JP6319378B2 - ステアリングシャフト用のカバー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングシャフト用のカバー構造に関する。
ステアリングシャフトは、ダッシュパネルを貫通し、車輪に連結されたラックに連結される。したがって、ダッシュパネルには、ステアリングシャフトが挿通される貫通孔が形成される。ロードノイズやエンジンルーム内で発生したノイズは、ダッシュパネルの貫通孔を通じて、車室内に伝播されることもある。
特許文献1は、2重の管構造を有するカバー構造を開示する。カバー構造は、ダッシュパネルに形成された貫通孔に部分的に挿入される。ステアリングシャフトは、ダッシュパネルに取り付けられたカバー構造に取り囲まれる。
特許文献1によれば、ノイズの伝播は、2重管部分に形成された空隙の共振周波数と低減したいノイズの周波数を異ならせることで低減される。しかしながら、2重管部分は、ダッシュパネルに形成された貫通孔に挿通されるので、大きな貫通孔が、ダッシュパネルに形成される必要がある。上述の如く、ノイズの多くは、貫通孔を通じて車室内に伝播されるので、特許文献1の技術は、ノイズの低減に改善の余地がある。
特許文献2は、ステアリングシャフトを囲むカバー筒とダッシュパネルとの間にスポンジを介挿することを提案する。多数の小泡空間が、スポンジ内に存在するので、ノイズの一部は、これらの小泡空間によって遮られる。しかしながら、ノイズは、小泡空間を形成する樹脂材料を通じて伝播するので、結果的に、ダッシュパネルの貫通孔を通じて、車室内に伝播されることになる。
特開平6−166375号公報 特開2004−243833号公報
上述の如く、従来の技術は、ダッシュパネルの貫通孔を通じて車室内へ伝播するノイズを十分に低減することはできない。
本発明は、ダッシュパネルの貫通孔を通じて車室内へ伝播するノイズを十分に低減する技術を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るステアリングシャフト用のカバー構造は、ダッシュパネルに形成された貫通孔を通じてエンジンルーム内に延びるステアリングシャフトをカバーするために用いられる。カバー構造は、前記ステアリングシャフトが挿通される筒部と、前記筒部の周面から外方に突出する第1鍔板と、前記ステアリングシャフトの延設方向において前記第1鍔板から離間した位置で前記筒部の前記周面から外方に突出する第2鍔板と、前記第1鍔板によって、前記ダッシュパネルに圧接される圧接部を有するシール部材と、を備える。前記第1鍔板と前記第2鍔板との間には、空間が形成される。前記シール部材は、前記第1鍔板及び前記第2鍔板の外周縁に隣接し、前記筒部、前記第1鍔板及び前記第2鍔板によって囲まれた前記空間を閉じるように前記圧接部から延接された閉塞部を含む。
上記の構成によれば、シール部材は、第1鍔板及び第2鍔板の外周縁に隣接し、筒部、第1鍔板及び第2鍔板によって囲まれた空間を閉じるように圧接部から延接された閉塞部を含むので、筒部、第1鍔板、第2鍔板及び閉塞部によって囲まれた閉空間が形成される。ノイズの伝播は、閉空間によって遮られるので、ノイズは、ダッシュパネルに形成された貫通孔を通じて車室内へ伝播しにくくなる。
上記の構成に関して、前記筒部、前記第1鍔板及び前記第2鍔板は、一体的に形成されたカバー部材であってもよい。
上記の構成によれば、筒部、第1鍔板及び第2鍔板は、一体的に形成されたカバー部材であるので、カバー構造は、一般的な成型技術によって容易に作成される。
上記の構成に関して、前記圧接部は、前記第1鍔板と前記ダッシュパネルとの間で空房を形成してもよい。
上記の構成によれば、圧接部は、第1鍔板とダッシュパネルとの間で空房を形成するので、圧接部を通じてダッシュパネルの貫通孔へ向かうノイズは、空房によって遮られる。したがって、ノイズは、ダッシュパネルの貫通孔を通じて車室内へ伝播しにくくなる。
上記の構成に関して、前記空房は、前記ステアリングシャフトを取り囲む環状房であってもよい。
上記の構成によれば、空房は、ステアリングシャフトを取り囲む環状房であるので、空房は、伝播方向において異なる様々なノイズを遮断することができる。したがって、ノイズは、ダッシュパネルの貫通孔を通じて車室内へ伝播しにくくなる。
上記構成に関して、前記環状房は、前記第1鍔板と前記圧接部とによって囲まれた空間であってもよい。
上記構成によれば、環状房は、第1鍔板と圧接部とによって囲まれた空間であるので、ダッシュパネルと圧接部との間の圧力は、環状房によって囲まれた領域と環状房の外側の領域において大きくなる。この結果、圧接部は、高い圧力でダッシュパネルに圧接される2つの環状領域を含むことができる。したがって、シール部材は、良好なシール機能を有することができる。
