JP2008114277A - 被圧延薄板の巻取方法及び装置 - Google Patents

被圧延薄板の巻取方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被圧延薄板への押付圧を巻取コイル径によって変化させず、被圧延薄板に巻取しわや折れ等の製品不良を発生させない簡便で低コストな被圧延薄板の巻取装置を提供すること。
【解決手段】
被圧延薄板3をコイル状に巻き取るための巻取軸1と、コイル状に巻き取られた被圧延薄板3の外表面に接するアイロンローラ4とを備えた被圧延薄板の巻取装置であって、被圧延薄板3の巻取時に前記アイロンローラ4の被圧延薄板3に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板3のコイル3a径の変化に応じて、前記アイロンローラ4のコイル状の前記被圧延薄板3への押付圧を所定圧に維持する押付圧維持手段を備えてなる被圧延薄板の巻取装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、被圧延薄板を巻取軸によりコイル状に巻き取る際、コイル状に巻き取られた被圧延薄板の外表面にアイロンローラによって押付圧を付与させながら巻き取る被圧延薄板の巻取方法及び装置に関する。
ステンレス鋼や銅材からなる被圧延薄板(約0.05mm以下の板厚を有する被圧延材)を、巻取装置の巻取軸に装着されたスプールに巻き取る場合、しわが発生して巻取不良となる場合がある。このようなしわ発生を防止するための有効な装置を備えていない巻取装置では、巻取張力を増大させたり圧延速度を遅くしたりする圧延操業上の工夫により、しわの発生を防止していた。
このようなしわ発生の防止を目的とした従来例に係る巻取装置及び巻取方法について、以下図4を用いて説明する。図4は従来例に係る一実施例を示す金属箔帯の巻取装置の要部説明図である。
従来例に係るこの金属箔帯の巻取装置は、金属箔帯を巻芯のまわりに巻き取る金属箔帯の巻取装置において、巻芯31に巻取トルクを付与する巻芯駆動機構32と、巻取中の巻芯31上に形成された金属箔帯Sの巻取コイル33の外周に所要接触圧で接触するタッチローラ34と、タッチローラ34へ金属箔帯Sを繰出す繰出しローラ35と、繰出しローラ35から繰出した金属箔帯Sをタッチローラ34に巻き掛けるように導くと共に金属箔帯Sをタッチローラ34に押圧することができる最終ニップローラ36と、タッチローラ34のトルク調節機構37とを備えている。
そして、この様な巻取装置において、本従来例に係る金属箔帯Sの巻取方法は、前記トルク調節機構37でタッチローラ34のトルクを調節することにより、前記金属箔帯Sに局部的弛みを取るための所要の延伸力を加えるとともに、前記巻芯駆動機構32により巻芯31に巻取トルクを付与しながら巻き取る方法である(特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来例に係る巻取装置においては、複雑なローラ構成と制御機構とから成り立っており設備コストが多大なものとなる。また、この巻取装置の巻取方式は、巻芯の上方から金属箔帯を巻き取る上巻取方式であるため、前記スプールの下方から巻き取る下巻取方式によるステンレス鋼や銅材からなる被圧延薄板の巻取には適用できない。
また、図4から明らかなように、金属箔帯と接触するローラが多く、このローラとの接触に起因してスリップ傷や凹み傷が発生する可能性が高くなるという問題がある。
この様な下巻取方式の巻取装置におけるしわ発生防止として、巻取時の被圧延薄板に押付圧を付与するアイロンローラを巻取部に備えた巻取装置が従来より用いられているが、巻取点が巻取軸に装着されたスプールの下部となるため、前記アイロンローラを前記スプールの下部から押し当てるタイプとならざるを得ない。そのため、巻取開始時に設定した被圧延薄板への押付圧が、巻取コイル径の増加に従ってアイロンローラの自重の影響を受けて大きく変化し、圧延開始から終了に至るコイル全体に渡り、巻取しわ発生の防止が出来ない場合がある。
即ち、巻取開始時のアイロンローラの押付設定圧が高すぎると、押し付け過ぎによりしわを巻き込んでしまい、折れが発生し製品不良となる。このような問題は圧延開始時は発生しないが、コイル径が増大した際発生する場合があった。折れによる製品不良は、コイルの巻き締め力により、コイル内部にも転写する場合もあり、その場合は、折れの影響が転写されたコイル内部も製品不良となる。
