JP2006138203A - 車両のエアクリーナ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアクリーナケースの容量を確保し、かつ、歩行者保護性能を向上した車両のエアクリーナ構造を提供する。
【解決手段】フロントフード100の下方に配置され、エアクリーナエレメントEを収容する容器状のエアクリーナケース10を有する車両のエアクリーナ構造を、エアクリーナケース10は、フロントフード100の下面部に対向して配置された上面部と、上面部の外縁部から下方に延在して設けられた側面部とを有し、側面部の一部に、他の部分11a,11bを構成する硬質材料よりも剛性の低い軟質材料を有し、フロントフード100に対して略垂直な方向に沿った入力に対する変形強度を、他の部分11a,11bよりも低くした低剛性部11cを備える構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のエンジン用のエアクリーナケースに関するものである。
自動車等の車両が、歩行者に対して衝突した時に、フロントフードを変形させて衝撃を吸収し、歩行者に与えるダメージを低減することが要望されている。
例えば、車両のフロントフードと、このフロントフードを支持するヒンジのボディ側取り付け部との間隔を大きくして、フロントフードが変形可能なストロークを大きくし、その衝撃吸収性を向上することが知られている(例えば、特許文献1)。
このようなフロントフードの変形を利用した衝撃吸収は、例えばフロントフード上に跳ね上げられた歩行者の頭部に加わる衝撃荷重Gを低減するために有効である。
また、車両用のエンジンは、その吸入する空気から、埃等の異物を濾過するエアクリーナを備えている。このようなエアクリーナは、フィルターエレメントと、このフィルターエレメントを収容する容器状のエアクリーナケースとを備えており、エアクリーナケースは、通常フロントフードの下方に設けられる(例えば、特許文献2、特許文献3)。
エアクリーナケースは、その消音性等の性能を確保するため、ある程度容量を大きくすることが要求される。
しかし、エアクリーナケースの容量を大きくすると、フロントフードの下面部との間に設けられる隙間が小さくなることが多い。この場合、衝突時に変形したフロントフードがエアクリーナケースと干渉することによって、それ以上の変形をする妨げとなりやすく、フロントフードの変形可能なストロークが減り、衝撃吸収性の確保が難しくなってしまう。
これに対して、ストロークを確保するためにフロントフードの高さを上げることは、車両のデザイン面から好ましくない場合が多い。
従来、エアクリーナケースの容量と、フロントフードの変形量とをともに確保するために、フロントフードの下面部に対向するエアクリーナケースの上端部を脆弱にし、フロントフードと干渉したときに破壊するようにしたものが知られている(例えば、特許文献4)。
しかし、歩行者と衝突したときに生ずる衝撃加重は、例えば800Nから1000N程度と大きくはないため、この程度の加重で破壊するようにエアクリーナケースを設計した場合、整備作業時にエアクリーナケースに負荷がかかったときに、変形や破壊が生ずるおそれがある。また、エアクリーナケースの剛性が低下することによって、放射音の発生が顕著となり、静粛性が低下することが考えられる。
特開2002−337744号公報 特開平5−59233号公報 実開平5−14556号公報 特開2004−98811号公報
本発明の課題は、エアクリーナケースの容量を確保し、かつ、歩行者保護性能を向上した車両のエアクリーナ構造を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
請求項1の発明は、フロントフードの下方に配置され、エアクリーナエレメントを収容する容器状のエアクリーナケースを有する車両のエアクリーナ構造において、前記エアクリーナケースは、前記フロントフードの下面部に対向して配置された上面部と、前記上面部の外縁部から下方に延在して設けられた側面部とを有し、前記側面部の一部に、他の部分を構成する硬質材料よりも剛性の低い軟質材料を有し、前記フロントフードに対して略垂直な方向に沿った入力に対する変形強度を、前記他の部分よりも低くした低剛性部を備えることを特徴とする車両のエアクリーナ構造である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両のエアクリーナ構造において、前記低剛性部は、前記エアクリーナケースの周回りに沿って延在する帯状に形成されていることを特徴とする車両のエアクリーナ構造である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両のエアクリーナ構造において、前記エアクリーナケースは、前記硬質材料によって形成され、前記低剛性部に相当する間隔を有して配置された1対の硬質部材と、前記軟質材料によって形成され、前記1対の硬質部材にそれぞれ接合された軟質部材とを有することを特徴とする車両のエアクリーナ構造である。