JP2008082718A - 通電試験用プローブおよび通電試験用プローブ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】プローブの針先部の破断を防止すべく針先部を補強する。
【解決手段】通電試験用プローブは、針先部と、該針先部が突出して形成される台座部分を有する針本体部とを備える。針本体部は針先部よりも靭性が高い導電性材料で形成され、また針先部は針本体部の材料よりも硬度が高い導電性材料で形成されている。台座部分には、針先部の少なくとも一側で該側面に当接して針先部の先端に向けて伸長し、その伸長端から伸長方向へ針先部の針先を突出させる針先補強部が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエハに作り込まれた多数の半導体集積回路の通電試験に用いるのに好適な通電試験用プローブおよびこのプローブが組み込まれたプローブ組立体に関する。
半導体ウエハに作り込まれた多数の半導体集積回路は、各チップに分離されるに先立ち、一般的に、仕様書通りに製造されているか否かの通電試験を受ける。この通電試験には、各半導体集積回路である被検査体の電極に接続される通電試験用プローブを備えるプローブ組立体が用いられ、該プローブ組立体を経て被検査体はテスタに接続される。
このプローブ組立体に用いられる従来のプローブに、板状のプローブ本体部と、該プローブ本体に設けられ被検査体の電極に当接される針先部とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。プローブ本体部は、プローブ基板への取付け部分と、該取付け部分から前記プローブ基板の下方へ該プローブ基板から間隔をおいてこれに沿って横方向に伸びる一対のアーム部分と、該両アーム部分の先端を結合すべく該アーム部分に一体に形成された台座部分とを備え、該台座部分に前記針先部が設けられる。特許文献1によれば、前記プローブ本体部を高靱性の導電材料で形成し、該プローブ本体部の台座部分の下端に設けられる針先部を硬度に優れた金属材料で形成することが提案されている。
プローブ本体部を靭性に優れた金属材料で形成することにより、プローブの針先部が被検査体の電極に押し付けられたとき、プローブ本体部のアーム部分の弾性変形を高めて針先部を適正かつ確実に前記電極に接続させることができる。また、プローブに、該プローブのアーム部分に前記した弾性変形を生じさせるオーバドライブ力が作用すると、前記アーム部分の弾性変形に伴い、前記針先部の針先が電極上を滑るが、この針先部を高硬度材料で形成することにより、針先の摩耗が抑制され、プローブの耐久性が高まる。
ところで、一枚のウエハ面を複数のチップ領域に分割し、分割領域毎に従来の前記プローブ組立体を用いて通電試験をする場合、オーバドライブ力がプローブに作用した状態で、チップ領域から外れた一部のプローブの針先がウエハの傾斜縁部に接することがある。この場合、針先がウエハの傾斜縁部に沿って外方へ案内されると、そのプローブの針先部に曲げ力が作用する。また、半導体ウエハの表面を覆うパシベーション膜の電極を露出させる開口縁部のエッジにプローブの針先が接触すると、その針先部には、同様な曲げ力が作用することがある。これらの曲げ力は、高硬度材料で形成された針先部の破断原因となり得ることから、このような曲げ力に対し針先部を補強することが望まれていた。
国際公開第2006/075408号パンフレット
そこで、本発明の目的は、プローブの針先部の破断を防止すべく針先部を補強することにある。
本発明は、針先部と、該針先部が突出して形成される台座部分を有する針本体部とを備え、該針本体部は前記針先部よりも靭性が高い導電性材料で形成され、また前記針先部は前記針本体部の材料よりも硬度が高い導電性材料で形成された通電試験用プローブであって、前記台座部分には、前記針先部の少なくとも一側で該側面に当接して前記針先部の先端に向けて伸長し、その伸長端から伸長方向へ前記針先部の針先を突出させる針先補強部が設けられていることを特徴とする。
本発明では、前記針本体部の前記針先補強部は、前記針先部の少なくとも一側面で該針先部に沿って形成され、しかも該補強部から前記針先部の針先の突出を許す。したがって、前記針先補強部は、前記針先の電極への接触を妨げることなく前記針先部が前記補強部へ向けての曲げ力を受けたとき、その曲げ力に対する反力の一部を担うことにより、確実な補強効果を発揮する。