また、逆に、巻取開始時に設定したアイロンローラの押付圧が低すぎると、板幅方向に均一にアイロニング出来ずに、巻取開始時の板幅方向のあるポイントで空気をコイル内に巻き込み、この巻き込まれた空気が起因して巻取しわが発生する場合があった。この場合、ある巻取厚さまではしわが転写する場合もあった。このような巻取しわが発生すると、次工程でコイルを巻き戻した際に、被圧延薄板表面に傷、折れ、凹み、光沢むら等の不具合が発生し製品不良となる。
特開2001−150021号公報
従って、本発明の目的は、被圧延薄板への押付圧を巻取コイル径によって変化させず、被圧延薄板に傷、巻取しわあるいは折れ等の製品不良を発生させない簡便で低コストな被圧延薄板の巻取方法及び装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る被圧延薄板の巻取方法が採用した手段は、被圧延薄板を巻取軸によりコイル状に巻き取る際、コイル状に巻き取られた被圧延薄板の外表面にアイロンローラによって押付圧を付与させながら巻き取る被圧延薄板の巻取方法において、前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持するように制御することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る被圧延薄板の巻取装置が採用した手段は、被圧延薄板をコイル状に巻き取るための巻取軸と、コイル状に巻き取られた被圧延薄板の外表面に接するアイロンローラとを備えた被圧延薄板の巻取装置であって、被圧延薄板の巻取時に前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持する押付圧維持手段を備えてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る被圧延薄板の巻取装置が採用した手段は、請求項2に記載の被圧延薄板の巻取装置において、前記アイロンローラがアイロンローラ支持部材により進退可能に支持されるとともに、前記押付圧維持手段は、このアイロンローラ支持部材を介して、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を付与するアイロンローラ押付圧付与手段と、被圧延薄板への前記押付圧を所定圧に制御するための制御器とから構成されたことを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る被圧延薄板の巻取装置が採用した手段は、請求項2または3に記載の被圧延薄板の巻取装置において、前記アイロンローラ支持部材が、前記アイロンローラと巻取中の被圧延薄板の接触圧を緩和させる接触圧緩和手段を備えてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る被圧延薄板の巻取装置が採用した手段は、請求項2乃至4の何れか一つの項に記載の被圧延薄板の巻取装置において、前記制御器が、コイル径の変化に応じて前記アイロンローラの自重を補正するアイロンローラ自重補正手段を備えてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る被圧延薄板の巻取装置が採用した手段は、請求項2乃至5の何れか一つの項に記載の被圧延薄板の巻取装置において、前記巻取軸の巻取方式が、この巻取軸もしくはこの巻取軸に装着されたスプールの下方から被圧延薄板を巻き取る下巻取方式であることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る被圧延薄板の巻取方法によれば、被圧延薄板を巻取軸によりコイル状に巻き取る際、コイル状に巻き取られた被圧延薄板の外表面にアイロンローラによって押付圧を付与させながら巻き取る被圧延薄板の巻取方法において、前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持するように制御するので、前記コイルの巻取開始から終了に至るまで被圧延薄板に一定の押付圧を付与して、巻取しわや折れ等の品質不良を発生させることなく巻き取り、製品歩留まりの向上に寄与するものである。
