JP5123533B2 - 通電試験用プローブおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハに作り込まれた多数の半導体集積回路の通電試験に用いるのに好適な通電試験用プローブおよびこのプローブが組み込まれたプローブ組立体に関する。
半導体ウエハに作り込まれた多数の半導体集積回路は、各チップに分離されるに先立ち、一般的に、仕様書通りに製造されているか否かの通電試験を受ける。この通電試験には、各半導体集積回路である被検査体の電極に接続される通電試験用プローブを備えるプローブ組立体が用いられ、該プローブ組立体を経て被検査体はテスタに接続される。
このプローブ組立体に用いられる従来のプローブに、板状の針本体部すなわちプローブ本体部と、該プローブ本体部に設けられ被検査体の電極に当接される針先部とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。プローブ本体部は、プローブ基板への取付け部分と、該取付け部分から前記プローブ基板の下方へ該プローブ基板から間隔をおいてこれに沿って横方向に伸びる一対のアーム部分と、該両アーム部分の先端を結合すべく該アーム部分に一体に形成された台座部分とを備え、該台座部分に前記針先部が設けられる。特許文献1では、前記プローブ本体部を高靱性の導電材料で形成し、該プローブ本体部の台座部分の下端に設けられる針先部を硬度に優れた金属材料で形成することが提案されている。
プローブ本体部を靭性に優れた金属材料で形成することにより、プローブの針先部が被検査体の電極に押し付けられたとき、プローブ本体部のアーム部分の弾性変形に伴って針先部を前記電極上で滑らすことができる。この針先の滑りにより前記電極上の酸化膜を削ることができる。したがって、プローブのアーム部分に前記した弾性変形を生じさせるオーバドライブ力を作用させることにより、前記針先部の針先で電極の酸化膜を除去し、両者の確実な電気的接触を得ることができ、しかも、この針先部を高硬度材料で形成することにより、針先の滑りによる摩耗が抑制される。
ところで、このようなプローブは、微細である。そのため、プローブの製造には、半導体製造技術で採用されているフォトリソグラフ技術が利用されている。具体的には、基台上に感光性のフォトレジストで針先部およびプローブ本体部に対応する開口を有するレジストパターンが形成され、それぞれの開口に針先部およびプローブ本体部のための各金属材料が選択的に堆積され、これによりプローブが形成される。また、針先部はその基部分がプローブ本体部分に埋設して形成される。プローブの針先すなわち針先部の先端が被検査体に押し付けられると、針先の前記した滑りによって、針先部の基部分に滑り方向と平行な横方向へ曲げあるいは剪断のような作用力が集中する。この基部分への作用力の集中によって該基部分の応力が増大すると、この針先部は基部分での劣化が促進されることになる。
そこで、針先部の基部分への応力の低減を図るために、前記針先部を形成するためのレジストパターンの開口の平面形状を前記基部分の端面に向けて開拡するようなテーパ形状とすることにより、針先部の前記基部分における断面形状をプローブ本体部に連結される基部分の端面に向けて増大させている。
しかしながら、従来では、前記したように、針先部の突出方向と直角な平面上で見て針先部の金属材料の堆積方向であるY方向への厚さは一様であり、前記平面上で見てY方向と直角なX方向に沿った幅寸法の増大に伴って前記基部分の断面積の増大が図られるに過ぎず、その寸法の増大にもICの微細化に伴って制限が生じる。
そのため、針先部の耐久性の一層の向上を図り、応力の一層の低減を図ることにより、プローブの耐久性の向上を図ることが望まれていた。
国際公開第2006/075408号パンフレット
そこで、本発明の目的は、プローブの針先部の耐久性の向上を図ることにある。
本発明に係る通電試験用プローブは、針先部と、該針先部が突出して形成される台座部分を有する針本体部とを備え、該針本体部は前記針先部よりも靭性が高い導電性材料の堆積で形成され、また前記針先部は前記針本体部の材料よりも硬度が高い導電性材料の堆積で形成された通電試験用プローブであって、前記針先部はその基部分が前記台座部分に埋設して形成されており、前記針先部は第1の堆積部分および該第1の堆積部分を覆う第2の堆積部分からなる積層構造を有し、該積層構造により、前記針先部には、該針先部の先端と前記基部分との間で、前記針先部の横断面積を増大させて該基部分に至る横断面増大部分が設けられており、該横断面増大部分では、前記針先部の突出する方向と直角な平面で見てX方向の寸法と該X方向と直角なY方向寸法の双方が前記先端から前記基部分へ向けて増大することを特徴とする。
