JP2010103293A - 光送信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光光源としての半導体発光素子において目標とする光出力と波長を迅速に調整することを可能にした光送信器を提供する。
【解決手段】 LD(レーザダイオード)1を光源とする光送信器OTxであって、LD1に供給するLD電流を制御して光出力を制御する光出力制御部3と、LD1の温度を制御して波長を制御する波長制御部4と、光出力制御部3と波長制御部4を制御するためのDSP(プロセッサ)5を備える。DSP5は目標とする光出力及び波長のいずれか一方の設定値が入力されたときに他方の設定値を演算するLD電流−TEC電流設定部51を備える。複雑な調整作業や複数因子のフィードバック制御が不要になり調整の迅速化が可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明はレーザダイオード等の半導体発光素子を光源とする光送信器に関し、特に光出力と波長調整を可能にした光送信器に関するものである。
光通信装置の光インターフェース、例えば複数の光信号を扱う光インターコネクションに用いる光送信器では光源で発光する光の光出力と波長が所定の目標値になるように調整することが要求される。この種の光源としてはLD(レーザダイオード:Laser Diode )が用いられており、光出力を調整する際にはLDに供給する駆動電流を変化制御している。しかし、駆動電流を変化すると、これに伴ってLDの温度も変化され、これに伴って光の波長が変化してしまう。そのため、従来では、LDに対する駆動電流制御による光出力調整と温度制御による波長調整をそれぞれ個別に行っているが、光出力を調整すると波長が目標値から外れ、波長を調整すると光出力が目標値から外れてしまうため調整が面倒で複雑となり、調整に時間がかかるという問題がある。
特許文献1では、LDに供給している駆動電流を検出し、この駆動電流を制御して光出力を目標値に調整するとともに、この調整に伴って発生するLDの温度変化を補償することによって波長のずれを調整する技術である。すなわち、LDの駆動電流を制御して光出力を調整し、この光出力の調整に伴ってLDの温度が変化して波長が変化したときには、この波長を補償すべくLDの温度を制御する。この温度の制御により光出力が変化するため、再度駆動電流を制御して光出力を調整するが、この調整によりまた波長が変化するため再びLDの温度を制御して波長を補償する。このような光出力と温度の制御を交互に繰り返し行うことで、光出力と波長を目標値に収束させようとする技術である。
特開2003−86889号公報
引用文献1の技術は、駆動電流を変化させて光出力を調整する制御と、この光出力の調整に伴って変化する波長を調整すべくLDの温度を変化する制御とを交互に繰り返し行って光出力と波長を目標値に収束させる技術である。すなわち、この引用文献1の技術は実質的には光出力調整と波長調整を個別に行っている従来の技術と同じであり、これら光出力と波長の調整を従来では手作業による制御で行っていたものをフィードバック制御により自動的に行っているのに過ぎない。そのため、目標とする光出力と波長に調整するためには上記したフローを繰り返し行なう必要があり、調整に時間がかかるという問題を解決するには至っていない。
本発明の目的は発光光源としての半導体発光素子において目標とする光出力と波長を迅速に調整することを可能にした光送信器を提供するものである。
本発明は、半導体発光素子を光源とする光送信器であって、半導体発光素子に供給する駆動電流を制御して当該半導体発光素子の光出力を制御する光出力制御部と、半導体発光素子の温度を制御して当該半導体発光素子の波長を制御する波長制御部と、光出力制御部と波長制御部を制御するためのプロセッサとを備えており、プロセッサは目標とする光出力及び波長のいずれか一方の設定値が入力されたときに他方の設定値を演算する演算手段を備え、これら一方の設定値と演算された他方の設定値をそれぞれ光出力制御部と波長制御部に出力して光出力制御と波長制御を実行することを特徴とする。
