JP2019064510A - 車体角部構造 - Google Patents

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【課題】変形を抑制することができる車体角部構造を提供する。【解決手段】本体板部211および内側延長部313によって構成されるL字状角部20が、車内側から車外側に向かってルーフバックインナエクステンション4の切欠き部43を通過することで、L字状角部20が第1重なり部41と第2重なり部42とによって挟み込まれる。第1重なり部41が本体板部211に接合され、第2重なり部42が内側延長部313に接合されることにより、L字状角部20の移動(特にL字状角部20が挟み込まれる方向の移動)が抑制される。L字状角部20が切欠き部43の底部431に当接することで、L字状角部20がルーフバックインナエクステンション4に近づくことが規制される。L字状角部20の移動が抑制されることで、3面が交差した角部の変形を抑制することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、車体角部構造に関するものである。
一般に、ハッチバックタイプ等の車両では、車両ボディが箱状に形成され、3面が交差した角部を有することがある。例えば、車体の後端且つ上部において、車幅方向に延びるクロスメンバと、サイドボディの上端部(進行方向に延びる部分)と、サイドボディ後端に設けられるエクステンション(上下方向に延びる部分)と、の3部材がそれぞれ有する板状の部分によって角部が形成される。さらに、サイドボディの上端部およびクロスメンバを上方から覆うようにルーフパネルが設けられる。
従来、このような角部において各部材を溶接によって接合する車体構造が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された車体構造では、車幅方向に延びるリヤルーフレールと、上下方向に延びるリヤピラーアウタと、が接合されるとともに、ルーフパネルと各部材とが、エクステンションを介して接続されている。
特開2016−88447号公報
特許文献1に記載された車体構造では、適宜な位置で各部材を溶接することにより角部の強度の向上を図っている。しかしながら、車体構造における角部は、走行時の振動等による外力によって変形が生じやすい部位であり、溶接位置を工夫するだけでは変形を充分に抑制することは困難であった。このように角部が変形することにより、各部材間に設けられたシール材の割れや剥がれが生じてしまう可能性がある。また、車両ボディには、後端且つ上部以外にも角部が形成されることがあり、後端且つ上部と同様に変形を抑制することが望まれていた。
本発明の目的は、変形を抑制することができる車体角部構造を提供することにある。
本発明の車体角部構造は、第1板部と第2板部と第3板部とが接合されることで3面が交差した角部が形成される車体角部構造であって、前記第1板部および前記第2板部は、一方の端部が他方に沿うように屈曲されることで車外側に凸のL字状角部を構成し、前記第3板部は、その端部に、前記第1板部の車外側に重ねられる第1重なり部と、前記第2板部の車外側に重ねられる第2重なり部と、前記第1重なり部と前記第2重なり部との間に形成された切欠き部と、を有し、前記L字状角部が車内側から車外側に向かって前記切欠き部を通過するとともに、前記第1板部および前記第2板部のうち前記切欠き部の車外側に位置する部分が、前記切欠き部の底部に当接し、前記第1重なり部が少なくとも前記第1板部に接合され、前記第2重なり部が少なくとも前記第2板部に接合されることを特徴とする。
本発明の車体角部構造によれば、変形を抑制することができる。
本発明の実施例に係る車体角部構造を示す斜視図である。 前記車体角部構造の要部を拡大して示す側面図である。 前記車体角部構造においてパネル部材を外した様子を示す斜視図である。 前記車体角部構造を車室内側から見た様子を示す側面図である。 前記車体角部構造においてリンフォースを外すとともに車室内側から見た様子を示す側面図である。 図3のX1−X1線に沿った断面図である。 図4のX2−X2線に沿った断面図である。
請求項1に記載された発明は、第1板部と第2板部と第3板部とが接合されることで3面が交差した角部が形成される車体角部構造であって、第1板部および第2板部は、一方の端部が他方に沿うように屈曲されることで車外側に凸のL字状角部を構成し、第3板部は、その端部に、第1板部の車外側に重ねられる第1重なり部と、第2板部の車外側に重ねられる第2重なり部と、第1重なり部と第2重なり部との間に形成された切欠き部と、を有し、L字状角部が車内側から車外側に向かって切欠き部を通過するとともに、第1板部および第2板部のうち切欠き部の車外側に位置する部分が、切欠き部の底部に当接し、第1重なり部が少なくとも第1板部に接合され、第2重なり部が少なくとも第2板部に接合されることを特徴とする。
