JP2007046283A - バルコニー防水構造および防水プレート並びにバルコニー防水構造の構築方法 - Google Patents

バルコニー防水構造および防水プレート並びにバルコニー防水構造の構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 防水層の立ち上がり部の施工スペースを確保しつつ、その立ち上がり部に雨水などが飛散したり押し上げられたりするのを防止できるバルコニー防水構造および防水プレート並びにバルコニー防水構造の構築方法を提供する。
【解決手段】 サッシ7の下枠8の下方位置でかつ、バルコニー1の基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置に、バルコニー1の床面2に立設する防水プレート21を設け、この防水プレート21は、床面2から上方に立ち上がる立上り部23と、床面2に沿って広がる定着部24とを備え、さらに、防水プレート21は、バルコニー1の床下地材3を覆うとともにバルコニー1の基端側の壁面に沿って立ち上がるように形成された第一防水層4a上に設けられ、第一防水層4aの上面には、防水プレート21よりも先端側を覆うとともに防水プレート21の前面に沿って立ち上がる第二防水層4bが形成された。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バルコニーの防水構造および防水プレート並びにバルコニー防水構造の構築方法に関する。
一般に、窓などに用いられるサッシは、一対の縦枠と上枠と下枠とを備えており、下枠には外側端部から下方に延出する板状の水切り部材が形成されている(例えば、特許文献1参照)。この水切り部材によって、サッシ前面から流れた雨水が、下枠から落下し、下枠の下面に流れ込むのを防止している。
前記構成と同様のサッシをバルコニーの窓用サッシとして利用した場合、バルコニーのサッシの下部の納まりは、図5に示すような構造となる。図示するように、サッシ51の下方には、水勾配が設けられたバルコニー52の床面53が位置する。床面53は、板状の下地材54の表面に防水層55が塗布されて構成されている。防水層55は、複数の層に分けて塗布されており、バルコニー52の基端部56で、壁下地材57に沿って上方に立ち上がり、固定されている。防水層55の上端部には、コーキング58などのシールが施されている。
特開平8−177332号公報(図1)
ところで、近年、バリアフリーの要請から、バルコニー52の床面53と、室内の床面59との段差を小さくすることが求められている。また、バルコニー52は、水勾配を必要とするため、基端側の床面53のレベルが高くなっている。そのため、サッシ51の下枠61とバルコニー52の床面(防水面)53との隔離寸法が小さいため、下枠61下部の奥(バルコニー52の基端部56)に形成される防水層55の立ち上がり部62を施工する際のスペースが狭く、その施工作業が困難である。これによって、立ち上がり部62の施工(防水層55の塗布やコーキング58など)品質が一定となりにくく、品質にバラつきが発生してしまう問題があった。また、施工作業後の目視確認も難しく、品質確保上問題となっていた。
そのため、バルコニー52で用いられるサッシ51は、下枠61の下部に形成される水切り部材63の垂れ下がり長さを最小(例えば、15mm程度)にして、少しでも防水層55の立ち上がり部62の施工スペースを大きくして、防水層55の立ち上がり部62の品質のバラつきを小さくするようにしていた。
しかしながら、前記のサッシ51の構成では、台風などの強風時に、サッシ51の前面を流れた雨水やサッシ51の下方に降り注いだ雨水が、強風の風圧によって防水上の弱点部である防水層55の立ち上がり部62に飛散してしまい、好ましくなかった。
また、近年は、大面積のルーフバルコニーのニーズが高く、防水層55の立ち上がり部62は、風雨の影響をより受けやすい状況となっている。すなわち、バルコニー52の床面53に流れた大量の雨水が、風圧によって水勾配を逆流し、防水層55の立ち上がり部62に押し上げられてしまう場合があった。
そこで、本発明は、前記の問題を解決するためになされたものであり、防水層の立ち上がり部の施工スペースを確保しつつ、その立ち上がり部に雨水などが飛散したり押し上げられたりするのを防止できるバルコニー防水構造および防水プレート並びにバルコニー防水構造の構築方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための請求項1に係る発明は、サッシが設けられたバルコニーの防水構造において、前記サッシの下枠の下方位置でかつ前記バルコニーの基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置に、前記バルコニーの床面に立設する防水プレートを設けた、ことを特徴とするバルコニー防水構造である。
