JPS6032593Y2 - 水門扉操作用ワイヤ−ロ−プの張力検出装置 - Google Patents

水門扉操作用ワイヤ−ロ−プの張力検出装置

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Publication number
JPS6032593Y2
JPS6032593Y2 JP17716979U JP17716979U JPS6032593Y2 JP S6032593 Y2 JPS6032593 Y2 JP S6032593Y2 JP 17716979 U JP17716979 U JP 17716979U JP 17716979 U JP17716979 U JP 17716979U JP S6032593 Y2 JPS6032593 Y2 JP S6032593Y2
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JP
Japan
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spring
detection
overload
tension
wire rope
Prior art date
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Expired
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JP17716979U
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JPS5692833U (ja
Inventor
弘 国泉
Original Assignee
株式会社栗本鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社栗本鉄工所 filed Critical 株式会社栗本鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水門扉を開閉操作するワイヤロープの弛みあ
るいは過負荷を検出する装置に関するものである。
このようなワイヤロープは一端は巻上機のドラムに固定
し、他端は水門を設けた堰堤基台に固定すればよいので
あるが、このワイヤロープは必要に応じてその長さを調
節したり、また、水門扉が水底に達したときはそれ以上
にロープが繰出さないようにする弛み止め装置が必要で
ある。
また、水門扉を吊上げて上昇させている場合になんらか
の原因でロープに過大な荷重がかかった場合、巻上機が
故障し、あるいは危険な事態が生じる。
このために弛み検出や過負荷を検出して巻上装置を自動
停止させる装置が用いられているが、従来の装置は構成
が複雑でスペースが大きく、取付は方向が垂直に限定さ
れるなどの欠点があるものや弛みと過負荷の両方を検出
する小型軽量で簡単な機構がないなどの種々の問題を有
している。
この考案は上記のような従来の装置の欠点を解決するた
め、ワイヤロープを連結したテンションロンドの外側に
弛み検出ばねと過負荷検出ばねを取付けて弛みと過負荷
を検出し得るようにした検出装置を提供するものである
以下にこの考案の詳細を添付図面に基づいて説明する。
第1図、第2図において、1は水門扉、2はこの水門扉
1を取付けた堰堤基台である。
この基台2上の取付台4に巻上機3を設け、この巻上機
3のドラムに一端を固定したワイヤロープ5を水門扉1
上の滑車と取付台4の滑車に1回以上巻き付けたのちガ
イドローラを介して取付台4上のこの考案の検出装置A
に連結する。
第3図は検出装置Aの第1の実施例であって、6は前記
取付台4などに固定した基板であり、この基板6上に円
筒状のガイド筒7を一体に設け、このガイド筒7の外側
にブツシュ8を固定する。
9は前記基板6の中央の開口およびガイド筒7内を貫通
したテンションロンドで、その下端に前記ロープ5の端
部が連結しである。
10は前記ブツシュ8の外側に摺動自在に嵌合した筒体
で、この筒体10の頂部11の中央の透孔に前記テンシ
ョンロッド9が遊嵌している。
また、ガイド筒7内にはコイル状の弛み検出ばね12を
はめてその下端を基板6に接触させ、上端は筒体10の
頂部11の下面に当てる。
前記筒体10の頂部11上には球面状の凹所13を形威
し、この凹所にばね受筒14の下面の球面状突部15を
はめて受筒14が筒体10に対して自由に傾斜できるよ
うにする。
16は複数の皿ばねからなる過負荷検出ばねで、前記ば
ね12より強く、その下端は受筒14の底面に接し、上
端はテンションロッド9の上部に固定した受部材17に
当てる。
テンションロッド9の外周には雄ねじが形成してあり、
この雄ねじに螺合したナツト18により前記受部材17
を支える。
19は筒状のカバーでその頂板20の中央の透孔にテン
ションロッド9を貫通させ、前記受部材17を支えるナ
ツト18上にさらに螺合したナツト18により頂板20
をロッド9に固定する。
21は筒体10の外側に位置するように適宜のフレーム
(図示省略)に固定したリミットスイッチなどの弛み検
知器、22は同じくカバー19の外側に位置するように
適宜のフレーム(図示省略)に固定したリミットスイッ
チのような過負荷検知器である。
上記実施例の場合、ロープ5に適当な張力が働いている
ときテンションロッド9に加わる下向きの張力がナツト
18、受部材17から過負荷検出ばね16に加わるが、
このばね16は強いので殆んど圧縮されず受筒14が押
下される。
このため筒体10は弛み検出ばね12を圧縮して下降し
、第3図のように基板6上に当っている。
このとき検知器21の作用片が筒体10の上部外周の段
部より離れているから弛み検知信号は出ない。
また、このときカバー19の頂板20の外周は検知器2
2の作用片より離れているから過負荷信号も出ない。
水門扉の昇降操作時の正常状態では上記のように検知器
21.22は働かないが、水門扉1の下降が完了して所
定の位置に停止してワイヤロープ5が弛むと、ばね12
の復元により筒体10が上り、その上部外周の段部が検
知器21の作用片に当り、弛み検知信号が発せられロー
プ5の繰出しが停止される。
また水門扉1を上昇させているとき何等かの原因でワイ
