JP6424712B2 - 誘導性負荷駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイサイド及びローサイド通電素子を駆動制御して誘導性負荷に通電を行う誘導性負荷駆動装置に関する。
例えば車両用エンジンのシリンダ内に燃料を噴射するインジェクタを構成するコイルを駆動する装置では、電源側に配置されるハイサイド通電素子(例えばMOSFET)とグランド側に配置されるローサイド通電素子との双方を駆動制御してコイルに通電を行う。そして、例えばローサイド通電素子がショート状態となるような異常を検出すると、コイルへの通電を停止する保護動作が一般に行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−345902号公報
しかしながら、異常を検出した際に、特許文献1のようにコイルへの通電を停止すると、それ以降はエンジンのシリンダ内に燃料を噴射できなくなり、車両の走行が不能になる問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、異常を検出した場合でも、誘導性負荷への通電を継続できる誘導性負荷駆動装置を提供することにある。
請求項1記載の誘導性負荷駆動装置によれば、通電制御手段は、ハイサイド通電素子にハイサイド駆動信号を出力し、ローサイド通電素子にローサイド駆動信号を出力することで、ハイサイド通電素子をオンしている期間中にローサイド通電素子をオンオフ制御して誘導性負荷に通電を行う。電位固定状態検出手段は、誘導性負荷とローサイド通電素子との共通接続点であるローサイド端子の電位がローレベルに固定されたことを検出する。そして、通電制御手段は、ローサイド端子の電位が前記ローレベル固定になると、前記ハイサイド通電素子をオンオフ制御して前記誘導性負荷に通電を行う。
ローサイド端子の電位がローレベル固定になった場合は、ローサイド通電素子側に短絡故障や地絡故障が発生しており、ローサイド通電素子を制御して誘導性負荷に通電することは不能になる。これに対して請求項1のように構成すれば、ローサイド通電素子を用いた誘導性負荷への通電制御が不能になった場合でも、代替的にハイサイド通電素子をオンオフ制御して誘導性負荷への通電を継続することができる。
そして、電位固定状態検出手段は、ローサイド通電素子を介してグランド側に流れる電流が所定値を超えたか否かを検出するローサイド電流検出手段と、ローサイド端子及びハイサイド通電素子と誘導性負荷との共通接続点であるハイサイド端子の電位を検出する端子電位検出手段とを備え、通電制御手段が前記ローサイド通電素子をオンしている期間において、ハイサイド端子の電位が駆動用電源電圧に等しく、且つローサイド端子の電位がグランド電位に等しく、且つローサイド電流検出手段が所定値を超える電流を検出すると、ローレベル固定を検出する。
第1実施形態であり、誘導性負荷駆動装置の構成を示す機能ブロック図 正常時におけるコイルへの通電制御状態を示すタイミングチャート ローサイドのFETがショート故障した場合を示すタイミングチャート 図3のショート故障を判定する条件を示す図 LO端子がGNDショート故障した場合を示すタイミングチャート 図5のGNDショート故障を判定する条件を示す図 マイコンの制御内容を中心に示すフローチャート 第2実施形態であり、誘導性負荷駆動装置の構成を示す機能ブロック図 ローサイドのFETがショート故障した場合を示すタイミングチャート LO端子がGNDショート故障した場合を示すタイミングチャート マイコンの制御内容を中心に示すフローチャート
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態の(誘導性)負荷駆動装置1は、マイクロコンピュータ(マイコン)2,ハイサイド回路3及びローサイド回路4を備えている。ハイサイド回路3の出力端子であるHI端子5(ハイサイド端子)と、ローサイド回路4の出力端子であるLO端子6(ローサイド端子)との間には、負荷駆動装置1の外部でコイル7(誘導性負荷)が接続されている。マイコン2(通電制御手段,電位固定状態判定手段)は、ハイサイド回路3に対してハイサイドスイッチ駆動信号を出力し、ローサイド回路4に対してローサイドスイッチ駆動信号を出力する。コイル7は、例えば車両のエンジンを構成するシリンダ内に燃料を噴射するインジェクタを構成するものである。
