JP2008054987A - パンツ型おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】漏れが生じにくい男性器取出用開口部を有するパンツ型使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】一つのウエスト周り開口部10および一対の脚周り開口部12が形成され、吸収体を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、外装部材と吸収性本体とを備え、前記外装部材は、前記前身頃、前記股下部および前記後身頃の各部を形成するものであり、前記吸収性本体は、排泄物吸収用の吸収体と、前記吸収体の表面を被覆するように配置された、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の裏面を被覆するように配置された、液不透過性材料からなるバックシートとを有し、前記外装部材の少なくとも前記前身頃の部分に配置されるものであり、前記外装部材の前記前身頃の部分には、前記吸収性本体と重なり合う位置に男性器取出用開口部46が形成されたパンツ型使い捨ておむつである。
【選択図】図1

Description

本発明は、一つのウエスト周り開口部と一対の脚周り開口部が形成され、パンツ型に構成されたパンツ型おむつに関するものである。
パンツ型おむつとは、例えば、図1および図2に示すパンツ型おむつ1のように、前身頃2、股下部4および後身頃6の各部から構成され、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部10と一対の脚周り開口部12(12a,12b)が形成された使い捨てのおむつである。このようなパンツ型おむつにおいては、ウエスト周り開口部10と脚周り開口部12(12a,12b)に沿って、糸ゴム等の伸縮材(ウエスト周り伸縮材42、脚周り伸縮材40)を配置する構成が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
パンツ型おむつは、布製のパンツを履かせるのと同様に、着用者に装着させることができるため、短時間でおむつの交換を行うことができることに加え、着用者を立たせたままでおむつの交換を行うこともできる。また、テープ型おむつのように、固定テープによってウエスト周り寸法を調節する必要がなく、おむつの交換が容易であるという利点をも有するものである。
大人用パンツ型おむつは、通常腰周り開口部と一対の脚周り開口部しか開口部はなく、排尿が必要なときはパンツを下ろす必要がある。しかしながら、男性の場合、おむつを使用する以前はズボンや下着に形成された開口部から性器を出して排尿することが一般的であり、パンツをいちいち下ろさないと排尿が出来ないことに不自由を感じていた。
特許文献2には、前身頃中央に常時開いている開き部があり、該開き部には打ち合わせが無い男性用失禁パンツが開示されている。このパンツは肌着の一種であり、通常の肌着と同様の素材で構成されている。そのため防水性が無く、採尿用のパッドが必須である。また、パッドがずれることによって肌が露出したり、漏れが生じ易いという問題を有している。
特許文献3には、前方中央付近に開閉可能な排尿窓が形成されたパンツ本体と、前記パンツ本体の内側に配置されており、前記パンツ本体の排尿窓に対応する位置に開閉可能な切り込みを有する吸収パッドからなる失禁者用パンツが開示されている。このパンツでは、吸収パッドが中央部付近に切り込みを有するため、漏れを生じ易いという問題を有している。
登録実用新案第3024357号公報 実開昭63−186415号公報 特開2003−111785号公報
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、本発明は、男性器取出用開口部から肌が露出してしまうことなくかつ、漏れが生じにくい男性器取出用開口部を有するパンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
本発明者は、前記のような従来技術の課題を解決するために鋭意検討した結果、外装部材の前身頃の一部に男性器取出用開口部を設けることによって、上記課題が解決されることに想到し、本発明を完成させた。具体的には、本発明により、以下のパンツ型使い捨ておむつが提供される。
