JP5070819B2 - 固体レーザ装置 - Google Patents

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本発明は、固体レーザ装置に関し、さらに詳しくは、総消費電流を抑制することが出来る固体レーザ装置に関する。
従来、光出力を一定に維持でき且つ半導体レーザの駆動電流が最小になる制御温度に半導体レーザやレーザ光学系に含まれる光学素子の温度を制御する固体レーザ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−235551号公報
上記従来の固体レーザ装置では、例えば、図6に示すように、制御温度Tcを25℃とすると光出力を一定に維持するための半導体レーザの駆動電流Idが約180mAとなり、35℃とすると約150mAとなり、45℃とすると約180mAとなるなら、図7に示すように、例えば制御温度Tc=35℃一定で温度制御していた。これにより、環境温度Tsにかかわらず半導体レーザの駆動電流Idを約150mAにすることが出来た。
しかし、制御温度Tc=35℃一定とするとき、例えば、図8に示すように、環境温度Tsが30℃のときはペルチェ素子に供給するペルチェ電流Ipは約0mAで済むが、環境温度Tsが−10℃のときはペルチェ電流Ipは約800mAが必要になり、環境温度Tsが50℃のときはペルチェ電流Ipは約600mAが必要になる。つまり、環境温度Tsにかかわらず制御温度Tcを一定にしていた場合、半導体レーザの駆動電流Idを常に最小に維持できたとしても、環境温度Tsが−10℃や50℃のときには非常に大きなペルチェ電流Ipが必要となり、総消費電流を抑制できない問題点があった。
そこで、本発明の目的は、総消費電流を抑制することが出来る固体レーザ装置を提供することにある。
第1の観点では、本発明は、励起レーザ光を発生する半導体レーザと、前記半導体レーザに駆動電流を供給する半導体レーザ駆動回路と、前記励起レーザ光によって励起される固体レーザ媒質と、前記固体レーザ媒質を含んで形成される光共振器内に収容され前記光共振器で発振する基本波の高調波を発生する非線形光学素子と、前記高調波が所定出力になるように前記半導体レーザ駆動回路を制御する出力調整回路と、前記半導体レーザと前記固体レーザ媒質と前記非線形光学素子の少なくとも一つの温度が制御温度になるように温度制御する温度制御手段と、環境温度を検出する環境温度検出手段と、前記環境温度の変化に応じて前記制御温度を変化させる制御温度変更手段とを具備したことを特徴とする固体レーザ装置を提供する。
温調のための電流は制御温度と環境温度の差が小さいほど小さくて済むから、光出力を安定に維持できる温度範囲内で制御温度を環境温度に近づけるように変化させることで、環境温度にかかわらず制御温度を一定にするよりも、温調のための電流を小さくすることが出来る。
そこで、上記第1の観点による固体レーザ装置では、環境温度を検出し、環境温度との差があまり大きくならないように、光出力を安定に維持できる温度範囲内で制御温度を変化させる。これにより、制御温度を一定にする場合に比べて、半導体レーザの駆動電流は増えるが、温調のための電流を小さくすることが出来る。そして、半導体レーザの駆動電流が増える分よりも温調のための電流を小さく出来る分の方が大きいため、総消費電流を抑制することが出来る。
第2の観点では、本発明は、前記第1の観点による固体レーザ装置において、前記制御温度変更手段は、固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最低温度においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度を制御温度とし、環境温度範囲の最高温度においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度を制御温度とし、これらの間を連続的に結んだ特性に基づいて、前記制御温度を変化させることを特徴とする固体レーザ装置を提供する。
上記第2の観点による固体レーザ装置では、環境温度範囲の全域で温度制御を行うので、環境温度範囲の全域で安定になる。制御温度を一定にする場合に比べて、半導体レーザの駆動電流は増えるが、温調のための電流を小さくすることが出来る。そして、半導体レーザの駆動電流が増える分よりも温調のための電流を小さく出来る分の方が大きいため、総消費電流を抑制することが出来る。
第3の観点では、本発明は、前記第1の観点による固体レーザ装置において、前記制御温度変更手段は、固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最低温度から温調のための電流が0でも半導体レーザなどの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度になりうる最低温度までの温度範囲においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度を制御温度とし、温調のための電流が0でも半導体レーザなどの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度になりうる最高温度から固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最高温度までの温度範囲においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度を制御温度とし、これらの間を線形に結んだ特性に基づいて、前記制御温度を変化させることを特徴とする固体レーザ装置を提供する。