本発明に係る前記通電試験用プローブによれば、前記針先部には、該針先部の先端と前記基部分との間で、前記針先部の突出する方向と直角な平面で見てX方向の寸法が一次元的に増大することに加えて、X方向と直角なY方向寸法が前記先端から前記基部分へ向けて増大することから、前記針先部の横断面積を2次元的に増大させることができる。したがって、従来に比較して前記針先部の基部分に至る横断面増大部分の断面積を大きくすることができ、この断面積の増大に伴って前記針先部における前記基部分の近傍に作用する応力の低減を図ることができる。また、針先部の全体的な厚さ寸法をもたらさないことから、不要な重量増加や大きなコストアップを招くことはない。
前記針本体部は、従来におけると同様な取付け部分と、該取付け部分からその高さ方向へ相互に間隔をおいて横方向へ伸長する一対のアーム部分とで構成することができ、該アーム部分の伸長端を連結すべく該アーム部分から見て前記取付け部分が位置する側と反対側へ前記台座部分を伸長させて形成することができる。
本発明に係る製造方法は、針先部と、該針先部が突出して形成される台座部分を有する針本体部とを備えるプローブの製造方法であって、基台上に金属材料を堆積して針先部のための第1の堆積部分を形成した後、該第1の堆積部分の全体を覆う第2の堆積部分を形成することを含み、前記第1の堆積部分および第2の堆積部分の重なりにより、前記針先部のための金属材料の堆積方向に沿った前記針先部の厚さ寸法を増大させることを特徴とする。
本発明に係る前記製造方法によれば、針先部は、第1の堆積部分と該第1の堆積部分を覆う第2の堆積部分とで構成されることから、針先部は、該針先部のためのマスクの平面形状に応じてX方向の寸法を前記基部分へ向けて増大させることができることに加えて、前記第1の堆積部分と第2の堆積部分との重なりにより、X方向と直角なY方向(堆積方向)への寸法を前記基部分へ向けて増大させることができる。したがって、比較的容易に、前記針先部の先端とその基部分との間で前記針先部の横断面で見てX方向と、これに直角なY方向との双方についての寸法を増大させることができるので、本発明に係るプローブを比較的容易かつ効率的に形成することができる。
基台上に金属材料を堆積して針先部のための第1の堆積部分を形成した後、該第1の堆積部分を覆う第2の堆積部分によって前記針先部の平面形状を形作ることができる。
前記第1の堆積部分で前記針先部のための芯部分を構成し、前記第2の堆積部分と前記芯部分とで前記針先部を構成することができる。この第2の堆積部分は、前記芯部分の形成後、該芯部分の全域を露出させかつ前記針先部の先端を含む該針先部の平面形状に対応する平面形状の開口を有するレジストパターンを形成して前記開口に前記針先部のための金属材料を堆積することにより形成することができる。さらに、前記レジストパターンの除去後、前記針先部の前記針先を覆うレジストパターンであって前記針先と反対側の端部で前記第2の堆積部分の少なくとも前記芯部材に沿って堆積された立ち上がり部を露出させかつ前記針本体部の平面形状に対応する平面形状の開口を有するレジストパターンを形成し、該レジストパターンの前記開口に針本体部の金属材料を堆積することができる。
前記針本体部のための金属材料に、前記針先部のための金属材料よりも靭性が高い導電材料を用いることができる。また、前記第2の堆積部分のための金属材料に前記針本体部のための金属材料よりも硬度が高い導電材料を用いることができる。さらに、前記芯部分すなわち第1の堆積部分と前記第2の堆積部分とに同一の金属材料を用いることができる。
この場合、前記針本体部のための金属材料に、例えばニッケル、あるいはニッケルと錫との合金であるニッケル錫合金のようなニッケル合金を用いることができる。また、針先部のための金属材料に、例えばロジウム、パラジウムコバルト合金のような硬質金属を用いることができる。
