JP2010226587A - 光信号検出装置および光信号検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 雑音の含まれた信号から真の信号強度を検出できる光信号検出装置及びおよび光信号検出方法を提供する。
【解決手段】 本発明の光信号検出装置は、各々に同一の光信号が入力され、互いに異なる特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一である少なくとも2つのフィルタと、前記フィルタ各々の出力光強度を検出する検出器と、前記検出器で検出した出力光強度から、前記光信号の信号成分に対する信号強度を算出する演算回路とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光信号検出装置および光信号検出方法に関する。
光チャネルモニタ(OCM、Optical Channel Monitor)には大きく分けて、モノクロメータ方式と、ポリクロメータ方式とが存在する。
モノクロメータ方式は、内部に具備したグレーティング(回折格子)を回転させることにより波長掃引する。その際、光をフォトディテクタで受ける。これにより、モノクロメータ方式は、入射光の各波長における光レベルをモニタできる。なお、フォトディテクタ(光検出器)は、センサであるフォトダイオードを備えている。
このモノクロメータ方式は、その構造上、光フィルタの経時変化を補正し、波長精度を確保するために外部に基準光源を必要とする。更に、このモノクロメータ方式は、波長掃引を行うために時間が必要なため、データ収集に時間がかかる欠点がある。
一方、ポリクロメータ方式は、回折格子などの波長分波器の分波側に複数のフォトディテクタを配置し、各ディテクタで光を検知する。これにより、ポリクロメータ方式は、入射光の各波長における光レベルをモニタできる。
このポリクロメータ方式は、複数のフォトディテクタで同時にデータ収集を行うため、高速である。その半面、ポリクロメータ方式は、ASE(Amplified Spontaneous Emission、自然放出光)成分と光信号成分を識別するために、分解能を上げる必要がある。これにより、ポリクロメータ方式は、分解能を上げるためフォトディテクタの数量が検出すべきチャネル数より多くなる。その結果、ポリクロメータ方式は、部品コストが上昇する問題があった。
ポリクロメータ方式のOCMの例は、特開2008−219616号公報(特許文献1)に記載のものがある。この特許文献1の図6に示されたOCMは、光スイッチ30と、AWG(Arrayed Waveguide Grating)20と、8チャンネルのPD(Photo Diode)アレイ54を内蔵したPDアレイモジュール50とを備える。
特開2008−219616号公報
前記特許文献1に記載のOCMは、そのPDアレイモジュール50で、各波長の光パワーそのものを検出している。光パワーそのものは、上記のASE成分である雑音を含んだものである。このため、雑音と同程度の強度の信号については、雑音と区別できない恐れがある。このため、前記特許文献1に記載のOCMでは、誤検出する恐れがある。
本発明の目的は、上記課題を解決し、雑音の含まれた信号から真の信号強度を検出できる光信号検出装置及びおよび光信号検出方法を提供する。
本発明は上記課題を解決するためのものであって、本発明の光信号検出装置は、
各々に同一の光信号が入力され、互いに異なる特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一である少なくとも2つのフィルタと、
前記フィルタ各々の出力光強度を検出する検出器と、
前記検出器で検出した出力光強度から、前記光信号の信号成分に対する信号強度を算出する演算回路と
を備える。
また、本発明の光信号検出装置は、
入力した光信号の経路を2経路のうち何れかに切り替える光スイッチと、
前記2経路に接続されるそれぞれの入射導波路、及び、この入射導波路からの入射位置又は入射角度が異なるように接続されたスラブ導波路を有し、前記経路より入力した光信号から波長分離を行うアレイ導波路回折格子と、
このアレイ導波路回折格子からの光信号を電気信号に変換する検出器と、
光信号が一方の前記入射導波路を通過して前記検出器で変換された電気信号と、同一の前記光信号が他方の前記入射導波路を通過して前記検出器で変換された電気信号とから、信号強度を算出する演算回路と
を備える。
また、本発明の光信号検出方法は、
特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた光信号の強度を検出する第一検出ステップと、
前記フィルタの特定の波長と異なる特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた前記光信号の強度を検出する第二検出ステップと、
前記第一検出ステップ及び前記第二検出ステップで検出された出力光強度から、信号強度を算出する演算ステップと
を備えることを特徴とする光信号検出方法。
また、本発明の光信号検出方法は、
2つの経路のうち一方の経路に切り替える経路切替ステップと、
前記2経路に接続され、この経路からの入射位置又は入射角度が異なるように設定されたスラブ導波路により、前記経路より入力した光信号から波長分離を行う波長分離ステップと、
この波長分離ステップで波長分離された光信号を電気信号に変換する変換ステップと、
一方の前記経路を通過して前記変換ステップで変換された電気信号と、他方の前記経路を通過して前記変換ステップで変換された電気信号とから、信号強度を算出する演算ステップと
を備える。
このような本発明によれば、信号強度を算出しているので、検出した出力光強度から雑音を取り除いた真の信号強度が得られる。
