JP2008078353A - 光送信装置 - Google Patents

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Mitsushi Yamada
光志 山田
Munechika Kubota
宗親 久保田
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Abstract

【解決課題】温度変化が生じても、温度制御することなく、出力光のパワーを一定にすることができるようにする。
【解決手段】半導体レーザ16がレーザ光を連続的に発して、光変調器18にレーザ光を入力し、信号源30からの高周波電気信号に応じて、光変調器18は、透過するレーザ光のパワーを変調して出力する。このとき、フィードフォワード制御部40によって、検知された温度に応じて、直流電源28の直流電流を制御し、半導体レーザ16から目標値のパワーのレーザ光を発するように制御する。また、フィードバック制御部42によって、DCフォトカレントの電流値に応じて、高周波電気信号に与えるバイアス源38のバイアスを制御して、光変調器18から出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように制御する。このように、光送信装置10全体として、出力されるレーザ光のAPC機能を実現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光送信装置に係り、特に、半導体レーザから発光されたレーザ光を変調して出力する光送信装置に関する。
従来より、半導体レーザと変調器とが集積された変調器集積化半導体レーザにおいて、温度変化によって出力光のパワーが変動してしまうため、変調器集積化半導体レーザに温度制御素子が備えられていた。これによって、温度を一定に保ち、出力光のパワーを一定に保っていた。
しかしながら、今日、低消費電力化が求められているため、消費電力が非常に大きい温度制御素子を備えていない集積化光源装置が知られている(例えば、特許文献1)。この集積化光源装置では、変調器部の光量電流をモニタ回路で検出し、レーザ部にフィードバックすることで、レーザ部の出力光のパワーを一定にしている。
特許2616206号
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、温度変化によって影響を受けるのは、レーザ光と変調器部の両方であるため、たとえレーザ部の出力光のパワーを一定できたとしてもその後の変調器部の特性が変化してしまうと、最終的な出力光のパワーが一定にならない、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、温度変化が生じても、温度制御することなく、出力光のパワーを一定にすることができる光送信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために第1の発明に係る光送信装置は、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する半導体レーザと、前記半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する光変調器と、レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与え、前記変調信号を前記光変調器に出力する信号出力源と、自装置内の温度を検知する温度センサと、前記温度センサによって検知された温度に応じて、前記光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、前記信号出力源から出力される前記変調信号の振幅又はバイアスを制御する信号制御手段とを含んで構成されている。
第1の発明に係る光送信装置によれば、半導体レーザによって、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する。また、信号出力源によって、レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与えて、光変調器に出力し、光変調器によって、半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する。
また、温度センサによって、自装置内の温度を検知し、温度センサによって検知された温度に応じて、信号制御手段によって、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、信号出力源から出力される変調信号の振幅又はバイアスを制御する。
このように、半導体レーザから、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発すると共に、検知された温度に応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、変調信号の振幅又はバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、温度制御することなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができる。
第2の発明に係る光送信装置は、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する半導体レーザと、前記半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する光変調器と、レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与え、前記変調信号を前記光変調器に出力する信号出力源と、前記光変調器から出力されるレーザ光を受光する出力光センサと、前記出力光センサによって受光されたレーザ光に応じて、前記光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、前記信号出力源から出力される前記変調信号の振幅値又はバイアス値を制御する信号制御手段とを含んで構成されている。