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両のエアクリーナ構造において、前記エアクリーナケースは、前記硬質材料によって形成され、前記低剛性部に相当する部分の板厚を薄く形成された硬質部材と、前記軟質材料によって形成され、前記硬質部材の板厚を薄く形成された部分に重ねて配置された軟質部材とを有することを特徴とする車両のエアクリーナ構造である。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載の車両のエアクリーナ構造において、前記エアクリーナケースは、前記硬質部材を形成する前記硬質材料中に、前記軟質部材をインサート成型したものであることを特徴とする車両のエアクリーナ構造である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の車両のエアクリーナ構造において、前記軟質部材は、前記硬質部材との接合部に、この硬質部材によって掛止される抜け防止部を備えることを特徴とする車両のエアクリーナ構造である。
本発明によれば、エアクリーナケースの側面部の一部に、軟質材料を有し、フロントフードに対して略垂直な方向に沿った入力に対する変形強度を他の部分よりも低くした低剛性部を設けているから、フロントフードが変形してエアクリーナケースに干渉したときに、エアクリーナケースの低剛性部が座屈変形することによって、フロントフードが変形するストロークを大きくすることができ、エアクリーナケースの容量を確保しつつ、フロントフードの変形による衝撃吸収性を向上することができる。
また、低剛性部が軟質材料を有するから、剛性を低くしても脆くなりにくく、整備作業時等においてエアクリーナケースが破損しにくくなる。
さらに、軟質部材と硬質部材との接合部に、抜け防止部を設けているから、これらの分離を防止して信頼性を向上することができる。
本発明は、フロントフードの下方に配置されたエアクリーナケースの側面部の一部に、その周回りに沿って帯状に延在し、他の部分を形成する樹脂よりも剛性の低いゴム系材料を有する軟質部を設けることによって上述した課題を解決する。
以下、図面等を参照して、本発明を適用した車両のエアクリーナ構造の実施例1について説明する。
図1は、実施例1のエアクリーナ構造におけるインテーク部の外観斜視図である。図2は、図1の実施例1のエアクリーナ構造を、車両の横方向から見た状態を示す断面図である。図3は、図1のA―A部矢視断面図である。
図1に示すように、インテーク部は、エアクリーナケース10と、外気側のインテークダクト20と、エンジン側のインテークダクト30とを備えている。
エアクリーナケース10は、容器状に形成され、エアクリーナエレメントEを収容するものであって、図2に示すように、フロントフード100の下面部に対向して設けられた上面部と、この上面部の周縁部から下方に向けて延在する側面部とを有し、箱状に形成されている(エアクリーナエレメントEは、図1,図2では図示しない。図3を参照。)。
エアクリーナケース10は、上下方向に2分割されており、上側の部分であるアッパーケース11と、下側の部分であるロワーケース12とを備えている。
アッパーケース11は、エアクリーナエレメントEよりも下流側に設けられ、後述するインテークダクト30が接続される排気ダクト部13を備えている。
排気ダクト部13は、アッパーケース11の上部から、車両後方側に向けて突き出して形成されている。
また、アッパーケース11の下部の開口端は、エアクリーナエレメントEを挟み込んだ状態で、ロワーケース12の上部の開口端と接合される。
アッパーケース11は、上側樹脂部11aと、下側樹脂部11bと、軟質部11cとを備えている。
上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bは、例えば樹脂材料によって形成され、また、軟質部11cは、例えばゴム系材料によって形成されている。
軟質部11cは、アッパーケース11の側面部に、その周回りに沿って全周にわたって延在する帯状に形成されている。