第1実施形態の光信号検出装置の概略を示す説明図である。 第2実施形態の光信号検出装置の概略を示す説明図である。 第3実施形態の光信号検出方法を示す説明図である。 第4実施形態の光信号検出方法を示す説明図である。 第5実施形態の光信号検出装置を示す構成図である。 同光信号検出装置のAWGを示す回路構成図である。 WDMシステムにおける伝送路を示す構成図である。 増幅器に光信号を入射したときにおける光入出力信号の特性を示す説明図である。 第1ポートを選択したときのAWG透過特性の一例を示す説明図である。 第2ポートを選択したときのAWG透過特性の一例を示す説明図である。 本実施形態におけるAWG透過特性と光信号の一例を示す説明図である。 第1ポートを選択したときの本実施形態におけるAWG透過特性と光信号の一例である。 第2ポートを選択したときの本実施形態におけるAWG透過特性と光信号の一例である。
本発明の第1実施形態について、図1に基づき説明する。
図1は、第1実施形態の光信号検出装置の概略を示す説明図である。
図1に示す光信号検出装置100は、フィルタ101と、フィルタ102と、検出器103と、検出器104と、演算回路105とを備える。
フィルタ101、102には同一の光信号が入力される。フィルタ101は、特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一である光フィルタである。また、フィルタ102は、フィルタ101と異なる特定波長の透過ピークを有すると共に、フィルタ101と同様に、通過した雑音強度が同一である光フィルタである。
検出器103、104は、フィルタ101、102各々の出力光強度を検出する。これら検出器103、104は、例えば、光信号の強度を電気信号に変換して検出するPD(Photo diode)を使用することができる。
演算回路105は、これら検出器103、104で検出した出力光強度(光信号の強度)から、信号光の信号成分に対する信号強度を演算により算出する。検出器103、104で検出した出力光強度は、信号成分と雑音とを含んだものであるが、雑音成分は一定である。このため、一例として、信号光強度の差分をとる演算を行うことにより、雑音を取り除いた信号成分に対する信号強度を算出することができる。
このように、この光信号検出装置100によれば、信号強度を算出しているので、検出した出力光強度から雑音を取り除いた真の信号強度が得られる。このため、光信号の信号成分が雑音と同程度の強度であっても、この光信号検出装置100によれば、光信号を誤検出しにくくすることができる。
なお、複数の波長の信号強度を検出する場合には、更に、ユニット106と同様のユニット106A、・・・を複数配置して、複数の波長の信号強度を算出する。図示していないが、ユニット106Aには、2つのフィルタ、2つの検出器を備える。但し、このユニット106Aのフィルタは、フィルタ101、102と異なる特定波長で透過ピークを有する光フィルタである。
次に、本発明の第2実施形態について、図2に基づき説明する。
図1は、第2実施形態の光信号検出装置の概略を示す説明図である。
図1に示す光信号検出装置150は、光スイッチ151と、AWG152、検出器153と、演算回路154とを備える。上記のAWGは、アレイ導波路回折格子(Arrayed Waveguide Grating)である。
光スイッチ151は、入力した光信号の入力経路160を2経路の出力経路(出力経路161、162)のうち何れかに切り替える。
AWG152は、光スイッチ151からの光信号を入力する2つの入力経路である入射導波路163、164や、入射側のスラブ導波路172を備える。この入射導波路163、164は、出力経路161、162に接続されている。
スラブ導波路172は、入射導波路163、164からの入射位置が異なるように、入射導波路163、164が接続されている。なお、入射位置が異なるように接続することに代えて、入射角度が異なるように接続することもできる。入射側のスラブ導波路172に対し、入射位置や入射角度を設定することにより、スラブ導波路172における回折が異なってくることは公知であるため詳細な説明は省略する。スラブ導波路172における回折が異なってくるため、AWG152における透過特性や透過スペクトルが異なってくる。
検出器153は、AWG152からの信号を入力する。この検出器153は、例えば、PD(Photo Diode)アレイを使用することができる。
演算回路154は、検出器153からの信号に基づき、光スイッチ151からの光信号の強度を算出する。この具体的な算出は、一方の電気信号と他方の電気信号とから、信号成分に対する信号強度を求める演算による算出である。この一方の電気信号は、光信号を一方の入射導波路163を通過させた後に検出器153で変換された電気信号である。また、他方の電気信号は、同一の光信号を他方の入射導波路164を通過させた後に検出器153で変換された電気信号である。
このように構成された光信号検出装置150においては、最初に、光スイッチ151は、入力した光信号の経路を、例えば、出力経路161に切り替える。次に、AWG152は、光スイッチ151の1つの出力経路161からの光信号を入力し、入力した光信号から波長分離を行う。検出器153は、AWG152から入力した光信号を電気信号(一方の電気信号)に変換し、後段の演算回路154に出力する。
次に、光スイッチ151は、入力した同一の光信号の経路を、出力経路162に切り替える。次に、AWG152は、光スイッチ151の1つの出力経路162からの光信号を入力し、入力した光信号から波長分離を行う。検出器153は、AWG152から入力した光信号を電気信号(他方の電気信号)に変換し、後段の演算回路154に出力する。
演算回路154は、一方の電気信号と他方の電気信号とから、信号強度を算出する。算出の具体例としては、検出器で検出した光信号の複数の強度の差分をとることによる算出、あるいは、光信号の信号成分に対する信号強度を変数とした連立方程式を解くことによる算出(後述の第5実施形態参照)が挙げられる。
このように、この実施形態によれば、信号強度を算出しているので、光信号において雑音を取り除いた真の信号強度が得られる。
次に、本発明の第3実施形態について、図3に基づき説明する。
図3は、第3実施形態の光信号検出方法を示す説明図である。
この光信号検出方法200は、第一検出ステップ201と、第二検出ステップ202と、演算ステップ203とを備える。
第一検出ステップ201は、特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた光信号の強度を検出するステップである。
