JP2008058562A - アレイ導波路格子型合分波器 - Google Patents

アレイ導波路格子型合分波器 Download PDF

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Abstract

【課題】低波長分散で、低損失かつフラットな光周波数特性を有する狭光周波数スペーシングを有する小型のアレイ導波路格子型合分波器を提供する。
【解決手段】アレイ導波路格子型合分波器10は、入力導波路21,22と出力導波路23,24を2つずつ有する一つのアレイ導波路格子(AWG)20とマッハツェンダー干渉計型インターリーバ30とを組み合わせた構成を有する。AWG20の各入力導波路21,22は、AWG20の光周波数スペーシングと同じ自由スペクトル領域を有するマッハツェンダー干渉計で構成されている。この干渉計は、インターリーバ30の3dBカプラ32に接続された3dBカプラ51と100%カプラ52の間に形成した光路長差ΔL=4.1mmの位相部分53と、πの位相シフタ54と、AWG20の第1スラブ導波路25に接続された3dBカプラ55と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、平面光波回路として構成され、アレイ導波路回折格子を有するアレイ導波路格子型合分波器に関する。
狭光周波数スペーシングのアレイ導波路格子(アレイ導波路回折格子:AWG)を作製すると、その作製時のアレイ導波路内に発生する位相誤差により、波長分散の劣化が発生する。この波長分散の劣化はおおよそ光周波数スペーシングをΔfとするとΔf2に反比例するため、例えば100GHzのAWGに対して、25GHzのAWGでは16倍もの大きな波長分散が発生する(非特許文献1参照)。
そこで、例えば25GHz/50GHzのマッハツェンダー干渉計型インターリーバ(MZI型インターリーバ)と2つの25GHzスペーシングのAWG(光周波数スペーシングがそれぞれ25GHzである2つのAWG)を組み合わせたデバイスが提案されている(非特許文献2参照)。
一方、AWGにはその通過帯域の拡大のためのフラット化技術が重要であり、既にフィールドでも使用されている。一般にAWGでフラット化を行うと原理的に損失増加が生じることが知られている(非特許文献3参照)。
そこで、前記2段ラティス構成MZI型インターリーバとAWGとを組み合わせることにより低損出化とフラット化を実現する方法が提案されている(非特許文献4参照)。
2002年電子情報通信学会ソサイエティ大会C-3-61 2000年電子情報通信学会ソサイエティ大会C-3-10 K.Okamoto, et al, "Flat spectrum response arrayed waveguide grating multiplexer with parabolic horns", Electron. Lett., Vol.32, pp.166-1662, 1996 M.Oguma. et al, "Passband-width broading design for WDM filter with lattice-form interleave filter and arrayed-waveguide gratings", Photonics Technol. Lett., Vol.14, no.3, pp.328-330, 2002
ところで、上記非特許文献3に記載された従来技術では、MZI型インターリーバに2段ラティス構成を用いるため原理的に波長分散が発生する。
また、上記非特許文献1及び2に共通する問題としてMZI型インターリーバの後段にAWGを2つ配置する必要があることである。なぜならば、これら2つのAWGの中心波長がMZI型インターリーバのそれぞれのポートから出力される中心波長と正確に合っていないとスペクトル特性の劣化を招くためである。
このように、従来、低波長分散、低損失化、フラット化に対して様々な方法が提案されているが、低波長分散、低損失、及びフラット化の全てを同時に満たす小型の狭光周波数スペーシングのアレイ導波路格子型合分波器は存在していなかった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、その目的は、低波長分散で、低損失かつフラットな光周波数特性を有する狭光周波数スペーシングを有する小型のアレイ導波路格子型合分波器を提供することにある。
本発明の第1の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、入力導波路と出力導波路群を2つずつ有する一つのアレイ導波路回折格子と導波路型インターリーバとを組み合わせた構成を有することを特徴とする。