ハイサイド回路3は、PチャネルMOSFET8(ハイサイドスイッチ,ハイサイド通電素子)を備え、そのソースは抵抗素子9(ハイサイド電流検出手段)を介して電源VBに接続され、ドレインはHI端子5に接続されている。また、FET8のゲートは、抵抗素子10を介してグランドに接続されていると共に、抵抗素子11を介して自身のソースに接続されている。また、前記ドレインとグランド(GND)との間には、フリーホイールダイオード12が接続されている。
抵抗素子11には、PNPトランジスタ13(オフ制御手段)が並列に接続されており、トランジスタ13のベースはNPNトランジスタ14(オフ制御手段)及び15のコレクタに接続されている。抵抗素子9の両端は、負荷ショート検出回路16(ハイサイド電流検出手段)の入力端子に接続されており、負荷ショート検出回路16の出力端子は、トランジスタ14のベースに接続されている。トランジスタ14及び15のエミッタは、何れもグランドに接続されており、トランジスタ15のベースは、NOTゲート17を介してORゲート18の出力端子に接続されている。
ORゲート18の2つの入力端子には、それぞれマイコン2からのハイサイドスイッチ駆動信号と、ローサイドスイッチ駆動信号とが入力されている。これらの駆動信号が何れもローレベルであれば、トランジスタ15及び13がオンするのでFET8のゲートがハイレベルとなり、FET8はオフ状態を維持する。そして、ハイサイドスイッチ駆動信号がハイレベルを示すとトランジスタ15及び13がオフする。この時、FET8のゲートは上記ハイレベルの電圧を抵抗素子11及び10により分圧した電位,すなわちローレベルとなるので、FET8はターンオンする。
負荷ショート検出回路16は、抵抗素子9の端子電圧が閾値を超えるとトランジスタ14をオンさせる。これにより、たとえトランジスタ15がオフ状態であってもFET8を強制的にオフさせて、コイル7への通電を停止させる。
LO端子6とグランドとの間には、NチャネルMOSFET19(ローサイドスイッチ,ローサイド通電素子)及び電流検出抵抗20(ローサイド電流検出手段,電位固定状態判定手段)の直列回路が接続されている。FET19のドレインとFET8のドレインとの間には、フリーホイールダイオード21が接続されている。FET19のゲートには、マイコン2が出力するローサイドスイッチ駆動信号がゲート駆動回路22を介して与えられる。
電流検出抵抗20の両端は、電流検出回路23(ローサイド電流検出手段,電位固定状態判定手段)の入力端子に接続されており、電流検出回路23の出力端子は過電流検出回路24(ローサイド電流検出手段,電位固定状態判定手段)を介してマイコン2の入力ポートに接続されている。電流検出回路23は、電流検出抵抗20の端子電圧を検出して過電流検出回路24に入力する。過電流検出回路24は、その端子電圧を閾値電圧と比較してローサイドにおける過電流を検出すると、過電流検出信号をマイコン2に入力する。尚、上述した負荷ショート検出回路16が負荷ショート判定を行う閾値は、過電流検出回路24が過電流判定を行う閾値よりも検出電流レベルがより高く設定されている。
HI端子5及びLO端子6は、電圧変換回路25(端子電位検出手段,電位固定状態判定手段)の各入力端子にそれぞれ接続されており、電圧変換回路25の2つの出力端子は、それぞれマイコン2の2つの入力ポートに接続されている。マイコン2は電圧レベルをシフトする電圧変換回路25を介して、グランドを基準とするHI端子5,LO端子6の電位をそれぞれ検出可能となっている。
尚、マイコン2における各ポートの設定は、以下のようになっている。
・HI端子5,LO端子6の電圧検出 A/D入力ポート
・過電流検出信号 汎用入力ポート
・ハイサイドスイッチ駆動信号 汎用出力ポート
・ローサイドスイッチ駆動信号 タイマ(PWM)出力ポート
次に、本実施形態の作用について説明する。図2及び図7に示すように、負荷駆動装置1に電源が投入(ON)され(S1)、正常な状態でマイコン2がコイル7に通電を行う際には、(v)ハイサイドスイッチ駆動信号をハイレベルにしてFET8をオン状態に維持する(S2)。そして、FET8をオンしている期間内に(i)ローサイドスイッチ駆動信号をPWM(Pulse Width Modulation)制御(オンオフ制御)により間欠的にハイレベルにすることで(S3)、FET19が間欠的にオンして(ii)コイル7に駆動電流が流れる。この時、(iii)電流検出回路23が出力する信号レベルは過電流検出回路24における閾値未満であり、(vii)LO端子6の電圧は、FET19のオン,オフに応じてロー,ハイレベルに交互に変化する。