前記針先補強部は前記台座部分と同一材料で該台座部分と一体に形成することができる。前記針先補強部を前記台座部分と同一材料で一体に形成することにより、針本体部の形成と同時に針先補強部を形成することができるので、製造工程で新たな付加ステップを加えることなく前記針先補強部を形成することができる。
前記針先補強部は、前記針先部に固着することができる。前記針先補強部を針先部に固着することにより、針先補強部へ向けての前記した曲げ力の他、例えばこの曲げ力と反対方向へ針先部に作用する前記針先補強部から離れる方向への曲げ力に対しても、前記針先補強部にその補強効果を発揮させることができる。
前記針本体部は板状部材で構成することができる。この場合、前記針先補強部は、その内側を前記針先部に沿い、またその外側を前記針先本体部の一側面に一致させて形成することができる。
前記針先部の針先に、該針先の伸長方向にほぼ直角な平坦面を形成することができる。この場合、前記針先部の針先側に位置する前記補強部の端面は、曲面で形成することができる。
前記した針先の平坦面がプローブ組立体のアライメントのためのアライメントマークとして利用されたとき、このアライメントマークからの反射光がカメラにより捉えられ、このアライメントマーク像に基づいてプローブ組立体のアライメントが行われる。このとき、前記針先補強部からの反射光が前記カメラに捉えられると、正確なアライメントマークの認識を妨げる原因となるが、前記したように、前記針先補強部の端面を曲面で形成することにより、前記針先補強部の端面からの反射光がアライメント用の前記カメラに捉えられることを防止する。したがって、前記針先補強部の前記端面がアライメントマークとして誤認されることを防止することができるので、前記プローブ組立体の正確なアライメントが前記針先補強部によって妨げられることを阻止することができる。
前記針先部の針先がその伸長方向にほぼ直角な平坦面を有するとき、前記針先部材の針先側に位置する前記針先補強部の端面に、前記針先の平坦面に関して角度的な傾斜面部分を与えることにより、前記したと同様に、前記針先補強部がアライメントの妨げになることを防止することができる。
前記針先部は、前記台座部分に一部を埋設して形成することができる。
前記針本体部は、従来におけると同様な取付け部分と、該取付け部分からその高さ方向へ相互に間隔をおいて横方向へ伸長する一対のアーム部分と、該アーム部分に連結された台座部分とで形成することができる。
本発明に係るプローブを従来の通電試験用プローブ組立体に組み込むことができる。
本発明によれば、前記したように、プローブ本体部の台座部分に形成された針先補強部は、前記台座部分に設けられた針先部の針先が電極に接触することを妨げることなく前記針先部に作用する曲げ力に対してその反力の一部を担うことから、確実に前記針先部を補強することができる。
本発明に係るプローブ組立体10は、図1に示されているように、半導体ウエハ12に形成された多数の集積回路(図示せず)の通電試験に用いられる。半導体ウエハ12は、その一方の面に形成された多数の電極12aを上方に向けて、例えば、真空チャック14上に取り外し可能に保持される。プローブ組立体10は、真空チャック14上の半導体ウエハ12の前記集積回路の通電試験のために、真空チャック14上の半導体ウエハ12へ向けおよびこれから遠ざかる方向へ、真空チャック14との間で相対的に移動可能に図示しないフレーム部材に支持されている。
プローブ組立体10は、プリント配線基板16と、該プリント配線基板にセラミックス基板18を介して積層されたプローブ基板20とを備える。プローブ基板20の一方の面には、本発明に係る多数のプローブ22が整列して取り付けられている。セラミックス基板18およびプローブ基板20は、該プローブ基板に取り付けられたプローブ22が下方に向くように、セラミックスのような誘電体材料からなる従来よく知られた取付リング組立体24を介して、プリント配線基板16の下面に積層するように、プリント配線基板16に組み付けられている。
プリント配線基板16の上面には、金属材料からなり、プリント配線基板16の前記上面の部分的な露出を許す補強部材26が配置されている。プローブ基板20、セラミックス基板18、プリント配線基板16、補強部材26および取付リング組立体24は、図示しないがボルトのような従来におけると同様な結合部材により、一体的に組み付けられている。