このような本発明によれば、第1板部および第2板部によって構成されるL字状角部が、車内側から車外側に向かって第3板部の切欠き部を通過することで、L字状角部が第1重なり部と第2重なり部とによって挟み込まれる。ここで、第1重なり部が少なくとも第1板部に接合され、第2重なり部が少なくとも第2板部に接合されることにより、L字状角部の移動(特にL字状角部が挟み込まれる方向の移動)が抑制される。また、L字状角部が切欠き部の底部に当接することで、L字状角部が第3板部に近づくことが規制される。このようにL字状角部の移動が抑制されることで、3面が交差した角部の変形を抑制することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例の車体角部構造10は、図1に示すように、車体全体のうち後端且つ上部に位置する。尚、車体角部構造10は、車幅方向の両側に形成されるが、以下では一方側(右側)についてのみ説明する。本実施例では、車両の進行方向(前後方向)をX方向とし、車幅方向をY方向とし、上下方向をZ方向とする。また、Y方向において、車両の中心側を「内側」とし、車外側を「外側」とする。
車体角部構造10は、図2、3にも示すように、リアピラー2と、サイドボディアウタパネル3と、ルーフバックインナエクステンション4と、ルーフパネル5と、が接合されることにより、3面が交差した角部が形成されるものである。これらの各部材は、板金に曲げ加工や打ち抜き加工等を施すことによって形成されている。
リアピラー2は、サイドボディアウタパネル3の後端部においてZ方向に沿って延びる部材である。リアピラー2の上端には、その一部としてサイドボディアウタエクステンション21が設けられている。リアピラー2の内側には、図4に示すようにリアピラーインナリンフォース6が設けられている。
サイドボディアウタエクステンション21は、YZ平面に沿った第1板部としての本体板部211と、本体板部211のY方向外側端縁に連続するとともにZX平面に沿って延びるフランジ部212と、本体板部211の上端縁に連続するとともにX方向前方側に向かって延びる前方延長部213と、を有する。
リアピラーインナリンフォース6は、リアピラー2の補強部材であって、Z方向に沿って延びる両端縁がリアピラー2に接合されることで、リアピラー2とともに筒状の部材を構成する。リアピラーインナリンフォース6には、開口部61が形成され、後述するように溶接用のガンが挿通されるようになっている。
サイドボディアウタパネル3は、ZX平面に沿って延びる部材であって、車体の側面形状を形成する。サイドボディアウタパネル3の上端部31は、X方向に沿って延びており、XY平面に沿って延びる上面部311と、ZX平面に沿って延びるとともにY方向内側を向いた内面部312と、を有する。内面部312は、サイドボディアウタエクステンション21のフランジ部212が重ねられる第1領域312Aと、第1領域312Aの前方において内側延長部313が形成された第2領域312Bと、を有する。内側延長部313は、内面部312の下端縁の一部が折り曲げられてフランジ状に形成されたものであり、上面部311よりも下方においてXY平面に沿って延び、第2板部として機能する。
サイドボディアウタパネル3の車内側には、図4、5に示すように、クォータウィンドエクステンション7が設けられることで補強されている。クォータウィンドエクステンション7は、X方向を長手方向とするとともにZX平面に沿って延びている。
ルーフバックインナエクステンション4は、ルーフパネル5の後端部且つ下方に配置されてY方向に沿って延びるクロスメンバの端部を構成する部材であって、XY平面に沿って延びることで第3板部として機能する。ルーフバックインナエクステンション4は、Y方向外側端部において、YZ平面に沿って延びる第1重なり部41と、XY平面に沿って延びる第2重なり部と、が突出しており、第1重なり部41と第2重なり部42との間には切欠き部43が形成されている。
切欠き部43は、第1重なり部41の上端縁(Y方向に沿って延びる端縁)411と、第2重なり部42の後端縁(Y方向に沿って延びる端縁)421と、上方視においてX方向に沿うとともに後方に向かうにしたがって下方に向かうように傾斜した底部431と、によって構成されている。即ち、底部431は、第1重なり部41と第2重なり部42との間においてY方向外側を向いた端縁である。
ルーフパネル5は、パネル部材として機能するものであって、XY平面に沿うことで第2板部としての内側延長部313およびルーフバックインナエクステンション4を車外側から覆うパネル本体51と、パネル本体51の後端縁が下方側に屈曲されて第1板部としての本体板部211の一部を車外側から覆う屈曲部52と、を有する。
次に、各部材の位置関係について説明する。まず、サイドボディアウタエクステンション21のフランジ部212が、サイドボディアウタパネル3の上端部31の内面部312に対してY方向内側に重ねられる。また、サイドボディアウタエクステンション21は、内側延長部313に沿うように屈曲された前方延長部213を有しており、前方延長部213の上面(車外側)に内側延長部313が重ねられる。これにより、Z方向に沿って延びる本体板部211と、X方向に沿って延びる前方延長部213及び内側延長部313と、によって、車外側に凸に形成されるとともにY方向から見てL字状のL字状角部20が構成される。尚、L字状角部を構成する2つの部材は、いずれもが相手に沿うように屈曲されていてもよい。