尚、FET8のゲートを駆動するトランジスタ15のベースには、ハイサイドスイッチ駆動信号とローサイドスイッチ駆動信号とのNOR信号が与えられるが(S4)、ハイサイドスイッチ駆動信号は一定のハイレベルを示すので(デューティ100%)、ローサイドスイッチ駆動信号の変化による影響はない(図2(viii)参照)。そして、マイコン2は、図3及び図5に示すように、入力される各信号に基づいてFET19のショート故障検出と、LO端子6のGNDショート(地絡)故障検出とを行う。先ず、FET19のショート故障検出について説明する。
(I)<FET19のショート故障検出>
図3に示すように、FET19のショート故障が発生すると、(ii)コイル7に駆動電流が連続的に流れるため、(iii)電流検出回路23が出力する信号レベルは連続的に上昇する。前記信号レベルが過電流検出回路24における閾値を超えて、マイコン2に(iv)過電流検出信号が入力されると(S5→S6;YES,過電流検出信号=ON)、マイコン2は、図4に示す条件が成立するか否かを判定する。すなわち、(i)ローサイドスイッチ駆動信号がハイレベル(ON)の期間に(S8;YES)(vi)HI端子5の電圧を読み込んで(S9)、前記電圧が第1の所定電圧(≒VB)以上か否かを判定する(S10)。ここで、HI端子5の電圧が第1の所定電圧以上であれば(YES)、続いて(vii)LO端子6の電圧を読み込んで(S12)、前記電圧が第2の所定電圧(≒GNDレベル)以下か(ローレベル固定)否かを判断する(S13)。
尚、図7に示すステップS10又はS13で「NO」と判断すると(条件不成立)、後述するようにステップS7でセットされるGNDショートフラグをクリアしてから(S11)ステップS2に戻る。
上記の条件が成立すると(S13;YES)、この段階では上記GNDショートフラグがセットされていないので(S14;NO)、マイコン2はFET19のショート故障発生を判定する(S15)。すると、(v)ハイサイドスイッチ駆動信号をローレベル(OFF)にするが(S20)、(i)ローサイドスイッチ駆動信号は正常時(S3)と同様に出力を継続する(S21)。そのローサイドスイッチ駆動信号は、(viii)ORゲート18を介してFET8のゲートに与えられる(S22)。
これにより、FET19に替わってFET8がPWM制御されるので、結果としてコイル7には、正常時と同様に駆動電流が通電されるようになる。したがって、FET19のショート故障が発生した場合でも、インジェクタはエンジンのシリンダ内への燃料噴射を継続できる。したがって、車両は故障が発生した時点で走行不能状態に陥ることなく、退避走行を行うことが可能になる。
(II)<LO端子6のGNDショート故障検出>
また、図5に示すように、LO端子6のGNDショート故障が発生すると、(ii)駆動電流は直接グランドに流入するので、(iii)電流検出回路23が出力する信号レベルはローのままとなり(iv)過電流検出回路24による過電流検出は行われない(S6;NO)。この時マイコン2は、GNDショート故障が発生した可能性が有ることから、GNDショートフラグをセットする(S7)。
GNDショート故障が発生していれば、FET19のショート故障の場合と同様に、マイコン2は、図7に示すステップS13において「YES」と判断する。この場合、GNDショートフラグがセットされているので(S14;YES,第1条件成立)、引き続き図6に示す条件が成立しているか否かを判断する。すなわち、(i)ローサイドスイッチ駆動信号がローレベルとなるFET19がオフする期間において(S16;YES)、(vii)LO端子6の電圧を読み込んで(S17)、前記電圧が第2の所定電圧以下か否かを判断する(S18)。
尚、図7に示すステップS16又はS18で「NO」と判断すると(条件不成立)ステップS11に移行して、GNDショートフラグをクリアしてからステップS2に戻る。ステップS18において、(vii)LO端子6の電圧が第2の所定電圧以下であれば(YES)上記の条件が成立し(第2条件成立)、マイコン2はLO端子6のGNDショート故障発生を判定する(S19)。するとステップS20に移行して、以降はFET19のショート故障の場合と同様の処理となる。
以上のように本実施形態によれば、マイコン2は、FET8のゲートにハイサイド駆動信号を出力し、FET19のゲートにローサイド駆動信号を出力することで、FET8をオンしている期間中にFET19をPWM制御してコイル7に通電を行う。また、マイコン2は、コイル7とFET19との共通接続点であるLO端子6の電位がローレベルに固定されたことを検出すると、FET8をPWM制御してコイル7に通電を行う。このように構成すれば、FET19を用いたコイル7への通電制御が不能になった場合でも、代替的にFET8をPWM制御してコイル7への通電を継続することができる。
