JP2016049538A - 板金材送出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル形状の帯状板金材を巻き解いて平坦形状にしながら次工程に送り出し消費するようにした場合に、消費途中の板金材についての格納など処理作業が、容易にかつ簡単な構成によって達成できるようにする。
【解決手段】板金材送出装置は、帯状の板金材2のを巻き付けて形成したコイル形状の板金材2aを、軸心8回りに往、復回動A,B可能となるよう支持するアンコイラ9と、アンコイラ9の往回動Aによりコイル形状の板金材2aから巻き解かれた板金材2bを導入して、板金材2bを平坦形状になるよう加工すると共に平坦形状部2b´を次工程に送り出すレベラーフィーダー10とを備える。板金材2の平坦形状部2b´をアンコイラ9の復回動Bによりコイル形状の板金材2aに巻き戻すとき、板金材2の平坦形状部2b´をコイル形状の板金材2aの外周面に沿うよう屈曲させる屈曲装置44を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイル形状の帯状板金材を巻き解いて平坦形状にさせながら次工程に送り出し可能とする板金材送出装置に関するものである。
上記板金材送出装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、板金材送出装置は、帯状の板金材を巻き付けて形成したコイル形状の板金材を、その軸心回りに往、復回動可能となるよう支持するアンコイラと、このアンコイラの往回動により上記コイル形状の板金材から巻き解かれた板金材を導入して、この板金材を平坦形状になるよう加工すると共にこの平坦形状部を次工程に送り出すレベラーフィーダーとを備えている。上記次工程はプレス機であり、上記板金材送出装置とプレス機とは全体として板金材プレス加工装置を構成する。
上記板金材送出装置は、コイル形状の板金材から巻き解かれる板金材について上記プレス機でのプレス加工がし易いよう、その巻きぐせを解除して上記板金材を平坦形状に加工するものである。一方、上記プレス機は、通常、上記レベラーフィーダーから送り出される板金材の平坦形状部を切断して所定寸法の金属板を形成するシャーリング機と、上記金属板をプレス加工して、車両の車体部品など所定の中間品を形成するプレス機とを備える。
そして、上記板金材プレス加工装置によれば、上記板金材送出装置にプレス機が連動することにより、コイル形状の帯状板金材から巻き解かれて平坦形状とされた板金材が次々とプレス加工されて、車両の車体部品などの上記中間品が次々と形成されるようになっている。
特開平6−126356号公報
ところで、上記した板金材プレス加工装置の稼働により、上記コイル形状の板金材が次工程に送り出されてこの板金材が全て消費されたときには、別途に予め準備されている新しいコイル形状の板金材が上記アンコイラに支持されることとされ、もって、上記稼働が継続されるようになっている。
一方、上記コイル形状の板金材の次工程への送り出しが、一旦、終了したような場合であって、上記コイル形状の板金材の巻き始め側の部分がコイル形状のまま、上記アンコイラに残存した場合には、この板金材のその後の消費に備えて、この板金材は、通常、次のように処理される。即ち、上記アンコイラから上記プレス機のシャーリング機に至るまでの板金材の切断端側の部分が、上記残存するコイル形状の板金材に巻き戻される。そして、このように巻き戻された消費途中の板金材はアンコイラから取り外され、その後の消費に備えて格納される。
しかし、上記のように板金材の巻き戻しをするとき、上記残存するコイル形状の板金材の外周面は円弧凸面であるのに対し、巻き戻される板金材の切断端側の部分は上記した平坦形状部を含むことから、上記巻き戻し後の消費途中の板金材では、コイル形状の板金材の外周面から接線方向外方に向かって上記平坦形状部が突出しがちとなる。
この結果、上記消費途中の板金材は、その外形形状が無用に過大になったり、これをコイルバンドで拘束しようとしても上記したように突出する平坦形状部が邪魔になって確実な拘束がし難くなったりして、上記消費途中の板金材の処理作業が煩雑になるおそれを生じる。
