JP5591014B2 - ダクト - Google Patents

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Description

本発明は、ダクトに関する。詳しくは、吸気また排気による圧力損失を低減させるために、内部に整流リブが立設された自動車の吸気ダクトまたは排気ダクトに関する。
この種のダクトの構造は、図4に示すように、ダクト11を第1の半割ダクト11a、第2の半割ダクト11bに2分割し、第1の半割ダクト11aから流体の整流を向上させる整流リブ12を立設し、第2の半割ダクト11bの内壁に当接させ、両半割ダクト11aおよび11bを接合することが考えられる。
特開2001−280311号公報
しかし、前記した構造では、整流リブと第2の半割ダクトの内壁が干渉して異音や振動が発生する。これを抑制するために、整流リブと他方のダクトの内壁との間にクリアランスを設けると、一方および他方のダクトに剛性が不足している場合、例えば吸気負圧で接合した一方および他方のダクトが潰れてしまい、ダクトの通気断面積が小さくなり、圧力損失が悪化する問題が発生する。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、圧力損失性能を悪化させずに、異音、振動の発生の抑制を図ることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
内部に整流リブを有する車両に搭載されるダクトにおいて、該ダクトは、分割された第1の半割ダクトと第2の半割ダクトから構成され、該第1の半割ダクトと第2の半割ダクトの一方側には内壁より整流リブが一体に立設され、前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトと整流リブの少なくとも一方には、前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトと整流リブを接合する接合部が形成されており、
前記接合部は、前記整流リブの一端に形成される溶着用リブを、前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトに形成される孔に挿入してから溶融させることで、前記整流リブを、前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトに溶着固定するダクトとした。
これにより、圧力損失性能を悪化させずに、異音、振動の発生の抑制できるダクトが得られる。
ダクトを示す斜視図。 図1に示したダクトのA−A断面図。 従来のダクトの断面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
1は自動車のエンジンの吸気ダクトであり、吸気マニホールドに接続される出口部5とエアクリーナーに接続される入口部4を備えている。
1は、吸気ダクト1を構成するダクト1であり、ダクト1は、第1の半割ダクト1aと第2の半割ダクト1bから構成されている。第1の半割ダクト1aと第2の半割ダクト1bは、樹脂製で射出成形により成形される。なお、第2の半割ダクト1bの一端側には、孔1cが穿設されている。
2は、吸気ダクト1の圧力損失性能の向上を狙って設置された整流リブである。整流リブ2は、第1の半割ダクト1aの内壁に一体に立設されている。整流リブ2の一端側には、溶着用リブ2aが形成されており、前記孔1cに挿入される。
次に、ダクト1の組み付けについて説明する。
第1の半割ダクト1aと第2の半割ダクト1bを突き合わせ、バイブレーション溶着、熱板溶着、超音波溶着等により溶着接合する。その際に、整流リブ2の一端側に形成された溶着用リブ2aは、前記第2の半割ダクト1bの孔1cに挿入されている。第1の半割ダクト1aと第2の半割ダクト1bを溶着接合した後、または第1の半割ダクト1aと第2の半割ダクト1bを溶着接合する際に、溶着用リブ2aの先端を超音波溶着等により溶融た溶着部2bを、第2の半割ダクト1bの表面に形成することにより、第2の半割ダクト1bに固定する。
この際、整流リブ2の自由端側と第2の半割ダクト1bの内周面との間には、2mm程度の隙Cが形成されているが、この程度の隙であれば圧力損失に影響はない。
本発明は前記のように構成されているため、第1の半割ダクト1aと第2の半割ダクトが一体に接合されると共に、第2の半割ダクトに一体に形成された整流リブ2が溶着リブ2aを介して第2の半割ダクト1bに溶着されていることから、整流リブ2が第2の半且つダクトの内壁に干渉することによる異音、振動の発生が効果的に抑制できる。また、剛性が確保できるため、吸気負圧で一方および他方のダクトが潰れてしまい、ダクトの通気断面積が小さくなり、圧力損失が悪化するということも回避できる、
以上、本発明について説明したが、本発明は前記の実施形態に限定されて解釈されるものではない。
例えば、溶着用リブを備えた整流リブを第2の半割ダクトに一体に形成し、第1の半割ダクトに孔を設けてもよい。
また、第1の半割ダクトまたは第2の半割ダクトの一方に溶着用リブを一体に立設し、第1の半割ダクトまたは第2の半割ダクトの他方に形成された整流リブに溶着するようにしても良い。
更に、第1の半割ダクトと第2の半割ダクトうち整流リブが設けられていない半割ダクトの一方および整流リブの両方に溶着用リブ(必要であれば溶着用リブ挿入する孔)を設けてもよく、溶着用リブ等の形成する位置は任意である。
更にまた、整流リブと第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが設けられていない半割ダクトとの接合は溶着に限られず、吸気負圧に対する剛性が確保できるのであれば、凹凸部による係合、孔と突部による係合でもよい。
また、本発明は吸気ダクトだけでなく、排気ダクトに用いてもよい。
1,11 ダクト
1a,11a 第1の半割ダクト
1b,11b 第2の半割ダクト
1c 孔(接合部)
2 整流リブ
2a 溶着用リブ(接合部)
2b 溶着部(接合部)

Claims (1)

  1. 内部に整流リブを有する車両に搭載されるダクトにおいて、 該ダクトは、分割された第1の半割ダクトと第2の半割ダクトから構成され、 該第1の半割ダクトと第2の半割ダクトの一方側には内壁より整流リブが一体に立設され、 前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトと整流リブの少なくとも一方には、前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトと整流リブを接合する接合部が形成されており、前記接合部は、前記整流リブの一端に形成される溶着用リブを、前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトに形成される孔に挿入してから溶融させることで、前記整流リブを、前記第1の半割ダクトと第2の半割ダクトのうち整流リブが立設されていない他方の半割ダクトに溶着固定することを特徴とするダクト。
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