JP2013113089A - 分割構造体の結合構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1,第2分割体36A,36Cを対向する縁部に設けられた突条38と受け溝39との係合により結合して、中空形状の分割構造体を構成する。互いに結合され第1分割体36Aの縁部の外側には、受け部40を設ける。第2分割体36Cの縁部の外側には、受け部40に内側から掛止される弾性変形可能な爪部41を設ける。第2分割体36Cの縁部の外側には、第1分割体36Aとの係合によりその縁部が内側に変形することを拘束する突出片43を設ける。
【選択図】図10
Description
前記の構成において、前記第1分割体の外側に爪部の内側への移動を規制する規制部を設けることが好ましい。
前記の構成において、前記第1分割体及び第2分割体がレゾルバのハウジングを構成することが好ましい。
図1に示すように、エアクリーナ装置21のクリーナハウジング(以下、単にハウジングという)22内において、そのハウジング22を構成する第1ケース22Aと第2ケース22Bとの間には、フィルタ23が配置されている。フィルタ23の上流側である第1ケース22Aの壁部には、エア入口24及び開口25が平行な軸線上に位置するように並設されている。図12に示すように、エア入口24は一対の円弧部24aと一対の平行部24bとにより断面ほぼ長円形の筒状をなすように形成されている。開口25は断面円形の筒状をなすように形成され、一方の前記平行部24bの一端部側に偏倚してかつ近接して配置されている。フィルタ23の下流側である第2ケース22Bの壁部には、図示しないエンジンの吸気系に接続されるエア出口26が形成されている。ハウジング22の外側下部には、エアクリーナ装置21をボルト等により車両のエンジンルーム内の取付部(図示しない)に固定するための複数の固定座27が設けられている。
まず、図4に示す第1及び第2分割体36A〜36Cが射出成形によって成形される。そして、第1分割体36Aに対して第2分割体36B,36Cがそれぞれ組み付けられる。すなわち、図7,図8及び図10(a)(b)に示すように、爪部41が内側に弾性変形しながら受け部40の内側の被掛け止め部40aに掛止され、受け溝39が突条38に嵌められる、このとき、図10(c)に示すように、突出片43が第1分割体36Aの外側面に当接される。この当接により、図10(b)に示すように、爪部41が内側に変形されても、第2,レゾネータ側第2分割体36B,36Cの縁部の変形が拘束される。従って、対向する第1,第2分割体36A,36B,36Cの突条38と受け溝39との間で位置ずれを生じるおそれが防止され、第1分割体36Aと第2分割体36B,36Cとが適切に結合される。
この実施形態のエアクリーナ装置21は、そのエア出口26がエンジンの連結口に接続された状態で、エンジンルーム内に搭載される。この状態でエンジンが稼働されると、外気が吸気ダクト31及びエア入口24を介してハウジング22内に取り込まれる。そして、そのエアはフィルタ23によって濾過されて、エア出口26を介してエンジンに供給される。
(1) 吸気ダクト31の連結口34には、エア入口24からの抜け止め機能を果たすための抜け止め部49が設けられている。導入ダクト35には、開口25との間のガタつきを防止するためのガタつき防止部50が設けられている。このため、相互に一体化された吸気ダクト31及びレゾネータ32の連結口34及び導入ダクト35が、ハウジング22のエア入口24及び開口25に嵌合されると、吸気ダクト31側において抜け止め部49により、連結口34がエア入口24に対して抜け止めされる。それとともに、レゾネータ32側においてガタつき防止部50により、導入ダクト35と開口25との間のガタつきが防止される。よって、一体化された吸気ダクト31及びレゾネータ32の連結口34及び導入ダクト35を、ハウジング22のエア入口24及び開口25に対して、抜け止め状態でガタつきなく連結することができる。しかも、抜け止め部49による抜け止め機能と、ガタつき防止部50によるガタつき防止機能とが、吸気ダクト31の連結口34側と、レゾネータ32の導入ダクト35側とに分担されているため、連結口34及び導入ダクト35の双方にそれぞれ両機能を持たせる場合と比較して、吸気ダクト装置30の構造を簡略化することができる。
(10) 連結壁33において分割体36A,36B,36Cを結合するための爪部41が係合される受け部40の変形を助長するための変形助長部が連結壁33に設けられている。よって、受け部40に対する爪部41の掛け止めに際して爪部40に無理な荷重が掛かることがなく、爪部41に亀裂や破損を生じるおそれを抑制することができる。そして、前記変形助長部が、連結壁33の薄肉部44により構成されている。このため、変形助長部の構造が簡単であるとともに、連結壁33や導入ダクト35等の存在により、受け部40の周囲が高剛性であっても、受け部40の変形を効果的に助長することができる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図14に示すように、前記第1分割体36Aの突条38とダクト側第2分割体36B及びレゾネータ側第2分割体36Cの受け溝39との間の対向面に傾斜面46,47を形成すること。このように構成した場合には、分割体36A〜36Cの結合組み付け時に、傾斜面46,47の案内作用により、突条38と受け溝39とを円滑に係合させることができる。また、分割体36A〜36Cの結合組み付け状態においてそれらに車両振動等が伝達された場合、突条38と受け溝39との傾斜面46,47間で滑りが生じるため、衝突騒音が発生するおそれを抑制することができる。
・ エア入口24と連結口35との間の平面部51,52を2箇所の円弧部の頂部にそれぞれ設けること。
Claims (6)
- 第1分割体と第2分割体とがそれらの対向縁部に設けられた突条と受け溝との嵌合により結合される中空形状の分割構造体の結合構造において、
第1分割体の縁部の外側には受け部を設けるとともに、第2分割体の縁部の外側には前記受け部に掛止される弾性変形可能な爪部を設け、第2分割体の縁部の外側には第1分割体との係合によりその縁部が内側に変形することを拘束する拘束部を設けたことを特徴とする分割構造体の結合構造。 - 前記受け部には、その内側に被掛け止め部が形成され、前記爪部は受け部の内側から前記被掛け止め部に掛け止めされることを特徴とする請求項1に記載の分割構造体の結合構造。
- 前記第1分割体の外側に爪部の内側への移動を規制する規制部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の分割構造体の結合構造。
- 前記拘束部を第1分割体側に突出する突出片により構成するとともに、その突出片には前記突条と受け溝との嵌合を案内するガイド面を形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の分割構造体の結合構造。
- 前記第1分割体及び第2分割体がエアクリーナの上流側に設けられた吸気ダクトを構成することを特徴とした請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の分割構造体の結合構造。
- 前記第1分割体及び第2分割体がレゾルバのハウジングを構成することを特徴とした請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の分割構造体の結合構造。
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