JP2009000696A - 成形加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば銅板やアルミ板等の金属製シート材Sにエンボス加工を施した後に、これをプレス機4により成形する場合に、その生産性や材料歩留まりを高める。
【解決手段】アンコイラ1から供給されるシート材Sを、レベラーフィーダ2を介してエンボスロール機3に供給し、エンボスロール30,31によって搬送しながらエンボス加工を施して、そのままプレス機4に送り出す。エンボスロール30,31はプレス機4の作動に同期して間欠的に作動させる。エンボスロール30,31の直前に配設したテンションロール51,52によりシート材Sの一部を挟持して、所要の張力を付与する。アンコイラ1のシャフト1bの下方にはシート材Sの一部をループ状に弛ませるバッファ空間Bを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば銅板やアルミ板等の金属製のシート材にエンボス加工を施した後に、これをプレス成形するようにした成形加工装置に関する。
従来より、例えばプレス機によって成形加工する板材や条材に、予めエンボス加工を施すことが行われており、一例として特許文献1に記載の凹凸加工装置では、アンコイラにて巻き解かれた銅板のシート材を間欠的に搬送しながら、プレス機によりエンボス加工を施し、その後、再びコイル状に巻き取るようにしている。こうして巻き取られたシート材は搬送台車等を用いて別の成形ラインに搬送され、ここでプレス機により切断された後、ロール成形機により丸められ、さらに溶接されて製品であるパイプの形状となる。
また、金属に限らず紙や布等、種々のシート材にエンボス加工を施すために、プレス機ではなく成形ロール(エンボスロール)を用いることも公知である(例えば特許文献2を参照)。
特開平10−263714号公報 特開平08−011209号公報
ところで、遮熱板等の自動車用部品としてアルミ板のシート材を用いる場合には、その表面積を大きくしたり、成形後の部品の剛性を確保するために、シート材の略全面にエンボス加工を施す場合があるが、こうしてエンボス加工により剛性を高めたアルミ製のシート材は、前記前者の従来例(特許文献1)のようにコイル状に巻き取ることが難しいので、所要の長さに切断した上で、積み重ねて搬送することになる。
すなわち、後工程の成形ラインに向けて搬出する前にシート材を切断し、それを搬送台車等の荷台に積み重ねなくてはならず、手間が掛かる上に、そうしてシート材が搬送されてきた後工程のラインでもシート材を1枚1枚プレス機に供給しなくてはならないから、生産性が高いとは言い難い。
また、後工程の成形ラインでは、前記のように所要の大きさに切断されたシート材から製品の形状に合わせてブランクを打ち抜くことになるので、発生するスクラップの量が多くなりやすく、材料歩留まりの面でも難がある。
斯かる諸点に鑑みて本発明の目的は、金属製のシート材にエンボス加工を施した後に、それをプレス機に供給する方法に工夫を凝らし、生産性や材料歩留まりの向上を図ることにある。
前記の目的を達成するために、本発明の成形加工装置では、アンコイラから供給されるシート材をロールによって搬送しながらエンボス加工を施した後に、そのままプレス機に供給するようにしたものである。
すなわち、請求項1の発明は、金属製シート材にエンボス加工を施した後に、これをプレス成形するようにした成形加工装置であって、ロール状に巻かれたシート材を解いて供給するアンコイラと、そうして供給されるシート材を受け入れて、それを搬送しながらエンボス加工を施す一対のエンボスロールと、このエンボスロールから送り出されるシート材を受け入れてプレス成形するプレス機と、を備え、前記エンボスロールをプレス機の作動に同期して間欠的に作動させるとともに、前記アンコイラからエンボスロールまでのシート材の供給経路には、そのシート材の一部をループ状に弛ませるバッファ部を設けている。
前記構成の成形加工装置では、まず、ロール状のシート材が巻き解かれて、アンコイラから供給されると、これを受けた一対のエンボスロールがシート材を挟み込んで搬送しながら、それにエンボス加工を施す。こうしてエンボス加工の施されたシート材はエンボスロールから送り出されて、切断等されることなく、そのままプレス機に送られて、例えばブランキング等の加工に供される。
