JP5437617B2 - 昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降装置本体に対し吊材で吊り下げた昇降体を昇降させる昇降装置に関する。
従来の昇降装置は、ワイヤロープで吊り下げた昇降体にロック爪を設け、該昇降体を昇降装置本体に設けたガイド体に進入させた状態で、ガイド体に設けたロック部に昇降体のロック爪を係合させることで、昇降体の落下を防止している(例えば下記特許文献1参照)。
特開2004−158428号公報
しかしながら、上記した従来の昇降装置では、上下方向に回動変位するロック爪によって昇降体の下方への落下を防止していることから、昇降装置全体が上下方向の振動入力を受けたときには、ロック爪によるロックが外れる恐れがあり、改善が望まれている。
そこで本発明は、昇降装置本体に対する昇降体のロック状態を安定化させることを目的としている。
請求項1の発明は、昇降装置本体に対し、吊材によって吊り下げた昇降体を昇降可能に設け、前記昇降装置本体に、前記昇降体が上昇して進入するガイド部を設け、このガイド部に前記昇降体が進入した状態で、該昇降体に設けた係止部の下方位置に対し水平方向外側から進出して昇降体の下方への移動を規制する規制部材を、前記昇降装置本体に設け、前記昇降体は、前記規制部材によって下方への移動が規制されている状態で、前記規制部材上に載置されて支持され、昇降体が前記規制部材に載置されている状態で、該昇降体を規制部材に押し付けるように下方に向けて押圧する押圧部材を設け、前記昇降装置本体及び前記昇降体に、これら相互間の電気的な接続を行う本体側接点部及び昇降体側接点部をそれぞれ設け、前記押圧部材は、前記本体側接点部と昇降体側接点部との間の接点圧を付与する弾性部材で構成し、前記規制部材を、前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置から、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置へ移動させる駆動部を設ける一方、前記規制部材を前記退避位置から支持位置へ弾性的に押し付けて移動させ該支持位置を保持する弾性手段を設け、前記昇降体の昇降方向の位置を検出する位置検出手段を設け、前記規制部材を前記駆動部によって前記退避位置とした状態で、前記位置検出手段が、前記昇降体が前記ガイド部から下方に移動して離れた状態を検出したときに、前記駆動部の作動を停止させることで、前記弾性手段により前記規制部材を前記退避位置から支持位置へ移動させることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の昇降装置であって、前記規制部材は、前記昇降体が載置されている状態で前記水平方向外側の退避位置への移動を阻止する抜け止め部を備えていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1または2に記載の昇降装置であって、前記規制部材を、前記昇降体を間に挟んで少なくとも一対設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の昇降装置であって、前記規制部材は、その一部が、前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置と、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置との間を移動可能となるように、水平面内で回転可能に前記昇降装置本体に取り付けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれか1項に記載の昇降装置であって、前記規制部材は、その一部が、前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置と、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置との間を移動可能となるように、水平面内で直線方向に移動可能に前記昇降装置本体に取り付けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の昇降装置であって、前記少なくとも一対の規制部材を前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置と、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置との間を移動させる一つの駆動部を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の昇降装置であって、前記規制部材が前記支持位置にある状態で、前記昇降体が上昇して前記ガイド部に進入するときに、前記規制部材と前記昇降体とが接触する部位の少なくともいずれか一方に、前記昇降体が前記規制部材を押し付けつつ前記退避位置に向けて移動させる誘い込み部を設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項4に記載の昇降装置であって、前記規制部材は、重心と回転中心とが互いにほぼ一致していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、昇降装置本体のガイド部に昇降体が進入した状態で、規制部材が、昇降体の係止部の下方位置に対し水平方向外側から進出して係止するので、昇降装置全体が上下方向の振動入力を受けたとしても、昇降体の下方への移動を確実に防止でき、昇降体のロック状態を安定化することができる。
また、昇降体は、規制部材上に載置されて支持されるので、規制部材の昇降体に対するロック状態がより安定化するとともに、規制部材が昇降体の下方への移動を規制している状態で、昇降体を吊り下げ支持する吊材の負荷を軽減でき、吊材の長寿命化を達成できる。
また、昇降体を規制部材に押し付けるように下方に向けて押圧する押圧部材を設けているので、上下方向の振動が付与されたとしても、昇降体の浮きを抑えることができ、規制部材は、昇降体の下方への移動を規制する状態をより確実に維持することができる。
この際、押圧部材は、本体側接点部と昇降体側接点部との間の接点圧を付与する弾性部材で構成しているので、昇降体の浮きを抑えるための専用の押圧部材を設ける場合に比較して、部品点数を削減できる。
また、駆動部は、支持位置から退避位置へ移動させるときのみ動作する構成であるので、構造を簡素化することができる。さらに、必要時のみ駆動部を動作させればよいので、駆動部に供給するエネルギ(電気)消費量を低減することができる。
請求項の発明によれば、規制部材は、抜け止め部によって昇降体の下方への移動を規制する状態をより確実に維持することができる。
請求項の発明によれば、複数の規制部材によって昇降体をバランスよく保持することができる。
請求項の発明によれば、規制部材が回転する際の支点、力点及び作用点のそれぞれの位置を適宜に変更できるので、規制部材の移動ストロークを容易に変更できて設計自由度が高くなる。
請求項の発明によれば、昇降体の荷重を規制部材が均一に受けることができ、規制部材を回転させる構造と比較して強度バランスを高めることができる。
請求項の発明によれば、複数の規制部材毎に駆動部を設ける場合に比較して部品点数を削減できるとともに、複数の規制部材のうちいずれかのみ動作しないような事態を回避でき、規制部材が動作する上で信頼性が向上する。
請求項の発明によれば、規制部材を動作させる駆動部が故障して規制部材が弾性手段に押されて支持位置にある状態であっても、昇降体をガイド部内に押し込むことで、規制部材が退避位置側に向けて移動し昇降体をガイド部内に進入させることができ、進入後は規制部材が弾性手段に押されて支持位置に戻るので、昇降体の落下を防止することができる。
請求項の発明によれば、昇降装置全体に水平方向の振動が付与されたとしても、規制部材は、回転が抑えられるので、昇降体の下方への移動を規制する状態を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1〜図15は、本発明の第1の実施形態に係わる昇降装置を示している。この昇降装置は、図3に示すように、家屋の特に体育館や工場、倉庫などの高所の天井1に取付アーム3を図示しないボルトによって取り付け、この取付アーム3の下部に、昇降装置本体5をその左右両側にてボルト7を用いて取り付けている。また、昇降装置本体5の上部は、カバー9により覆っている。
上記した昇降装置本体5に対し、図4に示す昇降体11を吊材としてのワイヤ13により吊り下げて昇降させる。昇降体11には、図1に示す照明器具15が取り付けられ、この照明器具15を昇降させて、例えば清掃や消耗品交換などのメンテナンス作業を行う。なお、図4,図5では、照明器具15及びカバー9を省略している。
上記した昇降体11は、昇降装置本体5の基台17に設けたガイド部としての開口部17aに嵌入して取り付けられ、この取付状態で、図1に示す昇降装置本体5側の本体側接点部19と、昇降体11(照明器具15)側の昇降体側接点部21とが互いに接触して、昇降装置本体5から照明器具15に給電される。この際、本体側接点部19は昇降装置本体5に固定してある絶縁体20に対して上下動可能であり、該本体側接点部19を昇降体側接点部21に押圧して接点圧を付与する弾性部材としての接点ばね22を、絶縁体20と本体側接点部19との間に設けている。なお、このとき本体側接点部19はねじ24により下方への移動量が規制されている。
