JP2003075666A - アレイ導波路回折格子型光合分波器 - Google Patents

アレイ導波路回折格子型光合分波器

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JP2003075666A
JP2003075666A JP2002065549A JP2002065549A JP2003075666A JP 2003075666 A JP2003075666 A JP 2003075666A JP 2002065549 A JP2002065549 A JP 2002065549A JP 2002065549 A JP2002065549 A JP 2002065549A JP 2003075666 A JP2003075666 A JP 2003075666A
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waveguide
channel
slab
arrayed
curvature
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Takeshi Nakajima
毅 中島
Kazutaka Nara
一孝 奈良
Kazuhisa Kashiwabara
一久 柏原
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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    • G02B2006/12035Materials
    • G02B2006/12038Glass (SiO2 based materials)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークを低減できる波長分割多重伝送
に適したアレイ導波路回折格子型光合分波器を提供す
る。 【解決手段】 光入力導波路2と、第1のスラブ導波路
3と、互いの長さが設定量異なる複数のチャンネル導波
路4aを並設してなるアレイ導波路4と、第2のスラブ
導波路5と、複数の並設した光出力導波路6とを順に接
続してなる導波路形成領域10を基板1上に形成する。
チャンネル導波路4aのうち長さが最も短い最短チャン
ネル導波路4aの曲がり部8aの曲率半径をR
し、最短チャンネル導波路4aの曲がり部8aの中
心角度の1/2をθとしたとき、全てのチャンネル導
波路4aを描くことができる範囲内で前記曲率半径R
と角度θの積(R×θ)が最小値を含む許容範囲
内の値になるように前記曲率半径Rと角度θを設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野等に適
用されるアレイ導波路回折格子型光合分波器に関するも
のである。
【0002】
【背景技術】近年、光通信においては、その伝送容量を
飛躍的に増加させる方法として、光波長多重通信の研究
開発が盛んに行なわれ、実用化が進みつつある。光波長
多重通信は、例えば互いに異なる波長を有する複数の光
を波長多重化して伝送させるものであり、このような光
波長多重通信のシステムにおいては、伝送される波長多
重光から互いに異なる複数の波長の光を分波したり、互
いに異なる複数の波長の光を合波したりする光合分波器
が必要である。
【0003】光波長合分波器の一例として、アレイ導波
路回折格子型光合分波器がある。アレイ導波路回折格子
型光合分波器は、例えば図7に示すような導波路構成を
有する導波路形成領域10を基板1上に形成したもので
ある。
【0004】前記導波路構成は、少なくとも1本の光入
力導波路2と、該光入力導波路2の出力側に接続された
第1のスラブ導波路3と、該第1のスラブ導波路3の出
力側に接続されたアレイ導波路4と、該アレイ導波路4
の出力側に接続された第2のスラブ導波路5と、該第2
のスラブ導波路5の出力側に接続された複数の並設され
た光出力導波路6を有して形成されている。
【0005】前記アレイ導波路4は、第1のスラブ導波
路3から導出された光を伝搬するものであり、複数のチ
ャンネル導波路4aを並設して形成されており、隣り合
うチャンネル導波路4aの長さは互いに設定量異なるよ
うに形成されている。また、光入力導波路2、光出力導
波路6の太さは互いに等しく形成されている。
【0006】なお、光出力導波路6は、例えばアレイ導
波路回折格子型光合分波器によって分波される互いに異
なる波長の信号光の数に対応させて設けられるものであ
り、アレイ導波路4を構成するチャンネル導波路4a
は、通常、例えば100本といったように多数設けられ
るが、同図においては、図の簡略化のために、これらの
チャンネル導波路4a,光出力導波路6及び光入力導波
路2の本数を簡略的に示してある。
【0007】光入力導波路2には、例えば送信側の光フ
ァイバが接続されて、波長多重光が導入されるようにな
っており、光入力導波路2を通って第1のスラブ導波路
3に導入された光は、その回折効果によって広がってア
レイ導波路4に入射し、アレイ導波路4を伝搬する。
【0008】アレイ導波路4を伝搬した光は、第2のス
ラブ導波路5に達し、さらに、光出力導波路6に集光さ
れて出力されるが、アレイ導波路4の隣り合うチャンネ
ル導波路4aの長さが設定量互いに異なることから、ア
レイ導波路4を伝搬した後に個々の光の位相にずれが生
じる。このずれ量に応じて集束光の波面が傾き、この傾
き角度により集光する位置が決まるため、波長の異なっ
た光の集光位置は互いに異なることになり、その位置に
光出力導波路6を形成することによって、波長の異なっ
た光を各波長ごとに異なる光出力導波路6から出力でき
る。
【0009】例えば、1本の光入力導波路2から波長λ
1,λ2,λ3,・・・λn(nは2以上の整数)の波
