内からウエハ取出しアーム14によって取り出さ
れたウエハWはノッチアライナー20によって位置決め
された後、第1の姿勢変換装置40に受け渡される。第
1の姿勢変換装置40によって水平状態から垂直状態に
変換されたウエハWは第1のウエハ搬送アーム56Bに
よって受け取られ、処理部3内の各処理ユニット51〜
53に搬送される。処理部3によって処理されたウエハ
Wは第2のウエハ搬送アーム56Cによって受け取られ
た後、第2の姿勢変換装置40Aによって垂直状態から
水平状態に姿勢変換される。そして、ウエハ収納アーム
16によって搬出部6のキャリア1内に収納される。一
方、ウエハWが取り出された空のキャリア1は、上述と
逆に搬送され、必要に応じてキャリア待機部9Aにスト
ックされる。 【0111】上記のように、搬入部5に搬入されるキャ
リア1をインターフェース部4Cに移送して、ウエハW
の姿勢を垂直状態に変換した後、第1のウエハ搬送アー
ム56Bによって未処理のウエハWを処理部3内の各処
理ユニット51〜53に搬送し、処理済みのウエハWを
第2のウエハ搬送アーム56Cによって搬送することに
より、処理ユニットの数が多い場合にもウエハWの搬送
を連続的に行うことができるので、スループットの向上
を図ることができる。 【0112】◎その他の実施形態 (1)上記第一参考実施形態では、処理部3の各処理ユ
ニットにウエハWを受け渡すウエハ搬送アーム56と処
理後のウエハWを受け取るウエハ受渡しアーム15とを
設けた場合について説明したが、必ずしも2種類のアー
ムを設ける必要はなく、これらウエハ搬送アーム56と
ウエハ受渡しアーム15を1つの搬送アームで兼用させ
ることも可能である。 【0113】(2)また、上記実施形態では、この発明
の基板搬送処理装置を半導体ウエハの洗浄処理システム
に適用した場合について説明したが、洗浄処理以外の処
理システムにも適用できることは勿論であり、また、半
導体ウエハ以外のLCD用ガラス基板等にも適用できる
ことは勿論である。 【0114】 【発明の効果】以上に説明したように、この発明の基板
搬送処理装置によれば、上記のように構成されているの
で、以下のような優れた効果が得られる。 【0115】この発明によれば、容器内に水平状態で収
納された複数枚の基板を垂直状態に変換して処理を施す
ことができ、また処理後の複数枚の基板を水平状態に変
換して容器内に収納することができるので、大型で重量
の嵩む基板を垂直状態で受け渡して搬送するものに比べ
て、装置を大型にすることなく基板の位置ずれ等を防止
して搬送し、処理することができる。したがって、製品
歩留まり及びスループットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の基板搬送処理装置を適用した洗浄処
理システムの第一参考実施形態を示す概略平面図であ
る。 【図2】上記洗浄処理システムの概略側面図である。 【図3】上記洗浄処理システムの概略斜視図である。 【図4】この発明における容器搬送手段及び容器待機部
を示す斜視図である。 【図5】この発明における容器の一例を示す斜視図であ
る。 【図6】上記容器の横断面図である。 【図7】この発明における基板排出口部を示す斜視図で
ある。 【図8】基板排出口部における容器の蓋体の取外し状態
を示す斜視図である。 【図9】この発明における位置決め手段を示す概略断面
図である。 【図10】上記位置決め手段の要部を示す斜視図であ
る。 【図11】この発明における間隔調整手段及び姿勢変換
手段を示す側面図である。 【図12】上記間隔調整手段を示す側面図である。 【図13】上記間隔調整手段の要部を示す斜視図であ
る。 【図14】第一参考実施形態における基板搬送手段の要
部を示す斜視図である。 【図15】この発明における基板の移動手段を示す要部
斜視図である。 【図16】この発明における処理ユニットの一例を示す
断面図である。 【図17】この発明におけるウエハボートの別の実施形
態を示す平面図である。 【図18】上記ウエハボートの側面図である。 【図19】上記ウエハボートの断面図である。 【図20】上記ウエハボートの支持基部材と支持棒との
連結部を示す断面図(a)及び支持棒と保持部材との連
結部を示す断面図(b)である。 【図21】上記支持棒と保持部材の連結部の垂直断面図
である。 【図22】上記ウエハボートの側部保持部材の保持溝を
示す拡大断面図(a)及び下部保持部材の傾斜防止用溝
を示す拡大断面図(b)である。 【図23】この発明における基板の搬送形態を示す概略
斜視図である。 【図24】この発明の第二参考実施形態を示す概略斜視
図である。 【図25】この発明の第一実施形態を示す概略平面図で
ある。 【図26】第一実施形態における基板受渡し手段を示す