前記構成によれば、防水プレートを設けたことによって、下枠の水切り板を必要最小限の長さにできるので、その下方の防水層の施工スペースを確保することができ、防水層の立ち上がり部の施工性が向上し、その品質を高めることができる。また、サッシの前面を流れた雨水やサッシの下方に降り注いだ雨水が、強風の風圧によってサッシの下枠の下方に吹き込んでも、防水プレートで止めることができ、防水上の弱点部である防水層の立ち上がり部に飛散することはない。さらに、バルコニーの床面に流れた雨水が、風圧によって、下枠の下方に逆流しても、防水プレートで堰き止めることができ、防水層の立ち上がり部に雨水が達することはない。
請求項2に係る発明は、前記防水プレートが、前記バルコニーの床下地材を覆うとともに前記バルコニーの基端側の壁面に沿って立ち上がるように形成された第一防水層上に設けられ、前記第一防水層の上面には、前記防水プレートよりも先端側を覆うとともに前記防水プレートの前面に沿って立ち上がる第二防水層が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバルコニー防水構造である。
前記構成によれば、防水プレートの下端部の防水性を高めることができる。
請求項3に係る発明は、前記防水プレートが、前記床面から上方に立ち上がる立上り部と、前記床面に沿って広がる定着部とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバルコニー防水構造である。
前記構成によれば、防水プレートとバルコニー床面との接合強度を高めることができるので、台風時などの風圧が防水プレートにかかっても防水プレートが倒れることはない。
請求項4に係る発明は、前記防水プレートが、その上端に前記バルコニーの先端側に向かって折り返された水返し部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のバルコニー防水構造である。
前記構成によれば、雨水が防水プレートを逆流するような強風が発生したとしても、雨水は、水返し部で確実に折り返されて前方に落下するので、防水層の立ち上がり部に達することはない。
請求項5に係る発明は、前記防水プレートの定着部には、前記第一防水層および前記第二防水層を挿通させるための定着用孔が形成されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のバルコニー防水構造である。
前記構成によれば、第一防水層および第二防水層が定着用孔に挿入することで、防水プレートと噛み合い、防水プレートと各防水層との接合性が大幅に向上する。
請求項6に係る発明は、前記防水プレートが、前記第一防水層および第二防水層と同質もしくは同等の耐久性を有する樹脂類を基材として形成されたことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載のバルコニー防水構造である。
前記構成によれば、防水プレートと第一および第二防水層、両方との接着性が高く、また、日射などの熱によって変形した場合にその変形率が同等であるので、第一および第二防水層が破れることはない。
請求項7に係る発明は、前記サッシの下枠には、下方に垂れ下がる水切り板が形成されており、前記防水プレートは、その上端部が前記水切り板の下端部よりも高い位置に配置されるように形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のバルコニー防水構造である。
前記構成によれば、雨水を防水プレートで確実に堰き止めることができ、雨水が防水層の立ち上がり部に達することはない。
請求項8に係る発明は、サッシが設けられたバルコニーの防水構造に用いられる防水プレートであって、前記サッシの下枠の下方位置であってかつ前記バルコニーの基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置に前記バルコニーの床面から上方に立ち上がる立上り部と、前記立上り部の下端に連続して形成され前記バルコニーの床面に沿って広がる定着部と、を備えたことを特徴とする防水プレートである。