上記の構成に関して、前記圧接部は、前記ダッシュパネルに当接される当接面を含んでもよい。前記当接面は、前記ダッシュパネルに向けて隆起した第1畝環と、前記第1畝環によって囲まれた領域内で前記ダッシュパネルに向けて隆起した第2畝環と、を含んでもよい。前記環状房は、前記第1畝環と前記第2畝環との間に形成された谷線に沿って形成されてもよい。
上記の構成によれば、環状房は、第1畝環と第2畝環との間に形成された谷線に沿って形成されるので、第1畝環及び第2畝環は、強い圧力でダッシュパネルに押しつけられることになる。したがって、シール部材は、良好なシール機能を有することができる。
上記の構成に関して、前記圧接部は、前記第2畝環によって囲まれ、且つ、前記当接面から凹設された凹面を含んでもよい。前記凹面には、前記ステアリングシャフトが挿通される挿通孔が形成されてもよい。
上記の構成によれば、圧接部は、第2畝環によって囲まれ、且つ、当接面から凹設された凹面を含むので、ダッシュパネルと圧接部との間で発生する圧力は、凹面へは分散しない。したがって、第2畝環は、強い圧力でダッシュパネルに押しつけられることになる。したがって、シール部材は、良好なシール機能を有することができる。凹面には、ステアリングシャフトが挿通される挿通孔が形成されるので、ステアリングシャフトは、挿通孔を通じて、ダッシュパネルの貫通孔へ容易に挿通される。
上記の構成に関して、前記筒部は、前記第1鍔板及び前記第2鍔板が突出する外周面を有する外筒を含んでもよい。前記空房は、前記第1鍔板の前記外周縁と前記第1鍔板が前記外筒に接続される接続縁との間に形成されてもよい。
上記の構成によれば、空房は、第1鍔板の外周縁と第1鍔板が外筒に接続される接続縁との間に形成されるので、外周縁と接続縁との間の空房形成領域では、第1鍔板からダッシュパネルへの圧力は小さくなる。その一方で、第1鍔板の外周縁及び接続縁の近傍の領域においては、第1鍔板からダッシュパネルへの圧力は大きくなる。この結果、圧接部は、高い圧力でダッシュパネルに圧接される2つの領域を含むことができる。したがって、シール部材は、良好なシール機能を有することができる。
上記の構成に関して、前記筒部は、前記外筒と前記ステアリングシャフトとの間で、前記ステアリングシャフトに沿って延びる内カバー筒を有する内筒を含んでもよい。前記内カバー筒は、前記外筒から離間している。
上記の構成によれば、外筒とステアリングシャフトとの間で、ステアリングシャフトに沿って延びる内カバー筒は、外筒から離間しているので、筒部を通じて伝播されるノイズは、内カバー筒と外筒との間の空間によって低減される。
上記の構成に関して、前記第1鍔板及び前記第2鍔板は、前記ステアリングシャフトの前記延設方向に対して、90°以外の角度で、前記筒部から外方へ突出してもよい。前記外筒は、前記外周面とは反対側の内周面を含んでもよい。前記内筒は、前記延設方向に直角の方向において、前記内周面から前記ステアリングシャフトに向けて延出し、前記内カバー筒を前記外筒に連結させる連結部を含んでもよい。
上記の構成によれば、第1鍔板及び第2鍔板は、ステアリングシャフトの延設方向に対して、90°以外の角度で、筒部から外方へ突出するので、設計者は、ダッシュパネルの形状に適合するように、第1鍔板及び第2鍔板を設計することができる。内カバー筒を外筒に連結させる連結部は、ステアリングシャフトの延設方向に直角の方向において、内周面からステアリングシャフトに向けて延出するので、ステアリングシャフトが筒部内に収容されるときに筒部に加わる力は、連結部によって適切に受け止められる。したがって、作業者は、ステアリングシャフトをカバー構造に容易に組み付けることができる。
上記の構成に関して、前記外筒は、前記ダッシュパネルに対向する基端を含んでもよい。前記シール部材は、前記基端と前記連結部との間で前記内周面を少なくとも部分的に覆ってもよい。
上記の構成によれば、シール部材は、基端と連結部との間で内周面を少なくとも部分的に覆うので、外筒は、シール部材としっかりと連結されることになる。
上記の構成に関して、前記内筒は、前記内カバー筒は、前記連結部とは反対の第1先端を含んでもよい。前記外筒は、前記基端とは反対の第2先端を含み、前記第1先端と前記第2先端との間で前記ステアリングシャフトに取り付けられたステアリングギアが収容されるギアハウジングを形成してもよい。
上記の構成によれば、外筒は、第1先端と第2先端との間でステアリングシャフトに取り付けられたステアリングギアが収容されるギアハウジングを形成するので、カバー構造は、ステアリングシャフトだけでなくステアリングギアをも保護することができる。
上述のカバー構造は、ダッシュパネルの貫通孔を通じて車室内へ伝播するノイズを十分に低減することができる。
第1実施形態のカバー構造の概略的な斜視図である。 第1実施形態のカバー構造の図1に示される線分A−A矢視断面図である。 第2実施形態のカバー構造の図2に相当する断面図である。 第3実施形態のカバー構造の図2に相当する断面図である。 第4実施形態のカバー構造単体の図2に相当する斜視図である。 第5実施形態のカバー構造単体の図2に相当する断面図である。
