JPH0455551A - 外廊下の排水構造 - Google Patents

外廊下の排水構造

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JPH0455551A
JPH0455551A JP16595890A JP16595890A JPH0455551A JP H0455551 A JPH0455551 A JP H0455551A JP 16595890 A JP16595890 A JP 16595890A JP 16595890 A JP16595890 A JP 16595890A JP H0455551 A JPH0455551 A JP H0455551A
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JP
Japan
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outside
floor
eaves gutter
hallway
drainage
Prior art date
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Pending
Application number
JP16595890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Matsui
松居 豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は住宅の排水構造に関し、特に集合住宅等におけ
る外廊下の排水構造に関する。
[従来の技術] 通常、集合住宅例えばアパートの場合には、2階以上の
各階に建物の外周の一部に沿って外廊下が設けられ、そ
の外廊下に面して各戸の玄関扉が設置されている。
この外廊下の床には、建物側基端より手摺りの取り付け
られている手摺側先端に向かって低くなるように、例え
ば1/100の勾配が設けられている。そして、その床
の手摺側先端近傍には外廊下の長手方向に沿って凹状の
排水溝が設けられている。この排水溝の所定位置には施
工車に専用コアドリルにより排水口が穿設され、その排
水口に取り付けられた排水金具を介して呼樋および竪樋
の一方または双方が取り付けられている。
従って、雨天等の際に外廊下に吹き込んだ雨水等は、ま
ず床に設けられた勾配によって建物側基端から手摺側先
端に向かって流れ、排水溝に流れ込む。そして、排水溝
に溜まった水は排水溝に設けられた数個所の排水口より
呼樋および竪樋の−方または双方の中へ流入し、排水さ
れることになる。
[発明が解決しようとする課題] 上記排水経路により外廊下の床上の水の排水が効率良く
行われるようにするためには、上記勾配のみならず、排
水口の設けられた個所が低くなるように外廊下の長手方
向に沿っても水勾配を設けるのが望ましいが、両勾配、
即ち3次元的な勾配を設けるのは施工上非常に困難であ
る。従って、通常外廊下の長手方向には勾配が設けられ
ていない。そのため、外廊下の床上の水が排水溝に流れ
込んでも、その水は外廊下の長手方向に沿って流れにく
く、排水溝に溜ってしまう。従って、長雨等の場合には
排水溝に常時に水が溜った状態になり、汚泥が溜ったり
、苔が生えたりして非常に見苦しいだけでなく悪臭を発
したりする、という問題がある。
また、排水溝に溜った水が外廊下の床上に溢れることも
あり、歩きにくく非常に不便である、という問題がある
さらに、施工時に専用コアドリルを用いて排水溝に排水
口を穿設するのは大変であり、穿設後の仕上りもあまり
良くない、という問題がある。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、施工性が良く、優れた排水性を有し、建物の美観を
損なうことのない外廊下の排水構造を提供するものであ
る。
[課題を解決するための手段] 外廊下の排水構造において、建物側基端より手摺側先端
に向かって低くなるように外廊下の床に勾配が設けられ
、その先端と手摺りパネルの基部との間に間隙部が設け
られ、該間隙部の真下に軒樋部が取り付けられ、同軒樋
部およびそれに連設される流水路を介して外廊下の床上
の水が排水されるようになっているものである。
[作用] 上記手段によれば、外廊下の床上の水が外廊下の勾配に
沿って建物側基端から手摺側先端へ向かって流れ、手摺
側先端と幕板との間隙部より下に滴り落ちる。従って、
外廊下の床に3次元的な勾配を設ける必要がない、即ち
、建物側基端より手摺側先端に向かって低くなるように
勾配を設けるだけで良い。
また、上記手段によれば、前記間隙部より滴り落ちる水
を同間隙部の真下に取り付けられた軒樋で受けるため、
階下の外廊下に水が滴り落ちない。
さらに、上記手段によれば、軒樋が幕板により隠蔽され
ているため、建物の外部から軒樋が視認されず、意匠性
に優れ、建物の美観が損なわれることがない。
[実施例] 本発明に係る外廊下の排水構造の一実施例について、図
に基づいて説明をする。
第1図は、本実施例の外廊下の排水構造を説明するため
