JP2008127846A - オーバーフロー管およびオーバーフロー排水構造 - Google Patents

オーバーフロー管およびオーバーフロー排水構造 Download PDF

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亮一 広重
Hajime Yamazaki
山崎  肇
Yoshikazu Yamane
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Abstract

【課題】排水性能を高めて、室内への雨水の浸入を確実に防止することができるオーバーフロー管およびオーバーフロー排水構造を提供する。
【解決手段】バルコニー3の壁(立上り壁6)に設けられ、排水ドレイン管4からオーバーフローした水を排水するオーバーフロー管30であって、水平方向に長い長方形形状の断面を有する排水管31と、この排水管31の上流側端部31aに設けられたフランジ部32と、を備えたオーバーフロー管31を、排水管31の上流側端部31aが、バルコニー3に開口するサッシ8の下端部よりも下方に位置するように、バルコニー3の壁面に取り付けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、バルコニーで排水ドレイン管からオーバーフローした水を排水するためのオーバーフロー管およびオーバーフロー排水構造に関する。
一般に、床面に防水層が形成されたバルコニーには、水勾配が設けられており、その水勾配の水下側には、排水ドレイン管が設けられている。そして、バルコニーに降った雨水などは、水勾配に沿って水下側に流れ、排水ドレイン管から適宜排水されるようになっている。
しかし、このように排水ドレイン管を設けていても、台風のような強風大雨時には、木の葉やゴミなどが排水ドレイン管の排水口に溜まって、排水ドレイン管を塞いでしまう場合がある。このように、排水ドレイン管が塞がれてしまうと、バルコニー内で雨水が溜まってオーバーフローして、バルコニーに開口する掃出し窓などのサッシから雨水が室内に浸入してしまうおそれがあった。
このような非常時の対策として、オーバーフロー管が設けられている(例えば、特許文献1参照)。図10に示すように、従来のオーバーフロー管81は、断面円形のパイプ材82の一端に円盤状のフランジ部83が形成されている。オーバーフロー管81は、通常排水用の排水ドレイン管よりも所定高さ高い位置に設けられており、オーバーフロー管81の高さまで溜まった雨水などを排水するようになっている。
特開2005−264539号公報(図1)
しかしながら、前記した従来のオーバーフロー管81のパイプ材82は、バルコニーの壁への穴あけ加工や取付け作業の施工性の観点から、汎用の硬質塩化ビニル管や金属管などで構成されており、その形状は単純な円筒形であり、建物の外観上の配慮から管径の小さいものが採用されていた。そのため、排水量は少なく基本的な排水性能が不足している上に、断面円形の排水路の特性として、水位がオーバーフロー管81のパイプ材82の上端を越えないと排水路の断面積に相当する本来の排水性能が発現しない。したがって、排水ドレイン管が木の葉やゴミなので塞がれてしまって、降雨量が非常に多い場合には、溜まった雨水の水位が、オーバーフロー管81の高さよりも高くなって、サッシ下端レベルを超えて、室内に雨水が浸水してしまうおそれがあるといった問題があった。
なお、従来のオーバーフロー管81は、施工性や経済性の観点から、バルコニーの壁を水平に貫通しているので、壁面を伝ってきた雨水が内部側へ引き込まれてしまう場合があるといった問題もあった。
そこで、本発明は、前記の問題を解決するためになされたものであり、排水性能を高めて、室内への雨水の浸入を確実に防止することができるオーバーフロー管およびオーバーフロー排水構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための請求項1に係る発明は、バルコニーの壁に設けられ、排水ドレイン管からオーバーフローした水を排水するオーバーフロー管であって、水平方向に長い長方形形状の断面を有する排水管と、この排水管の上流側端部に設けられたフランジ部と、を備えたことを特徴とするオーバーフロー管である。