長多重光を入力させると、これらの光は、第1のスラブ
導波路3で広げられ、アレイ導波路4に到達し、アレイ
導波路4と第2のスラブ導波路5を通って、前記の如
く、波長によって異なる位置に集光される。そして、集
光された光は、波長ごとに互いに異なる光出力導波路6
に入射し、それぞれの光出力導波路6を通って、光出力
導波路6の出射端から出力される。
【0010】また、アレイ導波路回折格子型光合分波器
は相反性を有しており、上記と逆に、各光出力導波路6
からそれぞれ異なる波長の光を入力すると、これらの光
は上記と逆の経路を通って合波され、1本の光入力導波
路2から出力される。
【0011】このアレイ導波路回折格子型光合分波器に
おいては、回折格子の波長分解能の向上が回折格子を構
成するアレイ導波路4の各チャンネル導波路4aの光路
長差ΔLに比例するために、ΔLを大きく設計すること
により、従来の回折格子では実現できなかった波長間隔
の狭い波長多重光の光合分波が可能となり、高密度の光
波長多重通信の実現に必要とされている、複数の信号光
の光合分波機能、すなわち、波長間隔が1nm以下の複
数の光信号を分波または合波する機能を果たすことがで
きる。
【0012】アレイ導波路回折格子型光合分波器は、例
えばシリコン(Si)からなる基板1上に、上記導波路
構成を有する導波路形成領域10を例えば以下のように
して形成することにより得られる。
【0013】すなわち、基板1上に火炎堆積法により下
部クラッド層(SiOが主成分)、コア層(例えばG
eOを添加したSiOが主成分のガラス)を順次積
層、透明ガラス化し、次いでフォトリソグラフィーとド
ライエッチングによりコア層を設定回路構成として上記
のような導波路構成をコアにより形成する。次に、コア
の導波路構成を覆う上部クラッド層を火炎堆積法により
積層形成し、その後、基板1及び導波路形成領域10の
全体を加熱して上部クラッド層を透明ガラス化して形成
される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、波長分割多
重通信を高品質で行えるようにするために、アレイ導波
路回折格子型光合分波器には、合分波する信号光以外の
波長の光ができるだけ混入しないこと、すなわち、他チ
ャンネルとのクロストークが小さいことが要求される。
【0015】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、クロストークを低減でき、
波長分割多重通信に適したアレイ導波路回折格子型光合
分波器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、第1の発明は、少なく
とも1本の光入力導波路と、該光入力導波路の出力側に
接続された第1のスラブ導波路と、該第1のスラブ導波
路の出力側に接続されたアレイ導波路と、該アレイ導波
路の出力側に接続された第2のスラブ導波路と、該第2
のスラブ導波路の出力側に接続された複数の並設された
光出力導波路とを有して、前記アレイ導波路は前記第1
のスラブ導波路から導出された光を伝搬する互いの長さ
が設定量異なる複数のチャンネル導波路が並設されて成
るアレイ導波路回折格子型光合分波器において、前記複
数のチャンネル導波路はそれぞれ前記第1のスラブ導波
路側の接続領域と前記第2のスラブ導波路側の接続領域
と、これらの接続領域に挟まれた曲がり部とを有し、前
記複数のチャンネル導波路のうち長さが最も短い最短チ
ャンネル導波路の曲がり部の曲率半径をRとし、前記
最短チャンネル導波路の曲がり部の中心角度の1/2を
θとしたとき、全てのチャンネル導波路を描くことが
できる範囲内で前記曲率半径Rと角度θの積(R
×θ)が最小値を含む許容範囲内の値になるように前
記曲率半径Rと角度θが設定されている構成をもっ
て課題を解決する手段としている。
【0017】また、第2の発明は、上記第1の発明の構
成に加え、前記それぞれのチャンネル導波路はその長さ
の中心位置を中心としてほぼ対称に形成されており、最
短チャンネル導波路の第1又は第2のスラブ導波路側の
接続領域の長さをLcons としたとき、前記最短チ
ャンネル導波路の光路長Lを、(Lconst+R
×θ)の2倍を含む許容範囲内の値とした構成をもっ
て課題を解決する手段としている。
【0018】さらに、第3の発明は、少なくとも1本の
光入力導波路と、該光入力導波路の出力側に接続された
第1のスラブ導波路と、該第1のスラブ導波路の出力側
に接続されたアレイ導波路と、該アレイ導波路の出力側
に接続された第2のスラブ導波路と、該第2のスラブ導
波路の出力側に接続された複数の並設された光出力導波
路とを有して、前記アレイ導波路は前記第1のスラブ導
波路から導出された光を伝搬する互いの長さが設定量異
なる複数のチャンネル導波路が並設されて成るアレイ導
波路回折格子型光合分波器において、前記複数のチャン
ネル導波路はそれぞれ前記第1のスラブ導波路側の接続
領域と前記第2のスラブ導波路側の接続領域と、これら
の接続領域に挟まれた曲がり部とを有し、それぞれの曲
がり部はその長さの中心位置を中心として左右非対称に
形成されていてその左半分が第1曲がり部、右半分が第
2曲がり部と成しており、最短チャンネル導波路の第1
曲がり部の曲率半径をR1L、第2曲がり部の曲率半径
をR1Rとし、前記最短チャンネル導波路の第1曲がり
部の中心角度をθ1L、第2曲がり部の中心角度をθ
1Rとしたとき、全てのチャンネル導波路を描くことが
できる範囲内で前記曲率半径R1L、と角度θ1Lの積
(R1L×θ1L)および曲率半径R1Rと角度θ1R
の積(R1R×θ1R)とがそれぞれ最小値を含む許容
範囲内の値になるように前記曲率半径R1L、R1R
角度θ1L、θ1Rが設定されている構成をもって課題
を解決する手段としている。
【0019】さらに、第4の発明は、上記第3の発明の