請求項9に係る発明は、サッシが設けられたバルコニーの防水構造の構築方法において、前記バルコニーの床面に、当該床面を覆うとともに前記バルコニーの基端側の壁面に沿って立ち上がるように第一防水層を形成する第一防水層形成工程と、前記第一防水層が乾く前に、当該第一防水層上で前記サッシの下枠の下方位置でかつ前記バルコニーの基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置に防水プレートを立設する防水プレート設置工程と、前記第一防水層の上面に、前記防水プレートよりも先端側を覆うとともに前記防水プレートの前面に沿って立ち上がる第二防水層を形成する第二防水層形成工程と、を備えたことを特徴とするバルコニー防水構造の構築方法である。
前記方法によれば、防水プレートは、第一防水層と第二防水層の両方に強固に固着され、バルコニーの床面に対する接合性が大幅に向上する。
本発明によれば、防水層の立ち上がり部の施工スペースを確保しつつ、その立ち上がり部に雨水などが飛散したり押し上げられたりするのを防止できるといった優れた効果を発揮する。
本発明を実施するための第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第1の実施の形態を示した断面図である。なお、本実施の形態では、バルコニーに掃き出し窓用のサッシが設けられた場合を例に挙げて説明する。
まず、かかるバルコニー防水構造およびこれに用いられる防水プレートの構成について説明する。
図1に示すように、バルコニー1は、壁面から延出した片持ち梁(図示せず)に支持された板状の床下地材3を備えている。床下地材3は、雨水などの水を排水すべく、バルコニー1の先端側が下がるように傾斜されて片持ち梁に固定されている。床下地材3の表面には、防水層4が所定の厚さに塗布されて床面2が形成されている。防水層4は、プライマーを床下地材3の表面に塗った上に塗布される第一防水層4aと、第一防水層4aの上面に塗布される第二防水層4bとで構成されている。第一防水層4aが下塗り層となり、第二防水層4bが上塗り層となる。
第一防水層4aは、バルコニー1の床面31の全体に亘って床下地材3を覆うとともにバルコニー1の基端側の壁面に沿って立ち上がるように塗布されて形成されている。第一防水層4aの立ち上がり部5aは、板状の外壁下地材6にプライマーを塗った上に塗布されて形成されている。第二防水層4bは、第一防水層4aの上面に塗布されて形成されている。このように、防水層4は、二度塗りされて所定の厚さを確保し、必要な防水性能を得るようになっている。
バルコニー1に設けられた掃き出し窓用のサッシ7は、アルミニウムやステンレスなどの材質で構成された一対の縦枠(図示せず)と上枠(図示せず)と下枠8とを備えている。下枠8の下面は、前側に向かうに連れて下方に下がるように傾斜して形成されている。なお、下枠8の下面は水平であってもよい。下枠8の下面の後端部(室内側端部)には、外壁下地材6に当接する取付プレート9が形成されており、ビス11などの締結手段により、下枠8を外壁下地材6および下地受材12に固定するようになっている。
下枠8の下面の前端部には、下方に延出する板状の水切り板14が形成されている。水切り板14は、サッシ7の幅全長(下枠8の全長)に亘って形成されている。水切り板14は、その前面が下枠8の前面と面一となるように構成されている。水切り板14の垂れ下がり長さは、例えば、15mm程度となっており、サッシ7のガラス面(前面)などから流れた雨水を、サッシ7の下方のバルコニー1の防水層4上に落下させるようになっている。
なお、下枠8の上面には、サッシ7の幅方向に延びるガイドレール15が複数形成されており、これらのガイドレール15上には、窓16と網戸17が、それぞれスライド自在に設けられている。なお、図1中、18は、室内の床材を示す。
ところで、本発明は、サッシ7の下枠8の下方位置でかつ、バルコニー1の基端側(後側)の壁面から所定の間隔を隔てた位置に、バルコニー1の床面2に立設する防水プレート21を設けたことを特徴とする。防水プレート21は、サッシ7の下枠8の全長に亘って延びている。防水プレート21は、立上り部23が少なくとも外壁下地材6に形成される外壁(例えば、ラス貼りの上にモルタル塗りしてなる外壁)の仕上げ面22の位置よりも奥(後側)に位置するように配置されている。本実施の形態では、防水プレート21は、立上り部23が外壁の仕上げ面22と略面一になるように配置されている。
防水プレート21は、第一防水層4aおよび第二防水層4bと同質もしくは同等の耐久性を有する樹脂類(例えば、ウレタン、FRP、アクリルゴム、クロロプレンゴム、塩化ビニル、アクリルなど)を基材として形成されている。なお、防水プレートを、アルミなどの金属類で形成して、その表面に防水材との接着強度を確保するための処理を施すようにしてもよい。防水プレート21は、床面2から上方に立ち上がる立上り部23と、床面2に沿って広がる定着部24とを一体的に形成して構成されている。本実施の形態では、立上り部23の下端部に、サッシ7の前面側一方向に延出するように定着部24が形成されている。すなわち、防水プレート21は断面L字状に形成されている。