ここでいうバルコニーとは、通常のバルコニーやベランダの他に、外部に通じる出入口が設けられた屋上や屋根も含むものとする。
前記構成によれば、排水管の排水口を水平方向に長い長方形の角型形状としたことによって、開口幅を広くすることができるとともに、高さ寸法を小さくすることができる。これによって、水位が低い状態でも十分な量の雨水を排水することができ、室内に雨水などが浸入するのを確実に防止することができる。すなわち、従来のオーバーフロー管81(図10参照)は、排水ドレイン管が詰まる可能性は低いことを前提としており、排水管の断面積が小さかったのに対して、本発明のオーバーフロー管は、排水ドレイン管が詰まってオーバーフローしても、排水管の排水口を水平方向に長い長方形の角型形状として、確実に対処できるようにしている点で、従来のオーバーフロー管とは思想が大きく異なる。すなわち、従来のオーバーフロー管81は、単に非常用として設けられているのに対して、本発明のオーバーフロー管は実用的なものである。また、排水管の上流側端部にフランジ部が形成されているので、取付け作業を容易に行うことができる。
請求項2に係る発明は、前記排水管が、前記フランジ部に対して所定角度傾斜して形成されたことを特徴とする請求項1に記載のオーバーフロー管である。
前記構成によれば、排水管の下流側端部を上流側端部よりも下方になるように配置できるので、雨水は、排水管の傾斜に沿って外側に流れることとなり、雨水が内部側へ逆流するのを防止することができる。さらに、排水管を傾斜して取り付ける作業を容易に行うことができ、施工性が高い。
請求項3に係る発明は、前記排水管が、前記バルコニーの壁厚よりも所定長さ長く形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオーバーフロー管である。
前記構成によれば、排水管の下流側端部が、バルコニーの壁面から突出するように、取り付けることができるので、バルコニーの外側壁面を伝ってきた雨水が排水管の内部に浸入するのを防止することができる。さらに、雨水は、排水管の下流側端部から滴下することとなるので、水が壁面を垂れ流れることによる筋状の汚れが発生するのを防止できる。
請求項4に係る発明は、前記フランジ部に、目荒し加工が施されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のオーバーフロー管である。
前記構成によれば、フランジ部とバルコニーの内側壁面に設けられる防水層との接着性を高めることができ、バルコニーの施工精度と施工性の向上を達成することができる。
請求項5に係る発明は、水平方向に長い長方形形状の断面を有する排水管と、この排水管の上流側端部に設けられたフランジ部と、を備えたオーバーフロー管を、前記排水管の上流側端部が、バルコニーに開口するサッシの下端部よりも下方に位置するように、前記バルコニーの壁に取り付けたことを特徴とするオーバーフロー排水構造である。
前記構成によれば、水管の排水口を水平方向に長い長方形の角型形状としたことによって、開口幅を広くすることができるとともに、高さ寸法を小さくすることができる。これによって、水位が低い状態でも十分な量の雨水を排水することができる。さらに、排水管の上流側端部がバルコニーに開口するサッシの下端部よりも下方に位置するように、オーバーフロー管がバルコニーの壁に取り付けられているので、室内に雨水などが浸入するのを確実に防止することができる。また、排水管の上流側端部にフランジ部が形成されているので、オーバーフロー管の取付け作業を容易に行うことができる。
請求項6に係る発明は、前記オーバーフロー管が、前記排水管が前記フランジ部に対して所定角度傾斜して形成されており、前記排水管の下流側端部が上流側端部よりも下方に位置するように、前記バルコニーの壁に取り付けられたことを特徴とする請求項5に記載のオーバーフロー排水構造である。
前記構成によれば、バルコニーの内側で溜まった雨水を、排水管の傾斜に沿って外側に円滑に流すことができ、雨水がバルコニーの内部側へ逆流するのを防止することができる。
請求項7に係る発明は、前記オーバーフロー管が、前記排水管が前記バルコニーの壁厚よりも所定長さ長く形成されており、前記排水管の下流側端部が前記バルコニーの壁面よりも外方に突出するように、前記バルコニーの壁に取り付けられたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のオーバーフロー排水構造である。