第2の発明に係る光送信装置によれば、半導体レーザによって、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する。また、信号出力源によって、レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与えて、光変調器に出力し、光変調器によって、半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する。
また、出力光センサによって、光変調器から出力されるレーザ光を受光し、出力光センサによって受光されたレーザ光に応じて、信号制御手段によって、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、変調信号の振幅値又はバイアス値を制御する。
このように、半導体レーザから、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発すると共に、光変調器から出力されるレーザ光に応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、変調信号の振幅又はバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、温度制御することなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができる。
第3の発明に係る光送信装置は、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する半導体レーザと、前記半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する電界吸収型の光変調器と、レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与え、前記変調信号を前記光変調器に出力する信号出力源と、前記光変調器から出力される光電流に応じて、前記光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、前記信号出力源から出力される前記変調信号の振幅値又はバイアス値を制御する信号制御手段とを含んで構成されている。
第3の発明に係る光送信装置によれば、半導体レーザによって、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する。また、信号出力源によって、レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与えて、光変調器に出力し、電界吸収型の光変調器によって、半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する。
このとき、光変調器によって、半導体レーザから発せられたレーザ光を吸収して、光電流が出力される。そして、光変調器から出力される光電流に応じて、信号制御手段によって、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、信号出力源から出力される変調信号の振幅値又はバイアス値を制御する。
このように、半導体レーザから、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発すると共に、光変調器から出力される光電流に応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、変調信号の振幅又はバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、温度制御することなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができる。
第2の発明及び第3の発明に係る光送信装置は、自装置内の温度を検知する温度センサと、半導体レーザに駆動電流を供給する電源回路と、温度センサによって検知された温度に応じて、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーが目標値となるように、電源回路によって供給される駆動電流を制御する電源制御手段とを含むことができる。これにより、検知された温度に応じて、半導体レーザに供給する駆動電流を制御して、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーを目標値とすることができる。
第1の発明〜第3の発明に係る光送信装置は、半導体レーザから発せられたレーザ光を受光する半導体レーザ光センサと、半導体レーザに駆動電流を供給する電源回路と、半導体レーザ光センサによって受光されたレーザ光に応じて、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーが目標値となるように、電源回路によって供給される駆動電流を制御する電源制御手段とを含むことができる。これにより、半導体レーザから発せられたレーザ光に応じて、半導体レーザに供給する駆動電流を制御して、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーを目標値とすることができる。
第1の発明及び第2の発明に係る光変調器は、電界吸収型の光変調器であって、光送信装置は、半導体レーザに駆動電流を供給する電源回路と、光変調器から出力される光電流に応じて、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーが目標値となるように、電源回路によって供給される駆動電流を制御する電源制御手段とを更に含むことができる。これにより、光変調器から出力される光電流に応じて、半導体レーザに供給する駆動電流を制御して、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーを目標値とすることができる。
上記の光送信装置は、変調信号の反射を抑圧するために、光変調器と並列に接続された終端抵抗を更に含み、終端抵抗は、半導体レーザ及び光変調器と同一の半導体基板上に設けられていないことを特徴とすることができる。これにより、発熱する終端抵抗が、半導体レーザ及び光変調器から離れた位置に設けられるため、半導体レーザ及び光変調器の温度上昇が抑制され、装置全体として消費電力を更に抑えることができる。