<第1実施形態>
本発明者等は、ダッシュパネルの近くで、ステアリングシャフトを取り囲む閉空間が形成されるならば、ダッシュパネルに形成された貫通孔を通じたノイズ伝播が、大幅に低減されることを見出した。第1実施形態において、例示的なノイズ低減技術が説明される。
図1は、第1実施形態のカバー構造100の概略的な斜視図である。図2は、カバー構造100の図1に示される線分A−A矢視断面図である。図1及び図2を参照して、カバー構造100が説明される。
図2は、ダッシュパネルDSPとステアリングシャフトSTSとを示す。ダッシュパネルDSPは、車室をエンジンルームから区画する。ダッシュパネルDSPには、貫通孔TRHが形成される。ステアリングシャフトSTSは、貫通孔TRHに挿通される。ステアリングシャフトSTSは、上端UPEと、下端LWEと、を含む。上端UPEは、車室内に位置する。下端LWEは、エンジンルーム内に位置する。カバー構造100は、エンジンルーム内で、ステアリングシャフトSTSを取り囲む。カバー構造100は、ノイズが、貫通孔TRHを通じて、エンジンルームから車室へ伝播されるノイズを低減する。ノイズは、ロードノイズやエンジンルーム内で発生した他のノイズである。本実施形態の原理は、カバー構造100によって低減されるノイズの特定の発生源に限定されない。
図1は、ステアリングギアSTGとラックRCKとを示す。ステアリングギアSTGは、ステアリングシャフトSTSの下端LWE(図2を参照)に連結される。ラックRCKは、車幅方向(すなわち、直進する車両(図示せず)の進行方向に対して直角の方向)に延び、車輪(図示せず)に連結される。ステアリングギアSTGは、カバー構造100に部分的に収容される。ステアリングギアSTGは、ラックRCKに噛み合う。運転者が、ステアリングシャフトSTSを回転すると、ステアリングギアSTGは、回転する。この結果、ラックRCKは、車幅方向に変位し、車輪の向きを変える。様々な車両の既知の構造は、ステアリングシャフトSTS、ステアリングギアSTG及びラックRCKによって構成される機構に適用されてもよい。本実施形態の原理は、特定のステアリング機構に限定されない。
図2に示される如く、カバー構造100は、カバー部材200と、シール部材300と、を備える。シール部材300は、カバー部材200とダッシュパネルDSPとによって挟まれる。シール部材300は、貫通孔TRHを通じて、エンジンルームから車室へ向かう物質に対して、高いシール性を発揮する。加えて、シール部材300は、貫通孔TRHを通じて、車室からエンジンルームへ落下する物質に対して、高いシール性を発揮する。
カバー部材200は、第1鍔板210と、第2鍔板220と、筒部230と、を含む。第1鍔板210、第2鍔板220及び筒部230は、一般的な成型技術によって一体的に形成されてもよい。代替的に、筒部230、第1鍔板210及び第2鍔板220は、互いに分離可能に形成されてもよい。この場合、筒部230は、第1鍔板210及び第2鍔板220に形成された貫通孔に嵌入されてもよい。本実施形態の原理は、カバー部材200を形成するための特定の技術に限定されない。
カバー部材200が、成型技術によって作成されるならば、カバー部材200は、樹脂材料から成型されてもよいし、金属材料から成型されてもよい。本実施形態の原理は、カバー部材200の成型に用いられる特定の材料に限定されない。
筒部230は、ステアリングシャフトSTSの延設方向に延びる円筒又は角筒である。ステアリングシャフトSTSは、筒部230に挿入される。第1鍔板210及び第2鍔板220それぞれは、筒部230の外周面から外方に突出するリング板である。第1鍔板210は、第2鍔板220とダッシュパネルDSPとの間に位置する。第2鍔板220は、ステアリングシャフトSTSの延設方向において第1鍔板210から離間しているので、第1鍔板210の下面、第2鍔板220の上面及び筒部230の外周面によって囲まれた空間240が形成される。
第1鍔板210及び第2鍔板220の突出方向は、ダッシュパネルDSPの形状に適合するように決定されてもよい。図2に示される第1鍔板210及び第2鍔板220は、ステアリングシャフトSTSの延出方向に対して、90°以外の方向に突出する。しかしながら、第1鍔板及び第2鍔板は、ステアリングシャフトSTSの延出方向に対して、直角の方向に突出してもよい。本実施形態の原理は、第1鍔板210及び第2鍔板220の特定の突出方向に限定されない。
図2に示される第2鍔板220は、第1鍔板210に対して略平行である。この場合、シール部材300は、第1鍔板210及び第2鍔板220に連結されるための簡素な構造を有することができる。しかしながら、第2鍔板は、第1鍔板210とは平行でなくてもよい。本実施形態の原理は、第1鍔板210と第2鍔板220との間の突出方向に関する特定の関係に限定されない。