プローブ基板20には、図示しないが従来よく知られた導電路が形成されており、プローブ22はそれぞれに対応した前記各導電路に固定的に接続されるように、プローブ基板20に取り付けられている。プローブ22に対応したプローブ基板20の前記各導電路は、従来よく知られているように、セラミックス基板18およびプリント配線基板16をそれぞれ貫通して形成された各導電路(いずれも図示せず)を経て、プリント配線基板16の上面の補強部材26から露出する領域に配列されたソケット(図示せず)に電気的に接続されており、該ソケットを経て、図示しないテスタ本体の回路に接続されている。
したがって、プローブ組立体10の各プローブ22が、被検査体である半導体ウエハ12の対応する電極12aに当接するように、プローブ組立体10と真空チャック14とを相近づけるように移動させることにより、電極12aを前記テスタ本体の回路に接続することができ、被検査体12の通電試験を行うことができる。
各プローブ22を拡大して示す図2を参照するに、各プローブ22は、例えばニッケルあるいはニッケルクロム合金のような金属材料からなる平板状のプローブ本体部22aと、例えばロジウムのような硬質金属材料からなる針先部22bとを備える。これらの金属材料からなる両部22a、22bは、共に比較的良好な導電性を示す。また、このような金属材料からなる両部22a、22bの特性について、プローブ本体部22aは、針先部22bよりも靭性に富み、他方、針先部22bはプローブ本体部22aよりも硬度が高い。
プローブ本体部22aは、前記した金属材料の他、例えばニッケルリン合金、ニッケルタングステン合金、ニッケルコバルト合金のようなニッケル合金、燐青銅、パラジウムコバルト合金のような靭性に優れた高靱性の金属材料で形成することができる。また、針先部22bは、ロジウム以外の高硬質金属材料で適宜形成することができる。
プローブ本体部22aは、図示の例では、横方向が長さ方向となる矩形の取付け部分28と、該取付け部分の一側から下方に伸長する連結部分30と、該連結部分から取付け部分28の下縁に間隔をおいて横方向へ伸長するアーム部分32、32と、該アーム部分の伸長端に連結された台座部分34とを備える。また、図示の例では、前記アーム部として、取付け部分28の高さ方向すなわち連結部分30の伸長方向へ相互に間隔をおいて形成された一対のアーム部分32、32が形成されており、両アーム部分32、32の伸長端を連結する台座部分34は、一対のアーム部分32から見て取付け部分28が位置する側と反対側へ伸長する。
この台座部分34の伸長端は、平坦な端面34aであり、該端面から突出するように針先部22bが設けられている。針先部22bは、図2(a)に示されているように、その横方向寸法を突出方向へ向けて漸減する台形の平面形状を有する基部分36と、該基部分の平行な一対の対辺のうちの短辺から伸長する矩形平面形状を有する柱体部分38とを備える。この柱体部分38の先端面は柱体部分38の軸線に直角な平坦面38aである。例えば、柱体部分38の高さ寸法Hは、28±3μmであり、幅寸法Wは14.5±2μmあるいは12.5±1.5μmであり、横方向寸法Lは15±2μmである。これらの寸法H、WおよびLは適宜選択することができる。
また、針先部22bの厚さ寸法は、14.5±2μmあるいは12.5±1.5μmであり、プローブ本体部22aの厚さ寸法は43±2μmあるいは38±2μmである。これらの厚さ寸法は適宜選択することができる。この針先部22bは、プローブ本体部22aの厚さ方向で見て、該プローブ本体部のほぼその中央部に位置するように、基部分36の前記した平行な一対の対辺のうちの長辺を含む縁部がプローブ本体部22aの台座部分34に埋設されている。
本発明に係るプローブ22では、針先補強部40が、その内側面を針先部22一側面に当接させるように、例えばプローブ本体部22aと一体的に形成されている。図2に示す例では、針先補強部40は、針先部22bの一側で該針先部の側面に沿って台座部分34の端面34aの横方向へその一端から他端にわたって、該端面の下方へ伸長し、これにより矩形の平面形状を有する。したがって、針先補強部40の下面40aは、台座部分34の端面34aに平行な平坦面で構成されている。
この平坦面40aは、針先部22bの柱体部分38の先端面38aよりも高い高さ位置にある。したがって、針先部22bの柱体部分38は、針先補強部40の下面40aを超えてその下方へ突出することから、柱体部分38の先端面38aすなわち針先端面は、針先補強部40の下方へ突出する。
