JP2006302967A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】光モジュールの周囲の温度をより正確に測定可能な光モジュールを提供する。
【解決手段】光モジュール1は、半導体レーザ素子22と温度センサ71Aとを筐体10内に有する光モジュール1であって、温度センサ71Aの測定結果に応じて電力を消費することによって、筐体10内で消費される消費電力を所定の消費電力に調整する電力消費回路70を備える。この構成では、光モジュール1での消費電力は、周囲温度によらず所定の消費電力になるように調整される。その結果、光モジュール内の内部温度と周囲温度との差が周囲温度に依存しないため、光モジュールの内部温度から光モジュールの周囲温度を算出でき、その結果として、光モジュールを周囲温度を測定するための温度測定手段として利用できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、温度センサを内蔵した光モジュールに関するものである。
光モジュール内の半導体レーザ素子は、適切な温度環境下で動作させる必要がある。そこで、例えば、特許文献1に記載の光モジュールでは、半導体レーザ素子の近傍に温度計測手段(温度センサ)を設けている。そして、その検出結果に応じてペルチェ素子を制御することで半導体レーザ素子の温度を適切な温度環境下に保ち、光モジュールの動作を保証している。また、近年では、光モジュールの動作状態を監視するために、光モジュール内の内部温度を測定するための温度センサを光モジュールに内蔵しているものものある。
特開平7−147460号公報
ところで、前述したように光モジュール内には温度センサが内蔵されているので、光モジュール内の温度センサの測定結果である内部温度Tと光モジュールの外側の温度(以下、「周囲温度」とも称す)Tとの温度差ΔTが周囲温度Tに対して一定であれば、光モジュール自体を光モジュールの周囲温度を測定する温度測定手段として利用することが考えられる。しかしながら、従来の光モジュールでは以下のような問題点があった。
図6(a)は、従来の光モジュールの周囲温度Tと温度差ΔTとの関係を示すグラフである。図6(b)は、図6の測定結果を得たときに取得された周囲温度Tと、光モジュールが有する種々の電気回路に流れる電流との関係を示すグラフである。以下では、光モジュール内を流れる電流を消費電流とも称す。図6(a),(b)において、横軸は周囲温度T[℃]を示している。また、図6(a)の縦軸は温度差ΔT[℃]を示しており、図6(b)の縦軸は消費電流(mA)を示している。図6中に示す複数のグラフは、光モジュールの周囲の風速を変えた結果を示している。
図6(b)に示すように、周囲温度Tが高くなるにつれて光モジュールの消費電流は増加している。これは半導体レーザ素子が温度特性を有しているため、周囲温度が高くなるにつれ同じ発光強度を得るための駆動電流が大きくなるからである。そのため、周囲温度Tが高くなるにつれてモジュールの消費電力は増大し、結果、内部温度の上昇率がおおきくなって温度差ΔTは大きくなる、という問題点があった。
そこで、本発明は、光モジュールの周囲の温度をより正確に測定可能な光モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る光モジュールは、半導体レーザ素子と温度センサとを筐体内に有する光モジュールであって、温度センサの測定結果に応じて電力を消費することによって、筐体内で消費される消費電力を所定の消費電力に調整する電力消費回路を備えることを特徴とする。
この構成では、温度センサの測定結果に応じて電力消費回路によって電力を消費することによって、筐体内における消費電力を所定の値にすることが可能である。そして、光モジュールの内部の温度と光モジュールの周囲の温度との温度差は光モジュールでの消費電力に依存するので、消費電力を所定の値にすることによって内部温度と周囲温度との温度差が周囲温度に依存しないことになる。その結果、温度センサの測定結果から光モジュールの周囲の温度を算出できる。
