JP7110613B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents

負荷駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7110613B2
JP7110613B2 JP2018028738A JP2018028738A JP7110613B2 JP 7110613 B2 JP7110613 B2 JP 7110613B2 JP 2018028738 A JP2018028738 A JP 2018028738A JP 2018028738 A JP2018028738 A JP 2018028738A JP 7110613 B2 JP7110613 B2 JP 7110613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching element
voltage
control circuit
gate
mos
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018028738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019143538A (ja
Inventor
優人 神谷
翔平 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2018028738A priority Critical patent/JP7110613B2/ja
Priority to US16/274,596 priority patent/US10778210B2/en
Publication of JP2019143538A publication Critical patent/JP2019143538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7110613B2 publication Critical patent/JP7110613B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/081Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/08104Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit in field-effect transistor switches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0675Electromagnet aspects, e.g. electric supply therefor
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/081Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/0812Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
    • H03K17/08122Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0027Measuring means of, e.g. currents through or voltages across the switch

Description

本発明は、負荷駆動装置に関する。
この種の装置においては、制御部の構成を小型化、高機能化することが要求されているが、一方で発熱を抑制することが課題となっている。
特に発熱が大きいものとして、自動車などの燃料噴射装置の駆動装置がある。負荷である電磁弁の駆動においては、通電と回生電流の経路を構成するダイオードが発熱源となるので、近年これをMOSFETなどのスイッチング素子を用いることで同期整流方式を採用している。
ところで、このように同期整流方式では、MOSFETなどの3端子素子を用いるので、ゲート端子の地絡異常を検出する方式として、ゲート端子の電位をモニタする方式が採用される。しかし、ゲート端子の電位モニタ用の端子を設けることは、駆動ICのピンを増加させることとなり、コストアップにつながる問題がある。
特開2013-204442号公報 特開2013-251975号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、制御部の端子を増加させることなくゲート端子の電位モニタをすることができるようにした負荷駆動装置を提供することにある。
請求項1および請求項2に記載の負荷駆動装置は、電磁弁への給電を、通電用のゲート駆動型の第1スイッチング素子および還流用のゲート駆動型の第2スイッチング素子を制御回路によりオンオフ駆動する同期整流型の電磁弁駆動装置である。前記第1スイッチング素子は、高圧電源から給電するための高圧用スイッチング素子と、前記高圧電源よりも低圧の通常電源から給電するための通常用スイッチング素子とが設けられる。前記第2スイッチング素子には、寄生ダイオードが並列に設けられており、前記寄生ダイオードの順方向電圧は、前記第2スイッチング素子のオン時の主端子間電圧よりも大きい電圧となっている。前記制御回路は、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動したときに、前記第2スイッチング素子の端子間電圧を検出して通常オン時の電圧よりも小さく設定される閾値電圧以下のときにゲート地絡故障を判定する。請求項1に記載の負荷駆動装置において、前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動後であって、前記第1スイッチング素子のオフ後所定時間が経過した時点で実施する。請求項2に記載の負荷駆動装置において、前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動後であって、前記第1スイッチング素子のオフ後所定の還流電流レベルになった時点で実施する。
上記構成を採用することにより、第1スイッチング素子をオン駆動した後に、第2スイッチング素子をオン駆動して電磁弁に発生する還流電流を流す同期整流方式の構成で、制御回路により、第2スイッチング素子をゲートオン駆動したときに、第2スイッチング素子の端子間電圧を検出して通常オン時の電圧よりも小さく設定される閾値電圧以下のときにゲート地絡故障を判定するので、第2スイッチング素子のゲート地絡故障判定のために制御回路において端子を増設することなく実施できる。