そうしてエンボス加工したシート材をそのままプレス機に供給する場合、このプレス機の作動に同期してエンボスロールを間欠的に作動させることになるが、前記の構成では、エンボスロールへの供給経路に設けられたバッファ部にてシート材の一部がループ状に弛んでいるので、エンボスロールの間欠的作動によってシート材に負荷変動や弛みが生じても、これは前記バッファ部のループにおいて吸収されるようになる。
斯くして、エンボスロールにより加工したシート材を切断したり積み重ねたりすることなく、そのままプレス機に送ることができ、従来までと比べて生産性が大幅に向上するとともに、プレス機においてはシート材のままでブランクを打ち抜くことになるので、発生するスクラップの量もあまり多くなる心配はなく、材料歩留まりについても向上が図られる。
ところで、本発明者が前記のようにエンボスロールを間欠的に作動させてみたところ、これによりエンボス加工を施す際にシート材にしわが発生することがあり、このしわが原因となってシート材が蛇行したり、或いはプレス成形の際に亀裂が発生する等の不具合が見出された。このようなしわの発生は、元々、シート材に幅方向の部位によって厚みや材質のばらつきがあることに起因して、エンボスロールの間欠的作動に伴い発生する小さな弛みによって引き起こされるものと考えられる。
そこで、好ましいのは、シート材の供給経路におけるバッファ部とエンボスロールとの間に、該シート材を挟持してエンボスロールによる被挟持部位との間に所要の張力を付与するように、一対のテンションロールを配設することである(請求項2)。こうして、エンボスロールに引き込まれるシート材に所要の張力を付与するようにすれば、エンボスロールの間欠的作動によるしわの発生を抑制することができる。
その場合に好ましいのは、テンションロールをエンボスロールに対して上下方向にずらして配置し、それを通過したシート材がエンボスロールの上下いずれか一方に巻き付いた後に、両者間に挟み込まれるようにすることである(請求項3)。こうして上下いずれか一方のエンボスロールにシート材を巻き付けることで、そのロールに対するシート材の特に幅方向の移動を規制して、しわの発生をより効果的に抑制することができる。
また、テンションロールとしては、所要の回転抵抗を有する上ロールと、それに下方から押し当てられる下ロールとからなるものが好ましく、それに対するシート材の巻き付け方としては、まず、上ロールに上側から巻き付けて搬送の向きを反転させ、その後に、該上ロールと前記下ロールとによる被挟持部位にて該下ロールに巻き付けて再び搬送の向きを反転させ、それから当該下ロールから離脱させるのがよい(請求項4)。
このように、上下に並べたテンションロールに対し側方から見てS字状にシート材を巻き付けることで、テンションロールの設置スペースはあまり大きくならないようにしながら、そのテンションロールに対するシート材の接触面積は十分に確保することができる。よって、テンションロールとの間の滑り抑えてシート材に所要の張力を安定的に付与する上で有利になる。
その上さらに、上ロール及び下ロールをそれぞれゴム材によって被覆すれば、シート材との滑りをより確実に抑えることができるが、そうして被覆したゴム材に異物が付着すると、シート材に損傷を与える虞れがある。ここで、回転抵抗によってシート材に張力を付与するための上ロールには、滑り防止や耐久性確保という観点からウレタンゴム等を用い、それに対しシート材を下方から押し当てるための下ロールには、異物が付着し難い別のゴム材を用いるのがよい(請求項5)。
加えて、前記上ロールの回転抵抗の大きさを可変調整する手段や該上ロールへの下ロールの押し付け力を可変調整する手段を設けることが好ましく(請求項6)、こうすれば、シート材の材質や寸法等に応じて、それに最適な状態で最適な大きさの張力を付与することが可能になる。それらの手段の具体例としては、工場の一般的な設備である高圧エアを利用して作動するエアシリンダやエアブレーキ等が挙げられる。
以上のように、本発明に係る成形加工装置によると、アンコイラからエンボスロールへの供給経路にてシート材の一部をループ状に弛ませてバッファ機能を持たせるとともに、エンボスロールはプレス機の作動に同期して間欠的に作動させるようにし、それにより加工を施したシート材を切断等することなく、そのままプレス機に供給するようにしたから、生産性及び材料歩留まりが向上する。