防水プレート21の立上り部23は、サッシ7の下枠8とバルコニー1の床面2との離間寸法に応じて立上り高さが決められている。立上り部23は、例えば、30〜60mmの立上り高さを有しており、立上り部23の上端部が、下枠8に形成された水切り板14の下端部よりも高い位置に配置されるように構成されている。
防水プレート21の立上り部23の上端には、バルコニー1の先端側に向かって折り返された水返し部25が形成されている。水返し部25は、前方に3〜10mmの長さで延出しており、強風により立上り部23に沿って吹き上げられた雨水を、堰き止めて、バルコニー1の前方に折り返させるようになっている。
防水プレート21の定着部24は、第一防水層4a上に設けられている。第一防水層4aは、バルコニー1の床下地材3を覆うとともに、バルコニー1の基端側の壁面に沿って立ち上がるように形成されている。第一防水層4aの立ち上がり部5aの上端部には、サッシ7の下枠8の下端面の内側端部を覆うようにコーキング26が施されている。第一防水層4aの上面には、防水プレート21よりも先端側を覆う第二防水層4bが塗布されている。
第二防水層4bは、定着部24の上面に塗布されるとともに、立上り部23の前面に塗布され、立上り部23の前面に沿って立ち上がるように構成されている。定着部24は、30〜60mmの幅で形成されており、所定の面積で第一防水層4aと第二防水層4bとに挟まれて、防水層4に一体的に接着されている。立上り部23および定着部24の表面には、プライマーが塗布されており、第一防水層4aおよび第二防水層4bとの接着性を高めている。なお、防水プレート21の表面にサンディング処理を施して、防水層4との接着性を高めてもよく、さらに、サイディング処理とプライマー塗布とを併用するようにしてもよい。以上のように、定着部24が第一防水層4aと、第二防水層4b間に一体的に接着されることで、防水プレート21は、防水層4に一体化されている。
第二防水層4bは、立上り部23の上端に形成された水返し部25の内側(下面)にも塗布されており、バルコニー1の先端側に向かって折り返されて形成されている。これによって、防水プレート21と第二防水層4bとの間に雨水が浸入するのを防止でき、防水性が高められている。
次に、前記構成のバルコニー防水構造の構築方法を説明しながら、その作用を説明する。
前記構成のバルコニー防水構造を構築するに際しては、まず、バルコニー1の床面2の床下地材3およびサッシ7の下方の外壁下地材6の表面にプライマー(図示せず)を塗布し、そのプライマー上に第一防水層4aを塗布する(第一防水層形成工程)。第一防水層4aは、床下地材3を覆うとともに、バルコニー1の基端側の壁面(サッシ7の下部の外壁下地材6)に沿って立ち上がるように塗布する。
このとき、サッシ7の下枠8の下方に防水プレート21が後の工程で取り付けられるので、下枠8の下端には必要最小限の寸法の水切り板14が形成されていればよい。したがって、下枠8とバルコニー1の床面2との隔離寸法を最大限、大きくすることができる。そして、防水層4の施工時には、防水プレート21は取り付けられていないので、下枠8の下方に、第一防水層4aの立ち上がり部5aの施工スペースを確保することができる。これによって、第一防水層4aの施工性が高くなり、立ち上がり部5aの品質を高めて均一化することができる。
さらには、第一防水層4aの立ち上がり部5aの施工状態を目視確認することができるので、万一、施工不具合があった場合には、それを発見・補修することができるので、防水層4の品質確保が可能となる。
その後、サッシ7の下枠8の下方位置でかつバルコニー1の基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置の第一防水層4aの上面に、防水プレート21を設置する。ここで、バルコニー1の基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置とは、防水プレート21の立上り部23が外壁の仕上げ面22に略沿うように配置される位置である。防水プレート21は、サッシ7の下枠8の前面から、その水切り板14の下部を回し込むように、下枠8の下方に挿入し、第一防水層4a上に載置する。防水プレート21の設置は、第一防水層4aが乾いて硬化する前、すなわち未硬化の時点で行う(防水プレート設置工程)。このように、第一防水層4aが乾いて固まる前に防水プレート21を載置することで、防水プレート21が第一防水層4aに食い込んで、その状態で第一防水層4aが硬化する。これによって、第一防水層4aと防水プレート21の定着部24との接着性を高めることができる。