図2に示される如く、シール部材300は、圧接部310と閉塞部320とを含む。圧接部310は、第1鍔板210とダッシュパネルDSPとの間に配置される環状のゴム板である。圧接部310は、第1鍔板210によってダッシュパネルDSPに押しつけられる。したがって、圧接部310は、良好なシール機能を発揮することができる。
圧接部310は、形状において、第1鍔板210と一致或いは類似している。しかしながら、圧接部310の下面は、第1鍔板210の上面よりも若干広い。閉塞部320は、圧接部310から下方に延び、第1鍔板210及び第2鍔板220の外周縁に隣接するゴム薄膜である。閉塞部320の下部は、第2鍔板220の外周縁の近くにおいて、第2鍔板220の下面を覆う(図1を参照)。
閉塞部320は、第1鍔板210、第2鍔板220及び筒部230によって囲まれた空間240を閉じる。したがって、空間240は、ステアリングシャフトSTSを取り囲むように形成された閉空間となるので、貫通孔TRHへ向かうノイズは、空間240によって効果的に遮断される。
<他の特徴>
設計者は、上述のカバー構造に様々な特徴を組み込むことができる。以下の特徴は、上述の実施形態の原理を限定しない。しかしながら、以下の特徴は、カバー構造に有利な機能を与えることができる。
(筒部の構造)
設計者は、筒部に2重壁構造を与えてもよい。この場合、筒部を媒介とするノイズ伝播は低減される。以下、筒部の例示的な構造が説明される。
図2に示される如く、筒部230は、外筒250と、内筒260と、を含む。外筒250は、外周面251と、外周面251とは反対側の内周面252と、を含む。第1鍔板210及び第2鍔板220は、外周面251から外方に突出する。
内筒260は、内カバー筒261と、連結部262と、を含む。連結部262は、外筒250の内周面252から内方に突出するリング状の部位である。図2に示される連結部262は、第2鍔板220よりも下方で、内周面252から内方へ突出する(すなわち、連結部262は、第2鍔板220の突出方向とは反対方向に突出する)。しかしながら、連結部は、第2鍔板220の上方で、内周面252から突出してもよい。本実施形態の原理は、連結部262の特定の突出位置に限定されない。
内カバー筒261は、ステアリングシャフトSTSに沿って、連結部262から下方へ延びる。したがって、内カバー筒261は、連結部262によって、外筒250に連結される。内カバー筒261は、外筒250とステアリングシャフトSTSとの間で、ステアリングシャフトSTSを取り囲む。内カバー筒261は、連結部262の内周縁から下方に延び、空隙270が、内カバー筒261と外筒250との間に形成される。しかしながら、内カバー筒と外筒250との間に空隙270が形成され得る他の位置(すなわち、内カバー筒が外筒250から離間する位置)において連結部262から下方に延設されてもよい。本実施形態の原理は、連結部262と内カバー筒261との間の特定の接続位置に限定されない。
内カバー筒261は、連結部262とは反対の第1先端263を含む。空隙270は、連結部262から第1先端263まで延びる。外筒250は、上筒部253と、下筒部254と、を含む。下筒部254は、上筒部253の下端から下方に延びる。下筒部254は、上筒部253と略同軸である。下筒部254は、上筒部253よりも太い。したがって、上筒部253と下筒部254との間には、肩部255が形成される。第1先端263及び肩部255は、ステアリングシャフトSTSの延設方向に直交する仮想的な平面(図示せず)上に位置する。
上筒部253は、肩部255とは反対側の上端部256を含む。上端部256は、ダッシュパネルDSPに対向し、圧接部310をダッシュパネルDSPと協働して挟む。第1鍔板210は、上端部256から外方に突出する。本実施形態において、基端部は、上端部256によって例示される。第1鍔板210の突出位置は、基端部に一致していなくてもよい。この場合、基端部は、第1鍔板210から上方に突出する。シール部材の下面には、基端部が収容される溝部が形成されてもよい。本実施形態の原理は、上端部256と第1鍔板210との間の特定の位置関係に限定されない。
下筒部254は、上端部256とは反対側の第2先端257を含む。第2先端257は、第1先端263よりも下方に位置する。下筒部254は、ステアリングギアSTGが部分的に収容されるギアハウジングを、第2先端257と内カバー筒261の第1先端263との間で形成する。したがって、カバー構造100は、ステアリングシャフトSTSだけでなく、ステアリングギアSTGをも保護することができる。
ステアリングギアSTGが、下筒部254に挿入されると、空隙270は、外筒250、内筒260及びステアリングギアSTGによって囲まれた閉空間になる。空隙270は、筒部230に到達したノイズの伝播を阻害する。ノイズは、筒部230を伝播しにくくなるので、ダッシュパネルDSPの貫通孔TRHを通じた車室内へのノイズ伝播は、生じにくくなる。