[1] 前身頃、股下部および後身頃の各部から構成され、前記前身頃と前記後身頃の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部および一対の脚周り開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつであって、外装部材と吸収性本体とを備え、前記外装部材は、前記前身頃、前記股下部および前記後身頃の各部を形成するものであり、前記吸収性本体は、排泄物吸収用の吸収体と、前記吸収体の表面を被覆するように配置された、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の裏面を被覆するように配置された、液不透過性材料からなるバックシートとを有し、前記外装部材の少なくとも前記前身頃の部分に配置されるものであり、前記外装部材の前記前身頃の部分には、前記吸収性本体と重なり合う位置に男性器取出用開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつ。
[2] 前記男性器取出用開口部が前記外装部材を貫通するスリットである前記[1]に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
[3] 前記スリットの長さが100〜150mmの範囲内である前記[2]に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
[4] 前記スリットの端部が、円形、半円形、T字型またはY字型に形成されたものである上記[2]または[3]に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
[5] 前記外装部材は、前記スリットの端部周囲の目付けが他の部分よりも高く構成されたものである上記[2]〜[4]のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
[6] 前記男性器取出用開口部が前記外装部材と前記吸収性本体とが重なり合う位置であって、かつ、前記吸収性本体の側縁から30〜100mm離れた位置に形成されている上記[1]〜[5]のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
[7] 前記男性器取出用開口部が前記吸収性本体の幅方向中央部に対応する部分に形成されている上記[1]〜[6]のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
[8] 前記男性器取出用開口部近傍に、前記外装部材と前記吸収性本体とを固定可能な留め具を備えている上記[1]〜[7]のいずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
[9] 前記留め具がメカニカルファスナーである上記[8]に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
本発明は、パンツ型おむつの外装部材の前身頃部に男性器取出用開口部を形成することを特徴とする。男性器取出用開口部は吸収性本体と外装部材が重なり合う部分に形成され、男性器取出用開口部が開きぎみのときでも、肌が露出することはない。また、吸収性本体には開口部を形成しないため、漏れが生じにくく、おむつの生産性も良い。
以下、本発明のパンツ型おむつを実施するための最良の形態について、具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備えるパンツ型おむつを広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
なお、本明細書において「パンツ型おむつ」というときは、図1および図2に示すパンツ型おむつ1のように、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部同士(側縁部2a,6a、側縁部2b,6b)を接合することによって、接合部8、一つのウエスト周り開口部10および一対の脚周り開口部12a,12bが形成され、予めパンツ型に構成されたおむつを意味するものとする。
本発明のパンツ型おむつは、2ピースタイプのおむつである。そして、「2ピースタイプ」とは、着用者の排泄物を吸収し、保持する機能(吸収・保持機能)を担う吸収性本体14と、着用者の身体を被包する機能(装着機能)を担う外装部材16とから構成され、外装部材16の内側に吸収性本体14が配置されたタイプのおむつを意味するものとする。図3に示すように、吸収性本体14は吸収体22、トップシート18およびバックシート20を構成要素として備えた部材である。
また、本明細書において、「前身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の腹側(身体前方)を覆う部分、「股下部」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の股下を覆う部分、「後身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の背側(身体後方)を覆う部分を意味するものとする。
[1]本発明のパンツ型おむつの構成:
本発明のパンツ型おむつは、図1〜図3に示すパンツ型おむつ1のように、吸収体22と、トップシート18と、バックシート20とを備える吸収性本体14と、前身頃2、股下部4および後身頃6の各部から構成され、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部2a,6a(2b,6b)同士が接合されて(接合部8)、一つのウエスト周り開口部10および一対の脚周り開口部12(12a,12b)を形成する外装部材16から形成されたパンツ型おむつであり、前記外装部材16の前身頃部分における前記吸収性本体14と重なり合う位置に、男性器取出用開口部46が形成されたパンツ型使い捨ておむつである。
[1−1]男性器取出用開口部:
本発明においては、後述の外装部材が、その前身頃の一部に男性器取出用開口部を有する。また、男性器取出用開口部は後述の吸収性本体と重なり合う部分に形成する。このように構成することにより、姿勢の変化により男性器取出用開口部が開きぎみとなった場合であっても、男性器取出用開口部から肌が露出することがない。また、吸収性本体には開口部を設けないので、排尿部領域の吸収量を低減することもなく、また、開口部からの尿漏れの虞もない。
男性器取出用開口部は外装部材を貫通するスリットを入れることで形成することができる。スリットの長さは100〜150mmの範囲が好ましい。スリットの長さが長すぎると外装部材が吸収性本体を十分に保持できなくなるおそれがある一方、短すぎると、男性器を取り出すのが困難となる。スリットはパンツ型おむつの長手方向に沿って配置される。
スリットは全体が連続した切断線でもよいが破線でも良い。破線で形成されている場合は、おむつ製造時にスリット部分が弾性部材に引張られて開いてしまい、歪んだ形状でおむつが形成されることを防止することができる。
男性器取出用開口部の位置は、外装部材と吸収性本体の重なり部が30〜100mmの範囲が好ましい。ここで重なり部とは、男性器取出用開口部と吸収性本体の端部との距離を指し、具体的には、男性器取出用開口部と、男性器取出用開口部と並行しておりかつ男性器取出用開口部から近い方の吸収性本体の端部との距離L(図2中L)を指す。重なりが小さいと肌が露出したり、漏れの原因になる一方、重なりが大きすぎると男性器を取り出すのが困難となる。また、同様な理由で、男性器取出用開口部は、吸収性本体の幅方向略中央に形成するのが好ましい。
図1および図2は外装部材を貫通するスリットを入れることにより男性器取出用開口部46を形成した例である。図1および図2においては、スリットがパンツ型おむつ長手方向に対して水平に配置されているが、斜めに配置されていても良い。図1および図2のように水平に配置するのが好ましい。
外装部材を貫通するスリットを入れることにより男性器取出用開口部を形成した場合には、男性器取出用開口部としてのスリットの両端を、円形、半円形、T字型またはY字型とすることが有効である。このように構成することによりスリットの裂けを防止することができる。
図4(a)〜(e)はスリットの両端の留め形状の例である。図4(a)はT字型、図4(b)はY字型、図4(c)および図4(d)は半円形、図4(e)は円形の例である。ここで、開口部と留め部は連続でも良いが図4(d)のように非連続でも良い。上下で同じ形状が好ましいが異なっていても良い。
また、別の手段として、スリットの端部を他の部分より目付けを高く構成してもよい。他の部分よりも目付を高くするということは、スリット端部に当たる外装部材の補強シートを新たに配置するということである。この補強シートにより、スリットの端部裂けを防止することができる。補強シートはスリットの両端部近くにあれば良い。素材は不織布でも良いが、フイルムでも良い。フイルムは裂けを防止する効果が高い。不織布は、通気性を妨げないという利点がある。補強シート58はカバーシートに連続して配置されていても良い。留め形状を組み合わせても良い。開口部の端部近くにあれば良く、端部にかかるように配置されていても良い。補強シートは外装部材を構成するシートの間に挟まれていても良いが、外装部材を構成するシートの外側に配置されていても良い。ただし好ましくは、シート間もしくは、外装部材と吸収性本体の間に当たる部位に配置される。パンツ型おむつの最外側に当たる位置に補強シートを配置すると見栄えが悪いだけでなく、衣服との擦れなどにより剥離するなどのトラブルを招くことがある。
図5および6は補強シート58を用いたスリットの端部裂け防止の例である。図5は男性器取出用開口部46としてのスリットの両端部付近に当たる外装部材16に補強シート58を配置した実施形態である。また、図6は男性器取出用開口部46としてのスリットの両端部を含む部位において、外装部材のほぼ横幅全体に亘る補強シート58を配置した実施形態である。図5のように、スリット端部にのみ補強シートを配置する方法は、シート部材を必要以上に使用することなく、安価に製造することができる。一方、図6のように補強シートをパンツ型おむつの幅方向前面に配置する方法は、パンツ型おむつ外装部材を連続して製造する際に、弾性部材と同様の方向に連続して補強シートを配置すれば良く、スリット位置に合わせて配置するタイミング合わせの必要がなくなり、製造が容易になるという利点がある。