前記構成によれば、排水管の下流側端部が、バルコニーの壁面から突出するように、取り付けられているので、バルコニーの外側壁面を伝ってきた雨水が排水管の内部に浸入するのを防止することができる。さらに、排水管を流れてきた雨水は、排水管の下流側端部から滴下することとなるので、水が壁面を垂れ流れることによる筋状の汚れが壁面に発生するのを防止できる。
本発明によれば、排水性能を高めて、室内への雨水の浸入を確実に防止することができるといった優れた効果を発揮する。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明に係るオーバーフロー排水構造を備えたバルコニーを示した斜視図、図2は図1のバルコニーを内側から見た斜視図、図3は本発明に係るオーバーフロー排水構造を備えたバルコニーを示した断面図、図4は本発明に係るオーバーフロー管を示した斜視図、図5は本発明に係るオーバーフロー管を示した側面図である。なお、本実施の形態では、木造住宅のバルコニーにオーバーフロー排水構造を設けた例を挙げて説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るオーバーフロー排水構造1は、木造住宅2のバルコニー3に形成されており、排水ドレイン管4からオーバーフローした雨水などを、バルコニー3の外側に排水する役割を果たしている。バルコニー3は、屋外床5と、この屋外床5の外側の外周縁に立設された立上り壁6とを備えて構成されている。バルコニー3が設置される部分の外壁7には、例えば、掃出し窓用のサッシ8が設けられており、このサッシ8が、バルコニー3への出入口を構成している。
本実施の形態においては、屋外床5は、二階部分のバルコニー3の床を構成するとともに、一階部分の屋根を構成するものである。屋外床5は、平面視長方形状を呈しており、サッシ8が設けられた外壁7側から、バルコニー3の先端側に向かって雨水が流れるように、水勾配iが形成されている。なお、本実施の形態では、水勾配iは、外壁7からバルコニー3の先端側への一方向のみであって、水勾配iと直交する方向には勾配は設けられていない。
図3に示すように、屋外床5は、下方から順に、構造材である床組体11と、水勾配iを形成するための勾配形成層12と、防水層13とを積層して構成されている。床組体11は、例えば、根太11aや合板11bなどの部材を組み合わせて構成した構造体である。勾配形成層12は、例えば、特開平11−172864号公報に記載されているような
側面視台形状を呈する発泡樹脂製のブロック12aとその上面に設けられた合板12bとで構成されており、床組体11の上面に敷設されている。防水層13は、例えば、FRP(Fiber Reinforced Plastic)防水、シート防水、アスファルト防水、ウレタン塗膜防水などにより構成されている。本実施の形態では、シート防水が採用されており、勾配形成層12の上面に防水シート13aが敷設され、その表面に塗布防水層13bが形成され、さらにその表面に仕上げ層13cが形成されている。この防水層13は、サッシ8および後記する立上り壁6の水切り金物18の裏面まで延出する立上り部10が形成されている。
立上り壁6は、図3に示すように、角材を枠状に組み付けて構成されるフレーム14aと、このフレーム14aの厚さ方向両側に貼り付けられた合板14bとで構成された枠組体14と、この枠組体14の両側面に貼り付けられた防水紙15と、この防水紙15の表面(枠組体14の逆側の外側面)に胴縁(図示せず)を介して取り付けられた外装材16とを有している。これら枠組体14、防水紙15および外装材16の上端には、これらを上部から覆う笠木17が設けられている。外装材16の下端部には、水切り金物18が設けられている。
図1乃至図3に示すように、水勾配iの水下に位置する立上り壁6の基端部には、バルコニー3に降った雨水などを排水するための排水ドレイン管4が設けられている。排水ドレイン管4は、水勾配iの下流側の立上り壁6の基端部に形成された貫通孔に挿通して設けられている。図2に示すように、縦方向に延出して設けられ、横方向に所定のピッチで配設されたフレーム14aの縦枠14c間のうちの、水勾配iの水下に位置する立上り壁6の両側部分に、排水ドレイン管4は配置されている。