また、エンボスロールに供給するシート材をテンションロールにより挟持して所要の張力を付与するようにしたから、エンボス加工の際のしわの発生を抑制し、前記の効果を安定的に得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
−成形加工ラインの全体構成−
図1は、本発明に係る成形加工装置の一実施形態である成形加工ラインAを示す。このラインAは、アルミ合金製シート材Sの略全面にエンボス加工を施した後に、これを打ち抜いて例えば自動車用部品のブランクを製造するためのものであり、図の左側から順に、ロール状に巻かれたシート材Sを解いて供給するアンコイラ1と、そのシート材Sをレベラーフィーダ2を介して受け入れて、エンボス加工を施すエンボスロール機3と、このエンボスロール機3から送り出されるシート材Sを受け入れて、製品の外形状に合わせたブランクを打ち抜くプレス機4と、を備えている。
前記アンコイラ1は、工場のフロアに設置された本体部1aの側面から略水平に突出する回転シャフト1bを有し、このシャフト1bには、長尺のシート材Sの巻かれたロールRがセットされている。そして、図示しない電気モータの作動によりシャフト1bが図の反時計回りに回転されると、シート材Sが自重で巻き解かれて送り出されるようになっている。また、シャフト1bの下方には、そうして送り出されたシート材Sの一部をループ状に弛ませておくバッファ空間Bが形成されている。
すなわち、コイルRから巻き解かれたシート材Sは、図示のように一旦、下方に垂れ下がった後に大きく湾曲して上方に向かうループを形成し、その先端側がガイドロール2a,2a,…に案内されてレベラーフィーダ2へと導かれる。そのループは、後述の如くエンボスロール機3が間欠的に作動することによる負荷変動を吸収して、シート材Sのスムーズな供給を担保する。
前記レベラーフィーダ2は、図示は省略する複数のロールによってシート材Sを略水平に搬送しながらコイルRの巻き癖や歪みを取り除く(矯正する)ためのもので、鋼板等、別のシート材を流すときにその本来の機能を発揮する。エンボス加工に供されるアルミ合金製シート材Sの場合は柔らかく矯正の必要はないが、この実施形態のラインAは、より一般的な鋼板等、エンボス加工を施さないシート材のプレス成形にも用いる共用の設備なので、レベラーフィーダ2が配設されている。
そして、そのレベラーフィーダ2に隣接して、エンボスロール機3に向けて搬送されるシート材Sに所要の張力を付与し、安定して供給するためのテンション調整機5が配設されている。図2に拡大して示すように、この実施形態ではエンボスロール機3とテンション調整機5とが一体的に組み合わされており、テンション調整機5は、エンボスロール機3に引き込まれるシート材Sの左右両端位置を調整して、それを真っ直ぐに送り込む機能も備えている。尚、図2においてはシート材S等が見やすいよう、その搬送方向に見て右側に配設されている部材を省略して、示している。
−エンボスロール機−
まず、エンボスロール機3について説明すると、前記図2の他、図3にも示すように、エンボスロール機3は、各々外周面全体にエンボス模様に対応した凹凸が形成された一対のエンボスロール30,31を備えている。これらのエンボスロール30,31は上下に並んでおり、上ロール30は、その両方の軸端部をそれぞれ軸受部32,32によってサイドフレーム33,33に対し回転自在に支持されている。
また、主に図3にのみ示すが、上ロール30の一方の軸端(同図の左端)はサイドフレーム33よりも外に延びていて、減速機34を介して電磁式のクラッチ/ブレーキユニット35に接続されている。このクラッチ/ブレーキユニット35は、伝動ベルト36を介して電動モータ37の回転力を受け入れ、オン状態では回転力を前記減速機34の側(上ロール30の側)へ出力する一方、オフ状態では回転力を遮断するとともに、上ロール30の回転にブレーキをかけるようになっている。
また、上ロール30の他方の軸端(図3の右端)には駆動ギヤ38が取り付けられ、同様に下ロール31の軸端に取り付けられた被駆動ギヤ39と噛み合っている。このため、前記のようにクラッチ/ブレーキユニット35がオン状態になって、電動モータ37からの回転力により上ロール30が回転されるときには、これに同期して下ロール31も回転され、両者が間に挟み込んだシート材Sを送りながら、その表面及び裏面に凹凸のエンボス模様を彫り込むようになる。