前記芯部分を形成するに先立って前記基台上に下段部および上段部を有する階段状の犠牲層を形成することができる。この場合、犠牲層の前記下段部に連続して該下段部と高さレベルをほぼ一致させて前記針本体部のための金属材料を層状に堆積することができる。この一側部分の形成後、前記第1の堆積部分および第2の堆積部分が前記犠牲層に関連して形成される。このとき、前記第1および第2の堆積部分のためのいずれかの金属材料を前記一側部分の一部を覆って堆積することができる。この一側部分上に前記堆積部分のためのいずれかの金属材料を堆積させた後、前記一側部分上に該一側部分に対応して針本体部のための金属材料を堆積することにより、針先部をその基端部が前記針本体部に埋設されるように形成することができる。
前記芯部分である第1の堆積部分を前記一側部分上に伸長して形成することができ、この場合、芯部分および該芯部分を覆う第2の堆積部分の重なり部分で前記本体部への結合部である基端部を形成することができる。
前記針本体部の前記一側部分は、前記針本体部分の外形に対応する開口を形成するレジストパターンであって前記犠牲層を覆うレジストパターンを形成した後、該レジストパターンの前記開口に前記金属材料を堆積することにより形成することができる。また、前記一側部分のための金属材料の堆積後、前記一側部分を形成するために用いたレジストパターンと同一形状のレジストパターンを用いて前記一側部分上に前記針本体部の金属材料を堆積されることにより、該針本体部の残部を形成することができる。これにより、針本体部の基板部を針本体部に埋設して形成することができる。
本発明に係るプローブによれば、前記したように、従来に比較して前記針先部の基部分に至る横断面増大部分の断面積を大きくすることにより、この断面積の増大に伴って前記基部分に作用する応力をより効果的に低減することができるので、プローブの耐久性の一層の向上が図られる。
また、本発明に係る製造方法によれば、耐久性に優れたプローブをフォトリソグラフィ技術を利用して比較的容易に形成することができる。
本発明に係るプローブ組立体10は、図1に示されているように、半導体ウエハ12に形成された多数の集積回路(図示せず)の通電試験に用いられる。半導体ウエハ12は、その一方の面に形成された多数の電極12aを上方に向けて、例えば、真空チャック14上に取り外し可能に保持される。プローブ組立体10は、半導体ウエハ12の前記集積回路の通電試験のために、真空チャック14上の半導体ウエハ12へ向けおよびこれから遠ざかる方向へ、真空チャック14との間で相対的に移動可能に図示しないフレーム部材に支持されている。
プローブ組立体10は、プリント配線基板16と、該プリント配線基板にセラミックス基板18を介して積層されたプローブ基板20とを備える。プローブ基板20の一方の面には、本発明に係る多数のプローブ22が整列して取り付けられている。セラミックス基板18およびプローブ基板20は、該プローブ基板に取り付けられたプローブ22が下方に向くように、セラミックスのような誘電体材料からなる従来よく知られた取付リング組立体24を介して、プリント配線基板16の下面に積層するように、該プリント配線基板に組み付けられている。
プリント配線基板16の上面には、金属材料からなり、プリント配線基板16の前記上面の部分的な露出を許す補強部材26が配置されている。プローブ基板20、セラミックス基板18、プリント配線基板16、補強部材26および取付リング組立体24は、図示しないがボルトのような従来におけると同様な結合部材により、一体的に組み付けられている。
プローブ基板20は例えば多層配線基板からなる。プローブ基板20には、図示しないが従来よく知られた導電路が形成されており、プローブ22はそれぞれに対応した前記各導電路に固定的に接続されるように、プローブ基板20に取り付けられている。プローブ22に対応したプローブ基板20の前記各導電路は、従来よく知られているように、セラミックス基板18およびプリント配線基板16をそれぞれ貫通して形成された各導電路(いずれも図示せず)を経て、プリント配線基板16の上面の補強部材26から露出する領域に配列されたテスタ接続部(図示せず)に電気的に接続されており、該テスタ接続部を経て、図示しないテスタ本体の回路に接続されている。
したがって、プローブ組立体10の各プローブ22が、被検査体である半導体ウエハ12の対応する電極12aに当接するように、プローブ組立体10と真空チャック14とを相近づけるようにそのいずれか一方を移動させることにより、電極12aを前記テスタ本体の回路に接続することができ、被検査体12の通電試験を行うことができる。