図3に示すように、排水ドレイン管4は、円筒形状を呈する排水管20と、排水管20の上流側端部に設けられたフランジ部21とを備えている。図2示すように、フランジ部21は、排水管20の上流側端部の開口部から上方および側方両側に延出する上部フランジ21aと、排水管20の上流側端部の開口部の底部から、水勾配iの水上側へと屈曲されて延出する底部フランジ21bとで構成されている。排水ドレイン管4は、上部フランジ21aの裏面が枠組体14の合板14bの表面に当接するとともに、底部フランジ21bが床組体11の上面に当接するように配置されている。底部フランジ21bの表面(上面)は、屋外床5の防水層13によって覆われている。
排水管20の下流側端部は、立上り壁6から外方へ突出しており、その下方には、雨水などの排水を集めて地上に流す雨樋22が設けられている。雨樋22は、複数配列された排水管20の下流側端部下方に配置された横樋22aと、この横樋22aに接続された縦樋22bとで構成されている。横樋22aは、上部が開放された断面U字状の長尺部材にて構成され、縦樋22bは、パイプ部材にて構成されている。
次に、本実施の形態に係るオーバーフロー管およびオーバーフロー排水構造の構成を説明する。
図3および図4に示すように、かかるオーバーフロー排水構造1は、水平方向に長い長方形形状の断面を有する排水管31と、この排水管31の上流側端部31aに設けられたフランジ部32と、を備えたオーバーフロー管30を、排水管31の上流側端部31aが、バルコニー3に開口するサッシ8の下端部よりも下方に位置するように、バルコニー3の壁に取り付けたことを特徴とする。
図3および図4に示すように、オーバーフロー管30は、排水管31とフランジ部32とを備えて構成されている。オーバーフロー管30は、例えば、アルミニウムやステンレスなどの、軽量で耐錆性能に優れている材質にて形成されている。図4に示すように、排水管31は、断面長方形の角パイプ材にて構成されている。角パイプ材の内形寸法は、例えば、幅85mm、高さ20mmとなっている。排水管31の一端(上流側端部31a)には、プレートから構成されるフランジ部32が形成されている。フランジ部32は、水平方向に長い長方形形状を呈しており、排水管31の側面から上下左右に略同じ長さで延出するように構成されている。フランジ部32は、排水管31の端部に溶接にて接合されている。
図5に示すように、排水管31は、フランジ部32に対して所定角度傾斜して形成されている。具体的には、フランジ部32に対して直交する方向と比較して、例えば10度程度の勾配あるいはそれ以上の急な勾配となるように傾斜している。このように、排水管31が10度以上傾斜していれば、その内周面に雨水が付着することなく、効率的に排水することができる。
図4(a)に示すように、排水管31は、その下流側端部31bの上側が切り欠かれており、排水管31の下流側端部31bの面がフランジ部32と平行になるように構成されている。これによって、排水管31の下流側端部31bの面が壁面と平行となり、美観が向上する。
排水管31は、バルコニー3の立上り壁6の壁厚よりも所定長さ長く形成されている。具体的には、図3に示すように、オーバーフロー管30を立上り壁6に設置したときに、排水管31の下流側端部31bがバルコニー3の立上り壁6の外側の壁面(外装材16の表面)よりも外方に突出するように構成されている。
フランジ部32は、その表面および裏面に目荒し加工が施されている。具体的には、サンディングやショットブラスト加工を行うことによって、フランジ部32の表面が目荒しされており、屋外床5の防水層13との接合性能を高めるようになっている。
図3に示すように、前記構成のオーバーフロー管30を立上り壁6に取り付けるに際しては、予め立上り壁6の枠組体14の所定の位置に貫通孔34を形成しておく。そして、まず、屋外床5の床組体11の端部に立上り壁6の枠組体14を立設して、床組体11の上に勾配形成層12を敷設する。その後、排水ドレイン管4を設置して、防水層13を所定の高さまで立ち上げて敷設する。