上記の半導体レーザ及び光変調器を別々に形成し、形成された半導体レーザ及び光変調器の各々を、1つの半導体基板上に集積化することができる。
また、上記の半導体レーザ及び光変調器を、1つの半導体基板上に形成して集積化することができる。
第1の発明及び第2の発明に係る光変調器を、電界吸収型の光変調器、マッハツエンダ型の光変調器、及び方向性結合器型の光変調器の何れか一つとすることができる。
以上説明したように、本発明の光送信装置によれば、半導体レーザから、パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発すると共に、検知された温度、光変調器から出力されるレーザ光、又は出力される光電流に応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、変調信号の振幅又はバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、温度制御することなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る光送信装置10は、集積化回路12を内蔵したモジュール本体14を備え、集積化回路12には、半導体レーザ16と電界吸収型の光変調器18とが集積化されて設けられている。
また、光変調器18から出力された光を伝送するための光ファイバ20が、モジュール本体14に接続されており、光変調器18の光出力部分と光ファイバ20との間には、レンズ22が設けられている。また、信号線や、電源線、接地線などの複数の配線24がモジュール本体14に接続されている。
次に、光送信装置10の回路構成について図2を用いて説明する。モジュール本体14内の集積化回路12には、同一の半導体基板上に、半導体レーザ16と、光変調器18と、モジュール本体14内の温度を検知して、検知した温度を示す検知信号を出力する温度センサとしてのサーミスタ26が設けられている。
また、モジュール本体14の外部に、半導体レーザ16に駆動電流としての直流電流を供給するための電源回路としての直流電源28が設けられており、直流電源は、モジュール本体14の内部に設けられている半導体レーザ16に接続されている。
また、モジュール本体14の外部に、変調信号としての高周波電気信号を出力して光変調器18に印加する信号源30が設けられており、信号源30は、コンデンサ32を介在して、光変調器18に接続されている。また、信号源30から出力される高周波電気信号にバイアスを与えるためのバイアス源38が設けられており、バイアス源38は、光変調器18に接続されている。なお、本発明に係る信号出力源は、信号源30及びバイアス源38に相当する。
図3に示すように、光変調器18に印加される電圧が高くなるほど、光変調器18のレーザ光の透過率が低下すると共に、レーザ光を吸収して光変調器18から出力するDCフォトカレントの電流値が大きくなる。一方、光変調器18に印加される電圧が低くなるほど、光変調器18のレーザ光の透過率が上昇すると共に、レーザ光を吸収して光変調器18から出力するDCフォトカレントの電流値が小さくなる。
また、モジュール本体14の外部に、光変調器18がレーザ光を受光した際に出力する光電流としてのDCフォトカレントの電流値を計測するための電流計34が設けられており、電流計34は、DCフォトカレントの低周波成分のみを通電するためのコイル36を介在して、光変調器18に接続されている。
光送信装置10には、サーミスタ26の検知信号が示す温度に基づいて、直流電源28が供給する直流電流の電流値を制御するフィードフォワード制御部40が設けられている。フィードフォワード制御部40には、温度と電流値とを対応させたルックアップテーブルが記憶されており、フィードフォワード制御部40は、ルックアップテーブルに基づいて、サーミスタ26の検知信号が示す温度に対応する電流値の直流電流が供給されるように直流電源28を制御する。ルックアップテーブルには、温度変化による半導体レーザ16が発するレーザ光のパワーの変化に対応するように、検知される温度に応じて、半導体レーザ16が発するレーザ光のパワーが予め定められた目標値となるように、半導体レーザ16に供給する直流電流の電流値が定められている。すなわち、温度が高く変化すると、半導体レーザ16が発するレーザ光のパワーが低下し、温度が低く変化すると、レーザ光のパワーが上昇するため、ルックアップテーブルには、検知される温度が高いほど、大きい電流値が対応して定められており、一方、検知される温度が低いほど、小さい電流値が対応して定められている。
また、光送信装置10には、電流計34が計測した電流値に基づいて、バイアス源38が高周波電気信号に与えるバイアスを制御するフィードバック制御部42が設けられている。フィードバック制御部42には、電流値とバイアス値とを対応させたルックアップテーブルが記憶されており、フィードバック制御部42は、ルックアップテーブルに基づいて、電流計34が計測した電流値に対応するバイアス値のバイアスが高周波電気信号に与えられるようにバイアス源38を制御する。ルックアップテーブルには、温度変化による光変調器18の出力特性の変化に対応するように、計測されるDCフォトカレントの電流値に応じて、光変調器18によって出力されるDCフォトカレントの電流値が所定値になり、光変調器18によって出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように、高周波電気信号に与えられるバイアスのバイアス値が定められている。すなわち、DCフォトカレントの電流値が大きくなると、光変調器18の透過率が低下し、光変調器18から出力されるレーザ光のパワーが低下し、DCフォトカレントの電流値が小さくなると、光変調器18の透過率が上昇し、光変調器18から出力されるレーザ光のパワーが上昇するため、ルックアップテーブルには、計測される電流値が大きいほど、大きいバイアス値が対応して定められており、一方、計測される電流値が小さいほど、小さいバイアス値が対応して定められている。