また、本発明に係る光モジュールの電力消費回路は、抵抗器と、温度センサを含み温度センサの測定結果に応じて電圧を出力する電圧出力部と、電圧出力部から出力される電圧を抵抗器に印加する電圧印加部と、を備え、電圧出力部は、記憶部を更に有しており、記憶部には、筐体内で消費される消費電力を所定の消費電力にするための電圧と筐体内の温度との予め算出された温度電圧特性が記録されており、電圧出力部は、温度センサの測定結果に応じて温度電圧特性によって決まる電圧を出力することが好適である。
この構成では、電圧出力部から出力された電圧は、電圧印加部によって抵抗器に印加され、その結果、抵抗器に電流が流れて電力消費回路で電力が消費される。電圧出力部から出力される電圧を決めるための温度電圧特性は、光モジュールでの消費電力を所定の消費電力にするために抵抗器に印加する電圧と筐体内の内部温度との関係を示しており、予め算出されたものである。そのため、上記のように、電圧出力部から出力された電圧を電圧印加部によって抵抗器に印加することで、光モジュール内の消費電力をより確実に所定の消費電力に調整することが可能である。
本発明の光モジュールによれば、低温時に抵抗器の消費電力を増加させることでモジュールの内部温度が高く維持されるので低温安定動作範囲の拡張が可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る光モジュールの好適な実施形態を詳細に説明する。図面の説明において、同一の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係る光モジュールの一実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示した光モジュールの分解斜視図である。また、図3は、図1に示した光モジュールの内部構造を示す斜視図である。
図1〜図3に示すように、光モジュール1は、筐体10内に固定された発光モジュール20と、受光モジュール30と、回路基板40とを有しており、例えば、光通信機器内に設置されて光通信におけるデータリンクとして利用される。この光モジュール1は、略直方体形状を有しており、容積が約1.5×10―5以下と小型化が図られている。光モジュール1の大きさは、例えば、長さLが約75mm、幅Wが約15mm、高さTが約10mm等が例示される。
図3に示すように、発光モジュール20は、ハウジング21内に固定された半導体レーザ素子(LD)22と、光学系23とを有しており、LD22は、電気信号を受けてそれに応じた光信号を出力する。レンズなどからなる光学系23は、LD22から出力された光信号を、ハウジング21の一部を構成するスリーブ21a内に設けられた光ファイバに光学的に結合させる。
また、受光モジュール30は、ハウジング31内に固定されたフォトダイオード(PD)32と、光学系33とを有しており、レンズなどからなる光学系33は、ハウジング31の一部を構成するスリーブ31a内に設けられた光ファイバが光信号を受けると、その光信号をPD32に入射させる。PD32は、入射された光信号をそれに応じた電気信号に変換する。
回路基板40には、駆動ドライバ50や、受光後段アンプ60、電力消費回路70等の光モジュール1を動作させるための種々の電気回路が設けられている。図2及び図3では、回路基板40上の種々の電気回路は簡略化して模式的に表している。また、回路基板40には、光モジュール1の外部との間で電気信号を送受信したり、電源の供給を受けたりするための電気コネクタも設けられている。
駆動ドライバ50は、回路基板40を介してLD22と電気的に接続されており、LD22に駆動電流を供給してLD22を駆動する。また、駆動ドライバ50は、光モジュール1の外部からのデータ信号(電気信号)を受けて変調電流を生成し、LD22に供給する。これにより、LD22はデータ信号に応じた光信号を生成し、生成された光信号は、スリーブ21a内の光ファイバを介して光モジュール1の外部に出力される。
また、受光後段アンプ60は、回路基板40を介してPD32と電気的に接続されており、PD32から出力された電気信号を増幅して、データ信号を生成する。電力消費回路70は、光モジュール1において消費される全消費電力Pを所定の消費電力に調整する。この電力消費回路70については後述する。
図1及び図2に示すように、筐体10は、搭載部材11と、放熱部材12と、カバー部材13とを有しており、これらによって、発光モジュール20、受光モジュール30及び回路基板40を収容する収容空間を形成する。