また、本発明の請求項2に係る被圧延薄板の巻取装置によれば、被圧延薄板をコイル状に巻き取るための巻取軸と、コイル状に巻き取られた被圧延薄板の外表面に接するアイロンローラとを備えた被圧延薄板の巻取装置であって、被圧延薄板の巻取時に前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持する押付圧維持手段を備えてなるので、巻取しわや折れ等の品質不良を発生させることなく、製品歩留まりの向上に寄与する簡便な構成で低コストの巻取装置を提供し得る。
更に、本発明の請求項3に係る被圧延薄板の巻取装置によれば、前記アイロンローラがアイロンローラ支持部材により進退可能に支持されるとともに、前記押付圧維持手段は、このアイロンローラ支持部材を介して、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を付与するアイロンローラ押付圧付与手段と、被圧延薄板への前記押付圧を所定圧に制御するための制御器とから構成されたので、前記アイロンローラの被圧延薄板への押付圧を制御して、被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に確実に維持される。
また更に、本発明の請求項4に係る被圧延薄板の巻取装置によれば、前記アイロンローラ支持部材が、前記アイロンローラと巻取中の被圧延薄板の接触圧を緩和させる接触圧緩和手段を備えてなるので、巻き取られたコイル表面の微妙な凹凸に伴う前記接触圧の変動が吸収される。
本発明の請求項5に係る被圧延薄板の巻取装置によれば、前記制御器が、コイル径の変化に応じて前記アイロンローラの自重を補正するアイロンローラ自重補正手段を備えてなるので、コイル径の増加に伴う押付圧へのアイロンローラ自重の影響を排除出来る。
また、本発明の請求項6に係る被圧延薄板の巻取装置によれば、前記巻取軸の巻取方式が、この巻取軸もしくはこの巻取軸に装着されたスプールの下方から被圧延薄板を巻き取る下巻取方式であるので、ステンレス鋼や伸銅の被圧延薄板の巻取に最適である。
先ず、本発明の実施の形態1に係る被圧延薄板の巻取方法及び装置について、以下添付図1〜3を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る被圧延薄板の巻取装置の要部を示す要部側面図、図2は図1の矢視X−Xを一部断面で示した矢視図、図3は本発明の実施の形態1に係り、電空レギュレータの押付圧設定手段の設定手順を示すフロー図である。
先ず、本発明の実施の形態1に係る被圧延薄板の巻取方法及び装置の概要を、図1を参照しながら説明する。符号1は巻取軸を示し、この巻取軸1にスプール2が装着されている。前記巻取軸1を図示しない駆動系により回転することによって、被圧延薄板3が前記スプール2上に下方から巻き取られる。また、符号4はアイロンローラを示し、このアイロンローラ4は、アイロンローラ支持部材5の下端側に軸受箱7を介して回転可能なように支持されている。
そして、前記アイロンローラ支持部材5は、上端を支点軸6に回動可能に支持され、この支点軸6と前記軸受箱7との中間部に、支持ピン9を介してアイロンローラ押付圧付与手段8が取り付けられている。このアイロンローラ押付圧付与手段8を伸縮させることによって、前記アイロンローラ4を前記巻取軸1方向に前進または後退(図1中に矢印で示す)させ、前記アイロンローラ4のコイル状の前記被圧延薄板3への押付圧を付与するように構成されている。
即ち、図1中の一点鎖線が、前記アイロンローラ4を前記巻取軸1方向に前進させた巻取開始時における押付圧付与状態を示し、実線はスプール2上に巻き取られたコイル3a径が大きくなって、前記アイロンローラ4を後退させた時における押付圧付与状態を示している。そして、前記アイロンローラ押付圧付与手段8と、被圧延薄板への押付圧を所定圧に制御するように構成された後述の制御器(図示せず)とによって、前記押付圧を所定圧に維持するための押付圧維持手段が構成されている。
前記アイロンローラ4は、その接触点が巻取開始時には被圧延薄板3のスプール2への巻取点P1に、巻取開始後はコイル3aへの巻取点P2に一致するよう配置され、この巻取点P1またはP2において、前記アイロンローラ押付圧付与手段8によって、前記アイロンローラ4をコイル3a方向に押圧して、被圧延薄板3への押付圧を付与する。前記アイロンローラ4が、スプール2やコイル3aへの巻取点に略一致するよう配置する理由は、コイル状に巻き取られる被圧延薄板3内側への空気の巻き込みを排除するためである。