なお、光変調器18によって出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように制御するとは、光変調器18によって出力されるレーザ光の光信号がオンのときのパワーが所定値となるように制御することを示している。
また、図4に示すように、モジュール本体14内の集積化回路12は、同一の半導体基板上に、半導体レーザ16や光変調器18が形成されている。なお、半導体レーザ16及び光変調器18を別々に形成し、別々に形成された半導体レーザ16及び光変調器18を、ハイブリッドに同一の半導体基板上に設けるようにしてもよい。
また、モジュール本体14内には、高周波電気信号の反射を抑圧するために光変調器18に電気的に並列に接続される終端抵抗50が、半導体レーザ16や光変調器18が設けられている半導体基板上ではなく、半導体レーザ16や光変調器18よりも、よりモジュール本体14に近い位置に設けられている。これにより、終端抵抗50で発生するジュール熱が、モジュール本体14を通して放熱される。すなわち、半導体レーザ16や光変調器18に対して、終端抵抗50がモジュール本体14の反対側に位置づけられた実装形態に比べて、半導体レーザ16や光変調器18の温度上昇が抑制される。
次に第1の実施の形態に係る光送信装置10の動作について説明する。
直流電源28から直流電流が半導体レーザ16に供給されると、半導体レーザ16がレーザ光を連続的に発し、光変調器18にレーザ光を入力する。このとき、サーミスタ26によって、モジュール本体14内の温度を示す検知信号をフィードフォワード制御部40に出力し、フィードフォワード制御部40によって、検知信号が示す温度に対応する電流値の直流電流を直流電源28によって供給させて、半導体レーザ16から目標値のパワーのレーザ光を発するように制御する。
そして、信号源30から光変調器18に高周波電気信号に入力し、光変調器18は、高周波電気信号に応じて、透過するレーザ光のパワーを変調することにより、入力された高周波電気信号を、レーザ光の光信号に変換して出力する。このレーザ光の光信号は、光ファイバ20に入力されて、光送信装置10の外部に出力される。
このとき、電流計34によって、光変調器18が出力するDCフォトカレントを計測し、計測した電流値データをフィードバック制御部42に出力する。そして、フィードバック制御部42によって、DCフォトカレントの電流値に対応するバイアス値のバイアスをバイアス源38によって高周波電気信号に与えて、光変調器18によって出力されるDCフォトカレントの電流値が所定値となるように調整し、光変調器18によって透過されて出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように制御する。
上記のように、フィードフォワード制御部40及びフィードバック制御部42により、光送信装置10全体として、出力されるレーザ光のAPC(Auto Power Control)機能を実現する。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る光送信装置によれば、検知された温度に応じて、半導体レーザに供給する直流電流を制御して、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーを目標値とすると共に、光変調器から出力されるDCフォトカレントに応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、高周波電気信号に与えるバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、消費電力の大きい温度制御素子を用いることなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができ、また、消費電力を抑えることができる。
また、発熱する終端抵抗が、半導体レーザ及び光変調器よりもモジュール本体に近い位置に設けられ、離れた位置に設けられているため、半導体レーザ及び光変調器の温度上昇が抑制され、モジュール全体として消費電力を更に抑えることができる。
また、モジュール本体内の素子数が少ないので、チップ面積を小さくすることができる。また、光センサを用いないため、半導体レーザ及び光変調器を集積化したモジュールをアレイにしやすい。
なお、上記の実施の形態では、DCフォトカレントに基づくフィードバック制御によって、信号源から出力された高周波電気信号にバイアスを与えるバイアス源を制御する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、図2の点線に示すように、フィードバック制御によって、信号源を制御して、信号源から出力される高周波電信号の振幅やバイアスを調整して、光変調器から出力されるレーザ光のパワーが所定値になるように制御してもよい。この場合、フィードバック制御部のルックアップテーブルには、計測される電流値が大きいほど、大きい振幅値又はバイアス値が定められており、一方、計測される電流値が小さいほど、小さい振幅値又はバイアス値が定められている。
また、上記の実施の形態では、検知された温度に基づいて、半導体レーザに供給する直流電流をフィードフォワード制御し、光変調器から出力されるDCフォトカレントに基づいて、高周波電気信号に与えるバイアスをフィードバック制御する場合を例に説明したが、光変調器から出力されるDCフォトカレントに基づいて、半導体レーザに供給する直流電流をフィードバック制御して、半導体レーザによって出力されるレーザ光のパワーが目標値となるように制御し、また、検知された温度に基づいて、高周波電気信号に与えるバイアスをフィードフォワード制御して、光変調器から出力されるレーザ光のパワーが所定値になるように制御し、光送信装置全体として、出力されるレーザ光のAPC機能を実現するようにしてもよい。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成になっている部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態では、光変調器から出力されたレーザ光を受光する出力光センサを設けて、出力光センサの出力に基づいて、光変調器をフィードバック制御している点が第1の実施の形態と異なっている。