さらに、別の手段として、前記スリットの端部近傍は、後身頃臀部領域に比べて、外装部材と吸収性本体の接着強度が高く構成しても良い。これにより、スリットに沿って外装部材が裂けてくることを防止することができる。
図7は吸収性本体14と外装部材16との接着の様子の一実施形態を示す図である。図7において、吸収性本体14の長手方向両端および股下部の前側に相当する部分(図7中斜線部分)には強接着領域60が設けられている。また、吸収性本体14の股下部の後側から後身頃にかけての部分(図7中網掛け部分)には弱接着領域62が設けられている。男性器取出用開口部46としてのスリットの端部の強接着領域60により、男性器取出用開口部46としてのスリットの端部で外装部材16と吸収性本体14がしっかりと接着するので、裂けが防止される。図7においては、吸収性本体14幅全体に強接着領域60を形成しているが、男性器取出用開口部46としてのスリットの端部に少なくとも形成すれば良く、幅全体である必要はない。
[1−2]留め具:
男性器取出用開口部が開きがちにならないように、男性器取出用開口部近傍に外装部材と吸収性本体とを取外し可能に固定する留め具を設けることが好ましい。留め具は粘着剤によるものでも良いが、繰り返し使用しても接着力の低下がしにくく、開口部にシワが寄って留め具が周辺部材に貼りついても接着力が低下しないという点で、メカニカルファスナーを使用するのが好ましい。この「メカニカルファスナー(面状ファスナーとも称される)」とは、機械的結合を用いた面状ファスナーであり、例えば、表面に多数の突起(鉤状、きのこ状、錨状等)が形成された凸部材(フック材)と、表面にループ状の繊維が配置された凹部材(ループ材)とを組み合わせたもの等が用いられることが多い。このメカニカルファスナーは、ループ材の表面にフック材を重ね合わせ、フック材の多数の突起をループ材の表面に係合させることにより、両部材を剥離可能な状態に、かつ、強固に固着させることができるものである。
メカニカルファスナーは、男性器取出用開口部全体に沿って配置しても良いが、一部だけでも良い。全体に配置すると外装部材と吸収性本体に隙間が生じないが、男性器取出用開口部を開けるときに取っ掛かり部がなくなるために好ましくない。また、より安価に製造するためにも、男性器取出用開口部側部の一部にのみ配置することが好ましい。
本発明のパンツ型おむつにおいては、メカニカルファスナーのフック材の形状について特に制限はなく、帯状、矩形状、短冊状等の各種形状のものを用いることができる。例えば、フック材を帯状とすることができる。フック材を帯状とすると、少ない面積で確実な固着が行えるという利点がある。
フック材は、これと対応するメカニカルファスナーのループ材以外にも、織布、不織布、フェルト、パイル等の繊維状の表面を有する素材にも係合させることが可能であるので、メカニカルファスナーのループ材に代えて、これらの素材からなるシート材を配置しても同様の効果を得ることができる。即ち、本明細書にいう「ループ材」には、メカニカルファスナーのループ材の他、織布、不織布、フェルト、パイル等の繊維状の表面を有する素材からなるシート材も含まれる。メカニカルファスナーのループ材以外の「ループ材」としては、フック材との係合力が高いという理由から、嵩高く、目付けが15g/m以上、より好ましくは20g/m以上の不織布(エアスルー不織布等)からなるシート材を特に好適に用いることができる。図1は男性器取出用開口部46の近傍にメカニカルファスナー48を形成した例である。
メカニカルファスナーは外装部材にフック材を設け、吸収性本体にループ材を設ける方法でも良いが、逆でも良い。外装部材自体がループ材としての機能を果たすだけの係合力を有している場合は、吸収性本体にフック材を設けるのみでも良い。ただし、外装部材にフック材を設ける方法の方が好ましい。吸収性本体は、男性器取出用開口部から男性器を取出す際に、手繰り寄せられ、吸収性本体の外側面が肌面側に向くこともあるため、吸収性本体にフック材を配置した場合、表面がザラつき、強度も高いフック材が肌に当たって、痛みを感じる虞があるからである。
[1−3]吸収体:
吸収体は、着用者の尿を吸収し、保持するための部材である。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持する必要から、吸収性材料によって構成される。
