JP2008080853A - ドアパネル構造およびドアパネル製造方法 - Google Patents

ドアパネル構造およびドアパネル製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ドアパネルとドアウエスト部レインフォースの端縁部に対する嵌合精度を維持しつつ、成形後のウエストウエザーストリップの開口部に対する閉じる作業を廃止してウエストウエザーストリップの製造コストを低下させる。
【解決手段】ドアパネル3の外側には、内側レインフォース9および外側レインフォース11からなるドアウエスト部レインフォース5を接合する。これらドアパネル3および内側,外側各レインフォース9,11の上端のウエストウエザーストリップが嵌め込まれるウエストフランジ部7(3b,9b,11b)に、ドアパネル3とドアウエスト部レインフォース5とを互いに接合する接合部27と、互いに離間して上方に開口部17を形成する離間部19とを設ける。離間部19を設けることで、ウエストウエザーストリップは開口部の幅を大きくした状態で成形できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車におけるドアウエスト部のドアパネルおよびドアウエスト部レインフォースの端縁部にウエザーストリップが嵌め込まれるドアパネル構造およびドアパネル製造方法に関する。
自動車におけるドアウエスト部のドアパネルおよびドアウエスト部レインフォースの端縁部に相当するウエストフランジ部には、嵌合部が断面ほぼコ字形状のウエザーストリップを上部から嵌め込んでいる(例えば下記特許文献1参照)。
特開平7−32884号公報
ところで、上記したウエザーストリップが嵌め込まれるウエストフランジ部は、ドアパネルとドアウエスト部レインフォースとが互いに接合され密着した状態となっており、このような密着した状態の厚さの薄いウエストフランジ部に嵌め込むウエザーストリップは、開口幅が上記薄い厚さに対応して狭いものとなっている。
このような開口幅が狭い状態のウエザーストリップを成形するには、狭い口金の成形型が必要となり、成形型の耐久性が低下してしまう。
このため、現状では、ウエザーストリップを成形する際には、上記した開口幅を実際の使用状態よりも広く形成し、成形後に、開口部がウエストフランジ部の薄い厚さに対応するよう(狭くなるよう)閉じる作業を行っている。なお、ウエザーストリップは、ゴム製であるが、内部に塑性変形可能な芯材を設けている。
このように、現状では、ウエザーストリップの開口部に対し、成形後にウエストフランジ部の薄い厚さに対応させるべく閉じる作業を行っているので、作業性が悪化して製造コストが増大するとともに、ウエストフランジ部に対する嵌合精度が不充分となってシール性の低下を招いている。
そこで、本発明は、ドアパネルとドアウエスト部レインフォースの端縁部に対する嵌合精度を維持しつつ、成形後のウエザーストリップの開口部に対する閉じる作業を廃止してウエザーストリップの製造コストを低下させることを目的としている。
本発明は、自動車のドアウエスト部におけるドアパネルとドアウエスト部レインフォースの端縁部に、前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとを互いに接合する接合部と、前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとを互いに離間させて車体上方に向けて開口する開口部を形成する離間部とを設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、ドアパネルとドアウエスト部レインフォースとを互いに離間して上方に開口部を形成する離間部を、端縁部に設けているので、この離間した状態の端縁部に嵌め込むウエザーストリップは、開口幅を前記離間部を設けた分広くした状態で成形でき、このため狭い口金の成形型が不要となり、成形型の強度が向上して耐久性が向上し、また、開口部に対する閉じる作業を廃止できることから、製造コストを低下させ、嵌合精度を高めることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる、図2に示す自動車のドアウエスト部1におけるドアパネル(インナパネル)3とドアウエスト部レインフォース5の端縁部としてのウエストフランジ部7の図2中のP矢視方向から見た平面図である。
また、図3(a)は図1のA−A断面図、図3(b)は図1のB−B断面図、図3(c)は図1のC−C断面図である。ただし、これら図3(a)〜(c)は、図中で上下方向を車体の上下方向としている。
図3に示すように、自動車のウエスト部1においては、ドアパネル3が車体内側に突出する凸部3aを車体前後方向(図3中で紙面に直交する方向)の全長にわたり設けてあり、この凸部3aに対応して前記したドアウエスト部レインフォース5を設けている。