昇降装置本体5には、図4に示す駆動手段である正逆回転可能なモータ23によって減速機25を介して回転し、前記したワイヤ13を巻き取りあるいは巻き出す巻取ドラム27を設置している。巻取ドラム27に一端を接続してあるワイヤ13は、巻取ドラム27からほぼ水平に引き出されて第1滑車29に巻き渡した後U字状に方向変換し、巻取ドラム27と第1滑車29とのほぼ中間位置に設けてある第2滑車31に掛け渡される。
第2滑車31から下方に方向変換して延びるワイヤ13は、前記した昇降装置本体5の基台17に設けた開口部17aを通して昇降体11に設けてある図6にも示す一対の滑車33,35に巻き渡し、このワイヤ13の他端を開口部17aに再度貫通させて上方に引き出し、昇降装置本体5に設けてあるワイヤ保持部37に保持させる。
なお、第1滑車29を省いて、巻取ドラム27から巻き出されたワイヤ13が 直接第2滑車31にて下方に方向転換される構造であってもよい。
そして、本実施形態では、図1,図2に示すように、昇降体11を昇降装置本体5の開口部17aに進入させて入り込ませた状態で、昇降体11に設けた係止部39の下方位置に対し水平方向外側から進出して昇降体11の下方への移動を規制する規制部材としてのシャッタ41を昇降装置本体5に設けている。このシャッタ41は、図1に示す昇降体11を間に挟んで左右対称位置に一対設けている。
図7はシャッタ41が閉じて昇降体11の下方への移動を規制している状態を示し、図8はシャッタ41が開いて昇降体11の下方への移動を規制していない状態を示している。なお、これら図7,図8においては、昇降装置本体5の基台17に設定してあるシャッタ41及びシャッタ41に関連する部品以外は省略している。
上記したシャッタ41は、その基端部41aが基台17に対し図7(a)中で紙面に直交する方向(鉛直方向)を軸芯とする回転支持軸43に回転支持されている。そして、このシャッタ41は、その先端部41bが、図1,図7に示すように係止部39の下方に位置して昇降体11を支持する支持位置と、図8に示すように上記支持位置から先端部41bが昇降体11から離れた位置となる退避位置との間を、前記した回転支持軸43を中心として水平面内で回転可能となっている。
また、基台17上には、シャッタ41を上記した支持位置から退避位置へ移動させるための駆動部としてのソレノイド45を設置している。
図9は、シャッタ41の斜視図で、このシャッタ41は、図7,図8中での左右一対のうち右側のものを示している。図9に示すように、シャッタ41は、前記した基端部41aからアーム状に延びるアーム部41cの先端側に、前記先端部41bを備えるほぼ矩形状の先端膨大部41dを有し、先端膨大部41dのアーム部41c側の縁部及びアーム部41cと反対側の縁部は、図1中で下方に屈曲する屈曲部41e及び41fを備えている。
そして、アーム部41cの先端膨大部41d近傍には、前記図7,図8に示したソレノイド45の可動鉄心47の先端を回転可能に連結する連結ピン49のピン挿入孔41gを形成している。なお、符号41hは、前記した回転支持軸43を回転可能に挿入する回転支持軸挿入孔である。
ここで、シャッタ41は、ソレノイド45への通電により可動鉄心47が後退移動して退避位置となり、退避位置から支持位置への移動については、ソレノイド45への通電を停止した上で、上記した回転支持軸43に設けた弾性手段としてのねじりコイルばね51によってなされる。すなわち、ねじりコイルばね51の一端が、昇降装置本体5の基台17に設けたばね受部17bに図7(a)中で下方に向けて押し付け、ねじりコイルばね51の他端は、図9に示すシャッタ41のアーム部41cの裏面に形成してある図示しない係止爪に係止することで、支持位置に向けて押圧保持することになる。
また、シャッタ41の先端部41b上には、シャッタ41が支持位置から退避位置へ移動するのを阻止する抜け止め部としての抜け止め突起41iを設けている。
シャッタ41が、図1,図7に示すように閉じた状態では、抜け止め突起41iが昇降体11の係止部39よりも前方(開口部17a側)に位置している。またこのとき、昇降体11は、係止部39を介してシャッタ41上に載置された状態となっている。したがって、このとき昇降体11を吊り下げ支持するワイヤ13の負荷が軽減することになる。
また、昇降体11を昇降装置本体5の開口部17aに進入させて係止部39をシャッタ41上に載置した状態では、前述したように昇降装置本体5の本体側接点部19と、昇降体11の昇降体側接点部21とが互いに接触している。また、このとき接点ばね22の弾性力によって、本体側接点部19を昇降体側接点部21に押し付けて接点圧を付与しており、この押し付け力によって昇降体11がシャッタ41に押し付けられることになる。すなわち、接点ばね22が押圧部材を構成している。