次に、貫通孔34部分のバルコニー3の内側から、貫通孔34にオーバーフロー管30を挿通させる。このとき、オーバーフロー管30のフランジ部32が、立上り壁6の枠組体14に当接することで、容易に位置決めが行われ、所定の位置に設置することができる。また、排水管31は、フランジ部32に所定角度傾斜して形成されているので、フランジ部32を枠組体14表面に当接させるだけで、所定の角度で傾斜して配置されることとなる。そして、フランジ部32の表面を覆うように防水紙15および防水層13を敷設する。このとき、フランジ部32には目荒し加工が施されているので、防水紙15との接着性が高く、防水性能を向上させることができる。
その後、バルコニー3の内側で、フランジ部32の上部を覆うように水切り金物18を取り付ける。そして、水切り金物18の上部に、外装材16を取り付ける。ここで、フランジ部32の上端部は、その周囲が防水材および水切り金物18で覆われているので、フランジ部32の上端部周辺には、雨水がかかることはない。したがって、立上り壁6の内部に雨水が浸入することはない。
オーバーフロー管30の排水管31が外装材16を貫通する部分の隙間には、排水管31の外周部を覆うようにシール材36が充填されている。オーバーフロー管30の排水管31の下流側端部31bは、外側の外装材16から、バルコニー3の外側に向かって突出している。水勾配iの水下に位置し、排水ドレイン管4の上方に設けられているオーバーフロー管30は、排水管31の下流側端部31bが、横樋22aの上方に位置している。なお、オーバーフロー管30の排水管31の下流側端部31bは、横樋22aの上方に位置していなくてもよい。
なお、水勾配iに対して両側部に設けられているオーバーフロー管30の下部には、雨樋は設けられていないが、そもそも、オーバーフロー管30は、暴風雨などの時にしか、雨水が流れないので、雨樋はなくてもよい。
本実施の形態では、オーバーフロー管30は、水勾配iの水下に位置する立上り壁6と両側面の立上り壁6に設けられているが、この取り付け場所および個数はこれに限られるものではない。取り付け個数は予想される排水量に応じて決定されればよく、取り付け個数の少ない場合は、両側面の立上り壁6に設ければよい。このように、水下から離れた両側面の立上り壁6に、オーバーフロー管30を設置しておけば、万一、風による吹き溜りや、流下・堆積・固化による落ち葉やゴミなどで、排水ドレイン管4が詰まったとしても、オーバーフロー管30が同時に詰まることはない。したがって、本実施の形態のオーバーフロー管30は、降雨量が非常に多い場合の排水性能の担保としての機能も有することとなる。
次に、前記構成のオーバーフロー管30およびオーバーフロー排水構造1の作用を説明する。
かかるオーバーフロー管30およびオーバーフロー排水構造1によれば、オーバーフロー管30の排水管31が、水平方向に長い長方形形状の断面を有する構成となっているので、排水口の開口幅を広くすることができるとともに、排水口の高さ寸法を小さくすることができる。これによって、水位が低い状態でも十分な量の雨水を排水することができる。したがって、排水ドレイン管4が詰まった状態で、降雨量が非常に多い場合であっても、雨水の水位が排水管31の上流側端部31aの排水口よりも上側に上がる前に雨水を排水することができるので、雨水の水位が排水口よりも高くなることはない。
さらに、オーバーフロー管30は、排水管31の上流側端部31aが、バルコニー3に開口するサッシ8の下端部よりも下方に位置するように、立上り壁6に取り付けられているので、雨水の水位は、サッシ8の下端部よりも高くなることはなく、室内に雨水などが浸入するのを確実に防止することができる。
また、オーバーフロー管30は、立上り壁6の水切り金物18の下側に設けられているので、雨水の水位が水切り金物18よりも高くなることはない。したがって、室内だけではなく、立上り壁6の内部にも雨水が浸入することを防止することができる。
さらに、オーバーフロー管30は、その高さ寸法が小さくなっているので、バルコニーに面するサッシ等の出入口の跨ぎ高さが所定寸法以下に制限されているバリアフリーの建築物に用いた場合でも、所定の高さ内で納めることができ、且つ十分な排水性能を発現することができる。また、バルコニー面積が大きく、大きな排水性能を必要とする場合でも、かかるオーバーフロー管30によれば、小さい高さ寸法で排水性能を確保できる。したがって、設計制限を広げることができ、設計の幅が広がる。