第二検出ステップ202は、前記フィルタの特定の波長と異なる特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた前記光信号の強度を検出するステップである。
演算ステップ203は、第一検出ステップ201及び第二検出ステップ202で検出された出力光強度から、信号強度を算出するステップである。
このようなステップを備える光信号検出方法200では、最初に、第一検出ステップ201で、特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた光信号の強度を検出する。
次に、第二検出ステップ202で、前記フィルタの特定の波長と異なる特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた前記光信号の強度を検出する。
そして、演算ステップ203は、第一検出ステップ201及び第二検出ステップ202で検出された光信号の強度から、信号強度を算出する。この算出は、例えば、第1実施形態、第2実施形態同様、差分をとることによる算出や、連立方程式を解くことによる算出(後述の第5実施形態参照)である。
このように、この光信号検出方法200によれば、信号成分に対する信号強度を演算により算出しているので、光信号において雑音を取り除いた真の信号強度が得られる。
次に、本発明の第4実施形態について、図4に基づき説明する。
図2は、本発明の第4実施形態の光信号検出方法を示す説明図である。
この光信号検出方法250は、経路切替ステップ251と、波長分離ステップ252と、変換ステップ253と、演算ステップ254とを備える。
経路切替ステップ251は、光信号の2つの経路のうち一方の経路に切り替える。上記の光信号310は、例えば、波長分割多重(WDM、Wavelength Division Multiplexing)信号である。
波長分離ステップ252は、前述の2経路に接続され、この経路からの入射位置が異なるように設定されたスラブ導波路により、前述の経路より入力した光信号から波長分離を行う。なお、スラブ導波路に対し、入射角度が異なるように設定することもできる。
変換ステップ253は、この波長分離ステップ252で波長分離された光信号を電気信号に変換する。演算ステップ254は、一方の電気信号と他方の電気信号とから信号強度を演算により算出する。この一方の電気信号は、光信号が一方の経路を通過して波長分離ステップ252で波長分離され、更に変換ステップ253で変換された電気信号である。他方の電気信号とは、同一の光信号が他方の経路を通過して波長分離ステップ252で波長分離され、更に変換ステップ253で変換された電気信号である。なお、算出は、第3実施形態同様、差分をとることによる算出や、連立方程式を解くことによる算出である。
このようなステップを備える光信号検出方法250では、最初に、経路切替ステップ251により、光信号の経路が、一方の経路に切り替えられる。次に、波長分離ステップ252により、前述の一方の経路からの光信号は、スラブ導波路の回折現象を利用して波長分離が行われる。そして、変換ステップ253により、波長分離された光信号が電気信号(一方の電気信号)に変換される。
次に、経路切替ステップ251により、光信号の経路が、他方の経路に切り替えられる。そして、波長分離ステップ252により、前述の他方の経路からの光信号は、スラブ導波路の回折現象を利用して波長分離が行われる。このとき、スラブ導波路は、光信号の入射位置が異なるように設定されているため、一方の経路を通る光信号とは異なる回折となる。このため、透過特性が異なり、透過スペクトルがシフトする。そして、変換ステップ253により、波長分離された光信号が電気信号(他方の電気信号)に変換される。
最後に、演算ステップ254により、一方の電気信号と他方の電気信号とから、信号強度が算出される。これにより、出力光強度から、雑音を取り除いた真の信号強度を得ることができる。
次に、本発明の第5実施形態について、図5乃至図11Bに基づき説明する。
図5は、第5実施形態の光信号検出装置を示す構成図である。図6は、同光信号検出装置のAWGを示す回路構成図である。図7は、WDMシステムにおける伝送路を示す構成図である。図8は、増幅器に光信号を入射したときにおける光入出力信号の特性を示す説明図である。図9Aは、第1ポートを選択したときのAWG透過特性の一例を示す説明図である。図9Bは、第2ポートを選択したときのAWG透過特性の一例を示す説明図である。図10は、AWG透過特性と光信号の一例を示す説明図である。図11Aは、第1ポートを選択したときの本実施形態におけるAWG透過特性と光信号の一例である。図11Bは、第2ポートを選択したときの本実施形態におけるAWG透過特性と光信号の一例である。
光スイッチ301は、1×2光スイッチと呼ばれるスイッチを使用している。この光スイッチ301は、ひとつの入力経路330と2つの出力経路331、332とを備え、出力の経路を出力経路331、332のいずれかに切り替える。この光スイッチ301は、AWG302の前段に配置される。これにより、光スイッチ301は、伝送装置のモニタ出力(図示せず)から取り出した光信号310をAWG302の各ポートへ切り替えて出力する機能を持つ。なお、上記の光信号310は、波長分割多重(WDM)信号である。
この光スイッチ301は、例えば、PLC型、光ファイバ型、バブル型、MEMS型等の光スイッチを使用することができる。上記のPLCは、平面光導波路回路(Planar Lightwave Circuit)である。また、上記のMEMSは、微小電気機械システム(Micro Electro Mechanical Systems)である。更に、光スイッチ301は、これらの形態のスイッチに限定されず、これ以外の形態のものを使用することもできる。
また、出力経路331には光信号311が、出力経路332には光信号312が流れる。これら光信号311、312は、光信号310と同様に、波長分割多重信号である。
光スイッチ301の切り替えは、PDアレイ303からの信号を演算回路304が入力した時から10ms後に設定されている。この時間があれば、光信号の強度検出が可能である。更に、異なる光信号を入力し、PDアレイ303からの信号を演算回路304が入力した場合、この入力した時から、10ms後に、光スイッチ301の切り替えを行って、光信号を検出するとよい。
