JP7238756B2 - 噴射制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射弁を開弁・閉弁制御する噴射制御装置に関する。
噴射制御装置は、燃料噴射弁を開弁・閉弁し燃料を噴射する。このとき噴射制御装置は、電気的に動作する燃料噴射弁に高電圧を印加することで開弁制御するよう構成されている。高電圧を必要とするため、噴射制御装置には昇圧制御部が搭載されている。すなわち昇圧制御部が電源回路の基準電源電圧となるバッテリ電圧を昇圧制御し、この昇圧電圧を燃料噴射弁に印加することで開弁制御する(例えば、特許文献1参照)。昇圧電圧を燃料噴射弁に印加することで電力消費されると昇圧電圧が低下する。このため、昇圧制御部は、昇圧電圧が充電開始閾値を下回ると昇圧電圧が満充電閾値に上昇するまで昇圧制御するように構成されている。
特許文献1記載の技術によれば、燃料噴射弁の閉弁タイミングを検出し、閉弁タイミングを検出する際には、昇圧回路による昇圧動作を停止させるように制御している。
特開2016-183597号公報
ところで出願人は、燃料噴射弁を開弁させるときに当該燃料噴射弁に生じる電力を回生エネルギとして昇圧回路の昇圧電圧に再利用している。しかし、回生電流が昇圧回路の昇圧コンデンサに流れると、昇圧コンデンサの等価直列抵抗(ESR)の影響で電圧浮きを生じる。すると、昇圧電圧が満充電閾値を一時的に超えてしまい、昇圧電圧が満充電閾値に達する前に昇圧制御部が昇圧制御を停止してしまう。この結果、昇圧回路の昇圧電圧が充分に蓄積されなくなる。しかも、昇圧制御部が昇圧制御を実行している最中に、回生電流が流れると、昇圧時の制御電流に加えて回生電流が流れることになるため、昇圧コンデンサに流れる電流は昇圧コンデンサの定格値を超えてしまう虞もある。
本発明の目的は、適切なタイミングで昇圧制御を実行できるようにした噴射制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、昇圧回路(4)は、バッテリ電圧を昇圧して昇圧コンデンサに昇圧電圧を生成する。昇圧制御部(6a)は、昇圧電圧が充電開始閾値を下回ると昇圧電圧が満充電閾値に上昇するまで昇圧回路により昇圧制御する。駆動部(7)は、噴射指令期間の開始タイミングの後に昇圧電圧又はバッテリ電圧を燃料噴射弁に通電する。通電遮断制御部(6bb)は、駆動部による燃料噴射弁への通電を遮断する。すると回生部(21)は、燃料噴射弁に生じる電流を昇圧回路の昇圧コンデンサに回生する。昇圧制御部は、噴射指令期間の開始タイミングの後、通電遮断制御部により遮断制御する前から少なくとも回生部により昇圧回路の昇圧コンデンサに電流が回生するときに昇圧回路の昇圧制御を停止する。このため、昇圧電圧が満充電閾値を一時的に超えることを防止できる。また昇圧コンデンサに流れる電流を抑制できる。これにより、適切なタイミングで昇圧制御を実行できる。
第1実施形態における電子制御装置の電気的構成図 第1実施形態における制御回路内の制御内容を模式的に説明する図 第1実施形態における各部の信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第2実施形態における制御回路内の制御内容を模式的に説明する図 第2実施形態における各部の信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第3実施形態における制御回路内の制御内容を模式的に説明する図 第3実施形態における各部の信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第4実施形態における制御回路内の制御内容を模式的に説明する図 第4実施形態における各部の信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第5実施形態における電子制御装置の電気的構成図 第5実施形態における制御回路内の制御内容を模式的に説明する図 第5実施形態における各部の信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第6実施形態における制御回路内の制御内容を模式的に説明する図 第6実施形態における各部の信号変化を概略的に示すタイミングチャート 変形例における制御回路内の制御内容を模式的に説明する図 変形例における各部の信号変化を概略的に示すタイミングチャート
以下、噴射制御装置の幾つかの実施形態について図面を参照しながら説明する。以下に説明する各実施形態において、同一又は類似の動作を行う構成については、同一又は類似の符号を付して必要に応じて説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に例示したように、電子制御装置101は、例えば自動車などの車両に搭載されたN気筒の内燃機関に燃料を噴射供給するN個の例えばソレノイド式の燃料噴射弁2a,2b(インジェクタとも称される)を駆動する装置である。電子制御装置101は、燃料噴射弁2a、2bに電流を通電することで噴射制御する噴射制御装置としての機能を備える。
電子制御装置101は、昇圧回路4、噴射指令信号を出力するマイコン5、制御回路6、及び、駆動部7を搭載して構成されている。昇圧回路4は、例えばインダクタ8、スイッチング素子としてのMOSトランジスタ9、電流検出抵抗10、ダイオード11、及び、昇圧コンデンサ12を図示形態に備えた昇圧チョッパ回路によるDCDCコンバータにより構成される。昇圧回路4は、バッテリ電圧による電源電圧VBを昇圧して昇圧コンデンサ12に昇圧電圧Vboostを生成する。昇圧回路4の形態は、この図示の形態に限られず、様々な形態を適用できる。