構成に加え、前記最短チャンネル導波路の第1のスラブ
導波路側の接続領域の長さをLconst(L)とし、
第2のスラブ導波路側の接続領域の長さをL
const(R)としたとき、前記最短チャンネル導波
路の光路長Lを、(Lconst(L)+L
const(R)+R1L×θ1L+R1R×θ1R
を含む許容範囲内の値とした構成をもって課題を解決す
る手段としている。
【0020】さらに、第5の発明は、上記第1乃至第4
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記それぞれのチ
ャンネル導波路の曲がり部中央部に直線部が形成されて
いる構成をもって課題を解決する手段としている。
【0021】さらに、第6の発明は、上記第1乃至第5
のいずれか一つの発明の構成に加え、前記チャンネル導
波路の第1のスラブ導波路側の接続領域と第2のスラブ
導波路側の接続領域の少なくとも一方は、対応するスラ
ブ導波路側に向かうにつれて拡幅するテーパ部を有して
いる構成をもって課題を解決する手段としている。
【0022】さらに、第7の発明は、上記第6の発明の
構成に加え、前記チャンネル導波路の第1のスラブ導波
路側の接続領域と第2のスラブ導波路側の接続領域の少
なくとも一方には、テーパ部と曲がり部との間に直線部
が形成されている構成をもって課題を解決する手段とし
ている。
【0023】アレイ導波路回折格子型光合分波器におい
て、例えば光入力導波路側から光を入射すると、光入力
導波路と第1のスラブ導波路との界面における光電界分
布(光電界振幅分布)がフーリエ変換され、この光電界
分布のフーリエ変換像が複数のチャンネル導波路を並設
したアレイ導波路に形成される。
【0024】前記の如く、アレイ導波路の隣り合うチャ
ンネル導波路の長さは設定量互いに異なることから、ア
レイ導波路を伝搬した後に個々の光の位相にずれが生
じ、このずれ量に応じて集束光の波面が傾き、波長毎に
その波面に垂直な方向に光が集光する。そのため、理論
上は、光入力導波路と第1のスラブ導波路との界面にお
ける光電界分布が第2のスラブ導波路と光出力導波路と
の界面にほぼ再現されることになる。
【0025】しかしながら、実際は、光は、光入力導波
路から光出力導波路に至るまでの光の経路においてアレ
イ導波路型回折格子の作製誤差の影響を受けて伝搬す
る。
【0026】なお、アレイ導波路型回折格子の作製誤差
(作製の際のプロセス誤差)の影響を具体的に述べる
と、以下のことが挙げられる。第1に、光入力導波路か
ら回折される光が第1のスラブ導波路内の屈折率及び膜
厚揺らぎのために揺らぐ。第2に、アレイ導波路内の屈
折率、膜厚および線幅(チャンネル導波路の幅)の揺ら
ぎのために位相誤差が発生する。第3に、アレイ導波路
から出射される光が光出力導波路に集光する際、第2の
スラブ導波路内の屈折率および膜厚揺らぎのため、像ボ
ケが発生する。
【0027】そして、このようなアレイ導波路型回折格
子の作製の際のプロセス誤差の影響を受けて、光入力導
波路と第1のスラブ導波路との界面における光電界分布
が、第2のスラブ導波路と光出力導波路との界面に完全
には再現されないと、アレイ導波路回折格子型光合分波
器のクロストークが劣化してしまう。
【0028】本発明者は、上記のようなプロセス誤差の
うち、特に、アレイ導波路による影響が大きいと考え
た。そして、アレイ導波路内を伝搬する光の位相誤差
(位相揺らぎ)は、アレイ導波路を形成するチャンネル
導波路の長さが長くなるほど大きくなると考えられるた
め、チャンネル導波路の長さをできるだけ短くすること
により、アレイ導波路内を伝搬する光の位相誤差を抑制
し、上記プロセス誤差の影響を受け難くできると考え
た。
【0029】なお、一般に、アレイ導波路回折格子型光
合分波器において、隣り合うチャンネル導波路の長さは
互いに設定量異なるものであり、アレイ導波路を構成す
る複数のチャンネル導波路のうち長さがm番目に短いチ
ャンネル導波路の光路長をL 、長さが(m−1)番目
に短いチャンネル導波路の光路長をLm−1、隣り合う
チャンネル導波路同士の光路長差をΔLとしたとき、L
=Lm−1+ΔLの関係を満たすように設計される。
本発明においても、この構成を適用している。
【0030】また、図1に示すように、前記複数のチャ
ンネル導波路4aはそれぞれ第1のスラブ導波路側の接
続領域7(7a,7a,・・・)と第2のスラブ導
波路側の接続領域9(9a,9a,・・・)と、こ
れらの接続領域に挟まれた曲がり部8(8a,8
,・・・)とを有している。
【0031】ここで、複数のチャンネル導波路4aのう
ち長さが最も短い最短チャンネル導波路4aの第1又
は第2のスラブ導波路3,5側の接続領域7a,9a
の長さをLconstとし、曲がり部8aの曲率半
径をRとし、曲がり部8a の中心角度の1/2をθ
(単位はrad.)とする。
【0032】一般に、それぞれのチャンネル導波路4a
は、その長さの中心位置を中心としてほぼ対称に形成さ
れており、接続領域7a,9aの長さは通常互いに
等しいので、最短チャンネル導波路4aの光路長L
は(Lconst+R×θ )の2倍となる。つま
り、最短チャンネル導波路4aの光路長は式(1)で
表される。
【0033】 L=2(Lconst+R×θ)・・・・・(1)
【0034】また、図1に示すように、第1、第2のス
ラブ導波路3,5のアレイ導波路側端部は、いずれも、
わずかに曲線状と成して、スラブ導波路の焦点距離を曲
率半径とした円の弧になっているので、第1のスラブ導
波路3の焦点距離をLとし、直線OAの長さ=直線O
Bの長さ=Lとする。
【0035】さらに、直線AA’の長さ=直線BB’の
長さ=Lconstとし、∠AOB=ψとする。そし
て、点Aと点Bを結ぶ弧の長さを直線ABの長さにより
近似してPとし、点A’と点B’を結ぶ弧の長さを直線
A’B’の長さにより近似してP’とすると、中心角と