第1鍔板210及び第2鍔板220とは異なり、連結部262は、ステアリングシャフトSTSの延設方向に対して略直角の方向において、外筒250の内周面252から突出する。したがって、連結部262は、下筒部254へのステアリングギアSTGの挿入の間に内筒260に加わる上向きの力を適切に受け止めることができる。
<第2実施形態>
第1実施形態に関連して説明された如く、シール部材の圧接部は、シール機能を発揮する。設計者は、圧接部に、ノイズを低減する機能を与えてもよい。たとえば、設計者は、圧接部に空房を形成することができる。空房は、圧接部内に分散された多数の小泡空間であってもよい(すなわち、スポンジ構造)。これに代えて、設計者は、圧接部に中空構造を与えてもよい。圧接部が、第1鍔板と協働して空房を形成するならば、空房の共振周波数以外の周波数のノイズのシール部材自体を介した貫通孔TRHへの伝搬を低減できると共に、空房の周囲において局所的に高い圧力が発生する領域が生ずる。第2実施形態において、圧接部の例示的な構造が説明される。
図3は、第2実施形態のカバー構造100Aの図2に相当する断面図である。図3を参照して、カバー構造100Aが説明される。第1実施形態の説明は、第1実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、カバー構造100Aは、カバー部材200を備える。第1実施形態の説明は、カバー部材200に援用される。
カバー構造100Aは、シール部材300Aを更に備える。第1実施形態と同様に、シール部材300Aは、閉塞部320を含む。第1実施形態の説明は、閉塞部320に援用される。
シール部材300Aは、圧接部310Aを更に含む。圧接部310Aの下面には、環状の溝部が形成される。したがって、圧接部310Aは、第1鍔板210と協働して、ステアリングシャフトSTSを取り囲む環状の空房(以下、「環状房330」と称される)を形成する。
環状房330は、第1鍔板210とダッシュパネルDSPとの間で、ステアリングシャフトSTSを取り囲むので、圧接部310Aに到達し、ダッシュパネルDSPの貫通孔TRHへ向かうノイズの多くを遮断することができる。したがって、車室内へ伝播されるノイズは、大幅に低減される。
第1鍔板210の上面は、筒部230の上端部256の近傍の領域(すなわち、第1鍔板210が外筒250に接続される接続縁の近傍の領域)と、第1鍔板210の外周縁の近傍の領域と、において、圧接部310Aに圧接される。一方、環状房330は、これらの領域の間の領域に存在し、第1鍔板210は、圧接部310Aから離れているので、圧接部310Aは、これらの領域の間の領域においては、あまり圧縮されない。したがって、圧接部310AをダッシュパネルDSPに押しつける力は、筒部230の上端部256の近傍の領域と、第1鍔板210の外周縁の近傍の領域と、に集中的に作用する。この結果、圧接部310Aの上面は、良好なシール性能を発揮することができる。
本実施形態において、圧接部310Aと第1鍔板210とによって囲まれた環状房330は、圧接部310Aの下面に凹設された溝部によって形成される。しかしながら、環状房は、第1鍔板の上面に凹設された溝部によって形成されてもよい。
<第3実施形態>
第2実施形態に関連して説明された環状房は、圧接部と第1鍔板との間に形成される。代替的に、環状房は、圧接部とダッシュパネルとの間に形成されてもよい。第3実施形態において、圧接部の例示的な構造が説明される。
図4は、第3実施形態のカバー構造100Bの図2に相当する断面図である。図4を参照して、カバー構造100Bが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、カバー構造100Bは、カバー部材200を備える。第1実施形態の説明は、カバー部材200に援用される。
カバー構造100Bは、シール部材300Bを更に備える。第1実施形態と同様に、シール部材300Bは、閉塞部320を含む。第1実施形態の説明は、閉塞部320に援用される。
シール部材300Bは、圧接部310Bを更に含む。圧接部310Bの上面には、環状の溝部が形成される。したがって、圧接部310Bは、ダッシュパネルDSPと協働して、ステアリングシャフトSTSを取り囲む環状の空房(以下、「環状房330B」と称される)を形成する。
環状房330Bは、第1鍔板210とダッシュパネルDSPとの間で、ステアリングシャフトSTSを取り囲むので、圧接部310Bに到達し、ダッシュパネルDSPの貫通孔TRHへ向かうノイズの多くを遮断することができる。したがって、車室内へ伝播されるノイズは、大幅に低減される。