各プローブ22を拡大して示す図2を参照するに、各プローブ22は、例えばニッケルあるいはニッケルクロム合金のような金属材料からなる平板状の針本体部であるプローブ本体部22aと、例えばロジウムのような硬質金属材料からなる針先部22bとを備える。これらの金属材料からなる両部22a、22bは、共に比較的良好な導電性を示す。また、このような金属材料からなる両部22a、22bの特性について、プローブ本体部22aは、針先部22bよりも靭性に富み、他方、針先部22bはプローブ本体部22aよりも硬度が高い。
プローブ本体部22aは、前記した金属材料の他、例えばニッケルリン合金、ニッケルタングステン合金、ニッケルコバルト合金のようなニッケル合金、燐青銅、パラジウムコバルト合金のような靭性に優れた高靱性の金属材料で形成することができる。また、針先部22bは、ロジウム以外の高硬質金属材料で適宜形成することができる。
プローブ本体部22aは、図示の例では、プローブ基板20の前記導電路への取付け端28aが設けられた取付け部分28と、該取付け部分の下端から横方向へ互いに間隔をおいて伸長する一対のアーム部分30、30とを備える。両アーム部分30、30の先端には、該両先端を連結する連結部30aが形成されている。この先端の連結部30aに連続して台座部分32が形成されている。台座部分32は、アーム部分30、30から見て取付け部分28が位置する側と反対側である下方へ向けて伸長する。
図示の例では、取付け部分28には多数の開口34が形成され、また台座部分32には、開口36が形成されている。これら開口34、36を不要とすることができる。しかしながら、後述するプローブ22の製造工程でプローブ22を基台から剥離するためのエッチング作用を促進する上で、開口34を設けることが望ましい。また、プローブ22のアーム部分30、30に撓み変形を与えるオーバドライブ力がプローブ22に作用したときに、アーム部分30の撓み変形に関連して台座部分32に後述するしなりを付与する上で開口36を形成することが望ましい。
台座部分32の伸長端には、その端面から突出するように前記針先部22bが設けられている。針先部22bが、その正面図である図3(a)、側面図である図3(b)、背面図である図3(c)および底面図である図3(d)に拡大して示されている。また、その断面が図4に示されている。
針先部22bは、図3(a)〜(d)および図4に示されているように、後述する金属材料の堆積によって形成される第1の堆積部分38aと、該第1の堆積部分を覆って形成される第2の堆積部分38bとで形成されている。第2の堆積部分38bは、図3(a)および図3(c)で示される針先部22bの平面形状で見て、第1の堆積部分38aを全体的に覆うように形成され、針先部22bの平面形状すなわち外形を決める。針先部22bの外形を形成する第2の堆積部分38bは、台座部分32内に埋設される針先部22bの基部分40aを形成し、また第1の堆積部分38aと共同して、該基部分に連続して台座部分32の端面から突出する針先本体部分40bを形成する。
基部分40aは、横方向に沿ったX方向を長手方向とする矩形の平面形状を有する。また針先本体部分40bは、図3(a)および図3(c)で示される針先部22bの平面形状で見て、基部分40aから一様な幅寸法を有する針先に向けてX方向に沿った幅寸法Wを漸減させるテーパ領域を有する。
図3に示す例では、第1の堆積部分38aは、図3(b)に示される台座部分32の厚さ寸法方向に沿ったY方向への一様な厚さ寸法を有し、針先本体部分40bの台座部分32の先端に当接して該先端の近傍に配置されている。第1の堆積部分38aは、図3(a)および図3(c)で示される針先部22bの平面形状で見て、第2の堆積部分38bの幅寸法より小さい幅寸法を有し、台座部分32の先端から前記針先へ向けて幅寸法を漸減する。また第1の堆積部分38aの下端は、針先本体部分40bの一様な幅寸法Wを有する針先に至ることはない。第1の堆積部分38aは、第2の堆積部分38bと共同してプローブ22bのY方向に沿った板厚寸法を部分的に増大するための芯部として作用する。
前記したように、針先部22bは、第1の堆積部分38aおよび該第1の堆積部分の平面領域を全体的に覆う第2の堆積部分38bの重ね合わせにより形成されている。また、針先部22bの基部分40aおよび針先本体部分40bのX方向に沿った各幅寸法(W)は、第2の堆積部分38bのX方向に沿った幅寸法によって決まり、針先本体部分40bの幅寸法は、従来におけると同様に、前記針先から基部分40aに向けて漸増する。また、針先部22bの針先本体部分40bにおけるY方向に沿った厚さ寸法(t)は、前記針先から第1の堆積部分38aおよび第2の堆積部分38bの重ね合わせ部分に向けて漸増し、最大厚さ寸法tを有する部分で台座部分32に連結されている。