第1実施形態を示す電気的構成図 動作の流れを示す図(その1) 動作の流れを示す図(その2) タイミングチャート 作用説明図 第2実施形態の動作の流れを示す図(その1) 動作の流れを示す図(その2) 作用説明図 第3実施形態を示す動作の流れを示す図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1~図5を参照して説明する。図1は内燃機関への燃料噴射を行うための負荷駆動装置1の電気的構成を示すもので、誘導性負荷である電磁弁2を駆動する。
負荷駆動装置1は、制御回路3により駆動制御され、制御回路3はマイコン4からの指令により動作する。電磁弁2の両端子は、それぞれ出力端子A、Bに接続されている。電磁弁2の駆動系統は次のように構成される。駆動用の電源は2つ設けられる。車載バッテリの正極端子に接続される直流電源VBおよび直流電源VBから昇圧回路を介して昇圧した高圧電源VHである。
高圧電源VHは、Nチャンネル型のMOSFETの放電用MOS5を介して出力端子Aに接続される。出力端子Bは、Nチャンネル型のMOSFETの気筒MOS6および抵抗7を直列に介してグランドに接続されている。放電MOS5には寄生ダイオード5aが内蔵されており、気筒MOS6には、寄生ダイオード6aが内蔵されている。
出力端子Aは、Nチャンネル型のMOSFETの還流MOS8を介してグランドに接続される。還流MOS8は寄生ダイオード8aを内蔵している。出力端子Bとグランドとの間にコンデンサ9が接続される。抵抗7に並列にコンデンサ10が接続される。
直流電源VBは、Nチャンネル型のMOSFETの定電流MOS11および逆流防止MOS12を直列に介して出力端子Aに接続される。定電流MOS11および逆流防止MOS12は、ソースを共通に接続した状態である。定電流MOS11は寄生ダイオード11aを内蔵し、逆流防止MOS12は寄生ダイオード12aを内蔵している。出力端子Bから高圧電源VHに順方向にダイオード13が接続される。
なお、上記構成において、放電MOS5および定電流MOS11は第1スイッチング素子として機能し、また、放電MOS5は高圧用スイッチング素子、定電流MOS11は通常用スイッチング素子として機能し、還流MOS8は第2スイッチング素子として機能するものである。
制御回路3には、放電MOS5のゲートが抵抗14を介して接続されるとともに、気筒MOS6のゲートが抵抗15を介して接続される。制御回路3は、放電MOS5および気筒MOS6を駆動して高圧電源VHから電磁弁2に給電する。制御回路3には、還流MOS8のゲートが抵抗16を介して接続される。制御回路3は、気筒MOS6および還流MOS8を駆動して電磁弁2の還流電流を流す。
制御回路3には、定電流MOS11のゲートが抵抗17を介して接続されるとともに、逆流防止MOS12のゲートが抵抗18を介して接続される。制御回路3は、定電流MOS11、逆流防止MOS12および気筒MOS6を駆動して直流電源VBから給電する。高圧電源VHから電磁弁2に給電する場合には、制御回路3により逆流防止MOS12がオフ状態に保持され、直流電源VB側に電流が流れないように制御される。
また、放電MOS5のソースは、直接制御回路3に接続されるとともに、抵抗19およびコンデンサ20の直列回路を介して制御回路3に接続されている。さらに、定電流MOS11および逆流防止MOS12の共通のソースは、直接制御回路3に接続されるとともに、抵抗21およびコンデンサ22の直列回路を介して制御回路3に接続される。さらに、定電流MOS11および逆流防止MOS12の共通のソースは、抵抗23およびコンデンサ24の直列回路を介して制御回路3に接続されている。なお、上記した抵抗とコンデンサからなる3つの直列回路は、それぞれブートストラップ回路を構成していて、放電MOS5、定電流MOS11のオン状態を保持するために用いられる。
また、制御回路3には、内部に故障検出回路30が設けられている。故障検出回路30は、故障検出用の第1コンパレータ31、第2コンパレータ32およびバイアス電源33を備え、還流MOSである還流MOS8のドレイン端子(出力端子A)の検出電圧VDSを検出するように設けられている。
ここで、第1コンパレータ31および第2コンパレータ32には、非反転入力端子に検出電圧VDSが入力され、反転入力端子に閾値電圧Vth1、Vth2がそれぞれに入力される。第1コンパレータ31は、過電流を判定するためのもので、過電流検出電圧である閾値電圧Vth1との比較を実施する。第2コンパレータ32は、ゲート地絡故障検出用の閾値電圧Vth2との比較を実施する。バイアス電源33は、例えば、還流MOS8のドレインに基準電圧Vs(例えば2.5V)を印加するものである。
次に、上記構成の作用について図2~5も参照して説明する。負荷駆動装置1の制御回路3は、マイコン4から駆動信号TQが与えられると、電磁弁2に対して、燃料噴射のための通電制御を実施して開弁動作を実施する。この場合、制御回路3は、図4(a)に示すように、時刻t0で駆動信号TQがオンになると、図4(e)に示すように、時刻t1に気筒MOS6をオン駆動し、続いて図4(c)に示すように放電MOS5をオン駆動する。
これにより、高圧電源VHから放電MOS5、電磁弁2、気筒MOS6および抵抗7の経路で通電路が形成され、電磁弁2に通電される。高圧電源VHは、昇圧コンデンサなどに電荷が蓄積されていてこれを放電させることで電磁弁2に給電する。これにより、電磁弁2には、図4(b)に示すように、時刻t2から徐々に負荷電流Idが上昇するように流れる。また、これによって、時刻t3になると電磁弁2は所定位置まで駆動された状態となる。
なお、このとき図4(d)に示すように、制御回路3は、定電流MOS11もオン駆動している。この場合、高圧電源VHから正常に給電動作が行われる場合には、定電流MOS11がオン状態となっても、出力端子Aは高圧電源VHに近い電位となっているので、直流電源VB側から給電されることはなく、逆流防止MOS12によって直流電源VB側に逆流することも阻止されている。
放電MOS5のオン状態では、出力端子Aの電位は、ほぼ高圧電源VHの電圧まで引き上げられた状態であるから、図4(h)に示すように、基準電位Vsを大幅に上回る高い電圧となっている。
制御回路3は、放電MOS5のオン期間Ton1が経過して時刻t3になると、放電MOS5をオフさせる。これにより、電磁弁2に流れていた負荷電流Idは、高圧電源VHからの給電が停止する。電磁弁2は誘導性であるから、放電MOS5がオフした後は、オフ状態の還流MOS8のダイオード8aを介してグランド側から負荷電流Idが流れるようになる。負荷電流Idがダイオード8aに流れる期間中においては、出力端子Aの検出電圧VDSは、グランドレベルからダイオード8aの順方向電圧Vf(=0.7V)だけ下がった電位となる。