搭載部材11は、例えば、樹脂などから形成されており、略L字状であって、外形が略四角形状のレセプタクル部14と、板状のベース部15とを有する。
レセプタクル部14は、ベース部15の端部に一体的に設けられており、レセプタクル部14は、スリーブ21aを収容するレセプタクル14aと、スリーブ31aを収容するレセプタクル14bとを有する。
レセプタクル14aは、光モジュール1の外部から図示しない光コネクタを受容し、その光コネクタ内の光ファイバとスリーブ21a内の光ファイバとが光学的に結合できるように形成されている。また、レセプタクル14bは、光モジュールの外部から図示しない光コネクタを受容し、その光コネクタ内の光ファイバとスリーブ31a内の光ファイバとが光学的に結合できるように形成されている。
ベース部15には、レセプタクル14a,14bにスリーブ21a,31bが収容された発光モジュール20及び受光モジュール30が搭載されている。またベース部15上には、発光モジュール20及び受光モジュール30が電気的に接続された回路基板40が搭載されている。回路基板40とベース部15との間には、回路基板40上の電気回路などで発生する熱を放熱するための放熱シート(不図示)が設けられている。
放熱部材12は、例えば、金属製であって、一対の側面部16,16と、側面部16,16を連結する上面部17とを有する。この放熱部材12は、側面部16,16が回路基板40を挟み込むようにベース部15上に設けられる。これにより、発光モジュール20、受光モジュール30及び回路基板40が放熱部材12によって覆われることになる。
駆動ドライバ50や受光後段アンプ60や受光モジュール30などは光モジュール1の動作時に主な発熱源となるので、上面部17には、駆動ドライバ50や受光後段アンプ60などから発生する熱を放熱するための開口17a,17aが形成されている。また、上面部17の下面(ベース部15側の面)には、放熱を促進するために放熱シートSが貼付されている。放熱シートSは、回路基板40とベース部15との間に設けられたものと同じものである。
カバー部材13は、例えば、ステンレスから形成されており、一対の側面部18,18と、側面部18,18を連結する上面部19とを有している。カバー部材13は、側面部18,18がベース部15を挟み込み、上面部19が放熱部材12の上面部17に被さるように、放熱部材12に嵌め合されている。これにより、搭載部材11、放熱部材12及びカバー部材13によって形成される収容空間内に発光モジュール20、受光モジュール30及び回路基板40が収容されることになる。
このように発光モジュール20、回路基板40等を収容した筐体10内の温度(以下、「内部温度」と称す)Tと筐体10の周囲の温度(以下、「周囲温度」と称す)Tとの温度差ΔTが周囲温度Tに依存しなければ、内部温度Tから周囲温度Tを知ることが可能である。
図1〜図3に示した光モジュール1では、回路基板40に設けられた電力消費回路70によって光モジュール1で消費される全消費電力Pを所定の消費電力に調整することによって、温度差ΔTが周囲温度Tに依存しないようになっている。
先ず、この電力消費回路70を設けることで周囲温度Tに依存しない温度差ΔTを実現できる理由について説明する。図4は、光モジュール1の熱等価回路の構成を示す模式図である。
図4に示すように、筐体10の温度をTとし、筐体10の内側への放熱抵抗をRとし、筐体10の外側への放熱抵抗をRairとする。
この場合、筐体10の温度Tと内部温度Tとの温度差は、光モジュール1の全消費電力Pと放熱抵抗Rとに比例し、
Figure 2006302967

のように表される。
また、筐体10の温度Tと周囲温度Tとの温度差は、全消費電力Pと放熱抵抗Rairとに比例し、
Figure 2006302967

と表される。
ここで、放熱抵抗Rは主に放熱部材12に貼付された放熱シートS及び回路基板40とベース部15との間に設けられた放熱シートに依存しているので、定数とみなせる。また、放熱抵抗Rairは、筐体10の構造及び筐体10の周囲の風速に依存する。筐体10の構造は一定であり、風速はファンなどを利用することで一定にできるので、放熱抵抗Rairは定数とみなせる。また、ファンなどを利用しない場合でも、通常、光モジュール1は、機器内などの閉じた空間内に設けられるため風速はほぼ一定であり放熱抵抗Rairは定数とみなせる。