円周の関係から、次式(2)、(3)が得られる。
【0036】P≒AB=L・ψ・・・・・(2)
【0037】 P’≒A’B’=(L+Lconst)・ψ・・・・・(3)
【0038】したがって、式(2)から、ψ≒P/L
となり、この値を式(3)に当てはめると、次式(4)
が得られる。
【0039】 P’=(L+Lconst)・P/L・・・・・(4)
【0040】さらに、式(4)から式(5)が導かれ、
アレイ導波路回折格子型光合分波器の設計段階で決定さ
れるP、P’、Lを式(5)に代入することにより、
onstが決定される。
【0041】 Lconst={(P’/P)−1}・L・・・(5)
【0042】つまり、Lconstはアレイ導波路型回
折格子の設計により決定される定数であるので、最短チ
ャンネル導波路4aの曲がり部8aの曲率半径R
と、曲がり部8aの中心角度の1/2の角度θの積
(R×θ)を最小とすることにより、最短チャンネ
ル導波路4aの光路長を最小とすることができる。
【0043】また、内側から2番目に設けられている、
長さが2番目に短いチャンネル導波路(以下、2番目の
チャンネル導波路という)4aの光路長をLとする
と、Lは以下の式(6)により表される。
【0044】 L=2(Lconst+Lst(2)+R×θ)=L+ΔL・・・・ ・(6)
【0045】ここで、Lst(2)は2番目のチャンネ
ル導波路4aにおける接続部7a の長さから最短チ
ャンネル導波路4aにおける接続部7aの長さ(L
co nst)を引いた値(または、2番目のチャンネル
導波路4aにおける接続部9aの長さから最短チャ
ンネル導波路4aにおける接続部9aの長さ(L
const)を引いた値)であり、図1の直線B’B"
の長さである。Rは2番目のチャンネル導波路4a
の曲がり部8aの曲率半径、θは2番目のチャンネ
ル導波路4aの曲がり部8aの中心角度の1/2で
ある。
【0046】また、図1に示す直線OHの長さQは、
(直線OA’の長さ)=(直線OB’の長さ)=L
const=Xと置くと、式(7)により表される。
【0047】 Q=X・cosθ+Rsinθ=(X+Lst(2))・cosθ+ Rsinθ・・・・・(7)
【0048】したがって、最短チャンネル導波路4a
の曲がり部8aの曲率半径Rと、角度θが決定す
れば、式(6)、(7)から、Lst(2)とRが決
定される。
【0049】そして、長さが3番目に短いチャンネル導
波路4aから長さが最も長いチャンネル導波路4aま
で、それぞれのチャンネル導波路4aの光路長を上記と
同様にして求めていくことにより、アレイ導波路4を構
成する全てのチャンネル導波路4aの長さが決定され
る。
【0050】また、全てのチャンネル導波路4aを描く
ことができる範囲内で、最短チャンネル導波路4a
ついて決定される前記曲率半径Rと角度θの積(R
×θ)を最小とすることにより、全チャンネル導波
路4aの光路長を最小とすることができる。
【0051】本第1、第2の発明の構成を有するアレイ
導波路回折格子型光合分波器は、全てのチャンネル導波
路を描くことができる範囲内で最短チャンネル導波路の
曲がり部の曲率半径Rと角度θの積(R×θ
が最小値を含む許容範囲内の値になるように前記曲率半
径Rと角度θが設定されているものであるから、前
記の如く、全チャンネル導波路の光路長を最小値とする
又は最小値に近い値に短くできる。そのため、アレイ導
波路内を伝搬する光の位相誤差を抑制することができ、
上記プロセス誤差の影響を受け難くできるため、クロス
トークが抑制されたアレイ導波路回折格子型光合分波器
を実現することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明にお
いて、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その
重複説明は省略又は簡略化する。図2には、発明に係る
アレイ導波路回折格子型光合分波器の一実施形態例が示
されている。
【0053】本実施形態例のアレイ導波路回折格子型光
合分波器は、基板1上に、同図に示す導波路構成の導波
路形成領域10を形成してなる。この導波路構成は、少
なくとも1本の光入力導波路2、第1のスラブ導波路
3、複数のチャンネル導波路4aを並設してなるアレイ
導波路4、第2のスラブ導波路5、複数の並設された光
出力導波路6を順に接続している。
【0054】本実施形態例のアレイ導波路回折格子型光
合分波器は、100GHz間隔で光合分波を行なうアレ
イ導波路回折格子型光合分波器であり、第1、第2のス
ラブ導波路3,5の焦点距離(L)は4567μm、
チャンネル導波路4aの本数は106本、隣り合うチャ
ンネル導波路4a同士の光路長差(ΔL)は63μm、
それぞれの導波路幅および高さは5μmである。また、
隣り合うチャンネル導波路4aの配列ピッチは、図1に
おける点Aと点Bを結ぶ直線ABの長さ(前記P)が1
0μm、点A’と点B’を結ぶ直線A’B’の長さ(前
記P’)が11μmである。
【0055】本実施形態例のアレイ導波路回折格子型光
合分波器は、アレイ導波路4を構成するチャンネル導波
路4aの長さをできる限り短くしたことを特徴としてい
る。なお、この詳細は後述する。
【0056】本実施形態例のアレイ導波路回折格子型光
合分波器において、複数のチャンネル導波路4aは図2
のCに示す線に対して線対称に形成されており、それぞ
れのチャンネル導波路4aはその長さの中心位置を中心
としてほぼ対称に形成されている。
【0057】また、複数のチャンネル導波路4aのうち
長さがm番目に短いチャンネル導波路の光路長をL
長さが(m−1)番目に短いチャンネル導波路4aの光
路長をLm−1、隣り合うチャンネル導波路4a同士の
位相差をΔLとしたとき、L =Lm−1+ΔLの関係
を満たしている。
【0058】また、図1は、本実施形態例のアレイ導波
