JP2008084764A - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降装置において、装置構造の簡素化、コストの削減、及び、組立性の向上を図る。
【解決手段】昇降装置本体30に一端を支持したワイヤロープ8を、照明器具を支持した昇降体20の滑車21、22に巻き渡し、このワイヤロープ8の他端を、ドラムを介して巻き上げ、または、巻き下げて昇降体20を昇降し、前記照明器具を昇降させる昇降装置1Aにおいて、ワイヤロープ8が貫通する貫通孔4Cを有し、照明器具の昇降時にワイヤロープ8がねじれてワイヤロープ8が貫通孔4Cの孔壁に当接したときに変位して、変位検知スイッチ50を動作させるねじれ検知レバー44と、ワイヤロープ8に過負荷が加わったときに変位して、変位検知スイッチ50を動作させる過負荷検知レバー43とを備えたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明器具を昇降する昇降装置に関する。
一般に、昇降装置本体に一端を支持したワイヤロープを、照明器具を支持した昇降体の滑車に巻き渡し、このワイヤロープの他端を、ドラムを介して巻き上げ、または、巻き下げて昇降体を昇降し、照明器具を昇降させる昇降装置が知られている。この種の昇降装置では、照明器具を吊持するワイヤロープがねじれたとき、或いはワイヤロープに過負荷が加わったときに、安全のため昇降動作を強制的に停止するのが一般的である。従来、ワイヤロープがねじれたときに、ねじれ検知レバーを変位させて、ねじれ検知スイッチを動作させることにより、昇降装置の運転を停止させると共に、ワイヤロープに過負荷が加わったときには、上記ねじれ検知レバーを変位させて、過負荷検知スイッチを動作させることにより、昇降装置の運転を停止させている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3775036号公報
しかしながら、上述した従来の昇降装置では、ねじれ検知用と過負荷検知用に、それぞれ検知スイッチが必要となるため、装置構造が複雑であり、高コストになると共に、スイッチの部品点数が多い分だけ、レバーとスイッチの接点との微調整段階において、組立性が良くないといった問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、装置構造を簡素化し、コストを削減し、かつ、組立性を向上した昇降装置を提供することを目的とする。
本発明は、昇降装置本体に一端を支持したワイヤロープを、照明器具を支持した昇降体の滑車に巻き渡し、このワイヤロープの他端を、ドラムを介して巻き上げ、または、巻き下げて昇降体を昇降し、前記照明器具を昇降させる昇降装置において、前記ワイヤロープが貫通する貫通孔を有し、前記照明器具の昇降時に前記ワイヤロープがねじれて前記ワイヤロープが前記貫通孔の孔壁に当接したときに変位して、変位検知スイッチを動作させるねじれ検知レバーと、前記ワイヤロープに過負荷が加わったときに変位して、前記変位検知スイッチを動作させる過負荷検知レバーとを備えたことを特徴とする。
この場合において、前記過負荷検知レバーが、前記ワイヤロープに過負荷が加わったときに変位し、前記ねじれ検知レバーを押動し、このねじれ検知レバーを介して前記変位検知スイッチを動作させてもよい。また、前記昇降体が、上死点まで上昇したとき、昇降体の一部が前記ねじれ検知レバーを押動し、このねじれ検知レバーを介して前記変位検知スイッチを動作させてもよい。
本構成では、ワイヤロープのねじれ及びワイヤロープに過負荷が加わったことを1個の変位検知スイッチによって検知するため、昇降装置の部品点数が少なくなり、装置構造を簡素化することができ、コストの削減を図ることができる。また、一つのねじれ検知レバーで、1個の変位検知スイッチを押動することで、ワイヤロープのねじれ及びワイヤロープに過負荷が加わったことを検知しているため、変位検知スイッチと、ねじれ検知レバーとの接点調整を、1回行うだけで両検知を可能としているため、スイッチ調整を別個に行う場合に比べてスイッチ調整が簡単になり、昇降装置の組立性を向上させることができる。