防水プレート21の設置が完了したならば、第一防水層4aの上面に、第二防水層4bを塗布する。第二防水層4bは、防水プレート21よりも先端側(前側)の第一防水層4aを覆うとともに、防水プレート21の前面に沿って立ち上がるように塗布される(第二防水層形成工程)。第二防水層4bは、防水プレート21の立上り部23の前面および水返し部25の下面にも塗布されており、バルコニー1の先端側に向かって折り返されて形成されている。
以上の工程が終了して、第二防水層4bが乾いて硬化したら、バルコニー防水構造の構築が完了する。
以上の構築工程によれば、バルコニー1の防水層4を形成する工程の途中に、防水プレート21を設置する工程を入れるだけで、かかるバルコニー防水構造を構築することができる。また、防水プレート21の設置工程も、下枠8の下方から回し込むように挿入するだけであるので、その施工は非常に容易に行うことができる。
防水プレート21は、形状が単純で製造が容易であり、また、部材も安価であるので、経済的に優れている。また、立上り部23の長さを調整することで、種々のバルコニーに対応することができ、汎用性が高い。
さらに、前記構築方法によれば、防水プレート21を、第二防水層4bのみならず、第一防水層4aにも強固に固着することができ、バルコニー1の床面2に対する防水プレート21の接合性が大幅に向上する。
前記構成のバルコニー防水構造によれば、防水プレート21をバルコニー1の床面2に立設したことによって、サッシ7の前面を流れた雨水やサッシ7の下方に降り注いだ雨水が、強風の風圧によってサッシ7の下枠8の下方に吹き込んでも、防水プレート21で堰き止めることができる。したがって、防水上の弱点部である防水層4の立ち上がり部(第一防水層4aの立ち上がり部5a)に、雨水が飛散することはない。また、バルコニー1の床面2に流れた雨水などが、風圧によって、下枠8の下方にまで逆流しても、防水プレート21で堰き止めることができ、雨水が第一防水層4aの立ち上がり部5aに達するのを防止することができる。以上のように、防水上の欠点となりやすい第一防水層4の立ち上がり部5aへの防水負荷を無くすことができるので、雨漏りを確実に防止できる。
防水プレート21は、立上り部23が外壁の仕上げ面22の位置に面一になるように配置されているので、サッシ7の側部から雨水が吹き込んでも、第一防水層4aの立ち上がり部5aに雨水が飛散するのを防止できる。なお、防水プレート21をさらに奥の方に設置するようにしてもよい。このようにすれば、つま先によって防水プレート21を蹴り込んでしまう可能性を低減することができる。
また、防水プレート21は、立上り部23と定着部24とを備えており、第一防水層4aと、第二防水層4bとの間に一体的に形成されているので、防水層4との接着性(接合強度)を高めることができる。これによって、雨水を堰き止めるだけではなく、サッシ7の下方に吹き込む風の風圧に対抗することができ、台風時などの風圧が防水プレート21にかかっても防水プレート21が倒れることはない。
さらに、かかるバルコニー防水構造は、通常のバルコニー1の防水層4に加えて、防水プレート21を備えた二重の防水部材を備えているので、防水性能を大幅に向上させることができる。また、防水層4の施工スペース確保による品質向上と、立ち上がり部5aへの雨水の飛散の防止といった作用を同時に得られるので、壁面内への雨水などの浸入を確実に防止でき、サッシ7の下方の防水層4の防水性が大幅に向上する。
そして、防水プレート21の上端には、水返し部25が形成されているので、雨水などが防水プレート21を逆流するような強風が発生したとしても、雨水は、水返し部25で確実に折り返されて、前方へと飛散されるので、第一防水層4aの立ち上がり部5aに達することはない。
防水プレート21は、第一防水層4aおよび第二防水層4bと同質もしくは同等の耐久性を有する樹脂類を基材として形成されているので、防水プレート21と第一防水層4aおよび第二防水層4bとの接着性を高くできる。また、日射などの熱によって防水層4や防水プレート21が変形した場合に、その変形率が同等であるので、第一防水層4aおよび第二防水層4bが破れることはない。
防水プレート21は、その上端部が下枠8の水切り板14の下端部よりも高い位置に配置されるように形成されているので、強風によって水切り板14の下端から雨水が下枠8の下側に吹き込んだとしても、吹き込んだ雨水を防水プレート21で確実に堰き止めることができる。したがって、雨水が第一防水層4aの立ち上がり部5aに達することはない。