そこで、上記した消費途中の板金材の処理作業をするとき、上記平坦形状部を切除することが考えられる。しかし、これでは、板金材の廃材が無用に発生することとなって、歩留り上好ましくない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、コイル形状の帯状板金材を巻き解いて平坦形状にしながら次工程に送り出し消費するようにした場合に、その消費途中の板金材についての格納など処理作業が、廃材を無用に発生させることなく容易にかつ簡単な構成によって達成できるようにすることである。
請求項1の発明は、帯状の板金材2を巻き付けて形成したコイル形状の板金材2aを、その軸心8回りに往、復回動A,B可能となるよう支持するアンコイラ9と、このアンコイラ9の往回動Aにより上記コイル形状の板金材2aから巻き解かれた板金材2bを導入して、この板金材2bを平坦形状になるよう加工すると共にこの平坦形状部2b´を次工程に送り出すレベラーフィーダー10とを備えた板金材送出装置において、
上記板金材2の平坦形状部2b´を上記アンコイラ9の復回動Bによりコイル形状の板金材2aに巻き戻すとき(図1)、上記板金材2の平坦形状部2b´を上記コイル形状の板金材2aの外周面に沿うよう屈曲させる屈曲装置44を設けたことを特徴とする板金材送出装置である。
請求項2の発明は、上記レベラーフィーダー10が、上記巻き解かれた板金材2bの各面にそれぞれ圧接すると共にこの板金材2bの長手方向で千鳥状に配置される複数のワークロール27,28を有し、上記巻き解かれた板金材2bを上記アンコイラ9側から上記レベラーフィーダー10の所定位置に向けて案内する案内ロール34,35を設け、上記屈曲装置44が、上記板金材2の平坦形状部2b´の各面にそれぞれ圧接すると共にこの平坦形状部2b´の長手方向で千鳥状に配置される複数の屈曲ロール45,46を有し、この屈曲ロール45,46を上記ワークロール27,28および/もしくは案内ロール34,35で構成したことを特徴とする請求項1に記載の板金材送出装置である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、帯状の板金材を巻き付けて形成したコイル形状の板金材を、その軸心回りに往、復回動可能となるよう支持するアンコイラと、このアンコイラの往回動により上記コイル形状の板金材から巻き解かれた板金材を導入して、この板金材を平坦形状になるよう加工すると共にこの平坦形状部を次工程に送り出すレベラーフィーダーとを備えた板金材送出装置において、
上記板金材の平坦形状部を上記アンコイラの復回動によりコイル形状の板金材に巻き戻すとき、上記板金材の平坦形状部を上記コイル形状の板金材の外周面に沿うよう屈曲させる屈曲装置を設けている。
このため、コイル形状の帯状板金材を巻き解いて平坦形状にしながら次工程に送り出し消費するようにした場合において、その消費途中のコイル形状の板金材に対し巻き解かれた板金材を巻き戻した場合には、上記平坦形状部とされた部分は、上記屈曲装置による屈曲により上記コイル形状の板金材の外周面に沿うこととなる。
よって、上記したように巻き戻された消費途中の板金材によれば、上記平坦形状部の切除による廃材の無用な発生を防止できると共に、その外形形状をコンパクトにでき、また、その分、コイルバンドによる拘束時などの取り扱いが容易にできることから、消費途中の板金材についての格納など処理作業が容易にできる。
請求項2の発明は、上記レベラーフィーダーが、上記巻き解かれた板金材の各面にそれぞれ圧接すると共にこの板金材の長手方向で千鳥状に配置される複数のワークロールを有し、上記巻き解かれた板金材を上記アンコイラ側から上記レベラーフィーダーの所定位置に向けて案内する案内ロールを設け、上記屈曲装置が、上記板金材の平坦形状部の各面にそれぞれ圧接すると共にこの平坦形状部の長手方向で千鳥状に配置される複数の屈曲ロールを有し、この屈曲ロールを上記ワークロールおよび/もしくは案内ロールで構成している。
このため、上記屈曲装置の屈曲ロールの少なくとも一部分に、上記レベラーフィーダーのワークロールや案内ロールが利用される。よって、その分、上記屈曲装置を簡単な構成にすることができることから、前記した消費途中の板金材についての処理作業は簡単な構成で達成できる。