本発明の他の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、前記導波路型インターリーバは少なくとも一つのマッハツェンダー干渉計を含むマッハツェンダー干渉計型インターリーバであることを特徴とする。
本発明の他の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、前記アレイ導波路格子の2つの出力導波路群のうち、一方の出力導波路群が他方の出力導波路群に対し、前記アレイ導波路格子で合分波される光周波数スペーシングの半分だけずれた光を出力するように配置されていることを特徴とする。
本発明の他の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、前記アレイ導波路格子の2つの入力導波路のうち、一方の入力導波路が他方の入力導波路に対し、前記アレイ導波路格子で合分波される光周波数スペーシングの半分だけずれた光を入力するように配置されていることを特徴とする。
本発明の他の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、前記アレイ導波路格子の2つの前記入力導波路の各々が、該アレイ導波路格子の光周波数スペーシングと同じ自由スペクトル領域を有するマッハツェンダー干渉計で構成されていることを特徴とする。
本発明の他の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、前記マッハツェンダー干渉計型インターリーバは、2つの前記入力導波路にそれぞれ接続され、複数の波長の光信号が多重された波長多重光信号を波長間隔が2倍の二組の光信号系列に分波し或いは二組の波長多重光信号を波長間隔が半分の一つの光信号系列に合波することを特徴とする。
本発明の他の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、前記2つの入力導波路をそれぞれ構成するマッハツェンダー干渉計は、前記インターリーバの前記3dBカプラに接続された位相部分と、100%カプラと、πの位相シフタと、前記アレイ導波路格子のスラブ導波路に接続された3dBカプラと、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係るアレイ導波路格子型合分波器は、複数の波長の光信号が多重された波長多重光信号を波長間隔が2倍の二組の光信号系列に分波し或いは二組の波長多重光信号を波長間隔が半分の一つの光信号系列に合波するマッハツェンダー干渉計型インターリーバと、マッハツェンダー干渉計でそれぞれ構成された第1入力導波路及び第2入力導波路の2つの入力導波路と、第1出力導波路及び第2出力導波路の2つの出力導波路と有する一つのアレイ導波路格子と、を備え、前記第1入力導波路及び第2入力導波路が前記インターリーバに接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、低波長分散で、低損失かつフラットな光周波数特性を有する狭光周波数スペーシングを有する小型のアレイ導波路格子型合分波器が作製できる。
本発明の一実施態様に係るアレイ導波路格子型合分波器10を図1〜図6に基づいて説明する。
このアレイ導波路格子型合分波器10は、入力導波路21,22と出力導波路23,24を2つずつ有する一つのアレイ導波路格子(AWG)20と導波路型インターリーバとしてのマッハツェンダー干渉計型インターリーバ30とを組み合わせた構成を有する。
アレイ導波路回折格子20は、第1入力導波路21及び第1出力導波路23に接続された第1スラブ導波路25と、第2入力導波路22及び第2出力導波路24に接続された第2スラブ導波路26と、これら2つのスラブ導波路25,26間を接続し光路長差を持たせるアレイ導波路27とを備える。
アレイ導波路格子型合分波器10は、石英系基板40上に光ファイバ製造技術と半導体微細加工技術を組み合わせ作製された平面光波回路(PLC)として構成されている。
アレイ導波路格子型合分波器10は、アレイ導波路格子20の2つの出力導波路群23,24のうち、第1出力導波路群(一方の出力導波路群)23が第2出力導波路群(他方の出力導波路群)24に対し、アレイ導波路格子20で合分波される光周波数スペーシング(本例では50GHz)の半分(25GHz)だけずれた光を出力するように配置されている。
また、アレイ導波路格子型合分波器10は、アレイ導波路格子20の2つの入力導波路21,22のうち、第1入力導波路(一方の入力導波路)21が第2入力導波路(他方の入力導波路)22に対し、アレイ導波路格子20で合分波される光周波数スペーシングの半分だけずれた光を入力するように配置されている。
つまり、マッハツェンダー干渉計型インターリーバ30は、2つの入力導波路21,22にそれぞれ接続され、複数の波長(λ1〜λn)の光信号が多重された波長多重光信号を波長間隔が2倍の二組の光信号系列に分波し或いは二組の波長多重光信号を波長間隔が半分の一つの光信号系列に合波するように構成されている。