PDアレイ303は、AWG302からの光信号(光信号313、314等)を電気信号に変換する検出器である。このため、このPDアレイ303は、複数のPD(Photo Diode)を備える。
演算回路304は、PDアレイ303の後段に配置されている。演算回路304は、このPDアレイ303の出力信号に基づき、光スイッチ301からの光信号において、信号強度を算出する。
図6に示すAWG302は、入射導波路320、321の入力ポートとして第1ポート320A、第2ポート321Aを備える。更に、このAWG302は、入射側スラブ導波路322、アレイ導波路323、出射側スラブ導波路324、検出すべき波長数分の出射導波路325を備える。なお、16波長の光伝送路(チャンネル)を想定する場合は、図6に示したように、そのアレイ導波路323は、16本である。しかし、40波長の光伝送路を想定する場合は、アレイ導波路323は、40本となる。また、アレイ導波路323と出射導波路325とは同数となる。
入射導波路320に、複数の波長が合波された光多重信号が入射されると、入射側スラブ導波路322で回折により広がり、アレイ導波路323に入射される。アレイ導波路323は複数の導波路で構成され、隣接する導波路はある一定の光路差をもって配列されている。このため、アレイ導波路323の出力端では、光信号に位相差が付けられる。アレイ導波路323を通過した光信号は、出射側スラブ導波路324に伝搬され、回折により広がる。光信号は互いに干渉し、波面の揃う方向にのみ強めあう。出射側スラブ導波路324の出射部の各位置に出射導波路325を設置することにより、異なる波長の光信号を取り出せる。
入射導波路320の入射側スラブ導波路322との接続位置と、入射導波路321の入射側スラブ導波路322との接続位置とは、異なる位置に設定されている。これに替えて、入射導波路320からの光信号の入射角度と、入射導波路321からの光信号の入射角度とが異なるように設定することもできる。これにより、入射側スラブ導波路322では異なる回折となり、その結果、AWG302の透過特性や、透過スペクトルが異なることになる。これにより、第1ポート320Aから入射し出射導波路325から出射される光信号の透過スペクトルの中心波長に比べ、第2ポート321Aに入射し出射導波路325から出射される光信号の透過スペクトルの中心波長は、シフトする。
その結果、第1ポート320Aと第2ポート321Aとのそれぞれから同一の白色光を入射した場合において、出射導波路325からの透過スペクトルの中心波長は異なる。
PDアレイ303は、検出すべき波長数分のフォトダイオード(PD)を配列している。AWG302により分波された光信号がPDアレイ303に照射することにより、分波された波長毎の受光量をPDアレイ303で検出することができる。
PDアレイ303の構成は、多チャンネルのPDアレイに限定されるものではない。例えば、40波伝送モデルの場合、単チャンネルのPDを40個用いても良い。
演算回路304は、PDアレイ303から出力されるフォト電流を電圧に変換した後、AD(アナログ−デジタル)変換を行う。更に、演算回路304は、所定の演算処理を施して、PDアレイ303が受光した光から、信号成分とノイズ成分を分離し、信号成分を結果として出力する。演算回路304のノイズ成分の分離は、ノイズ成分を削除する演算によって算出される。また、この算出は、例えば、後述するように、連立方程式を解く算出である。
次に、本実施形態の光信号検出装置300の光信号の強度算出方法についての詳細を、図7、図8、図9A、図9Bを用いて説明する。
図7に示すとおり、複数の異なる波長を1つに束ねた波長分割多重信号(光信号400)は、WDMシステムにおける光ファイバ伝送路410によって、伝送される。図8に示すように、入力光信号は、光増幅器305内部や光増幅器305Aで増幅されるが、増幅器の特性により、出力光信号は、自然放出光雑音(以下、ASE雑音と記載する。)が付加される。本実施形態では、ASE雑音パワーをPASEと記載する。
光ファイバ伝送路410を通り、ASE雑音が付加された光信号401(波長分割多重信号)は、伝送路のモニタ出力用に、光カプラ306で2分岐される。分岐された一方の光信号を、光スイッチ301に入力する。光スイッチ301は、その切り替えによって、出力経路331、332のうち、ひとつの経路に切り替える。
最初に、光スイッチ301の切り替えによって、AWG302の第1ポート320Aに出力されるように出力経路が切り替えられたとする。この第1ポート320Aが選択されたときの光信号311に対するPDの受光パワーを、この説明ではP(m)と記載する。
次に、光スイッチ301を切り替え、AWG302の第2ポート321Aに出力されるように出力経路が切り替えられたとする。この第2ポート321Aが選択されたときの光信号312に対するPDの受光パワーを、この説明ではP’(m)と記載する。ここで、mは各AWG302の出射導波路325に対応して設置されているPDの番号である。
先に説明した通り、第1ポート320Aが選択された時と、第2ポート321Aが選択されたときの同一PDにおけるAWG302出力スペクトルの波形は、図9Aや図9Bに示す通り異なる。
図9Aに示すように、第1ポート320A選択時に監視すべき光信号の透過特性が最大になる。光信号の波長とAWG302の透過スペクトルの中心波長が一致するように透過特性を設定し、かつ第2ポート321A選択時には、透過スペクトルの中心波長が約20GHzシフトするように透過特性を設定した場合、第1ポート320A選択時と、第2ポート321A選択時でのPDへの出力は異なる。これは、第1ポート320Aに入射し出射導波路325から出射される光信号の透過特性と、第2ポート321Aに入射し出射導波路325から出射される光信号の透過特性とが異なるためである。一方、ASE雑音は、図9Aや図9Bに示す通り、AWG302の通過帯域内での波長依存性はほとんどないため、選択ポートによる検出パワーの変化は無い。これを式で表すと次の式(1)、式(2)のようになる。