そうして上ロール30及び下ロール31を回転させたり、停止させたりするクラッチ/ブレーキユニット35の制御は、図3に模式的に示すコントローラ40によって行われる。このコントローラ40には、図示しないプレス機4のコントローラからその作動信号が入力するとともに、クラッチ/ブレーキユニット35の出力側の回転量を検出するセンサ41からの信号が入力し、これらの信号に基づいてコントローラ40は、プレス機4の作動に同期してクラッチ/ブレーキユニット35をオン・オフ切換えることにより、エンボスロール30,31を間欠的に作動させるようになっている。
すなわち、コントローラ40は、まず、プレス機4の作動中はクラッチ/ブレーキユニット35をオフ状態とし、それが停止した後にクラッチ/ブレーキユニット35をオン状態にしてエンボスロール30,31を回転させる。そして、センサ41により検出される回転量が設定量に達して、シート材Sが所定長さだけ搬送されれば、クラッチ/ブレーキユニット35を再びオフ状態にして、エンボスロール30,31の回転を停止させる。こうしてエンボスロール30,31の回転、停止を繰り返す(即ち、間欠的に作動させる)ことで、シート材Sの定尺搬送が行われる。
尚、この実施形態では、下ロール31の左右両方の軸受部42,42が、それぞれ油圧シリンダ43,43によって上下動可能に支持されており、この油圧シリンダ43,43の作動によって上ロール30及び下ロール31のクリアランスを調整できるとともに、下ロール31を最下位置(図2に仮想線で示す)まで下げれば、クリアランスを10cmくらいまで拡げて鋼板等、別のシート材が通過するスペースを十分に確保できるようになっている。また、油圧シリンダ43,43によって左右独立にクリアランス調整が行えるので、シート材Sのエンボス加工の均一性を高める上で有利である。
−テンション調整機−
ところで、前記のようにエンボスロール30,31が回転、停止を繰り返すときには、その停止直前までロール30,31に引き込まれていたシート材Sの一部に小さな弛みが発生しやすく、その後、ロール30,31が回転を再開してシート材Sを挟み込むときには、弛みの部分でシート材Sが幅方向に動いてしまい、しわの発生する原因となる。このようなしわの発生は、元々、シート材Sの幅方向に厚みや材質のばらつきがあることとも影響している。
そうして発生した小さなしわはエンボスロール30,31による加工の進展とともに成長し、これに起因してシート材Sが蛇行すると、それを送りながらエンボス加工を施すことができなくなる。また、しわの成長が遅くてシート材Sのエンボス加工を終了できたとしても、しわの残ったシート材Sをプレス機4でブランキング加工した後、成形加工するときには、そのしわを起点として亀裂が発生する虞れがある。
そこで、この実施形態では、エンボスロール機3の手前に配設したテンション調整機5によって、エンボスロール30,31に引き込まれる直前のシート材Sの一部を逆向きに引っ張り、エンボスロール30,31による被挟持部位との間に所要の張力を与えるようにしている。こうすれば、前記のようにエンボスロール30,31が回転、停止を繰り返しても、シート材Sの弛みを抑えて前記のようなしわによる不具合を防止できる。
前記図2の他、図4にも示すように、テンション調整機5は、レベラーフィーダ2から送り出されるシート材Sを受け入れて、略水平に搬送する2つのガイドロール50,50と、そのシート材Sが巻き付けられて挟持される一対のテンションロール51,52とを備えている。尚、図4の左側には、シート材Sの搬送方向後側に位置するガイドロール50等を示し、その奥に見えるはずのテンションロール51,52は省略する一方、同図の右側には、手前に位置するガイドロール50等を省略して、テンションロール51,52等のみを示している。
主に図4にのみ示すが、前記ガイドロール50,50は、それぞれ、両方の軸端部を各々サイドフレーム53,53に対し回転自在に支持されており(図には左側のみを示す)、その上を搬送されるシート材Sと連れ回りする。シート材Sの搬送方向前側に位置するガイドロール50をその搬送方向の前後から挟むようにして、略U字状のガイド部を有するガイド部材54が配設されている。ガイド部材54は、ガイドロール50の軸方向両端側、即ちシート材Sの搬送方向に見て左右両側位置にそれぞれ配置されていて、そのシート材Sの左右両縁の位置を調整する。