マイコン5は、CPU、ROM、RAM、I/Oなど(何れも図示せず)を備えて構成され、ROMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理動作を行う。マイコン5は、外部に設けられた図示しないセンサからのセンサ信号に基づいて噴射指令タイミングを算出し、この噴射指令タイミングにおいて燃料の噴射指令信号を制御回路6に出力する。
制御回路6は、例えばASICによる集積回路装置であり、例えばロジック回路、CPUなどによる制御主体と、RAM、ROM、EEPROMなどの記憶部(何れも図示せず)、コンパレータを用いた比較器などを備え、ハードウェア及びソフトウェアに基づいて各種制御を実行するように構成される。
図2に制御イメージを例示したように、制御回路6は、昇圧回路4により昇圧制御する昇圧制御部6a、駆動部7を駆動制御する駆動制御部6b、電流モニタ部6c、昇圧電圧取得部6d、禁止時間カウンタ6e、及び、許可開始カウンタ6fとしての機能を備える。
電源電圧VBがマイコン5及び制御回路6に投入されると、昇圧制御部6aは初期許可信号を入力し、例えば昇圧コンデンサ12の陽極とグランドノードとの間の電圧を昇圧電圧取得部6dにより取得すると共に、電流検出抵抗10に流れる電流を電流モニタ部6cにより検出し、MOSトランジスタ9をオン・オフ制御することで昇圧回路4を昇圧制御する。
昇圧制御部6aが、図1に示す昇圧回路4のMOSトランジスタ9をオン・オフスイッチング制御することで、インダクタ8に蓄積した電流エネルギをダイオード11を通じて整流し、昇圧コンデンサ12に供給する。昇圧コンデンサ12には昇圧電圧Vboostが充電される。
昇圧制御部6aは、昇圧コンデンサ12の陽極とグランドノードとの間の電圧を昇圧電圧取得部6dによりモニタすることで昇圧電圧Vboostを取得し、昇圧電圧Vboostが所定の充電開始閾値Vtl(図3参照)を下回ると昇圧制御を開始し、当該充電開始閾値Vtlよりも高く設定された満充電閾値Vhlに達するまで昇圧電圧Vboostを昇圧制御する。これにより、通常、昇圧制御部6aは、昇圧電圧Vboostを満充電閾値Vhl付近に制御しながら当該昇圧電圧Vboostを出力できる。
駆動制御部6bは、燃料噴射弁2a,2bを開弁・閉弁するために電流を通電制御するものであり、電流モニタ部6cにより燃料噴射弁2a、2bに流れる電流を検出しつつ、放電スイッチ16、定電流スイッチ17、及びローサイド駆動スイッチ18a及び18bをオン・オフ制御する。駆動制御部6bは、通電開始制御部6ba、及び通電遮断制御部6bbとしての機能を備える。通電開始制御部6baは通電を開始するときに制御を行い、通電遮断制御部6bbは通電を遮断するときに制御を行う。
図1及び図2に示すように、駆動部7は、燃料噴射弁2a,2bに昇圧電圧Vboostを通電オン・オフするための放電スイッチ16、電源電圧VBを用いて定電流制御するための定電流スイッチ17、ローサイド駆動スイッチ18a、18bを主として構成されている。
図1に示すように、駆動部7は、その他の周辺回路、例えば、ダイオード19、還流ダイオード20及び電流検出抵抗24a、24bを図示形態に接続して構成されている。駆動部7は、燃料噴射弁2a,2bに昇圧電圧Vboostを印加することで開弁用のピーク電流閾値Ipまで通電した後にピーク電流閾値Ipよりも低く設定された定電流を通電する。図2に示す制御回路6の電流モニタ部6cは、電流検出抵抗24a、24bに流れる電流を検出する。また回生部21が、ダイオード21a、21bを図1に示す形態に接続して構成されている。
放電スイッチ16、定電流スイッチ17、及びローサイド駆動スイッチ18a、18bは、例えばnチャネル型のMOSトランジスタを用いて構成される。これらのスイッチ16、17、18a、18bは、他種類のトランジスタ(例えば、バイポーラトランジスタ)を用いて構成しても良いが、本実施形態では、nチャネル型のMOSトランジスタを用いた場合について説明する。
以下では、図1に示す回路構成例を説明するが、放電スイッチ16のドレイン、ソース、ゲートと記載した場合には、それぞれ、放電スイッチ16を構成するMOSトランジスタのドレイン、ソース、ゲートを意味する。同様に、定電流スイッチ17のドレイン、ソース、ゲートと記載した場合には、それぞれ、定電流スイッチ17を構成するMOSトランジスタのドレイン、ソース、ゲートを意味する。同様に、ローサイド駆動スイッチ18a、18bのドレイン、ソース、ゲートと記載した場合には、それぞれ、ローサイド駆動スイッチ18a、18bを構成するMOSトランジスタのドレイン、ソース、ゲートを意味する。
放電スイッチ16のドレインには、昇圧回路4から昇圧電圧Vboostが供給されている。また放電スイッチ16のソースはハイサイド端子1aに接続されており、放電スイッチ16のゲートには、制御回路6の駆動制御部6b(図2参照)から制御信号が与えられている。これにより、放電スイッチ16は、制御回路6の駆動制御部6bの制御に応じて昇圧回路4の昇圧電圧Vboostをハイサイド端子1aに通電できる。
定電流スイッチ17のドレインには電源電圧VBが供給されている。また、定電流スイッチ17のソースはダイオード19を順方向に介してハイサイド端子1aに接続されている。また、定電流スイッチ17のゲートには制御回路6の駆動制御部6bから制御信号が与えられている。これにより定電流スイッチ17は、制御回路6の駆動制御部6bの制御に応じて電源電圧VBをハイサイド端子1aに通電できる。
ダイオード19は、両スイッチ16及び17がオンしたときに昇圧回路4の昇圧電圧Vboostの出力ノードから電源電圧VBの出力ノードへの逆流防止用に接続されている。ハイサイド端子1aとグランドノードとの間には、還流ダイオード20が逆方向接続されている。この還流ダイオード20は、燃料噴射弁2a、2bの通電遮断時において電流を還流する経路に接続されている。
