JP2008075516A - 電磁弁駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁弁駆動装置において、放電用スイッチング素子(11)のオフ時に発生するエミッションノイズを低減する。
【解決手段】駆動期間の間、インジェクタ(電磁弁)のコイル21aの下流側に設けられたスイッチング素子(以下、スイッチ)13をオンすると共に、駆動期間の開始時には、スイッチ11もオンして、高電圧で充電されたコンデンサC1からコイル21aに放電し、その後は駆動期間の終了時まで、スイッチ12をオン/オフしてコイル21aに一定電流を流し、また、スイッチ11,12がオフされた時には、ダイオードD3を介してコイル21aに電流が還流する燃料噴射制御装置にて、スイッチ11がオフされたときにコイル21aへの放電を開始して出力端子P1の電圧変化を緩やかにするコンデンサC2が追加されており、コンデンサC2の放電が終了すると、ダイオードD3を介してコイル21aに電流が還流するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁弁を駆動する装置に関し、特に、放電用コンデンサに充電した高電圧のエネルギーを電磁弁のコイルに放電して、その電磁弁の作動応答性を向上させるようにした電磁弁駆動装置に関する。
従来より、例えば車両に搭載された内燃機関の各気筒にそれぞれ燃料を噴射供給する燃料噴射弁としては、コイルへの通電により開弁する電磁弁が使用されている。そして、このような燃料噴射弁を駆動して燃料噴射を制御する燃料噴射制御装置は、コイルへの通電時間や通電タイミングを制御することにより、内燃機関への燃料噴射量及び燃料噴射時期を制御している。
また、こうした燃料噴射制御装置としては、昇圧回路により電源電圧を昇圧して放電用コンデンサを充電すると共に、コイルに通電すべき駆動期間の開始時には、その放電用コンデンサに蓄積しておいた高電圧の電気エネルギーを燃料噴射弁のコイルに放電して所定の大電流(いわゆるピーク電流)を流すことにより、燃料噴射弁を速やかに開弁状態へ移行させ、その後は、駆動期間が終了するまで、コイルに一定電流を流して、燃料噴射弁を開弁状態に保持するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、この種の燃料噴射制御装置の具体的構成例について、図12を用い説明する。
尚、図12の燃料噴射制御装置100は、例えば車両に搭載された多気筒ディーゼルエンジンの各気筒に燃料を噴射供給する電磁ソレノイド式ユニットインジェクタ(以下単に、電磁弁という)の各々を駆動するものであるが、図12では、各気筒毎の電磁弁のうちの1つのみを図示し、以下では、その1つの電磁弁21の駆動に関して説明する。また、この例において、スイッチング素子として使用している各トランジスタは、MOSFETであり、以下、それらのスイッチング素子をスイッチという。
まず、電磁弁21は、コイル21aを有した常閉式(ノーマルクローズタイプ)の電磁弁であり、そのコイル21aに通電されると、図示しない弁体がリターンスプリングの付勢力に抗して開弁位置に移動し、燃料噴射が行われる。また、コイル21aの通電が遮断されると、弁体が元の閉弁位置に戻り、燃料噴射が停止される。
そして、燃料噴射制御装置100は、電磁弁21のコイル21aの上流側端子が接続される出力端子P1と、コイル21aの下流側端子が接続される出力端子P2と、一端がグランドライン(GND=0V)に接続された電流検出用抵抗R1の他端と出力端子P2との間に直列に設けられた電磁弁駆動用のスイッチ13と、電源電圧としての車載バッテリの電圧(バッテリ電圧)VBが供給される電源ラインに一方の出力端子が接続されたスイッチ12と、そのスイッチ12の他方の出力端子にアノードが接続され、カソードが出力端子P1に接続された逆流防止用のダイオードD2と、電磁弁21を速やかに開弁状態へ移行させるためのピーク電流をコイル21aに流すためのコンデンサ(放電用コンデンサ)C1と、バッテリ電圧VBを昇圧して、そのバッテリ電圧VBよりも高い高電圧を生成し、その高電圧をダイオードD4を介してコンデンサC1に供給することにより、そのコンデンサC1を充電するDCDCコンバータ23と、コンデンサC1の正極側(グランドライン側とは反対側)を出力端子P1(延いては、コイル21aの上流側端子)に接続させるスイッチ11と、アノードがグランドラインに接続され、カソードが出力端子P1に接続されたフライホイール(還流)用のダイオードD3と、スイッチ11〜13及びDCDCコンバータ23を制御するマイコン等からなる制御回路25とを備えている。
更に、出力端子P2とコンデンサC1の正極側との間には、コイル21aの下流側からコンデンサC1へフライバックエネルギーを回収するためのエネルギー回収用経路22が設けられており、そのエネルギー回収用経路22上には、カソードをコンデンサC1側にして電流方向制御用のダイオードD1が設けられている。
尚、実際には、出力端子P1は、複数の気筒の電磁弁について共通の端子となっており、その出力端子P1に、各電磁弁のコイルがそれぞれ接続されている。また、出力端子P2及びスイッチ13は、各電磁弁のコイル毎にそれぞれ備えられている。
一方、DCDCコンバータ23は、バッテリ電圧VBの電源ラインとグランドラインとの間に直列に設けられたインダクタ及びスイッチを備えており、そのスイッチがオン/オフされることでインダクタに発生するフライバック電圧によりダイオードD4を通じてコンデンサC1を充電する周知のものである。
次に、上記のように構成された燃料噴射制御装置100の作用を、図13のタイムチャートを用いて説明する。
まず、制御回路25は、エンジン回転数やアクセル開度などのエンジン運転情報に基づいて、各気筒毎に、電磁弁のコイルに通電すべき駆動期間を設定し、その駆動期間だけ、該当する気筒の電磁弁に対応するスイッチ13をオンする。