制御回路3は、放電MOS5のオフ後、デッドタイムTxを経た後の時刻t4に、図4(g)に示すように、還流MOS8をオン駆動する。これにより、図5に点線で経路を示しているように、グランドから還流MOS8、電磁弁2、気筒MOS6および抵抗7を介して電流経路が形成される。これによって、電磁弁2には、図4(b)にも示すように、電磁弁2に継続的に負荷電流Idが還流電流として流れるようになる。
このとき、出力端子Aの検出電圧VDSすなわち還流MOS8のドレイン-ソース間電圧Vdsは、グランドレベルからオン状態の還流MOS8の電圧すなわちドレイン-ソース間電圧Vdsだけ下がった負の電圧となる。オン状態の還流MOS8のドレイン-ソース間電圧Vdsは、オン抵抗Ronに負荷電流Idを乗じた値となるので、検出電圧VDSは例えば-0.1~-0.3V程度のレベルとなる。
なお、後述するように、還流電流が流れるときに、還流MOS8がオフ状態のままである場合には、図5に破線で経路を示すように、グランドから還流MOS8の寄生ダイオード8a、電磁弁2、気筒MOS6および抵抗7を介して電流経路が形成される。これによって、電磁弁2には、電磁弁2に継続的に負荷電流Idが還流電流として流れる。また、このとき、寄生ダイオード8aでの電圧降下が順方向電圧Vfである-0.7V程度となるので、検出電圧VDSから得られるドレイン-ソース間電圧Vdsはグランドレベルから順方向電圧Vfだけ低下した負の値となる。
この後、電磁弁2の負荷電流Idは徐々に低下し、所定の時間Tp1が経過すると、制御回路3は、図4(g)に示すように、時刻t5で還流MOS8をオフ駆動する。続いて、制御回路3は、図4(d)、(f)に示すように、定電流MOS11および逆流防止MOS12をオン駆動すると、デッドタイムTxを経た後の時刻t6にともにオン状態となる。
これにより、直流電源VBから定電流MOS11、逆流防止MOS12、電磁弁2、気筒MOS6および抵抗7の経路で通電路が形成され、電磁弁2に通電される。直流電源VBによる電磁弁2への通電で、図4(b)に示すように、下降していた負荷電流Idが時刻t6から再び上昇する。このとき、電磁弁2は、高圧電源VHにより駆動された位置を保持するように通電された状態となる。
制御回路3は、直流電源VBによる電磁弁2への通電を一定時間Ton2だけ実施した時刻t7になると、定電流MOS11および逆流防止MOS12をオフさせる。これにより、電磁弁2に流れていた負荷電流Idは、直流電源VBからの給電が停止する。電磁弁2の誘導性により、定電流MOS11および逆流防止MOS12がオフした後は、図5中に破線で示す経路すなわち、オフ状態の還流MOS8のダイオード8aを介してグランド側から負荷電流Idが流れるようになる。負荷電流Idがダイオード8aに流れる期間中においては、出力端子Aの検出電圧VDSは、グランドレベルからダイオード8aの順方向電圧Vfだけ下がった負の電位となる。
制御回路3は、定電流MOS11および逆流防止MOS12のオフ後、デッドタイムTxを経た後の時刻t10に、図4(g)に示すように、還流MOS8をオン駆動する。これにより、電磁弁2に流れていた負荷電流Idは、グランドから還流MOS8、電磁弁2、気筒MOS6および抵抗7を介して電流経路が形成されるので、図4(b)に示すように、継続的に負荷電流Idが流れる。
このとき、出力端子Aの検出電圧VDSは、グランドレベルからオン状態の還流MOS8の電圧すなわちドレイン-ソース間電圧Vdsだけ下がった負の電位となる。オン状態の還流MOS8のドレイン-ソース間電圧Vdsは、オン抵抗Ronに負荷電流Idを乗じた値となるので、例えば-0.1~-0.3V程度のレベルとなる。
以下、同様にして、制御回路3は、時刻t3からt10までの制御動作を繰り返し、例えば直流電源VBから電磁弁2への給電を3回繰り返すことによって、電磁弁2への定電流通電を実施する。これにより、電磁弁2の開弁状態は、通電期間中保持されるようになる。
また、図4に示しているように、更にこの後小さい負荷電流Idを流し続ける場合には、上記と同様にして直流電源VBから短時間の通断電を繰り返すことで所定レベルの電流を保持するように制御される。
さて、上記のようにして、制御回路3は、電磁弁2に対して通電制御を行う際に、ダイアグ検出処理として、図2に示す放電MOS/定電流MOSオン時処理を実行し、還流MOS8に過電流が流れているか否かの判定を行う。制御回路3は、この放電MOS/定電流MOSオン時処理を所定時間間隔で実施する。
そして、制御回路3は、放電MOS/定電流MOSオン時処理の実施で、還流MOSオン時処理へ移行する処理になると、次に、図3に示す還流MOSオン時処理を実施する。この還流MOSオン時処理では、制御回路3は、還流MOS8がゲート地絡故障状態であるか否かを判定する。
制御回路3は、上記した制御動作を時刻t0で開始すると、ダイアグ検出処理として、まず図2の放電MOS/定電流MOSオン時処理を実施する。なお、以下の説明においては、図4のタイミングチャートで示す制御期間についても(t1-t2の期間)などとして参考に示す。
制御回路3は、ステップS1で、定電流MOS11がオン状態であるか否かを判断し、NOの場合にはステップS2に進んで放電MOS5がオン状態であるか否かを判断する。定電流MOS11および放電MOS5のいずれもオフ状態の場合(t0-t2期間)には、ステップS3に進み、次回以降も引き続き放電MOS/定電流MOSオン時処理を実施する。
燃料噴射の動作が開始されると、最初に放電MOS5がオンされるので、制御回路3は、ステップS2でYESとなってステップS4に移行し、検出電圧VDSを検出する。ここでは、放電MOS5がオン動作したときに、出力端子Aの電位が急に上昇することで、還流MOS8が一時的にセルフターンオンすることがあり、これによって過電流が流れることがある。
制御回路3は、この状態が発生したときに、オン状態の還流MOS8を大電流が流れてドレイン-ソース間電圧Vdsが大きくなる状態を検出するために、ステップS4で検出電圧VDSを検出する(t2-t3期間)。制御回路3は、ステップS5に進むと、検出した検出電圧VDSが閾値電圧Vth1以上であるか否かを判断する。閾値電圧Vth1は過電流が流れた状態を判定するレベルに設定されており、ここでNOの場合には、制御回路3は、過電流が流れていないとしてステップS6に移行する。また、制御回路3は、ステップS5でYESの場合には、ステップS7に移行して過電流検出状態を判定して処理を終了する。
制御回路3は、ステップS6で放電MOS5がオフ状態になったか否かを判断する。放電MOS5のオン状態が継続している場合には、制御回路3は、ステップS6でNOと判断し、ステップS3を経て終了する。
この後、制御回路3は、繰り返し放電MOS/定電流MOSオン時処理を実施し(t2-t3期間)、放電MOS5がオフするまで、上記した過電流の検出処理を実行する。そして、放電MOS5がオフすると、制御回路3は、ステップS6でYESと判断し、ステップS8に移行する。制御回路3は、ここで、地絡回数カウンタXに「0」をセットし、ステップS3を経て処理を終了する。