具体的に、ガイドロール50の下方には3本のロッド55,55,55がシート材Sの搬送方向に並んで、各々両端部をサイドフレーム53,53に支持されており、その各々がガイド部材54,54を貫通する状態でそれを支持している。図の例では中央のロッド55の外周に、軸方向両側で互いに逆向きの雄ねじが螺刻され、各ガイド部材54に設けられた貫通孔の雌ねじと噛合しており、そのロッド55をハンドル55aによって回転させることで、ガイド部材54,54をそれぞれ移動させて両者の間隔をシート材Sの幅に合わせることができる。
一方、テンションロール51,52は、上下に並んでおり、そのうちの上ロール51の上端はガイドロール50,50と略同じ高さに揃えられている。この高さは、図2に示すようにシート材Sを流すときには前記したエンボスロール機3のエンボスロール30,31によるシート材Sの挟持部の高さと略同じであるが、エンボスロールの下ロール31を最下位置まで下げて、鋼板等、別のシート材を流すときには、これに対応して後述の如く低下される。
前記上ロール51の両方の軸端部はそれぞれサイドフレーム53,53に対し回転自在に支持されており(図4には右側のみを示す)、その一方の軸端(右端)は、サイドフレーム53を貫通してエアブレーキ56に接続されている。このエアブレーキ56によって上ロール51の回転に所要の抵抗力を与え、シート材Sを搬送とは逆の向きに引っ張るようにする。エアブレーキ56は、一例としてディスクブレーキ機構を有するものであり、バンドブレーキ等に比べて放熱性、耐久性に優れている。
また、エアブレーキ56には、図示しないが、工場の設備である高圧エアラインから分岐するエア圧制御回路が接続されており、これによりエアブレーキ56に供給するエア圧を制御して、上ロール51の回転抵抗力を精度良く調整することができる。すなわち、シート材Sに付与する張力は、その材質や寸法、及び許容される厚みの減少率との兼ね合いで適切な範囲があるが、この実施形態では、その範囲に対応して上ロール51の回転抵抗力を容易に調整することができる。
そうして回転抵抗によってシート材Sに張力を付与するための上ロール51に対して、下ロール52は、上ロール51にシート材Sを押し付けて滑らないように保持するためのものである。このため、下ロール52の両軸端部を各々受ける軸受部57,57は、それぞれサイドフレーム53,53に対して上下に移動可能に取り付けられて、下方からエアシリンダ58,58によって支持されている。各エアシリンダ58には前記エアブレーキ56と同様のエア圧制御回路が接続されており、これによる供給エア圧の制御によって下ロール52を上ロール51に押し付ける力が精度良く調整される。
しかも、上ロール51及び下ロール52の外周はそれぞれゴム材によって被覆されている。上ロール51の外周にはウレタンゴムの層が形成されており、これはシート材Sとの滑りを抑える効果が高い上に、耐油性も高い。一方、下ロール52の外周には、例えばストリップゴムのように、表面に小さな凹凸を有し異物の付着し難いゴム層が形成されており、付着した異物によるシート材Sの破損を防止することができる。
さらに、この実施形態では、前記上ロール51及び下ロール52へのシート材Sの巻き付け方に工夫をして、特に上ロール51との接触面積を十分に確保するようにしている。すなわち、図2に示すように、ガイドロール50,50上を略水平に搬送されてきたシート材Sは、上ロール51に対し上側から巻き付いて略半周し、搬送の向きを反転した後に該上ロール51と下ロール52とによる被挟持部位にて上ロール51から離れ、今度は下ロール52に巻き付く。
そうして下ロール52にも略半周巻き付いて再び搬送の向きを反転したシート材Sは、図の例ではさらに45〜90°くらい該下ロール52を周回してから離脱して、斜め上向きに延び、今度はエンボスロールの下ロール31に巻き付いて、45〜90°くらい周回した後に、該下ロール31と上ロール30との間に挟み込まれる。
つまり、シート材Sは、上下に並んだテンションロール30,31に対して、側方から見てS字状に巻き付けられており、このことで、テンションロール30,31の設置スペースをあまり大きくすることなく、それへのシート材Sの接触面積を十分に確保することができる。こうしてテンションロール30,31、特に、回転抵抗を付与する上ロール51との接触面積を十分に確保できることで、シート材Sの滑りを抑制し、所要の張力を安定的に付与することができる。
また、シート材Sが、前記のようにエンボスロール30,31に挟み込まれる前に、その下ロール31に巻き付いて45〜90°くらい周回しているから、この下ロール31に対するシート材Sの幅方向の移動が規制されることになり、前記の如くエンボスロール30,31の回転、停止によってシート材Sに仮に小さな弛みが発生したとしても、これによるしわの発生が抑制される。