P(m)=Psig(m)+PASE(m)・・・式(1)
P’(m)=Psig’(m)+PASE(m)・・・式(2)

ここで、Psig(m)、Psig’(m)は、P(m)、P’(m)の光信号成分に対するパワー強度、PASE(m)は、ASE雑音成分に対するパワー強度である。なお、この説明では、光信号の波長は1波のみであることを前提としている。
AWG出力スペクトルの中心波長ずれ量は、(λ’m-λm)となり、この中心波長のずれ分だけ、信号パワーに影響を与えることになる。このため、Psig(m)とPsig’(m)との関係は、Psig(m):Psig’(m)=1:α(λ’m−λm)となる。この関係から、Psig(m)とPsig’(m)の間には、次の式(3)の関係が成り立つ。

Psig’(m)=α(λ’m−λm)×Psig(m)・・・式(3)

ここで、α(λ)は、AWG302の透過スペクトル関数で、特に、パラメータであるλを、中心波長からのずれ量となるようにシフトした関数である。このため、パラメータであるλは、中心波長からのずれ量となる。λmは第1ポート320A選択時におけるAWG302を通過する光信号の中心波長、λ’mは、第2ポート321A選択時におけるAWG302を通過する光信号の中心波長を表す。よって、設計で決めた第1ポート320A、第2ポート321A間の中心波長シフト量は(λ’m−λm)となる。
式(1)、(2)、(3)より、次の式(4)が算出される。具体的には、最初に、式(1)の左辺から式(2)の左辺を引き、式(1)の右辺から式(2)の右辺を引く。次に、右辺のPsig’(m)の項に、式(3)を代入することにより、次の式(4)が算出される。

