JP2014012991A - 車載内燃機関の吸気管 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突に伴って歩行者に作用する負荷を好適に低減することのできる車載内燃機関の吸気管を提供する。
【解決手段】インレットダクトは、上下方向に2つに分割された構造を有しており、上側分割体20の接合片21が下側分割体30のフランジ31の接合孔32に対してスナップフィットによって互いに接合されている。下側分割体30のフランジ31には当該インレットダクト(上側分割体20)に対して上方から所定以上の外力が作用した際に優先的に破断する鋭角部31bが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載内燃機関の吸気管に関する。
従来、歩行者が車両のボンネットに衝突した際にボンネットが適度に変形する構造を採用することで衝突エネルギを吸収し、衝突に伴って歩行者に作用する負荷の低減を図るようにした技術が開発されている。また、例えば特許文献1には、衝突時のボンネットの変形に伴って変形される車両用ダクトが開示されている。
すなわち、特許文献1には外気を吸入する車両用ダクトが開示されており、このダクトは、車両のボンネットとその下方に位置してラジエータを固定するラジエータサポートとの隙間に配設されている。
具体的には、図7に示すように、ダクト110は第1ダクト壁部120とこの第1ダクト壁部120の下方に位置する第2ダクト壁部130とを有している。これらダクト壁部120,130の両端にはフランジ121,131が形成されており、これらは互いに溶着等によって接合されている。また、第2ダクト壁部130には支持壁部135が上方に突設されており、この支持壁部135の上面136によって第1ダクト壁部120の下面が支持されている。また、第2ダクト壁部130において上記支持壁部135の付け根部分には切欠137が形成されている。
こうしたダクト110によれば、図8に示すように、歩行者との衝突によってボンネットが下方に変形して第1ダクト壁部120が上方から押圧されると、上記切欠137が破断することで第1ダクト壁部120が下方に沈み込むように変形する。このようにダクト110が変形することを通じて歩行者の衝突エネルギが吸収され、衝突に伴って歩行者に作用する負荷が低減されるとしている。
特開2004―124757号公報
ところで、上記特許文献1に記載のダクト110は、図8に示したように、支持壁部135の付け根部分に形成された切欠137を破断させることによって、第1ダクト壁部120の幅方向における中央部(同図の左右方向における中央部)の下方への変形が許容される。しかしながら、第1ダクト壁部120の幅方向の両端部には屈曲して下方に延びる側壁122が形成され、この側壁122の下端部には屈曲して外側に延びるフランジ121が形成されている。また、第2ダクト壁部130の幅方向の両端部には屈曲して上方に延びる側壁132が形成され、この側壁132の下端部には屈曲して外側に延びるフランジ131が形成されている。そして、これらフランジ121,131が互いに接合されているために第1ダクト壁部120及び第2ダクト壁部130の両端部の剛性が高められており、当該両端部によってダクト110全体の変形量が制限されるものとなっている。従って、ボンネットにおいて第1ダクト壁部120の幅方向の端部の直上に歩行者が衝突した場合には、ダクト110の変形が大きく制限されてしまう。その結果、歩行者の衝突エネルギが好適に吸収されないおそれがある。
本発明の目的は、衝突に伴って歩行者に作用する負荷を好適に低減することのできる車載内燃機関の吸気管を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に従う車載内燃機関の吸気管は、上下方向に複数に分割された構造を有し、それら分割体が互いに接合されることによって形成される。前記分割体の接合部には当該吸気管に対して上方から所定以上の外力が作用した際に優先的に破断する脆弱部が形成されている。
同構成によれば、歩行者が車両のボンネットに衝突し、この衝突によってボンネットを介して吸気管に対して上方から所定以上の外力が作用すると、分割体の接合部に形成された脆弱部が破断することで、吸気管全体が下方に沈み込むように変形する。このため、吸気管のこうした変形を通じて歩行者の衝突エネルギが好適に吸収されることとなる。