また、制御回路25は、各電磁弁の駆動期間が始まる前に、DCDCコンバータ23を作動させて、コンデンサC1を、そのコンデンサの充電電圧(正極側の電圧)が目標電圧Vc1になるまで充電させる。
そして、図13に示すように、制御回路25は、何れかの電磁弁の駆動期間の開始タイミングになると、その電磁弁に対応するスイッチ13をオンし、それと同時にスイッチ11もオンする。尚、この例では、スイッチ11と共にスイッチ12もオンしている。
すると、コンデンサC1の正極側がスイッチ11を介して出力端子P1に接続されて、コンデンサC1に充電されていたエネルギーがコイル21aに放出され、これにより、そのコイル21aへの通電が開始される。そして、このとき、コイル21aには、コンデンサC1の放電により、電磁弁21を速やかに開弁状態へと移行させるための大電流(ピーク電流)が流れる。
尚、図13において、点線で示している「出力端子P1電流」は、コイル電流(コイル21aに流れる電流)を示している。また、このようなコンデンサC1の放電に際し、高電位となる出力端子P1側からバッテリ電圧VBの電源ライン側への回り込みは、ダイオードD2によって防止される。また更に、スイッチ13がオンされても、コンデンサC1の正極側からエネルギー回収用経路22を介してスイッチ13へ直接電流が流れてしまうことは、ダイオードD1により防止される。
そして、制御回路25は、スイッチ11をオンしてから一定時間が経過すると、スイッチをオフする。尚、コイル電流を抵抗R1に生じる電圧により検出し、そのコイル電流がピーク電流の目標電流値になるとスイッチ11をオフする、という構成もある。
このようにして、駆動期間の開始時には、スイッチ11がオンされてコンデンサC1からコイル21aに放電され、これにより、そのコイル21aに大電流が流れて、電磁弁21の開弁応答が早まる。
また、制御回路25は、スイッチ11をオンしている間は、コンデンサC1からの放電電流を安定させるために、DCDCコンバータ23によるコンデンサC1の充電動作を禁止する。
そして、制御回路25は、スイッチ11をオフした後は、抵抗R1に生じる電圧により検出されるコイル電流が、上記ピーク電流の目標電流値よりも小さい一定電流となるように、スイッチ12のオン/オフ制御を行う。
このようなスイッチ12による定電流制御により、スイッチ11のオフ後は、バッテリ電圧VBの電源ラインから、スイッチ12及びダイオードD2を介して、コイル21aに一定電流が流れ、その一定電流により、電磁弁21が開弁状態に保持される。
尚、スイッチ13がオンしている状態で、スイッチ11又はスイッチ12がオフされた時には、ダイオードD3を介してグランドライン側からコイル21aにフライバック電流が還流する。このため、スイッチ11がオフされてからスイッチ12のオン/オフ制御が開始されるまでと、スイッチ12のオン/オフ制御中に該スイッチ12がオフされた際とにおいて、コイル21aに流れる電流は、そのダイオードD3を介して還流するフライバック電流である。
その後、駆動期間が終了すると、制御回路25は、スイッチ13をオフすると共に、スイッチ12のオン/オフ制御(即ち、定電流制御)を終了して、そのスイッチ12もオフ状態に保持する。すると、コイル21aへの通電が停止して電磁弁21が閉弁し、その電磁弁21による燃料噴射が終了される。
また、スイッチ13及びスイッチ12がオフされた際に、コイル21aに発生するフライバックエネルギーは、コイル21aの下流側からエネルギー回収用経路22上のダイオードD1を通じてコンデンサC1へ、電流の形で回収される。
一方また、制御回路25は、スイッチ11をオフした後、或いは、スイッチ13をオフした後に、DCDCコンバータ23によるコンデンサC1の充電を再開させる。これは、次回の電磁弁駆動に備えるためである。尚、図13の例では、スイッチ11をオンしている間、スイッチ12もオンしているが、スイッチ12は、スイッチ11のオン中はオフさせる構成でも良い。また、以上のような燃料噴射制御装置100の構成及び作用は、例えば特許文献1にも詳しく記載されている。
特開2001−15332号公報
ところで、上記従来の燃料噴射制御装置100において、スイッチ11がオンからオフされた時には、ダイオードD3によりグランドライン側からコイル21aの上流側端子へと電流が供給されることとなる。
このため、ダイオードD3の順方向電圧を「Vf」とすると、スイッチ11がオフされた時の出力端子P1の電圧は、図13における点線の四角内に示すように、コンデンサC1の充電電圧(ほぼ充電目標電圧Vc1)から「−Vf」へと一気に変化することとなり、単位時間当たりの電圧変化ΔVが非常に大きくなる。そして、そのような電圧変化に応じた量のエミッションノイズが発生して、例えばラジオ等の受信状態に影響を与えてしまう可能性がある。
尚、こうしたエミッションノイズを抑制するための手法として、例えば、コイル21aに投入する電気エネルギー(電圧、電流値自体)を低減するか、或いは、スイッチ11のスルーレート増加させる(即ち、スイッチ11を緩やかにオフ状態へと移行させる)ことが考えられる。しかし、前者の手法では、電磁弁21の開弁応答性を悪化させてしてしまう。また、後者の手法では、スイッチ11の電力損失が大きくなって発熱量が増加してしまうため、やはり実用的ではない。特に、高温環境下に置かれる車載装置では素子の発熱を極力低減したいのが実情である。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、電磁弁駆動装置において、放電用スイッチング素子のオフ時に発生するエミッションノイズを低減することを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1の電磁弁駆動装置では、充電手段が、電源電圧から該電源電圧よりも高い高電圧を生成して放電用コンデンサを充電し、この充電により、電磁弁のコイルに放電するための電気エネルギーが放電用コンデンサに蓄積される。