路回折格子型光合分波器におけるアレイ導波路4の構成
をわかりやすくするために、一部のチャンネル導波路4
aとその近傍領域を拡大して模式的に示している。同図
に示すように、アレイ導波路4を構成する複数のチャン
ネル導波路4aはそれぞれ、第1のスラブ導波路3側の
接続領域7(7a,7a,・・・)と第2のスラブ
導波路5側の接続領域9(9a,9a,・・・)
と、これらの接続領域に挟まれた曲がり部8(8a
8a,・・・)とを有している。
【0059】チャンネル導波路4aの第1のスラブ導波
路3側の接続領域7(7a,7a ,・・・)と第2
のスラブ導波路5側の接続領域9(9a,9a,・
・・)は互いの長さが略一致し、かつ、対応するスラブ
導波路3,5側に向かうにつれて拡幅するテーパ部11
を有している。それぞれのテーパ部11と対応する曲が
り部8(8a,8a,・・・)との間にはそれぞ
れ、直線部12が形成されている。
【0060】なお、複数のチャンネル導波路4aのうち
長さが最も短い最短チャンネル導波路4aの第1又は
第2のスラブ導波路3,5側の接続領域7a,9a
の長さをLconstとし、曲がり部8aの曲率半径
をRとし、曲がり部8aの中心角度の1/2をθ
とすると、最短チャンネル導波路4aの光路長L
前記式(1)で表される。
【0061】本実施形態例のアレイ導波路型回折格子
は、全てのチャンネル導波路4aを描くことができる範
囲内で、前記曲率半径Rと角度θの積(R×
θ)が最小値を含む許容範囲内の値(ここでは最小
値)になるように、前記曲率半径Rと角度θを設定
して形成されている。
【0062】以下、前記曲率半径Rと角度θの積
(R×θ)が最小値になるように前記曲率半径R
と角度θが設定する方法の具体例について説明する。
【0063】まず、前記曲率半径Rは、使用波長帯の
光信号が実質的に減衰しない範囲の最小の曲率半径R
min以上の値であり、曲率半径Rminはアレイ導波
路回折格子型光合分波器の比屈折率差、導波路高さ、チ
ャンネル導波路幅、使用波長帯等により決定される。
【0064】曲率半径Rminはシミュレーションや実
験などにより求めることができるものである。Rmin
は、例えば図3に示すように、曲線状の導波路に光を伝
搬させたときの挿入損失を曲率半径に対して求め、挿入
損失が急激に増加する変曲点より少し大きい値(同図の
A)を曲率半径Rminとして求めることができる。
【0065】なお、同図は、アレイ導波路回折格子型光
合分波器の比屈折率差Δを1.35%、導波路高さおよ
び幅を5.0μm、使用波長帯を波長1.55μm帯と
して、曲線状の導波路に光を伝搬させたときの挿入損失
を実験により求めたものである。同図に基づき、本実施
形態例では、曲率半径Rminを2000μmとした。
【0066】次に、前記角度θを十分大きい値、例え
ばπ/2とし、曲率半径RをR in=2000μm
とし、前記式(1)〜(7)に基づいて、全てのチャン
ネル導波路4aが描けるかどうかを調べ、描けるようで
あれば、角度θをπ/2より少し小さくし、同様にし
て、全てのチャンネル導波路4aが描けるかどうかを調
べる。
【0067】そして、角度θをより小さくし、一部の
チャンネル導波路4aが描けなくなった場合、一部のチ
ャンネル導波路4aが描けなくなる1つ前に設定した角
度θ ’を適用して、最短チャンネル導波路4aの光
路長Lを仮の値L’を、次式(8)により決定す
る。
【0068】 L’=2(Lconst+Rmin×θ’)・・・・・(8)
【0069】また、チャンネル導波路4aが描けなくな
ったときの角度θ"を用い、前記曲率半径RをR
minより少しずつ大きい値としていき、全てのチャン
ネル導波路4aが描けるかどうかを調べる。
【0070】そして、全てのチャンネル導波路4aが描
けるようになったときの曲率半径をR’とし、最短チ
ャンネル導波路4aの光路長Lの仮の値L"を、
前記式(8)とは別の次式(9)により決定する。
【0071】 L"=2(Lconst+R’×θ")・・・・・(9)
【0072】次に、上記最短チャンネル導波路4a
光路長Lの仮の値L’とL"を比較し、L’>L
"であれば、角度θをθ"より小さくし、全てのチ
ャンネル導波路4aを描けるようにできる曲率半径R
を求めていき、最短チャンネル導波路4aの光路長が最
短になるように曲率半径Rと角度θの組み合わせを
決定する。言い換えれば、曲率半径Rと角度θの積
(R×θ)が最小値となるように曲率半径Rと角
度θを決定する。
【0073】表1には、上記のようにして曲率半径R
と角度θをπで割った値θ/πの組み合わせを決定
していったシミュレーション結果が示されており、この
結果をグラフ化した図が図4である。図4の特性線aは
曲率半径Rとθ/πの関係を表し、特性線bはL
とθ/πの関係を表している。
【0074】
【表1】
【0075】表1および図4から明らかなように、シミ
ュレーション結果からは、曲率半径R=2110μ
m、角度θ=0.35πradの組み合わせのとき、
曲率半径Rと角度θの積(R×θ)が最小値と
なる(このときの光路長Lが最小値になる)ことが分
かった。
【0076】そこで、本実施形態例では、曲率半径R
=2110μmとし、角度θを0.35πradとし
て最短チャンネル導波路4aを形成し、この最短チャ
ンネル導波路4aの設計に基づき、2番目以降のチャ
ンネル導波路4aの曲率半径と中心角度を形成すること
とした。
【0077】また、本発明者は、表1に示すθ/πと
の組み合わせで、角度θを0.315〜0.51
5πradの範囲内で可変してアレイ導波路回折格子型
光合分波器を作製し、それぞれのアレイ導波路回折格子
型光合分波器のクロストークを求めた。ただし、測定上
の簡便性のため、アレイ導波路型回折格子のクロストー
クとして、ここでは隣接クロストークのみを求めた。そ
の結果、図5に示す結果が得られた。