また、針先補強部40は、その外側面をプローブ本体部22aの一側面に一致させて形成されている。この針先補強部40の前記内側面は、前記したように針先部22bの一側面に当接する。したがって、針先補強部40は、針先部22bが針先補強部40へ向けての作用力を受けたとき、この作用力の反力の一部を担うことから、針先部22bの補強作用をなす。
針先部22bが針先補強部40へ向けての作用力と反対方向に向けての作用力、すなわち針先補強部40から離れる厚さ方向への作用力Xを受けたとき、あるいは針先部22が針先補強部40に沿って前記作用力と直角な横方向への作用力Yを受けたときに、針先補強部40にその反力の一部を担わせるために、該針先補強部40を針先部22bの前記側面に固着することができる。
本発明に係るプローブ22は、取付け部分28の上縁がプローブ基板20の前記導電路に接続されるように、プローブ基板20に固定される。これにより、各プローブ22は、プローブ基板20に片持ち支持される。このプローブ22が設けられたプローブ組立体10は、前記したように各プローブ22の針先である針先部22bの先端面38aが対応する電極12aに当接するように、用いられる。
このとき、1枚の半導体ウエハ12を複数のチップ領域に分割してチップ領域毎にプローブ組立体10で通電試験をする場合、図3に示されているように、一部のプローブ22がチップ領域を外れ、プローブ22の針先38aが半導体ウエハ12の傾斜縁12bに対応した位置に来ることがある。この状態で、プローブ組立体10が各プローブ22のアーム部分32に弾性変形を生じさせるオーバドライブ力で半導体ウエハ12に押し付けられると、傾斜縁12bに対応するプローブ22の先端面38aが傾斜縁12bに案内されることから、この傾斜縁12bの案内作用により、このプローブ22の針先部22bには、例えば針先補強部40へ向けての比較的強い曲げ力が作用する。
しかしながら、本発明に係るプローブ22では、各針先部22bがそれぞれの針先補強部40で補強されていることから、このような曲げ力よって破断することはなく、プローブ22および該プローブが設けられたプローブ組立体10の耐久性が向上する。
図4は、半導体ウエハ12の表面および該表面に形成された電極12aの縁部を覆うように、半導体ウエハ12上に例えば酸化シリコン膜あるいはシリコン窒化膜のようなパシベーション膜42および該パシベーション膜を覆うポリイミド膜のような保護膜44が形成されている例を示す。各膜42、44には、電極12aの露出を許すたとえば矩形の開口46が形成されている。一般的には、開口46の一辺の長さdは50〜100μmであり、その深さhは5〜10μmである。このような半導体ウエハ12の通電試験で、前記したようなプローブ22の針先部22bを対応する電極12aに当接させようとした場合、その針先部22bが開口46の縁部に係合すると、その針先部22bには、強い曲げ力が作用する。このような作用力に対しても、本発明に係る針先補強部40は効果的に針先部22bの補強作用を発揮する。
プローブ22の製造方法の一例を図5の製造工程図に沿って説明する。図5(a)に示すように、ステンレス製の平坦な表面を有する基台50上に、後に除去される犠牲層52のためのフォトリソマスク54が、従来よく知られたホトレジスト層への選択露光および現像処理により形成される。フォトリソマスク54から露出する基台50の表面部分に例えばニッケルのような犠牲層材料が電気メッキ法により所定の厚さに堆積され、これにより犠牲層52が形成される。
フォトリソマスク54の除した後、図5(b)に示すように、新たな第2のフォトリソマスク56が基台50の表面部分および犠牲層52を覆って形成される。この第2のフォトリソマスク56は、基台50の前記表面に、プローブ22のプローブ本体部22aと該プローブ本体部の台座部分34に連なる針先補強部40とが連続する平面形状を形作る。
基台50の第2のフォトリソマスク56から露出する表面部分には、図5(c)に示すように、例えばニッケルクロムのような高靱性の金属材料58が、電気メッキ法により、ほぼ犠牲層52の厚さに等しい厚さで堆積される。この金属材料の堆積により、基台50上には、プローブ本体部22aの全体の形状が、ほぼプローブ本体部22aの厚さ寸法のほぼ3分の1の厚さ分で形成されると共に、プローブ本体部22aの台座部分34に連続して針先補強部40が一体的に形成される。
その後、第2のフォトリソマスク56が除去され、図5(d)に示すように、針先部22bのための第3のフォトリソマスク60が、基台50上の犠牲層52、針先補強部40およびプローブ本体部22aの所定領域を露出させるように、形成される。この第3のフォトリソマスク60は、犠牲層52、針先補強部40およびプローブ本体部22aのうち、針先部22bの平面形状に対応した所定の領域を部分的に露出させる。