斜視図である。 【図27】第一実施形態における基板搬送手段を示す斜
視図である。 【図28】この発明の第二実施形態を示す概略平面図で
ある。 【図29】第二実施形態における容器待機部を示す概略
平面図である。 【図30】第二実施形態の容器のストック形態を示す概
略斜視図である。 【図31】第二実施形態における容器搬送手段を示す概
略斜視図である。 【図32】第二実施形態における容器搬送ロボットを示
す概略斜視図である。 【図33】第二実施形態における搬入用及び搬出用容器
搬送手段を示す概略斜視図である。 【図34】第二実施形態におけるウエハカウンタを示す
概略斜視図である。 【図35】この発明の第三実施形態を示す概略側面図で
ある。 【図36】図35のA−A線に沿う概略断面図である。 【図37】図35のB−B線に沿う概略断面図である。 【図38】この発明の第四実施形態を示す概略側面図で
ある。 【図39】図38のC−C線に沿う概略断面図である。 【図40】図38のD−D線に沿う概略断面図である。 【符号の説明】 W 半導体ウエハ(基板) Wa ノッチ 1 キャリア(容器) 1c 蓋体 3 処理部 4,4A,4B,4C インターフェース部 5 搬入部 5a キャリア搬入口 5b ウエハ搬出口 6 搬出部 6a ウエハ搬入口 6b キャリア搬出口 8,8A キャリアリフタ(容器搬送手段) 9,9A キャリア待機部 10,10A キャリア搬送ロボット(容器移動手段) 13 蓋開閉装置 14 ウエハ取出しアーム(基板取出し手段) 15 ウエハ受渡しアーム(基板受渡し手段) 16 ウエハ収納アーム(基板収納手段) 20 ノッチアライナー(位置検出手段) 30 間隔調整機構(間隔調整手段) 40,40A 姿勢変換装置(姿勢変換手段) 51 第1の処理ユニット 52 第2の処理ユニット 53 洗浄・乾燥処理ユニット(洗浄・乾燥手段) 54 チャック洗浄ユニット(洗浄手段) 55,55A 搬送路 56,56A ウエハ搬送アーム(基板搬送手段) 56B 第1のウエハ搬送アーム(第1の基板搬送手
段) 56C 第2のウエハ搬送アーム(第2の基板搬送手
段) 60 処理槽 70,70A,70B ウエハボート(移動手段) 80 ジェットノズル(薬液・洗浄液供給手段) 131,132 キャリアリフタ(第2の容器搬送手
段) 150 ウエハ移送路 151,153 ウエハリフタ 152 ウエハ移送用ライナ(基板移送手段) 170 キャリア移送路 171,173 キャリアリフタ 172 キャリア移送用ライナ(容器移送手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 修 佐賀県鳥栖市西新町1375番地41 東京エ レクトロン九州株式会社 佐賀事業所内 (72)発明者 北原 重徳 佐賀県鳥栖市西新町1375番地41 東京エ レクトロン九州株式会社 佐賀事業所内 (56)参考文献 特開 平8−17894(JP,A) 特開 平8−279546(JP,A) 特開 平7−273165(JP,A) 特開 平7−235587(JP,A) 特開 平7−297258(JP,A) 特開 平8−195368(JP,A) 特開 平7−125807(JP,A) 特開 平8−51092(JP,A) 特開 平6−268041(JP,A) 特開 平7−86373(JP,A) 特開 平8−111448(JP,A) 特開 平7−2308(JP,A) 特開 平7−307319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 49/06 B65G 49/07 H01L 21/304 648

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数枚の被処理用の基板を水平状態に収
    納し蓋体により開放及び閉塞可能な容器の搬入部と、 上記容器の搬出部と、 上記蓋体の開放及び閉塞を行う蓋開閉装置と、 上記蓋開閉装置へ上記容器を搬送する容器搬送手段と、 上記容器内の複数枚の基板を取り出す基板取出し手段
    と、 上記容器内に複数枚の基板を収納する基板収納手段と、 上記複数枚の基板を水平状態と垂直状態に変換する姿勢
    変換手段と、 上記複数枚の基板を適宜処理する処理部と、 上記姿勢変換手段と処理部との間で上記複数枚の基板を
    受け渡しすると共に、処理部内で基板を搬送する基板搬
    送手段と、 を具備し、 上記基板搬送手段に、垂直方向に回転可能な回転アーム
    に突設される一対の側部保持棒と、これら側部保持棒の
    間に位置する下部保持棒とで構成される基板チャックを
    設けた ことを特徴とする基板搬送処理装置。
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