また、前記構成のバルコニー防水構造によれば、経年変化時のメンテナンスによる再施工時には、サッシ7を変形させることなく防水層4の再施工が行えるので、施工効率が高い。さらに、防水プレート21の取外しおよび取付けが容易に行える。すなわち、防水プレート21の取外しは、防水層4を剥離することで同時に行え、一方、防水プレート21の取り付けは、防水層4の塗布の際に、防水プレート21を所定の位置に設置するだけで行えるので非常に効率的な施工が行える。
[第2実施形態]
図2は、本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第2の実施の形態を示した防水プレートの拡大斜視図である。
図示するように、かかる防水プレート31は、床面から上方に立ち上がる立上り部23と、床面に沿って広がる定着部32とを一体的に形成して構成されている。本実施の形態では、立上り部23の下端部に、サッシの前面側および後面側の両方向に延出するように定着部32が形成されている。すなわち、防水プレート31は断面逆T字状に形成されている。
定着部32は、図1の定着部24と同様に、30〜60mmの幅で形成されており、防水層4に一体的に接着されている。立上り部23は、定着部32の幅方向略中間部に位置するように形成されている。この場合、第二防水層は、立上り部23よりも前面側の定着部32の表面のみに塗布され、立上り部23よりも後面側の定着部32の表面には塗布されない。なお、立上り部23の上部には、水返し部25が形成されている。防水プレート31の他の構成については、図1に示した第1実施形態と同様であるので、図示および説明を省略する。
このように、本実施の形態では、立上り部23を、定着部32の中間部に設けたことによって、立上り部23がサッシの前面側から風圧を受けた際に、その風圧は、立上り部23からその後側(室内側)の定着部32に伝わって、バルコニーの床面へと伝達される。よって、風圧に対する抵抗力を向上させることができる。
[第3実施形態]
図3は、本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第3の実施の形態を示した防水プレートの拡大斜視図である。
図示するように、かかる防水プレート36は、定着部37に、第一防水層および第二防水層を挿通させるための定着用孔38が形成されたことを特徴とする。定着用孔38は、定着部37を貫通して、複数形成されており、例えば、千鳥状に配置されている。本実施の形態は、図2に示した第2実施形態と同様に、立上り部23は、定着部37の幅方向略中間部に形成されて、断面逆T字条を呈しているが、これに限られるものではなく、図1に示した第1実施形態のように断面L字条を呈していてもよく、さらに他の形状であってもよい。
前記構成によれば、防水プレート36を第一防水層上に載置したときに、第一防水層が定着用孔38の下側から挿入して防水プレート36と噛み合う。よって、防水プレート36と第一防水層との接合性が高くなる。そして、第二防水層を防水プレート36に塗布した際には、第二防水層が定着用孔38の上側から挿入して防水プレート36と噛み合う。よって、防水プレート36と第二防水層との接合性が高くなる。このように、防水プレート36は、第一防水層および第二防水層との接合性が高くなるので、防水プレート36は、防水層と一体的に固定され、防水プレート36のバルコニーとの接合性が大幅に向上する。
なお、定着用孔は、貫通孔に限られるものではなく、定着部37の上面および下面にそれぞれ凹部として形成するようにしてもよい。
[第4実施形態]
図4は、本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第4の実施の形態を示した断面図である。
図示するように、かかるバルコニー防水構造は、図1に示した第1実施形態に加えて、サッシ7の両端下端面に、サッシ7の前後方向に延びる水切り部材41をそれぞれ設けたことを特徴とする。この水切り部材41は、サッシ7の縦枠の側面を伝ってくる雨水が、縦枠の下端部から下枠8の下面へ流れ込むのを防止するものである。なお、図4では、水切り部材41がサッシ7の中心側より見えている。
水切り部材41は、下方に垂れ下がる垂下部43と、サッシ7の両端下端面(一対の縦枠(図示せず)の下端面または下枠8の両端下端面)に当接する接合面部44とを備えた断面逆L字状の板材にて構成されている。垂下部43の前端縁は、下枠8の前端面に形成された水切り板14の裏面(後側面)に当接するように構成されている。接合面部44には、両面テープからなる接合テープ45が貼り付けられ、この接合テープ45によって、水切り部材41がサッシ7の両端下端面に固定されている。