具体的には、マッハツェンダー干渉計型インターリーバ30は、25GHz/50GHzのインターリーバであり、2つの3dBカプラ31,32の間に光路長差ΔL=4.1mmの位相部分を形成した構成を有し、アレイ導波路格子20は、光周波数スペーシングが50GHzでチャネル数が32(32ch)のアレイ導波路格子である。
アレイ導波路格子20の2つの入力導波路21,22の各々は、アレイ導波路格子20の光周波数スペーシング(50GHz)と同じ自由スペクトル領域(Free spectral range)を有するマッハツェンダー干渉計で構成されている。
第1入力導波路21を構成するマッハツェンダー干渉計は、マッハツェンダー干渉計型インターリーバ30の3dBカプラ32に接続された3dBカプラ51と100%カプラ52の間に形成した光路長差ΔL=4.1mmの位相部分(非対称マッハツェンダー干渉計)53と、πの位相シフタ54と、アレイ導波路格子20の第1スラブ導波路25に接続された3dBカプラ55と、を備える。同様に、第2入力導波路22を構成するマッハツェンダー干渉計は、マッハツェンダー干渉計型インターリーバ30の3dBカプラ32に接続され、3dBカプラ61と100%カプラ62の間に形成した光路長差ΔL=4.1mmの位相部分(非対称マッハツェンダー干渉計)63と、πの位相シフタ64と、アレイ導波路格子20の第2スラブ導波路26に接続された3dBカプラ65と、を備える。
このように、アレイ導波路格子型合分波器10は、複数の波長の光信号が多重された波長多重光信号を波長間隔が2倍の二組の光信号系列に分波し或いは二組の波長多重光信号を波長間隔が半分の一つの光信号系列に合波するマッハツェンダー干渉計型インターリーバ30を備える。さらに、アレイ導波路格子型合分波器10は、マッハツェンダー干渉計でそれぞれ構成された第1入力導波路21及び第2入力導波路22の2つの入力導波路と、第1出力導波路23及び第2出力導波路24の2つの出力導波路と有する一つのアレイ導波路格子20と、を備え、第1入力導波路21及び第2入力導波路22がインターリーバ30に接続されている。
なお、以下の説明では、マッハツェンダー干渉計型インターリーバ30を「MZI30」という。また、2つの入力導波路21,22の各々が上記マッハツェンダー干渉計で構成されているアレイ導波路格子20を、「MZI−AWG20」という。
アレイ導波路格子型合分波器10では、3dBカプラ31に接続された2つの導波路の一方に、複数の波長の光信号が多重された波長多重光信号が入力されると、その波長多重光信号は、MZI30により波長間隔が2倍の二組の光信号系列に分波される。分波された二組の光信号系列の一方はアレイ導波路格子20の第1入力導波路21内を、その他方は第2入力導波路22内を通過する。
第1入力導波路21から第1スラブ導波路25に入射した入射光(一方の組の光信号系列)は、第1スラブ導波路25内で回折により広がり、アレイ導波路27に同位相で周期的に分割される。周期的に分割された入射光は、アレイ導波路27の各導波路内を伝播する間に、各々の導波路長に応じた位相差が与えられる。アレイ導波路27の各導波路から出射する光は、第2スラブ導波路26内でお互いに干渉して第2出力導波路群24に集光する。そのとき、アレイ導波路27で与えられた位相差により角度分散が生じるため、その分散により波長ごとに分けられた各周波数の波が、対応する第2出力導波路群24の一つにそれぞれ集光する。これにより、第2出力導波路群24の各導波路からは、波長ごとに分けられた異なる波長の光が出射される(出力2)。
第2入力導波路22から第2スラブ導波路26に入射した入射光(他方の組の光信号系列)は、アレイ導波路格子20内を第1入力導波路21から第1スラブ導波路25に入射した一方の組の光信号系列とは逆方向に進んだ後、第1出力導波路群23の各導波路から、波長ごとに分けられた異なる波長の光が出射される(出力1)。
また、各出力導波路群23,24に二組の波長多重光信号の各々を入射させた場合には、二組の波長多重光信号が合波されて波長間隔が半分の一つの光信号系列が図1の入力にある2つの導波路の一方から得られる。
以上のように構成された第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○上記従来技術では、MZI型インターリーバの後段にAWGを2つ配置する必要があった。本実施形態によれば、MZI型インターリーバ(MZI30)に接続されるAWG(MZI−AWG20)を一つにすることができる。MZI−AWG20が一つになるため、従来のように2つのAWG間の相対的な中心波長の制御をする必要がないと共に、小型のアレイ導波路格子型合分波器10を作製できる。