また、放電用コンデンサから電磁弁のコイルの上流側端子への電流経路に直列に、放電用スイッチング素子が設けられている。そして、放電用スイッチング素子は、電磁弁のコイルに通電すべき駆動期間の開始時にオンされて、放電用コンデンサをコイルに接続させることにより、その放電用コンデンサからコイルへ電磁弁を速やかに作動状態へと移行させるための電流を放電させる。
更に、前記電流経路における放電用スイッチング素子よりもコイル側とグランドラインとの間には、還流手段が設けられており、放電用スイッチング素子がオフされて放電用コンデンサからコイルへの放電が終了すると、その還流手段を介してコイルに電流が還流する。この還流手段を介してコイルに流れる電流は、コイル自身に蓄積された電気エネルギーによるフライバック電流である。
ここで特に、請求項1の電磁弁駆動装置では、前記電流経路における放電用スイッチング素子よりもコイル側に、放電用スイッチング素子がオフされたときにコイルへの放電を開始するサブ放電手段が設けられており、そのサブ放電手段からコイルへの放電が終了すると、還流手段を介してコイルに電流が還流するようになっている。
このような請求項1の電磁弁駆動装置によれば、放電用スイッチがオンからオフされると、コイルへの放電が即座に停止されるのではなく、サブ放電手段からコイルへ放電され、そのサブ放電手段からの放電が終了すると、還流手段を介してコイルに電流が還流するため、放電用スイッチがオンからオフされた時のコイルの上流側端子の電圧変化(図12,図13の出力端子P1の電圧変化に相当)を、緩やかにすることができる。よって、放電用スイッチング素子のオフ時に発生するエミッションノイズを低減することができる。
ところで、請求項2に記載のように、サブ放電手段は、前記電流経路における放電用スイッチング素子よりもコイル側に一端が接続され、他端が前記高電圧(即ち、充電手段が生成して放電用コンデンサを充電する電圧)よりも低い電位に接続されたコンデンサとすることができる。
そして、この構成によれば、サブ放電手段として設ける素子を少なくすることができる。尚、この構成においては、放電用スイッチング素子がオンされると、放電用コンデンサから放電されるエネルギーの一部によってサブ放電手段を成すコンデンサが充電され、放電用スイッチング素子がオフされると、サブ放電手段を成すコンデンサからコイルへの放電が開始されることとなる。
また、請求項3に記載のように、サブ放電手段は、コンデンサと、オンすることでそのコンデンサを前記電流経路における放電用スイッチング素子よりもコイル側と前記高電圧よりも低い電位との間に接続させる接続用スイッチング素子とにより構成することもできる。
そして、この構成によれば、接続用スイッチング素子のオン/オフにより、サブ放電手段の有効/無効を切り替えることができる。例えば、接続用スイッチング素子をオンしたままにすれば、コンデンサが有効となり、請求項2と同じ作用のサブ放電手段が得られる。また、接続用スイッチング素子をオフしたままにすれば、コンデンサが無効となり、サブ放電手段を備えない従来装置と同じになる。このため、放電用スイッチング素子のオフ時に発生するエミッションノイズを低減する必要がある場合にのみサブ放電手段を有効にする、という切替制御が可能になる。
より詳しく説明すると、サブ放電手段を有効にする場合、電磁弁のコイルには、放電用コンデンサとサブ放電手段を成すコンデンサとの2つから電気エネルギーが供給されることとなり、そのコイルへの供給エネルギーをばらつかせる要素が従来装置よりも多くなる。このため、エミッションノイズの低減と、電磁弁の作動開始タイミングの精度(即ち、コイルへの供給エネルギー量の精度)とのうち、前者を優先する場合には、サブ放電手段を有効にし、後者を優先する場合には、サブ放電手段を無効にする、という切替制御を行うことができ有利である。
尚、サブ放電手段を有効にする場合、接続用スイッチング素子は、例えば、放電用スイッチング素子がオンされるのと同時にオンし、サブ放電手段を成すコンデンサからコイルへの放電が終了したらオフする、といった具合にオン/オフさせても良い。
次に、請求項4の電磁弁駆動装置では、請求項3の電磁弁駆動装置において、サブ放電手段を複数組備えている。
そして、この構成によれば、オンする接続用スイッチング素子の数(即ち、有効にするサブ放電手段の数)により、サブ放電手段の総静電容量を変化させることができる。このため、放電用スイッチング素子のオフ時に発生するエミッションノイズを低減したい度合いに応じて、サブ放電手段の総静電容量をアクティブに変更することができ有利である。具体的には、エミッションノイズの低減と、電磁弁の作動開始タイミングの精度とのうち、前者を一層優先する場合には、オンする接続用スイッチング素子の数を増やしてサブ放電手段の総静電容量を増加させ、逆に、後者を優先する場合には、オンする接続用スイッチング素子の数を減らしてサブ放電手段の総静電容量を減少させることができる。そして、例えば、この発明を図12のような燃料噴射制御装置に適用した場合、エンジン回転数等の車両走行状態に応じてサブ放電手段の総静電容量を変更することができるようになる。
次に、請求項5の電磁弁駆動装置では、請求項3,4の電磁弁駆動装置において、サブ放電用充電手段が備えられており、そのサブ放電用充電手段は、放電用スイッチング素子と接続用スイッチング素子とがオフされている場合に、サブ放電手段を成すコンデンサを充電する。そして、接続用スイッチング素子は、放電用スイッチング素子がオンからオフされたとき、或いは放電用スイッチング素子がオンされてからオフされるまでの間にオンされ、サブ放電手段を成すコンデンサからコイルへの放電が終了するとオフされるようになっている。