またハイサイド端子1aとローサイド端子1b、1cとの間には、燃料噴射弁2a、2bがそれぞれ接続されている。ローサイド端子1bとグランドノードとの間には、ローサイド駆動スイッチ18aのドレインソース間と電流検出抵抗24aとが直列接続されている。ローサイド端子1cとグランドノードとの間には、ローサイド駆動スイッチ18bのドレインソース間と電流検出抵抗24bとが直列接続されている。電流検出抵抗24a、24bは、燃料噴射弁2a、2bに通電される電流検出用に設けられるもので、例えば0.03Ω程度に設定されている。
ローサイド駆動スイッチ18a,18bのソースは、それぞれ電流検出抵抗24a,24bを通じてグランドノードに接続されている。ローサイド駆動スイッチ18a,18bのゲートは、制御回路6の駆動制御部6bに接続されている。これにより、ローサイド駆動スイッチ18a、18bは、制御回路6の駆動制御部6bの制御に応じて燃料噴射弁2a、2bに流れる電流を選択的に通電切替えできる。
また、ローサイド端子1b,1cと、昇圧回路4による昇圧電圧Vboostの出力ノードとの間には回生部21のダイオード21a,21bがそれぞれ接続されている。回生部21のダイオード21a、21bは、それぞれ燃料噴射弁2a,2bの通電遮断時において当該燃料噴射弁2a,2bに流れる回生電流の通電経路に接続されており、昇圧コンデンサ12に電流を回生する回路である。これにより、ダイオード21a,21bは、燃料噴射弁2a,2bの通電遮断時において昇圧回路4の昇圧コンデンサ12に電流を回生可能に構成されている。
以下、上記基本的構成における特徴的な動作を説明する。バッテリ電圧による電源電圧VBが電子制御装置101に与えられると、マイコン5及び制御回路6が起動する。制御回路6が、初期許可信号を昇圧制御部6aに出力すると、昇圧制御部6aは昇圧制御パルスをMOSトランジスタ9のゲートに出力することで当該MOSトランジスタ9をオン・オフ制御する。MOSトランジスタ9がオンすると、電流がインダクタ8、MOSトランジスタ9、電流検出抵抗10を通じて流れる。またMOSトランジスタ9がオフすると、インダクタ8の蓄積エネルギに基づく電流がダイオード11を通じて昇圧コンデンサ12に流れ、昇圧コンデンサ12の端子間電圧が上昇する。
制御回路6の昇圧制御部6aが、昇圧制御パルスを出力することでMOSトランジスタ9のオン・オフ制御を繰り返すと、昇圧コンデンサ12に充電される昇圧電圧Vboostは電源電圧VBを超える。その後、昇圧コンデンサ12の昇圧電圧Vboostは、電源電圧VBを超える所定電圧以上の満充電閾値Vhl(≒65V)に達する。昇圧制御部6aは、昇圧電圧取得部6dにより昇圧電圧Vboostを取得し、当該昇圧電圧Vboostが満充電閾値Vhlに達したことを検知すると昇圧制御パルスの出力を停止する。これにより、昇圧電圧Vboostは、概ね満充電閾値Vhl付近に保持される(図3のタイミングt1までを参照)。
マイコン5が、図3の噴射指令期間の開始タイミングt1において、例えば燃料噴射弁2aの噴射指令信号の噴射開始指令を制御回路6に出力する。このとき、マイコン5は、噴射開始指令と共に噴射期間の情報を制御回路6に出力する。制御回路6は、噴射期間の情報を入力すると、禁止時間カウンタ6eのカウンタ閾値を演算する。カウンタ閾値は、マイコン5から入力した噴射期間をタイミングt1の絶対時間に加算すると共に、予め定められたマージン時間となる第1所定期間T1(図3参照)を減算することで算出される。これにより、噴射指令期間の終了タイミングt5より第1所定期間T1だけ遡ったタイミング(図3のタイミングt5a相当)を算出できる。そして、禁止時間カウンタ6eは、噴射指令期間の開始タイミングt1からカウントを開始し、算出されたカウンタ閾値に達するまでカウントし続ける。
またタイミングt1において、制御回路6の駆動制御部6bは、通電開始制御部6baによりローサイド駆動スイッチ18aをオン制御すると共に、放電スイッチ16及び定電流スイッチ17をオン制御する。このとき、昇圧電圧Vboostが燃料噴射弁2aのハイサイド端子1a-ローサイド端子1bの間に印加されるため、燃料噴射弁2aの通電電流が急激に上昇する。これにより、昇圧コンデンサ12の蓄積電荷は、燃料噴射弁2aの通電電流により消費され、昇圧電圧Vboostが減少する。燃料噴射弁2aは開弁開始する。
昇圧電圧Vboostが充電開始閾値Vtlに達すると、昇圧制御部6aは、昇圧電圧取得部6dにより昇圧コンデンサ12の端子間電圧が充電開始閾値Vtlに達したことを検出し、昇圧制御パルスをMOSトランジスタ9に出力することで昇圧制御を開始する(図3のタイミングt2)。
この間、電流モニタ部6cは、電流検出抵抗24aの端子間電圧を検出することで燃料噴射弁2aに流れる電流を検出し続ける。駆動制御部6bは、電流モニタ部6cの検出電流が予め定められた定電流上限閾値に達したことを検知すると、定電流スイッチ17を通電遮断制御部6bbによりオフ制御する。その後、駆動制御部6bは、ピーク電流閾値Ipに達したことを検知すると、放電スイッチ16を通電遮断制御部6bbによりオフ制御することで燃料噴射弁2aに印加されている電圧を遮断制御する(図3のタイミングt3)。
タイミングt3では、それまで燃料噴射弁2aに流れていた電流が急に遮断されることになり、タイミングt3以降、昇圧電圧Vboostが上昇し始める。昇圧制御部6aは、昇圧電圧Vboostが満充電閾値Vhlに達するまで第2所定期間T2の間を除いて昇圧制御パルスを出力する。図3のタイミングt3~t5a、t6~t7参照。
その後、図3のタイミングt4~t5に示すように、駆動制御部6bは電流モニタ部6cの検出電流に基づいて、燃料噴射弁2aの通電電流が予め定められた定電流となるように定電流スイッチ17をオン・オフ制御する。この定電流は、定電流スイッチ17のオン・オフに応じてその値が調整されるもので、その定電流範囲を規定する最高値及び最低値は共にピーク電流閾値Ipを下回るように予め定められている。これにより、駆動制御部6bは、燃料噴射弁2aに流れる電流をある一定範囲の定電流とするように制御できる。