【0078】図5の実測値から明らかなように、曲率半
径Rをシミュレーション結果のR =2110μmに
近いR=2250μm、角度θをシミュレーション
結果のθ=0.35πradに近いを0.335πr
adの組み合わせとするとクロストークを−40dB程
度に小さくすることができた。つまり、曲率半径R
角度θの積(R×θ)を最小値とすることによ
り、アレイ導波路回折格子型光合分波器のクロストーク
を最小にできることが確認できた。また、図5から明ら
かなように、角度θを約(0.315〜0.40)π
rad程度にすると、アレイ導波路回折格子型光合分波
器の上記クロストークを約−30dB以下に小さくする
ことができる。
【0079】本実施形態例によれば、上記のように、全
てのチャンネル導波路を描くことができる範囲内で最短
チャンネル導波路4aの曲がり部の曲率半径Rと角
度θ の積(R×θ)が最小値になるように前記曲
率半径Rと角度θを設定してアレイ導波路回折格子
型光合分波器を形成したので、全チャンネル導波路4a
の光路長を最小値とすることができる。
【0080】そして、このことにより、本実施形態例
は、アレイ導波路内の位相誤差を抑制することができ、
アレイ導波路回折格子型光合分波器を形成するときのプ
ロセス誤差の影響を受け難くできるため、クロストーク
が抑制されたアレイ導波路回折格子型光合分波器を実現
できた。
【0081】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば上
記実施形態例において、前記曲率半径R=2250μ
mとし、角度θを0.335πradとしたが、角度
θを約(0.315〜0.40)πradとし、表1
での対応した曲率半径Rとしてもよい。この場合で
も、図5に示したように、前記クロストークを約−30
dB以下に小さくすることができ、クロストークが抑制
されたアレイ導波路回折格子型光合分波器とすることが
できる。
【0082】このように、本発明のアレイ導波路回折格
子型光合分波器は、全てのチャンネル導波路を描くこと
ができる範囲内で前記曲率半径Rと角度θの積(R
×θ)が最小値を含む許容範囲内の値になるように
前記曲率半径Rと角度θを設定すればよく、それに
より、クロストークが抑制されたアレイ導波路回折格子
型光合分波器を実現することができる。
【0083】また、アレイ導波路回折格子型光合分波器
における各パラメータは上記実施形態例で示したパラメ
ータに限定されるものではなく、適宜設定されるもので
ある。上記実施形態例と異なるパラメータを用いた場合
には、当然、曲率半径Rおよび角度θは上記実施形
態例の値とは異なるものとなる。
【0084】さらに、上記実施形態例では、チャンネル
導波路4aの第1のスラブ導波路3側の接続領域7(7
,7a,・・・)と第2のスラブ導波路5側の接
続領域9(9a,9a,・・・)は、対応するスラ
ブ導波路3,5側に向かうにつれて拡幅するテーパ部1
1を有しており、また、テーパ部11と曲がり部8(8
a1,8a,・・・)との間には直線部12が形成さ
れていたが、例えば直線部12を省略することもでき
る。
【0085】すなわち、アレイ導波路回折格子型光合分
波器において、例えば光入力導波路2側から入射した光
を、第1のスラブ導波路3を介してアレイ導波路4に入
射させ、アレイ導波路4を伝搬させる場合、隣り合うチ
ャンネル導波路4aを伝搬するそれぞれの伝搬光が重な
らないように、隣り合うチャンネル導波路4aにおける
接続領域7(7a,7a,・・・)の出射端ピッチ
が決定される。したがって、第1のスラブ導波路3側の
テーパ部11の狭幅端におけるピッチがこの条件を満た
す値となるようにアレイ導波路回折格子型光合分波器を
形成できれば、第1のスラブ導波路3側の直線部12を
省略することができる。
【0086】また、同様に、アレイ導波路回折格子型光
合分波器において、例えば光出力導波路6側から入射し
た光を、第2のスラブ導波路5を介してアレイ導波路4
に入射させ、アレイ導波路4を伝搬させる場合、隣り合
うチャンネル導波路4aを伝搬するそれぞれの伝搬光が
重ならないように、隣り合うチャンネル導波路4aにお
ける接続領域9(9a,9a,・・・)の出射端ピ
ッチが決定される。したがって、第2のスラブ導波路5
側のテーパ部11の狭幅端におけるピッチがこの条件を
満たす値となるようにアレイ導波路回折格子型光合分波
器を形成できれば、第2のスラブ導波路5側の直線部1
2を省略することができる。
【0087】また、テーパ部11をテーパ部としないで
直線状の導波路とすることもできる。ただし、テーパ部
11を形成することにより、第1、第2のスラブ導波路
3,5とチャンネル導波路4aとの結合を効率的に行な
うことができ、損失が小さいアレイ導波路回折格子型光
合分波器を形成することができる。
【0088】さらに、上記実施形態例では、それぞれの
チャンネル導波路4aはその長さの中心位置を中心とし
てほぼ対称に形成されていたが、それぞれのチャンネル
導波路4aはその長さの中心位置を中心として左右非対
称に形成されていてもよい。
【0089】この場合、それぞれの曲がり部の左半分を
第1曲がり部、右半分を第2曲がり部とし、最短チャン
ネル導波路の第1曲がり部の曲率半径をR1L、第2曲
がり部の曲率半径をR1Rとし、前記最短チャンネル導
波路の第1曲がり部の中心角度をθ1L、第2曲がり部
の中心角度をθ1Rとしたとき、全てのチャンネル導波
路を描くことができる範囲内で前記曲率半径R1L、と
角度θ1Lの積(R ×θ1L)および曲率半径R
1Rと角度θ1Rの積(R1R×θ1R)とがそれぞれ
最小値を含む許容範囲内の値になるように前記曲率半径
1L、R1R、角度θ1L、θ1Rを設定する。
【0090】また、このように、チャンネル導波路4a
が左右非対称の場合、最短チャンネル導波路の第1のス
ラブ導波路側の接続領域の長さをLconst(L)