吸収体を構成する吸収性材料としては、使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に通常使用される従来公知の吸収性材料、例えば、フラッフパルプ、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;以下、「SAP」と記す)、親水性シート等を挙げることができる。フラッフパルプとしては木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものを、SAPとしてはポリアクリル酸ナトリウムを、親水性シートとしてはティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布を用いることが好ましい。また、吸収体の型崩れ対策として熱融着繊維などの合成繊維を含んでいても良い。
これらの吸収性材料は、通常、単層ないしは複層のマット状として用いられる。この際、前記の吸収性材料のうち1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。中でも、フラッフパルプ100質量部に対して、10〜500質量部程度のSAPを併用したものが好ましい。この際、SAPはフラッフパルプの各マット中に均一に混合されていてもよいし、複層のフラッフパルプの層間に層状に配置されていてもよい。
吸収体は、トップシートとバックシートの間の少なくとも一部に介装されることが好ましい。通常、吸収体は、トップシートとバックシートの間に挟み込まれ、その周縁部が封着されることによって、トップシートとバックシートとの間に介装される。従って、吸収体の周縁部にはトップシートとバックシートの間に吸収体が介装されていないフラップ部が形成されることになる。
吸収体は、その全体が親水性シートによって包み込まれていることが好ましい。このような構成は、吸収体からSAPが漏洩することを防止し、吸収体に形状安定性を付与することができるという利点がある。
吸収体の形状については特に制限はないが、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品において使用される形状、例えば、矩形状、砂時計型、ひょうたん型、T字型等を挙げることができる。
[1−4]トップシート:
トップシートは、吸収体の上面(おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。トップシートは、その下面側に配置された吸収体に、着用者の尿を吸収させる必要から、その少なくとも一部(全部ないし一部)が液透過性材料により構成される。
トップシートを構成する液透過性材料としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等を挙げることができる。中でも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる不織布に親水化処理を施したものを用いることが好ましい。トップシートは単一のシート材によって構成されていてもよいが、複数のシート材によって構成されていてもよい。
[1−5]バックシート:
バックシートは、吸収体の下面(おむつの装着時において着用者の着衣側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。バックシートは、着用者の尿がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、液不透過性材料によって構成される。
バックシートを構成する液不透過性材料としては、例えば、ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルム等を挙げることができ、中でも、微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。この微多孔性ポリエチレンフィルムは、0.1〜数μmの微細な孔が多数形成されており、液不透過性ではあるが透湿性を有するため、おむつ内部の蒸れを防止することができるという利点がある。
なお、バックシートには、その外表面側にシート材(カバーシート)を貼り合わせてもよい。このカバーシートは、男性器取出用開口部から男性器を取出す際に肌当て面側に一部ひっくり返される吸収性本体の裏面側の風合いを良好にするために使用することができる。また、開口部へのメカニカルファスナーの配置の際には、素材によってはループ材としての役目を持たせることも可能である。
カバーシートを構成する材料としては、例えば、織布、不織布等を挙げることができる。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂からなる乾式不織布、湿式不織布を用いることが好ましい。
[1−6]吸収性本体:
2ピースタイプのパンツ型おむつにおいては、トップシート、バックシートおよび吸収体を、吸収・保持機能を担う「吸収性本体」という一つの部材として構成し、これとは別個に製造された外装部材と接合することによりパンツ型おむつを構成する。この吸収性本体は、吸収体の上面側にトップシート、下面側にバックシートが配置されたものであり、トップシートとバックシートとの間に吸収体が介装された構造となっている。例えば、図2および図3に示すパンツ型おむつ1は、トップシート18とバックシート20の間に吸収体22を挟みこみ、吸収体22の周縁部を封着することによって、トップシート18とバックシート20との間に吸収体22が介装された構造の吸収性本体14を構成した例である。
吸収性本体は、少なくともおむつの股下部をカバーするサイズに構成される。但し、漏れ防止の効果を確実なものとするため、股下部のみならず前身頃や後身頃の一部をもカバーする大きさに構成することが好ましい。吸収性本体は、例えばホットメルト接着剤等を用いて、外装部材に対して固定することができる。
本発明のパンツ型おむつにおいては、吸収性本体はその少なくとも長手方向両端部を外装部材に固定する。固定方法は剥離不能でも良いし、着脱可能な状体でも良い。吸収性本体を外装部材に固定する際、人力で容易にはがせる程度に接着しておくことが好ましい。ここで、人力で容易にはがせる程度の接着とは、接着面に対して、垂直に0.5〜20Nの力で引っ張った際にはがれる接着(仮接着)をいう。これにより、パンツ型おむつの流通時および使用開始時には吸収性本体が外装部材に安定して固定されており、吸収性本体が外れたりずれたりすることが無い一方、パンツ型おむつを着用したまま排尿する場合には、外装部材における男性器取出用開口部の左右のうち一方を、吸収性本体から剥がすことにより男性器を取り出すための経路が確保される。また、外装部材における男性器取出用開口部の左右のうち少なくとも一方は、外装部材と吸収性本体とを接着しないでおくこともできる。これによりあらかじめ男性器を取り出すための経路を確保しておくことができる。仮接着で形成されている場合は、男性器取出用開口部の端部の裂け防止は、Y字型、T字型、円形、半円形などの留め形状を用いるか、補強シートを用いることが好ましい。
図8は、吸収性本体14と外装部材16との接着の様子の一実施形態を示す図である。図8において、吸収性本体14の長手方向両端に相当する部分(図8中斜線部)には接着領域64が設けられている。このように、吸収性本体14をその長手方向両端部のみを外装部材16に接着しても良い。このような形態にすることにより、男性器取出用開口部46より男性器を取り出す際に、吸収性本体の自由度が増すために脇に寄せやすくなり、男性器を取り出しやすくなる。
[1−7]外装部材:
外装部材は、着用者の身体を被包するための装着機能を担う部材であり、具体的には、前身頃、股下部および後身頃の各部を形成するシート状の部材である。
2ピースタイプのパンツ型おむつでは、着用者の排泄物を吸収し、保持する吸収・保持機能については、専ら吸収性本体が果たすことになるので、外装部材を構成する材料として液不透過性材料を用いる必要はない。外装部材を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂からなる合成繊維によって構成された不織布等を挙げることができる。
そして、外装部材は、脚周り伸縮材等を挟み込んだ状態で固定するために、2枚以上の不織布を貼り合わせて構成されることが多い。例えば、図1〜図3に示すパンツ型おむつ1は、外装部材16を3枚の不織布を貼り合わせて構成し、それらの不織布の間に脚周り伸縮材40、ウエスト周り伸縮材42および腹周り伸縮材44を挟み込み固定した例である。この例では、外装部材16の一部が折り返され、吸収性本体14の前端および後端を被覆する構成となっている。このような構成は、万が一、吸収性本体14の前端ないし後端から尿や軟便が染み出した場合であっても、おむつ外部への漏れを防止することができるため好ましい。
[1−8]立体ギャザー:
着用者の排泄した尿の横漏れを防止するため、立体ギャザーを設けることが好ましい。立体ギャザーは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するための部材であり、立体的に起立可能なように構成された防漏壁である。このような立体ギャザーを形成することにより、トップシートの上に尿が排泄され、トップシートを伝って尿が拡散してしまった場合でも、立体ギャザーが防波堤となり、おむつの脚周り開口部等からの漏れ(いわゆる「横漏れ」)を有効に防止することができる。
立体ギャザーの構成は、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に使用される構成を採用することができる。例えば、撥水性のシート材の一部に伸縮材(立体ギャザー伸縮材)を配置し、その立体ギャザー伸縮材によってシート材にギャザー(襞)を形成したもの等を好適に用いることができる。