本発明によれば、1個の変位検知スイッチが、ワイヤロープのねじれ及びワイヤロープに過負荷が加わったことを検知する構成としたため、昇降装置の部品数が少なくなり、昇降装置の装置構造の簡素化が図られると共に、コストが削減でき、かつ、組立性を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る昇降装置1Aの正面図である。この昇降装置1Aは、体育館や工場、倉庫等の高天井2に設置される装置であり、作業者等の要望に応じて照明器具7を昇降するための装置である。
図1に示すように、昇降装置1Aの固定部3は、昇降装置本体30と、この昇降装置本体30に被せられたカバー4とを備えて構成されており、上記カバー4に設けられた取付アーム5がダブルナット6を介して天井2に取り付けられることにより、天井2に固定されている。また、昇降体20に照明器具7が取り付けられており、この昇降体20が、上記昇降装置本体30の中央に嵌め込まれたままロックされ、照明器具7は、昇降装置1Aを介して、天井2に固定されている。
図2は、本実施形態に係る昇降装置1Aの断面図であり、図3は、昇降装置1Aを上から見た斜視図であり、図4は、昇降装置1Aを下から見た斜視図である。これらの図に示すように、昇降装置本体30は、昇降体20を、ワイヤロープ8を介して昇降自在に支持している。
図2〜図4に示すように、昇降装置本体30は、略中央部に、昇降体20を収納するための上に凸のドーム状の収納部31を備えている。
この収納部31の天部には、図2Aに示すように、昇降体20をロックするためのロック機構90が設けられている。このロック機構90は、昇降体20に設けられたロック棒24と、このロック棒24を把持するための、昇降装置本体30に設けられた、図中で左右に移動自在の左右一対のロック棒ストッパ37と、昇降装置本体30に上下動自在に支持されたスライダ38と、このスライダ38の動きを検知するための2つのリミットスイッチ39A、39Bとを備える。このロック機構90のロック動作を簡単に説明する。昇降体20が上死点の近傍に達すると、ロック棒24がロック棒ストッパ37を左右に押し退けて上昇し、このロック棒24に押し上げられてスライダ38が上昇し、リミットスイッチ39Aを経て、リミットスイッチ39Bに当たると、その信号で昇降体20が下降に転じる。それと同時に、ロック棒ストッパ37が、図示の位置に復帰し、下降したロック棒24の頭部がロック棒ストッパ37に係止されて、昇降体20が収納部31内にロックされる。昇降体20の下降時には、図示を省略した機構で、ロック棒ストッパ37が外れ、昇降体20が、ワイヤロープ8の繰り出しにより下降する。
上記収納部31の天部上に、ワイヤロープ8を支持する取付部40が設けられている。この取付部40は、ワイヤロープ8の一端41を支持可能な円筒状の取付台42と、取付台42の内側に配置され、取付台42より高さが低い円筒状のストッパ48とを備え、取付台42とストッパ48との間に、螺旋状の過負荷検知ばね47が設置されている。過負荷検知ばね47の上端は、過負荷検知レバー43に接しており、過負荷検知ばね47は、ばね力によって過負荷検知レバー43を支持している。過負荷検知レバー43の一部43Aは、取付台42に設けた縦溝46から取付台42の外に延出している。
また、取付台42の縦溝46側の下方には、昇降装置本体30を貫通する挿通孔49が形成されており、この挿通孔49には、ねじれ検知レバー44が挿入されている。ねじれ検知レバー44は、図2Bに示すように、収納部31の内側に延在したはめ込み部44Bと、昇降装置本体30の外に位置したスイッチ押圧部44Aとを備え、スイッチ押圧部44Aの上縁部に接触部44Cが形成されている。はめ込み部44Bの幅は挿通孔49の幅より小さく形成され、ねじれ検知レバー44のくびれ部44Dが挿通孔49に係止しており、スイッチ押圧部44Aの幅は挿通孔49の幅より大きく形成されている。挿通孔49に挿入されたねじれ検知レバー44は、くびれ部44Dが挿通孔49に係止し、くびれ部44Dを支点として回動可能な構成となっている。また、接触部44Cは、過負荷検知レバー43の一部43Aの真下に位置し、過負荷検知レバー43の一部43Aが、縦溝46内を下方に移動して、ねじれ検知レバー44の接触部44Cを押動すると、ねじれ検知レバー44が、くびれ部44Dを支点に反時計方向に回動し、変位検知スイッチ50を押動する。