他方、制御回路6の禁止時間カウンタ6eは、前述したように開始タイミングt1からカウントし続けている。禁止時間カウンタ6eのカウント値が、タイミングt5aにおいてカウンタ閾値に達すると昇圧制御部6aに禁止信号を出力する。すると昇圧制御部6aは昇圧制御を停止する。またこのタイミングt5aにおいて、禁止時間カウンタ6eはカウント開始信号を許可開始カウンタ6fに出力することで許可開始カウンタ6fがカウント開始する。許可開始カウンタ6fは、第2所定期間T2に相当するカウント閾値に達するまでカウントし続ける。第2所定期間T2は、定電流遮断時に生じる回生電流が十分に低下するために要する時間に予め定められる。
タイミングt5aから第1所定期間T1が経過すると、マイコン5は図3のタイミングt5において燃料噴射弁2aの噴射指令停止信号を制御回路6に出力する。駆動制御部6bの通電遮断制御部6bbは、定電流スイッチ17、及びローサイド駆動スイッチ18aを全てオフ制御することで定電流を遮断する。
この場合、燃料噴射弁2aの通電電流が急激に低下し、燃料噴射弁2aの中に構成される固定子の磁化を停止できる。この結果、固定子の電磁石により誘引されていた燃料噴射弁2aの内部のニードルが、電磁力の消滅に応じて弾性手段の付勢力により元位置に戻され、この結果、燃料噴射弁2aが閉弁する。
また図3のタイミングt5においては、燃料噴射弁2aには電流が通電されておりエネルギが蓄積されている。回生部21は、この蓄積エネルギに基づく回生電流を還流ダイオード20及びダイオード21aを通じて昇圧コンデンサ12に通電できる。昇圧コンデンサ12の昇圧電圧Vboostは、回生部21の回生電流に基づくエネルギにより充電され、燃料噴射弁2aの蓄積エネルギを再利用できる。
図3に示すタイミングt5a~t6の第2所定期間T2の間、昇圧制御部6aは昇圧制御を停止する。電流が回生部21を通じて昇圧回路4の昇圧コンデンサ12に回生しているときに、昇圧制御部6aは昇圧制御を停止する。
許可開始カウンタ6fは、タイミングt5aから第2所定期間T2を経過すると、タイミングt6において許可信号を昇圧制御部6aに出力する。昇圧制御部6aは、昇圧制御パルスを昇圧回路4に出力することで昇圧制御を再開する。昇圧制御部6aが昇圧制御を再開した後、図3のタイミングt7において昇圧電圧Vboostが満充電閾値Vhlに達すると、昇圧制御部6aは昇圧制御パルスの出力を停止し昇圧制御を停止する。
仮に昇圧制御部6aが、昇圧回路4の昇圧制御を第2所定期間T2の間に継続してしまうと、昇圧コンデンサ12の等価直列抵抗(ESR)の影響で電圧浮きを生じ、昇圧電圧Vboostの検出電圧が満充電閾値Vhlに一時的に達してしまうことで昇圧制御を停止してしまう虞がある。この場合、昇圧電圧Vboostが充分に蓄積されなくなる。しかも、昇圧制御部6aが昇圧制御を実行している最中に回生電流が流れると、昇圧時の制御電流(昇圧電流)に加えて回生電流が流れることになるため、昇圧コンデンサ12に流れる電流が定格値を超えてしまう虞もある。
本実施形態では、昇圧制御部6aは、第2所定期間T2の間、昇圧回路4による昇圧電圧Vboostの昇圧制御を一時的に停止することで昇圧電圧Vboostの上昇を抑制できる。この結果、たとえ昇圧コンデンサ12の等価直列抵抗の影響が大きくても、昇圧電圧Vboostの検出電圧が一時的に満充電閾値Vhlに達することがなくなり、昇圧電圧Vboostが正確な満充電閾値Vhlに達するまで昇圧制御部6aによる昇圧制御を継続できる。
また、たとえ回生電流が昇圧コンデンサ12に流れたとしても、昇圧コンデンサ12の電流定格値を超える虞もなくなる。使用する昇圧コンデンサ12やその昇圧経路に存在する回路素子のスペックを下げることができ、低コストに回路を実現できる。
また図3に示すように、昇圧電流は、昇圧制御部6aがMOSトランジスタ9をオン・オフ制御する毎に大きく変化するが、MOSトランジスタ9を最後にオフにしたタイミングによっては、昇圧電流と回生電流とが重なってしまい昇圧電圧Vboostが満充電閾値Vhlを一時的に超えてしまう虞がある。しかし、本実施形態に係る制御方法を採用すると、噴射指令期間の終了タイミングt5より前のタイミングt5aにおいて、予め昇圧制御部6aが昇圧制御を停止している。このため、昇圧電圧Vboostが満充電閾値Vhlに達することを確実に防止できる。これにより、満充電閾値Vhlの誤検出を確実に回避できる。
本実施形態によれば、昇圧制御部6aは、噴射指令期間の開始タイミングt1の後、通電遮断制御部6bbにより遮断制御する前から少なくとも回生部21により昇圧回路4の昇圧コンデンサ12に電流が回生するときに昇圧回路4の昇圧制御を停止しているため、前述の作用効果が得られる。
特に、昇圧制御部6aは、噴射指令期間の終了タイミングt5の第1所定期間T1の前から少なくとも回生部21により昇圧回路4の昇圧コンデンサ12に電流が回生するときに昇圧回路4の昇圧制御を停止している。特に、昇圧制御部6aは、噴射指令期間の終了タイミングt5の第1所定期間T1の前から第2所定期間T2だけ昇圧回路4の昇圧制御を停止している。このため、満充電閾値Vhlの誤検出を確実に回避できる。
適切な第1所定期間T1、第2所定期間T2は、燃料噴射弁2a,2bの構造や個体差などにより変化するため、製造/検査時などに予め最適な値に調整しても良い。
(第2実施形態)
図4及び図5は、第2実施形態の追加説明図を示している。前述実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下では前述実施形態と異なる部分を説明する。
図4に示すように、制御回路6は、ローサイド端子1b、1cのローサイド電圧Vlを検出する電圧検出部6gを備える。電圧検出部6gは、通電遮断制御部6bbにより定電流を遮断制御したときに燃料噴射弁2a,2bに生じるフライバック電圧を検出する。