図5に示すように、第2の実施の形態に係る光送信装置210では、集積化回路212において、光変調器18に対して半導体レーザ16と反対側の位置に、光変調器18から出力されたレーザ光を受光する出力光センサ214が設けられている。
また、モジュール本体14の外部に、出力光センサ214がレーザ光を受光した際に出力するDCフォトカレントの電流値を計測するための電流計234が設けられており、電流計234は、出力光センサ214に接続されている
また、光送信装置210には、電流計234が計測した出力光センサからのDCフォトカレントの電流値に基づいて、バイアス源38が高周波電気信号に与えるバイアスを制御するフィードバック制御部242が設けられている。フィードバック制御部242には、電流値とバイアス値とを対応させたルックアップテーブルが記憶されており、フィードバック制御部242は、ルックアップテーブルに基づいて、電流計234が計測した電流値に対応するバイアス値のバイアスがバイアス源38によって高周波電気信号に与えられるように制御する。ルックアップテーブルには、温度変化による光変調器18の出力特性の変化に対応するように、計測されるDCフォトカレントの電流値に応じて、出力光センサ214によって出力されるDCフォトカレントの電流値が所定値になり、光変調器18によって出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように、高周波電気信号に与えられるバイアスのバイアス値が定められている。すなわち、計測されるDCフォトカレントの電流値が大きくなると、光変調器18から出力されるレーザ光のパワーが上昇しており、DCフォトカレントの電流値が小さくなると、光変調器18から出力されるレーザ光のパワーが低下しているため、ルックアップテーブルには、計測される電流値が大きいほど、小さいバイアス値が対応して定められており、一方、計測される電流値が小さいほど、大きいバイアス値が対応して定められている。
なお、光送信装置210の他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
次に第2の実施の形態に係る光送信装置210の動作について説明する。
直流電源28から直流電流が半導体レーザ16に供給され、半導体レーザ16から光変調器18にレーザ光を入力する。このとき、フィードフォワード制御部40によって、サーミスタ26からの検知信号が示す温度に対応する電流値の直流電流を直流電源28によって供給させて、半導体レーザ16から目標値のパワーのレーザ光を発するように制御する。
そして、信号源30から光変調器18に高周波電気信号に入力し、光変調器18は、高周波電気信号に応じて、透過するレーザ光のパワーを変調することにより、入力された高周波電気信号を、レーザ光の光信号に変換して出力する。このレーザ光の光信号は、出力光センサ214に入力されると共に、光ファイバ20に入力されて、光送信装置10の外部に出力される。
このとき、電流計234によって、出力光センサ214が受光した光に応じて出力するDCフォトカレントを計測し、計測した電流値データをフィードバック制御部242に出力する。そして、フィードバック制御部242によって、DCフォトカレントの電流値に対応するバイアス値のバイアスをバイアス源38によって高周波電気信号に与えさせて、出力光センサ214によって出力されるDCフォトカレントの電流値を所定値に調整し、光変調器18によって透過されて出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように制御する。
上記のように、フィードフォワード制御部40及びフィードバック制御部242により、光送信装置210全体として、出力されるレーザ光のAPC機能を実現する。
以上説明したように、第2の実施の形態に係る光送信装置によれば、検知された温度に応じて、半導体レーザに供給する直流電流を制御して、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーを目標値とすると共に、光変調器から出力されるレーザ光に応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、高周波電気信号に与えるバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、消費電力の大きい温度制御素子を用いることなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができ、また、消費電力を抑えることができる。
なお、上記の実施の形態では、出力光センサからのDCフォトカレントに基づくフィードバック制御によって、信号源から出力された高周波電気信号にバイアスを与えるバイアス源を制御する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、図5の点線に示すように、フィードバック制御によって、信号源を制御して、信号源から出力される高周波電信号の振幅やバイアスを調整して、光変調器から出力されるレーザ光のパワーが所定値になるように制御してもよい。
また、光変調器として電界吸収型の光変調器を適用した場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、マッハツエンダ型の光変調器や方向性結合器型の光変調器を用いてもよい。
次に、第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成になっている部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第3の実施の形態では、半導体レーザから出力されるレーザ光のバックビームを受光する半導体レーザ光センサとしてのバックビーム光センサを設け、バックビーム光センサの出力に基づいて、半導体レーザに直流電流を供給する直流電源をフィードバック制御している点と、検知される温度に基づいて、光変調器へ出力する高周波電気信号にバイアスを与えるバイアス源をフィードフォワード制御している点とが第1の実施の形態と異なっている。