ドアウエスト部レインフォース5は、ドアパネル3側に位置する内側レインフォース9と、ドアパネル3と反対側に位置する外側レインフォース11の2枚のパネル材で構成してある。
このうち内側レインフォース9には、図3に示すように、ドアパネル3の凸部3aと同方向に突出する凸部9aを設ける一方、外側レインフォース11には、凸部9aと反対側に突出する凸部11aを設け、これら各凸部9a,11a相互間に、車体前後方向に延びる閉断面部13を形成してドアウエスト部1の強度を高めている。
上記した閉断面部13を形成した部位より下方位置の下部接合部15にて、内側レインフォース9と外側レインフォース11とをスポット溶接により互いに接合固定するとともに、これらの接合部分をドアパネル3にスポット溶接により接合固定している。この下部接合部15は、図3中で紙面に直交する方向(車体前後方向に相当)に沿って同一形状としている。
一方、上記した閉断面部13より上方部分は、前記したウエストフランジ部7を構成しており、このウエストフランジ部7は、ドアパネル3のフランジ3bと、内側レインフォース9のフランジ9bと、外側レインフォース11のフランジ11bとを備えている。
そして、このウエストフランジ部7は、図3(a)〜(c)に示すように、車体前後方向に沿って断面構造が異なっている。
図3(a)で示す部分は、内側レインフォース9と外側レインフォース11の各フランジ9b,11b相互をスポット溶接により接合固定してフランジ接合部16とし、このフランジ接合部16とドアパネル3のフランジ3bとは、互いに離間した状態として内側寸法Mを確保し、外側寸法はLとして、上方に開口部17を形成する離間部19を設けている。
なお、上記した外側寸法Lは、離間部19におけるドアパネル3とドアウエスト部レインフォース5との間隔に相当する。
この外側寸法Lは、図4に示すウエストウエザーストリップ21のベース部23における開口部23aの開口幅Hとほぼ同等とし、この開口部23aに、ウエストフランジ部7を挿入して嵌め込む。このウエストウエザーストリップ21のベース部23の内面には弾性突起23bを複数設け、ベース部23の一方の外側には、図示しないウインドウシールドパネル(ドアガラス)の表面に対して摺動接触するリップ部25を設けてある。
なお、上記図4に示したウエストウエザーストリップ21は、ゴム製であるが、内部に図示しない芯材を一体成形している。
図3(b)で示す部分は、ドアパネル3のフランジ3bに、内側レインフォース9のフランジ9bが接触するように、図1に示すように、フランジ9bを、図3(a)の位置に対してドアパネル3側に向けて突出させた位置とするとともに、外側レインフォース11のフランジ11bも、図3(a)の位置に対してドアパネル3側に向けて突出させる突出部としてのエンボス部11cを設ける。
これにより、エンボス部11cを設けた部分のフランジ11bとフランジ9bとフランジ3bとは、互いに重ね合わされた状態となり、この状態でスポット溶接により互いに接合固定して接合部27を形成する。
また、この接合部27におけるフランジ3bの車体上部側に対応する上端部には、車体外側(図3(b)中で右側)、すなわち前記したエンボス部11cの突出方向と反対方向に向けて突出するよう屈曲する突起としての切り起こし部3cを設けている。この切り起こし部3cの突出長さは、前記図3(a)に示した外側寸法Lとほぼ同等としている。
したがって、前記図4に示したウエストウエザーストリップ21は、上記図3(b)で示す接合部27においても、切り起こし部3cの突出長さLとほぼ同寸法の開口幅Hによって、図3(a)に示す離間部19と同様に、所定の嵌合力を維持した状態で嵌め込むことができ、シール性を確保することができる。
また、図3(b)に示すように、外側レインフォース11の上記した接合部27より車体下部側の車体外側の面には段部11dを設けている。この段部11dの図3(b)中で右側の表面は、前記した切り起こし部3cの先端と同一面位置となるよう設定している。言い換えれば、段部11dとドアパネル3のフランジ3bとの間隔は、前記した切り起こし部3cの突出長さLと同等としている。
つまり、図5に示すように、図3(b)に示す接合部27にて嵌め込むウエストウエザーストリップ21は、その先端の下部が段部11dとドアパネル3のフランジ3bとを挟むようにして嵌め込まれる。
そして、上記図3(a)に示した離間部19と図3(b)に示した接合部27とは、図1に示すように、図1中で左右方向に相当する車体前後方向に延びるウエストフランジ部7に沿って交互に設けている。
図3(c)は、上記図3(a)に示した離間部19と図3(b)に示した接合部27との間に位置する部分であり、内側レインフォース9のフランジ9bを、図3(b)と同一位置としてドアパネル3のフランジ3bに突き合わせた状態で、外側レインフォース11のフランジ11bは、図3(a)と同一位置として内側レインフォース9のフランジ9bに対して隙間を形成して上方に開口する開口部29を設けている。