この後、制御回路3は、デッドタイムTxを経てから、還流MOS8をオンして還流電流を流す。この期間(t4-t5期間)中は、制御回路3は、放電MOS5および定電流MOS11がいずれもオフ状態であるから、放電MOS/定電流MOSオン時処理を定期的に実施しても、過電流の検出処理を行うことなく、ステップS1~S3を経て処理を終了する。
次に、制御回路3は、還流MOS8をオフさせてデッドタイムTx(t5-t6期間)を経た後に、定電流MOS11および逆流防止MOS12をオンさせる(t6-t7期間)。このとき、制御回路3は、放電MOS/定電流MOSオン時処理を実施すると、ステップS1でYESとなり、ステップS9に移行する。制御回路3は、このステップS9で検出電圧VDSを検出し、次のステップS10で閾値電圧Vth1と比較する。
この場合も、放電MOS5の場合と同様に、定電流MOS11がオン状態になったときに、還流MOS8が一時的にセルフターンオンすることで過電流が流れてしまう不具合の有無を判定する。制御回路3は、検出電圧VDSが閾値電圧Vth1以上であるか否かを判断する。制御回路3は、ステップS10でNOの場合には、ステップS11に移行する。また、制御回路3は、ステップS10でYESの場合には、ステップS7に移行して過電流検出を判定して処理を終了する。
制御回路3は、ステップS11で定電流MOS11がオフ状態になったか否かを判断する。定電流MOS11のオン状態が継続している場合には、制御回路3は、ステップS11でNOと判断し、ステップS3を経て終了する。
この後、制御回路3は、繰り返し放電MOS/定電流MOSオン時処理を実施し、定電流MOS11がオフするまで(t6-t7期間)、上記した過電流の検出処理を実行する。そして、定電流MOS11がオフすると、制御回路3は、ステップS11でYESと判断し、ステップS12に移行する。制御回路3は、ここで、還流MOSオン処理へ移行する設定を実施する。
この後、制御回路3は、還流MOS8をオンして還流電流を流す。この期間中は、制御回路3は、図3に示す還流MOSオン時処理を実行する。制御回路3は、まず、ステップP1で、還流MOS8がオン状態になるのを待機する。還流MOS8がオン状態になると(時刻t8)、制御回路3は、ステップP2に進み検出電圧VDSを検出し、次のステップP3で検出電圧VDSが閾値電圧Vth2以上であるか否かを判断する。なお、ここでは、制御回路3は、還流MOS8がオンしてから所定時間待機して確実にオン状態となったときに検出電圧VDSを検出するようにしている。
前述のように、還流電流が流れるときに、還流MOS8がオン状態にあるときは、還流MOS8の内部を流れることで、ドレイン-ソース間電圧Vdsは電流値にオン抵抗を乗じた値となり、検出電圧VDSは-0.1~-0.3Vの範囲が一般的である。これに対して、制御回路3によるオン駆動制御をしているが還流MOS8がオンしていない状態つまりゲート地絡故障が発生している状態では、還流電流が寄生ダイオード8aを流れることになる。このとき、ドレイン-ソース間電圧Vdsはダイオードの順方向電圧Vf相当となり、検出電圧VDSは-0.7V程度である。
この場合、還流電流はグランドからオン状態の還流MOS8を介して電磁弁2側に流れるので、検出電圧VDSは、グランドレベルから還流MOS8のドレイン-ソース間電圧Vds分だけ下がった負の電圧として検出される。したがって、検出電圧VDSは、還流MOS8がオフ状態のときよりも大きい電圧値となる。
上記の理由から、閾値電圧Vth2は、検出電圧VDSが上記した還流MOS8がオンしているときの電圧値とオフ状態で寄生ダイオード8aに流れているときの電圧値との中間レベルに設定されている。
従って、制御回路3は、ステップP3でYESの場合には還流MOS8が正常にオン動作している状態であるとしてステップP4を経て処理を終了する。ステップP4では、制御回路3は、次回の処理として放電MOS/定電流MOSオン時処理を実行する設定を行う。
一方、制御回路3は、ステップP3でNOの場合は、還流MOS8がゲート地絡故障状態で異常状態であるとしてステップP5に移行する。制御回路3は、ステップP5で、地絡回数カウンタXの値を「1」インクリメントする。制御回路3は、次のステップP6で、地絡回数カウンタXの値が判定値p以上になっているか否かを判定し、NOの場合にはステップP4を経て処理を終了する。判定値pは、ゲート地絡故障を判定するための検出回数を設定するものである。
この後、制御回路3は、還流MOS8をオフ制御してデッドタイムTxを経た後、再び定電流MOS11をオン駆動する(t10-t11期間)。これに伴って、制御回路3は、再び放電MOS/定電流MOSオン時処理を実行して定電流MOS11のオン時の過電流検出を実施する。そして、定電流MOS11がオフとなり、再び還流MOSオン時処理を実施する。
このようにして繰り返し還流MOSオン時処理を実施した結果、還流MOS8の判定値pとして設定された回数に渡るゲート端子の地絡故障状態が検出されると、制御回路3は、ステップP6でYESとなり、ステップP7に移行して還流MOS8のゲート端子の地絡検出を判定して処理を終了する。
上記したように、第1実施形態においては、還流MOS8のドレイン-ソース間電圧Vdsを出力端子Aの検出電圧VDSとすることにより、還流電流が還流MOS8のオン状態で流れているのか、オンできない状態で寄生ダイオード8aに流れているのかを検出する構成とした。これにより、制御回路3に検出用の端子を増設することなく、既存の端子を用いて還流MOS8の過電流検出およびゲート地絡故障の検出動作を実施することができる。
また、上記実施形態においては、還流MOS8のゲート地絡故障の判定処理で、定電流MOS11のオフ後の還流電流レベルが低い状態での還流MOS8のオン時の検出電圧VDSを得るようにしたので、正常時と異常時とで電圧差を大きくすることができ、閾値電圧Vth2を判定しやすいレベルに設定して精度良く検出することができる。
さらに、上記実施形態においては、ゲート地絡故障の判定を、複数回(判定値p)発生したときに実施するようにしたので、さらに精度の高い検出動作を実施することができる。
(第2実施形態)
図6から図8は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、還流MOSオン時処理を放電MOS5オフ後、還流MOS8のオン時においても実施するようにしている。
この実施形態では、第1実施形態における図2の放電MOS/定電流MOSオン時処理に対して、図6の放電MOS/定電流MOSオン時処理を実施する。変更点は、第1に、放電MOS5のオフ後、ステップS8を実施してからステップS12に移行して還流MOSオン時処理に移行する設定としたことである。