この構成によれば、サブ放電手段を成すコンデンサを放電用コンデンサとは別のサブ放電用充電手段によって充電することができるため、放電用コンデンサから放電されるエネルギーのほぼ全てをコイルに供給することができる。よって、放電用スイッチング素子がオンされた時のコイルへの放電を急峻なものにすることができ、延いては、放電用スイッチング素子のオン時から電磁弁を作動状態に移行させるまでの作動応答時間を短縮することができる。
ところで、請求項2〜5の電磁弁駆動装置において、サブ放電手段を成すコンデンサは、放電用スイッチング素子がオフされてから、還流手段を介してコイルに電流が還流するよりも先に、コイルに放電を開始することのできる放電応答性を有したコンデンサであれば良い。そして、そのようなコンデンサとしては、請求項6に記載のように、放電用コンデンサよりも放電速度の速い種類のコンデンサが考えられる。具体的には、一般に、放電用コンデンサとしては、静電容量の大きいアルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサが用いられるが、サブ放電手段を成すコンデンサとしては、それらよりも等価直列インダクタンス(ESL)が小さく放電速度の速い積層セラミックコンデンサが好ましい。また、サブ放電手段を成すコンデンサとして、放電速度の速い積層セラミックコンデンサ等を用いれば、サブ放電手段による放電遅れを低減して、電磁弁の作動応答性への影響も低減することができる。
次に、請求項7の電磁弁駆動装置では、請求項1〜6の電磁弁駆動装置において、放電用スイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段は、サブ放電手段からの放電時間(詳しくは、サブ放電手段からコイルに放電されている時間)を計測すると共に、その計測した過去の放電時間に基づいて、放電用スイッチング素子のオフタイミングを調整するようになっている。
そして、この構成によれば、サブ放電手段を構成する部品に特性のばらつき(製造によるばらつきや、時間経過によるばらつきや、温度等の環境によるばらつき)があっても、放電用コンデンサとサブ放電手段との双方からコイルへ供給される総投入エネルギーが目標投入エネルギーとなるように安定させることができる。
例えば、サブ放電手段を構成するコンデンサの静電容量が大きめにばらついたならば、サブ放電手段からコイルへの放電時間が長くなるとと共に、そのサブ放電手段からコイルへの投入エネルギーも大きくなる。そこで、サブ放電手段からコイルへの放電時間が基準値よりも長ければ、その長くなった分に応じた時間だけ放電用スイッチング素子のオフタイミングを早めて、その放電用コンデンサからコイルへの投入エネルギーを減少させるといった制御を行えば、コイルへの総投入エネルギーを一定に保つことができる。
尚、サブ放電手段からの放電時間は、例えば、毎回或いは複数回に1回計測したり、当該装置が動作を開始してから最初の1回だけ計測するようにしても良い。そして、前者の場合には、複数回の計測値の平均値を用いるようにすることができ、また、後者の場合には、計測するための処理負荷を低減することができる。
次に、請求項8の電磁弁駆動装置では、請求項1〜6の電磁弁駆動装置において、放電用スイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段は、当該装置内の温度に基づいて放電用スイッチング素子のオフタイミングを調整するようになっている。
そして、この構成によれば、サブ放電手段を構成する部品に、温度による特性のばらつきがあっても、放電用コンデンサとサブ放電手段との双方からコイルへ供給される総投入エネルギーが目標投入エネルギーとなるように安定させることができる。
例えば、サブ放電手段を構成するコンデンサとして、温度が高いほど静電容量が大きくなるコンデンサを用いた場合には、温度が高い場合ほど、サブ放電手段からコイルへの投入エネルギーが大きくなる。そこで、温度が高い場合ほど放電用スイッチング素子のオフタイミングを早める、といった制御を行えば、コイルへの総投入エネルギーを一定に保つことができる。また逆に、例えば、サブ放電手段を構成するコンデンサとして、温度が低いほど静電容量が大きくなるコンデンサを用いた場合には、温度が低い場合ほど放電用スイッチング素子のオフタイミングを早める、といった制御を行えば、コイルへの総投入エネルギーを一定に保つことができる。
また、制御手段は、当該装置内の温度を検出するように構成することもできるが、請求項9に記載のように、制御手段は、当該装置の外部の環境温度に基づいて当該装置内の温度を推定するように構成することもできる。そして、この構成によれば、当該装置内に、温度を検出するための素子及び回路を設ける必要が無くなる。尚、この発明を図12のような燃料噴射制御装置に適用した場合、当該装置の外部の環境温度としては、例えば、エンジンの冷却水温や吸気温度等が考えられる。
以下に、本発明が適用された実施形態の電磁弁駆動装置としての燃料噴射制御装置について、図面に従い説明する。
尚、本実施形態の燃料噴射制御装置は、図12の燃料噴射制御装置100と同様に、車両用多気筒ディーゼルエンジンの各気筒に燃料を噴射供給する電磁弁(電磁ソレノイド式ユニットインジェクタ)の各々を駆動するものであり、その各電磁弁は周知のコモンレールに蓄圧された高圧の燃料を開弁することで噴射する。そして、本実施形態においても、各気筒毎の電磁弁のうちの1つのみを図示し、その1つの電磁弁の駆動に関して説明する。また、以下に説明する各図において、図12に示した構成要素と同じものについては、同一の符号を付しているため説明を省略する。そして、以下では、図12の燃料噴射制御装置100と異なる点のみ説明する。また、本実施形態においても、スイッチング素子をスイッチと称し、そのスイッチとしては、MOSFETを用いている。また更に、本実施形態では、コンデンサC1からコイル21aへの放電をメイン放電と言い、コンデンサC1以外のコンデンサからコイル21aへの放電をサブ放電と言う。
[第1実施形態]
まず図1に示すように、第1実施形態の燃料噴射制御装置10は、図12の燃料噴射制御装置100と比較すると、下記(1−1)及び(1−2)の点が異なっている。