圧接部310Bの上面は、環状房330Bの内側の領域と、環状房330Bの外側の領域と、において、ダッシュパネルDSPに圧接される。一方、環状房330Bは、これらの領域の間の領域に存在し、圧接部310Bの上面をダッシュパネルDSPから離間させるので、圧接部310Bは、これらの領域の間の領域においては、あまり圧縮されない。したがって、圧接部310BをダッシュパネルDSPに押しつける力は、環状房330Bの内側の領域と、環状房330Bの外側の領域と、に集中して作用する。この結果、圧接部310Bの上面は、良好なシール性能を発揮することができる。
<第4実施形態>
第2実施形態及び第3実施形態に関連して説明された設計原理によれば、空房部は、ノイズの低減だけでなく、シール部材のシール機能の向上にも貢献する。第4実施形態において、シール部材のシール機能を更に向上させる技術が説明される。
図5は、第4実施形態のカバー構造単体100Cの図2に相当する斜視図である。図5を参照して、カバー構造100Cが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、カバー構造100Cは、カバー部材200を備える。第1実施形態の説明は、カバー部材200に援用される。
カバー構造100Cは、シール部材300Cを更に備える。第1実施形態と同様に、シール部材300Cは、閉塞部320を含む。第1実施形態の説明は、閉塞部320に援用される。
シール部材300Cは、圧接部310Cを更に含む。第2実施形態と同様に、圧接部310Cは、第1鍔板210と協働して、環状房330を形成する。第2実施形態の説明は、環状房330に援用される。
圧接部310Cは、上面340を含む。上面340は、環状の当接面341と、当接面341によって囲まれた凹面342と、を含む。当接面341は、ダッシュパネル(図示せず)に当接される。凹面342は、当接面341から凹設される。凹面342の略中央には挿通孔343が形成される。ステアリングシャフト(図示せず)は、挿通孔343に挿通される。
当接面341は、第1畝部344と第2畝部345とを含む。第1畝部344及び第2畝部345それぞれは、ダッシュパネルに向けて隆起する。第1畝部344は、環状の稜線RL1を形成する。第2畝部345は、第1畝部344によって囲まれた領域内で、環状の稜線RL2を形成する。第1畝部344と第2畝部345との間には、環状の谷線VLNが形成される。谷線VLNは、稜線RL1,RL2の間に位置する。本実施形態において、第1畝環は、第1畝部344によって例示される。第2畝環は、第2畝部345によって例示される。
環状房330は、環状の谷線VLNに沿って形成される。環状房330の内縁及び外縁は、稜線RL1,RL2の間に位置してもよい。第3実施形態に関連して説明された原理にしたがって、圧接部310Cは、環状房330の内縁よりも内側の領域と、環状房330の外縁よりも外側の領域と、において、強く圧縮される。したがって、第1畝部344及び第2畝部345は、特に稜線RL1,RL2上において、ダッシュパネルに強く押しつけられる。したがって、第1畝部344及び第2畝部345は、良好な2重シール構造を形成することができる。
凹面342は、稜線RL2から内方且つ下方に広がる環状の面である。したがって、凹面342の外形輪郭は、稜線RL2によって形成される。凹面342は、当接面341から下方に凹設されるので、凹面342とダッシュパネルとの間には空隙が形成される。したがって、凹面342は、車室からダッシュパネルの貫通孔(図示せず)を通じて落下した塵埃を受け止めることができる。
凹面342は、挿通孔343の円形輪郭を形成する内縁348を含む。内縁348は、ステアリングシャフトの外周面に接触される。したがって、凹面342とステアリングシャフトとの間の境界は、内縁348によって適切にシールされる。
<第5実施形態>
上述の実施形態に関連して説明された設計原理によれば、カバー部材は、カバー部材を取り囲む閉塞部によってシール部材と連結される。追加的に、カバー部材は、シール部材からカバー部材の内部に延びる筒状部位と嵌合されてもよい。この場合、カバー部材は、シール部材としっかりと連結される。第5実施形態において、カバー部材に嵌入される筒状部位を有するシール部材が説明される。
図6は、第5実施形態のカバー構造単体100Dの図2に相当する断面図である。図6を参照して、カバー構造100Dが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、カバー構造100Dは、カバー部材200を備える。第1実施形態の説明は、カバー部材200に援用される。
カバー構造100Dは、シール部材300Dを更に備える。第1実施形態と同様に、シール部材300Dは、閉塞部320を含む。第1実施形態の説明は、閉塞部320に援用される。
シール部材300Dは、圧接部310Dを更に含む。第3実施形態と同様に、圧接部310Dは、第1鍔板210と協働して、環状房330を形成する。第3実施形態の説明は、環状房330に援用される。