第3のフォトリソマスク60から露出する領域には、図5(e)に示すように、ロジウムのような高硬質金属材料62が電気メッキ法により所定の厚さに堆積される。この高硬質金属材料62の堆積により、針先部22bが形成される。この電気メッキ法により堆積された針先部22bは、高靱性の金属材料58に強固に結合して形成されるので、格別な接着剤を用いることなく、針先部22bの側面と針先補強部40とを固定的に強固に結合することができる。
針先部22bの形成後、第3のフォトリソマスク60が除去され、図5(f)に示すように、新たに第4のフォトリソマスク64が形成される。この第3のフォトリソマスク60は、プローブ本体部22aの残部の形成のために、堆積された高靱性金属材料58および高硬質金属材料62のうち、プローブ本体部22aの平面形状に対応した領域を露出させる。この第3のフォトリソマスク60による露出領域には、第1のフォトリソマスク56におけるような針先補強部40に対応する領域が含まれることはなく、プローブ本体部22aのみの平面形状に対応した領域が露出される。
第4のフォトリソマスク64から露出する領域には、前記したと同様な高靱性の金属材料58が堆積され、これによりプローブ本体部22aの残部が形成されることにより、図5(g)に示されているように、基台50上には、針先部22bおよび針先補強部40を有するプローブ22が形成される。このプローブ22を取り巻くフォトリソマスク64が除去され、また犠牲層52が除去された後、プローブ22が基台50上から剥離される。
プローブ22は前記した方法に拘わらず、例えば針先補強部40が設けられていない従来のプローブに針先補強部40を固着することにより、形成することができる。しかしながら、前記したように、本発明に係るプローブ22をフォトリソグラフィおよび電気メッキ法を用いて形成することにより、従来用いられた一部のフォトリソマスクの形状を変更するのみで、格別な製造工程を付加することなく、本発明を実施することができる。しかも、格別な接着手段を用いることなく、針先補強部40をプローブ本体部22aおよび針先部22bに結合することができる。
プローブ組立体10と半導体ウエハ12との相対的な位置決めのために、プローブ組立体10の針先部22bの先端面38aがアライメントマークとして利用されることがある。この場合、前記したように、アライメントマークである先端面38aからの反射光がカメラにより捉えられ、このアライメントマーク像に基づいて組立体プローブ組立体10のアライメントが行われる。このとき、針先補強部40からの反射光が前記カメラに捉えられると、正確なアライメントマークの認識を妨げる原因となる。
そこで、図6(a)〜(g)は、プローブ組立体10の針先部22bの先端面38aがプローブ組立体10のアライメントマークとして利用されたときに、針先補強部40の下面40aからの反射光がプローブ組立体10のアライメントを妨げないような配慮を施した種々の変形例を示す。
図6(a)は、針先補強部40の下面40aからの前記カメラへの反射光の量を低減するために、針先補強部40の下部に、柱体部分38の軸線方向に関して角度的な傾斜面40bを形成した例を示す。針先補強部40に傾斜面40bを形成することにより、柱体部分38の先端面38aに平行な下面40aの面積の低減を図ることができる。これにより、針先部22bの先端面38aから前記カメラへ向かう反射光と同一方向へ向かう下面40aからの反射光を削減することができる。
図6(b)は、針先補強部40の下面40aを下方に突出する山形に組み合わされた2つの傾斜面部分40c、40cで形成することにより、柱体部分38の先端面38aに平行な下面をなくすことができるので、針先補強部40から前記カメラへの反射光をより効果的に除去することができる。
また、図6(c)に示すように、針先補強部40の下面40aを下方へ膨らむ曲面40dとすることによっても、同様によっても、針先補強部40から前記カメラへの反射光をより効果的に除去することができる。