ここで、図6を参照しながら、従来のオーバーフロー管と本実施の形態のオーバーフロー管の排水状態について説明する。図中、左側に示すように、従来のオーバーフロー管では、排水口が円形であるので、雨水が水位1まで溜まっても、雨水が排水口にかかる面積が小さく、排水できる流量が少ない。そして、所定の排水能力を発現するためには、雨水が水位2まで溜まって排水口部分に水圧がかからなければならない。したがって、バルコニー内での水位が高くなってしまう。これに対して、図中、右側に示すように、本実施の形態のオーバーフロー管では、排水口は横長の長方形であるので、雨水が水位1の状態でも、雨水が排水口にかかる面積は大きいので、排水できる流量が多い。特に、排水口は横長となっているので、低い水位1の状態でも多くの排水面積を得られる。さらに、水位を低く抑えることができるので、排水される雨水の上面は空気と接していることとなり、排水管の内面との間に生じる摩擦力も小さくて済むので、排水効率が高い。
次に、図7乃至図9を参照して、本実施の形態に係るオーバーフロー管30(図4参照)と従来のオーバーフロー管81(図10参照)を用いて、排水性能試験を行った結果について説明する。
従来のオーバーフロー管としては、内径29mmのパイプ材を有するものを用い、床組みの合板天端からの排水管の芯の高さを120mmとしている。本実施の形態に係るオーバーフロー管(改良オーバーフロー管)としては、幅85mm、高さ20mmの角パイプ材を有するものを用い、床組みの合板天端からの排水管の中心高さが120mmとしている。オーバーフロー管は、バルコニーの両側面の立上り壁の長手方向中央部に配置されている。オーバーフロー管、1箇所あたりの最大負担面積は、施工基準により下記の(1)式のように算定した。
総負担面積=平場(床)10m+壁(高さ2.5m×設置壁間口6.6m)/2≒18.25m・・・(1)
そして、各オーバーフロー管について、雨量負担を、50mm/h、100mm/h、160mm/h、200mm/hとして、順次排水性能試験を行った。ここで、160mm/hは、国内における最大雨量と略同等の水量を示している。なお、この排水性能試験は、オーバーフロー管のみでの排水を想定して行っている。
従来のオーバーフロー管では、雨量負担が50mm/h(実験水量15L/min)の場合、A点のドレイン部では、床組みの合板天端からの高さが136.5mm(床仕上げ面からの高さが87mm)となり、B点の側溝部水上部分では、合板天端からの高さが137mm(床仕上げ面からの高さが93mm)となり、C点の一般部水上部分では、合板天端からの高さが134mm(床仕上げ面からの高さが71mm)となる。なお、雨水の水位は、静状態では、どの地点でも同一であるが、排水性能試験では、水を継続的に供給しているので、水下側の水位が若干高くなっている。このとき、雨水の水位は、排水口の上端に届いておらず、排水口が冠水しない状態となっている。ここで、サッシの下端部の高さは、合板天端から160mmであるので、室内に雨水が浸入することはない。
次に、雨量負担が100mm/h(実験水量30L/min)の場合、A点のドレイン部では、床組みの合板天端からの高さが169.5mm(床仕上げ面からの高さが120mm)となり、B点の側溝部水上部分では、合板天端からの高さが169mm(床仕上げ面からの高さが125mm)となる。このとき、雨水の水位は、さらに、上昇中である。ここで、サッシの下端部の高さは、合板天端から160mmであるので、既に水位はサッシを超えており、室内に雨水が浸入してしまう結果となる。
本発明のオーバーフロー管では、雨量負担が50mm/h(実験水量15L/min)の場合、A点のドレイン部では、床組みの合板天端からの高さが119mm(床仕上げ面からの高さが69.5mm)となり、B点の側溝部水上部分では、合板天端からの高さが119mm(床仕上げ面からの高さが75mm)となり、C点の一般部水上部分では、合板天端からの高さが116mm(床仕上げ面からの高さが53mm)となる。このとき、雨水の水位は、排水口の上端から下方に4mmの高さとなっており、排水口が冠水しない状態となっている。ここで、サッシの下端部の高さは、合板天端から160mmであるので、室内に雨水が浸入することはない。