この場合、前記各分割体はこれら分割体の一方に形成された孔と他方に形成されて前記孔に係合する突片とによるスナップフィットによって互いに接合されている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、スナップフィットによって各分割体を容易且つ的確に接合することができる。また、上記スナップフィットを構成する機械的な接合部に上記脆弱部が形成されるため、例えば当該接合部の形状や材質を適宜変更することによって脆弱部を容易に具現化することができる。
また、前記脆弱部は前記孔の内面の鋭角部によって構成されている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、孔の内面の鋭角部によって脆弱部が構成されるため、脆弱部の構成を簡易なものとすることができる。
また、当該吸気管の上部にはその長手方向に沿って延びる凹部が形成されている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、ボンネットを介して吸気管に対して外力が作用すると、吸気管はその凹部が押し広げられるようにして同吸気管の上部全体が下方に沈み込むように変形する。このため、吸気管のこうした変形を通じて歩行者の衝突エネルギが好適に吸収されることとなる。従って、歩行者に作用する負荷を好適に低減することができる。
また、上記態様によれば、吸気管の上部においてその長手方向に沿って延びるように形成された凹部によって、吸気管内における吸気の流れが整えられる。従って、吸気管内において吸気を内燃機関の燃焼室に向けて円滑に流すことができる。
この場合、前記凹部を構成する屈曲部には切欠が形成されている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、凹部を構成する屈曲部には切欠が形成されているため、吸気管に対して上方から外力が作用した際の吸気管の変形が当該切欠によって促進される。従って、歩行者の衝突エネルギが一層好適に吸収されることとなり、歩行者に作用する負荷を一層好適に低減することができる。
これらの場合、前記凹部の内面からは当該吸気管の長手方向に沿って突片が延びている、といった態様が好ましい。
同態様によれば、凹部に加え、凹部の内面から延設された突片によって吸気管内における吸気の流れが一層整えられる。従って、吸気管内において吸気を内燃機関の燃焼室に向けて一層円滑に流すことができる。
本発明によれば、衝突に伴って歩行者に作用する負荷を好適に低減することができる。
本発明の一実施形態における車載内燃機関の吸気管が適用される車両前部の内部構造を示す模式図。 (a)は上側分割体及び下側分割体の縦断面構造を示す縦断面図、(b)は(a)の矢視B方向から視た下側分割体のフランジを中心とした拡大平面図。 図1のA−A線に沿ったインレットダクトの縦断面構造を示す縦断面図。 図3のC部を拡大して示す拡大断面図。 同実施形態のインレットダクトの作用を説明するための説明図。 本発明の変形例におけるインレットダクトの縦断面構造を示す縦断面図。 従来の車両用ダクトの縦断面構造を示す縦断面図。 従来の車両用ダクトの作用を説明するための説明図。
以下、図1〜図5を参照して、本発明を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両前部のエンジンルーム内には機関本体5及び機関本体5に対して外気を導入する吸気系等の各種機器が搭載されている。この吸気系は、上流側から順に、インレットダクト10、エアクリーナ8、及び接続ダクト9等からなっている。
インレットダクト10は車両前方に向けて開口するとともに外気を吸入する吸入口11を有している。また、インレットダクト10は吸入口11から車両後方に向けて延びるとともに屈曲して車幅方向外側(同図における右側)に向けて延びており、連結部12を介してエアクリーナ8に連結されている。尚、インレットダクト10の下方には機関冷却水を冷却するラジエータ(図示略)が位置している。
エアクリーナ8は空気に含まれる異物を濾過するフィルタを内蔵しており、車両構造体に対して固定されている。
また、車両前部には、これら機関本体5や吸気系の上部を覆うボンネット3が開閉可能に設けられている。従って、インレットダクト10の上方にはボンネット3が位置している。
次に、インレットダクト10の構造について説明する。