図2の部分拡大作用説明図である。 板金材送出装置を含む板金材プレス加工装置の全体簡略側面図である。
本発明の板金材送出装置に関し、コイル形状の帯状板金材を巻き解いて平坦形状にしながら次工程に送り出し消費するようにした場合に、その消費途中の板金材についての格納など処理作業が、廃材を無用に発生させることなく容易にかつ簡単な構成によって達成できるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、板金材送出装置は、帯状の板金材を巻き付けて形成したコイル形状の板金材を、その軸心回りに往、復回動可能となるよう支持するアンコイラと、このアンコイラの往回動により上記コイル形状の板金材から巻き解かれた板金材を導入して、この板金材を平坦形状になるよう加工すると共にこの平坦形状部を次工程に送り出すレベラーフィーダーとを備えている。
上記板金材の平坦形状部を上記アンコイラの復回動によりコイル形状の板金材に巻き戻すとき、上記板金材の平坦形状部を上記コイル形状の板金材の外周面に沿うよう屈曲させる屈曲装置が設けられる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図2において、符号1は、車両の板金製車体部品である中間品を形成するための板金材プレス加工装置であり、この板金材プレス加工装置1は帯状板金材2をその長手方向に向かって送り出す板金材送出装置3と、この板金材送出装置3から送り出された板金材2を次々とプレス加工して、車体の中間品を次々と形成するプレス機4とを備えている。なお、説明の便宜上、上記板金材送出装置3による板金材2の送り出し方向を前方(Fr)とし、この前方に向かっての水平方向、かつ、上記送り出し方向に直交する方向を左右方向として、以下説明する。
上記板金材2は、近時の車体の軽量化、高強度化の観点から、(超)高張力鋼板であるが、厚板である軟鋼板やアルミ板材などであってもよい。
上記板金材送出装置3は、上記板金材2を巻き付けて形成したコイル形状の板金材2aを、左右方向に延びる軸心8回りに往、復回動A,B可能となるよう着脱可能に支持するアンコイラ9と、このアンコイラ9の往回動Aにより上記コイル形状の板金材2aから巻き解かれた板金材2bを導入して、この板金材2bを平坦形状になるよう加工すると共にこの平坦形状部2b´を次工程である上記プレス機4に送り出すレベラーフィーダー10とを備えている。
上記アンコイラ9は、水平な作業面13上に設置される基台14と、この基台14に対し上記軸心8回りに往、復回動A,B可能に支持され、上記コイル形状の板金材2aを上記軸心8上で着脱可能に支持する支持ロール15と、この支持ロール15を往、復回動A,Bさせるよう駆動する電動機で例示されるアクチュエータ16と、上記アンコイラ9の支持ロール15の往回動Aにより巻き解かれた板金材2bを上記プレス機4側に向かうよう案内する送り出しガイド17と、上記コイル形状の板金材2aの外周面に圧接して転動し、この板金材2aがコイル形状を保つよう保形させる押えロール18とを有している。
上記コイル形状の板金材2aから巻き解かれた板金材2bは、コイル形状の板金材2aへの巻きぐせが残留していて、自由状態で円弧形状とされる。
前記レベラーフィーダー10は、上記アンコイラ9から巻き解かれて上記送り出しガイド17により案内された板金材2bを導入してこの板金材2bを平坦形状になるよう加工するレベラー22と、このレベラー22により加工された平坦形状部2b´を導入してこの平坦形状部2b´を上記プレス機4に送り出すフィーダー23とを有している。
上記レベラー22は、上記作業面13上に設置される架台26と、各軸心が左右方向に延びて上記架台26に支持され、上記巻き解かれた板金材2bの上下各面にそれぞれ圧接すると共にこの板金材2bの長手方向で千鳥状に配置される複数のワークロール27,28とを有している。そして、上記板金材2bが上記各ワークロール27,28の間を前方に向けて通過するとき、これら各ワークロール27,28からの圧接力により、上下屈曲が繰り返されて内部応力が除去され、平坦形状部2b´とされる。