(1−1)メイン放電に続いてサブ放電を行うために、ダイオードD3と並列に、コンデンサC2とスイッチ14との直列回路が追加されている。そして、スイッチ14がオンすることで、コンデンサC2が、出力端子P1(換言すれば、スイッチ11と出力端子P1とを結ぶ配線)とグランドラインとの間に接続されるようになっている。また、そのスイッチ14も、制御回路25によって制御される。
尚、コンデンサC1がアルミ電解コンデンサ又はフィルムコンデンサであるのに対して、コンデンサC2は、そのコンデンサC1よりも等価直列インダクタンス(ESL)が小さくて充放電速度の速い種類のコンデンサ(本実施形態では、積層セラミックコンデンサ)である。
(1−2)制御回路25は、図2に示すように、エンジン回転数が規定値Nth以下か否かを判定し(S110)、規定値Nth以下でなければ(S110:NO)、サブ放電用のスイッチ14をオフのままにするが(S120)、エンジン回転数が規定値Nth以下であれば(S110:YES)、スイッチ14を図3(B)及び図4に示すように制御する(S130)。
即ち、制御回路25は、スイッチ14を、スイッチ11のオンと同時にオンし、スイッチ11のオフから所定時間が経過するとオフする。
このため、エンジン回転数が規定値Nth以下の場合には、スイッチ11がオンされると、コンデンサC1から放電されるエネルギーの一部によってサブ放電用のコンデンサC2が充電される。そして、スイッチ11がオフされると、図3(B)及び図4における一点鎖線の楕円内に示すように、コンデンサC2からコイル21aへの放電(サブ放電)が開始される。すると、出力端子P1の電圧は、コンデンサC2の電荷量の減少に伴って、徐々に低下していく。その後、コンデンサC2からコイル21aへの放電が終了すると、ダイオードD3を介してコイル21aにフライバック電流が還流することとなる。
つまり、従来装置100では、図3(A)に示すように、スイッチ11のオフと同時にダイオードD3を介してコイル21aにフライバック電流が還流するようになっていたが、本実施形態では、図3(B)及び図4に示すように、スイッチ11がオフしてコンデンサC1からコイル21aへのメイン放電が終了すると同時にコンデンサC2からコイル21aへのサブ放電が開始され、そのコンデンサC2からの放電が終了すると、ダイオードD3を介してコイル21aにフライバック電流が還流する。
尚、スイッチ11がオフされてからスイッチ14がオフされるまでの上記所定時間は、コンデンサC2からコイル21aへの放電が終了すると考えられる時間よりも長く設定されている。また、駆動期間の開始時にコイル21aへ投入すべきエネルギー量をPinjとし、コンデンサC2からコイル21aへ投入されるエネルギー量をPc2とすると、本実施形態において、サブ放電を行う場合、スイッチ11のオフタイミング(換言すれば、スイッチ11をオンしている時間)は、PinjからPc2を差し引いた分(=Pinj−Pc2)がコンデンサC1からコイル21aへ投入されるようにしたタイミングに設定される。一方、図4の最下段において、「メイン放電期間」とは、コンデンサC1からコイル21aへ放電されている期間であり、「サブ放電期間」とは、コンデンサC2からコイル21aへ放電されている期間であり、「フライバック期間」とは、ダイオードD3を介してコイル21aにフライバック電流が還流している期間である。
以上のような第1実施形態の燃料噴射制御装置10によれば、エンジン回転数が規定値Nth以下の場合であって、例えばラジオに入る雑音が気になりやすい低回転時においては、スイッチ11がオンからオフされると、コイル21aへの放電が即座に停止されるのではなく、コンデンサC2からコイル21aへのサブ放電が行われる。そして、そのサブ放電が終了したら、ダイオードD3を介してコイル21aにフライバック電流が流れるようになる。
このため、図4に示すように、スイッチ11がオフされると、出力端子P1の電圧は、従来装置100よりも長い時間T1をかけて「−Vf」まで低下することとなり、スイッチ11がオフされた時の出力端子P1の電圧変化(コイルの上流側端子の電圧変化)を緩やかにすることができる。よって、スイッチ11のオフ時における電圧変化によるエミッションノイズを、発熱悪化等のエネルギーロスを伴うことなく確実に低減することができる。
また、エンジン回転数が規定値Nth以下でない場合には、コンデンサC2が無効化されて(S120)、サブ放電は行われないため、コイル21aへの供給エネルギーをばらつかせる要素が従来装置100と同じになる。よって、電磁弁21の開弁タイミングの精度(延いては、燃料噴射の精度)を従来装置100よりも低下させることがない。つまり、エンジンの作動音によりラジオに入る雑音が気にならないような場合には、エミッションノイズの低減よりも燃料噴射精度を優先することができる。
ところで、Pinjに対するPc2の割合(=Pc2/Pinj)を、分割投入エネルギー率Pxと称することにすると、そのPxとエミッションノイズの発生量との関係は、実験により図5のようになることが確認できた。
そして、その図5から、CISPR(国際無線障害特別委員会)の規格CISPR25におけるClass3を目標のノイズ量としたならば、Pxを3%にすれば良いことが分かる。
そこで、本実施形態では、コンデンサC2の容量値Cc2を、Pxが3%以上となるように設定している。
具体的に説明すると、まず、下記の式1,式2が成立する。
Pc2=Pinj×Px ,Pinj=Pc1+Pc2 …式1
Pc2=(1/2)×Cc2×Vc1^2 …式2
尚、Pc1は、コンデンサC1からコイル21aへ投入するエネルギー量である。また、式における「^n」は、n乗(nは整数)を意味している。
そして、式1,式2から下記の式3が成立する。
Cc2=[2×(Px×Pinj)]/Vc1^2 …式3
