JP2008063970A - 吸気ダクト - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気口音を低減することができるとともに、製造が容易な吸気ダクトを提供する。
【解決手段】第1のダクト形成部材11の両側縁に沿って一体形成された第1の張出部13の突き合わせ面13aと、第2のダクト形成部材12の両側縁に沿って一体形成された第2の張出部16の突き合わせ面16aとの間には、不織布よりなる吸音材20が挟持されている。両突き合わせ面13a,16a間には、第1のダクト形成部材11の突出片15と第2のダクト形成部材12の突出部18との当接により一定の間隔が形成されており、吸音材20は適度に圧縮された状態で両突き合わせ面13a,16a間に保持されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば内燃機関への吸気通路を形成する吸気ダクトに係り、詳しくは、吸気に伴う吸気口音の発生を抑制する機能を備えた吸気ダクトに関するものである。
従来、この種の吸気ダクトとしては、例えば、特許文献1にて開示されたものがある。この吸気ダクトは、織布製の先端側管状部と、硬質樹脂製の基端側管状部とを接続して構成されている。そして、この吸気ダクトによれば、織布製の先端側管状部の無反射端効果により吸気口からの吸気騒音が低減されるとしている。
また、特許文献2に開示された吸気ダクトは、熱可塑性樹脂製の硬質の分割体を、分割体に一体形成された弾性係止機構により結合させて、構成されている。少なくとも1つの分割体の壁面には開口部が形成されており、この開口部は、その分割体の成形時において同開口部の周縁に一体化された多孔質シートによって塞がれている。そして、この多孔質シートの吸振作用により、吸気口音が低減されるとしている。
特開2000−64918号公報 特開2002−106431号公報
ところが、上記特許文献1の吸気ダクトにおいては、織布により筒状の先端側管状部を形成している上、この先端管状部と、硬質樹脂製の基端側管状部とをシール状態で接着しなければならないため、その製造工数が多いとともに製造時間が長くかかるものであった。
また、上記特許文献2の吸気ダクトにおいては、開口部に多孔質シートを一体化させることは分割体の成形時にインサートする必要があって手間がかかるものである上、多孔質シートが開口部を通じて吸気ダクトの外部に大きく露出するため、エンジンの点検時等に誤って損傷される可能性があった。
この発明の目的とするところは、吸気口音を低減することができるとともに、製造が容易な吸気ダクトを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、合成樹脂により成形された複数のダクト形成部材を合体させて筒状に形成するとともに、前記ダクト形成部材の突き合わせ面間に、多孔質状部材よりなる吸音材を介在させたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記吸音材を、前記ダクト形成部材の外周側に一体形成された覆い部により覆ったことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明に加えて、前記突き合わせ面間における前記吸音材の圧縮を制限するための間隔形成部をダクト形成部材に一体形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記吸音材をダクト形成部材の突き合わせ面上に位置決めするための位置決め部をダクト形成部材に一体形成したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記各ダクト形成部材同士を結合状態にロックするためのロック手段を設けたことを特徴とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、合成樹脂からなる複数のダクト形成部材の突き合わせ面間に介在された吸音材により、吸気ダクト内で発生した吸気口音が減衰されて吸音される。このため、吸気ダクトに発生する吸気口音が低減される。また、予め成形した吸音材をダクト形成部材の突き合わせ面間に介在させるのみで、吸気ダクトに吸音材を組み付けることができる。従って、吸気ダクトの製造が容易となる。