第2の変更点は、図7に示すように、還流MOSオン時処理を実施する場合に、ステップP1とステップP2との間に、ステップP1aおよびステップP1bを追加したことである。ステップP1aは、還流MOSのオン動作が定電流MOS11をオフした後であるか否かを判断し、NOの場合つまり放電MOS5をオフした後である場合にはステップP1bにて一定時間Tdだけ待機してからステップP2に進むようにしている。
これは、次のような理由による。定電流MOS11のオン時においては、電磁弁2に流れる電流が比較的小さいので、オフ後の還流電流も大きくない。このため、出力端子Aの検出電圧VDSは、還流MOS8のドレイン-ソース間電圧Vdsに相当する-0.1~-0.3Vの範囲である。また、還流MOS8がゲート地絡故障をおこしてオフ状態である場合には、検出電圧VDSは-0.7V程度であるから、これらの間のレベルに閾値電圧Vth2を設定することで判定をすることができた。
これに対して、放電MOS5のオフ後においては、電磁弁2に流れる電流が大きく、図4(b)に示したように、オフ後の還流電流も大きくなるので、還流MOS8のオン直後のドレイン-ソース間電圧Vdsは電流に比例して大きくなるので、検出電圧VDSも-0.3Vを下回って-0.7Vに近いレベルとなる。このため、閾値電圧Vth2の設定幅が狭く、ゲート地絡故障を検出するのが難しくなる。
そこで、この実施形態では、還流MOSオン時処理を実施する場合に、放電MOS5をオフした後である場合にはステップP1bにて一定時間Tdだけ待機してからステップP2に進むようにしている。図8を参照してこの待機時間Tdを設ける場合について説明する。
時刻t3で放電MOS5がオフし、デッドタイムTxを経て時刻t4で還流MOS8がオンすると、還流電流が大きいため、正常にオン動作した場合でも検出電圧VDSはゲート地絡故障レベルに近いレベルとなっている。このため、検出電圧VDSはまだ閾値電圧Vth2よりも小さく、この時点でステップP2を実施して検出電圧VDSを検出すると、制御回路3は、ステップP3でNOと判定してしまうことになる。
この後、還流電流が充分下がってくると、還流MOS8が正常にオン状態となっている場合には、定電流MOS11の場合と同等のレベルまで検出電圧VDSが上昇するので、ゲート地絡故障レベルとの差が大となる。
これらを踏まえると、時刻t4から検出電圧VDSが閾値電圧Vth2に達するまでの時間Tdx以上経過した時点以降、時刻t5までの期間が検出期間Tdetとなる。ステップP1bでの待機時間Tdは、検出期間Tdet中であれば適宜の時間に設定することができる。
この結果、第2実施形態によっても第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに、放電MOS5オフ後の還流MOS8のオン時においてもゲート地絡故障検出を実施することができるので、より精度良く検出処理を実施できる。
(第3実施形態)
図9は第3実施形態を示すもので、以下、第2実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、還流MOSオン時処理を放電MOS5オフ後、還流MOS8のオン時においても実施する場合に、還流MOSオン時処理のステップP1bを実施したのに対して、還流電流のレベルによりステップP2の実施タイミングを設定するものである。
すなわち、図9に示すように、制御回路3は、還流MOSオン時処理を実施する場合に、放電MOS5をオフした後である場合にはステップP1cにて還流電流Idが所定レベルとして設定した閾値電流Idth以下の状態になるまで待機するようにした。
このとき、制御回路3は、第2実施形態で説明したのと同様の理由により、電流検出抵抗3による還流電流(負荷電流)Idの値をモニタして、閾値電流Idth以下になるまで、ステップP1cで待機する。
したがって、このような第3実施形態によっても、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
上記第1実施形態および第2実施形態においては、定電流MOS11オフ後の還流MOS8オン時におけるゲート地絡故障の検出をしているが、放電MOS5オフ後の還流MOS8オン時のみでゲート地絡故障の検出を実施することもできる。
この場合、電磁弁2による燃料噴射の1サイクルでは放電MOS5は1回のオン動作であるから、複数サイクルに渡ってゲート地絡故障が検出されたときに、故障判定をするようにしても良い。
また、同様にして、定電流MOS11オフ後の還流MOS8オン時におけるゲート地絡故障の検出においても、複数サイクルに渡って実施した結果によりゲート地絡故障の判定をしても良い。
還流MOS8オン時におけるゲート地絡故障の検出は、オン時に毎回実施するのではなく、適宜のタイミングで実施することもできる。
電磁弁2への通電をするための放電MOS5および定電流MOS11を第1スイッチング素子として設ける構成を示したが、いずれか一方のみを第1スイッチング素子として設ける構成においても適用することができる。
第1スイッチング素子および第2スイッチング素子は、ともにMOSFETを用いる場合を示したが、ゲート駆動形であれば例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)にも適用できる。
また、還流MOS8が備える寄生ダイオード8aは、外付けのものを用いることもできる。
過電流検出は、電流検出抵抗7の端子電圧により検出することもできる。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1は負荷駆動装置、2は電磁弁(負荷)、3は制御回路、5は放電MOS(第1スイッチング素子、高圧用スイッチング素子)、6は気筒MOS、7は電流検出抵抗、8は還流MOS(第2スイッチング素子)、11は定電流MOS(第1スイッチング素子、通常用スイッチング素子)、12は逆流防止MOS、30は故障検出回路、31は第1コンパレータ、32は第2コンパレータ、33は基準電源である。

Claims (9)

  1. 電磁弁(2)への給電を、通電用のゲート駆動型の第1スイッチング素子(5、11)および還流用のゲート駆動型の第2スイッチング素子(8)を制御回路(3)によりオンオフ駆動する同期整流型の電磁弁駆動装置であって、
    前記第1スイッチング素子は、高圧電源から給電するための高圧用スイッチング素子と、前記高圧電源よりも低圧の通常電源から給電するための通常用スイッチング素子とが設けられ、
    前記第2スイッチング素子には、寄生ダイオード(8a)が並列に設けられており、
    前記寄生ダイオードの順方向電圧は、前記第2スイッチング素子のオン時の主端子間電圧よりも大きい電圧となっており、