また、本実施形態では、昇降体11を昇降装置本体5の開口部17aに進入させて係止部39がシャッタ41上に載置可能な位置では、これら昇降体11と昇降装置本体5との間に、昇降体11が昇降装置本体5に対して回転するのを規制する回り止め部を設けてある。
この回り止め部は、図4,図5に示すように、昇降体11を平面視でほぼ矩形状とし、これに対応して昇降装置本体5側の開口部17aも同形状として、この各矩形状部分の四隅の角部Kによって構成している。
次に、ワイヤ13に吊り下げ支持されている昇降体11が、昇降装置本体5の開口部17aから外されて下方に位置する状態から、開口部17aに進入させてロックするまでの動作について説明する。
図10(a),(b)は、昇降体11が昇降装置本体5の開口部17aに進入する直前で、かつソレノイド45は通電されていてシャッタ41が退避位置にある状態である。この退避位置では、この状態から図11(a),(b)に示すように、ワイヤ13をモータ23の正転駆動により巻取ドラム27に巻き取ることで、昇降体11が上昇して昇降装置本体5の開口部17aに進入しつつ、図12(a),(b)の状態では本体側接点部19と昇降体側接点部21とが互いに接触を開始する。
図12(a),(b)の状態からさらに昇降体11が上昇すると、図13(a),(b)に示すように、昇降体11の上端部が昇降装置本体5の開口部17a周縁の下面部に干渉し、このとき昇降体11は、ワイヤ13に吊り下げられた状態であって係止部39の下端がシャッタ41の抜け止め突起41iよりも上方位置になる。
次に、図14(a),(b)に示すように、ソレノイド45への通電を停止することで、シャッタ41は、ねじりコイルばね51の作用によって回転支持軸43を中心として回転し、退避位置から前進移動してシャッタ41の一部である先端部41bが係止部39の下方に位置する支持位置となる。このとき、抜け止め突起41iは、係止部39よりも上記前進移動方向前方(開口部17a)に位置している。
この状態で、図15(a),(b)に示すように、モータ23を逆転駆動して巻取ドラム27からワイヤ13を僅かに巻き出すことで、昇降体11の係止部39をシャッタ41の先端部41b上に載置した状態とする。これにより、ワイヤ13は弛んだ状態となって昇降体11の重量の負荷を受けないようにしている。また、この状態でのシャッタ41は、退避位置へ移動しようとしても、抜け止め突起41iが係止部39に干渉することになるので、退避位置への移動が阻止されることになる。
このように、本実施形態では、昇降体11を昇降装置本体5に対してロック固定する際には、昇降装置本体5の開口部17aに昇降体11が進入した状態で、シャッタ41が、昇降体11の係止部39の下方位置に対し水平方向外側から進出し、昇降体11の下方への移動を規制するように係止する。このため、昇降装置全体が例えば地震などによって上下方向の振動入力を受けたとしても、昇降体11の下方への移動を確実に防止でき、昇降体11のロック状態を安定化することができる。
また、ロック時には、昇降体11をシャッタ41の先端部41b上に載置した状態としているので、シャッタ41の昇降体11に対するロック状態がより安定化するとともに、ワイヤ13は、弛んだ状態となるので、昇降体11の重量の負荷を受けることはなく負荷を軽減でき、長寿命化を達成できる。
また、シャッタ41は、昇降体11が載置されている状態で退避位置への移動を阻止する抜け止め突起41iを備えているので、昇降体11の下方への移動を規制する状態をより確実に維持することができる。
さらに、昇降体11がシャッタ41上に載置されている状態で、接点ばね22が、昇降体11をシャッタ41に押し付けるように下方に向けて押圧しているので、昇降装置全体が上下方向の振動を受けたとしても、昇降体11の浮きを抑えることができ、ロック状態を確実に維持することができる。
この際、本実施形態では、昇降体11の浮きを抑えるために接点ばね22を利用しているので、専用の押圧部材を設ける場合に比較して、部品点数の削減を達成できる。
また、シャッタ41は、昇降体11を間に挟んで左右両側に一対配置しているので、昇降体11をバランスよく保持することができる。
また、シャッタ41を回転によって退避位置と支持位置との間を移動させるようにしているので、シャッタ41の回転時での支点、力点及び作用点のそれぞれの位置を適宜に変更することができ、シャッタ41の移動ストロークを容易に変更できて設計自由度が高くなる。また、回転式のシャッタ41は、直動式の場合に比較して傾きにくく、動作が安定する。直動式の場合には、移動方向の左右両サイドをガイドする必要があるので、移動させる際の押圧部位が左右いずれかに偏っていたりすると、左右のガイド部に負荷がかかり動作が悪化する恐れがある。
さらに、駆動部であるソレノイド45は、シャッタ41が支持位置から退避位置へ移動させるときのみ動作させる構成であるので、簡素化したものを使用でき、コスト低下に寄与することができる。