し、第2のスラブ導波路側の接続領域の長さをL
const(R)としたとき、前記最短チャンネル導波
路の光路長Lを、(Lconst(L)+L
const( R)+R1L×θ1L+R1R×θ1R
を含む許容範囲内の値とする。
【0091】上記のように、チャンネル導波路4aの曲
がり部の曲率半径R1L、R1R、角度θ1L
θ1R、最短チャンネル導波路の光路長Lを設定する
ことにより、チャンネル導波路4aが左右非対称のアレ
イ導波路回折格子型光合分波器においても、上記実施形
態例と同様の効果を奏することができる。
【0092】さらに、本発明のアレイ導波路回折格子型
光合分波器は、例えば図6に示すように、それぞれのチ
ャンネル導波路4aにおける曲がり部8(8a,8a
,・・・)の中央部に直線部15を形成してもよい。
同図に示すように、曲がり部8(8a,8a,・・
・)の中央部に直線部15を設けると、それぞれのチャ
ンネル導波路4aの中央部を横切る1/2波長板を挿入
するための溝を導波路の光軸と垂直に形成できる。
【0093】なお、直線部15の寸法は特に限定される
ものではないが、例えば上記1/2波長板挿入用の溝を
設ける場合に、その溝の溝幅を例えば20μm〜30μ
m程度として、直線部15の長さLを500μm〜1
000μmにするとよい。また、同図において、直線部
15は、その中心線Cに対して線対称(同図におけるC
−CとC−Cが同じ態様)に設けられている。
【0094】上記直線部15を設けて、1/2波長板挿
入用の溝を形成し、この溝に1/2波長板を設けると、
導波路の光軸に対して垂直に挿入することができ、1/
2波長板の機能である偏波面の回転を制御よく行え、ひ
いては、アレイ導波路回折格子型光合分波器の偏波特性
を良好に発揮させることができる。
【0095】また、図6に示すアレイ導波路回折格子型
光合分波器は、それぞれのチャンネル導波路4aがその
長さの中心位置を中心としてほぼ対称に形成されている
アレイ導波路回折格子型光合分波器の曲がり部8(8a
,8a,・・・)の中央部に直線部15を形成した
ものであるが、前記のようにチャンネル導波路4aが左
右非対称の場合に、その中央部に直線部15を形成して
もよい。この場合も、上記と同様の効果を奏することが
できる。なお、同図では、曲がり部8を8a ,8a
2L,8a1R,8a2Rとして示している。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、全てのチャンネル導波
路を描くことができる範囲内で最短チャンネル導波路の
曲がり部の曲率半径や中心角を適切な値に設定すること
により、全チャンネル導波路の光路長を最小値とする又
は最小値に近い値に短くできるので、アレイ導波路内の
位相誤差を抑制することができ、上記プロセス誤差の影
響を受け難くできるため、クロストークが抑制されたア
レイ導波路回折格子型光合分波器を実現することができ
る。
【0097】また、本発明において、最短チャンネル導
波路の第1、第2のスラブ導波路側の接続領域の長さ、
最短チャンネル導波路の曲がり部の曲率半径や中心角を
設定した構成によれば、アレイ導波路回折格子型光合分
波器の設計を容易に行なうことができ、かつ、上記優れ
た効果を奏するアレイ導波路回折格子型光合分波器を実
現することができる。
【0098】さらに、本発明において、それぞれのチャ
ンネル導波路の曲がり部中央部に直線部が形成されてい
る構成によれば、チャンネル導波路の中央部に1/2波
長板挿入用の溝等を正確に形成でき、また、その溝に1
/2波長板を挿入することにより、その機能を良好に発
揮させることができる。
【0099】さらに、本発明において、チャンネル導波
路の第1のスラブ導波路側の接続領域と第2のスラブ導
波路側の接続領域の少なくとも一方は、対応するスラブ
導波路側に向かうにつれて拡幅するテーパ部を有してい
る構成によれば、テーパ部が形成されている側のスラブ
導波路とチャンネル導波路との結合を効率的に行なうこ
とができ、損失の小さいアレイ導波路回折格子型光合分
波器を実現することができる。
【0100】さらに、本発明において、チャンネル導波
路の第1のスラブ導波路側の接続領域と第2のスラブ導
波路側の接続領域の少なくとも一方には、テーパ部と曲
がり部との間に直線部が形成されている構成によれば、
直線部を設けることにより、確実に、隣り合うチャンネ
ル導波路を伝搬する伝搬光が重ならないようにすること
ができ、良好に動作可能なアレイ導波路回折格子型光合
分波器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアレイ導波路回折格子型光合分波
器の一実施形態例における一部のチャンネル導波路とそ
の周辺領域を拡大して示す模式図である。
【図2】上記実施形態例のアレイ導波路回折格子型光合
分波器の構成を示す説明図である。
【図3】光導波路の曲がり部の曲率半径と挿入損失との
関係を示すグラフである。
【図4】アレイ導波路回折格子型光合分波器の最短チャ
ンネル導波路の曲がり部の曲率半径と中心角の1/2の
値を変えたときに、全てのチャンネル導波路を描くこと
ができる組み合わせと最短チャンネル導波路の長さを示
すグラフである。
【図5】アレイ導波路回折格子型光合分波器の最短チャ
ンネル導波路の曲がり部の曲率半径を一定にして中心角
の1/2の値を変えたときの損失特性を示すグラフであ
る。
【図6】チャンネル導波路の中央部に直線部を有する構
成のアレイ導波路回折格子型光合分波器をチャンネル導
波路とその周辺領域により説明する説明図である。
【図7】従来のアレイ導波路回折格子型光合分波器の構
成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 基板 2 光入力導波路 3 第1のスラブ導波路 4 アレイ導波路 4a チャンネル導波路 4a 最短チャンネル導波路 5 第2のスラブ導波路 6 光出力導波路 7(7a,7a,・・・)、9(9a,9a