P(m)−P’(m)=(1−α(λ’m−λm))×Psig(m)・・・式(4)

上記の式(4)から、Psig(m)を求めると、次の式(5)が算出される。

Psig(m)=(P(m)−P’(m))/(1−α(λ’m−λm))・・・式(5)

上記の式(5)のように、ASE雑音のパワー強度PASE(m)を除いた信号成分のみを算出することができる。
次に、図10、図11A、図11Bのように、複数波長の光信号310(波長分割多重信号)が入力された時、光信号311、312のPDの受光パワー出力であるP(m)、P’(m)は、次の式(6)、式(7)で表される。
本実施形態では、AWG302の透過特性を考慮し、該当波長(λm)から2波長(λm+2、λm-2)以上離れた光信号について、影響は微弱であるので考慮しないものとした。しかし、AWG302の透過帯域幅が広いものを利用した時や信号間隔が狭くなった時では考慮する必要が生ずる。このため、本実施形態と異なる光検出装置では、2波長以上離れた光信号を考慮することがある。
また、先に示したようにASE雑音は、AWG302の通過帯域内での波長依存性はほとんど無く、選択ポート(第1ポート320A、第2ポート321A)による検出パワーの変化は無いので、PASEは一定であるものとする。これらから、次の式(6)、式(7)が成り立つ。

P(m)=Psig(m)+Psig’(m-1)+Psig’(m+1)+PASE(m)・・・式(6)
P’(m)=Psig’(m)+Psig’’(m-1)+Psig’’(m+1)+PASE(m)・・・式(7)