図6に示すように、第3の実施の形態に係る光送信装置310では、集積化回路312において、半導体レーザ16に対して光変調器18と反対側の位置に、半導体レーザ16から出力されたレーザ光のバックビームを受光するバックビーム光センサ314が設けられている。
また、光送信装置310のモジュール本体14の外部に、バックビーム光センサ314がレーザ光のバックビームを受光した際に出力するDCフォトカレントの電流値を計測するための電流計334が設けられており、電流計334は、バックビーム光センサ314に接続されている。
光送信装置310には、電流計334が計測したバックビーム光センサ314からのDCフォトカレントの電流値に基づいて、直流電源28が供給する直流電流の電流値を制御するフィードバック制御部340が設けられている。フィードバック制御部340には、計測される電流値と供給する電流値とを対応させたルックアップテーブルが記憶されており、フィードバック制御部340は、ルックアップテーブルに基づいて、電流計334が計測した電流値に対応する電流値の直流電流が直流電源28から供給されるように制御する。ルックアップテーブルには、温度変化による半導体レーザ16が発するレーザ光のバックビームのパワーの変化に対応するように、バックビーム光センサから出力されるDCフォトカレントの電流値に応じて、半導体レーザ16が発するレーザ光のパワーが予め定められた目標値となるように、半導体レーザ16に供給する直流電流の電流値が定められている。すなわち、計測されるDCフォトカレントの電流値が大きくなると、半導体レーザ16から出力されるレーザ光のパワーが上昇しており、DCフォトカレントの電流値が小さくなると、半導体レーザ16から出力されるレーザ光のパワーが低下しているため、ルックアップテーブルには、計測される電流値が大きいほど、供給する電流値として小さい電流値が対応して定められており、一方、計測される電流値が小さいほど、供給する電流値として大きい電流値が対応して定められている。
また、光送信装置310には、サーミスタ26の検知信号が示す温度に基づいて、高周波電気信号に与えるバイアスを制御するフィードフォワード制御部342が設けられている。フィードフォワード制御部342には、温度とバイアス値とを対応させたルックアップテーブルが記憶されており、フィードフォワード制御部342は、ルックアップテーブルに基づいて、サーミスタ26の検知信号が示す温度に対応するバイアス値のバイアスがバイアス源によって高周波電気信号に与えられるように制御する。ルックアップテーブルには、温度変化による光変調器18の出力特性の変化に対応するように、検知される温度に応じて、光変調器18によって出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように、高周波電気信号に与えられるバイアスのバイアス値が定められている。すなわち、温度が高く変化すると、光変調器18の透過率が低下して、光変調器18から出力されるレーザ光のパワーが低下し、温度が低く変化すると、光変調器18の透過率が上昇して、光変調器18から出力されるレーザ光のパワーが上昇するため、ルックアップテーブルには、検知される温度が高いほど、大きいバイアス値が対応して定められており、一方、検知される温度が低いほど、小さいバイアス値が対応して定められている。
なお、光送信装置310の他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
次に第3の実施の形態に係る光送信装置310の動作について説明する。
直流電源28から直流電源が半導体レーザ16に供給され、半導体レーザ16から光変調器18にレーザ光を入力する。このとき、フィードバック制御部340によって、電流計334で計測されたバックビーム光センサ314からのDCフォトカレントの電流値に対応する電流値の直流電流を直流電源28によって供給させて、半導体レーザ16から目標値のパワーのレーザ光を発するように制御する。
そして、信号源30から光変調器18に高周波電気信号に入力し、光変調器18は、高周波電気信号に応じて、透過するレーザ光のパワーを変調することにより、入力された高周波電気信号を、レーザ光の光信号に変換して、光ファイバ20を介して、光送信装置10の外部に出力される。
このとき、サーミスタ26によって検知した温度を示す検知信号がフィードフォワード制御部342に出力される。そして、フィードフォワード制御部342によって、検知信号の温度に対応するバイアス値のバイアスを高周波電気信号に与えるようにバイアス源38を制御して、光変調器18によって透過されて出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように制御する。
上記のように、フィードバック制御部340及びフィードフォワード制御部342により、光送信装置310全体として、出力されるレーザ光のAPC機能を実現する。
以上説明したように、第3の実施の形態に係る光送信装置によれば、半導体レーザから発せられたレーザ光のバックビームに応じて、半導体レーザに供給する直流電流を制御して、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーを目標値とすると共に、検知された温度に応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、高周波電気信号に与えるバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、消費電力の大きい温度制御素子を用いることなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができ、また、消費電力を抑えることができる。
なお、上記の実施の形態では、検知された温度に基づくフィードフォワード制御によって、信号源から出力された高周波電気信号にバイアスを与えるバイアス源を制御する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、図6の点線に示すように、フィードフォワード制御によって、信号源を制御して、信号源から出力される高周波電信号の振幅やバイアスを調整して、光変調器から出力されるレーザ光のパワーが所定値になるように制御してもよい。