具体的には、FET19を介してグランド側に流れる電流が所定値を超えたか否かを検出する電流検出回路23及び過電流検出回路24と、HI端子5の電位を検出するための電圧変換回路25とを備え、マイコン2がFET19をオンしている期間において、HI端子5の電位が駆動用の電源電圧VBに等しく、且つLO端子6の電位がグランド電位に等しくローレベル固定であり、且つ過電流検出回路24が過電流を検出することで、FET19のショート故障を判定する。
また、マイコン2がFET19をオンしている期間において、HI端子5の電位が電源電圧VBに等しく、且つLO端子6の電位がグランド電位に等しく、且つ過電流検出回路24が過電流を検出していない第1条件成立の確認に続いて、FET19をオフしている期間において、LO端子6の電位がグランド電位に等しい(ローレベル固定)という第2条件成立を確認すると、LO端子6のGNDショート故障を判定する。したがって、FET19のショート故障,及びLO端子6のGNDショート故障の何れについても検出できる。
そして、FET8のゲートに、ハイサイド駆動信号と、ローサイド駆動信号との論理和信号を出力するORゲート18を備え、マイコン2は、LO端子6の電位がローレベル固定になると、ハイサイド駆動信号の出力を停止し、ローサイド駆動信号を通常通りに出力することでコイル7に通電を行う。したがって、簡単なハードウェアの変更により、故障発生時にFET8をPWM制御することができる。
加えて、駆動用電源VBよりFET8に流れる電流が所定値を超えたか否かを検出するための抵抗素子9及び負荷ショート検出回路16を備え、負荷ショート検出回路16が所定値を超える電流を検出すると、トランジスタ14及び13を介してFET8を強制的に
オフ制御するので、故障の発生に伴い過大な電流が流れた場合に、FET8を迅速にオフさせて回路素子の破壊等を防止できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図8に示すように、第2実施形態の負荷駆動装置31は、ORゲート18が削除されており、マイコン2に替わるマイコン32を備えている。そして、故障発生時におけるマイコン32の内部処理が、第1実施形態とは相違している。具体的には、マイコン32のハイサイドスイッチ駆動信号がタイマ出力となる。
次に、第2実施形態の作用について説明する。図9から図11に示すように、FET19のショート故障,及びLO端子6のGNDショート故障の検出については、第1実施形態と同様である。そして、図11に示すフローチャートではステップS4が削除されており、ステップS19の実行後は、ステップS20〜S22に替わってステップS23が実行される。すなわち、故障発生時にFET8をPWM制御する際には、マイコン32は、ハイサイドスイッチ駆動信号の出力ポートより、ローサイドスイッチ駆動信号を出力するように内部設定を切替える(図9及び図10(v)参照)。
以上のように第2実施形態によれば、マイコン32は、LO端子6の電位がFET19のショート故障又はLO端子6のGNDショート故障によりローレベル固定になると、ハイサイドスイッチ駆動信号を、通常のローサイドスイッチ駆動信号と同じパターンにして出力することでコイル7に通電を行う。したがって、マイコン32のソフトウェアを変更することにより、故障発生時にFET8をPWM制御することができる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
抵抗素子9,トランジスタ14及び負荷ショート検出回路16は、必要に応じて設ければ良い。
FET19のショート故障と、LO端子6のGNDショート故障との何れか一方のみを検出しても良い。
第1の所定電位は、電源電圧VBの近傍に設定すれば良く、第2の所定電位は、グランド電位の近傍に設定すれば良い。
ハイサイド通電素子にNチャネルMOSFETを用いても良い。また通電素子には、IGBTやバイポーラトランジスタを用いても良い。
誘導性負荷は、燃料噴射用のインジェクタを構成するコイル7に限らない。