この変位検知スイッチ50は、後述する駆動モータ32(図3及び図4参照。)の運転を緊急停止するためのスイッチである。変位検知スイッチ50は、検知ボタン51を備えており、この検知ボタン51が押圧されることにより、変位検知スイッチ50の接点が動作し、駆動モータ32が停止される。
ねじれ検知レバー44のはめ込み部44Bには、ワイヤロープ8が貫通する貫通孔4Cが形成されている。ワイヤロープ8が貫通孔4Cの図2A中右端の孔壁に接触した場合、ねじれ検知レバー44が、くびれ部44Dを支点に反時計方向に回動し、変位検知スイッチ50を押動し、駆動モータ32の運転を緊急停止する。
ワイヤロープ8の一端41は、ねじれ検知レバー44の貫通孔4Cと、ストッパ48の内部に形成されている貫通孔4Aと、過負荷検知ばね47と、過負荷検知レバー43の貫通孔4Bとを貫通して外に延出し、その一端41にスリーブ45が係止されており、スリーブ45により、ワイヤロープ8の一端41が支持されている。このワイヤロープ8の他端は、ねじれ検知レバー44の貫通孔4Cを貫通し、昇降体20の上部に設けられた一対の滑車21、22に巻き回された後、滑車22から鉛直上方へ伸び、昇降装置本体30に設けられた滑車35に巻き回されている。この滑車35を経たワイヤロープ8の他端は、図3に示すように、昇降装置本体30の端に設けられた滑車36に巻き回され、さらに滑車36と反対側の端に設けられたドラム33に巻きつけられ、このドラム33に固着される。
上記ドラム33は、減速機構34を介して、駆動モータ32に連結されている。そして、この駆動モータ32によって、ドラム33が回転駆動されると、ドラム33によりワイヤロープ8が巻き上げ、又は、巻き下げられ、昇降体20が昇降し、この昇降体20に支持した照明器具7が昇降する。
次いで、この昇降装置1Aの動作について説明する。
照明器具7が下降する際は、駆動モータ32が駆動し、それに連動してドラム33が回転駆動して、ドラム33に巻き付いているワイヤロープ8を巻き下げていく。昇降体20及び昇降体20に取り付けられた照明器具7は、ワイヤロープ8が巻き下げられると共に下降する。一方、照明器具7が上昇する際は、駆動モータ32が駆動し、それに連動してドラム33が回転駆動して、ドラム33に巻き付いているワイヤロープ8を巻き上げていく。昇降体20及び昇降体20に取り付けられた照明器具7は、ワイヤロープ8が巻き上げられると共に上昇する。
照明器具7が揺れずに昇降する状態では、図5に示すように、ねじれ検知レバー44の貫通孔4Cと、昇降装置本体30の貫通孔4Aと、過負荷検知レバー43の貫通孔4Bは、鉛直方向に伸びる同一直線上にあり、これら3つの貫通孔をワイヤロープ8が貫通している。また、過負荷検知レバー43は、過負荷検知ばね47のばね力によって押し上げられて、ストッパ48に接触することなく、ストッパ48の上方に位置している。この状態で、検知ボタン51が動作することはない。
照明器具7が昇降する際、例えば、昇降体20が水平方向に揺れ、一対のワイヤロープ8がねじれて交差すると、図6に示すように、ワイヤロープ8が、破線矢印SAの方向へ傾き、ワイヤロープ8が、ねじれ検知レバー44の貫通孔4Cの図中右端の孔壁に当接する。すると、ねじれ検知レバー44が、くびれ部44Dを支点として、破線矢印SBの方向へ回動し、スイッチ押圧部44Aが、変位検知スイッチ50の検知ボタン51を押圧し、変位検知スイッチ50を動作させ、駆動モータ32の運転を緊急停止する。
なお、「ワイヤロープのねじれ」には、ワイヤロープが、交差しねじれることや、振れること、揺れること等を含む。