また、上記の実施の形態では、光変調器として電界吸収型の光変調器を適用した場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、マッハツエンダ型の光変調器や方向性結合器型の光変調器を用いてもよい。
次に、第4の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態及び第3の実施の形態と同様の構成になっている部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第4の実施の形態では、半導体レーザから出力されるレーザ光のバックビームを受光するバックビーム光センサを設けて、バックビーム光センサの出力に基づいて、半導体レーザに直流電流を供給する直流電源をフィードバック制御している点が第1の実施の形態と異なっている。
図7に示すように、第4の実施の形態に係る光送信装置410では、集積化回路412において、半導体レーザ16に対して光変調器18と反対側の位置に、半導体レーザ16から出力されたレーザ光のバックビームを受光するバックビーム光センサ314が設けられている。
また、光送信装置410のモジュール本体14の外部に、バックビーム光センサ314が出力するDCフォトカレントの電流値を計測するための電流計334が設けられている。また、光送信装置410には、電流計334が計測した電流値に基づいて、直流電源28が供給する直流電流の電流値を制御するフィードバック制御部340が設けられており、計測される電流値と供給する電流値とを対応させたルックアップテーブルに基づいて、電流計334が計測した電流値に対応する電流値の直流電流が直流電源28から供給されるように制御する。
また、光送信装置410には、電流計34が計測した電流値に基づいて、バイアス源38が高周波電気信号に与えるバイアスを制御するフィードバック制御部42が設けられ、電流値とバイアス値とを対応させたルックアップテーブルに基づいて、フィードバック制御部42は、電流計34が計測した電流値に対応するバイアス値のバイアスがバイアス源38によって高周波電気信号に与えられるように制御する。
なお、光送信装置310の他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
次に第4の実施の形態に係る光送信装置410の動作について説明する。
直流電源28から直流電源が半導体レーザ16に供給され、半導体レーザ16から光変調器18にレーザ光を入力する。このとき、フィードバック制御部340によって、電流計334で計測されたバックビーム光センサ314からのDCフォトカレントの電流値に対応する電流値の直流電流を直流電源28によって供給させて、半導体レーザ16から目標値のパワーのレーザ光を発するように制御する。
そして、信号源30から光変調器18に高周波電気信号に入力し、光変調器18は、高周波電気信号に応じて、透過するレーザ光のパワーを変調することにより、入力された高周波電気信号を、レーザ光の光信号に変換し、光ファイバ20を介して、光送信装置410の外部に出力する。
このとき、電流計34によって、光変調器18が出力するDCフォトカレントを計測し、計測した電流値データをフィードバック制御部42に出力する。そして、フィードバック制御部42によって、DCフォトカレントの電流値に対応するバイアス値のバイアスをバイアス源38によって高周波電気信号に与えて、光変調器18によって出力されるDCフォトカレントの電流値が所定値になるように調整し、光変調器18によって透過されて出力されるレーザ光のパワーが所定値となるように制御する。
上記のように、フィードバック制御部340及びフィードバック制御部42により、光送信装置410全体として、出力されるレーザ光のAPC機能を実現する。
以上説明したように、第4の実施の形態に係る光送信装置によれば、半導体レーザから発せられたレーザ光のバックビームに応じて、半導体レーザに供給する直流電流を制御して、半導体レーザによって発するレーザ光のパワーを目標値とすると共に、光変調器から出力されるDCフォトカレントに応じて、光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、高周波電気信号に与えるバイアスを制御することにより、温度変化が生じても、消費電力の大きい温度制御素子を用いることなく、出力されるレーザ光のパワーを一定にすることができ、また、消費電力を抑えることができる。
なお、上記の実施の形態では、DCフォトカレントに基づくフィードバック制御によって、信号源から出力された高周波電気信号にバイアスを与えるバイアス源を制御する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、図7の点線に示すように、フィードバック制御によって、信号源を制御して、信号源から出力される高周波電気信号の振幅やバイアスを調整して、光変調器から出力されるレーザ光のパワーが所定値になるように制御してもよい。
また、上記の実施の形態では、半導体レーザのバックビームに基づいて、半導体レーザに供給する直流電流をフィードバック制御し、光変調器から出力されるDCフォトカレントに基づいて、高周波電気信号のバイアスをフィードバック制御する場合を例に説明したが、光変調器から出力されるDCフォトカレントに基づいて、半導体レーザに供給する直流電流をフィードバック制御し、半導体レーザによって出力されるレーザ光のパワーが目標値となるように制御し、また、半導体レーザのバックビームに基づいて、高周波電気信号のバイアスをフィードフォワード制御し、光変調器から出力されるレーザ光のパワーが所定値になるように制御して、光送信装置全体として、出力されるレーザ光のAPC機能を実現するようにしてもよい。