    前記制御回路は、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動したときに、前記第2スイッチング素子の端子間電圧を検出して通常オン時の電圧よりも小さく設定される閾値電圧以下のときにゲート地絡故障を判定し、
    前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動後であって、前記第1スイッチング素子のオフ後所定時間が経過した時点で実施する負荷駆動装置。
  2. 電磁弁(2)への給電を、通電用のゲート駆動型の第1スイッチング素子(5、11)および還流用のゲート駆動型の第2スイッチング素子(8)を制御回路(3)によりオンオフ駆動する同期整流型の電磁弁駆動装置であって、
    前記第1スイッチング素子は、高圧電源から給電するための高圧用スイッチング素子と、前記高圧電源よりも低圧の通常電源から給電するための通常用スイッチング素子とが設けられ、
    前記第2スイッチング素子には、寄生ダイオード(8a)が並列に設けられており、
    前記寄生ダイオードの順方向電圧は、前記第2スイッチング素子のオン時の主端子間電圧よりも大きい電圧となっており、
    前記制御回路は、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動したときに、前記第2スイッチング素子の端子間電圧を検出して通常オン時の電圧よりも小さく設定される閾値電圧以下のときにゲート地絡故障を判定し、
    前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動後であって、前記第1スイッチング素子のオフ後所定の還流電流レベルになった時点で実施する負荷駆動装置。
  3. 前記制御回路は、前記閾値電圧よりも大きい過電流検出電圧が設定され、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動したときに、前記第2スイッチング素子の端子間電圧が前記過電流検出電圧以上のときに過電流故障を判定する請求項1または2に記載の負荷駆動装置。
  4. 前記制御回路は、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動したときに、前記過電流故障が検出されなかった場合に、前記第2スイッチング素子の端子間電圧が前記閾値電圧未満のときにゲート地絡故障を判定する請求項に記載の負荷駆動装置。
  5. 記制御回路は、前記電磁弁への通電サイクルにおいては、駆動時に前記高圧用スイッチング素子を所定期間オンさせて駆動し、その後、前記通常用スイッチング素子を所定期間オンさせる保持動作を複数回実施し、
    前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、前記第1スイッチング素子として前記通常用スイッチング素子を対象とする請求項1から4のいずれか一項に記載の負荷駆動装置。
  6. 前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、1回の前記通電サイクル中の複数回の検出結果もしくは複数回に渡る前記通電サイクルの検出結果に基づいて実施する請求項に記載の負荷駆動装置。
  7. 記制御回路は、前記電磁弁への通電サイクルにおいては、駆動時に前記高圧用スイッチング素子を所定期間オンさせて駆動し、その後、前記通常用スイッチング素子を所定期間オンさせる保持動作を複数回実施し、
    前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、前記第1スイッチング素子として前記高圧用スイッチング素子を対象とする請求項1から4のいずれか一項に記載の負荷駆動装置。
  8. 前記制御回路は、前記ゲート地絡故障の判定を、複数回の前記通電サイクルに渡る複数回の検出結果に基づいて実施する請求項に記載の負荷駆動装置。
  9. 前記制御回路は、前記第2スイッチング素子の端子間電圧の検出を、前記第2スイッチング素子をゲートオン駆動の後所定時間後に実施する請求項1からのいずれか一項に記載の負荷駆動装置。
JP2018028738A 2018-02-21 2018-02-21 負荷駆動装置 Active JP7110613B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018028738A JP7110613B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 負荷駆動装置
US16/274,596 US10778210B2 (en) 2018-02-21 2019-02-13 Load driver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018028738A JP7110613B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 負荷駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019143538A JP2019143538A (ja) 2019-08-29
JP7110613B2 true JP7110613B2 (ja) 2022-08-02

Family

ID=67617317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018028738A Active JP7110613B2 (ja) 2018-02-21 2018-02-21 負荷駆動装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10778210B2 (ja)
JP (1) JP7110613B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7110613B2 (ja) * 2018-02-21 2022-08-02 株式会社デンソー 負荷駆動装置
DE112019002170T5 (de) * 2018-07-03 2021-01-28 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Lastansteuerschaltung und lastansteuersystem
JP2020096125A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 株式会社ケーヒン ソレノイド駆動装置
CN111379893A (zh) * 2020-03-20 2020-07-07 青岛中加特电气股份有限公司 对电磁阀进行控制的装置
JP7388290B2 (ja) * 2020-05-18 2023-11-29 株式会社デンソーウェーブ 産業用制御装置の出力モジュール