したがって、式(1)及び式(2)より、光モジュール1の内部温度Tと周囲温度Tとの温度差ΔTは、光モジュール1における全消費電力Pに依存することになる。
ところで、LD22は温度特性を有しているので、LD22に供給される駆動電流は周囲温度Tに応じて変化することになる。この駆動電流の変化は、周囲温度Tが高くなるにつれて増加する。例えば、駆動電流は、周囲温度Tが低温(例えば、0℃)Tのとき20mA程度であり、高温(例えば、80℃)Tでは70mA程度である。そのため、周囲温度Tが高くなるにつれてLD22で消費される電力は増加する。
そこで、低温Tや常温(例えば、25℃)Tにおいて、電力消費回路70を利用して電力をあえて消費することによって全消費電力Pを高温Tのときの消費電力になるようにすれば、周囲温度Tに依存しない温度差ΔTを実現できることになる。
この電力消費回路70の構成について詳細に説明する。
図5に示すように、電力消費回路70は、電圧出力部71と、電圧印加部72と、抵抗器73とを有しており、電圧出力部71から出力された出力電圧Vを電圧印加部72が抵抗器73に印加することによって電力を消費するものである。
電圧印加部72は、非反転増幅器としてのオペアンプ74と、トランジスタ75とを有している。オペアンプ74の非反転入力端子は、電圧出力部71と電気的に接続されており電圧出力部71から出力された出力電圧Vが入力される。また、オペアンプ74の反転入力端子は、抵抗器73のトランジスタ75側の一端に接続されており、オペアンプ74の出力端子は、トランジスタ75のベース端子に接続されている。
このトランジスタ75のコレクタ端子は、回路基板40に設けられているバイアス電源ラインに接続されており、これによってコレクタ端子には電圧Vが印加されることになる。また、トランジスタ75のエミッタ端子は抵抗器73の一端に接続されている。
抵抗器73の他端(トランジスタ75と反対側の端)は、回路基板40に設けられていると共に電圧がGNDレベルに設定された接地ラインに接続されている。抵抗器73の抵抗値Rは、例えば、7.5Ωである。
上記構成では、電圧印加部72はボルテージフォロアを構成しているので電圧出力部71から出力された出力電圧Vは、抵抗器73に確実に印加される。そして、出力電圧Vが印加されたときに抵抗器73に流れる電流Iは、
Figure 2006302967

と表され、電力消費回路70で消費される消費電力Pw1は、
Figure 2006302967

となる。式(3)及び式(4)において、抵抗器73の抵抗値Rは定数であるので、消費電力Pw1は、電圧出力部71からの出力電圧Vに依存することになる。
この出力電圧Vを出力する電圧出力部71は、図5に示すように、温度センサ71Aと記憶部71Bと制御部71Cとを有しており、例えば、温度センサ、記憶部等が内蔵されたDAC(Digital Analog Converter)が例示される。
温度センサ71Aとしては、例えば、接合Diodeの接合ポテンシャルを利用できる、すなわち、順方向電流の大きさを温度に対応させることができる。温度センサ71Aは、筐体10内の温度(すなわち、光モジュール1の内部温度)を測定して制御部71Cに入力する。記憶部71Bは、例えばROMであり、光モジュール1の全消費電力Pを所定の消費電力にする出力電圧Vを温度センサ71Aの測定結果に応じて決定するための温度電圧特性が記録されている。この温度電圧特性は次のようにして算出されたものである。
先ず、電力消費回路70での消費電力が最小になるように電圧出力部71からの出力電圧を調整した状態で、光モジュール1での全消費電力Pが最大となる周囲温度(例えば、80℃)において光モジュール1で消費される電力を測定する。この全消費電力Pが最大となる周囲温度を基準周囲温度Tと称し、基準周囲温度Tでの全消費電力Pを基準消費電力Pと称す。
次に、基準周囲温度Tより低い複数のモニタ温度において光モジュール1における全消費電力Pが所定の消費電力としての基準消費電力Pに一致するように電圧出力部71の出力電圧を調整する。この際、各モニタ温度での温度センサ71Aの測定結果を取得しておく。