したがって、針先部22bのX方向およびY方向に直角なZ方向を横切る横断面積は、基部分40aへ向けてのX方向における幅寸法の漸増と、Y方向における厚さ寸法の増大とに応じて2次元的に増大する。そのため、針先部22bの前記針先から台座部分32内に位置する基部分40aに向けての断面増大分を従来に比較して大きく設定できる。
そのため、針先部22bが半導体ウエハ12の電極12aに押圧されたとき、一対のアーム部分30、30の撓み変形に伴って前記針先が図2に矢印αで示す方向に僅かな滑りを生じる。台座部分32に形成された開口36は、この滑りに伴う台座部分32のα方向への変形を容易にすることにより、前記針先の滑りを促進する。また、この滑りが生じたとき、針先部22bの針先本体部分40bにおける基部分40aに近接する部分には、滑り方向αに沿った横方向への曲げあるいは剪断のような強い作用力が集中するが、針先本体部分40bの基部分40aに近接する部分の横断面積が従来に比較して大きく設定できることから、その応力を従来に比較して低減することができる。
その結果、針先本体部分40bの基部分40aの近傍における機械的強度を従来に比較して高めることができるので、プローブ22の耐久性が高められる。
次に、本発明に係るプローブ22の製造方法を図5に沿って説明する。説明および図面の簡素化のために、以下の例では、同時に形成される多数のプローブを代表する一つのプローブについて説明する。
本発明に係るプローブ22の製造のために、図5(a)に示すように、例えばステンレス板のような金属板が基台50として用いられる。基台50上には、後述するエッチング処理により除去される犠牲層のための開口52aを有するレジストパターン52が形成される(図5(b))。レジストパターン52は、従来よく知られているように、感光性のフォトレジストを基台50上に均一に塗布した後、フォトマスクを通してフォトレジストを選択的に露光し、その後、フォトレジストを現像処理することにより、得られる。
開口52a内には、例えばメッキ法により、銅のような犠牲層材料が堆積され、これにより犠牲層の下段部54aが形成され(図5(c))、基台50上に下段部54aを形成した後、レジストパターン52が除去される(図5(d))。その後、下段部54aの中央部を露出させる開口56aを有するレジストパターン56が、基台50上を覆うように、レジストパターン52と同様な方法で形成される(図5(e))。
下段部54a上には、開口56a内で下段部54aと同様な犠牲層材料が堆積され、これにより、犠牲層の上端部54bが形成される(図5(f))。本例では、上段部54bは下段部54aの中央部に形成されることから、上段部54bの両側に段が形成されている。したがって、レジストパターン56が除去されると、基台50上には、下段部54aおよび上端部54bからなる山形の両側で段状の犠牲層54が露出する(図5(g))。
レジストパターン56の除去後、図5(h)に示すように、犠牲層54を覆いかつ該犠牲層に隣接してプローブ本体部22aの平面形状を有する開口58aを形成するためのレジストパターン58が前記した同様な方法で形成される。この開口58a内には、下段部54aとほぼ同一高さレベルとなるように、該下段部とほぼ同一厚さ寸法で、プローブ本体部22aのための例えばニッケルのような金属材料60aが堆積され(図5(i))。その後、レジストパターン58が除去される。この金属材料60aの堆積により、上段部54bの一方の側で、図2に示したプローブ本体部22aの平面形状を有する薄板状の一側部分(60a)が形成される。このプローブ本体部22aのための一側部分(60a)に形成されかつプローブ本体部22aの台座部分32の先端に対応する部分には、該部分に連続して犠牲層54の下段部54aが位置することとなる(図5(j))。
次に、図5(k)に示すように、前記針先部22bの第1の堆積部分38aのための開口62aを有するレジストパターン62が、犠牲層54、前記一側部分(60a)および基台50を覆って形成される。開口62aは、の犠牲層54の下段部54aとプローブ本体部22aのための一側部(60a)との接合部に隣接して、下段部54a上に開放する。開口62aは、図3(a)に符号38aで示す第1の堆積部分の平面形状に対応した平面形状を有する。