○図2に示すようにアレイ導波路格子20の入力導波路21,22の各々がアレイ導波路格子20の光周波数スペーシングと同じ自由スペクトル領域を有するマッハツェンダー干渉計で構成されていることにより、原理的にほとんど分散が発生しない。
○前段に配置したMZI30も原理的にほとんど分散が発生しないためMZI30とMZI−AWG20とを通過させた場合も分散が発生しない。その結果を図3及び図4に示す。図3では、MZI30を通過して分波された上記二組の光信号系列の一方の波長分散計算結果を(イ)の曲線で示し、その光信号系列がMZI−AWG20を通過した場合の波長分散計算結果を(ロ)の曲線で示している。図4は、その光信号系列がMZI30とMZI−AWG20を通過した場合の波長分散計算結果を示している。
○MZI30とMZI−AWG20のスペクトル計算結果を図5及び図6に示す。図5では、MZI−AWG20のスペクトル計算結果を(ニ)の曲線で示し、MZI30のスペクトル計算結果を(ホ)の曲線で示している。図6は、MZI30とMZI−AWG20とのスペクトル合成したスペクトル計算結果を示している。
図3〜図6に示す結果から明らかなように、本実施形態に係るアレイ導波路格子型合分波器10では、ほとんど波長分散が発生せず、低損失かつフラットなスペクトル特性が得られたことがわかる。従って、本実施形態によれば、低波長分散で、低損失かつフラットな光周波数特性を有する狭光周波数スペーシングを有する小型のアレイ導波路格子型合分波器10が作製できる。
(実施例)
上記実施形態で説明したアレイ導波路格子型合分波器10の一例として、火炎堆積法・反応性イオンエッチング法によりΔ=0.8%、T=W=6.5μmの石英系PLCを用いて、図1の光回路構成を有する25GHz-64chのアレイ導波路格子型合分波器を作製した。
25GHz/50GHzのMZI型インターリーバ(MZI)30は、2つの3dBカプラ31,32の間に光路長差ΔL=4.1mmの位相部分(非対称マッハツェンダー干渉計)33を形成した。50GHz-32chのMZI−AWG20については、各入力導波路21,22として用いるMZI部分(マッハツェンダー干渉計)は3dBカプラ51の後に光路長差ΔL=4.1mmの位相部分53、100%カプラ52、πの位相シフタ54、3dBカプラ55から構成した。さらに、MZI−AWG20は、各スラブ導波路25,26の焦点距離LfをLf=14mm、アレイ導波路27の光路長差ΔLをΔL=79μmとした。
このように構成した本実施例に係るアレイ導波路格子型合分波器10のスペクトル計算結果を図7の曲線(ト)で示してあり、その波長分散測定結果を図8の曲線(チ)で示してある。
このように、本実施例に係るアレイ導波路格子型合分波器は、25GHz-64chのアレイ導波路格子型合分波器であり、
前記マッハツェンダー干渉計型インターリーバは、25GHz/50GHzのインターリーバであり、2つの3dBカプラの間に光路長差ΔL=4.1mmの位相部分を形成した構成を有し、
前記アレイ導波路格子は、光周波数スペーシングが50GHzでチャネル数が32(32ch)のアレイ導波路格子である。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・上記一実施形態において、MZI−AWG(アレイ導波路格子)20の部分で、各スラブ導波路25,26と各出力導波路群23,24の間のテーパ幅の変化により、波長分散特性を変化させずに容易にスペクトルのディピング(Dipping)量を調整でき、クロストークの劣化もない。このような構成のアレイ導波路格子型合分波器における波長分散特性を示している。
図9は、25GHz-64chのアレイ導波路格子型合分波器におけるMZI型インターリーバのスペクトル計算結果と、波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果とを示している。
図10は、25GHz-64chのアレイ導波路格子型合分波器におけるMZI型インターリーバのスペクトル計算結果と、波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果とを示している。
図11は、25GHz-64chのアレイ導波路格子型合分波器における波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果を示している。
図12は、25GHz-64chのアレイ導波路格子型合分波器における波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果を示している。