また、半導体レーザのバックビームに基づいて、半導体レーザに供給する直流電流をフィードバック制御して、半導体レーザによって出力されるレーザ光のパワーが目標値となるように制御し、また、第2の実施の形態のように、光変調器から出力されるレーザ光を受光する出力光センサを設け、出力光センサからのDCフォトカレントに基づいて、高周波電気信号のバイアスをフィードバック制御して、光変調器から出力されるレーザ光のパワーが所定値になるように制御し、光送信装置全体として、出力されるレーザ光のAPC機能を実現するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る光送信装置の概要を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光送信装置の構成を示す回路図である。 光変調器に印加される電圧と透過率及びDCフォトカレントとの関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態に係る光送信装置の集積化回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光送信装置の構成を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光送信装置の構成を示す回路図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光送信装置の構成を示す回路図である。
符号の説明
10、210、310、410 光送信装置
12、212、312、412 集積化回路
14 モジュール本体
16 半導体レーザ
18 光変調器
20 光ファイバ
26 サーミスタ
28 直流電源
30 信号源
34、234、334 電流計
38 バイアス源
40、342 フィードフォワード制御部
42、242、340 フィードバック制御部
50 終端抵抗
214 出力光センサ
314 バックビーム光センサ

Claims (10)

  1. パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する半導体レーザと、
    前記半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する光変調器と、
    レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与え、前記変調信号を前記光変調器に出力する信号出力源と、
    自装置内の温度を検知する温度センサと、
    前記温度センサによって検知された温度に応じて、前記光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、前記信号出力源から出力される前記変調信号の振幅又はバイアスを制御する信号制御手段と、
    を含む光送信装置。
  2. パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する半導体レーザと、
    前記半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する光変調器と、
    レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与え、前記変調信号を前記光変調器に出力する信号出力源と、
    前記光変調器から出力されるレーザ光を受光する出力光センサと、
    前記出力光センサによって受光されたレーザ光に応じて、前記光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、前記信号出力源から出力される前記変調信号の振幅値又はバイアス値を制御する信号制御手段と、
    を含む光送信装置。
  3. パワーが目標値になるように制御されたレーザ光を発する半導体レーザと、
    前記半導体レーザから発せられたレーザ光を変調して出力する電界吸収型の光変調器と、
    レーザ光を変調させるための変調信号にバイアスを与え、前記変調信号を前記光変調器に出力する信号出力源と、
    前記光変調器から出力される光電流に応じて、前記光変調器によって出力されるレーザ光のパワーが一定となるように、前記信号出力源から出力される前記変調信号の振幅値又はバイアス値を制御する信号制御手段と、
    を含む光送信装置。
  4. 自装置内の温度を検知する温度センサと、
    前記半導体レーザに駆動電流を供給する電源回路と、
    前記温度センサによって検知された温度に応じて、前記半導体レーザによって発するレーザ光のパワーが前記目標値となるように、前記電源回路によって供給される駆動電流を制御する電源制御手段と、
    を更に含む請求項2又は3記載の光送信装置。
  5. 前記半導体レーザから発せられたレーザ光を受光する半導体レーザ光センサと、
    前記半導体レーザに駆動電流を供給する電源回路と、
    前記半導体レーザ光センサによって受光されたレーザ光に応じて、前記半導体レーザによって発するレーザ光のパワーが前記目標値となるように、前記電源回路によって供給される駆動電流を制御する電源制御手段と、
    を更に含む請求項1〜請求項3の何れか1項記載の光送信装置。
  6. 前記光変調器は、電界吸収型の光変調器であって、
    前記半導体レーザに駆動電流を供給する電源回路と、
    前記光変調器から出力される光電流に応じて、前記半導体レーザによって発するレーザ光のパワーが前記目標値となるように、前記電源回路によって供給される駆動電流を制御する電源制御手段と、
    を更に含む請求項1又は2記載の光送信装置。
  7. 前記変調信号の反射を抑圧するために、前記光変調器と並列に接続された終端抵抗を更に含み、
    前記終端抵抗は、前記半導体レーザ及び前記光変調器と同一の半導体基板上に設けられていないことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項記載の光送信装置。
  8. 前記半導体レーザ及び前記光変調器を別々に形成し、前記形成された半導体レーザ及び光変調器の各々を、1つの半導体基板上に集積化した請求項1〜請求項7の何れか1項記載の光送信装置。
  9. 前記半導体レーザ及び前記光変調器を、1つの半導体基板上に形成して集積化した請求項1〜請求項7の何れか1項記載の光送信装置。
  10. 前記光変調器は、電界吸収型の光変調器、マッハツエンダ型の光変調器、及び方向性結合器型の光変調器の何れか一つである請求項1又は2記載の光送信装置。
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