図5に示すように、ローサイド端子1b、1cのローサイド電圧Vlは、制御回路6が噴射停止指令を入力して通電遮断制御部6bbにより遮断制御するタイミングt5から急峻に上昇して飽和する。その後、回生電流が流れなくなるとローサイド電圧Vlも徐々に低下する。
前述実施形態に示したように、禁止時間カウンタ6eは、噴射開始指令を入力した噴射指令期間の開始タイミングt1からカウントを開始しカウンタ閾値に達したタイミングt5aにおいて昇圧制御部6aに禁止信号を出力する。本実施形態では、電圧検出部6gがローサイド電圧Vlについて第1所定電圧Vltを下回ったことをタイミングt62(図5参照)にて検出することで昇圧制御部6aに許可信号を出力する。すると昇圧制御部6aは、タイミングt5a~t62の昇圧禁止区間T3では昇圧制御を停止しているものの、昇圧禁止区間T3を経過したタイミングt62から昇圧制御を開始する。
本実施形態によれば、昇圧制御部6aは、昇圧制御を停止した時から、燃料噴射弁2a,2bに生じたフライバック電圧が第1所定電圧Vltを下回ることが電圧検出部6gにより検出されるまで昇圧回路4の昇圧制御を停止している。これにより、前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第3実施形態)
図6及び図7は、第3実施形態の追加説明図を示している。前述実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下では前述実施形態と異なる部分を説明する。
図6に示すように、制御回路6は、ローサイド端子1b、1cのローサイド電圧Vlを検出する電圧検出部6gを備える。電圧検出部6gは、通電遮断制御部6bbにより遮断制御したときに燃料噴射弁2a,2bに生じるフライバック電圧を検出する。また制御回路6は、一回微分処理部6hをさらに備える。一回微分処理部6hは、電圧検出部6gにより検出されるフライバック電圧を一回微分し、この微分値が所定条件を満たしたときに昇圧制御部6aに許可信号を出力する。
図7に示すように、ローサイド端子1b、1cのローサイド電圧Vlは、制御回路6が噴射停止指令を入力して通電遮断制御部6bbにより遮断制御するタイミングt5から急峻に上昇して飽和する。その後、回生電流が流れなくなるとローサイド電圧Vlも徐々に低下する。他方、一回微分処理部6hは、ローサイド電圧Vlの変化に応じた一回微分電圧の処理値を算出する。
前述実施形態に示したように、禁止時間カウンタ6eは、噴射開始指令を入力した噴射指令期間の開始タイミングt1からカウントを開始しカウンタ閾値に達したタイミングt5aにおいて昇圧制御部6aに禁止信号を出力する。本実施形態では、電圧検出部6gがローサイド電圧Vlについて最高値に飽和したことを検出し、一回微分処理部6hがローサイド電圧Vlを一回微分した一回微分電圧の処理値が所定の負の一回微分閾値Vldを下回る(達した)ことをタイミングt63(図7参照)にて検出すると、昇圧制御部6aに許可信号を出力する。すると、昇圧制御部6aは、タイミングt5a~t63の昇圧禁止区間T4では昇圧制御を停止しているものの、昇圧禁止区間T4を経過したタイミングt63から昇圧制御を開始する。
本実施形態によれば、昇圧制御部6aは、昇圧制御を停止した時から、燃料噴射弁2a、2bに生じたフライバック電圧の一回微分処理部6hによる処理値が所定条件を満たすまで昇圧回路4の昇圧制御を停止する。これにより、前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第4実施形態)
図8及び図9は、第4実施形態の追加説明図を示している。前述実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下では前述実施形態と異なる部分を説明する。
図8に示すように、制御回路6は、ローサイド端子1b、1cのローサイド電圧Vlを検出する電圧検出部6gを備える。電圧検出部6gは、通電遮断制御部6bbにより遮断制御したときに燃料噴射弁2a,2bに生じるフライバック電圧を検出する。また、制御回路6は、二回微分処理部6iをさらに備える。二回微分処理部6iは、電圧検出部6gにより検出されるフライバック電圧を二回微分し、この微分値が所定条件を満たしたときに昇圧制御部6aに許可信号を出力する。
図9に示すように、ローサイド端子1b、1cのローサイド電圧Vlは、制御回路6が噴射停止指令を入力して通電遮断制御部6bbにより遮断制御するタイミングt5から急峻に上昇して飽和する。その後、回生電流が流れなくなるとローサイド電圧Vlも徐々に低下する。他方、二回微分処理部6iは、ローサイド電圧Vlの変化に応じた二回微分電圧の処理値を算出する。
前述実施形態に示したように、禁止時間カウンタ6eが、噴射開始指令を入力した噴射指令期間の開始タイミングt1からカウントを開始しカウンタ閾値に達したタイミングt5aにおいて昇圧制御部6aに禁止信号を出力する。本実施形態では、電圧検出部6gがローサイド電圧Vlについて最高値に飽和したことを検出し、二回微分処理部6iによる二回微分電圧の処理値が、例えば、最低値、さらに最高値に達した後に所定の負の二回微分閾値Vlldを下回る(達した)ことをタイミングt64(図9参照)にて検出すると、昇圧制御部6aに許可信号を出力する。すると昇圧制御部6aは、タイミングt5a~t64の昇圧禁止区間T5では昇圧制御を停止しているものの、昇圧禁止区間T5を経過したタイミングt64から昇圧制御を開始する。
本実施形態によれば、昇圧制御部6aは、昇圧制御を停止した時から、燃料噴射弁2a、2bに生じたフライバック電圧の二回微分処理部6iによる処理値が所定条件を満たすまで昇圧回路4の昇圧制御を停止する。これにより、前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第5実施形態)