上記第3の観点による固体レーザ装置では、半導体レーザなどの発熱を加熱に利用するので、温調のための電流がほぼ0になる領域が広くなり、総消費電流を抑制することが出来る。
本発明の固体レーザ装置によれば、光出力を安定に維持しつつ、総消費電流を抑制することが出来る。
以下、図に示す実施例により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る固体レーザ装置100を示す説明図である。
この固体レーザ装置100は、励起レーザ光を発生する半導体レーザ1と、励起レーザ光を集光する集光レンズ系2と、励起レーザ光の入射面に反射面が形成され且つ励起レーザ光により励起されて基本波光を発生する固体レーザ媒質3と、基本波光が入射すると第2高調波光を発生する非線形光学素子4と、固体レーザ媒質3の反射面との間で光共振器を形成する反射面を持つ出力側ミラー5と、出力側ミラー5から外部へ出力される出力レーザ光の一部を透過すると共に残りを分岐するビームスプリッタ6と、分岐光を受光し電気信号に変換するホトダイオード7と、ペルチェ素子と温度センサとを有し半導体レーザ1や固体レーザ媒質3や非線形光学素子4の温調を行うための温調ユニット8と、筐体10と、環境温度Tsを検出するための環境温度検出器9と、半導体レーザ1に駆動電流Idを供給する半導体レーザ駆動回路14と、温調ユニット8の実温度Tpが制御温度Tcに一致するようにペルチェ電流Ipを制御する温度制御回路15と、ホトダイオード7で受光する分岐光の強度が一定になるような駆動電流Idを半導体レーザ1に供給すべく半導体レーザ駆動回路14を制御すると共に温度制御回路15に指示する制御温度Tcを環境温度Tsの変化に応じて変化させる制御部16とを具備している。
図2は、環境温度Tsに応じて制御温度Tcを変化させる特性例を示すグラフである。
この特性例は、固体レーザ装置100が置かれる環境温度範囲の最低温度(−10℃)においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度(25℃)を制御温度Tcとし、環境温度範囲の最高温度(50℃)においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度(45℃)を制御温度Tcとし、温調のための供給電流がほぼ0で実現できる環境温度(30℃)においては半導体レーザ1の駆動電流Idが最小となる温度(35℃)を制御温度Tcとし、これらの間を線形に結んだものである。
図3は、この特性例におけるペルチェ電流Ipの変化を示すグラフである。
例えば、環境温度Tsが−10℃のときは制御温度Tcは約25℃であり、ペルチェ電流Ipは約400mAになる。図6より、制御温度Tc=約25℃で光出力を一定に維持するための半導体レーザ1の駆動電流Idは約180mAになる。合計すると、|Ip|+|Id|=約580mAになる。
一方、図7に示すように環境温度Tsが−10℃でも制御温度Tcを35℃一定とした場合、図6より半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになるが、図8よりペルチェ電流Ipは約800mAになり、|Ip|+|Id|=約950mAになる。
次に、環境温度Tsが30℃のときは制御温度Tcは約35℃であり、ペルチェ電流Ipは約0mAになり、半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになり、|Ip|+|Id|=約150mAとなる。これは図6〜図8と同様である。
次に、環境温度Tsが50℃のときは制御温度Tcは約45℃であり、ペルチェ電流Ipは約−300mAになる。図6より、制御温度Tc=約45℃で光出力を一定に維持するための半導体レーザ1の駆動電流Idは約180mAになる。合計すると、|Ip|+|Id|=約480mAになる。
一方、図7に示すように環境温度Tsが50℃でも制御温度Tcを35℃一定とした場合、図6より半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになるが、図8よりペルチェ電流Ipは約−700mAになり、|Ip|+|Id|=約850mAになる。
実施例1の固体レーザ装置100によれば、環境温度Tsを検出し、環境温度Tsとの差があまり大きくならないように、光出力を安定に維持できる温度範囲内で制御温度Tcを変化させるから、制御温度Tcを一定にする場合に比べて、半導体レーザ1の駆動電流Idは増えるが、ペルチェ電流Ipを小さくすることが出来る。そして、半導体レーザ1の駆動電流Idが増える分よりもペルチェ電流Ipを小さく出来る分の方が大きいため、総消費電流|Ip|+|Id|を抑制することが出来る。よって、乾電池で駆動した場合の電池寿命を延ばすことが出来る。