照明器具7が昇降する際、例えば昇降体20が障害物等に引っかかって、ワイヤロープ8に過負荷が作用すると、ワイヤロープ8の一端41が下に強く引かれ、図7に示すように、過負荷検知ばね47のばね力に抗して、過負荷検知レバー43の一部43Aが、取付台42に設けた縦溝46内を下方に移動する。過負荷検知レバー43の一部43Aの真下には、ねじれ検知レバー44の接触部44Cが位置しており、過負荷検知レバー43の一部43Aが、ねじれ検知レバー44の接触部44Cに接触すると、ねじれ検知レバー44が、くびれ部44Dを支点に破線矢印SCの方向に回動し、スイッチ押圧部44Aが、変位検知スイッチ50の検知ボタン51を押圧し、変位検知スイッチ50を動作させ、駆動モータ32の運転を緊急停止する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ワイヤロープ8のねじれ及びワイヤロープ8に過負荷が加わったことを1個の変位検知スイッチ50によって検知するため、昇降装置1Aの部品点数が少なくなり、装置構造を簡素化することができ、コストの削減を図ることができる。また、一つのねじれ検知レバー44で、1個の変位検知スイッチ50を押動することで、ワイヤロープ8のねじれ及びワイヤロープ8に過負荷が加わったことを検知しているため、変位検知スイッチ50と、ねじれ検知レバー44との接点調整を、1回行うだけで両検知を可能としているため、スイッチ調整を別個に行う場合に比べてスイッチ調整が簡単になり、昇降装置1Aの組立性を向上させることができる。
つぎに、別の実施形態を説明する。
図8は、本実施形態の取付部40を上から見た図であり、図9〜図11は、本実施形態の動作を説明する図である。なお、これらの図において、上記実施形態における昇降装置1Aと同じ構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。図8に示すように、変位検知スイッチ50の検知ボタン51には、スイッチレバー53が取り付けられ、このスイッチレバー53に対し、過負荷検知レバー43の一部43A、及びねじれ検知レバー44のスイッチ押圧部44Aが直接当接自在に構成される。本構成による過負荷検知レバー43の一部43Aの幅は、取付台42の縦溝46の溝幅の略半分の大きさであり、当該一部43Aが縦溝46内を下降した場合にも、その一部43Aは、スイッチ押圧部44Aと接触しないように構成される。
ワイヤロープ8にねじれも、過負荷も作用しない場合には、図9に示すように、ねじれ検知レバー44の貫通孔4Cと、昇降装置本体30の貫通孔4Aと、過負荷検知レバー43の貫通孔4Bは、鉛直方向に伸びる同一直線上にあり、これら3つの貫通孔をワイヤロープ8が貫通している。
ワイヤロープ8にねじれが生じた際、図10に示すように、ワイヤロープ8は、貫通孔4Bを基点として破線矢印SDの方向へ傾き、ねじれ検知レバー44が、くびれ部44Dを支点として破線矢印SEの方向へ傾き、スイッチ押圧部44Aが、検知ボタン51のスイッチレバー53を押圧し、変位検知スイッチ50を動作し、駆動モータ32の運転が停止される。
図11に示すように、ワイヤロープ8に過負荷が加わったとき、ワイヤロープ8の先端に取り付けられたスリーブ45が、過負荷検知レバー43を押し下げ、この過負荷検知レバー43は、ストッパ48に係止するまで下降する。過負荷検知レバー43の下降と同時に、縦溝46から延出している過負荷検知レバー43の一部43Aも下降し、過負荷検知レバー43の一部43Aは、ねじれ検知レバー44に接することなく下降して、検知ボタン51のスイッチレバー53を直接押圧し、変位検知スイッチ50を動作し、駆動モータ32の運転が停止される。
以上説明したように、本実施形態によれば、ワイヤロープ8のねじれ及びワイヤロープ8に過負荷が加わったことを1個の変位検知スイッチ50によって検知するため、昇降装置の部品点数が少なくなり、装置構造を簡素化することができ、コストの削減を図ることができる。
つぎに、更なる別の実施形態を説明する。