尚、この実施形態では、前記のようなテンション調整機5の略全体、即ち、ガイドロール50,50やテンションロール51,52等をサイドフレーム53,53とともに昇降可能に構成しており、シート材Sに代えて鋼板等、別のシート材を流すときには、前記したようにエンボスロールの下ロール31を最下位置まで下げるのに対応して、昇降用ハンドル59の操作によりガイドロール50,50やテンションロール51,52の高さを低下させることができる。
−成形加工ラインの作動−
次に、上述の如く構成されたラインAの作動状態とそれによる効果とを説明する。まず、所定の初期設定を終えてシート材Sの先端をエンボスロール30,31に挟み込ませ、自動運転モードにて作動を開始すると、アンコイラ1のシャフト1bが回転してロールRが巻き解かれ、シート材Sの連続的な供給が開始する。このとき、シート材Sの先端側はエンボスロール30,31に挟み込まれて引き込まれ、それにより搬送されながら表裏両面に凹凸のエンボス模様が彫り込まれる。
こうしてエンボス加工を施しながらエンボスロール30,31が送り出すシート材Sは、続いてプレス機4に供給されることになるが、ロール30,31が所定量、回転して、シート材Sが所定長さだけ送られると、センサ41により検出されるエンボスロール機3の出力側回転量が設定量に達し、このセンサ41からの信号に基づいてコントローラ40によりクラッチ/ブレーキユニット35がオフ状態にされて、エンボスロール30,31の回転が停止する。
これによりシート材Sの搬送が停止したところでプレス機4が作動し、シート材Sから製品の外形状に対応するブランクが打ち抜かれる。この間、エンボスロール機3ではクラッチ/ブレーキユニット35がオフ状態のままとされ、エンボスロール30,31は回転を停止した状態に保たれる。
そして、前記プレス機4のブランキング作動が終了すれば、エンボスロール機3のクラッチ/ブレーキユニット35は再びオン状態とされ、これを介して電動モータ37の回転力を受けるエンボスロール30,31が回転を再開して、シート材Sを引き込みながら、これにエンボス加工を施すようになる。こうしてエンボスロール機3の間欠的な作動によって、シート材Sはブランク加工に適した略一定の長さずつ、プレス機4に供給される。
したがって、この実施形態の成形加工ラインAによると、シート材Sを搬送しながら加工するエンボスロール30,31を、プレス機4のブランキング作動に同期して間欠的に作動させることで、エンボス加工を施したシート材Sを切断等することなく、そのままプレス機4に供給できるようになり、従来までのように加工後のシート材を切断したり、積み重ねたりする手間が不要になって生産性が向上するとともに、プレス機4ではシート材Sのままでブランクを打ち抜くことになるので、発生するスクラップの量が減少し、材料歩留まりも向上する。
そうしてエンボスロール30,31が間欠的に作動すると、その停止直前までロール30,31に引き込まれていたシート材Sの一部に小さな弛みが発生し、しわの発生要因となる虞れがあるが、この実施形態では、テンションロール51,52によりシート材Sを挟持して、所要の張力を付与しながらエンボスロール30,31に送るようにしたから、前記のような小さな弛みの発生を抑えて、しわの発生を抑制できる。
しかも、前記テンションロール51,52は各々ゴム材で被覆し、上下に並べた上で、側方から見てS字状にシート材Sを巻き付けているので、その接触面積を十分に確保することができ、シート材Sの滑りを抑制して、所要の張力を安定的に付与することができる。さらに、テンションロール51,52から離脱したシート材Sをエンボスロールの下ロール31に巻き付けることによっても、しわの発生を抑制することができる。
加えて、この実施形態のテンション調整機5には、エンボスロール30,31に引き込まれるシート材Sの左右両側位置を調整するガイド部材54,54が設けられており、これによりシート材Sを真っ直ぐにエンボスロール30,31に供給することができ、このことによってもしわをの発生を抑制できる。
尚、前記のようにエンボスロール機3が間欠的に作動すると、これによる振動や負荷変動はテンション調整機5よりも上流側のシート材Sの供給経路にまで伝わるようになるが、この実施形態では、アンコイラ1のシャフト1bの下方でシート材Sの一部をループ状に弛ませて、その振動や負荷変動を吸収するようにしている。