図10から図12は、第5実施形態の追加説明図を示している。図10に示すように、第5実施形態の電子制御装置501は、電流検出抵抗22をさらに備えている。図10に示すように、電流検出抵抗22は、燃料噴射弁2a、2bから回生電流がダイオード21a、21bを通じて昇圧コンデンサ12まで流れる通電経路に構成されており、通電遮断制御部6bbにより遮断制御したときに回生部21に生じる回生電流を検出するために設けられる。
図11に制御内容を例示するように、制御回路6の電流検出部6jは、電流検出抵抗22の両端電圧をモニタするように構成されている。電流判定部6lは、電流検出部6jにより検出される回生電流と第1所定電流Itlとを比較、判定し、この判定結果に基づいて昇圧制御部6aに許可信号を出力する。
図12に示すように、回生電流は、制御回路6が噴射停止指令を入力して通電遮断制御部6bbにより遮断制御するタイミングt5から急峻に上昇し徐々に低下する。電流判定部6lは、電流検出部6jにより検出される回生電流が所定の第1所定電流Itlを下回る(達した)ことをタイミングt65(図12参照)にて検出すると、昇圧制御部6aに許可信号を出力する。すると昇圧制御部6aは、タイミングt5a~t65の昇圧禁止区間T6では昇圧制御を停止しているものの、昇圧禁止区間T6を経過したタイミングt65から昇圧制御を開始する。
本実施形態によれば、昇圧制御部6aは、昇圧制御を停止した時から、回生部21の回生電流が第1所定電流Itlを下回るまで昇圧回路4の昇圧制御を停止する。これにより、前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第6実施形態)
図13及び図14は、第6実施形態の追加説明図を示している。以下では、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下では異なる部分を説明する。図13に示すように、制御回路6は充電禁止閾値判定部6kを備える。駆動制御部6bは、通電開始制御部6ba及び通電遮断制御部6bbを備え、通電遮断制御部6bbはピーク電流遮断制御部6bcを備える。
充電禁止閾値判定部6kは、電流モニタ部6cにより電流検出抵抗24a、24bに流れる電流がピーク電流閾値Ipよりも予め低く設定された充電禁止閾値Ithに達したかを判定する機能を備える。ピーク電流遮断制御部6bcは、燃料噴射弁2a、2bの通電電流が電流モニタ部6cによりピーク電流閾値Ipに達したことが検出されると、放電スイッチ16及びローサイド駆動スイッチ18a、18bをオフすることで燃料噴射弁2a、2bに印加されている電圧を遮断制御する機能を備える。
図14に示すように、噴射指令時間の開始タイミングt1から燃料噴射弁2aの通電電流は上昇開始するが、充電禁止閾値判定部6kは、タイミングt36aにおいて燃料噴射弁2aの通電電流が充電禁止閾値Ithに達したことを検出する。すると、充電禁止閾値判定部6kは、昇圧制御部6aに禁止信号を出力すると共に許可開始カウンタ6fにカウント開始信号を出力する。昇圧制御部6aは、タイミングt36aにおいて昇圧制御を停止する。
その後も、燃料噴射弁2aの通電電流は上昇し続けるが、電流モニタ部6cによりピーク電流閾値Ipに達したことが検出されると、駆動制御部6bは、タイミングt36においてピーク電流遮断制御部6bcにより放電スイッチ16及びローサイド駆動スイッチ18aをオフすることで通電を遮断する。
通電が遮断されると、燃料噴射弁2aの蓄積エネルギに基づく電流は、還流ダイオード20からダイオード21aを通じて昇圧コンデンサ12に回生電流として流れる。この結果、回生電流が昇圧コンデンサ12に通電されることで、昇圧コンデンサ12に充電される昇圧電圧Vboostを上げることができ、燃料噴射弁2aの蓄積エネルギを再利用できる。
許可開始カウンタ6fは、タイミングt36aにてカウント開始信号を入力するとカウントを開始し、所定期間T8(第2所定期間、相当)を経過したタイミングt46において許可信号を昇圧制御部6aに出力する。所定期間T8は、ピーク電流遮断時に生じる回生電流が十分に低下するために要する時間に予め定められる。すると、昇圧制御部6aは昇圧制御を再開する。その後の動作説明は省略する。
図14に示すように、昇圧電流は、昇圧制御部6aが昇圧回路4のMOSトランジスタ9をオン・オフする毎に大きく変化するが、MOSトランジスタ9を最後にオフにしたタイミングによっては、昇圧電流と回生電流とが重なってしまい、昇圧電圧Vboostが満充電閾値Vhlを一時的に超えてしまう虞がある。しかし、本実施形態に係るタイミング制御を採用すると、ピーク電流閾値Ipを検出するタイミングt36より前のタイミングt36aにおいて、所定期間T7(第1所定期間、相当)を予め見込んで、昇圧制御部6aが昇圧制御を停止している。このため、昇圧電圧Vboostが満充電閾値Vhlに達することを確実に防止できる。これにより、満充電閾値Vhlの誤検出を確実に避けることができる。
昇圧制御部6aは、燃料噴射弁2aの通電を遮断制御する前で、且つ、噴射指令期間の開始タイミングt1の後に充電禁止閾値Ithに達したことが判定されたタイミングt36aから少なくとも回生部21により昇圧回路4の昇圧コンデンサ12に電流が回生するときに昇圧回路4の昇圧制御を停止している。また昇圧制御部6aは、ピーク電流閾値Ipを検出するタイミングt36の所定期間T7の前のタイミングt36aから所定期間T8だけ昇圧回路4の昇圧制御を停止している。これにより、前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
(変形例)