そして、Psig’(m-1)、Psig’(m+1)、Psig(m-1)、Psig(m+1)との間には、次の式(8)〜式(9)の関係がある。また、Psig’’(m-1)や、Psig’’(m+1)は、Psig’(m)の隣接する波長に対する、信号成分の信号強度(PDの受光パワー出力)である。このため、第2ポート選択時において、中心波長のずれ分だけ、信号パワーに影響を与えることになり、次の式(10)、式(11)となる。

Psig’(m-1)=α(λm-λm-1)×Psig(m-1)・・・式(8)

Psig’(m+1)=α(λm+1-λm)×Psig(m+1)・・・式(9)

Psig’’(m-1)=α(λ’m-λm-1)×Psig(m-1)・・・式(10)

Psig’’(m+1)=α(λm+1-λ’m)×Psig(m+1)・・・式(11)

式(3)、(6)〜(11)より、P(m)、P’(m)は次の式(12)、式(13)のように算出できる。具体的には、式(6)に、式(8)及び式(9)を代入すれば、式(12)を算出できる。また、式(7)に、式(10)及び式(11)を代入すれば、式(13)を算出できる。

P(m)=α(λm-λm-1)×Psig(m-1)+Psig(m)+α(λm+1-λm)×Psig(m+1)+PASE(m)・・・式(12)

P’(m)=α(λ’m-λm-1)×Psig(m-1)+α(λ’m-λm)×Psig(m)+α(λm+1-λ’m)×Psig(m+1)+PASE(m)・・・式(13)

該当波長の隣接波長に、光信号が検出されないときは、式(12)、(13)のPsig(m-1)、Psig(m+1)の各項は、0となり、これら式(12)、式(13)から、Psig(m)を算出することができる。即ち、式(12)、式(13)は、それぞれ、次の式(12−1)、式(13−1)になり、これらの、2つの式からPsig(m)を算出することができる。よって、40波長の時、mに1から40を代入して演算し、Psig(1)〜Psig(40)を算出することができる。なお、P(1)〜P(40)、P’(1)〜P’(40)は、検出した値を使用する。また、PASE(m)(PASE(1)=PASE(2m)=・・・=PASE(40))は一定である。

P(m)=Psig(m)+PASE(m)・・・式(12−1)
P’(m)=α(λ’m-λm)×Psig(m)+PASE(m)・・・式(13−1)

しかし、該当波長の隣接波長に、光信号が検出されるときは、40波長の時は、mが1〜40の値となるため、m=1〜40を代入した40個の連立方程式を使用する。また、式(13)には、m=1の時の式を使用する。このとき、変数は、Psig(1)〜Psig(40)、PASE(m)(PASE(1)=PASE(2)=・・・=PASE(40))の41種類有り、求める値は、Psig(1)〜Psig(40)の40種類である。なお、Psig(0)やPsig(41)は0である。
m=1の時、式(12)、式(13)は次のようになる。

P(1)=α(λ1-λ0)×Psig(0)+Psig(1)+α(λ2-λ1)×Psig(2)+PASE(1)
よって
P(1)==Psig(1)+α(λ2-λ1)×Psig(2)+PASE(1) ・・・式(12−2)

P’(1)=α(λ’1-λ0)×Psig(0)+α(λ’1-λ1)×Psig(1)+α(λ2-λ’1)×Psig(2)+PASE(1)
よって
P’(1)=α(λ’1-λ1)×Psig(1)+α(λ2-λ’1)×Psig(2)+PASE(1)・・・式(13−2)