また、ルーフバックインナエクステンション4の第1重なり部41が本体板部211の後面(車外側)に重ねられ、第2重なり部42が内側延長部313の上面(車外側)に重ねられる。これにより、L字状角部20が切欠き部43に位置付けられ、L字状角部20が車内側から車外側に向かって切欠き部43を通過する。即ち、本体板部211および内側延長部313が上方または後方から見て重なり部41、42によってその一部が隠されるとともに、切欠き部43においてL字状角部20が露出する。
また、L字状角部20は、切欠き部43の底部431に当接する。即ち、底部431のうち第2重なり部42の後端縁421との境界部分に対し、内側延長部313および前方延長部213がY方向外側から当接し、底部431のうち第1重なり部41の上端縁411との境界部分に対し、本体板部211がY方向外側から当接する。尚、L字状角部20および切欠き部43をY方向内側から見ると、内側延長部313および前方延長部213と、本体板部211と、底部431と、によって三角形状の開口が形成されている。また、切欠き部43およびL字状角部20を下方側から見ると、図5に示すように、切欠き部43を通して前方延長部213が見えるようになっている。
さらに、ルーフパネル5のパネル本体51が、第2重なり部42の上面(車外側)、及び、内側延長部313のうち第2重なり部42が重ねられない部分の上面(車外側)に重ねられる。また、ルーフパネル5の屈曲部52が、第1重なり部41の後面(車外側)、及び、本体板部211のうち第1重なり部41が重ねられない部分の上面(車が該側)に重ねられる。
このように各部材が重なることにより、車体角部構造10には図6に示すように、パネル本体51と第2重なり部42と内側延長部313との3枚が上方から順に重なった第1重なり領域A1、パネル本体51と第2重なり部42と内側延長部313と前方延長部213との4枚が上方から順に重なった第2重なり領域A2、パネル本体51と内側延長部313と前方延長部213との3枚が上方から順に重なった第3重なり領域A3、及び、屈曲部52と第1重なり部41と本体板部211との3枚が後方から順に重なった第4重なり領域A4が形成される。
以上のような重なり領域A1〜A4のそれぞれにおいて、適宜な箇所が溶接されることにより、各部材が接合される。溶接個所SPの例を図4に示す。このように、パネル本体51と第2重なり部42と内側延長部313との3枚が接合され、屈曲部52と第1重なり部41と本体板部211との3枚が接合される。さらに、切欠き部43において、パネル本体51と、L字状角部20を構成する内側延長部313および前方延長部213と、の3枚が接合される。
尚、製造上、溶接可能な重なり枚数が制限されることがある。例えば3枚同時の溶接が上限となる場合には、4枚が重なる第2重なり領域A2においては、上方から3枚を溶接してもよいし、下方から3枚を溶接してもよいし、上方から3枚の溶接と、下方から3枚の溶接と、の両方を行ってもよい。
また、上記のような溶接は、リアピラー2に対するリアピラーインナリンフォース6の取り付けの前後いずれにおいて行ってもよい。取り付け後に溶接する場合、リアピラーインナリンフォース6の適宜な開口部に溶接用のガンを挿通すればよい。ここで、開口部61は、図7に示すように、リアピラーインナリンフォース6のうち切欠き部43の底部431に沿って傾斜した部分に形成されており、一点鎖線で示すように溶接用のガンを挿通することができ、L字状角部20を溶接しやすくなっている。
車体角部構造10において、以下に説明するように各部材間の第1〜第3シーリング部S1〜S3にシール部材が設けられ、車外の水が部材間を通過して車内に向かうことが抑制される。第1シーリング部S1は、内面部312と内側延長部313との境界であり且つ内側延長部313のうち第2重なり部42の外側に沿った部分であり、主としてパネル本体51と内面部312との間の止水を目的としている。第2シーリング部S2は、第1シーリング部S1の後端に連続するとともに、内面部312のうちフランジ部212の外側に沿った部分であり、主として上端部31とサイドボディアウタエクステンション21との間の止水を目的としている。第3シーリング部S3は、第1シーリング部S1の後端に連続するとともに、本体板部211のうち第1重なり部41の外側に沿った部分であり、主として屈曲部52とサイドボディアウタエクステンション21との間の止水を目的としている。また、第1シーリング部S1および第3シーリング部S3は、ルーフパネル5の外縁に沿っている。