ここで、本実施形態では、DCDCコンバータ23によるコンデンサC1の充電目標電圧Vc1が50(V)であり、Pinjが50(mJ)である。
よって、式3より、「Cc2=[2×(0.03×50×10^−3)]/50^2=1.2(μF)」となり、Cc2は、1.2(μF)以上に設定すれば良い。
以上のことから、コンデンサC2の容量値Cc2を、少なくとも1.2(μF)という比較的小容量に設定すれば、CISPR25におけるClass3以上のノイズ性能を達成することができる。
尚、本実施形態では、コンデンサC1が放電用コンデンサに相当し、DCDCコンバータ23が充電手段に相当し、スイッチ11が放電用スイッチング素子に相当し、ダイオードD3が還流手段に相当し、コンデンサC2及びスイッチ14がサブ放電手段に相当している。また、スイッチ14が接続用スイッチング素子に相当している。
一方、上記第1実施形態は、下記(1)〜(4)の各々のように変形することができる。
(1)制御回路25は、図2のS130でスイッチ14をオンしたままにしても良い。
(2)スイッチ14を設けずに、コンデンサC2をダイオードD3と並列に接続したままにする構成でも良い。このように構成すれば、エンジン回転数等に関係なく、スイッチ11がオンからオフされる毎にコンデンサC2からコイル21aへのサブ放電が必ず実施されることとなる。そして、この構成によれば、サブ放電を行うために設ける素子数を最小にすることができる。
(3)コンデンサC2の出力端子P1側とは反対側の端部は、Vc1よりも低い電位に接続すれば良いため、グランドラインに限らず、例えばバッテリ電圧VBの電源ラインに接続するようにしても良い。
(4)図6に示すように、コンデンサC2とスイッチ14との直列回路と同様の回路を、複数設けても良い。尚、図6の燃料噴射制御装置20では、コンデンサC3とスイッチ15との直列回路を追加している。
そして、図6の構成によれば、スイッチ14,15のうち、オンするスイッチの数により、サブ放電を行うための総静電容量を変化させることができる。このため、スイッチ11のオフ時に発生するエミッションノイズを低減したい度合いに応じて、サブ放電用の総静電容量をアクティブに変更することができる。
例えば、制御回路25は、エンジン回転数が第1の規定値Nth1以下である場合には、スイッチ14,15の両方を図3(B)及び図4のようにオン/オフさせるかオンしたままにし、エンジン回転数が第1の規定値Nth1よりも大きく、且つ、第2の規定値Nth2以下である場合には、スイッチ14,15のうちの一方だけを図3(B)及び図4のようにオン/オフさせるかオンしたままにし、エンジン回転数が第2の規定値Nth2よりも大きい場合には、スイッチ14,15の両方をオフしたままにする、といった制御を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図7に示すように、第2実施形態の燃料噴射制御装置30は、第1実施形態の燃料噴射制御装置10と比較すると、下記(2−1)及び(2−2)の点が異なっている。
(2−1)DCDCコンバータ23と同様のDCDCコンバータ29が追加されている。そして、DCDCコンバータ29は、バッテリ電圧VBよりも高い高電圧を生成し、その高電圧をダイオードD5を介してコンデンサC2に供給することにより、そのコンデンサC2を充電する。また、DCDCコンバータ29も制御回路25によって制御される。
(2−2)図8に示すように、制御回路25は、サブ放電を実施する場合、スイッチ11とスイッチ14とをオフしている際に、DCDCコンバータ29を作動させて、コンデンサC2を、そのコンデンサC2の充電電圧が目標電圧Vc2になるまで充電させる。尚、本実施形態ではVc2=Vc1である。
尚、このように、本第2実施形態では、コンデンサC2が、コンデンサC1からではなくDCDCコンバータ29によって充電されるため、スイッチ14は、必ずしもスイッチ11と同時にオンしなくても良く、図8の最下段における点線で示すように、スイッチ11がオフされたとき、或いは、スイッチ11がオンされてからオフされるまでの間にオンすれば良い。
以上のような第2実施形態によれば、コンデンサC2をDCDCコンバータ29によって充電するため、コンデンサC1から放電されるエネルギーのほぼ全てをコイル21aに供給することができる。
よって、スイッチ11がオンされた時のコイル21aへの放電を急峻なものにすることができ、延いては、スイッチ11のオン時から電磁弁21を開弁状態に移行させるまでの作動応答時間を短縮することができる。
つまり、第1実施形態の場合には、図8の3,4段目における点線で示すように、コンデンサC1から放電されるエネルギーの一部がコンデンサC2の充電に用いられるため、コイルへの通電開始が若干遅れ、その分、電磁弁21の作動応答時間が長くなる可能性がある。これに対して、第2実施形態の構成によれば、そのような可能性を回避することができる。
尚、本第2実施形態では、DCDCコンバータ29がサブ放電用充電手段に相当している。また、Vc2はVc1と異なる値であっても良い。また、本第2実施形態においても、前述した(3),(4)の変形を適用することができる。
[第3実施形態]
次に、図9に示すように、第3実施形態の燃料噴射制御装置40は、第1実施形態の燃料噴射制御装置10と比較すると、下記(3−1)及び(3−2)の点が異なっている。
(3−1)コンデンサC2と直列に、そのコンデンサC2からコイル21aへ放電される電流を検出するための抵抗R2が接続されている。
(3−2)制御回路25では、抵抗R2の両端電圧がアンプ25aにより増幅される。
そして、制御回路25は、サブ放電を実施する場合、スイッチ11をオンからオフする度に、アンプ25aの出力をモニタすることにより、コンデンサC2からコイル21aへ放電しているか否かを判定すると共に、放電していると判定している継続時間を、コンデンサC2からコイル21aへの放電時間として計測する。更に、制御回路25は、コンデンサC2からの放電が終了したと判定すると、今回測定した放電時間をメモリ(図示省略)に記憶する。そして、制御回路25は、サブ放電を実施する場合において、スイッチ11をオン/オフさせる際には、このように計測した前回まので放電時間に基づいて、スイッチ11のオフタイミングを調整する。