上記各ワークロール27,28のうち、上記板金材2bの下面に圧接する各ワークロール27は上記架台26に対し非移動状態で支持され、上記板金材2bの上面に圧接する各ワークロール28は上記架台26に対し、不図示のアクチュエータによってそれぞれ個別に上下に平行移動可能となるよう支持される。
上記フィーダー23は、上記レベラー22から送り出された板金材2の平坦形状部2b´を上下から挟み付ける一対の送りロール30,30を有している、これら送りロール30,30は不図示のアクチュエータにより互いに逆方向に回転して、上記平坦形状部2b´を上記プレス機4に送り出す。
上記板金材送出装置3は、上記作業面13上に設置される他の架台33と、各軸心が左右方向に延びて上記他の架台33に支持され、上記巻き解かれた直後の板金材2bの下上各面にそれぞれ当接すると共にこの板金材2bの長手方向で千鳥状に配置される複数の案内ロール34,35とを有している。そして、上記板金材2bは、上記各案内ロール34,35の間を前方に向けて通過することにより、上記プレス機4のレベラー22の所定位置に案内される。
上記各案内ロール34,35のうち、上記板金材2bの下面に当接する各案内ロール34は上記他の架台33に対し非移動状態で支持され、上記板金材2bの上面に当接する案内ロール35は上記他の架台33に対し上下に平行移動可能となるよう支持される。また、上記案内ロール35を上記板金材2bの上面から上方に離間可能とさせる不図示のアクチュエータが設けられる。
前記プレス機4は、上記レベラーフィーダー10から送り出される板金材2の平坦形状部2b´をシャーリング切断して所定寸法の金属板38を次々と形成するシャーリング機39と、上記金属板38をプレス加工して車両の車体部品である所定の中間品40を次々と形成するプレス機本体41とを有している。
図1において、上記板金材2の平坦形状部2b´を上記アンコイラ9の支持ロール15の復回動Bにより上記コイル形状の板金材2aに巻き戻すとき、上記平坦形状部2b´を上記コイル形状の板金材2aの外周面に沿うよう円弧形状に屈曲させる屈曲装置44が設けられる。この屈曲装置44は、各軸心が左右方向に延びて上記平坦形状部2b´の上下各面にそれぞれ圧接すると共にこの平坦形状部2b´の長手方向で千鳥状に配置される複数の屈曲ロール45,46を有している。
上記屈曲装置44の各屈曲ロール45,46の一部分は、上記レベラーフィーダー10のレベラー22の各ワークロール27,28により構成される。具体的には、上記レベラー22の各ワークロール27,28のうち、上記平坦形状部2b´の下面に圧接する前後一対のワークロール27,27と、これら前後ワークロール27,27の間で上記平坦形状部2b´の上面に圧接する一本のワークロール28とが上記屈曲装置44の各屈曲ロール45,46を構成する。この場合、上記レベラー22の他のワークロール28は上記平坦形状部2b´の上面から離間するよう上方移動させられる。
また、上記平坦形状部2b´の上面に圧接する上記一本のワークロール28は上記押えロール18に連動するなどして上下移動位置が自動調整可能とされており、この調整により、上記平坦形状部2b´の屈曲半径が上記コイル形状の板金材2aの半径に自動的に合致可能とされている。
また、上記屈曲装置44の各屈曲ロール45,46の他部分は、前後一対の上記案内ロール34,34と、これら前後案内ロール34,34の間で上記平坦形状部2b´の上面に圧接可能な屈曲ロール46と、上記他の架台33に支持され、上記屈曲ロール46を上記平坦形状部2b´に対し上下移動位置を調整可能とする伸縮シリンダで例示されるアクチュエータ47とを有している。上記屈曲ロール46は上記押えロール18に連動するなどして上下移動位置が調整可能とされており、この調整により、上記平坦形状部2b´の屈曲半径が上記コイル形状の板金材2aの半径に自動的に合致可能とされている。
ここで、上記したように、板金材2の平坦形状部2b´をコイル形状の板金材2aに巻き戻すとき、上記各案内ロール34,35のうち、上側の案内ロール35は上記平坦形状部2b´から離間させられる。