また、本実施形態では、図1,図4に示すように、巻取ドラム27に回転検知用ドグ53を設けるとともに、基台17側に、昇降体11の昇降方向の位置を検出する位置検出手段としての回転検知センサ55を設けている。なお、ここでの回転検知センサ55としては透過型のものを使用するが、透過型に限るものではない。
回転検知センサ55で、巻取ドラム27の回転位置を検知することで、昇降体11の上下方向位置を把握し、昇降体11が昇降装置本体5から充分離れて下方に位置するときには、ソレノイド45への通電を解除してシャッタ41を支持位置としておく。
これにより、昇降体11を昇降装置本体5の開口部17aに進入させるときのみ、すなわち必要時のみソレノイド45に通電してシャッタ41を退避位置にすればよいので、ソレノイド45に供給するエネルギ(電気)消費量を低減することができる。
上記した回転検知センサ55による昇降体11の上下方向位置の検知については、以下のようにして行う。昇降体11が開口部17a内に進入し、最上位位置にあるときの位置を「0」とする。巻取ドラム27が回転すると、回転検知センサ55は回転検知用ドグ53に光を遮られて、ON,OFFの連続信号を得ることになる。
ここで、ONまたはOFF時に昇降体11の位置をプラスまたはマイナスにする。昇降体11の位置をプラスにするかマイナスにするかは、巻取ドラム27の回転方向による。例えば、図1において、巻取ドラム27を反時計回りに回転かつ回転検知センサ55のON信号にて、昇降体11の位置を「プラス」とし、逆に巻取ドラム27を時計回りに回転かつ回転検知センサ55のON信号にて、昇降体11の位置を「マイナス」とする。上記の「プラス」と「マイナス」は逆でもよい。
これにより、昇降体11の位置が認識可能になり、シャッタ41の支持位置への閉動作をねじりコイルばね51で行う場合に、シャッタ41が退避位置にあるときに昇降体11が開口部17aから充分離れたら(例えば0.3m〜1.0m)ソレノイド45への通電を解除すればよい。
なお、シャッタ41の支持位置への閉動作をねじりコイルばね51で行わずに、ソレノイドで行うようにしてもよい。
図16,図17は、本発明の第2の実施形態に係わる昇降装置を示している。この昇降装置は、シャッタ41Aを、水平面内で直線方向に移動可能なるよう設けている。すなわち、ここでのシャッタ41Aは、図16,図17中で左右方向に移動可能であり、該シャッタ41Aの昇降体11と反対側の基台17上にソレノイド45を配置している。なお、図17は、前記した図7,図8と同様に、昇降装置本体5の基台17に設定してあるシャッタ41A及びシャッタ41Aに関連する部品以外は省略している。
上記したシャッタ41Aは、図17(a)に示すように、平面視でほぼ矩形状であり、図17(a)中の上下方向ほぼ中央位置にソレノイド45の可動鉄心47を、連結ヒピン49を介して連結している。ソレノイド45の図17(a),(b)中で上下両側には、シャッタ41Aを支持位置に保持させるように押圧する弾性手段としての圧縮コイルばね57を設けている。
なお、図16,17中では、複数の圧縮コイルばね57を用いているが,中央部に1つの圧縮ばねを設ける構造であってもよい。
したがって、前記した第1の実施形態と同様に、ソレノイド45への通電を解除したときには、図17(a)に示すように、シャッタ41Aは圧縮コイルばね57に押されて前進移動し支持位置となる。一方、ソレノイド45へ通電した状態では、図17(b)に示すように、シャッタ41Aは圧縮コイルばね57に抗して後退移動し退避位置となる。
また、シャッタ41Aの図17(a),(b)中で上下方向中央における先端には、前記図9に示したシャッタ41の抜け止め突起41iと同様の機能を備えた抜け止め突起41Aiを備えている。
第2の実施形態は、シャッタ41Aを第1の実施形態における回転移動するシャッタ41に代えて直線移動する構成としてある。これにより、シャッタ41Aを、図16(a)中で昇降装置本体5の上下方向中央の左右に延びる中心軸線Xを中心として、昇降体11と同様に上下対称に配置でき、昇降体11をシャッタ41A上に載置した状態でのシャッタ41Aが受ける荷重を均一化することができる。
よって、第2の実施形態のシャッタ41Aは、第1の実施形態の回転移動するシャッタ41に比較して強度バランスが高くなるという利点がある。
図18は、本発明の第3の実施形態に係わる昇降装置のシャッタ41Bとソレノイド45Bの構造例を示している。第3の実施形態は、一つのソレノイド45Bによって一対のシャッタ41B(41B1,41B2)を同時に駆動するようにしている。
上記した各シャッタ41B1,41B2は、図18(a)中で上下方向に長い長尺物として構成してあり、先端側の互いに対向する側が凹形状となる円弧形状としてこの円弧形状部41B1c,41B2cの基端部を、回転中心軸59,61を介して基台17に対して回転可能としている。上記円弧形状部41B1c,41B2cの先端部41B1a,41B2a付近が、昇降体11の図1中の左右両側の係止部39の下方位置に移動してそれぞれ係止する。