前記構成のバルコニー防水構造によれば、サッシ7の前面から第一防水層4aの立ち上がり部5aへの雨水の浸入を防止できるのみならず、サッシ7の側面からの雨水の浸入をも防止でき、サッシ7周りの防水性が大幅に向上する。
本実施の形態では、水切り部材41の垂下部43は、下枠8の水切り板14の下端部と略同等の垂れ下がり長さとなっているが、垂下部をさらに下方(例えば、バルコニー1の床面2近傍)にまで延出するようにしてもよい。これによれば、サッシ7の側部からの雨水の吹き込みや吹き上げを防止することができる。
[第5実施形態]
図5は、本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第5の実施の形態を示した断面図である。
図示するように、かかるバルコニー防水構造は、図1に示した第1実施形態に加えて、サッシ7の下枠8の下面に設けられる前面水切り部材46を設けたことを特徴とする。
前面水切り部材46は、下方に垂れ下がる垂下部47と、下枠8の下面に当接する転び防止部48とを備えた断面逆L字状の板材にて構成されている。前面水切り部材46は、下枠8に着脱自在に固定されている。具体的には、垂下部47が、ビス(図示せず)によって下枠8の水切り板14に固定されている。ビスは、水切り板14の前面から螺合されており、前面水切り部材46の取り付けおよび取り外しを容易に行うことができる。
垂下部47は、下枠8の水切り板14よりも長い垂れ下がり長さを有して、例えば、防水プレート21の立上り部23の高さ方向中間部近傍まで延出している。垂下部47は、防水プレート21と合わせて二重の防水壁を構成し、下枠8の下方の防水層4の立ち上がり部5aへの雨水の吹き込み防止性能を高めている。
転び防止部48は、所定の幅を有して、下枠8の下面に当接している。前面水切り部材46の垂下部47には、風圧がかかったり、人の足先がぶつかったりして、外力がかかることが想定されるが、前面水切り部材46は、転び防止部48が下枠8の下面に当接しているので、垂下部47にかかった外力を下枠8の下面に伝えることができ、前面水切り部材46がバルコニー1の基端側に転ぶのを防止できる。
なお、前面水切り部材46を垂下部47のみで構成してもよい。この場合、水切り板14との接合性を高めるためにビスの個数を増やす。
前記構成のサッシ防水構造46によれば、サッシ7の側面のみならず、下枠8の下部からの雨水の流入を防止できるので、サッシ7および建物の防水性をさらに向上させることができる。
さらに、図5中、一点鎖線にて示すように、防水プレート21の立上り部23と前面水切り部材46との間に、止水性能を有するシール材49を設けてもよい。シール材49は、不定形のシール材料を充填するか、あるいはエチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)などから構成される定形のシール材料を装着することで構成されている。前記構成によれば、防水プレート21の立上り部23と前面水切り部材46との隙間を閉塞できるので、雨水の浸入を確実に防止でき、サッシ7および建物の防水性を大幅に向上させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。例えば、本実施の形態では、防水層4は、第一防水層4aと第二防水層4bとを有する二度塗りのものであるが、これに限られるものではなく、求められる防水性能に応じて、例えば、下塗り、中塗りおよび上塗りを有する三度塗りの防水層、あるいは四度塗り以上の防水層であってもよい。この場合、防水プレートが設けられる位置は、防水プレートの上に少なくとも一層以上の防水層が形成される位置、すなわち、上塗り層よりも下側となる。
また、前記実施の形態では、掃き出し窓用のサッシを例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、通常の引き違い窓や嵌め殺し窓であっても、本発明を適用できるのは勿論である。
本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第1の実施の形態を示した断面図である。 本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第2の実施の形態を示した防水プレートの拡大斜視図である。 本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第3の実施の形態を示した防水プレートの拡大斜視図である。 本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第4の実施の形態を示した断面図である。 本発明に係るバルコニー防水構造を実施するための最良の第5の実施の形態を示した断面図である。 従来のバルコニー防水構造を示した断面図である。