図6(d)ないし図6(g)は、針先部22bの横方向寸法内に針先補強部40を形成した例を示す。図6(d)に示すように、針先補強部40を針先部22bの形状に沿って形成することにより、針先部22bの先端面38aに平行な針先補強部40の下面40aの面積を先端面38aとほぼ同じに設定することがdきるので、下面40aからの反射光の影響を大きく低減できる。また、図6(e)に示すように、図6(d)の下面40aを山形に組み合わされた2つの傾斜面部分40e、40eあるいは図6(f)に示されるような下方へ膨らむ曲面40fとすることにより、針先補強部40から前記カメラへの反射光をより効果的に除去することができる。
さらに、図6(g)に示すように、下面が山形に組み合わされた2つの傾斜面部分40e、40eで構成された針先補強部40を用い、またプローブ本体部22aの台座部分34の針先部22bの取付け部となる中央部を除く領域に山形に組み合わされた傾斜面34b、34bを形成することができる。これにより、針先補強部40からの反射光および台座部分34からの反射光によるアライメント干渉光の低減を図ることができる。
前記したところでは、針先補強部40を針先部22bの一側に形成した例に沿って本発明を説明したが、針先部22bの両側に針先補強部40を形成することができる。しかしながら、針先部22bの両側に設けられた針先補強部40は、実質的に針先部を短くすることから、図示のとおり、針先補強部40を針先部22bの一側に形成することが望ましい。また、針先補強部40の両側に代えて、プローブ22の横方向(Y方向)で、例えば針先部22bを挟むように針先補強部を形成することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
本発明に係る補強部が設けられたプローブを備えるプローブ組立体をその一部を破断して示す模式図である。 図1に示したプローブを拡大して示し、(a)はその正面図であり、また(b)はその側面図である。 図1に示したプローブ組立体により検査される半導体ウエハとプローブとの関係を示す説明図である。 半導体ウエハのパッドの構造を拡大して示す断面図である。 図2に示したプローブの製造工程を示す説明図である。 本発明の他の具体例を示し、(a)ないし(g)は本発明に係る補強部のそれぞれ変形例を示す。
符号の説明
10 プローブ組立体
12 半導体ウエハ
20 プローブ基板
22 プローブ
22a プローブ本体部
22b 針先部
26 補強部材
28 取付け部分
32 アーム部分
34 台座部分
38a 針先の平坦面
40 針先補強部

Claims (9)

  1. 針先部と、該針先部が突出して形成される台座部分を有する針本体部とを備え、該針本体部は前記針先部よりも靭性が高い導電性材料で形成され、また前記針先部は前記針本体部の材料よりも硬度が高い導電性材料で形成された通電試験用プローブであって、前記台座部分には、前記針先部の少なくとも一側で該側面に当接して前記針先部の先端に向けて伸長し、その伸長端から伸長方向へ前記針先部の針先を突出させる針先補強部が設けられていることを特徴とする、通電試験用プローブ。
  2. 前記針先補強部は前記台座部分と同一材料で該台座部分と一体に形成されている、請求項1に記載の通電試験用プローブ。
  3. 前記針先補強部は前記針先部に固着されている、請求項1に記載の通電試験用プローブ。
  4. 前記針本体部は板状部材で構成され、前記補強部は、その内側を前記針先部に沿って配置され、またその外側を前記針先本体部の一側面に一致させて配置されている、請求項1に記載の通電試験用プローブ。
  5. 前記針先部の針先は伸長方向にほぼ直角な平坦面を有し、前記針先部の針先側に位置する前記補強部の端面は、曲面である請求項1に記載の通電試験用プローブ。
  6. 前記針先部の針先は伸長方向にほぼ直角な平坦面を有し、前記針先部材の針先側に位置する前記補強部の端面は、前記針先の平坦面に関して角度的な傾斜面部分を有する、請求項1に記載の通電試験用プローブ。
  7. 前記針先部は、前記台座部分に一部を埋設して形成されている、請求項1に記載の通電試験用プローブ。
  8. 前記針本体部は、取付け部分と、該取付け部分からその高さ方向へ相互に間隔をおいて横方向へ伸長する一対のアーム部分を備え、該アーム部分の伸長端を連結すべく該アーム部分から見て前記取付け部分が位置する側と反対側へ前記台座部分が伸長して形成されている、請求項1に記載の通電試験用プローブ。
  9. 複数の導電路が形成されたプローブ基板と、該プローブ基板に設けられ、対応する前記導電路に電気的に接続される請求項1に記載の通電用プローブとを備える通電試験用プローブ組立体。
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