上記図3(c)に対応する部分においても、ドアパネル3のフランジ3bと外側レインフォース11のフランジ11bとの間の外側寸法は、図3(a)の外側寸法および図3(b)における切り起こし部3cの突出長さと同等のLとしている。
したがって、図3(c)に対応する部分においても、図3(a)に示す離間部19と同様に、ドアパネル3のフランジ3bと外側レインフォース11のフランジ11bとを互いに離間して上方に開口する開口部29を形成する離間部31を設けていることになる。
次に、上記したドアパネル構造におけるドアパネル製造方法について説明する。まず、内側レインフォース9と外側レインフォース11とを、下部接合部15にて互いにスポット溶接により接合固定するとともに、フランジ接合部16にて各フランジ9b,11b相互をスポット溶接により接合固定する。これにより、内側レインフォース9と外側レインフォース11との2枚のパネル材からなるサブアッセンブリ部品SAを製造する。
なお、このサブアッセンブリ部品SAの下部接合部15は、車体前後方向に沿って適宜間隔の複数個所にてスポット溶接する。また、フランジ接合部16は、図1に示すように車体前後方向に沿って適宜の等間隔でスポット溶接する。
次に、上記したサブアッセンブリ部品SAをドアパネル3に組み付けるが、この際、下部接合部15にてサブアッセンブリ部品SAとドアパネル3とを互いにスポット溶接により接合固定するとともに、接合部27において、互いに突合せ状態となっているフランジ9b,11bと、フランジ3bとの3枚のパネル材を同時にスポット溶接により接合固定する。
なお、サブアッセンブリ部品SAとドアパネル3との下部接合部15は、車体前後方向に沿って適宜間隔の複数個所にてスポット溶接する。また、接合部27は、図1に示すように、フランジ接合部16相互間に位置するよう車体前後方向に沿って適宜の等間隔でスポット溶接する。
そして、このようにして製造したドアパネル構造のウエストフランジ部7に、図4に示すウエストウエザーストリップ21を嵌め込む。
上記した第1の実施形態によるドアパネル構造によれば、図3(a)に示すように、ドアパネル3のフランジ3bと、内側,外側各レインフォース11のフランジ9b,11b相互をスポット溶接により接合固定したフランジ接合部16とを、互いに離間させて外側寸法Lを備える離間部19を設け、また図3(c)に示す部分においても同様に外側寸法Lを備える離間部31を設けたので、これら外側寸法Lを設けた分、ウエストウエザーストリップ21の開口幅Hを大きくした状態で成形することができる。
このため、ウエストウエザーストリップ21の成形時に、狭い口金の成形型が不要となり、大きな開口幅Hの開口部23aに入り込む状態となる成形型の部分(口金)の強度が充分となって耐久性が向上し、また、成形後に開口部23aを閉じる作業も不要となって製造コストが低下するとともに、嵌合精度も向上させることが可能となる。
また、図3(a)に示すように、離間部19にて上方に向けて開口する開口部17を設けるとともに、図3(c)に示すように、離間部31にて内側,外側各レインフォース9,11相互間に上方に向けて開口する開口部29を設けているので、本ドアパネル構造体を防錆塗装する際に、これらの開口部17,29から各パネル材相互間の内部に防錆塗料が容易に入り込み、防錆効果を高めることができる。
また、図3(b)に示すように、ドアパネル3のフランジ3bと、内側,外側各レインフォース11のフランジ9b,11bとを、スポット溶接により接合固定した接合部27においては、ドアパネル3のフランジ3bに突出長さがLとなる切り起こし部3cを設けているので、この部分においてもウエストウエザーストリップ21の嵌合力は、図3(a)に示す離間部19と同等に確保することができる。
さらに、図3(b)に示すように、外側レインフォース11の接合部27より車体下部側に、切り起こし部3cの先端と同一面を形成する段部11dを設けているので、図5に示すように、接合部27にて嵌め込むウエストウエザーストリップ21は、その先端の下部が段部11dとドアパネル3のフランジ3bとを挟むようにして嵌め込まれることになり、段部11dを設けた部分のシール性を高めることができる。
また、図1に示すように、離間部19と接合部27とを、車体前後方向に延びるウエストフランジ部7に沿って交互に設けたので、離間部19における開口部17を有する閉断面部分と、離間部31における開口部29を有する閉断面部分とが、車体前後方向に延びるウエストフランジ部7に沿って交互に形成されることになり、ウエストフランジ部7の剛性を高めることができる。
また、ドアウエスト部レインフォース5を、ドアパネル3側に位置する内側レインフォース9と、ドアパネル3と反対側に位置する外側レインフォース11との2枚のパネル材で構成し、前記離間部19で、内側,外側各レインフォース9,11を互いに溶接接合する一方、前記接合部27で、互いに突き合わせた状態の内側,外側各レインフォース9,11を、ドアパネル3のフランジ3bに溶接接合するので、ウエストフランジ部7での接合強度を充分確保することができる。