そして、前記アイロンローラ4の被圧延薄板3への押付圧が所定圧に維持されるように、スプール2上に巻き取られた前記コイル3aの径の変化に応じて、アイロンローラ押付圧付与手段8によって前記アイロンローラ支持部材5を進退させ、アイロンローラ4の押付圧を、制御器に収納された後述のアイロンローラ押付圧制御手段によって制御するよう構成されている。
以上のように構成された被圧延薄板の巻取装置において、本発明の実施の形態1に係る被圧延薄板3の巻取方法は、前記アイロンローラ4の被圧延薄板3に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板3のコイル3a径の変化に応じて、前記押付圧維持手段によって前記アイロンローラ支持部材5を進退させ、前記アイロンローラ4のコイル状の前記被圧延薄板3への押付圧を制御する方法である。
次に、図2及び図3も併用して参照しながら、本発明の実施の形態1に係る被圧延薄板の巻取方法及び装置を更に詳細に説明する。前記アイロンローラ支持部材5は、ローラアーム架台13に固定された支点軸6に軸受11を介して回動可能なように支持された2本のアイロンローラ支持部材、即ち、ワーク側(以下、WSと略称する)アイロンローラアーム5aと駆動側(以下、DSと略称する)アイロンローラアーム5bとからなる。そして、前記アイロンローラ4の両端が、軸受箱7を介して、夫々WSアイロンローラアーム5aとDSアイロンローラアーム5bの下端近傍に支持されている。
この軸受箱7は、内部に玉軸受が収納されて前記アイロンローラ4を回転可能とするとともに、前記WSアイロンローラアーム5a側とDSアイロンローラアーム5b側に凹状に形成されたガイド溝に嵌め込まれ、前記軸受箱7と前記WS及びDSアイロンローラアームとの間に介在する接触圧緩和手段10の作用により、前記ガイド溝に沿って、図1に示す矢印方向に摺動可能なように構成されている。
そして、前記アイロンローラ4が、前記アイロンローラ押付圧付与手段8の作用によって前進し、コイル3aに巻き取られる被圧延薄板3に押付圧を付与する際、前記接触圧緩和手段10が前記押付圧の反力によって圧縮され、巻き取られたコイル3a表面の微妙な凹凸に伴う前記アイロンローラ4と巻取中の被圧延薄板3間の接触圧の変動を吸収して緩和させるのである。
前記接触圧緩和手段10としては、空気やオイル等の流体を用いた流体シリンダーや緩衝バネ等を用いることが出来る。前記アイロンローラ支持部材5には、アイロンローラ4を含む全体の剛性を高め、ねじれ変形を防止するため、前記WSアイロンローラアーム5aとDSアイロンローラアーム5bとを、上ステー12aと下ステー12bによって連結されている。
また、前記アイロンローラ押付圧付与手段8は、前記WSアイロンローラアーム5aとDSアイロンローラアーム5bに、夫々支持ピン9を介して取り付けられたWSエアシリンダー8aとDSエアシリンダー8bとによって構成され、アイロンローラ4を介して巻取軸1に装着されたスプール2に巻き取られる被圧延薄板3に前記押付圧を付与する。前記WSエアシリンダーとDSエアシリンダーは、図示しない電空レギュレータの出力によって前記押付圧を可変出来る様に構成されている。
更に、スプール2に巻き取られる圧延薄板3のコイル3a径は、制御器内に収納された演算手段によって自動的に演算されるとともに、圧延中のあるコイル径における前記アイロンローラ4の自重ベクトルが、制御器内に収納された後述のアイロンローラ自重補正手段によって補正されるように構成されている。そして、圧延中のあるコイル径における被圧延薄板3へのアイロンローラ4による押付力が、前記演算手段によって算出され、制御器内に収納されたアイロンローラ押付圧制御手段によって電空レギュレータの押付圧が設定される。
このような電空レギュレータの押付圧を制御するアイロンローラ押付圧制御手段としては、圧延中の前記コイル3a径の増加に応じて、前記WSエアシリンダー8aとDSエアシリンダー8bの押付力を所定値(所定許容範囲内)に維持するため、以下の2方式が考えられる。
(1)前記アイアンローラ4の押付圧を比例的または段階的に増加させる制御方式。
(2)前記アイアンローラ4の押付圧を所定のプログラムに従って設定する制御方式。