円弧形状部41B1c,41B2cの基端部からはさらに直線形状部41B1d,41B2dが連続し、このうち上記図18(a)中で左側に位置する一方のシャッタ41B1は、直線形状部41B1dの先端に回動支持ピン63の下端(図18(b)中で下方の端部)を回動可能に連結している。回動支持ピン63の図18(b)中で上方の端部は、ソレノイド45Bの可動鉄心47Bの一端に回転可能に連結されている。
一方、図18(a)中で右側に位置する他方のシャッタ41B2は、直線形状部41B2dの先端に下部連結ピン65を介してリンク67の一端(図18(b)中で下方の端部)を回転可能に連結している。リンク67は、中心部が中央回転支持ピン69を介して基台17に対して回動可能であり、図18(b)中で上方の他端を、上部連結ピン71を介して前記した可動鉄心47Bの他端に回転可能に連結している。
したがって、ソレノイド45Bに通電してその可動鉄心47Bを図18中で右方向に向けて移動させることで、一方のシャッタ41B1が、回転中心軸59を中心として反時計方向に回転し、他方のシャッタ41B2は、リンク71が中央回転支持ピン69を中心として図18(b)中で時計方向に回転するので、回転中心軸61を中心にして時計方向に回転する。
これにより、各シャッタ41B1,41B2は、その先端部41B1a,41B2aが互いに離反する方向に移動して、昇降体11の係止部39から外れた退避位置となる。
この実施形態においても、回転中心軸59,61に適宜ねじりコイルばねを設けることで、ソレノイド45Bへの非通電時に各シャッタ41B1,41B2を支持位置となるようにすることができる。もちろん、ねじりコイルばねを用いずに、各シャッタ41B1,41B2を、ソレノイド45Bへの通電によって退避位置から支持位置に移動させるようにしてもよい。
上記図18に示した実施形態によれば、複数のシャッタ41B1,41B2毎に駆動部であるソレノイドを設ける場合に比較して部品点数を削減できるとともに、複数のシャッタ41B1,41B2のうちのいずれかのみ動作しないような事態を回避でき、シャッタ41B1,41B2が動作する上で信頼性が向上する。
例えば、左右両側にある各シャッタ41をそれぞれ別々のソレノイド45で駆動する場合には、一方のソレノイド45が故障してシャッタ41の一方のみが昇降体11を支持できない恐れがあり、この場合には、図19に示すように、昇降体11が傾く恐れがある。
図20は、本発明の第4の実施形態に係わる昇降装置の要部を示す動作説明図である。この実施形態は、例えば、前記第1の実施形態を示す図7のソレノイド45が故障して作動しなくなったときには、シャッタ41はねじりコイルばね51によって常時支持位置となるが、このような場合であっても、昇降体11を昇降装置本体5の開口部17aに進入させることができるようにしたものである。
すなわち、この実施形態では、支持位置にあるシャッタ41の先端下縁に、R部41rを形成するとともに、このR部41rに対応する昇降体11の上端角部にもR部11rを形成する。これらR部41r及びR部11rは、凸の曲面形状としてあり、誘い込み部を構成している。
なお、R部41r及びR部11rは、R形状であっても、C(面取り)形状であってもよく、また、これらR部41r及びR部11rは、シャッタ41と昇降体11との少なくともいずれか一方に設けてもよい。
昇降体11を上昇させて開口部17aに進入させる際に、図20(b)のように昇降体11のR部11rがシャッタ41のR部41rに当接し、さらに図20(c),(d)のように昇降体11の上昇移動に伴ってR部11rがR部41rに押し付けられて互いに摺接しつつシャッタ41をコイルばね51に抗して後退させて徐々に押し広げる。
その後、図20(e)のように昇降体11が最上部位置に達すると、図20(f)のように、シャッタ41がねじりコイルばね51によって係止部39の下方位置まで移動して支持位置となる。
このように、本実施形態では、シャッタ41を動作させるソレノイド45が故障してシャッタ41が支持位置にある状態であっても、昇降体11を開口部17aに向けて押し込むことで開口部17aに進入させることができる。その後シャッタ41は、コイルばね51の作用によって支持位置となるので、昇降体11はシャッタ41によって下方への移動が規制された状態となって落下を防止することができる。
図21は、本発明の第5の実施形態に係わる昇降装置に使用するシャッタ41Cを示している。このシャッタ41Cは、前記図9に示してある第1の実施形態でのシャッタ41の回転支持軸挿入孔41hに対応する回転支持軸挿入孔41Chと、シャッタ41Cの重心Gとを、より接近させた形状としている。すなわち、ここでのシャッタ41Cの回転中心と重心Gとがほぼ一致している。