圧接部310Dは、環状の上面340Dを含む。上面340Dは、環状の平坦面346と、平坦面346から隆起する隆起部347と、を含む。隆起部347は、平坦面346の外形輪郭に沿って形成される。
上面340Dは、ダッシュパネル(図示せず)に全体的に押し当てられる。このとき、隆起部347は、ダッシュパネルに特に強く押しつけられる。第3実施形態に関連して説明された如く、環状房330が形成された領域においては、上面340Dとダッシュパネルとの間での圧力は弱くなる。その一方で、環状房330よりも内側の領域(すなわち、筒部230の上端部256の上方に位置する環状領域)では、上面340Dとダッシュパネルとの間での圧力は強くなる。
圧接部310Dの内縁は、外筒250の内周面252から僅かに内方に突出する。シール部材300Dは、圧接部310Dの内縁から下方に延びる嵌入筒部350を含む。嵌入筒部350は、外筒250の上端部256から嵌入され、内周面252を部分的に覆う。したがって、カバー部材200は、閉塞部320と嵌入筒部350とによってしっかりと保持されることになる。
シール部材300Dは、連結リング360と保持筒370とを更に含む。連結リング360は、嵌入筒部350の下端から斜め上方に延びる断面を有する。保持筒370は、連結リング360の内縁に接続される。ステアリングシャフト(図示せず)は、保持筒370に挿通される。保持筒370は、保持筒370の上端及び下端の近くにおいて内方に突出する2つの突出リング371,372を含む。突出リング371,372は、ステアリングシャフトの外周面に当接される。したがって、保持筒370とステアリングシャフトとの間の境界は、突出リング371,372によって適切にシールされる。
上述の様々な実施形態の原理は、車両に対する要求に適合するように、組み合わされてもよい。上述の様々な実施形態のうち1つに関連して説明された様々な特徴のうち一部が、他のもう1つの実施形態に関連して説明されたカバー構造に適用されてもよい。
上述の実施形態の原理は、様々な車両の設計に好適に利用される。
100,100A〜100D・・・・・・・・・・カバー構造
200・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カバー部材
210・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1鍔板
220・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2鍔板
230・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・筒部
240・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空間
250・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外筒
251・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外周面
252・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内周面
254・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下筒部
256・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上端部
257・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2先端
260・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内筒
261・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内カバー筒
262・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・連結部
263・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1先端
300,300A〜300D・・・・・・・・・・シール部材
310,310A〜310D・・・・・・・・・・圧接部
320・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・閉塞部
330,330B・・・・・・・・・・・・・・・環状房
341・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当接面
342・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・凹面