請求項2に記載の発明によれば、吸気ダクトに水がかかったときに、その水の吸音材への侵入が覆い部によって防止される。このため、吸気ダクトの内部への吸音材を通じた水の侵入が防止される。
請求項3に記載の発明によれば、突き合わせ面間において吸音材が適度に圧縮された状態で保持される。このため、吸音材の空隙率を適切な値に設定することができ、吸音材による吸気口音の抑制が有効に行われる。
請求項4に記載の発明によれば、吸気ダクトの組立時に、位置決め部により吸音材が突き合わせ面上に位置決めされるため、吸音材の組み付けが容易となる。
請求項5に記載の発明によれば、ダクト形成部材同士がロック手段によって合体されるため、接着、振動溶着等の工程が不要となる。このため、製造が容易となる。
この発明によれば、吸気口音を低減することができるとともに、製造が容易である効果を発揮する。
(第1実施形態)
次に、この発明を、内燃機関への吸気通路を形成する吸気ダクトに具体化した第1実施形態について図1〜図3を用いて説明する。
図1及び図3に示すように、図示しないエンジンの吸気側に接続される吸気ダクト10は、合成樹脂により略半円筒状に成形された第1、第2のダクト形成部材11,12を合体させて円筒状に構成されている。
図3に示すように、第1のダクト形成部材11には、その両側縁に沿って第1の張出部13が一体形成されるとともに、その上側には突き合わせ面13aが形成されている。第1の張出部13の側縁には、複数の弾性係止爪14が一体形成されている。また、第1の張出部13の内側には、複数の壁状の突出片15が一体形成されている。前記第2のダクト形成部材12には、第1の張出部13に対応する第2の張出部16がその両側縁に沿って一体形成されるとともに、その下側には突き合わせ面13aに対面する突き合わせ面16aが形成されている。第2の張出部16の側縁には、前記各弾性係止爪14を係止させるための複数の係止枠部17が一体形成されている。また、第2のダクト形成部材12の内側には、前記突出片15に対応する複数の突出部18が一体形成されている。この実施形態においては、弾性係止爪14及び係止枠部17がロック手段を構成し、突出片15及び突出部18が間隔形成部を構成する。
そして、図1及び図2に示すように、両ダクト形成部材11,12は、各弾性係止爪14を各係止枠部17に係止させることによって合体されている。この状態において、両張出部13,16の突き合わせ面13a,16a間に、多孔質状部材としての不織布よりなる帯状の吸音材20が挟持されている。吸音材20は、吸気ダクト10の内側及び外側に面している。
さて、吸気ダクト10を製造するには、まず、第1のダクト形成部材11における張出部13の突き合わせ面13a上に吸音材20を配置する。このとき、吸音材20は、各突出片15と弾性係止爪14との間に位置決めされる。次に、第1のダクト形成部材11上に第2のダクト形成部材12を載せて、各突出片15の上端面に突出部18の下端面を当接させる。すると、両突き合わせ面13a,16a間において吸音材20が挟持された状態で、両突き合わせ面13a,16a間に一定の間隔が形成される。そして、吸音材20は、この隙間において適度に圧縮された状態で保持される。また、第1のダクト形成部材11の各突出片15が第2のダクト形成部材12の内側において突出部18に当接することにより、両ダクト形成部材11,12が互いに位置決めされる。そして、両ダクト形成部材11,12は、各弾性係止爪14が係止枠部17にそれぞれ係止されることにより合体され、その状態にロックされる。
エンジンが運転されると、吸気ダクト10を通じて外部のエアがエアクリーナに、さらにエンジンに吸入される。このとき吸気ダクト10内に発生した吸気口音は、不織布よりなる吸音材20によって減衰されて吸音される。この結果、吸気ダクト10における吸気口音の発生が抑制される。なお、外部のエアは、吸音材20を介して吸気ダクト10内に僅かに吸引されるが、この場合、吸音材20はフィルタとして機能する。
この実施形態は、以下の効果を発揮する。
(1) 両ダクト形成部材11,12に形成した張出部13,16の突き合わせ面13a,16a間の隙間に吸音材20を介在させるだけで、吸気ダクト10に吸音材20を組み付けることができる。このため、吸音機能を有する吸気ダクト10であっても、その製造が容易となる。しかも、上記特許文献2の吸気ダクトとは異なり、吸音材20はその幅狭の側縁が外部に臨むだけであるため、エンジンの点検時等に損傷することはない。