本発明の一実施形態に係るアレイ導波路格子型合分波器を示す概略構成図。 同合分波器におけるアレイ導波路格子を示す拡大平面図。 同合分波器におけるMZI型インターリーバ(MZI)の波長分散計算結果とMZI−AWGの波長分散計算結果を示すグラフ。 同合分波器全体の波長分散計算結果を示すグラフ。 同合分波器におけるMZI型インターリーバのスペクトル計算結果とMZI−AWGのスペクトル計算結果を示すグラフ。 同合分波器全体のスペクトル計算結果を示すグラフ。 同合分波器全体のスペクトル測定結果を示すグラフ。 同合分波器全体の波長分散測定結果を示すグラフ。 25GHz-64chのアレイ導波路回折格子型波長合分波器におけるMZI型インターリーバのスペクトル計算結果と、波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果とを示すグラフ。 同合分波器におけるMZI型インターリーバのスペクトル計算結果と、波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果とを示すグラフ。 同合分波器における波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果を示すグラフ。 同合分波器における波長10um〜15umの5種類の波長の光信号に対するスペクトル計算結果を示すグラフ。
符号の説明
10:アレイ導波路格子型合分波器10、 20:アレイ導波路格子(AWG)、
21,22:入力導波路21,22、 23,24:出力導波路、
25,26:スラブ導波路、 30:マッハツェンダー干渉計型インターリーバ、
32: 3dBカプラ、51,61:3dBカプラ、 52,62:100%カプラ、
53,63:位相部分(非対称マッハツェンダー干渉計)、
54,64:πの位相シフタ、55,65: 3dBカプラ。

Claims (8)

  1. 入力導波路と出力導波路群を2つずつ有する一つのアレイ導波路回折格子と導波路型インターリーバとを組み合わせた構成を有することを特徴とするアレイ導波路格子型合分波器。
  2. 前記導波路型インターリーバは少なくとも一つのマッハツェンダー干渉計を含むマッハツェンダー干渉計型インターリーバであることを特徴とする請求項1に記載のアレイ導波路格子型合分波器。
  3. 前記アレイ導波路格子の2つの出力導波路群のうち、一方の出力導波路群が他方の出力導波路群に対し、前記アレイ導波路格子で合分波される光周波数スペーシングの半分だけずれた光を出力するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアレイ導波路格子型合分波器。
  4. 前記アレイ導波路格子の2つの入力導波路のうち、一方の入力導波路が他方の入力導波路に対し、前記アレイ導波路格子で合分波される光周波数スペーシングの半分だけずれた光を入力するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のアレイ導波路格子型合分波器。
  5. 前記アレイ導波路格子の2つの前記入力導波路の各々が、該アレイ導波路格子の光周波数スペーシングと同じ自由スペクトル領域を有するマッハツェンダー干渉計で構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のアレイ導波路格子型合分波器。
  6. 前記マッハツェンダー干渉計型インターリーバは、2つの前記入力導波路にそれぞれ接続され、複数の波長の光信号が多重された波長多重光信号を波長間隔が2倍の二組の光信号系列に分波し或いは二組の波長多重光信号を波長間隔が半分の一つの光信号系列に合波することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一つに記載のアレイ導波路格子型合分波器。
  7. 前記2つの入力導波路をそれぞれ構成するマッハツェンダー干渉計は、前記インターリーバの前記3dBカプラに接続された3dBカプラと100%カプラの間に形成した位相部分と、100%カプラと、πの位相シフタと、前記アレイ導波路格子のスラブ導波路に接続された3dBカプラと、を備えることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一つに記載のアレイ導波路格子型合分波器。
  8. 複数の波長の光信号が多重された波長多重光信号を波長間隔が2倍の二組の光信号系列に分波し或いは二組の波長多重光信号を波長間隔が半分の一つの光信号系列に合波するマッハツェンダー干渉計型インターリーバと、
    マッハツェンダー干渉計でそれぞれ構成された第1入力導波路及び第2入力導波路の2つの入力導波路と、第1出力導波路及び第2出力導波路の2つの出力導波路と有する一つのアレイ導波路格子と、を備え、
    前記第1入力導波路及び第2入力導波路が前記インターリーバに接続されていることを特徴とするアレイ導波路格子型合分波器。
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