図2に示すように、インレットダクト10は、上下方向に2つに分割された構造を有しており、それら上側分割体20及び下側分割体30がスナップフィットによって互いに接合される。
図2(a)の上部に示すように、上側分割体20は、断面略半円弧状であって下方に向けて開口する本体20aと、この本体20aの両端部の外面から下方に向けて延びる接合片21とを有している。この接合片21の外面には凸部21aが形成されている。この凸部21aは、接合片21の下端部から上方に向けて徐々に幅方向外側に位置する傾斜面と、この傾斜面の上端部から上方に向けて徐々に幅方向内側に位置する傾斜面とを有している。
また、上側分割体20の上部には断面略U字状をなすとともにインレットダクト10の長手方向(以下、長手方向と称する)に沿って延びる凹部25が形成されている。この凹部25の幅(同図における左右方向の長さ)は上方ほど大きくされている。
先の図1に示すように、凹部25はインレットダクト10の前側開口からエアクリーナ8との連結部付近まで延びている。従って、インレットダクト10のエアクリーナ8との連結部12の断面はエアクリーナ8の導入口と相似の円形状をなしている。
また、凹部25を構成する4つの屈曲部である2つの上側屈曲部26と2つの下側屈曲部27とにはそれぞれ切欠26a,27aが形成されている。
各上側屈曲部26の切欠26aは、上側分割体20の上面に形成されるとともに長手方向に沿って延びている。
各下側屈曲部27の切欠27aは上側分割体20の下面に形成されるとともに長手方向に沿って延びている。
また、凹部25の底部25aの内面からは突片28が下方に向けて延びており、この突片28は長手方向に沿って延びている。この底部25aの下面において突片28の付け根部分には長手方向に沿って延びる切欠28aが形成されている。
図2(a)の下部に示すように、下側分割体30は、断面半円弧状であって上方に向けて開口する本体30aと、この本体30aの両端部の外面から幅方向(同図における左右方向)外側に向けて延びるとともに平面視矩形状のフランジ31とを有している。
図2(b)に示すように、これらフランジ31には、それらの長手方向に沿って延びる接合孔32が形成されている。この接合孔32の長手方向における両端は傾斜部とされており、接合孔32の両側に位置するフランジ31の基端部31aの幅が先端側に比べて小さくされている。従って、フランジ31の基端部31aは他の部位に比べて脆弱となっている。また、この接合孔32において上記長手方向の中央位置には凹溝32aが形成されている。
これら分割体20,30は共に樹脂材料によって形成されている。
ここで、一対の接合片21の外面間の距離D1は、一対の接合孔32の幅方向外側縁間の距離D2よりも大きくされている(D1>D2)。
また、上側分割体20の本体20aの下面から接合片21の凸部21aの頂点までの距離E1は、フランジ31の上下方向における厚さE2よりも大きくされている(E1>E2)。
インレットダクト10の組み付けに際しては、下側分割体30の一対の接合孔32に対して、上方から、上側分割体20の一対の接合片21が挿入される。このとき、一対の接合片21が幅方向内側に向けて弾性変形されることで、接合孔32の凹溝32aに沿って接合片21の凸部21aが挿入される。
こうして組み付けられることによって、図3に示されるインレットダクト10となる。
ここで、下側分割体30のフランジ31の基端部31aの内面は集中応力が生じやすい鋭角部31bとされており、インレットダクト10に対して上方から所定以上の外力が作用した際に優先的に破断するように設定されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、上側分割体20の本体20aの下端から接合片21の凸部21aの頂点までの距離E1がフランジ31の上下方向における厚さE2よりも大きくされている(E1>E2)。このため、上側分割体20と下側分割体30とが組み付けられた状態において、接合片21の凸部21aの上側の傾斜面とフランジ31の下面とには互いを圧接させる力が作用する。
しかも、前述したように一対の接合片21の外面間の距離D1が一対の接合孔32の幅方向外側面間の距離D2よりも大きくされている(D1>D2)。このため、接合孔32の幅方向外側面は接合片21の外周面によって幅方向外側に向けて押圧されることで、接合片21の凸部21aの上側の傾斜面とフランジ31の下面とを互いに圧接させる力は更に大きくなる。