(2) 第1のダクト形成部材11に形成した複数の弾性係止爪14を、第2のダクト形成部材12に形成した係止枠部17に係止させることによって、両ダクト形成部材11,12を合体させるとともに突き合わせ面13a,16a間に吸音材20を挟持させた。従って、接着やテープによる貼り付けによってダクト形成部材11,12に吸音材20を固定する必要がないため、吸音を有する吸気ダクト10であっても、その製造が容易となる。
(3) 第1のダクト形成部材11には、張出部13,16の突き合わせ面13a,16aに沿わせて吸音材20を配置するための突出片15を一体形成した。このため、吸気ダクト10の製造時において、吸気ダクト10の所定位置への吸音材20の組み付けを容易に行うことができる。
(4) ダクト形成部材11,12に一体形成した突出片15及び突出部18により、両張出部13,16の突き合わせ面13a,16a間に一定の間隔の隙間を形成し、突き合わせ面13a,16a間において吸音材20が適度に圧縮された状態で保持されるように構成した。このため、吸音材20の空隙率を適切な値に設定することができるため、吸音材20による吸気口音の抑制を有効に行わせることができる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した第2実施形態について図4〜図6を用いて説明する。なお、この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同じ構成であるため、異なる構成のみについて説明する。
図5(a),(b)及び図6に示すように、前記第1のダクト形成部材11における第1の張出部13の側縁には、側方へ突出する複数の凸部21が一体形成されている。また、第1のダクト形成部材11の両側縁内側には、隣り合う前記突出片15の間に、突出片15よりも低い壁状の位置決め部22が一体形成されている。前記第2のダクト形成部材12における第2の張出部16の側縁には、下方に向かって延びる覆い部23が一体形成されている。覆い部23の下端は、凸部21の上面に当接されている。
そして、両ダクト形成部材11,12は、各凸部21と覆い部23とが振動溶着されることにより合体されている。この状態において、図4及び図5(a)に示すように、突き合わせ面13a,16a間に吸音材20が挟持されている。吸音材20は、突き合わせ面13a,16aに対して接着材により接着されている。また、吸音材20は、第2のダクト形成部材12の外周側に一体形成された覆い部23によりその上方から覆われている。また、図5(a),(b)に示すように、第1の張出部13と覆い部23との間には、複数の隙間24が形成されている。このため、吸音材20は、吸気ダクト10の内側に面するとともに、各隙間24を通じて吸気ダクト10の外側に面している。
さて、吸気ダクト10の製造時において、第1のダクト形成部材11に対し、第1の張出部13の突き合わせ面13a上に吸音材20を配置すると、吸音材20が突出片15及び位置決め部22に当接して所定の位置に位置決めされる。従って、吸気ダクト10の製造時における吸音材20の組み付けが容易となる。そして、吸気ダクト10内に発生した吸気口音は、吸音材20を介した隙間24からの放出により減衰される。この結果、吸気ダクト10における吸気口音の発生が抑制される。また、吸気ダクト10に外部から水がかかった場合、その水は覆い部23によって吸音材20への侵入が防止される。この結果、吸音材20を通じた吸気ダクト10内部への水の侵入が防止される。
この実施形態は、前記第1実施形態の(1),(3),(4)に記載の各効果に加えて、以下の効果を発揮する。
(5) 第1のダクト形成部材11の外側に一体形成した覆い部23により、吸音材20をその上方から覆った。このため、吸気ダクト10の外側に水が存在しても、その水は、吸気ダクト10の内部に侵入することが防止される。
(第3実施形態)
次に、この発明を具体化した第3実施形態について図7〜図9を用いて説明する。なお、この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同一の構成であるため、異なる構成のみについて説明する。