なお、上記屈曲装置44の各屈曲ロール45,46の一部分と、他部分とは、いずれか一方のみを設けてもよい。また、上記屈曲装置44の上側の屈曲ロール46は、上記各案内ロール34,35のうち、上側の案内ロール35で構成してもよい。また、上記屈曲装置44の各屈曲ロール45,46は、上記レベラー22の各ワークロール27,28や各案内ロール34,35とは別途に設けてもよい。
上記構成によれば、上記板金材2の平坦形状部2b´を上記アンコイラ9の復回動Bによりコイル形状の板金材2aに巻き戻すとき(図1)、上記板金材2の平坦形状部2b´を上記コイル形状の板金材2aの外周面に沿うよう屈曲させる屈曲装置44を設けている。
このため、コイル形状の帯状板金材2aを巻き解いて平坦形状にしながら次工程に送り出し消費するようにした場合において、その消費途中のコイル形状の板金材2aに対し巻き解かれた板金材2bを巻き戻した場合には、上記平坦形状部2b´とされた部分は、上記屈曲装置44による屈曲により上記コイル形状の板金材2aの外周面に沿うこととなる(図1中二点鎖線)。
よって、上記したように巻き戻された消費途中の板金材2によれば、上記平坦形状部2b´の切除による廃材の無用な発生を防止できると共に、その外形形状をコンパクトにでき、また、その分、コイルバンドによる拘束時などの取り扱いが容易にできることから、消費途中の板金材2についての格納など処理作業が容易にできる。
また、前記したように、レベラーフィーダー10が、上記巻き解かれた板金材2bの各面にそれぞれ圧接すると共にこの板金材2bの長手方向で千鳥状に配置される複数のワークロール27,28を有し、上記巻き解かれた板金材2bを上記アンコイラ9側から上記レベラーフィーダー10の所定位置に向けて案内する案内ロール34,35を設け、上記屈曲装置44が、上記板金材2の平坦形状部2b´の各面にそれぞれ圧接すると共にこの平坦形状部2b´の長手方向で千鳥状に配置される複数の屈曲ロール45,46を有し、この屈曲ロール45,46を上記ワークロール27,28および/もしくは案内ロール34,35で構成している。
このため、上記屈曲装置44の屈曲ロール45,46の少なくとも一部分に、上記レベラーフィーダー10のワークロール27,28や案内ロール34,35が利用される。よって、その分、上記屈曲装置44を簡単な構成にすることができることから、前記した消費途中の板金材2についての処理作業は簡単な構成で達成できる。
1 板金材プレス加工装置
2 板金材
2a (コイル形状の)板金材
2b (巻き解かれた)板金材
2b´ 平坦形状部
3 板金材送出装置
4 プレス機
8 軸心
9 アンコイラ
10 レベラーフィーダー
13 作業面
14 基台
15 支持ロール
16 アクチュエータ
22 レベラー
23 フィーダー
27 ワークロール
28 ワークロール
34 案内ロール
35 案内ロール
38 金属板
44 屈曲装置
45 屈曲ロール
46 屈曲ロール
A 往回動
B 復回動

Claims (2)

  1. 帯状の板金材を巻き付けて形成したコイル形状の板金材を、その軸心回りに往、復回動可能となるよう支持するアンコイラと、このアンコイラの往回動により上記コイル形状の板金材から巻き解かれた板金材を導入して、この板金材を平坦形状になるよう加工すると共にこの平坦形状部を次工程に送り出すレベラーフィーダーとを備えた板金材送出装置において、
    上記板金材の平坦形状部を上記アンコイラの復回動によりコイル形状の板金材に巻き戻すとき、上記板金材の平坦形状部を上記コイル形状の板金材の外周面に沿うよう屈曲させる屈曲装置を設けたことを特徴とする板金材送出装置。
  2. 上記レベラーフィーダーが、上記巻き解かれた板金材の各面にそれぞれ圧接すると共にこの板金材の長手方向で千鳥状に配置される複数のワークロールを有し、上記巻き解かれた板金材を上記アンコイラ側から上記レベラーフィーダーの所定位置に向けて案内する案内ロールを設け、上記屈曲装置が、上記板金材の平坦形状部の各面にそれぞれ圧接すると共にこの平坦形状部の長手方向で千鳥状に配置される複数の屈曲ロールを有し、この屈曲ロールを上記ワークロールおよび/もしくは案内ロールで構成したことを特徴とする請求項1に記載の板金材送出装置。
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