上記したシャッタ41Cは、図9のシャッタ41に対し、そのアーム部41cから先端膨大部41dと反対側に、錘部41Caを形成している。なお図21では、図9と同一部位には同一符号を付してある。
このように、シャッタ41Cの回転中心と重心Gとをより接近させることで、昇降装置全体に対し水平方向の振動が付与されたとしても、シャッタ41Cは、回転支持軸挿入孔41h(回転支持軸43)を中心とした回転が抑えられることになり、昇降体11の下方への移動を規制する状態を維持することができる。
図22は、上記したシャッタ41Cを基台17に取り付けた状態を示している。なお、図21に示したシャッタ41Cは、図22で右側に配置したものに相当し、図22で左側に配置したものは、図21のシャッタ41Cとは左右対称形状となっている。
図23は、シャッタ41Dの回転中心と重心Gとをほぼ完全に一致させた例を示す。このシャッタ41Dは、図21に示すシャッタ41Cの錘部41Caを錘部41Daとしている。この錘部41Daは、その裏面部に錘73を適宜ねじ止めなどによって付加することで、シャッタ41Dの回転中心となる回転支持軸挿入孔41Dhと重心Gとを一致させている。
これにより、昇降装置全体に対し水平方向の振動が付与されたとしても、シャッタ41Cは、回転がより確実に抑えられることになり、昇降体11の下方への移動を規制する状態をより確実に維持することができる。
図24は、上記図22のシャッタ41Cと同様に、シャッタ41Dを基台17に取り付けた状態を示している。
なお、上記図21,図23のように、回転支持軸挿入孔41Ch,41Dhと重心Gとを、互いに近接もしくはほぼ一致させなくても、シャッタ41は、ねじりコイルばね51で支持位置側に向けて押し付けられているので、ねじりコイルばね51の弾性力が、振動入力によるシャッタ41を回転させようとするモーメント力よりも大きければ、シャッタ41の回転を抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係わる昇降装置の昇降装置本体及び昇降体を示す、図2のA−A断面図である。 図1の昇降装置における昇降装置本体の平面図である。 図1の昇降装置の全体構成を示す正面図である。 図1の昇降装置本体から昇降体をワイヤにより吊り下げた状態を示す上方から見た斜視図である。 図1の昇降装置本体から昇降体をワイヤにより吊り下げた状態を示す下方から見た斜視図である。 図2のB−B断面図である。 (a)は図1の昇降装置のシャッタが閉じて昇降体の下方への移動を規制している状態を示す平面図、(b)は(a)のC−C断面図、(c)は(a)の斜視図である。 (a)は図1の昇降装置のシャッタが開いている状態を示す平面図、(b)は(a)のD―D断面図、(c)は(a)の斜視図である。 図1の昇降装置で使用するシャッタの斜視図である。 図1の昇降装置の動作説明図で、(a)はシャッタが開いた状態の断面図、(b)は同斜視図である。 (a)は図10の状態から昇降体が昇降装置本体の開口部に進入し始める状態を示す断面図、(b)は同斜視図である。 (a)は図11の状態から昇降体がさらに上昇して本体側接点部と昇降体側接点部とが互いに接触する状態を示す断面図、(b)は同斜視図である。 (a)は図12の状態から昇降体がさらに上昇して昇降装置本体の開口部内に干渉する状態を示す断面図、(b)は同斜視図である。 (a)は図13の状態からシャッタが閉じた状態を示す断面図、(b)は同斜視図である。 (a)は図14の状態から昇降体をシャッタ上に載置した状態を示す断面図、(b)は同斜視図である。 (a)は本発明の第2の実施形態の昇降装置本体の平面図、(b)は(a)のE−E断面図である。 (a)は図16の昇降装置のシャッタが閉じて昇降体の下方への移動を規制している状態を示す平面図、(b)はシャッタが開いている状態を示す平面図である。 (a)は本発明の第3の実施形態に係わる昇降装置のシャッタとソレノイドの構造例を示す平面図、(b)は同正面図である。 (a)は昇降体が昇降装置本体に対して傾いた状態を示す断面図、(b)は同斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係わる昇降装置の動作説明図で、昇降体を昇降装置本体の開口部に進入させてロックさせるまでの動作を、(a)から(f)まで順を追って示している。 本発明の第5の実施形態に係わる昇降装置に使用するシャッタの平面図である。 図21のシャッタを基台に取り付けた状態を示す平面図である。 図21のシャッタをさらに変化させた例を示すもので、(a)は平面図、(b)は斜視図である。 図23のシャッタを基台に取り付けた状態を示す平面図である。
符号の説明
5 昇降装置本体
11 昇降体