図8(a),(b)及び図9に示すように、この実施形態における第1のダクト形成部材11の両側縁には、前記第1の張出部13に代えて、側方へ突出する複数の第1の突出部30が一体形成されている。第1のダクト形成部材11の側縁において隣り合う第1の突出部30の間には、凹部32が形成され、各凹部32の底には、突き合わせ面32aが形成されている。また、第1のダクト形成部材11における両側縁内側には、隣り合う第1の突出部30の間において、第1の突出部30よりも低い壁状の位置決め部33が一体形成されている。
第2のダクト形成部材12の両側縁には、前記第2の張出部16に代えて、各第1の突出部30に対応する複数の第2の突出部34が一体形成されている。第2のダクト形成部材12の両側縁には、前記突き合わせ面32aに対面する突き合わせ面34aが形成されている。この実施形態においては、両突出部30,34及び凹部32が間隔形成部を構成する。
そして、図7及び図8(a),(b)に示すように、両ダクト形成部材11,12は、互いに当接させた突出部30,34同士を振動溶着することによって合体されている。この状態において、両突き合わせ面32a,34a間に、各凹部32に配置させた吸音材20が挟持されている。このため、吸音材20は、吸気ダクト10の内側に面するとともに、吸気ダクト10の外側に面している。なお、吸音材20は、両突き合わせ面32a,34aに対して接着材により接着されている。
さて、この吸気ダクト10を製造するには、まず、第1のダクト形成部材11の各凹部32に吸音材20を配置する。このとき、吸音材20は、位置決め部33に当接して容易に位置決めされる。次に、この第1のダクト形成部材11の上に第2のダクト形成部材12を載せ、各第1の突出部30に第2の突出部34を当接させる。すると、両突き合わせ面32a,34a間において吸音材20が挟持された状態で、両突き合わせ面32a,34a間に一定の間隔が形成される。このため、吸音材20は、両突き合わせ面32a,34a間において適度に圧縮された状態で保持される。そして、吸気ダクト10内に発生した吸気口音は、各吸音材20により減衰されて吸音される。この結果、吸気ダクト10における吸気口音の発生が抑制される。
この実施形態は、前記第1実施形態の(1),(3),(4)に記載の効果を発揮する。
(第4実施形態)
次に、この発明を具体化した第4実施形態について図10〜図12を用いて説明する。
図10〜図12に示すように、吸気ダクト40は、合成樹脂により略円筒状に形成された2つのダクト形成部材41,42をそれらの端部において合体させて円筒状に構成されている。すなわち、第1のダクト形成部材41の端部には、第1のつば部43が一体形成され、その端面には環状の突き合わせ面43aが形成されている。この突き合わせ面43a上には、第1のダクト形成部材41の軸線方向に突出する間隔形成部としての凸部44が一体形成されている。また、第1のダクト形成部材41の端部内周には、隣り合う凸部44の間において、位置決め部46が一体形成されている。第2のダクト形成部材42の端部には、前記第1のつば部43に対応する第2のつば部47が一体形成され、その端面には、前記突き合わせ面43aに対応する突き合わせ面47aが形成されている。
そして、両ダクト形成部材41,42は、各凸部44が突き合わせ面47aに振動溶着されることにより合体されている。この状態において、両つば部43,47の突き合わせ面43a,47a間には、隣り合う凸部44の間に配置された円弧形状の吸音材20がそれぞれ挟持されている。吸音材20は、吸気ダクト10の内側及び外側に面している。なお、吸音材20は、両突き合わせ面43a,47aに対して接着材により接着されている。
さて、この吸気ダクト10を製造する際、吸音材20を第1のダクト形成部材41の突き合わせ面43a上に配置すると、吸音材20は凸部44及び位置決め部46により位置決めされる。また、第1のダクト形成部材41における第1のつば部43の凸部44に、第2のダクト形成部材42における第2のつば部47の突き合わせ面47aを当接させると、間隔が一定に保持された両突き合わせ面43a,47aの間に吸音材20が挟持される。このため、吸音材20は、両突き合わせ面43a,47a間において適度に圧縮された状態で保持される。そして、吸気ダクト10内に発生した吸気口音は、各吸音材20により減衰されて吸音される。