開口62a内には、下段部54a上から上段部54bの高さ位置を超える厚さ寸法で針先部22bのための金属材料が例えばメッキ法により堆積され、これにより第1の堆積部分38aが形成される(図5(l))。
第1の堆積部分38aの形成後、レジストパターン62が除去され(図5(m))、レジストパターン62の除去後に、基台50上には第2の堆積部分38bのための開口64aを有するレジストパターン64が形成される(図5(n))。この開口64aは、図3(c)に符号22bで示す針先部の平面形状に対応した平面形状を有する。
図5(o)に示すように、開口64a内に第1の堆積部分38aと同じ金属材料が同様な方法で堆積され、その後、レジストパターン64が除去される(図5(p))。この金属材料の堆積によって、開口64a内に露出する前記一側部分(60a)上に位置する縁部38baと、第1の堆積部分38aに沿って立ち上がる立ち上がり部38bbと、第1の堆積部分38aの上面から上段部54b上に広がる縁部38bcとを備える第2の堆積部分38bが形成される。この第1の堆積部分38aおよび該堆積部分を覆う第2の堆積部分38bにより、針先部22bが形作られる。
その後、図5(q)に示すように、プローブ本体部22aの残部のための開口66aを有するレジストパターン66が基台50上に形成される。開口66aは、レジストパターン58の開口58aと同一の平面形状を有し、第1の堆積部分38aの前記一側部分(60a)上に位置する縁部38baおよび該縁部から立ち上がる立ち上がり部38bb、さらに前記一側部分(60a)を露出させる。
開口66a内には、前記一側部分(60a)と同一の金属材料60bが堆積される(図5(r))。この金属材料60bの堆積により、第2の堆積部分38bの縁部38baおよび立ち上がり部38bbが埋設されることから、該縁部38baおよび立ち上がり部38bbにより、針先部22bの基部分40aが形成される。
金属材料60bの堆積後、レジストパターン66が除去され、さらにエッチングにより犠牲層54が除去される(図5(s))。これにより、基台50上には、前記金属材料60aおよび60bで形成されたプローブ本体部22aと、基部分40aをプローブ本体部22aに埋設された第1の堆積部分38aおよび第2の堆積部分38bで形成された針先部22bとを備えるプローブ22が形成される(図5(t))。
この完成したプローブ22を基台50から剥離するとき、エッチング液を利用することができる。このとき、図2に示したように、プローブ22に形成される開口34は、エッチング液が基台50と該基台上のプローブ22との間に侵入することを促進することにより、エッチング液による剥離作用を促進する。
図6(a)〜(d)および図7は、本発明に係るプローブ22の他の具体例を示す。図3(a)〜(d)および図4に示されたと同一機能部分には、同一の参照符号が付されている。
図3(a)〜(d)および図4では、針先部22bの基部分40aは第2の堆積部分38bで構成され、芯部材である第1の堆積部分38aは基部分40aに達していない。他方、図6(a)〜(d)および図7に示すプローブ22では、第1の堆積部分38aが第2の堆積部分38bと共に針先部22bの基部分40aに広がる。したがって、図6(a)〜(d)および図7に示す例は、図3(a)〜(d)および図4に示した例よりも、強度的に好ましい。
以下、図6(a)〜(d)および図7に示すプローブ22の製造方法を図8に沿って説明する。
基台50が準備され(図8(a))、該基台上に開口52aを形成するレジストパターン52が形成される(図8(b))。開口52a内には、犠牲層の下段部54aが形成される(図8(c))。その後、レジストパターン52が除去される(図8(d))。また、レジストパターン52の除去後、開口56aを有するレジストパターン56が、基台50上を覆うように、レジストパターン52と同様な方法で形成される(図8(e))。
図5(e)に示す例では下段部54aは、その中央部を開口56aから露出され、その両縁部をレジストパターン56で覆われた。これに対し、図8(e)に示す例では、下段部54aは、その中央部含み、一方の縁部が開口56aから露出され、他方の縁部がレジストパターン56で覆われている。
このため、開口56a内には下段部54aと同様な犠牲層材料が堆積され、この堆積材料によって犠牲層の上端部54bが形成されたとき(図8(f))、図8の例では、上段部54bは下段部54aの片側に片寄った位置に形成される。より詳細には、上段部54bおよび下段部54aの一側は壁面をほぼ垂直に整列させ、上段部54bの他側にのみ段が形成される。したがって、レジストパターン56が除去されると、基台50上には、下段部54aおよび上端部54bからなる片側でのみ段状の犠牲層54が露出する(図8(g))。