本発明によれば、光出力と波長を調整するための設定値のいずれか一方のみを入力するだけで光出力調整と波長調整を同時に行うことができる。すなわち、プロセッサはいずれか一方の設定値が入力されたときに、予め保持している関係式に基づいて他方の設定値を演算することで、光出力と波長のそれぞれに対応した適正な一方の設定値と他方の設定値を同時に得ることができ、これらの設定値に基づいて光出力調整と波長調整を行うことが可能となる。そのため、光出力と波長を個別に調整していた従来技術、あるいは光出力と波長を交互に繰り返し調整していた特許文献1の技術に比較すると調整を簡易化し、調整時間の短縮が可能になる。
本発明における好ましい形態として、プロセッサはデジタル・シグナル・プロセッサであり、当該半導体発光素子について予め実測した光出力と波長との相関を記録しておく記録手段を備え、一方の設定値が入力されたときに演算手段は当該記録手段に記録されている相関に基づいて他方の設定値を演算する。
本発明において特に好ましい形態として、半導体発光素子はレーザダイオードであり、光出力制御部はレーザダイオードに供給する駆動電流を制御し、波長制御部はレーザダイオードの温度を制御するための温度制御電流を制御する構成とする。この場合、レーザダイオードの温度を制御するためのペルチェ素子を備えており、波長制御部は当該ペルチェ素子に供給する温度制御電流を制御する温度制御電流制御回路を備える構成とする。また、プロセッサは、記録手段と演算手段とを一体化した駆動電流−温度制御電流設定部を備える構成とする。さらに、光出力制御部はレーザダイオードの駆動電流を検出する手段を備え、プロセッサは検出された駆動電流が目標とする設定値に対応する駆動電流となるようにフィードバック制御する機能を備えてもよい。
次に、本発明の実施例1を図面を参照して説明する。図1は実施例1の光送信器OTxのブロック構成図であり、レーザ光を発光する光源としてのLD(レーザダイオード:Laser Diode )1と、このLD1で発光したレーザ光を送信信号で光変調して出力するための光変調部2とを備えている。これらLD1と光変調部2は従来から提供されている光送信器の構成と同じであるのでここでは詳細な説明は省略する。また、前記LD1の発光状態を制御するための光出力制御部3と波長制御部4を備えている。光出力制御部3は前記LD1に供給する駆動電流(以下、LD電流と称する)を制御してLD1の発光出力を制御する。波長制御部4は前記LD1の温度を制御することでレーザ光の波長を制御する。ここでは後述するように、通流される電流によって温度が変化するペルチェ素子に供給する温度制御電流(以下、TEC電流と称する)を制御する。これら光出力制御部3と波長制御部4はそれぞれ制御信号としてのデジタル信号が入力され、このデジタル信号で設定される設定値に対応して前記LD電流とTEC電流を生成する。さらに、前記光出力制御部3と波長制御部4を制御するためのDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ:Digital Signal Processor)5を備えており、前記光出力制御部3と波長制御部4において制御しようとするLD1の光出力と波長に対応した設定値を出力する。このDSP5には制御端末としてのPC(パーソナルコンピュータ)6が接続可能であり、光出力又は波長のいずれか一方の調整値、すなわち目標値を手作業によって入力することが可能とされている。
前記DSP5はLD電流−TEC電流設定部51を備えている。このLD電流−TEC電流設定部51はPC6から光出力又は波長の一方の目標値が入力されたときには、これら光出力目標値又は波長目標値に対応するLD電流とTEC電流の各設定値を出力することができるように構成されている。例えば、PC6から光出力の目標値が入力されたときには、当該光出力目標値に対応するLD電流設定値を演算するとともに、これと相関のあるTEC電流設定値を演算し、これら演算した設定値をデジタル値としてそれぞれ出力するようになっている。あるいは、PC6から波長の目標値が入力されたときには、当該波長目標値に対応するTEC電流設定値を演算するとともに、これと相関のあるLD電流設定値を演算し、これら演算した設定値をデジタル値としてそれぞれ出力するようになっている。このLD電流−TEC電流設定部51は、例えばROM等の記録手段によって構成されており、予めLD1又はこれと同じ特性のLDに供給したLD電流とペルチェ素子に供給したTEC電流と、そのときにLDで発光する光出力の各データに基づいて所定の演算を行って得られた特性を記録したものである。