の図で、外廊下の手摺側先端近傍の部分拡大断面図であ
る。同図において、符号lは外廊下の床であり、この床
1は、建物の外壁(図示省略)に受木(図示省略)を介
して取り付けられた根太(図示省略)及びその先端に取
り付けられた前桁2上に石綿セメントメース板が敷き並
べられることにより構成されている。ここで床1には、
従来同様建物側基端(図示省略)より手摺側先端に向か
って低くなるように、例えば1/100の勾配が設けら
れている。
前桁2は床1の手摺側先端よりもやや建物側に寄った所
に位置している。即ち、床1の手摺側先端は前桁2より
も建物外側に突出している。
この床lの手摺側先端には廊下用柱10に取り付けられ
ている手摺りパネル3の下桟30が位置しており、床1
の手摺側先端と下桟30との間には間隙部4が設けられ
ている。この間隙部4の幅は1cm程度もあれば十分で
あり、排水性の良し悪しや歩行上の安全性等を考慮して
定めれば良い。
また、この間隙部4に、排水性を損なわずに間隙部4よ
り下に小物が落ちるのを防ぐための金網等を敷いても良
い。
手摺りパネル3の下桟30には、外廊下の前桁2等を隠
蔽して建物の外観を美しく見せるための化粧用の幕板5
が一体的に取り付けられている。
この幕板5は、例えばアルミニウム軽合金製で形成され
ており、その下部が建物側即ち前桁2側に折曲形成され
、さらに、その先端は前桁2に突き当たる位置で上側に
折曲されて裏板5bを形成している。この裏板5bは例
えばビス等により前桁2に固定されている。ここで、幕
板5の底板5aと前桁2の底板2aとが路面−となるよ
うに幕板5は形成されているが、前桁2等を隠蔽するこ
とができれば良く、例えば幕板5の底板5aが前桁2の
底板2aよりも下側に位置しても良い。
また、幕板5の長平方向の両端下部は上側に折曲されて
側板5d、5’dを形成している。この側板5d、5d
、前記底板5a、前記裏板5bおよび幕板5の表板5c
の下部とにより軒樋部6が形成されている。二の軒樋部
6の底板5aの所定の個所、例えば廊下用柱10の近傍
には排水口(図には表わされていない)が穿設され、そ
の排水口(図には表わされていない)には、従来同様、
排水金具(図示省略)を介して、流水路が取り付けられ
ている。この排水口(図には表わされていない)に向か
って、排水口(図には表わされてぃない)の設けられて
いる個所が最も低くなるように軒樋部6には水勾配が設
けられていても良いし、水勾配が設けられていなくても
良い。軒樋部6に水勾配が設けられていない場合、床1
の手摺側先端より滴下した水が軒樋部6に溜まることも
あるが、万−水が溜り、汚泥や苔により軒樋部6が汚れ
ても、二〇軒樋部6が外部から隠蔽されているため、そ
の汚れが視認されることがなく、建物の美観が損なわれ
ることがない。また、裏板5bおよび側板5d、5dの
立ち上がり寸法を大きくとり、軒樋部6の深さを深くす
ることによって、軒樋部6に溜った水の溢れを防止する
ことができる。
流水路7は呼樋および/または竪樋等とエルボ等から構
成され、従来同様、竪樋受金具(図には表わされていな
い)を介して竪樋が廊下用柱10に沿って取り付けられ
ている。
次に、上記排水構造における排水経路について説明する
。まず、床1に勾配が設けられているため、床l上に滴
下した雨水等は床lの手摺側先端に向かって流れること
になる。そして、同手摺側先端と手摺りパネル3の下桟
30との間に設けられた間隙部4より下に流れ落ちるこ
とになる。この流れ落ちた水は間隙部4の真下に位置す
る軒樋部6に達し、二〇軒樋部6に溜まることになる。
そして、排水口(図には表わされていない)の設けられ
ている個所が最も低くなるように軒樋部6に水勾配が設
けられている場合には、軒樋部6に達した水は排水口(
図には表わされていない)に向かって流れ、速やかに流
水路7内に流れ込むことになり、排水が完了する。また
、軒樋部6に水勾配が設けられていない場合には、軒樋
部6にある程度水が溜れば、溜った水は排水口(図には
表わされていない)より自然に流水路7内に流れ込むこ
とになり、排水が完了する。
上記実施例によれば、以下に述べるような効果が得られ
る。
即ち、外廊下の床1に建物側基端より手摺側先端に向か
って低くなるように勾配をつけるだけで足りるため、面
倒な施工をする必要がなく、優れた排水性を得ることが
できる。また、従来のように専用コアドリルを用いて排
水口を穿設する必要がないため、外廊下の組立てを簡便
に行うことができるし、専用コアドリル等の特殊工具も
必要としない。さらに、排水溝付き石綿セメントメース
板が不要となり、全て同じ排水溝の設けられていない石
綿セメントメース板を用いれば良いため、石綿セメント
メース板のより一層の規格化(標準化)を図ることがで
きる。
また、床1に排水溝が設けられていないため、従来排水
溝として犠牲になっていた部分も歩行スペースとして使
うことができ、外廊下の幅全体を有効に活用することが
できる。
さらに、床1に設けられた勾配に沿って床1上の水が流
れて間隙部4より下に流れ落ちるため、床1上に水が溜
らず、雨天の日でも歩きゃすい。
さらにまた、排水溝の代わりに床1の端に幅1印程度の
間隙部4が設けられているため、歩行の際に排水溝に足
をとられてケガをする等の、従来頻発していた事故が起
こらなくなる。
また、軒樋部6が幕板5により隠蔽され、外部より視認
され得ないため、意匠性に優れ建物全体の高級感を生み
だすことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
例えば、上記実施例によれば、軒樋部6は幕板5の下部
が折曲されることにより一体成型されているとしたが、
これに限定されることなく、例えば幕板5と軒樋部6と
が別体のものであり、ビス等により両者が固定されるよ
うになっていても良い。このようにすれば、幕板5のみ
或いは軒樋部6のみの修理交換等が可能となる。
また、上記実施例によれば、軒樋部6は幕板5の下部が
折曲されることにより一体成型されているとしたが、こ
れに限定されることなく、例えば軒樋部6が、幕板5と
は別体のものであるが、−力学摺りパネル3の下桟30
と一体成型されていても良い。このようにすれば、手摺
りパネル3を取り付けるだけで、外廊下に軒樋を設ける
ことができる。
さらに、上記実施例によれば、軒樋部6は幕板5の下部
が折曲されることにより一体成型されているとしたが、
これに限定されることなく、例えば軒樋部6と幕板5と
手摺りパネル3の下桟30とが一体成型されていても良
い。このようにすれば、手摺りパネル3を取り付けるこ
とによって幕板5および軒樋部6も必然的に取り付けら
れることになり、施工上の手間を省くことができるとと
もに、部品点数の削減を図ることができ、建築コストの
低減につながる。
なお、外廊下の排水構造のみならず、バルコニー等の排
水構造にも応用することができる。
[発明の効果] 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
即ち、外廊下の排水構造において、建物側基端より手摺
側先端に向かって低くなるように外廊下の床に勾配が設
けられ、その先端と手摺りパネルの基部との間に間11
Ji部が設けられ、該間隙部の真下に軒樋部が取り付け
られ、同軒樋部およびそれに連設される流水路を介して
外廊下の床上の水が排水されるようになっているため、
床に3次元的な勾配を設ける必要がなく、また、床に排
水口を穿設する必要がない。従って、面倒な施工をする
ことなく優れた排水性を得ることができる。
また、床上の水は間lli部より下に流れ落ちるので、
床上に水が溜まることがない。従って、雨天の日でも歩
きやすくなり、外廊下の使い勝手が良くなる。
さらに、床上に水が溜まることがないので、床に汚泥が
溜ったり、苔が生えたりすることがない。
また、軒樋が幕板により隠蔽されることにより、軒樋が
外部から視認され得なくなり意匠性に優れることになる
。従って、建物の美観が損なわれることがなく、建物全
体の高級感を生みだすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である外廊下の排水構造を示
す部分拡大断面図である。 1・・・床、3・・・手摺りパネル、4・・・間隙部、
5・・・幕板、6・・・軒樋部、7・・・流水路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物側基端より手摺側先端に向かって低くなるよ
    うに外廊下の床に勾配が設けられ、その先端と手摺りパ
    ネルの基部との間に間隙部が設けられ、該間隙部の真下
    に軒樋部が取り付けられ、同軒樋部およびそれに連設さ
    れる流水路を介して外廊下の床上の水が排水されるよう
    になっていることを特徴とする外廊下の排水構造。
  2. (2)前記軒樋部が前記手摺りパネルと一体成型されて
    いることを特徴とする請求項1記載の外廊下の排水構造
  3. (3)前記軒樋部が幕板と一体成型されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の外廊下の排水構造。
JP16595890A 1990-06-25 1990-06-25 外廊下の排水構造 Pending JPH0455551A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104309620A (zh) * 2014-10-29 2015-01-28 南车资阳机车有限公司 一种外走廊机车走廊地板结构
JP2017218750A (ja) * 2016-06-04 2017-12-14 利友 鈴木 排水溝と縦樋が不要なバルコニー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104309620A (zh) * 2014-10-29 2015-01-28 南车资阳机车有限公司 一种外走廊机车走廊地板结构
CN104309620B (zh) * 2014-10-29 2016-09-07 中车资阳机车有限公司 一种外走廊机车走廊地板结构
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