上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bは、それぞれ軟質部11cの上方及び下方の部分である。
図4は、図3のIV部拡大図である。
上側樹脂部11a、下側樹脂部11b及び軟質部11cは、略同じ板厚を有し、上側樹脂部11aと軟質部11cとの接合部、及び、下側樹脂部11bと軟質部11cとの接合部は、その端面を突き合わせて接合されている。
また、軟質部11cは、その上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bとの接合部に、これらの内部側に突き出した抜け防止部である掛止部14を備えている。
掛止部14は、軟質部11cの両側の端面から突き出し、それぞれ軟質部11cの長手方向に沿って延在する突条状に形成されている。
掛止部14は、その突端部に、その基部の厚みよりも直径が大きい円形の横断面を有する部分を有し、全体としていわゆる鍵穴状の横断面を有している。
一方、上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bは、軟質部11cとの接合部に、それぞれ掛止部14の外面形状に沿った内面形状を有し、この掛止部14が掛止される被掛止部15が形成されている。
上述したアッパーケース11は、ゴムインジェクション成型によって形成された軟質部11cを、その接合面部に接着剤を塗布して、上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bを成型するインジェクション型の内部に配置し、溶融した樹脂を注入するインサート成型によって製作されている。
ロワーケース12は、エアクリーナエレメントEよりも上流側に設けられ、その上端部にアッパーケース11と接合される開口部を備え、矩形の箱状に形成されている。ロワーケース12は、その側壁の下部に、エアクリーナケース10を、図示しない車体に固定するブラケット16を備えている。ブラケット16は、ロワーケース12と一体に樹脂インジェクション成型によって形成されている。
インテークダクト20は、外部から新気(フレッシュエア)を吸入して、エアクリーナ10内に導入する吸気管路であって、その一端部に、外部に開口した空気取入口21を備え、他端部は、ロワーケース12の側壁に設けられた図示しない開口に接続され、ロワーケース12内に連通している。
空気取入口21は、車両の前方側に設けられ、図2に示すように、フロントフード100の前端部の下方に配置されている。
インテークダクト30は、エアクリーナ10を出た空気を、図示しないエンジン側のインテークチャンバーに導入する吸気管路であって、その一端部は、上述した排気ダクト部13に接続され、図示しない他端部は、インテークチャンバーに接続されている。
図2に示すように、エアクリーナケース10は、その上面部をフロントフード100の裏面に対して、隙間を隔てて対向して配置されている。
そして、エアクリーナケース10の上面部に対して、フロントフード100の裏面に対して略直交する方向の押圧力Fが負荷された場合は、アッパーケース11の軟質部11cが、他の部分が座屈変形する荷重よりも小さい荷重によって座屈変形することによって、エアクリーナケース10の上面部が降下するようになっている。
この軟質部11cは、例えば、この車両と歩行者との衝突時に、歩行者がフロントフード100上に跳ね上げられ、その頭部によってフロントフード100が下方に押し下げられた場合に、エアクリーナケース10が受ける荷重によって座屈変形するようにその材質及び形状等を設定される。この荷重は、例えば、800Nから1000N程度である。
上述した場合において、フロントフード100が変形していない状態におけるフロントフード100の下面及びエアクリーナケース10の上面部の間の隙間Aと、座屈変形する軟質部11cの潰れ代Bとの和が、フロントフード100の変形許容量となるが、この変形許容量は、例えば、50mmから70mm程度である。
以上のように、実施例1によれば、エアクリーナケース10の側面部の一部に、他の部分11a,11cを形成する樹脂よりも軟質なゴム系材料によって形成され、その周方向に沿って帯状に延在する低剛性部11cを設けているから、フロントフード100が変形してエアクリーナケース10に干渉したときに、低剛性部11cが座屈変形することによって、フロントフード100が変形可能なストロークを確保することができる。
これによって、エアクリーナケース10の容量を確保して、十分な静粛性等を得るとともに、フロントフード100の変形による衝撃吸収性を向上することができる。