基準周囲温度T及び複数のモニタ温度での温度センサ71Aの測定結果に対して、基準周囲温度T及び複数のモニタ温度での電圧出力部71の出力電圧をプロットする。そして、外挿法及び内挿法によってフィッティングカーブを算出することで、温度センサ71Aの測定結果(筐体10の内部温度)と、全消費電力Pを基準消費電力Pにするための電圧出力部71からの出力電圧との関係を示す温度電圧特性とする。このようにして予め算出された温度電圧特性が記憶部71Bには記録されている。
制御部71Cは、温度センサ71A及び記憶部71Bに電気的に接続されており、温度センサ71Aの測定結果を受けると記憶部71Bに記録されている温度電圧特性からその測定結果に対応する電圧値を決定して、アナログ信号に変換した後に出力電圧Vとして出力する。
したがって、電圧出力部71からは、電力調整回路70が消費電力Pw1を消費することによって全消費電力Pが基準消費電力Pになるように決定された出力電圧Vが確実に出力されることになる。
上記構成を有する電力消費回路70の動作について説明する。光モジュール1の動作時において、電圧出力部71に内蔵された温度センサ71Aが筐体10の内部の温度を測定すると、電圧出力部71は温度センサ71Aの測定結果と温度電圧特性に基づいた出力電圧Vを出力する。
この出力電圧Vは抵抗器73に印加されるので、抵抗器73に式(3)で示した電流が流れ、電力消費回路70によって式(4)で示す消費電力Pw1が消費される。出力電圧Vは、電力消費回路70による消費電力Pw1の消費によって全消費電力Pが基準消費電力Pになるように決定されていることから、光モジュール1内での全消費電力Pは所定の消費電力としての基準消費電力Pになる。
そのため、温度センサ71Aの測定結果(すなわち、内部温度T)と周囲温度Tとの差が周囲温度Tに依存せずにほぼ一定になるので、電圧出力部71が有する温度センサ71Aの測定結果によって周囲温度Tをより正確に知ることができる。したがって、例えば、光モジュール1自体を周囲温度Tを測定する温度測定手段として利用することが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、電圧出力部71が温度センサ71Aを有するとしたが、温度センサ71Aは、電圧出力部71の外部にあってもよく、また、光モジュール1は、発光モジュール20及び受光モジュール30を両方備えているとしたが、必ずしも受光モジュール30は備えていなくてもよい。
本発明に係る光モジュールの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示した光モジュールの分解斜視図である。 図1に示した光モジュールの内部構成を示す斜視図である。 図1に示した光モジュールの熱等価回路を示す模式図である。 電力消費回路の構成を示す回路図である。 (a)は、従来の光モジュールの周囲温度と、周囲温度と内部温度との温度差との関係を示すグラフである。(b)は、周囲温度と光モジュール内での消費電流との関係を示すグラフである。
符号の説明
1…光モジュール、10…筐体、22…LD(半導体レーザ素子)、70…電力消費回路、71…電圧出力部、71A…温度センサ、71B…記憶部、72…電圧印加部、73…抵抗器、V…電圧出力部から出力される電圧。

Claims (2)

  1. 半導体レーザ素子と温度センサとを筐体内に有する光モジュールであって、
    前記温度センサの測定結果に応じて電力を消費することによって、前記筐体内で消費される消費電力を所定の消費電力に調整する電力消費回路を備えることを特徴とする光モジュール。
  2. 前記電力消費回路は、
    抵抗器と、
    前記温度センサを含み前記温度センサの測定結果に応じて電圧を出力する電圧出力部と、
    前記電圧出力部から出力される電圧を前記抵抗器に印加する電圧印加部と、
    を備え、
    前記電圧出力部は、記憶部を更に有しており、
    前記記憶部には、前記筐体内で消費される消費電力を前記所定の消費電力にするための電圧と前記筐体内の温度との予め算出された温度電圧特性が記録されており、
    前記電圧出力部は、前記温度センサの測定結果に応じて前記温度電圧特性によって決まる電圧を出力することを特徴とする光モジュール。
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