JP2022056532A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 日立Astemo株式会社 電磁弁駆動装置
JP2022134942A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 異常検出システム、判定装置、異常検出方法、判定方法及びプログラム
CN113531192B (zh) * 2021-07-14 2023-06-20 昶艾科技(成都)有限公司 一种电磁阀控制系统
CN114161932B (zh) * 2021-11-18 2024-03-15 深圳欣锐科技股份有限公司 防倒灌检测电路及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010258146A (ja) 2009-04-23 2010-11-11 Fuji Electric Systems Co Ltd ソレノイド電流制御装置およびソレノイド電流制御方法
JP2011135730A (ja) 2009-12-25 2011-07-07 Fujitsu Semiconductor Ltd スイッチング電源回路及びスイッチング電源回路の制御方法
JP2013151925A (ja) 2012-01-26 2013-08-08 Denso Corp インジェクタ制御装置
JP2016143799A (ja) 2015-02-03 2016-08-08 株式会社デンソー 異常検出回路
JP2017175753A (ja) 2016-03-23 2017-09-28 ローム株式会社 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、同期整流回路、電源アダプタおよび電子機器、制御方法

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4604675A (en) * 1985-07-16 1986-08-05 Caterpillar Tractor Co. Fuel injection solenoid driver circuit
US4908731A (en) * 1987-03-03 1990-03-13 Magnavox Government And Industrial Electronics Company Electromagnetic valve actuator
US5402303A (en) * 1991-04-18 1995-03-28 Luck; Jonathan M. Remotely-powdered and remotely-addressed zero-standby-current energy-accumulating high-power solenoid drivers, particularly for systems that are micropowered
US5717562A (en) * 1996-10-15 1998-02-10 Caterpillar Inc. Solenoid injector driver circuit
DE19839863C1 (de) * 1998-09-02 1999-10-28 Bosch Gmbh Robert Elektromagnetisches Einspritzventil
US6407593B1 (en) * 1999-06-30 2002-06-18 Denso Corporation Electromagnetic load control apparatus having variable drive-starting energy supply
US7295417B2 (en) * 2004-05-04 2007-11-13 Ford Global Technologies, Llc Electromagnetic valve actuation with series connected electromagnet coils
JP4609401B2 (ja) * 2006-09-20 2011-01-12 株式会社デンソー 電磁弁駆動装置
ATE531919T1 (de) * 2007-06-22 2011-11-15 Delphi Tech Holding Sarl Fehlerdetektion in einer injektoranordnung
US8229655B2 (en) * 2009-05-19 2012-07-24 GM Global Technology Operations LLC Fuel injection and combustion fault diagnostics using cylinder pressure sensor
US8912672B2 (en) * 2009-05-20 2014-12-16 Cummins Power Generator IP, Inc. Control of an engine-driven generator to address transients of an electrical power grid connected thereto
FR2946387B1 (fr) * 2009-06-05 2011-07-08 Snecma Dispositif et procede de detection d'une defaillance d'une pompe a carburant basse pression d'un turboreacteur et turboreacteur avec ledit dispositif
DE102009056802B4 (de) * 2009-12-03 2019-05-29 Robert Bosch Gmbh Ansteuerelektronik für ein elektromagnetisch betätigtes Ventil zum Betrieb einer hydrostatischen Verdrängereinheit
JP5618733B2 (ja) * 2009-12-09 2014-11-05 ローム株式会社 半導体装置及びこれを用いたスイッチングレギュレータ
JP5260597B2 (ja) * 2010-05-27 2013-08-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の燃料噴射装置及び制御方法
JP5392578B2 (ja) * 2011-01-28 2014-01-22 株式会社デンソー 電子装置
JP5842702B2 (ja) 2012-03-27 2016-01-13 株式会社デンソー インジェクタ駆動装置