上記(1)項の制御方式は記述の通りであるが、(2)項の制御方式について理解を容易にするため、以下図3のフロー図を参照しながら説明する。先ず、圧延開始前に、下記3つの値をインプットする(ステップ21)。
A.所定値のWSエアシリンダー押付力[=WSc]
B.所定値のDSエアシリンダー押付力[=DSc]
C.スプール外径(または圧延開始時のコイル径)
そして、圧延開始(または巻取開始)する(ステップ22)と、圧延中に別途演算されるコイル径R(x)に対応して、アイロンローラ自重ベクトルが、アイロンローラ自重補正手段によって補正され下記2データが算出される(ステップ23)。
A.圧延中のWSエアシリンダー押付力[=WS(x)]
B.圧延中のDSエアシリンダー押付力[=DS(x)]
次に、算出された前記WS(x)及びDS(x)が、夫々次式(1)及び(2)を満足するか否かを判定する(ステップ24)。
|WS(x)−WSc|>α (1)
|DS(x)−DSc|>β (2)
ここで、α及びβは、夫々予め設定された上限値(許容範囲の上限値)である。
そして、前記WS(x)及びDS(x)が夫々上式(1)及び(2)を満足する場合は、電空レギュレータの押付圧が前記WS(x)及びDS(x)となるように設定変更(ステップ25)し、前記WSエアシリンダー8aとDSエアシリンダー8bに所定の押付力を発生させると同時に、前ステップ24に戻る。一方、前記WS(x)及びDS(x)が、夫々上式(1)及び(2)を満足しない場合は、再度ステップ23に戻る。このようにして、以降ステップ22〜25を繰り返して、前記アイロンローラ4の被圧延薄板3に対する前記押付圧が所定圧に維持される。
そして、被圧延薄板の巻取が終了した時点で、以上に述べた制御も終了する。このようなアイロンローラ押付圧制御手段を収納した制御器としては、押付力を所定値(所定許容範囲内)に維持するため前記アイロンローラ4の押付圧を制御するものであれば、他の構成のものも採用しうる。
以上の通り、本発明に係る被圧延薄板の巻取方法によれば、前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持するように制御するので、前記コイルの巻取開始から終了に至るまで被圧延薄板に一定の押付圧を付与して、巻取しわや折れ等の品質不良を発生させることなく巻き取り、製品歩留まりの向上に寄与する。
また、本発明に係る被圧延薄板の巻取装置によれば、前記アイロンローラがアイロンローラ支持部材により進退可能に支持されるとともに、前記押付圧維持手段は、このアイロンローラ支持部材を介して、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を付与するアイロンローラ押付圧付与手段と、被圧延薄板への前記押付圧を所定圧に制御するための制御器とから構成されたので、前記アイロンローラの被圧延薄板への押付圧を制御して、被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に確実に維持される。
次に、本発明の実施の形態2に係る被圧延薄板の巻取方法及び装置について、以下図面を用いずに説明する。但し、本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、被圧延薄板の巻取方式に相違があり、これ以外は上記実施の形態1と全く同構成であるから、以下その相違する点について説明する。
即ち、上記実施の形態1に係る被圧延薄板の巻取方法及び装置が、前記被圧延薄板を巻取軸に装着されたスプールの下方から巻き取る下巻取方式であるのに対し、本実施の形態2に係る被圧延薄板の巻取方法及び装置は、前記被圧延薄板を前記スプールの上方から巻き取る上巻取方式によって構成されている。
このような上巻取方式は、銅箔用の一部やアルミ箔の巻取方法及び装置に採用されており、しわ発生防止のため実施例1で説明したようなアイロンローラを備える場合が多々ある。このようなアイロンローラを備えた上巻取方式による巻取方法及び装置においても、上記実施の形態1に係る被圧延薄板の巻取方法及び装置で説明したように、被圧延薄板の巻取時に前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持する押付圧維持手段を備えてなる被圧延薄板の巻取装置を用いることが出来る。