本実施形態では、上記実施形態に係る昇降装置1Aと同じ構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態では、ねじれ検知レバー44が、昇降体20の上死点検知レバーを兼ねている。すなわち、本構成のねじれ検知レバー44は、昇降体20が上死点に到達したとき、昇降体20の上部(滑車21の上部)に当接可能に形成されている。図12に示すように、非上死点状態においては、挿通孔49を介して下方に延出しているねじれ検知レバー44のはめ込み部44Bは、収納部31における下に凸の中央部52の下面より下方に延出している。
本構成では、昇降体20が上昇し、上死点まで達した際は、図13に示すように、昇降体20の天部20Aが、中央部52の下面に接触するより先に、昇降体20の滑車21の上部がはめ込み部44Bに接触する。
本実施形態によれば、ワイヤロープ8のねじれ、ワイヤロープ8に過負荷が加わったこと、及び昇降体20の上死点を、1個の変位検知スイッチ50によって検知するため、昇降装置1Aの部品点数が少なくなり、装置構造を簡素化することができ、コストの削減を図ることができる。
本実施形態によれば、一つのねじれ検知レバー44で、1個の変位検知スイッチ50を押動することで、過負荷検知も、ねじれ検知も、昇降体20の上死点も検知している。そのため、変位検知スイッチ50と、ねじれ検知レバー44との接点調整を、1回行うだけで3態様の各検知を可能としているため、例えばスイッチ調整を各検知に対応して各々3回別個に行う場合に比べてスイッチ調整が簡単になり、昇降装置の組立性を向上させることができる。
なお、上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、過負荷検知レバー43やねじれ検知レバー44は、実施形態の形状に限らず、ワイヤロープ8がねじれた時及びワイヤロープ8に過負荷が加わった時に単一の検知ボタン51を押圧する構成となっていればよい。
本発明の一実施形態に係る昇降装置の正面図。 同実施形態に係る昇降装置の断面図及びねじれ検知レバーの斜視図。 同実施形態に係る昇降装置を上から見たときの斜視図。 同実施形態に係る昇降装置を下から見たときの斜視図。 同実施形態に係る取付部の断面図。 ワイヤロープねじれ時における、同実施形態に係る取付部の断面図。 ワイヤロープに過負荷が加わったときにおける、同実施形態に係る取付部の断面図。 別の実施形態に係る取付部を上から見た図。 別の実施形態に係る取付部の断面図。 ワイヤロープねじれ時における、別の実施形態に係る取付部の断面図。 ワイヤロープに過負荷が加わったときにおける、別の実施形態に係る取付部の断面図。 本発明の別の実施形態に係る昇降装置の断面図。 昇降体が上死点まで上昇したときにおける、別の実施形態に係る昇降装置の断面図。
符号の説明
1A 昇降装置
4A、4B、4C 貫通孔
8 ワイヤロープ
20 昇降体
21、22 滑車
30 昇降装置本体
32 駆動モータ
33 ドラム
43 過負荷検知レバー
44 ねじれ検知レバー
50 変位検知スイッチ

Claims (3)

  1. 昇降装置本体に一端を支持したワイヤロープを、照明器具を支持した昇降体の滑車に巻き渡し、このワイヤロープの他端を、ドラムを介して巻き上げ、または、巻き下げて昇降体を昇降し、前記照明器具を昇降させる昇降装置において、前記ワイヤロープが貫通する貫通孔を有し、前記照明器具の昇降時に前記ワイヤロープがねじれて前記ワイヤロープが前記貫通孔の孔壁に当接したときに変位して、変位検知スイッチを動作させるねじれ検知レバーと、前記ワイヤロープに過負荷が加わったときに変位して、前記変位検知スイッチを動作させる過負荷検知レバーとを備えたことを特徴とする昇降装置。
  2. 前記過負荷検知レバーが、前記ワイヤロープに過負荷が加わったときに変位し、前記ねじれ検知レバーを押動し、このねじれ検知レバーを介して前記変位検知スイッチを動作させることを特徴とする請求項1記載の昇降装置。
  3. 前記昇降体が、上死点まで上昇したとき、昇降体の一部が前記ねじれ検知レバーを押動し、このねじれ検知レバーを介して前記変位検知スイッチを動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の昇降装置。
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