図2に示すパンツ型おむつ1は、トップシート18やバックシート20とは全く別個のシート材(立体ギャザー形成シート32a,32b)を、吸収性本体14の両側縁部に貼り合わせ、立体的に起立可能な構造とすることにより、1対の立体ギャザー26a,26bを形成した例である。この例では、立体ギャザー形成シート32a,32bの端部(立体ギャザー26a,26bの上端縁に相当する側の端部)を折り返し、その折り返し部分に各1本の立体ギャザー伸縮材36a,36bを挟み込むように配置している。
[1−9]各種伸縮材:
パンツ型の使い捨ておむつにおいては、脚周り伸縮材を配置し、ウエスト周り伸縮材を配置することが一般的であり、更に腹周り伸縮材を配置することが好ましい。
脚周り伸縮材は、脚周り開口部に沿って配置される伸縮材である。この脚周り伸縮材を配置することによって、脚周り開口部に伸縮性に富むギャザー(レグギャザー)を形成することができる。従って、脚周りに隙間が形成され難くなり、脚周り開口部からの尿漏れを効果的に防止することができる。
ウエスト周り伸縮材は、ウエスト周り開口部に沿って配置される伸縮材である。ウエスト周り伸縮材を配置することによって、ウエスト開口部に伸縮性に富むギャザー(ウエストギャザー)を形成することができる。このウエストギャザーにより、ウエスト周りに隙間が形成され難くなり、ウエスト周りからの尿漏れを防止することができる他、着用者へのおむつのフィット性が良好となり、おむつのずり下がりが防止される。
腹周り伸縮材は、ウエスト周り開口部と脚周り開口部との間の部分(即ち、着用者の腹周りに相当する部分)に配置される伸縮材である。腹周り伸縮材を配置することによって、着用者の腹周りに伸縮性に富むギャザー(タミーギャザー)を形成することができる。このタミーギャザーは、ウエストギャザーと相俟って、おむつのフィット性やずり下がり防止効果を一層優れたものとすることができる。
なお、図1〜図3に示すパンツ型おむつ1は、脚周り開口部12a,12bの周縁には複数本の脚周り伸縮材40を配置し、ウエスト周り開口部10の周縁にはウエスト周り開口部10を取り囲むように複数本のウエスト周り伸縮材42を配置し、更に、ウエスト周り開口部10と脚周り開口部12a,12bとの間の部分(即ち、着用者の腹周りに相当する部分)には、着用者の腹周りを取り囲むように複数本の腹周り伸縮材44を配置した例である。
これらの伸縮材については、既に述べた開口部伸縮材と同様の構成を採用することができる。そして、ギャザーの収縮の程度等を勘案した上で、構成材料、その材料の伸長率、固定時の伸長状態等を決定すればよい。
[2]本発明のパンツ型おむつの製造方法:
以下、本発明のパンツ型おむつを製造する方法の一例を、図1〜図3に示すパンツ型おむつ1(2ピースタイプのパンツ型おむつ)を製造する場合の例により説明する。
[2−1]吸収性本体の製造:
バックシート20の上面に、親水性シートに包まれた吸収体22を配置し、更にその上面にトップシート18を配置する。次いで、吸収体22の周縁部をトップシート18とバックシート20とで挟み込むように封着することによって吸収性本体14を得る。
[2−2]立体ギャザーの製造:
シート材32a(32b)の一方の端部を折り返し、その折り返し部分に、2本の立体ギャザー伸縮材36a(36b)を挟み込んだ状態で貼り合わせることによって、立体ギャザー26a(26b)を得る。
[2−3]吸収性本体への立体ギャザーの付設:
吸収性本体14の側縁、即ち、トップシート18とバックシート20との貼り合わせ部分を外側から包み込むように、立体ギャザー26a,26bを貼り合わせる。
[2−4]外装部材の製造:
まず、外装部材16となる不織布を2枚用意し、このうちの1枚の不織布の上面に、ウエスト周り伸縮材42、腹周り伸縮材44および脚周り伸縮材40を配置し接着固定する。そして、この上面に、更にもう1枚の不織布を積層し固定する。その後、所定の位置に男性器取出用開口部46となるスリットを、刃物、レーザー等で形成する。このようにして、2枚の不織布の間に、ウエスト周り伸縮材42、腹周り伸縮材44および脚周り伸縮材40が介装された外装部材16を得る。
[2−5]パンツ型おむつの製造:
外装部材16の股下部近傍に、吸収性本体14を配置し固定する。この際、吸収性本体の両端部を押さえるべく、外装部材16の両面の前後身頃両端部に押えシートを配置して、吸収性本体の両端部を被覆し、固定する。次いで、吸収性本体14を内側にして、前身頃2と後身頃6とを合わせるように二つ折りにし、前身頃2と後身頃6とをヒートシール等の手段により接合し、接合部8を形成することによって、図1〜図3に示すパンツ型おむつ1を製造することができる。この際、必要に応じてメカニカルファスナー48を外装部材16と吸収性本体14との間に挟みこんでおく。
本発明のパンツ型おむつは、軽度の介護を必要とする高齢者や障害者等の成人男性用の吸収性物品として利用することができる。特に、失禁症男性患者用の吸収性物品として好適に用いることができる。