そして、この様な巻取装置において、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持するように制御する被圧延薄板の巻取方法によって、巻取全体に渡って従来例以上に前記押付圧を均一に維持することが可能となり、しわ発生を防止することが出来る。
以上説明したように、本発明に係る被圧延薄板の巻取方法によれば、前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持するように制御するので、前記コイルの巻取開始から終了に至るまで被圧延薄板に一定の押付圧を付与し、巻取しわや折れ等の品質不良を発生させることなく、製品歩留まりの向上に寄与する。
また、本発明に係る被圧延薄板の巻取装置によれば、被圧延薄板の巻取時に前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持する押付圧維持手段を備えてなるので、巻取しわや折れ等の品質不良を発生させることなく、製品歩留まりの向上に寄与する簡便な構成からなる巻取装置を提供し得る。
本発明の実施の形態1に係る被圧延薄板の巻取装置の要部を示す要部側面図である。 図1の矢視X−Xを一部断面で示した矢視図である。 本発明の実施の形態1に係り、電空レギュレータの押付圧設定手段の設定手順を示すフロー図である。 従来例の一実施例に係る金属箔帯の巻取装置の要部説明図である。
符号の説明
P1:被圧延薄板のスプールへの巻取点
P2:被圧延薄板のコイルへの巻取点
1:巻取軸, 2:スプール
3:被圧延薄板, 3a:コイル
4:アイロンローラ
5:アイロンローラ支持部材
5a:ワーク側(WS)アイロンローラアーム
5b:駆動側(DS)アイロンローラアーム
6:支点軸, 7:軸受箱
8:アイロンローラ押付圧付与手段
8a:ワーク側(WS)エアシリンダー, 8b:駆動側(DS)エアシリンダー
9:支持ピン, 10:接触圧緩和手段, 11:軸受
12a:上ステー, 12b:下ステー
13:ローラアーム架台
21〜25:アイロンローラ押付圧制御手段のステップ

Claims (6)

  1. 被圧延薄板を巻取軸によりコイル状に巻き取る際、コイル状に巻き取られた被圧延薄板の外表面にアイロンローラによって押付圧を付与させながら巻き取る被圧延薄板の巻取方法において、前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持するように制御することを特徴とする被圧延薄板の巻取方法。
  2. 被圧延薄板をコイル状に巻き取るための巻取軸と、コイル状に巻き取られた被圧延薄板の外表面に接するアイロンローラとを備えた被圧延薄板の巻取装置であって、被圧延薄板の巻取時に前記アイロンローラの被圧延薄板に対する押付圧が所定圧に維持されるように、巻取時の前記被圧延薄板のコイル径の変化に応じて、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を所定圧に維持する押付圧維持手段を備えてなることを特徴とする被圧延薄板の巻取装置。
  3. 前記アイロンローラがアイロンローラ支持部材により進退可能に支持されるとともに、前記押付圧維持手段は、このアイロンローラ支持部材を介して、前記アイロンローラのコイル状の前記被圧延薄板への押付圧を付与するアイロンローラ押付圧付与手段と、被圧延薄板への前記押付圧を所定圧に制御するための制御器とから構成されたことを特徴とする請求項2に記載の被圧延薄板の巻取装置。
  4. 前記アイロンローラ支持部材が、前記アイロンローラと巻取中の被圧延薄板の接触圧を緩和させる接触圧緩和手段を備えてなることを特徴とする請求項2または3に記載の被圧延薄板の巻取装置。
  5. 前記制御器が、コイル径の変化に応じて前記アイロンローラの自重を補正するアイロンローラ自重補正手段を備えてなることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一つの項に記載の被圧延薄板の巻取装置。
  6. 前記巻取軸の巻取方式が、この巻取軸もしくはこの巻取軸に装着されたスプールの下方から被圧延薄板を巻き取る下巻取方式であることを特徴とする請求項2乃至5の何れか一つの項に記載の被圧延薄板の巻取装置。
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