従って、機関振動等によって上側分割体20と下側分割体30とが相対変位しようとする場合であっても、こうした相対変位が抑制されることとなる。
また、インレットダクト10の内部には長手方向に沿って延びる凹部25と突片28とが設けられているため、インレットダクト10内における吸気の流れが整えられる。このため、インレットダクト10内において吸気が内燃機関の燃焼室に向けて円滑に流れるようになる。
さて、歩行者が車両のボンネット3に衝突し、この衝突によってボンネット3を介してインレットダクト10に対して上方から所定以上の外力Fが作用すると、図5に示すように、下側分割体30のフランジ31に形成された鋭角部31bが集中応力によって破断することで、インレットダクト10全体が下方に沈み込むように変形する。このため、インレットダクト10のこうした変形を通じて歩行者の衝突エネルギが好適に吸収されることとなる。
以上説明した本実施形態に係る車載内燃機関の吸気管によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)インレットダクト10は、上下方向に2つに分割された構造を有しており、上側分割体20の接合片21が下側分割体30のフランジ31の接合孔32に対してスナップフィットによって互いに接合されている。下側分割体30のフランジ31には当該インレットダクト10に対して上方から所定以上の外力が作用した際に優先的に破断する鋭角部31bが形成されている。こうした構成によれば、衝突に伴って歩行者に作用する負荷を好適に低減することができる。
(2)上側分割体20と下側分割体30との接合がスナップフィットによって行なわれるため、これら分割体20,30を容易に接合することができる。
(3)機械的な接合部であるフランジ31の接合孔32の内面に、脆弱部として機能する鋭角部31bが形成されるため、脆弱部を容易に具現化することができる。
(4)インレットダクト10の上部にはその長手方向に沿って延びる凹部25が形成されている。こうした構成によれば、ボンネット3を介してインレットダクト10に対して外力が作用すると、同インレットダクト10はその凹部25が押し広げられるようにして上側分割体20全体が下方に沈み込むように変形するため、インレットダクト10のこうした変形を通じて歩行者の衝突エネルギが好適に吸収されることとなる。従って、歩行者に作用する負荷を好適に低減することができる。また、こうした構成によれば、上側分割体20の上部においてその長手方向に沿って延びるように形成された凹部25によって、インレットダクト10内における吸気の流れが整えられる。従って、インレットダクト10内において吸気を内燃機関の燃焼室に向けて円滑に流すことができる。
(5)凹部25を構成する屈曲部(上側屈曲部26、下側屈曲部27)には切欠26a,27aが形成されている。こうした構成によれば、インレットダクト10に対して上方から外力が作用した際の同インレットダクト10の変形が当該切欠26a,27aによって促進される。従って、歩行者の衝突エネルギが好適に吸収される。
(6)凹部25の内面からは当該インレットダクト10の長手方向に沿って突片28が延びている。こうした構成によれば、凹部25に加え、凹部25の内面から延設された突片28によってインレットダクト10内における吸気の流れが整えられる。従って、インレットダクト10内において吸気を内燃機関の燃焼室に向けて円滑に流すことができる。
(7)凹部25の下面において突片28の付け根部分には長手方向に沿って延びる切欠28aが形成されている。こうした構成によれば、インレットダクト10全体が下方に沈み込むように変形する際に、突片28が下側分割体30に当たった場合には、当該切欠28aによって突片28が付け根部分から倒されることとなる。このため、突片28によってインレットダクト10の変形が妨げられることを好適に抑制することができる。
<変形例>
尚、本発明に係る車載内燃機関の吸気管は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施形態では、インレットダクト10の上部(詳しくは上側分割体20)に凹部25が1つだけ形成されるものについて例示した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、例えばインレットダクトが扁平形状とされる場合には、図6に示すように、インレットダクト210の幅方向(同図における左右方向)に2つの凹部225A,225Bが並設されるものとすることもできる。また、インレットダクトの幅方向に3つ以上の凹部を形成するようにしてもよい。