JP2013251975A (ja) 2012-05-31 2013-12-12 Denso Corp 半導体素子の保護回路
US8989994B2 (en) * 2012-07-06 2015-03-24 Caterpillar Inc. System and method for fault diagnosis in fuel injection system
US20150085894A1 (en) * 2013-09-24 2015-03-26 Ford Global Technologies, Llc. Method for diagnosing fault within a fuel vapor system
US20150106040A1 (en) * 2013-10-16 2015-04-16 Caterpillar Inc. Diagnosing fault in common rail fuel system
US9429126B2 (en) * 2014-06-05 2016-08-30 Caterpillar Inc. System and method for detecting short-to-ground fault
JP5997222B2 (ja) * 2014-09-05 2016-09-28 富士重工業株式会社 インジェクタ駆動装置
JP6169203B1 (ja) * 2016-02-16 2017-07-26 三菱電機株式会社 電動機制御装置および電動機制御方法
JP2017175849A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 インバータ駆動装置
US10666129B2 (en) * 2016-03-30 2020-05-26 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Control Circuit
US20160265498A1 (en) * 2016-05-18 2016-09-15 Caterpillar Inc. Circuit for detecting fault in fuel injection system
JP6731146B2 (ja) * 2016-06-20 2020-07-29 株式会社ジェイテクト 過電流保護装置
GB201712141D0 (en) * 2017-07-28 2017-09-13 Rolls Royce Plc Determination of a fuel delivery fault in a gas turbine engine
US10903691B2 (en) * 2017-11-29 2021-01-26 Tdk Corporation Wireless power receiver and wireless power transmission system using the same
JP7110613B2 (ja) * 2018-02-21 2022-08-02 株式会社デンソー 負荷駆動装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010258146A (ja) 2009-04-23 2010-11-11 Fuji Electric Systems Co Ltd ソレノイド電流制御装置およびソレノイド電流制御方法
JP2011135730A (ja) 2009-12-25 2011-07-07 Fujitsu Semiconductor Ltd スイッチング電源回路及びスイッチング電源回路の制御方法
JP2013151925A (ja) 2012-01-26 2013-08-08 Denso Corp インジェクタ制御装置
JP2016143799A (ja) 2015-02-03 2016-08-08 株式会社デンソー 異常検出回路
JP2017175753A (ja) 2016-03-23 2017-09-28 ローム株式会社 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、同期整流回路、電源アダプタおよび電子機器、制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019143538A (ja) 2019-08-29
US10778210B2 (en) 2020-09-15
US20190260372A1 (en) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7110613B2 (ja) 負荷駆動装置
US9590616B2 (en) Drive control device
US11371458B2 (en) Injection control device
US10217734B2 (en) Semiconductor device
US7508255B2 (en) Power supply controller
WO2006043391A1 (ja) 駆動装置
JP5229495B2 (ja) スイッチング装置及びその制御方法
JP2011091694A (ja) 異常検出時急速放電回路
US9128500B2 (en) Switching circuits with voltage valley detection
US9705281B2 (en) Semiconductor light source driving apparatus
JP6424712B2 (ja) 誘導性負荷駆動装置
US11466650B2 (en) Fuel injection valve driving device
JP2019190307A (ja) 噴射制御装置
JP6483035B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP7135809B2 (ja) 噴射制御装置
JP6459917B2 (ja) 通電素子駆動装置
JP2013238115A (ja) 電磁駆動弁制御装置
JP2020041488A (ja) 直噴インジェクタ駆動装置
US11225925B2 (en) Injection control device
JP7238756B2 (ja) 噴射制御装置
JP2020096125A (ja) ソレノイド駆動装置
JP6477454B2 (ja) 負荷駆動装置
JP2020188374A (ja) 電磁弁駆動装置
JP2020058005A (ja) 電子制御装置
US10961963B2 (en) Injection control device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7110613

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151