この実施形態は、前記第1実施形態の(1),(3),(4)に記載の各効果を発揮する。
(変形例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 第1,2実施形態において、第1のダクト形成部材11をインサート成形し、第1の張出部13の突き合わせ面13aに吸音材20を固着させる。または、第2のダクト形成部材12のインサート成形し、第2の張出部16の突き合わせ面16aに吸音材20を固着させる。
また、第3実施形態において、第1のダクト形成部材11をインサート成形し、突き合わせ面32aに吸音材20を固着させる。または、第2のダクト形成部材12をインサート成形し、突き合わせ面34aに吸音材20を固着させる。
また、第4実施形態において、第1のダクト形成部材41をインサート成形し、突き合わせ面43aに吸音材20を固着させる。または、第2のダクト形成部材42をインサート成形し、突き合わせ面47aに吸音材20を固着させる。
・ 第2実施形態において、両突き合わせ面13a,16a間に、吸音材20を挟持のみによって保持させる。また、第3実施形態において、両突き合わせ面32a,34a間に、吸音材20を挟持のみによって保持させる。また、第4実施形態において、両突き合わせ面43a,47a間に、吸音材20を挟持のみによって保持させる。
・ 第1〜第4実施形態において、多孔質状弾性材としての高分子発泡弾性材により吸音材20を構成する。高分子発泡弾性材としては、例えば、ポリウレタン樹脂等のスポンジがある。
・ 円筒をその周方向において3つ以上に竹割り状に分割した断面円弧形状のダクト形成部材を合体させて吸気ダクト10を構成するとともに、各ダクト形成部材の突き合わせ面間に吸音材20を介在させた構成とする。このような構成においては、吸音材20の吸音面積を増大させることができる。
・ この発明を、断面形状が、略隅丸四角形、楕円形、多角形、不定形等の非円形の吸気ダクト10に具体化する。
第1実施形態の吸気ダクトを示す斜視図。 同じく要部を示す縦断面図。 同じく分解斜視図。 第2実施形態の吸気ダクトを示す斜視図。 (a)は要部を示す縦断面図、(b)は(a)におけるa−a線断面図。 同じく分解斜視図。 第3実施形態の吸気ダクトを示す斜視図。 (a),(b)とともに要部を示す縦断面図。 同じく分解斜視図。 第4実施形態の吸気ダクトを示す斜視図。 同じく縦断面図。 同じく分解斜視図。
符号の説明
10…吸気ダクト、11…第1のダクト形成部材、12…第2のダクト形成部材、13a,16a…突き合わせ面、14…ロック手段を構成する弾性係止爪、15…間隔形成部を構成する突出片、17…ロック手段を構成する係止枠部、18…間隔形成部を構成する当接部、20…吸音材、22…位置決め部、23…覆い部、30…間隔形成部を構成する第1の突出部、32…同じく凹部、32a,34a…突き合わせ面、33…位置決め部、34…間隔形成部を構成する第2の突出部、40…吸気ダクト、41…第1のダクト形成部材、42…第2のダクト形成部材、43a,47a…突き合わせ面、44…間隔形成部としての凸部、46…位置決め部。

Claims (5)

  1. 合成樹脂により成形された複数のダクト形成部材を合体させて筒状に形成するとともに、前記ダクト形成部材の突き合わせ面間に、多孔質状部材よりなる吸音材を介在させたことを特徴とする吸気ダクト。
  2. 前記吸音材を、前記ダクト形成部材の外周側に一体形成された覆い部により覆ったことを特徴とする請求項1に記載の吸気ダクト。
  3. 前記突き合わせ面間における前記吸音材の圧縮を制限するための間隔形成部をダクト形成部材に一体形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸気ダクト。
  4. 前記吸音材をダクト形成部材の突き合わせ面上に位置決めするための位置決め部をダクト形成部材に一体形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の吸気ダクト。
  5. 前記各ダクト形成部材同士を結合状態にロックするためのロック手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の吸気ダクト。
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