また、低剛性部11cをゴム系材料によって形成したから、その剛性を低くしても脆くなりにくく、整備作業時等において、エアクリーナケース10が破損しにくくなる。
さらに、アッパーケース11の上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bと、軟質部11cとの接合部に、軟質部11cから突き出して設けられ、鍵状の横断面を有する掛止部14を設けているから、これらの間の抜けを防止して信頼性を向上することができる。
さらにまた、低剛性部11cのゴム系材料の振動減衰効果によって、エアクリーナケース10からの騒音の発生を低減することができる。
本発明を適用した車両のエアクリーナ構造の実施例2について説明する。
なお、以下説明する各実施例においては、上述した実施例1と同様の部分については同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図5は、実施例2のエアクリーナ構造におけるエアクリーナケースの要部断面図であって、実施例1における図1のA−A断面に相当する部分の図である。
上述した実施例1では、アッパーケース11を構成する上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bと、軟質部11cとは、その板厚が略同じであったが、実施例2においては、上側樹脂部11a及び下側樹脂部11bの板厚をそれぞれt1としたときに、軟質部11cの板厚を、例えばt2=1.5t1から2t1程度に設定している。このため、軟質部11cは、エアクリーナケース10の外面側に、段状に突き出している。
以上のように、実施例2によれば、上述した実施例1と同様の効果を奏することができ、さらに、軟質部11cの板厚を調節することによって、エアクリーナケース11の剛性や、軟質部11cの座屈強度をチューニングすることができ、エアクリーナケース11の剛性と衝撃吸収性とのバランスをとることができる。
本発明を適用した車両のエアクリーナ構造の実施例3について説明する。
図6は、実施例3のエアクリーナ構造におけるエアクリーナケースの要部断面図であって、実施例1における図1のA−A断面に相当する部分の図である。図7は、図6のVI部拡大図である。
上述した各実施例では、エアクリーナケース10のアッパーケース11は、上側樹脂部11aと下側樹脂部11bとが分割され、その間が軟質部11cによって連結された構成となっているが、実施例3では、アッパーケース11は、一体に成型された樹脂部11dの側面の一部に、その周方向に沿って板厚を薄く形成した肉薄部11eを形成し、この肉薄部11eに帯状の軟質部材11fを添付することによって低剛性部を形成している。
図7に示すように、肉薄部11eは、アッパーケース11の外面側において、樹脂部11dに矩形の横断面を有する溝部を形成したものであり、アッパーケース11の内面側は平坦な形状となっている。
また、肉薄部11eの幅方向(上下方向)に沿った略中央部は、軟質部11fとの接合面を凹ませて形成され、半円状の横断面を有する溝部11gが形成されている。
なお、肉薄部11e以外の部分における樹脂部11dの板厚をt1とした場合、溝部11gを除く部分の肉薄部11eの板厚は、例えばt3=t1/3からt1/5程度に設定されている。
軟質部11fは、肉薄部11eに沿ってアッパーケース11の外面側に接合されている。軟質部11fの板厚は、肉薄部11eの板厚と合わせてt1となるように設定されている。
また、軟質部11fの両端部(上下端部)には、掛止部17がそれぞれ設けられている。
掛止部17は、L字状の横断面形状を有し、軟質部11fの両端部から、アッパーケース11の外面に沿ってそれぞれ突き出した部分と、その先端部からアッパーケース11の内部側に折り曲げられて延在する部分とを有している。
実施例3においても、上述した各実施例と同様に、アッパーケース11は、予めゴムインジェクション成型によって得た軟質部11fを、その樹脂部11dとの接合面部に接着剤を塗布した状態において、樹脂部11dを成型するインジェクション型内に配置し、溶融した樹脂を注入するインサート成型によって形成されている。
このインサート成型によって、軟質部11fは、樹脂部11dに対してその接触面全面にわたって接着され、また、掛止部17の周囲に樹脂が流れ、硬化することによって、掛止部17は、樹脂部11dに対して掛止される。
上述した実施例3においては、フロントフード100が変形してエアクリーナケース10と干渉した場合には、樹脂部11dの肉薄部11eは破壊され、軟質部11fが座屈変形することによって、フロントフード100の変形量を確保する。