また、離間部19,31におけるドアパネル3とドアウエスト部レインフォース5との間隔(外側寸法L)は、ウエストフランジ部7に嵌め込まれるウエストウエザーストリップ21の開口幅Hとほぼ同等に設定されているので、ウエストウエザーストリップ21をウエストフランジ部7に適正な状態で嵌め込むことができ、信頼性のあるドアパネル構造とすることができる。
さらに、図3(a)に示す離間部19で、内側,外側各レインフォース9,11相互を溶接接合してこれら内側、外側各レインフォース9,11からなるサブアッセンブリ部品SAを製造した後、図3(b)に示す接合部27で、前記サブアッセンブリ部品SAをドアパネル3のフランジ3bに接合して製造するようにしたので、2枚構造のドアウエスト部レインフォース5のドアパネル3への組み付け作業が容易にでき、かつ2枚構造としたドアウエスト部レインフォース5によりドアウエスト部1の剛性を高めることができる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す、前記図1に対応する平面図で、図7は図6のD−D断面図であって図3(b)に対応している。
この第2の実施形態は、図1の接合部27を、接合部27Aのように変更している。すなわち、前記図1の実施形態におけるウエストフランジ部7(フランジ部3b,9b,11b)は、ドアパネル3を車体前後方向(図1中で左右方向)に沿って凹凸がなく平板形状としているのに対し、本実施形態においては、内側レインフォース9および外側レインフォース11を平板形状としている。
そして、この平板形状としている内側,外側各レインフォース9,11のフランジ9b,11bを、第1の実施形態と同様に、離間部19Aでスポット溶接により接合固定してフランジ接合部16Aとしている。
また、離間部19Aにおいては、第1の実施形態の離間部19と同様に、フランジ接合部16Aとドアパネル3のフランジ3bとを互いに離間した状態として内側寸法Mを確保し、外側寸法はLとして、車体上方に開口する開口部17を形成している。
一方、本実施形態のドアパネル3は、接合部27Aでドアウエスト部レインフォース5に向けて突出させる突出部としてのエンボス部3dを設け、エンボス部3dを設けた部分のフランジ部3bとフランジ部9bとフランジ部11bとを、スポット溶接により互いに接合固定する。
また、この接合部27Aにおける外側レインフォース11のフランジ11bの上端部には、車体内側(図6中で上側)に向けて突出するよう屈曲する突起としての切り起こし部11eを設けている。
この切り起こし部11eの突出長さは、第1の実施形態における切り起こし部3cの突出長さと同様に、外側寸法Lと同等としている。すなわち、この切り起こし部11eの突出量は、前記したエンボス部3dの突出長さとほぼ同等である。
また、図7に示すように、ドアパネル3の上記した接合部27Aより車体下部側の車室側には段部3eを、前記図3(b)の段部11dに代えて設けている。この段部3eの図7中で左側の表面は、前記した切り起こし部11eの先端と同一面位置となるよう設定している。
したがって、この場合においても、前記図5に示したものと同様に、図7に示す接合部27Aにて嵌め込むウエストウエザーストリップ21は、その先端の下部が段部3eと外側レインフォース11のフランジ11bとを挟むようにして嵌め込まれるので、シール性が向上する。
その他の構造は、第1の実施形態と同様であり、製造方法についても、離間部19Aで、内側,外側各レインフォース9,11のフランジ9b,11b相互を接合固定してこれら内側、外側各レインフォース9,11からなるサブアッセンブリ部品SAを製造した後、図7に示す接合部27Aで、前記サブアッセンブリ部品SAをドアパネル3のフランジ3bに接合して製造する。
図8は、本発明の第3の実施形態を示す、前記図3(b)に対応する断面図で、この実施形態は、図1〜図5に示す第1の実施形態に対し、図1,図3(b)に示してあるドアパネル3の切り起こし部3cを廃止した例である。
同様にして本発明の第4の実施形態を示す図9は、前記図7に対応する断面図で、この実施形態は、図6,図7に示す第2の実施形態に対し、外側レインフォース11の切り起こし部11eを廃止した例である。
これら図8,図9に示す第3,第4の実施形態においては、前記第1,第2実施形態における切り起こし部3c,11eを設けた場合の効果を除き、第1,第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係わる、図2に示す自動車のドアウエスト部におけるウエストフランジ部の図2中のP矢視方向から見た平面図である。 図1のドアパネル構造を備えた自動車の一部省略した側面図である。 (a)は図1のA−A断面図、(b)は図1のB−B断面図、(c)は図1のC−C断面図である。 図1のドアパネル構造に使用するウエストウエザーストリップの断面図である。 図3(b)で示す部位での図4のウエストウエザーストリップの装着状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す、前記図1に対応する平面図である。 図3(b)に対応する、図6のD−D断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す、図3(b)に対応する断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す、図7に対応する断面図である。