これらの2つの式(12−2)、(13−2)と、m=2〜40としたときの式(12)の39種類の式とから、Psig(1)〜Psig(40)を算出することができる。
なお、AWGの入力ポートが3以上のものは、上記のような連立方程式が成り立たず、本実施形態とは関係しない。
即ち、全てのPDに対して適用した式(12)、式(13)を解く算出を、演算回路304が実行することにより、各CHの雑音の除かれた信号強度を得ることができる。
この実施形態によれば、ポリクロメータ方式であるため、高速で読み出す部品であるPDアレイ303を利用している。このため、この実施形態の光信号検出装置300は、データ収集時間が短く、光信号の受信スピードに、雑音を取り除いた信号強度の算出を追随させることができる。
また、この実施形態によれば、PDアレイで使用されるフォトダイオードの数量は、検出すべきCH数と同じ、あるいは、その波長数分に見合う数にすることができる。このため、背景技術の欄で説明したポリクロメータのOCMと比べ、PD数を削減でき、光信号検出装置300を安価にすることができる。
このような本実施形態によれば、信号強度を算出しているので、光信号において雑音を取り除いた真の強度が得られる。これにより、光強度を誤検出しにくくすることができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100 光信号検出装置
101 フィルタ
102 フィルタ
103 検出器
104 検出器
105 演算回路
106 ユニット
106A ユニット
150 光信号検出装置
151 光スイッチ
152 AWG
153 検出器
154 演算回路
160 入力経路
161 出力経路
162 出力経路
163 入射導波路
164 入射導波路
172 スラブ導波路
200 光信号検出方法
201 第一検出ステップ
202 第二検出ステップ
203 演算ステップ
250 光信号検出方法
251 経路切替ステップ
252 波長分離ステップ
253 変換ステップ
254 演算ステップ
300 光信号検出装置
301 光スイッチ
302 AWG
303 PDアレイ
304 演算回路
305 光増幅器
305A 光増幅器
306 光カプラ
310 光信号
311 光信号
312 光信号
313 光信号
314 光信号
320 入射導波路
321 入射導波路
320A 第1ポート
321A 第2ポート
322 入射側スラブ導波路
323 アレイ導波路
324 出射側スラブ導波路
325 出射導波路
330 入力経路
331 出力経路
332 出力経路
400 光信号
401 光信号
410 光ファイバ伝送路

Claims (10)

  1. 各々に同一の光信号が入力され、互いに異なる特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一である少なくとも2つのフィルタと、
    前記フィルタ各々の出力光強度を検出する検出器と、
    前記検出器で検出した出力光強度から、前記光信号の信号成分に対する信号強度を算出する演算回路と
    を備えることを特徴とする光信号検出装置。
  2. 入力した光信号の経路を2経路のうち何れかに切り替える光スイッチと、
    前記2経路に接続されるそれぞれの入射導波路、及び、この入射導波路からの入射位置又は入射角度が異なるように接続されたスラブ導波路を有し、前記経路より入力した光信号から波長分離を行うアレイ導波路回折格子と、
    このアレイ導波路回折格子からの光信号を電気信号に変換する検出器と、
    光信号が一方の前記入射導波路を通過して前記検出器で変換された電気信号と、同一の前記光信号が他方の前記入射導波路を通過して前記検出器で変換された電気信号とから、信号強度を算出する演算回路と
    を備えることを特徴とする光信号検出装置。
  3. 前記算出は、前記検出した光信号の複数の強度の差分をとる算出、あるいは、光信号の信号成分に対する信号強度を変数とした連立方程式を解く算出である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光信号検出装置。
  4. 前記入力した光信号は、波長分割多重信号である
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光信号検出装置。
  5. 前記検出器は、PD(Photo Diode)アレイである
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の光信号検出装置。
  6. 前記光スイッチは、PLC(Planar Lightwave Circuit)スイッチ、光ファイバ型スイッチ、バブル型スイッチ、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)型スイッチの何れかである
    ことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の光信号検出装置。
  7. 特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた光信号の強度を検出する第一検出ステップと、
    前記フィルタの特定の波長と異なる特定波長で透過ピークを有すると共に、通過した雑音強度が同一であるフィルタを通過させた前記光信号の強度を検出する第二検出ステップと、
    前記第一検出ステップ及び前記第二検出ステップで検出された出力光強度から、信号強度を算出する演算ステップと
    を備えることを特徴とする光信号検出方法。
  8. 2つの経路のうち一方の経路に切り替える経路切替ステップと、
    前記2経路に接続され、この経路からの入射位置又は入射角度が異なるように設定されたスラブ導波路により、前記経路より入力した光信号から波長分離を行う波長分離ステップと、
    この波長分離ステップで波長分離された光信号を電気信号に変換する変換ステップと、
    一方の前記経路を通過して前記変換ステップで変換された電気信号と、他方の前記経路を通過して前記変換ステップで変換された電気信号とから、信号強度を算出する演算ステップと
    を備えることを特徴とする光信号検出方法。
  9. 前記演算ステップは、前記検出した信号光の複数の強度の差分をとるステップ、あるいは、光信号の信号成分に対する信号強度を変数とした連立方程式を解くステップである
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の光信号検出方法。
  10. 前記光信号は、波長分割多重信号である
    ことを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の光信号検出方法。
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