より具体的に説明すると、制御回路25は、放電時間の計測を終える毎に、今回の計測値を含めた最新のM回分(Mは2以上の整数)の放電時間の平均値を算出してメモリに記憶する。そして、次回にスイッチ11をオン/オフさせる際には、その記憶した放電時間の平均値に基づいて、スイッチ11のオフタイミングを調整する。
例えば、コンデンサC2の静電容量が、製造ばらつきや、時間経過によるばらつきや、温度変化等によって、大きめにばらついたならば、そのコンデンサC2からの放電時間が長くなると共に、そのコンデンサC2からコイル21aへの投入エネルギーも大きくなる。そこで、図10に例示するように、計測した放電時間の平均値tbが理想状態での基準値taよりも長ければ、その長くなった分に応じた時間だけスイッチ11のオフタイミングを早めて、コンデンサC1からコイル21aへの投入エネルギーを減少させる。また逆に、放電時間の平均値tbが理想状態での基準値taよりも短ければ、その短くなった分に応じた時間だけスイッチ11のオフタイミングを遅くして、コンデンサC1からコイル21aへの投入エネルギーを増加させる。このようにして、コイル21aへの総投入エネルギーを一定に保つ。
以上のような第3実施形態によれば、製造ばらつき、経時ばらつき、温度変化等によって、コンデンサC2の容量にばらつきが生じても、そのコンデンサC2とコンデンサC1との双方からコイル21aへ供給される総投入エネルギーを安定させることができ、延いては、高い燃料噴射精度を確保することができる。
尚、本第3実施形態では、制御回路25が制御手段に相当している。
一方、例えば、計測した放電時間の平均値を求めるのではなく、スイッチ11のオフタイミングを、前回の放電時間だけに基づいて調整するように構成しても良い。
また、放電時間は、毎回計測するのではなく、例えば、複数回に1回計測したり、当該燃料噴射制御装置40が起動してから最初の1回又は複数回の燃料噴射時にだけ計測するようにしても良い。
また、計測した放電時間又はそれの平均値を不揮発性メモリやバックアップRAM(電源がバックアップされたRAM)に学習値として記憶しておき、次に起動して燃料噴射を実施する場合には、その学習値を用いるようにしても良い。
また、本第3実施形態においても、前述した(1)〜(4)の変形を適用することができる。
[第4実施形態]
次に、図11に示すように、第4実施形態の燃料噴射制御装置50は、第1実施形態の燃料噴射制御装置10と比較すると、下記(4−1)及び(4−2)の点が異なっている。
(4−1)当該燃料噴射制御装置50内の温度を検出する温度検出回路27が設けられている。この温度検出回路27は、例えば、温度検出用ダイオードを備えると共に、そのダイオードの順方向電圧が温度に応じて変化することを利用した周知のものであり、温度検出用ダイオードの順方向電圧を増幅して、その電圧を温度情報として出力する。
(4−2)制御回路25は、サブ放電を実施する場合において、スイッチ11をオン/オフさせる際には、温度検出回路27からの温度情報に基づいて、スイッチ11のオフタイミングを調整する。
例えば、コンデンサC2として、温度が高いほど静電容量が大きくなるコンデンサを用いた場合には、温度が高い場合ほど、そのコンデンサC2からコイル21aへの投入エネルギーが大きくなる。そこで、制御回路25は、温度検出回路27からの温度情報によって検出される温度が高い場合ほど、スイッチ11のオフタイミングを早めて、コイル21aへの総投入エネルギーを一定に保つようにする。また逆に、コンデンサC2として、温度が低いほど静電容量が大きくなるコンデンサを用いたとすると、制御回路25は、温度検出回路27からの温度情報によって検出される温度が低い場合ほど、スイッチ11のオフタイミングを早めることで、コイル21aへの総投入エネルギーを一定に保つ。
このような第4実施形態によれば、コンデンサC2に温度による特性の変化が生じても、そのコンデンサC2とコンデンサC1との双方からコイル21aへ供給される総投入エネルギーを安定させることができ、延いては、高い燃料噴射精度を確保することができる。
尚、本第4実施形態では、制御回路25が制御手段に相当している。
一方、制御回路25は、当該燃料噴射制御装置50内の温度を、エンジンの冷却水温や吸気温度等、当該装置50の外部の環境温度に基づいて推定するように構成しても良い。この場合、冷却水温や吸気温度が高い場合ほど、当該装置50内の温度が高いと推定するように構成することができる。そして、このように構成すれば、当該装置50内に温度検出回路27を設ける必要が無くなる。
また、本第4実施形態においても、前述した(1)〜(4)の変形を適用することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、コンデンサC2,C3は、積層セラミックコンデンサに限らず、他の種類のコンデンサでも良い。また、前述した各スイッチ11〜15は、バイポーラトランジスタ等の他の種類のトランジスタでも良い。
また、DCDCコンバータ23、29としては、インダクタのフライバック電圧を利用して昇圧するものに限らず、例えば、チャージポンプ式の昇圧回路を用いても良い。
また、本発明は燃料噴射制御装置に限らず、電磁弁を駆動する装置であれば同様に適用することができる。また、電磁弁は、コイルへの通電により閉弁する常開式(ノーマルオープンタイプ)の電磁弁でも良い。