また、第6実施形態に示した充電禁止閾値判定部6kの構成に加えて、第1…第5実施形態の説明中の制御回路6の中の各構成要件を備えていれば、前述同様に、定電流に係る通電遮断制御も同時に適用できる。例えば、第1実施形態に示した禁止時間カウンタ6e等を組み合わせて備える場合には、図15のように制御内容を記述できる。図15に示すように、通電遮断制御部6bbは、ピーク電流遮断制御部6bc、定電流遮断制御部6bdを備える。定電流遮断制御部6bdは定電流を遮断制御するブロックである。
図16に示すように、噴射指令時間の開始タイミングt1から燃料噴射弁2aの通電電流は上昇開始するが、充電禁止閾値判定部6kは、タイミングt36aにおいて燃料噴射弁2aの通電電流が充電禁止閾値Ithに達したことを検出する。すると、充電禁止閾値判定部6kは、昇圧制御部6aに禁止信号を出力すると共に許可開始カウンタ6fにカウント開始信号を出力する。昇圧制御部6aは、タイミングt36aにおいて昇圧制御を停止する。
その後、電流モニタ部6cによりピーク電流閾値Ipに達したことが検出されると、駆動制御部6bは、タイミングt36においてピーク電流遮断制御部6bcにより放電スイッチ16及びローサイド駆動スイッチ18aをオフすることで通電を遮断する。
通電が遮断されると、燃料噴射弁2aの蓄積エネルギに基づく電流は、還流ダイオード20からダイオード21aを通じて昇圧コンデンサ12に回生電流として流れる。この結果、回生電流が昇圧コンデンサ12に通電されることで、昇圧コンデンサ12に充電される昇圧電圧Vboostを上げることができ、燃料噴射弁2aの蓄積エネルギを再利用できる。
許可開始カウンタ6fは、タイミングt36aにてカウント開始信号を入力するとカウントを開始し、所定期間T8(第2所定期間、相当)を経過したタイミングt64において許可信号を昇圧制御部6aに出力する。所定期間T8は、ピーク電流遮断時に生じる回生電流が十分に低下するために要する時間に予め定められる。すると、昇圧制御部6aは昇圧制御を再開する。
また駆動制御部6bの通電開始制御部6baは、タイミングt64においてローサイド駆動スイッチ18aをオンすると共に定電流スイッチ17をオン・オフ制御することで定電流制御する。他方、禁止時間カウンタ6eは、噴射指令期間の開始タイミングt1からタイミングt5aまでカウントし続けており、第1実施形態に示したように、タイミングt5aにて禁止信号を昇圧制御部6aに出力することで昇圧制御を停止させる。また禁止時間カウンタ6eは、タイミングt5aにてカウント開始信号を許可開始カウンタ6fに出力する。その後、駆動制御部6bの定電流遮断制御部6bdは、タイミングt5において、定電流スイッチ17及びローサイド駆動スイッチ18aを全てオフ制御することで定電流を遮断する。
この場合、燃料噴射弁2aの通電電流が急激に低下し、燃料噴射弁2aの中に構成される固定子の磁化を停止できる。この結果、固定子の電磁石により誘引されていた燃料噴射弁2aの内部のニードルが、電磁力の消滅に応じて弾性手段の付勢力により元位置に戻され、この結果、燃料噴射弁2aが閉弁する。
図16のタイミングt5においては、電流が燃料噴射弁2aに通電されており、エネルギが蓄積されている。回生部21は、この蓄積エネルギに基づく回生電流を還流ダイオード20及びダイオード21aを通じて昇圧コンデンサ12に通電できる。昇圧コンデンサ12の昇圧電圧Vboostは、回生部21の回生電流に基づくエネルギにより充電され、燃料噴射弁2aの蓄積エネルギを再利用できる。
許可開始カウンタ6fは、タイミングt5a~t6の予め定められた第2所定期間T2を経過すると許可信号を昇圧制御部6aに出力する。昇圧制御部6aは、昇圧制御を再開する。このように、第1実施形態の制御内容を組み合わせて適用することもできる。第6実施形態の制御内容に対し第2~第5実施形態の制御内容も組み合わせることができるが、その説明を省略する。
(他の実施形態)
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができ、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば以下に示す変形又は拡張が可能である。前述した複数の実施形態を必要に応じて組み合わせて構成しても良い。
前述実施形態では、一方の燃料噴射弁2aに対する制御方法を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、他方の燃料噴射弁2bに対する制御方法に適用することもできる。前述の電子制御装置1、501は、燃料噴射弁2aの通電電流のピーク電流閾値Ipを検出した後、その後定電流制御する形態を示したが、これに限定されるものではない。例えば、ピーク電流閾値Ipを検出したことをトリガとして回路を遮断し、その後に定電流制御を行わない制御に適用できる。また例えば、開弁用のピーク電流閾値Ipの検出及び制御を行うことなく、前述の定電流制御だけを行う制御に適用できる。すなわち、ピーク電流閾値Ipを検出することをトリガとした遮断制御、又は、定電流制御の後の遮断制御の少なくとも一方だけ実行する場合にも同様に適用できる。また駆動部7の構成は、前述実施形態に示した構成に限られるものではなく、適宜変更しても良い。
マイコン5、制御回路6は一体であっても別体であっても良く、さらにマイコン5、制御回路6に代えて各種の制御装置を用いても良い。この制御装置が提供する手段および/または機能は、実体的なメモリ装置に記録されたソフトウェアおよびそれを実行するコンピュータ、ソフトウェア、ハードウェア、あるいはそれらの組み合わせによって提供することができる。例えば制御装置がハードウェアである電子回路により提供される場合、1又は複数の論理回路を含むデジタル回路、又は、アナログ回路により構成できる。また、例えば制御装置がソフトウェアにより各種制御を実行する場合には、記憶部にはプログラムが記憶されており、制御主体がこのプログラムを実行することで当該プログラムに対応する方法が実施される。