このような本実施例によれば、以下のような効果がある。即ち、本体板部211および内側延長部313によって構成されるL字状角部20が、車内側から車外側に向かってルーフバックインナエクステンション4の切欠き部43を通過することで、L字状角部20が第1重なり部41と第2重なり部42とによって挟み込まれる。ここで、第1重なり部41が本体板部211に接合され、第2重なり部42が内側延長部313に接合されることにより、L字状角部20の移動(特にL字状角部20が挟み込まれる方向の移動)が抑制される。また、L字状角部20が切欠き部43の底部431に当接することで、L字状角部20がルーフバックインナエクステンション4に近づくことが規制される。このようにL字状角部20の移動が抑制されることで、3面が交差した角部の変形を抑制することができる。
このように3面が交差した角部の変形を抑制することにより、各部材とルーフパネル5との間に設けられたシール部材の割れや剥離を抑制することができる。
また、パネル本体51と第2重なり部42と内側延長部313との3枚が接合され、屈曲部52と第1重なり部41と本体板部211との3枚が接合されることにより、L字状角部20を挟む位置においてルーフパネル5が各部材と接合される。さらに、ルーフパネル5がL字状角部20に接合されている。これにより、L字状角部20への応力集中を抑制し、3部材が接合される角部の変形を抑制することができる。このように変形を抑制することにより、ルーフパネル5と他の部材との間に隙間が生じにくく、シール性を向上させることができる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、パネル本体51と第2重なり部42と内側延長部313との3枚が接合され、屈曲部52と第1重なり部41と本体板部211との3枚が接合されるものとしたが、このような接合に限定されない。即ち、第2重なり部42と内側延長部313との少なくとも2枚が接合されるとともに、第1重なり部41と本体板部211との少なくとも2枚が接合されていればよく、別の位置においてルーフパネル5と第2重なり部42とが接合され、屈曲部52と第1重なり部41とが接合されてもよい。また、ルーフパネル5がL字状角部20を挟む位置において各部材に接合され、充分な強度が得られる場合には、切欠き部43においてルーフパネル5がL字状角部20に接合されなくてもよい。
また、前記実施例では、ZX平面に沿った本体板部211と、XY平面に沿った内側延長部313と、によってL字状角部20が形成されるとともに、YZ平面に沿ったルーフバックインナエクステンション4に切欠き部43が形成されるものとしたが、YZ平面に沿った部材と、ZX平面又はXY平面に沿って延びる部材と、によってL字状角部が形成されるとともに、L字状角部を構成しない部材に切欠き部が形成されるものとしてもよい。
また、前記実施例では、L字状角部20および切欠き部43を有する車体角部構造10が車両全体の後端且つ上部に位置するものとしたが、このような車体角部構造は、車体の形状に応じて適宜な位置に設けられればよく、車両全体の前端または前端近傍に設けられてもよいし、下部に設けられてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施例に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
10 車体角部構造
20 L字状角部
211 本体板部(第1板部)
313 内側延長部(第2板部)
4 ルーフバックインナエクステンション(第3板部)
41 第1重なり部
42 第2重なり部
43 切欠き部
431 底部
5 ルーフパネル(パネル部材)
51 パネル本体
52 屈曲部

Claims (2)

  1. 第1板部と第2板部と第3板部とが接合されることで3面が交差した角部が形成される車体角部構造であって、
    前記第1板部および前記第2板部は、一方の端部が他方に沿うように屈曲されることで車外側に凸のL字状角部を構成し、
    前記第3板部は、その端部に、前記第1板部の車外側に重ねられる第1重なり部と、前記第2板部の車外側に重ねられる第2重なり部と、前記第1重なり部と前記第2重なり部との間に形成された切欠き部と、を有し、
    前記L字状角部が車内側から車外側に向かって前記切欠き部を通過するとともに、前記第1板部および前記第2板部のうち前記切欠き部の車外側に位置する部分が、前記切欠き部の底部に当接し、
    前記第1重なり部が少なくとも前記第1板部に接合され、前記第2重なり部が少なくとも前記第2板部に接合されることを特徴とする車体角部構造。
  2. 前記第2板部を車外側から覆うパネル本体と、該パネル本体の端縁が屈曲されて前記第1板部の一部を車外側から覆う屈曲部と、を有するパネル部材がさらに設けられ、
    前記パネル本体が前記第2重なり部に重ねられ、前記屈曲部が、前記第1重なり部に重ねられ、前記パネル本体が前記L字状角部に重ねられ、
    前記第1板部と前記第1重なり部と前記屈曲部との少なくとも3枚が接合され、前記第2板部と前記第2重なり部と前記パネル本体との少なくとも3枚が接合され、前記L字状角部と前記パネル本体とが接合されることを特徴とする請求項1に記載の車体角部構造。
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