・上記実施形態及び上記変形例のように、インレットダクト10,210の上部(詳しくは上側分割体20,220)に凹部25,225A,225Bを形成することがインレットダクト10,210に対して上方から外力が作用した際に同インレットダクト10,210を積極的に変形させて歩行者の衝突エネルギの吸収を図る上では望ましい。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、こうした凹部を省略することもできる。
・本発明に係る鋭角部の形成位置は上記実施形態において例示したものに限られるものではなく、接合孔32の縁部において他の位置、例えば凹溝32aの位置に形成することもできる。
・上記実施形態では、上側分割体20の両端部に接合片21を形成する一方、下側分割体30の両端部にフランジ31を形成し、このフランジ31の接合孔32の内面に鋭角部31bを形成するようにした。これとは逆に、下側分割体の両端部に接合片を形成する一方、上側分割体の両端部にフランジを形成し、このフランジの接合孔の縁部に鋭角部を形成するようにしてもよい。この場合であっても、上記実施形態の効果に準じた効果を奏することができる。
・上記実施形態及びその変形例では、本発明に係る脆弱部の一態様として鋭角部31bについて例示した。しかしながら、本発明に係る脆弱部はこうした鋭角部に限られるものではなく、例えばフランジの基端部が先端部に比べて薄くされる構成としてもよい。
・上記実施形態及びその変形例では、インレットダクト10,210が2つの分割体20,30,220,230によって形成されるものとした。しかしながら、本発明に係る吸気管は2つの分割体からなるものに限られるものではなく、3つ以上の分割体からなるものとすることもできる。
・上記実施形態では、インレットダクト10の吸入口11が車両前方に向けて開口するものについて例示したが、これに代えて、インレットダクトの吸入口を車両側方に向けて開口するものとすることもできる。
3…ボンネット、5…機関本体、8…エアクリーナ、9…接続ダクト、10,210…インレットダクト、11…吸入口、12…連結部、20,220…上側分割体、20a…本体、21,221…接合片(突片)、21a…凸部、25,225A,225B…凹部、25a…底部、26…上側屈曲部、26a…切欠、27…下側屈曲部、27a…切欠、28,228A,228B…突片、28a…切欠、30,230…下側分割体、30a…本体、31,231…フランジ(接合部)、31a…基端部、31b…鋭角部(脆弱部)、32…接合孔、32a…凹溝、110…ダクト、120…第1ダクト壁部、121…フランジ、122…側壁、130…第2ダクト壁部、131…フランジ、132…側壁、135…支持壁部、136…上面、137…切欠。

Claims (6)

  1. 上下方向に複数に分割された構造を有し、それら分割体が互いに接合されることによって形成された車載内燃機関の吸気管において、
    前記分割体の接合部には当該吸気管に対して上方から所定以上の外力が作用した際に優先的に破断する脆弱部が形成されている、
    ことを特徴とする車載内燃機関の吸気管。
  2. 前記各分割体はこれら分割体の一方に形成された孔と他方に形成されて前記孔に係合する突片とによるスナップフィットによって互いに接合されている、
    請求項1に記載の車載内燃機関の吸気管。
  3. 前記脆弱部は前記孔の内面の鋭角部によって構成されている、
    請求項2に記載の車載内燃機関の吸気管。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車載内燃機関の吸気管において、
    当該吸気管の上部にはその長手方向に沿って延びる凹部が形成されている、
    ことを特徴とする車載内燃機関の吸気管。
  5. 前記凹部を構成する屈曲部には切欠が形成されている、
    請求項4に記載の車載内燃機関の吸気管。
  6. 前記凹部の内面からは当該吸気管の長手方向に沿って突片が延びている、
    請求項4又は請求項5に記載の車載内燃機関の吸気管。
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