レジストパターン56の除去後、プローブ本体部22aの平面形状を有する開口58aを形成するためのレジストパターン58が形成される(図8(h))。このとき、レジストパターン58は犠牲層54を覆い、その垂直壁面を開口58aの周壁に一致して露出させる。そのため、開口58a内にプローブ本体部22aのための金属材料60aが下段部54aの厚さに堆積され(図8(i))、その後、レジストパターン58が除去されると、犠牲層54の前記垂直壁面に連続して、プローブ本体部22aのための一側部分(60a)が形成される(図8(j))。
次に、図8(k)に示すように、前記針先部22bの第1の堆積部分38aのための開口62aを有するレジストパターン62が形成される。この開口62aは、犠牲層54の前記垂直壁面に接する一側部(60a)の接合部および上段部54b上に開放する。
したがって、開口62a内に針先部22bのための金属材料が堆積され、これにより第1の堆積部分38aが形成されるが(図8(l))、この第1の堆積部分38aは前記一側部分(60a)上の下段部分38aaと、該下段部分と共に段部を構成する上段部54b上の上段部分38abを有する。
第1の堆積部分38aの形成後、レジストパターン62が除去され(図8(m))、レジストパターン62の除去後に、基台50上には第2の堆積部分38bのための開口64aを有するレジストパターン64が形成される(図8(n))。開口64aは、第1の堆積部分38a、該第1の堆積部分から露出する犠牲層54の上段部54bおよび前記一側部分(60a)の第1の堆積部分38aに近接する領域を露出させる。
開口64a内には、第1の堆積部分38aと同じ金属材料が堆積され(図8(o))、その後、レジストパターン64が除去される(図8(p))。これにより、前記一側部分(60a)上の縁部38baと、該縁部から第1の堆積部分38aに沿って立ち上がる立ち上がり部38bbと、犠牲層54の上段部54bに至る縁部38bcとを備える第2の堆積部分38bが形成される。
第2の堆積部分38bは、第1の堆積部分38aと共に、針先部22bを形成する。このとき、第1の堆積部分38aの下段部分38aaと、第2の堆積部分38bの縁部38baおよび立ち上がり部38bbとは、前記一側部分(60a)上あるいはその上方に位置する。
その後、図8(q)に示すように、プローブ本体部22aの残部のための開口66aを有するレジストパターン66が基台50上に形成される。開口66aは、レジストパターン58の開口58aと同一の平面形状を有し、針先部22bの第1の堆積部分38aの下段部分38aaと、第2の堆積部分38bの縁部38baおよび立ち上がり部38bbと、前記一側部分(60a)とを露出させる。
したがって、開口66a内に、前記一側部分(60a)と同一の金属材料60bが堆積されたとき(図8(r))、針先部22bの第1の堆積部分38aの下段部分38aaと、第2の堆積部分38bの縁部38baおよび立ち上がり部38bbとは、プローブ本体部22a内に埋設される基部分40aを構成する。
金属材料60bの堆積後、レジストパターン66および犠牲層54が除去され(図8(s))、さらにプローブ22が基台50から取り外され(図8(t))、これにより、プローブ22が形成される。
図8に示された各工程に沿って製造されたプローブ22は、第1の堆積部分38aが基部分40aに伸びる。また、第1の堆積部分38aおよび第2の堆積部分38bの重ね合わせにより、針先部22bの基部分40aおよび針先本体部分40bの基部分40a近傍における横断面積が増大されていることから、針先本体部分40bの基部分40a近傍および該基部分の機械的強度を従来に比較して高めることができる。したがって、プローブ22の耐久性をより一層高めることができる。
前記したところでは、第1の堆積部分38aおよび第2の堆積部分38bに同一金属材料を用いた例に沿って本発明を説明したが、必要に応じて、第1の堆積部分38aおよび第2の堆積部分38bに異なる性質の金属材料を適宜用いることができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