第1実施形態の燃料噴射制御装置の構成図である。 制御回路によるサブ放電用スイッチの制御内容を表すフローチャートである。 第1実施形態の動作及び作用を表すタイムチャートの、その1である。 第1実施形態の動作及び作用を表すタイムチャートの、その2である。 分割投入エネルギー率Pxとエミッションノイズの発生量との関係を表すグラフである。 第1実施形態の変形例を表す構成図である。 第2実施形態の燃料噴射制御装置の構成図である。 第2実施形態の動作及び作用を表すタイムチャートである。 第3実施形態の燃料噴射制御装置の構成図である。 第3実施形態の動作及び作用を表すタイムチャートである。 第4実施形態の燃料噴射制御装置の構成図である。 従来の燃料噴射制御装置の構成図である。 従来装置の動作及び課題を表すタイムチャートである。
符号の説明
10,20,30,40,50…燃料噴射制御装置、11〜15…スイッチ(スイッチング素子)、21…電磁弁(インジェクタ)、21a…コイル、22…エネルギー回収用経路、23,29…DCDCコンバータ、25…制御回路、25a…アンプ、27…温度検出回路、C1…放電用コンデンサ、C2,C3…サブ放電手段を成すコンデンサ、D1〜D5…ダイオード、P1,P2…出力端子、R1,R2…電流検出用抵抗

Claims (9)

  1. 電磁弁のコイルに放電するための電気エネルギーが蓄積される放電用コンデンサと、
    電源電圧から該電源電圧よりも高い高電圧を生成して前記放電用コンデンサを充電する充電手段と、
    前記放電用コンデンサから前記コイルの上流側端子への電流経路に直列に設けられ、前記コイルに通電すべき駆動期間の開始時にオンされて、前記放電用コンデンサを前記コイルに接続させることにより、前記放電用コンデンサから前記コイルへ前記電磁弁を速やかに作動状態へと移行させるための電流を放電させる放電用スイッチング素子と、
    前記電流経路における前記放電用スイッチング素子よりも前記コイル側とグランドラインとの間に設けられ、前記放電用スイッチング素子がオフされて前記放電用コンデンサから前記コイルへの放電が終了すると、前記コイルに電流を還流させる還流手段と、
    を備えた電磁弁駆動装置において、
    前記電流経路における前記放電用スイッチング素子よりも前記コイル側に、前記放電用スイッチング素子がオフされたときに前記コイルへの放電を開始するサブ放電手段が設けられており、そのサブ放電手段から前記コイルへの放電が終了すると、前記還流手段を介して前記コイルに電流が還流するように構成されていること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  2. 請求項1に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記サブ放電手段は、前記電流経路における前記放電用スイッチング素子よりも前記コイル側に一端が接続され、他端が前記高電圧よりも低い電位に接続されたコンデンサからなること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  3. 請求項1に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記サブ放電手段は、コンデンサと、オンすることでそのコンデンサを前記電流経路における前記放電用スイッチング素子よりも前記コイル側と前記高電圧よりも低い電位との間に接続させる接続用スイッチング素子とにより構成されていること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  4. 請求項3に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記サブ放電手段を複数組備えていること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記放電用スイッチング素子と前記接続用スイッチング素子とがオフされている場合に、前記サブ放電手段を成すコンデンサを充電するサブ放電用充電手段を備えると共に、
    前記接続用スイッチング素子は、前記放電用スイッチング素子がオンからオフされたとき、或いは前記放電用スイッチング素子がオンされてからオフされるまでの間にオンされ、前記サブ放電手段を成すコンデンサから前記コイルへの放電が終了するとオフされること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  6. 請求項2ないし請求項5の何れか1項に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記サブ放電手段を成すコンデンサは、前記放電用コンデンサよりも放電速度の速い種類のコンデンサであること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記放電用スイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段は、前記サブ放電手段からの放電時間を計測すると共に、その計測した過去の放電時間に基づいて、前記放電用スイッチング素子のオフタイミングを調整すること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  8. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記放電用スイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段は、当該装置内の温度に基づいて前記放電用スイッチング素子のオフタイミングを調整すること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
  9. 請求項8に記載の電磁弁駆動装置において、
    前記制御手段は、当該装置の外部の環境温度に基づいて当該装置内の温度を推定すること、
    を特徴とする電磁弁駆動装置。
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