前記LD電流−TEC電流設定部51は、通常のLDにおいては光出力と波長が相互に影響することに基づいて設計されており、LDを実際に発光させたときに実測して得られたLD電流とTEC電流の相関に基づいて設計されたものである。ここで、図2を参照して、光出力調整と波長調整が相互に影響しあう様子を説明する。図2(a)はLD電流設定値が一定のときのTEC電流設定値の変化によるLD電流とLD温度の実測結果である。光出力調整と波長調整がお互いに依存しないならばLD電流は一定になるが、比例関係になっている。すなわち、TEC電流を制御してLD温度が変化すると所定の光出力を得るためのLD電流が変化することが判る。また、図2(b)は、TEC電流設定値が一定のときのLD電流設定値の変化によるLD電流とLD温度の実測結果である。こちらも比例関係になっており、LD電流を制御して光出力を変化するとTEC電流が一定であるのにもかかわらずLD温度が変化することが判る。
このように、光源の光出力ならびに波長は相互に影響する。そこで、本発明者は光出力と波長との関係について測定を行い、図3の特性を得た。図3は特定の光出力、ここでは+2.0 dBmに調整するときの波長変化に対するLD電流設定値とTEC電流設定値の相関を示している。これから判るように、LD電流設定値とTEC電流設定値は比例関係にあり、TEC電流値をy、LD電流値をxの各変数としたときに波長はy=Mx+Nの関係式で表せられる。M,Nは係数であり、LDの種類や個体によってそれぞれ設定される。この図3の例では関係式は、y=8.65x−100000となる。例えば、波長を1592.523nm、光出力を+2.0 dBmに設定するためにはLD電流設定値xはa1になり、TEC電流設定値yはb1になる。すなわち、LD電流設定値をa1に設定するとTEC電流設定値がb1と自動的に決まることになる。この関係式に基づいて、前記LD電流−TEC電流設定部は、LD電流設定値が入力されたときに対応するTEC電流設定値を自動的に出力することができるように構成されている。なお、ここでは光出力が+2.0 dBmの特性であるが、光出力が異なる場合には、同様にして当該光出力に対応する特性が参照されることになる。
また、実施例1では、図4に示すように、光出力制御部3はDSP5のLD電流−TEC電流設定部51からのLD電流設定値、ここでは対応する電圧のデジタル値をアナログ値に変換するD/A変換回路31と、変換したアナログ値を電流値に変換するV/I変換回路32と、変換された電流値に基づいてLD1にLD電流を供給するLD電流制御回路33を備えている。また、LD1に供給されているLD電流を検出するLD電流検出回路34と、検出した電流を電圧に変換するI/V変換回路35と、変換した電圧をデジタル値に変換してDSP5に帰還させるA/D変換回路36とを備えている。そして、DSP5は検出したLD電流に対応するデジタル値をLD電流−TEC電流設定部51において設定したLD電流設定値と一致するか否かを判定し、さらにこの判定結果に基づいて前記LD電流−TEC電流設定部51からLD1に供給しているLD電流が設定したLD電流となるようなフィードバック制御を行う構成となっている。このLD電流フィードバック制御は、換言すればLD電流と密接な関係にあるLD1の光出力が設定した光出力に一致するか否かを判定する光出力フィードバック制御を実行することになる。また、図4において、波長制御部4は、DSP5のLD電流−TEC電流設定部51からのTEC電流設定値のデジタル値をアナログ値に変換するD/A変換回路41と、変換したアナログ値を電流値に変換するV/I変換回路42と、変換された電流値に基づいてLD1を冷却するためのペルチェ素子7にTEC電流を供給するTEC電流制御回路43を備えている。