本発明に係るプローブを備えるプローブ組立体をその一部を破断して示す模式図である。 図1に示したプローブを拡大して示す正面図である。 図2に示したプローブの一部を拡大して示し、(a)、(b)、(c)および(d)はそれぞれ正面図、側面図、背面図および底面図である。 図3(a)に示した線IV-IV沿って得られた断面図である。 図3に示したプローブの製造方法の各工程を示す説明図である。 本発明の他の具体例に係るプローブを示し、(a)、(b)、(c)および(d)はそれぞれ図3と同様な正面図、側面図、背面図および底面図である。 図6(a)に示した線VII-VIIに沿って得られた断面図である。 図6に示したプローブの製造方法の各工程を示す説明図である。
符号の説明
10 プローブ組立体
22 プローブ
22a プローブ本体部(針本体部)
22b 針先部
28 取付け部分
30 アーム部分
32 台座部分
38a 第1の堆積部分(芯部分)
38b 第2の堆積部分
38bb 立ち上がり部
40a 基部分
40b 針先本体部分
54 犠牲層

Claims (8)

  1. 針先部と、該針先部が突出して形成される台座部分を有する針本体部とを備えるプローブの製造方法であって、
    基台上に金属材料を堆積して針先部のための第1の堆積部分を形成した後、該第1の堆積部分の全体を覆う第2の堆積部分を形成することを含み、
    前記第1の堆積部分および第2の堆積部分の重なりにより、前記針先部のための金属材料の堆積方向に沿った前記針先部の厚さ寸法を増大させ、
    前記第1の堆積部分は前記針先部のための芯部分であり、前記第2の堆積部分は、前記芯部分の形成後、該芯部分の上面の全域を露出させかつ前記針先部の先端を含む該針先部の平面形状に対応する平面形状の開口を有するレジストパターンを形成して前記開口に前記針先部のための金属材料を前記針先部の突出方向と直角な方向へ堆積することにより形成され、これにより前記第2の堆積部分は前記芯部分と一体で前記針先部を形成することを特徴とする、プローブの製造方法。
  2. 前記第2の堆積部分は前記針先部のための平面形状に対応して形成される、請求項1に記載の製造方法。
  3. さらに、前記レジストパターンの除去後、前記針先部の前記先端を覆うレジストパターンであって前記先端と反対側の端部で前記第2の堆積部分の少なくとも前記芯部分に沿って堆積された立ち上がり部を露出させかつ前記針本体部の平面形状に対応する平面形状の開口を有するレジストパターンを形成すること、該レジストパターンの前記開口に針本体部の金属材料を堆積することを含む、請求項2に記載のプローブの製造方法。
  4. 前記針本体部のための金属材料は、前記針先部のための金属材料よりも靭性が高い導電材料であり、前記第1の堆積部分のための金属材料は前記針本体部のための金属材料よりも硬度が高い導電材料であり、前記第2の堆積部分のための金属材料は前記第1の堆積部分のための金属材料と同一である、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記第1の堆積部分は前記針先部のための芯部分であり、該芯部分を形成するに先立って前記基台上には下段部および上段部を有する階段状の犠牲層が形成され、該犠牲層の前記下段部に連続して該下段部と高さレベルをほぼ一致させて前記針本体部のための金属材料が層状に堆積されて前記針本体部の一側部分が形成された後、前記針先部のためのいずれかの前記金属材料が前記一側部分の一部を覆って堆積される、請求項2に記載の製造方法。
  6. 前記芯部分が前記一側部分上に伸長して形成される、請求項5に記載の製造方法。
  7. 前記針本体部の前記一側部分は、前記針本体部の平面形状に対応する平面形状の開口を有するレジストパターンであって前記犠牲層を覆うレジストパターンを形成した後、該レジストパターンの前記開口に前記金属材料が堆積されることにより形成され、該金属材料の堆積後、前記一側部分を形成するために用いたレジストパターンと同一形状のレジストパターンを用いて前記一側部分上に前記針本体部の金属材料が堆積されることにより、該針本体部の残部が形成される、請求項5に記載の製造方法。
  8. 前記針本体部は、取付け部分と、該取付け部分からその高さ方向へ相互に間隔をおいて横方向へ伸長する一対のアーム部分を備え、該アーム部分の伸長端を連結すべく該アーム部分から見て前記取付け部分が位置する側と反対側へ前記台座部分が伸長して形成されている、請求項3に記載の製造方法。
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