−他の実施形態−
本発明に係る成形加工装置Aの構成は前記実施形態のものに限定されず、その他の種々の構成をも包含する。例えば、テンション調整機5においてテンションロール51,52は上下に並べる必要はなく、シート材Sの搬送方向に並べてもよいし、或いは斜めに並べてもよい。
また、テンションロール51,52に対するシート材Sの巻き付け方が前記実施形態に限定されないことは勿論、必ずしも一対のテンションロール51,52でシート材Sを挟持しなくてもよく、回転抵抗を有するロールにシート材を巻き付けるだけでもよい。
また、前記実施形態のようにテンションロール51,52をエンボスロール30,31に対して下方にずらし、シート材Sを下ロール31に巻き付けることも必須ではなく、反対に上ロール30に巻き付けるようにしてもよいし、或いはいずれのエンボスロール30,31にも巻き付けずに、それらの間に供給するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態のようにテンションロール51,52を互いに異なるゴム材で被覆する必要はなく、同じゴム材で被覆してもよいし、いずれのロール51,52もゴム材で被覆しないことも可能である。
以上、説明したように、本発明の成形加工装置によると、金属製シート材にエンボス加工を施した上でプレス成形する際の生産性や材料歩留まりが従来よりも大幅に向上するので、産業上の利用性は高い。
実施形態に係る成形加工ラインの概略構成図である。 エンボスロール機とテンション調整機とを拡大し、一部を省略して示す側面図である。 エンボスロール機単独の正面図である。 テンション調整機単独の正面図であり、図の左側にはシート材の搬送方向後側のみを、また右側には同前側のみを示す。
符号の説明
A 成形加工装置
B バッファ空間(バッファ部)
S 金属製シート材
1 アンコイラ
3 エンボスロール機
30 上ロール(エンボスロール)
31 下ロール(エンボスロール)
4 プレス機
5 テンション調整機
51 上ロール(テンションロール)
52 下ロール(テンションロール)
56 エアブレーキ(回転抵抗を調整する手段)
58 エアシリンダ(押し付け力を調整する手段)

Claims (6)

  1. 金属製シート材にエンボス加工を施した後に、これをプレス成形するようにした成形加工装置であって、
    ロール状に巻かれたシート材を解いて供給するアンコイラと、
    前記アンコイラから供給されるシート材を受け入れて、それを搬送しながらエンボス加工を施す一対のエンボスロールと、
    前記エンボスロールから送り出されるシート材を受け入れて、プレス成形するプレス機と、を備え、
    前記エンボスロールがプレス機の作動に同期して間欠的に作動するものであり、
    前記アンコイラからエンボスロールまでのシート材の供給経路には、そのシート材の一部をループ状に弛ませるバッファ部が設けられている
    ことを特徴とする成形加工装置。
  2. シート材の供給経路におけるバッファ部とエンボスロールとの間には、該シート材を挟持してエンボスロールによる被挟持部位との間に所要の張力を付与するように、一対のテンションロールが配設されている、請求項1の成形加工装置。
  3. テンションロールは、それを通過したシート材が一対のエンボスロールの上下いずれか一方に巻き付いた後に両者間に挟み込まれるよう、該エンボスロールに対して上下方向にずらして配置されている、請求項2の成形加工装置。
  4. テンションロールは、所要の回転抵抗を有する上ロールと、それに下方から押し当てられる下ロールと、からなり、
    シート材は、前記上ロールに上側から巻き付いて搬送の向きを反転した後に、該上ロールと前記下ロールとによる被挟持部位にて該下ロールに巻き付き、再び搬送の向きを反転した後に当該下ロールから離脱している
    請求項3の成形加工装置。
  5. テンションロールの上ロール及び下ロールが、互いに異なるゴム材によってそれぞれ被覆されている、請求項4の成形加工装置。
  6. テンションロールには、上ロールの回転抵抗の大きさを可変調整する手段と、該上ロールへの下ロールの押し付け力を可変調整する手段と、がそれぞれ設けられている、請求項4又は5のいずれかの成形加工装置。
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