ヤロープ5に過負荷が加わると、第3図の状態からさら
にロッド9が下り過負荷検出ばね16が圧縮される。
このため頂板20の外周が検知器22の作用片を働かせ
て過負荷信号を発腰巻上機3のモータを停止する。
第4図の実施例は弛み検出ばね12が上となり、過負荷
検出ばね16が下となっており各部の寸法が第3図の例
と異なるが構造は殆んど同じである。
しかし、弛み検出器21は上方にあってロープ5が弛ん
だときカバー19の頂板20の外周が検知器21の作用
片から上方へ離れて、検知器21から弛み信号が発せら
れるようになっている。
また、過負荷検知器22は下方にあって、過負荷時にば
ね16が圧縮されたとき筒体10が第4図の位置よりさ
らに下ってその外側の突片23が検知器22の作用片を
作用させて過負荷信号を発するものである。
なお、第4図はロープ5に正常な張力が働いている状態
でこのとき受部材17が受筒14の上端に接している。
従ってロープ5が弛むとばね12の復元で受部材17が
受筒14の上端から離れる。
この考案のワイヤロープの張力検出装置は上記のように
テンションロッドと同心のばねその他の各種部品で構成
されたもので、揺動枠のような重に嵩ぼる部品がないか
らきわめて構造が簡単で小型軽量となるが、特にこの考
案では、弛み検出ばねと過負荷検出ばねの一方のばねを
テンションロッドが貫通する基板上に一体に設けたガイ
ド筒内にはめ、このガイド筒の外側に摺動自在にはめた
筒体の頂部には、球面状の凹所を形威し、この凹所には
他方のばねをはめたばね受筒の下端の球面状突部をはめ
て、ばね受筒が筒体に対して自由に傾斜するようにした
ものであるから、ガイド筒に対してテンションロッドが
多少傾斜しても球面状の凹所と球面状の突部の部分が滑
ることによりテンションロッドに曲げ等の無理な力が働
かず、ガイド筒は円滑に摺動して、弛みや過負荷の検出
が正確に行なえる。
従って、垂直に取付ける場合の他に第1図のように垂直
より若干傾斜した状態や第2図のように横向きに取付け
ても作用に何の支障もないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の検出装置の取付状態の各側
を示す正面図、第3図、第4図はこの考案の検出装置の
各側を示す縦断正面図である。 5・・・・・・ワイヤロープ、6・・・・・・基板、9
・・・・・・テンションロッド、10・・・・・・筒体
、12・・・・・・弛み検出ばね、16・・・・・・過
負荷検出ばね、17・・・・・・受部材、A・・・・・
・張力検出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水門扉を開閉操作するワイヤロープの張力がかかるテン
    ションロンドの外側に、このロンドに加わる荷重により
    圧縮される弛み検出ばねと、このばねが圧縮されたのち
    、さらに荷重が加わったとき圧縮される過負荷検出ばね
    を取付け、弛み検出ばねが伸びたことを検出する弛み検
    出器と、過負荷検出ばねが圧縮されたことを検知する過
    負荷検知器を設けた構成において、弛み検出ばねと過負
    荷検出ばねの一方のばねをテンションロンドが貫通する
    基板上に一体に設けたガイド筒内にはめ、このガイド筒
    の外側に摺動自在にはめた筒体の頂部には、球面状の凹
    所を形威し、この凹所には他方のばねをはめたばね受筒
    の下端の球面状突部をはめて、ばね受筒が筒体に対して
    自由に傾斜するようにした水門扉操作用ワイヤロープの
    張力検出装置。
JP17716979U 1979-12-17 1979-12-17 水門扉操作用ワイヤ−ロ−プの張力検出装置 Expired JPS6032593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17716979U JPS6032593Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 水門扉操作用ワイヤ−ロ−プの張力検出装置

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JP17716979U JPS6032593Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 水門扉操作用ワイヤ−ロ−プの張力検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5692833U JPS5692833U (ja) 1981-07-23
JPS6032593Y2 true JPS6032593Y2 (ja) 1985-09-28

Family

ID=29687762

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17716979U Expired JPS6032593Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 水門扉操作用ワイヤ−ロ−プの張力検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2600869B1 (es) * 2015-07-10 2018-01-09 Dinacell Electrónica S.L. Célula de carga
ES2737842B2 (es) * 2017-05-26 2022-04-13 Tim Ebeling Sistema de ecualización de miembros de suspensión para elevadores
WO2020121464A1 (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 三菱電機株式会社 引張検出装置、及びこれを備えた移動体システム

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JPS5692833U (ja) 1981-07-23

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