前述実施形態では、放電スイッチ16、定電流スイッチ17、ローサイド駆動スイッチ18a,18bは、MOSトランジスタを用いて説明を行ったが、バイポーラトランジスタなど他種類のトランジスタ、各種のスイッチを用いても良い。
前述した複数の実施形態を組み合わせて構成しても良い。また、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、本発明の一つの態様として前述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。前述実施形態の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も実施形態と見做すことが可能である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において、考え得るあらゆる態様も実施形態と見做すことが可能である。
本発明は、前述した実施形態に準拠して記述したが、本発明は当該実施形態や構造に限定されるものではないと理解される。本発明は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本発明の範畴や思想範囲に入るものである。
図面中、101、501は電子制御装置(噴射制御装置)、2a、2bは燃料噴射弁、4は昇圧回路、6bは昇圧制御部、6dは遮断制御部、6gは電圧検出部、6hは一回微分処理部(微分処理部)、6iは二回微分処理部(微分処理部)、6jは電流検出部、7は駆動部、13は昇圧制御部、21は回生部を示す。

Claims (9)

  1. 燃料噴射弁に電流を通電することで噴射制御する噴射制御装置(101;501)であって、
    バッテリ電圧を昇圧して昇圧コンデンサに昇圧電圧を生成する昇圧回路(4)と、
    前記昇圧電圧が充電開始閾値を下回ると前記昇圧電圧が満充電閾値に上昇するまで前記昇圧回路により昇圧制御する昇圧制御部(6a)と、
    噴射指令期間の開始タイミングの後に前記昇圧電圧又は前記バッテリ電圧を前記燃料噴射弁に通電する駆動部(7)と、
    前記駆動部による前記燃料噴射弁への通電を遮断する通電遮断制御部(6bb)と、
    前記通電遮断制御部により遮断制御することで前記燃料噴射弁に生じる電流を前記昇圧回路の前記昇圧コンデンサに回生する回生部(21)と、を備え、
    前記昇圧制御部は、前記噴射指令期間の開始タイミングの後、前記通電遮断制御部により遮断制御する前から少なくとも前記回生部により前記昇圧回路の前記昇圧コンデンサに電流が回生するときに前記昇圧回路の昇圧制御を停止する噴射制御装置。
  2. 前記通電遮断制御部は、前記噴射指令期間の開始タイミングから前記駆動部により前記燃料噴射弁に前記昇圧電圧が印加されることで開弁用のピーク電流を通電した後にピーク電流閾値にて前記ピーク電流を停止する場合に前記燃料噴射弁に印加されている電圧を遮断制御、又は、前記駆動部により前記バッテリ電圧が印加されることで前記燃料噴射弁に通電される定電流を遮断制御、のうち少なくとも一方を実行する請求項1記載の噴射制御装置。
  3. 前記昇圧制御部は、前記噴射指令期間の終了タイミングの第1所定期間(T1)の前から少なくとも前記回生部により前記昇圧回路の昇圧コンデンサに電流が回生するときに前記昇圧回路の昇圧制御を停止する請求項1記載の噴射制御装置。
  4. 前記昇圧制御部は、前記通電遮断制御部により前記燃料噴射弁の通電を遮断制御する前で、且つ、前記噴射指令期間の開始タイミングの後に前記燃料噴射弁の通電電流が充電禁止閾値に達したことが判定されたタイミングから少なくとも前記回生部により前記昇圧回路の前記昇圧コンデンサに電流が回生するときに前記昇圧回路の昇圧制御を停止する請求項1記載の噴射制御装置。
  5. 前記昇圧制御部は、前記噴射指令期間の終了タイミングの第1所定期間(T1)の前から第2所定期間(T2)だけ前記昇圧回路の昇圧制御を停止する請求項1記載の噴射制御装置。
  6. 前記通電遮断制御部により遮断制御したときに前記回生部に生じる回生電流を検出する電流検出部(6j)、をさらに備え、
    前記昇圧制御部は、昇圧制御を停止した時から、前記電流検出部により検出される前記回生部の前記回生電流が第1所定電流(It1)を下回るまで前記昇圧回路の昇圧制御を停止する請求項1記載の噴射制御装置。
  7. 前記通電遮断制御部により遮断制御したときに前記燃料噴射弁に生じるフライバック電圧を検出する電圧検出部(6g)をさらに備え、
    前記昇圧制御部は、昇圧制御を停止した時から、前記燃料噴射弁に生じた前記フライバック電圧が第1所定電圧(Vlt)を下回ることが前記電圧検出部により検出されるまで前記昇圧回路の昇圧制御を停止する請求項1記載の噴射制御装置。
  8. 前記通電遮断制御部により遮断制御したときに前記燃料噴射弁に生じるフライバック電圧を検出する電圧検出部(6g)と、
    前記フライバック電圧を一回微分する一回微分処理部(6h)と、をさらに備え、
    前記昇圧制御部は、昇圧制御を停止した時から、前記通電遮断制御部により遮断制御することで前記燃料噴射弁に生じた前記フライバック電圧の前記一回微分処理部による処理値が所定条件を満たすまで前記昇圧回路の昇圧制御を停止する請求項1記載の噴射制御装置。
  9. 前記通電遮断制御部により遮断制御したときに前記燃料噴射弁に生じるフライバック電圧を検出する電圧検出部(6g)と、
    前記フライバック電圧を二回微分する二回微分処理部(6i)と、をさらに備え、
    前記昇圧制御部は、昇圧制御を停止した時から、前記通電遮断制御部により遮断制御することで前記燃料噴射弁に生じた前記フライバック電圧の前記二回微分処理部による処理値が所定条件を満たすまで前記昇圧回路の昇圧制御を停止する請求項1記載の噴射制御装置。
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