以上のように、実施例3によれば、上述した実施例1の効果に加えて、さらに、エアクリーナケース10の剛性を向上することができ、例えば、整備作業時に作業者がエアクリーナケース10の上面部に手をつくような荷重が生じた場合であっても、エアクリーナケース10の破損を防止することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)エアクリーナケースの形状や構成は上述した実施例によって限定されず、例えば、実施例のエアクリーナケースではアッパーケースに低剛性部を設けているが、ロワーケースに低剛性部を設けてもよい。また、アッパーケースとロワーケースの両側に低剛性部を設けてもよい。さらに、実施例ではエアクリーナケースを上下割りした構成としたが、エアクリーナ方向の割り方向も限定されない。
(2)硬質材料及び軟質材料の種類も上述した実施例によって限定されず、硬質材料はエアクリーナケースを、所望の剛性を具備して形成できるものであればよく、軟質材料は、この硬質材料よりも柔らかく、歩行者保護の観点から定められる荷重によって低剛性部を座屈させることができる材料であればよい。
本発明を適用した車両のエアクリーナ構造の実施例1におけるインテーク部の外観斜視図である。 図1のエアクリーナ構造を車両の横方向から見た状態を示す断面図である。 図1のA−A部矢視断面図である。 図3のIV部拡大図である。 本発明を適用した車両のエアクリーナ構造の実施例2におけるエアクリーナケースの要部断面図である。 本発明を適用した車両のエアクリーナ構造の実施例3におけるエアクリーナケースの要部断面図である。 図6のVI部拡大図である。
符号の説明
10 エアクリーナケース
11 アッパーケース
11a 上側樹脂部
11b 下側樹脂部
11c 軟質部
12 ロワーケース
13 排気ダクト部
14 掛止部
15 被掛止部
16 ブラケット
20 インテークダクト
21 空気取入口
30 インテークダクト

Claims (6)

  1. フロントフードの下方に配置され、エアクリーナエレメントを収容する容器状のエアクリーナケースを有する車両のエアクリーナ構造において、
    前記エアクリーナケースは、前記フロントフードの下面部に対向して配置された上面部と、前記上面部の外縁部から下方に延在して設けられた側面部とを有し、
    前記側面部の一部に、他の部分を構成する硬質材料よりも剛性の低い軟質材料を有し、前記フロントフードに対して略垂直な方向に沿った入力に対する変形強度を、前記他の部分よりも低くした低剛性部を備えること
    を特徴とする車両のエアクリーナ構造。
  2. 請求項1に記載の車両のエアクリーナ構造において、
    前記低剛性部は、前記エアクリーナケースの周回りに沿って延在する帯状に形成されていること
    を特徴とする車両のエアクリーナ構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両のエアクリーナ構造において、
    前記エアクリーナケースは、
    前記硬質材料によって形成され、前記低剛性部に相当する間隔を有して配置された1対の硬質部材と、
    前記軟質材料によって形成され、前記1対の硬質部材にそれぞれ接合された軟質部材とを有すること
    を特徴とする車両のエアクリーナ構造。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の車両のエアクリーナ構造において、
    前記エアクリーナケースは、
    前記硬質材料によって形成され、前記低剛性部に相当する部分の板厚を薄く形成された硬質部材と、
    前記軟質材料によって形成され、前記硬質部材の板厚を薄く形成された部分に重ねて配置された軟質部材とを有すること
    を特徴とする車両のエアクリーナ構造。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の車両のエアクリーナ構造において、
    前記エアクリーナケースは、前記硬質部材を形成する前記硬質材料中に、前記軟質部材をインサート成型したものであること
    を特徴とする車両のエアクリーナ構造。
  6. 請求項5に記載の車両のエアクリーナ構造において、
    前記軟質部材は、前記硬質部材との接合部に、この硬質部材によって掛止される抜け防止部を備えること
    を特徴とする車両のエアクリーナ構造。

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