図面中、1は負荷駆動装置、2はマイクロコンピュータ(通電制御手段,電位固定状態判定手段)、5はHI端子(ハイサイド端子)、6はLO端子(ローサイド端子)、7はコイル(誘導性負荷)、8はPチャネルMOSFET(ハイサイド通電素子)9は抵抗素子(ハイサイド電流検出手段)、13はPNPトランジスタ(オフ制御手段)、14はNPNトランジスタ(オフ制御手段)、19はNチャネルMOSFET(ローサイド通電素子)、20は電流検出抵抗(ローサイド電流検出手段,電位固定状態判定手段)、23は電流検出回路(ローサイド電流検出手段,電位固定状態判定手段)、24は過電流検出回路(ローサイド電流検出手段,電位固定状態判定手段)、25は電圧変換回路(端子電位検出手段,電位固定状態判定手段)を示す。

Claims (5)

  1. 駆動用電源(VB)と誘導性負荷(7)との間に接続されるハイサイド通電素子(8)と、
    前記誘導性負荷とのグランドとの間に接続されるローサイド通電素子(19)と、
    前記ハイサイド通電素子にハイサイド駆動信号を出力し、前記ローサイド通電素子にローサイド駆動信号を出力することで、前記ハイサイド通電素子をオンしている期間中に前記ローサイド通電素子をオンオフ制御して前記誘導性負荷に通電を行う通電制御手段(2,32)と、
    前記誘導性負荷と前記ローサイド通電素子との共通接続点であるローサイド端子(6)の電位が、ローレベルに固定されたこと(以下、ローレベル固定と称す)を検出する電位固定状態検出手段(2,20,23〜25)とを備え、
    前記通電制御手段は、前記ローサイド端子の電位が前記ローレベル固定になると、前記ハイサイド通電素子をオンオフ制御して前記誘導性負荷に通電を行い、
    前記電位固定状態検出手段は、前記ローサイド通電素子を介してグランド側に流れる電流が所定値を超えたか否かを検出するローサイド電流検出手段(23,24)と、
    前記ローサイド端子及び前記ハイサイド通電素子と前記誘導性負荷との共通接続点であるハイサイド端子(5)の電位を検出する端子電位検出手段(2,25,32)とを備え、
    前記通電制御手段が前記ローサイド通電素子をオンしている期間において、前記ハイサイド端子の電位が前記駆動用電源電圧に等しく、且つ前記ローサイド端子の電位がグランド電位に等しく、且つ前記ローサイド電流検出手段が前記所定値を超える電流を検出すると、前記ローレベル固定を検出することを特徴とする誘導性負荷駆動装置。
  2. 前記電位固定状態検出手段は、前記ローサイド通電素子を介してグランド側に流れる電流が所定値を超えたか否かを検出するローサイド電流検出手段(23,24)と、
    前記ローサイド端子及び前記ハイサイド通電素子と前記誘導性負荷との共通接続点であるハイサイド端子の電位を検出する端子電位検出手段(2,25,32)とを備え、
    前記通電制御手段が前記ローサイド通電素子をオンしている期間において、前記ハイサイド端子の電位が前記駆動用電源電圧に等しく、且つ前記ローサイド端子の電位がグランド電位に等しく、且つ前記ローサイド電流検出手段が前記所定値以下の電流を検出した第1条件の確認に続いて、
    前記通電制御手段が前記ローサイド通電素子をオフしている期間において、前記ローサイド端子の電位がグランド電位に等しいという第2条件を確認すると、前記ローレベル固定を検出することを特徴とする請求項1記載の誘導性負荷駆動装置。
  3. 前記ハイサイド通電素子に、前記ハイサイド駆動信号と、前記ローサイド駆動信号との論理和信号を出力する論理和ゲート(18)を備え、
    前記通電制御手段(2)は、前記ローサイド端子の電位が前記ローレベル固定になると、前記ハイサイド駆動信号の出力を停止し、前記ローサイド駆動信号を通常通りに出力することで前記誘導性負荷に通電を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の誘導性負荷駆動装置。
  4. 前記通電制御手段(32)は、前記ローサイド端子の電位が前記ローレベル固定になると、前記ハイサイド駆動信号を、通常のローサイド駆動信号と同じパターンにすることで前記誘導性負荷に通電を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の誘導性負荷駆動装置。
  5. 前記駆動用電源より前記ハイサイド通電素子に流れる電流が所定値を超えたか否かを検出するハイサイド電流検出手段(9,16)と、
    このハイサイド電流検出手段が前記所定値を超える電流を検出すると、前記ハイサイド通電素子をオフ制御するオフ制御手段(13,14)とを備えることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の誘導性負荷駆動装置。
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