図4は、環境温度Tsに応じて制御温度Tcを変化させる特性例を示すグラフである。
この特性例は、固体レーザ装置100が置かれる環境温度範囲の最低温度(−10℃)からペルチェ電流Ip=0でも半導体レーザ1などの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度(25℃)になりうる最低温度(20℃)までの温度範囲においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度(25℃)を制御温度Tcとし、ペルチェ電流Ip=0でも半導体レーザ1などの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度(45℃)になりうる最高温度(40℃)から固体レーザ装置100が置かれる環境温度範囲の最高温度(50℃)までの温度範囲においては光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度(45℃)を制御温度Tcとし、これらの間を線形に結んだものである。
図5は、この特性例におけるペルチェ電流Ipの変化を示すグラフである。
例えば、環境温度Tsが−10℃のときは制御温度Tcは約25℃であり、ペルチェ電流Ipは約400mAになる。図6より、制御温度Tc=約25℃で光出力を一定に維持するための半導体レーザ1の駆動電流Idは約180mAになる。合計すると、|Ip|+|Id|=約580mAになる。
一方、図7に示すように環境温度Tsが−10℃でも制御温度Tcを35℃一定とした場合、図6より半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになるが、図8よりペルチェ電流Ipは約800mAになり、|Ip|+|Id|=約950mAになる。
次に、環境温度Tsが20℃のときは制御温度Tcは約25℃であり、ペルチェ電流Ipは約0mAになり、半導体レーザ1の駆動電流Idは約180mAになり、|Ip|+|Id|=約180mAとなる。
一方、図7に示すように環境温度Tsが20℃でも制御温度Tcを35℃一定とした場合、図6より半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになるが、図8よりペルチェ電流Ipは約200mAになり、|Ip|+|Id|=約350mAになる。
次に、環境温度Tsが30℃のときは制御温度Tcは約35℃であり、ペルチェ電流Ipは約0mAになり、半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになり、|Ip|+|Id|=約150mAとなる。これは図6〜図8と同様である。
次に、環境温度Tsが40℃のときは制御温度Tcは約45℃であり、ペルチェ電流Ipは約0mAになり、半導体レーザ1の駆動電流Idは約180mAになり、|Ip|+|Id|=約180mAとなる。
一方、図7に示すように環境温度Tsが40℃でも制御温度Tcを35℃一定とした場合、図6より半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになるが、図8よりペルチェ電流Ipは約−300mAになり、|Ip|+|Id|=約450mAになる。
次に、環境温度Tsが50℃のときは制御温度Tcは約45℃であり、ペルチェ電流Ipは約−300mAになる。図6より、制御温度Tc=約45℃で光出力を一定に維持するための半導体レーザ1の駆動電流Idは約180mAになる。合計すると、|Ip|+|Id|=約480mAになる。
一方、図7に示すように環境温度Tsが50℃でも制御温度Tcを35℃一定とした場合、図6より半導体レーザ1の駆動電流Idは約150mAになるが、図8よりペルチェ電流Ipは約−700mAになり、|Ip|+|Id|=約850mAになる。
実施例2の固体レーザ装置によれば、ペルチェ電流Ip=0でも半導体レーザ1などの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度(25℃)になりうる最低温度(20℃)からペルチェ電流Ip=0でも半導体レーザ1などの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度(45℃)になりうる最高温度(40℃)までの間は、ペルチェ電流Ipがほとんど0になる(半導体レーザ1などの発熱による温度上昇が5℃からずれた分だけペルチェ電流Ipが0でなくなる)ので、さらに総消費電流|Ip|+|Id|を少なくすることが出来る。
本発明の固体レーザ装置は、バイオエンジニアリング分野や計測分野で利用できる。また、乾電池で駆動する例えばレーザポインタに有用である。