343・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・挿通孔
344・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1畝部
345・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2畝部
DSP・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダッシュパネル
STG・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ステアリングギア
STS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ステアリングシャフト
TRH・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貫通孔
VLN・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・谷線

Claims (12)

  1. ダッシュパネルに形成された貫通孔を通じてエンジンルーム内に延びるステアリングシャフト用のカバー構造であって、
    前記ステアリングシャフトが挿通される筒部と、
    前記筒部の周面から外方に突出する第1鍔板と、
    前記ステアリングシャフトの延設方向において前記第1鍔板から離間した位置で前記筒部の前記周面から外方に突出する第2鍔板と、
    前記第1鍔板によって、前記ダッシュパネルに圧接される圧接部を有するシール部材と、を備え、
    前記第1鍔板と前記第2鍔板との間には、空間が形成され、
    前記シール部材は、前記第1鍔板及び前記第2鍔板の外周縁に隣接し、前記筒部、前記第1鍔板及び前記第2鍔板によって囲まれた前記空間を閉じるように前記圧接部から延接された閉塞部を含む
    カバー構造。
  2. 前記筒部、前記第1鍔板及び前記第2鍔板は、一体的に形成されたカバー部材である
    請求項1に記載のカバー構造。
  3. 前記圧接部は、前記第1鍔板と前記ダッシュパネルとの間で空房を形成する
    請求項1又は2に記載のカバー構造。
  4. 前記空房は、前記ステアリングシャフトを取り囲む環状房である
    請求項3に記載のカバー構造。
  5. 前記環状房は、前記第1鍔板と前記圧接部とによって囲まれた空間である
    請求項4に記載のカバー構造。
  6. 前記圧接部は、前記ダッシュパネルに当接される当接面を含み、
    前記当接面は、前記ダッシュパネルに向けて隆起した第1畝環と、前記第1畝環によって囲まれた領域内で前記ダッシュパネルに向けて隆起した第2畝環と、を含み、
    前記環状房は、前記第1畝環と前記第2畝環との間に形成された谷線に沿って形成される
    請求項5に記載のカバー構造。
  7. 前記圧接部は、前記第2畝環によって囲まれ、且つ、前記当接面から凹設された凹面を含み、
    前記凹面には、前記ステアリングシャフトが挿通される挿通孔が形成される
    請求項6に記載のカバー構造。
  8. 前記筒部は、前記第1鍔板及び前記第2鍔板が突出する外周面を有する外筒を含み、
    前記空房は、前記第1鍔板の前記外周縁と前記第1鍔板が前記外筒に接続される接続縁との間に形成される
    請求項3乃至7のいずれか1項に記載のカバー構造。
  9. 前記筒部は、前記外筒と前記ステアリングシャフトとの間で、前記ステアリングシャフトに沿って延びる内カバー筒を有する内筒を含み、
    前記内カバー筒は、前記外筒から離間している
    請求項8に記載のカバー構造。
  10. 前記第1鍔板及び前記第2鍔板は、前記ステアリングシャフトの前記延設方向に対して、90°以外の角度で、前記筒部から外方へ突出し、
    前記外筒は、前記外周面とは反対側の内周面を含み、
    前記内筒は、前記延設方向に直角の方向において、前記内周面から前記ステアリングシャフトに向けて延出し、前記内カバー筒を前記外筒に連結させる連結部を含む
    請求項9に記載のカバー構造。
  11. 前記外筒は、前記ダッシュパネルに対向する基端を含み、
    前記シール部材は、前記基端と前記連結部との間で前記内周面を少なくとも部分的に覆う
    請求項10に記載のカバー構造。
  12. 前記内カバー筒は、前記内筒は、前記連結部とは反対の第1先端を含み、
    前記外筒は、前記基端とは反対の第2先端を含み、前記第1先端と前記第2先端との間で前記ステアリングシャフトに取り付けられたステアリングギアが収容されるギアハウジングを形成する
    請求項11に記載のカバー構造。
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