以上の構成になる光送信器OTxでの光出力と波長の調整動作を図5のフローチャートを参照して説明する。調整を行う際には、PC6から調整しようとする光出力と波長の両設定値を入力する(S11)。この設定値がDSP5に入力されると、DSP5はLD電流−TEC電流設定部51において当該設定値に基づいた光出力の特性を参照して光出力設定処理及び波長設定処理を実行する(S12)。ここでは、光出力を+2.0 dBmに調整するので、図3に示した特性を参照し、当該特性線上で設定した波長となるポイントを見い出し、このポイントにおけるLD電流とTEC電流を設定する。波長を1592.523nmに設定する場合には、図3においてポイントP1を設定し、このときのLD電流設定値としてa1を、またTEC電流設定値としてb1を設定する。そして、これらのデジタル値である設定値a1とb1のうち、設定値a1を光出力制御部3に入力し、光出力制御部3はD/A変換回路31,V/I変換回路32,LD電流制御回路33によって設定値a1に対応したアナログ値を得るとともにLD電流を生成し、LD1に供給する。同時に設定値b1を波長制御部4に入力し、波長制御部4はD/A変換回路41,V/I変換回路42,LD電流制御回路43によって設定値b1に対応したTEC電流を生成し、ペルチェ素子7に供給する。これにより、LD1は当該TEC電流によって設定される温度に制御され、この状態でLD電流によって発光されるため、設定値に対応した光出力及び波長に調整されることになる(S13)。
このとき、光出力の調整に際しては、光出力制御部3においてLD1に実際に供給されているLD電流を検出しており、LD電流−TEC電流設定部51ではこの検出したLD電流が設定したLD電流と一致しているか否かを判定する(S14)。判定の結果、一致していない場合にはLD電流−TEC電流設定部51からのLD電流設定値を増減することでLD電流を設定値に一致するようなフィードバック制御を行う。これにより、LD電流は図3の特性のポイントP1に対応した電流となり、LD1の光出力を設定した光出力に調整することができる。また、これに追従してTEC電流もポイントP1に対応した電流となり、LD1の温度も設定した温度に制御され、波長も設定した波長に調整されることになる。
このように、実施例1では、PCにおいて光出力の設定値のみを入力すれば、DSPにおいて当該光出力に対応したLD電流とTEC電流を一義的に決定し、これらLD電流とTEC電流によってLDの発光を制御し、光出力と波長を目標値に調整することができる。このとき、LD電流とTEC電流設定部は予め実測して得られたLD電流とTEC電流との相関特性に基づいて制御されるので、特許文献1や従来技術のように光出力と波長を段階的、あるいは交互に調整する必要はなく、調整作業を簡略化するとともに調整の迅速化が可能になる。なお、実施例1では光出力を制御するためにフィードバック制御を行っているが、この制御は光出力という単一因子の制御であるので特許文献1のような光出力と温度(波長)を同時に制御している複数因子の制御に比較して迅速なフィードバック制御が可能になる。
以上の実施例1の説明では、DSP5はPC6によって設定される光出力と波長のうち光出力に基づいてLD電流を設定し、このLD電流に追従するようにTEC電流を設定して光出力制御部3と波長制御部4を制御する構成としていたが、DSP5のLD電流−TEC電流設定部51においては設定される波長に基づいてTEC電流を制御し、その上でLD電流を制御して光出力を調整するようにしてもよい。すなわち、図3の例では特性+2.0 dBmにおいて先にTEC電流をb1に設定し、これからLD電流a1を設定するようにしてもよい。また、この場合には、LD1の温度を検出し、この温度が設定したTEC電流に対応する温度になるようにフィードバック制御してもよい。いずれにしても、本発明では光出力と波長の両方を同時にあるいは交互に調整する必要はなく、いずれか一方のみを調整すればよいので調整作業の簡易化と迅速化が実現できる。
実施例1の光送信器では、光源としてのLDと、光変調部をそれぞれ独立したブロックとして構成しているが、図6に示すように、LDと光変調部とをLD集積型変調器10として一体にブロック化した構成の光送信器に適用することも可能である。図6において、光出力制御部3,波長制御部4,DSP5の構成は実施例1の構成と同じであるので同一符号を付しており、詳細な説明は省略する。このようにLD集積型変調器10を用いれば、光出力制御部3,波長制御部4,DSP5についてもこれらを含めた集積装置として構成することが可能であり、光送信器OTxの小型化、低価格化を実現する上で有利になる。