次に、雨量負担が100mm/h(実験水量30L/min)の場合、A点のドレイン部では、床組みの合板天端からの高さが126mm(床仕上げ面からの高さが76.5mm)となり、B点の側溝部水上部分では、合板天端からの高さが126mm(床仕上げ面からの高さが82mm)となり、C点の一般部水上部分では、合板天端からの高さが123mm(床仕上げ面からの高さが60mm)となる。このとき、雨水の水位は、排水口の上端に届いておらず、排水口が冠水しない状態となっている。ここで、サッシの下端部の高さは、合板天端から160mmであるので、室内に雨水が浸入することはない。
次に、雨量負担が160mm/h(実験水量49L/min)の場合、A点のドレイン部では、床組みの合板天端からの高さが139mm(床仕上げ面からの高さが89.5mm)となり、B点の側溝部水上部分では、合板天端からの高さが139mm(床仕上げ面からの高さが95mm)となり、C点の一般部水上部分では、合板天端からの高さが136mm(床仕上げ面からの高さが73mm)となる。このとき、雨水の水位は、排水口の上端より上側になっているが、排水口部分には所定の水圧がかかって排水量が増加して、降雨量と排水量がバランスされて水位が安定した状態となっている。ここで、サッシの下端部の高さは、合板天端から160mmであるので、室内に雨水が浸入することはない。なお、雨量負担160mm/hは、国内における略最大雨量を示しており、この雨量で雨水の浸入がなければ問題ない。
しかし、ここで、雨水の室内への浸入防止の実効性をさらに確認するために、雨量負担が200mm/h(実験水量61L/min)の場合の排水性能試験も行った。その結果は、A点のドレイン部では、床組みの合板天端からの高さが152mm(床仕上げ面からの高さが102.5mm)となり、B点の側溝部水上部分では、合板天端からの高さが152mm(床仕上げ面からの高さが108mm)となり、C点の一般部水上部分では、合板天端からの高さが149mm(床仕上げ面からの高さが86mm)となる。このときも、雨水の水位は、排水口の上端より上側になっているが、排水口部分には所定の水圧がかかって排水量が増加して、降雨量と排水量がバランスされて水位が安定した状態となっている。ここで、サッシの下端部の高さは、合板天端から160mmであるので、室内に雨水が浸入することはない。雨量負担200mm/hは、国内における最大雨量よりも大幅に多い数値であるので、この雨量で雨水の浸入がなければ、確実に雨水の浸入を防止することができる。
以上の結果より、本発明のオーバーフロー管30によれば、室内に雨水が浸入するのを防止できることが実証された。
本実施の形態に係るオーバーフロー管30によれば、排水管31を断面長方形形状に形成しているので、縦横のラインで模様が構成されることの多い外壁のデザインと調和させることが容易である。これによって、住宅全体としてのデザイン性が高まり、美観を得ることが可能となる。
また、排水管31の上流側端部31aにはフランジ部32が形成されているので、オーバーフロー管30の取付け作業を容易に且つ正確に行うことができる。
さらに、排水管31は、フランジ部32に対して所定角度傾斜して形成されているので、フランジ部32を立上り壁6に当接させて設置するといった簡単な作業で、オーバーフロー管30の位置決めを行うことができ、排水管31の下流側端部31bが上流側端部31aよりも下方になるように所定の角度で配置することができる。このように、排水管31が傾斜していることによって、雨水は、排水管31の傾斜に沿って外側に流れることとなり、雨水が内部側へ逆流するのを防止することができる。
また、排水管31が、バルコニー3の立上り壁6の壁厚よりも所定長さ長く形成されているので、フランジ部32を立上り壁6に当接させて設置するといった簡単な作業で、排水管31の下流側端部31bが立上り壁6の外側壁面よりも外方に突出するように、オーバーフロー管30を設置できる。これによって、バルコニー3の立上り壁6の外側壁面を伝ってきた雨水が排水管31の内部に浸入するのを防止することができる。さらに、雨水は、排水管31の下流側端部31bから滴下することとなるので、排水管31からの雨水が壁面を垂れ流れることはなく、外壁に雨水の垂れによる筋状の汚れが発生するのを防止することができる。