本発明のパンツ型おむつの一の実施形態を示す概略斜視図であり、本発明のパンツ型おむつをその前方から見た状態を示す図である。 本発明のパンツ型おむつの一の実施形態を示す平面図であり、図1に示すパンツ型おむつを展開し、おむつの吸収性本体側から見た状態を示す図である。 本発明のパンツ型おむつの一の実施形態を示す概略断面図であり、図1に示すパンツ型おむつを縦方向に切断した断面を示す図である。 (a)〜(e)本発明のパンツ型おむつに使用する留め形状の例である。 本発明のパンツ型おむつの一の実施形態を示す平面図であり、男性器取出用開口部としてのスリットの両端に補強シートを備えた本発明のパンツ型おむつを展開し、おむつの吸収性本体側から見た状態を示す図である。 本発明のパンツ型おむつの一の実施形態を示す平面図であり、男性器取出用開口部としてのスリットの両端に他の補強シートを備えた本発明のパンツ型おむつを展開し、おむつの吸収性本体側から見た状態を示す図である。 本発明のパンツ型おむつの一の実施形態の平面図であり、外装部材と吸収性本体との接着の様子を示す図である。 本発明のパンツ型おむつの一の実施形態の平面図であり、外装部材と吸収性本体との他の接着の様子を示す図である。
符号の説明
1:パンツ型おむつ、2:前身頃、2a,2b:側縁部、4:股下部、6:後身頃、6a,6b:側縁部、8:接合部、10:ウエスト周り開口部、12,12a,12b:脚周り開口部、14:吸収性本体、16:外装部材、18:トップシート、20:バックシート、22,46:吸収体、26,26a,26b:立体ギャザー、30:、32,32a,32b:シート材、36,36a,36b:立体ギャザー伸縮材、40:脚周り伸縮材、42:ウエスト周り伸縮材、44:腹周り伸縮材、46:男性器取出用開口部、48:メカニカルファスナー、50:円形端部留め、52:半円形端部留め、54:T字型端部留め、56:Y字型端部留め、58:補強シート、60:強接着領域,62:弱接着領域,64:接着領域

Claims (9)

  1. 前身頃、股下部および後身頃の各部から構成され、前記前身頃と前記後身頃の対応する側縁部同士が接合されて、一つのウエスト周り開口部および一対の脚周り開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつであって、
    外装部材と吸収性本体とを備え、
    前記外装部材は、前記前身頃、前記股下部および前記後身頃の各部を形成するものであり、
    前記吸収性本体は、排泄物吸収用の吸収体と、前記吸収体の表面を被覆するように配置された、少なくとも一部が液透過性材料からなるトップシートと、前記吸収体の裏面を被覆するように配置された、液不透過性材料からなるバックシートとを有し、前記外装部材の少なくとも前記前身頃の部分に配置されるものであり、
    前記外装部材の前記前身頃の部分には、前記吸収性本体と重なり合う位置に男性器取出用開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 前記男性器取出用開口部が前記外装部材を貫通するスリットである請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記スリットの長さが100〜150mmの範囲内である請求項2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記スリットの端部が、円形、半円形、T字型またはY字型に形成されたものである請求項2または3に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 前記外装部材は、前記スリットの端部周囲の目付けが他の部分よりも高く構成されたものである請求項2〜4のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 前記男性器取出用開口部が前記外装部材と前記吸収性本体とが重なり合う位置であって、かつ、前記吸収性本体の側縁から30〜100mm離れた位置に形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 前記男性器取出用開口部が前記吸収性本体の幅方向中央部に対応する部分に形成されている請求項1〜6のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 前記男性器取出用開口部近傍に、前記外装部材と前記吸収性本体とを固定可能な留め具を備えている請求項1〜7のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  9. 前記留め具がメカニカルファスナーである請求項8に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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