また、実施例1ではLD電流−TEC電流設定部51をROMで構成した例を示したが、EEPROM等の書き替え可能な記録媒体で構成し、PC6からの操作によってLD電流−TEC電流の特性、例えば前記した関係式y=Mx+Nの係数M,Nを修正できるように構成してもよい。すなわち、異なる特性の光源、例えばLD電流−TEC電流特性が相違するLDを用いる複数の光送信器においてそれぞれDSP5のLD電流−TEC電流設定部51を構成する場合には係数M,Nの相違に応じてそれぞれ異なる相関を有するLD電流−TEC電流設定部51を構成する必要があるが、PC6からの操作によって係数M,Nを修正して相関を変更できるようにしておけばLD電流−TEC電流設定部51を汎用化でき、種々の光送信器に対応できる。
実施例1では光送信器の光源としてレーザダイオードを用いているが、発光する際の駆動電流の変化に対応して光源の温度が変化され、かつこの温度変化に対応して光の波長が変化する温度依存性のある光源、通常では半導体発光素子であれば本発明を同様に適用することができる。
本発明の実施例1の光送信器のブロック構成図である。 LD電流とLD温度の相関を示す図である。 LD電流とTEC電流の相関を示す図である。 光出力制御部と波長制御部の構成を示すブロック図である。 本発明における光出力を制御する動作を説明するためのフロー図である。 実施例2の光送信器のブロック構成図である。
符号の説明
1 LD(光源)
2 光変調器
3 光出力制御部
4 波長制御部
5 DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)
6 PC(パーソナルコンピュータ)
10 LD集積型変調器
51 LD電流−TEC電流設定部

Claims (6)

  1. 半導体発光素子を光源とする光送信器であって、前記半導体発光素子に供給する駆動電流を制御して当該半導体発光素子の光出力を制御する光出力制御部と、前記半導体発光素子の温度を制御して当該半導体発光素子の波長を制御する波長制御部と、前記光出力制御部と波長制御部を制御するためのプロセッサとを備え、前記プロセッサは目標とする光出力及び波長のいずれか一方の設定値が入力されたときに他方の設定値を演算する演算手段を備え、これら一方の設定値と演算された他方の設定値をそれぞれ前記光出力制御部と波長制御部に出力して光出力制御と波長制御を実行することを特徴とする光送信器。
  2. 前記プロセッサはデジタル・シグナル・プロセッサであり、当該半導体発光素子について予め実測した光出力と波長との相関を記録しておく記録手段を備え、前記一方の設定値が入力されたときに前記演算手段は当該記録手段に記録されている相関に基づいて他方の設定値を演算することを特徴とする請求項1に記載の光送信器。
  3. 前記半導体発光素子はレーザダイオードであり、前記光出力制御部は前記レーザダイオードに供給する駆動電流を制御し、前記波長制御部は前記レーザダイオードの温度を制御するための温度制御電流を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の光送信器。
  4. 前記レーザダイオードの温度を制御するためのペルチェ素子を備え、前記波長制御部は当該ペルチェ素子に供給する温度制御電流を制御する温度制御電流制御回路を備えることを特徴とする請求項3に記載の光送信器。
  5. 前記プロセッサは、前記記録手段と前記演算手段とを一体化した駆動電流−温度制御電流設定部を備えることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の光送信器。
  6. 前記光出力制御部は前記レーザダイオードの駆動電流を検出する手段を備え、前記プロセッサは検出された駆動電流が前記目標とする設定値に対応する駆動電流となるようにフィードバック制御する機能を備えることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の光送信器。

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