符号の説明
1 ドアウエスト部
3 ドアパネル
3c,11e 切り起こし部(突起)
3d,11c エンボス部(突出部)
3e,11d 段部
5 ドアウエスト部レインフォース
7 ウエストフランジ部
9 内側レインフォース(ドアウエスト部レインフォース)
11 外側レインフォース(ドアウエスト部レインフォース)
17,29 離間部における開口部
19,19A,31 ドアパネルとドアウエスト部レインフォースとが互いに離間する離間部
27,27A ドアパネルとドアウエスト部レインフォースとを接合固定する接合部
SA 内側、外側各レインフォースからなるサブアッセンブリ部品

Claims (7)

  1. 自動車のドアウエスト部におけるドアパネルとドアウエスト部レインフォースの端縁部に、前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとを互いに接合する接合部と、前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとを互いに離間させて車体上方に向けて開口する開口部を形成する離間部とを設けたことを特徴とするドアパネル構造。
  2. 前記接合部は、前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとのいずれか一方を他方に向けて突出させて接合する突出部を備えるとともに、前記他方の車体上下方向上端には、前記離間部における前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとの間隔とほぼ同等の突出長さで、前記突出部の突出方向と反対方向に突出する突起を設けたことを特徴とする請求項1に記載のドアパネル構造。
  3. 前記接合部より車体下部側の前記突出部を設けた前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとのいずれか一方に段部を設け、この段部の表面を前記突起の先端に対してほぼ同一面上となるよう設定したことを特徴とする請求項1または2に記載のドアパネル構造。
  4. 前記接合部と前記離間部とを、前記端縁部に沿って交互に設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のドアパネル構造。
  5. 前記ドアウエスト部レインフォースを、前記ドアパネル側に位置する内側レインフォースと、前記ドアパネルと反対側に位置する外側レインフォースとの2枚のパネル材で構成し、前記離間部で、前記内側レインフォースと前記外側レインフォースとを互いに接合固定する一方、前記接合部で、前記ドアパネルと前記内側レインフォースと前記外側レインフォースとを互いに接合固定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のドアパネル構造。
  6. 前記離間部における前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとの間隔は、前記端縁部に嵌め込まれるウエザーストリップの開口幅とほぼ同等に設定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のドアパネル構造。
  7. 自動車のドアウエスト部におけるドアパネルとドアウエスト部レインフォースの端縁部に、前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとを互いに接合する接合部と、前記ドアパネルと前記ドアウエスト部レインフォースとを互いに離間させて車体上方に向けて開口する開口部を形成する離間部とを設けたドアパネル製造方法であって、前記ドアウエスト部レインフォースを、前記ドアパネル側に位置する内側レインフォースと、前記ドアパネルと反対側に位置する外側レインフォースとの2枚のパネル材で構成し、前記離間部で、前記内側レインフォースと前記外側レインフォースとを互いに接合固定してこれら内側、外側各レインフォースからなるサブアッセンブリ部品を製造し、前記接合部で、前記サブアッセンブリ部品を前記ドアパネルに接合固定して製造することを特徴とするドアパネル製造方法。
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