また、フランジ部32には、その表面および裏面に目荒し加工が施されているので、防水層13との接着性が高く、防水性能を向上させることができ、バルコニー3の施工精度と施工性の向上を達成することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。例えば、本実施の形態では、排水管31の下流側端部31bの排水落下側面が切り欠かれているが、上面が切り欠かれるように構成してもよい。この場合であっても、排水管は、下流側端部が下方になるように傾斜して形成されているので、排水管内に、バルコニー3の外側から、雨水が流入したとしても、その雨水が、バルコニー3の内側(排水管31の上流側)に逆流することはない。
また、本実施の形態では、木造住宅2に形成されたバルコニー3に、オーバーフロー管30を設けた例を挙げて説明したが、かかるオーバーフロー管が設けられるのは、木造住宅のバルコニーに限られるものではなく、鉄骨造、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート造などの他の構造の住宅に形成されたバルコニーであっても適用できるのは勿論である。
本発明に係るオーバーフロー排水構造を備えたバルコニーを示した斜視図である。 図1のバルコニーを内側から見た斜視図である。 本発明に係るオーバーフロー排水構造を備えたバルコニーを示した断面図である。 (a)は本発明に係るオーバーフロー管を上流側端部から示した斜視図、(b)は本発明に係るオーバーフロー管を下流側端部から示した斜視図である。 本発明に係るオーバーフロー管を示した側面図である。 排水管の断面を比較するための正面図である。 排水性能試験の条件を示した平面図である。 排水性能試験の条件を示した断面図である。 排水性能試験の結果を示した一覧表である。 従来のオーバーフロー管を示した斜視図である。
符号の説明
1 オーバーフロー排水構造
3 バルコニー
4 排水ドレイン管
6 立上り壁(バルコニーの壁)
8 サッシ
30 オーバーフロー管
31 排水管
31a 上流側端部
31b 下流側端部
32 フランジ部

Claims (7)

  1. バルコニーの壁に設けられ、排水ドレイン管からオーバーフローした水を排水するオーバーフロー管であって、
    水平方向に長い長方形形状の断面を有する排水管と、
    この排水管の上流側端部に設けられたフランジ部と、を備えた
    ことを特徴とするオーバーフロー管。
  2. 前記排水管は、前記フランジ部に対して所定角度傾斜して形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のオーバーフロー管。
  3. 前記排水管は、前記バルコニーの壁厚よりも所定長さ長く形成された
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオーバーフロー管。
  4. 前記フランジ部に、目荒し加工が施された
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のオーバーフロー管。
  5. 水平方向に長い長方形形状の断面を有する排水管と、この排水管の上流側端部に設けられたフランジ部と、を備えたオーバーフロー管を、
    前記排水管の上流側端部が、バルコニーに開口するサッシの下端部よりも下方に位置するように、前記バルコニーの壁に取り付けた
    ことを特徴とするオーバーフロー排水構造。
  6. 前記オーバーフロー管は、前記排水管が前記フランジ部に対して所定角度傾斜して形成されており、前記排水管の下流側端部が上流側端部よりも下方に位置するように、前記バルコニーの壁に取り付けられた
    ことを特徴とする請求項5に記載のオーバーフロー排水構造。
  7. 前記オーバーフロー管は、前記排水管が前記バルコニーの壁厚よりも所定長さ長く形成されており、前記排水管の下流側端部が前記バルコニーの壁面よりも外方に突出するように、前記バルコニーの壁面に取り付けられた
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のオーバーフロー排水構造。
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