11r,41r R部(誘い込み部)
17a 開口部(ガイド部)
13 ワイヤ(吊材)
19 本体側接点部
21 昇降体側接点部
22 接点ばね(弾性部材,押圧部材)
39 昇降体の係止部
41,41A,41B,41C,41D シャッタ(規制部材)
41h,41Ch,41Dh シャッタの回転支持軸挿入孔(回転中心)
41i,41Ai 抜け止め突起(抜け止め部)
45,45B ソレノイド(駆動部)
51 ねじりコイルばね(弾性手段)
55 回転検知センサ(位置検出手段)
57 圧縮コイルばね(弾性手段)
G シャッタの重心

Claims (8)

  1. 昇降装置本体に対し、吊材によって吊り下げた昇降体を昇降可能に設け、前記昇降装置本体に、前記昇降体が上昇して進入するガイド部を設け、このガイド部に前記昇降体が進入した状態で、該昇降体に設けた係止部の下方位置に対し水平方向外側から進出して昇降体の下方への移動を規制する規制部材を、前記昇降装置本体に設け、
    前記昇降体は、前記規制部材によって下方への移動が規制されている状態で、前記規制部材上に載置されて支持され、
    前記昇降体が前記規制部材に載置されている状態で、該昇降体を規制部材に押し付けるように下方に向けて押圧する押圧部材を設け、
    前記昇降装置本体及び前記昇降体に、これら相互間の電気的な接続を行う本体側接点部及び昇降体側接点部をそれぞれ設け、前記押圧部材は、前記本体側接点部と昇降体側接点部との間の接点圧を付与する弾性部材で構成し
    前記規制部材を、前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置から、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置へ移動させる駆動部を設ける一方、前記規制部材を前記退避位置から支持位置へ弾性的に押し付けて移動させ該支持位置を保持する弾性手段を設け、
    前記昇降体の昇降方向の位置を検出する位置検出手段を設け、前記規制部材を前記駆動部によって前記退避位置とした状態で、前記位置検出手段が、前記昇降体が前記ガイド部から下方に移動して離れた状態を検出したときに、前記駆動部の作動を停止させることで、前記弾性手段により前記規制部材を前記退避位置から支持位置へ移動させることを特徴とする昇降装置。
  2. 前記規制部材は、前記昇降体が載置されている状態で前記水平方向外側の退避位置への移動を阻止する抜け止め部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記規制部材を、前記昇降体を間に挟んで少なくとも一対設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の昇降装置。
  4. 前記規制部材は、その一部が、前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置と、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置との間を移動可能となるように、水平面内で回転可能に前記昇降装置本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の昇降装置。
  5. 前記規制部材は、その一部が、前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置と、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置との間を移動可能となるように、水平面内で直線方向に移動可能に前記昇降装置本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の昇降装置。
  6. 前記少なくとも一対の規制部材を、前記昇降体の係止部の下方に位置して昇降体を支持する支持位置と、この支持位置から水平方向外側に外れた退避位置との間を移動させる一つの駆動部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の昇降装置。
  7. 前記規制部材が前記支持位置にある状態で、前記昇降体が上昇して前記ガイド部に進入するときに、前記規制部材と前記昇降体とが接触する部位の少なくともいずれか一方に、前記昇降体が前記規制部材を押し付けつつ前記退避位置に向けて移動させる誘い込み部を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の昇降装置。
  8. 前記規制部材は、重心と回転中心とが互いにほぼ一致していることを特徴とする請求項4に記載の昇降装置。
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