・・・) 接続領域 8(8a,8a,・・・) 曲がり部 11 テーパ部 12,15 直線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏原 一久 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA03 KA12 LA19 TA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本の光入力導波路と、該光
    入力導波路の出力側に接続された第1のスラブ導波路
    と、該第1のスラブ導波路の出力側に接続されたアレイ
    導波路と、該アレイ導波路の出力側に接続された第2の
    スラブ導波路と、該第2のスラブ導波路の出力側に接続
    された複数の並設された光出力導波路とを有して、前記
    アレイ導波路は前記第1のスラブ導波路から導出された
    光を伝搬する互いの長さが設定量異なる複数のチャンネ
    ル導波路が並設されて成るアレイ導波路回折格子型光合
    分波器において、前記複数のチャンネル導波路はそれぞ
    れ前記第1のスラブ導波路側の接続領域と前記第2のス
    ラブ導波路側の接続領域と、これらの接続領域に挟まれ
    た曲がり部とを有し、前記複数のチャンネル導波路のう
    ち長さが最も短い最短チャンネル導波路の曲がり部の曲
    率半径をRとし、前記最短チャンネル導波路の曲がり
    部の中心角度の1/2をθとしたとき、全てのチャン
    ネル導波路を描くことができる範囲内で前記曲率半径R
    と角度θの積(R×θ)が最小値を含む許容範
    囲内の値になるように前記曲率半径R と角度θが設
    定されていることを特徴とするアレイ導波路回折格子型
    光合分波器。
  2. 【請求項2】 それぞれのチャンネル導波路はその長さ
    の中心位置を中心としてほぼ対称に形成されており、最
    短チャンネル導波路の第1又は第2のスラブ導波路側の
    接続領域の長さをLconstとしたとき、前記最短チ
    ャンネル導波路の光路長Lを、(Lconst+R
    ×θ)の2倍を含む許容範囲内の値としたことを特徴
    とする請求項1記載のアレイ導波路回折格子型光合分波
    器。
  3. 【請求項3】 少なくとも1本の光入力導波路と、該光
    入力導波路の出力側に接続された第1のスラブ導波路
    と、該第1のスラブ導波路の出力側に接続されたアレイ
    導波路と、該アレイ導波路の出力側に接続された第2の
    スラブ導波路と、該第2のスラブ導波路の出力側に接続
    された複数の並設された光出力導波路とを有して、前記
    アレイ導波路は前記第1のスラブ導波路から導出された
    光を伝搬する互いの長さが設定量異なる複数のチャンネ
    ル導波路が並設されて成るアレイ導波路回折格子型光合
    分波器において、前記複数のチャンネル導波路はそれぞ
    れ前記第1のスラブ導波路側の接続領域と前記第2のス
    ラブ導波路側の接続領域と、これらの接続領域に挟まれ
    た曲がり部とを有し、それぞれの曲がり部はその長さの
    中心位置を中心として左右非対称に形成されていてその
    左半分が第1曲がり部、右半分が第2曲がり部と成して
    おり、最短チャンネル導波路の第1曲がり部の曲率半径
    をR1L、第2曲がり部の曲率半径をR1Rとし、前記
    最短チャンネル導波路の第1曲がり部の中心角度をθ
    1L、第2曲がり部の中心角度をθ1Rとしたとき、全
    てのチャンネル導波路を描くことができる範囲内で前記
    曲率半径R1L、と角度θ1Lの積(R1L×θ1L
    および曲率半径R1Rと角度θ の積(R1R×θ
    1R)とがそれぞれ最小値を含む許容範囲内の値になる
    ように前記曲率半径R1L、R1R、角度θ1L、θ
    1Rが設定されていることを特徴とするアレイ導波路回
    折格子型光合分波器。
  4. 【請求項4】 最短チャンネル導波路の第1のスラブ導
    波路側の接続領域の長さをLconst(L)とし、第
    2のスラブ導波路側の接続領域の長さをL
    onst(R)としたとき、前記最短チャンネル導波路
    の光路長Lを、(L onst(L)+L
    const(R)+R1L×θ1L+R1R×θ1R
    を含む許容範囲内の値としたことを特徴とする請求項3
    記載のアレイ導波路回折格子型光合分波器。
  5. 【請求項5】 それぞれのチャンネル導波路の曲がり部
    中央部に直線部が形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれか一つに記載のアレイ導波路
    型回折格子。
  6. 【請求項6】 チャンネル導波路の第1のスラブ導波路
    側の接続領域と第2のスラブ導波路側の接続領域の少な
    くとも一方は、対応するスラブ導波路側に向かうにつれ
    て拡幅するテーパ部を有していることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のアレイ導波路
    回折格子型光合分波器。
  7. 【請求項7】 チャンネル導波路の第1のスラブ導波路
    側の接続領域と第2のスラブ導波路側の接続領域の少な
    くとも一方には、テーパ部と曲がり部との間に直線部が
    形成されていることを特徴とする請求項6記載のアレイ
    導波路回折格子型光合分波器。
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