符号の説明
1 バルコニー
2 床面
3 床下地材
4a 第一防水層
4b 第二防水層
7 サッシ
14 水切り板
21 防水プレート
23 立上り部
24 定着部
25 水返し部
31 防水プレート
32 定着部
36 防水プレート
37 定着部
38 定着用孔

Claims (9)

  1. サッシが設けられたバルコニーの防水構造において、
    前記サッシの下枠の下方位置でかつ前記バルコニーの基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置に、前記バルコニーの床面に立設する防水プレートを設けた
    ことを特徴とするバルコニー防水構造。
  2. 前記防水プレートは、前記バルコニーの床下地材を覆うとともに前記バルコニーの基端側の壁面に沿って立ち上がるように形成された第一防水層上に設けられ、
    前記第一防水層の上面には、前記防水プレートよりも先端側を覆うとともに前記防水プレートの前面に沿って立ち上がる第二防水層が形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のバルコニー防水構造。
  3. 前記防水プレートは、前記床面から上方に立ち上がる立上り部と、前記床面に沿って広がる定着部と備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバルコニー防水構造。
  4. 前記防水プレートは、その上端に前記バルコニーの先端側に向かって折り返された水返し部を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のバルコニー防水構造。
  5. 前記防水プレートの定着部には、前記第一防水層および前記第二防水層を挿通させるための定着用孔が形成された
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のバルコニー防水構造。
  6. 前記防水プレートは、前記第一防水層および第二防水層と同質もしくは同等の耐久性を有する樹脂類を基材として形成された
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載のバルコニー防水構造。
  7. 前記サッシの下枠には、下方に垂れ下がる水切り板が形成されており、
    前記防水プレートは、その上端部が前記水切り板の下端部よりも高い位置に配置されるように形成された
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のバルコニー防水構造。
  8. サッシが設けられたバルコニーの防水構造に用いられる防水プレートであって、
    前記サッシの下枠の下方位置であってかつ前記バルコニーの基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置に前記バルコニーの床面から上方に立ち上がる立上り部と、
    前記立上り部の下端に連続して形成され前記バルコニーの床面に沿って広がる定着部と、を備えた
    ことを特徴とする防水プレート。
  9. サッシが設けられたバルコニーの防水構造の構築方法において、
    前記バルコニーの床面に、当該床面を覆うとともに前記バルコニーの基端側の壁面に沿って立ち上がるように第一防水層を形成する第一防水層形成工程と、
    前記第一防水層が硬化する前に、当該第一防水層上で前記サッシの下枠の下方位置でかつ前記バルコニーの基端側の壁面から所定の間隔を隔てた位置に防水プレートを立設する防水プレート設置工程と、
    前記第一防水層の上面に、前記防水プレートよりも先端側を覆うとともに前記防水プレートの前面に沿って立ち上がる第二防水層を形成する第二防水層形成工程と、を備えた
    ことを特徴とするバルコニー防水構造の構築方法。
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CN111877471A (zh) * 2020-08-12 2020-11-03 陈奕歌 一种建筑用同层排水卫生间用除水结构及其使用方法

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