実施例1に係る固体レーザ装置を示す構成説明図である。 実施例1に係る、環境温度に応じた制御温度の変化を示すグラフである。 実施例1に係るペルチェ電流の変化を示すグラフである。 実施例2に係る、環境温度に応じた制御温度の変化を示すグラフである。 実施例2に係るペルチェ電流の変化を示すグラフである。 制御温度の変化に対して光出力を一定に維持するための駆動電流の変化を示すグラフである。 環境温度にかかわらず制御温度が一定であることを示すグラフである。 環境温度にかかわらず制御温度を一定にしたときのペルチェ電流の変化を示すグラフである。
符号の説明
1 半導体レーザ
2 集光レンズ系
3 固体レーザ媒質
4 非線形光学素子
5 出力側ミラー
6 ビームスプリッタ
7 ホトダイオード
8 温調ユニット
9 環境温度検出器
14 半導体レーザ駆動回路
15 温度制御回路
16 制御部
100 固体レーザ装置

Claims (2)

  1. 励起レーザ光を発生する半導体レーザと、前記半導体レーザに駆動電流を供給する半導体レーザ駆動回路と、前記励起レーザ光によって励起される固体レーザ媒質と、前記固体レーザ媒質を含んで形成される光共振器内に収容され前記光共振器で発振する基本波の高調波を発生する非線形光学素子と、前記高調波が所定出力になるように前記半導体レーザ駆動回路を制御する出力調整回路と、前記半導体レーザと前記固体レーザ媒質と前記非線形光学素子の少なくとも一つの温度が制御温度になるように温度制御する温度制御手段と、環境温度を検出する環境温度検出手段と、前記環境温度の変化に応じて前記制御温度を変化させる制御温度変更手段とを具備し
    前記制御温度変更手段は、
    固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最低温度においては、光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度を制御温度とし、
    固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最高温度においては、光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度を制御温度とし、
    固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最低温度と最高温度の間の温度であって、光出力を一定に維持しうる制御温度のうち前記駆動電流が最小となる制御温度を前記温度制御手段に供給する電流が0でも半導体レーザなどの発熱によって実現できる環境温度においては、前記駆動電流が最小となる温度を制御温度とし、
    これら3点の環境温度に対する制御温度を線形に結んで得られる環境温度に対する制御温度の特性に基づいて、前記制御温度を変化させる
    ことを特徴とする固体レーザ装置。
  2. 励起レーザ光を発生する半導体レーザと、前記半導体レーザに駆動電流を供給する半導体レーザ駆動回路と、前記励起レーザ光によって励起される固体レーザ媒質と、前記固体レーザ媒質を含んで形成される光共振器内に収容され前記光共振器で発振する基本波の高調波を発生する非線形光学素子と、前記高調波が所定出力になるように前記半導体レーザ駆動回路を制御する出力調整回路と、前記半導体レーザと前記固体レーザ媒質と前記非線形光学素子の少なくとも一つの温度が制御温度になるように温度制御する温度制御手段と、環境温度を検出する環境温度検出手段と、前記環境温度の変化に応じて前記制御温度を変化させる制御温度変更手段とを具備し、
    前記制御温度変更手段は、
    固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最低温度から前記温度制御手段に供給する電流が0でも半導体レーザなどの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度になりうる環境温度までの温度範囲においては、光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度を制御温度とし、
    前記温度制御手段に供給する電流が0でも半導体レーザなどの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度になりうる環境温度から固体レーザ装置が置かれる環境温度範囲の最高温度までの温度範囲においては、光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度を制御温度とし、
    前記温度制御手段に供給する電流が0でも半導体レーザなどの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度になりうる環境温度から前記温度制御手段に供給する電流が0でも半導体レーザなどの発熱によって光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最高温度になりうる環境温度までの温度範囲においては、光出力を一定に維持しうる制御温度範囲の最低温度と最高温度を線形に結んで得られる環境温度に対する制御温度の特性に基づいて、前記制御温度を変化させる
    ことを特徴とする固体レーザ装置。
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