JP2008052061A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置外側昇温防止効果の減少を防止し、十分な昇温防止効果を確保することができる定着装置、及び斯かる定着装置を備える画像形成装置の提供する。
【解決手段】発熱手段15を備えた定着回転体2と、定着回転体2に加圧された回転駆動される加圧回転体3とがフレーム部材5に収納された定着装置において、定着回転体2からの熱が外部へと拡散することを遮断する遮熱カバー20を定着回転体2の外周囲に離間させて配置し、遮熱カバー20は、定着回転体2の長手方向に沿った外表面を覆い、且つ、定着回転体2を収納するフレーム部材5と非接触である。
【選択図】図2

Description

本発明は、未定着画像(トナー像)を記録材上に定着するための定着装置、及び、斯かる定着装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものである。特に、互いに圧接してニップ領域を形成して回転する定着回転体及び加圧回転体を備えた定着装置、及び、斯かる定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置においては、電子写真プロセス等の適宜の画像形成プロセス手段で像担持体に画像を形成し、この画像を記録材に間接的に或いは直接に担持させ、この未定着画像(トナー像)を記録材面に永久固着画像として定着装置にて加熱定着する。この定着装置として、従来から熱ローラ方式の装置が広く用いられている。そして、近年ではクイックスタートや省エネルギーの観点からフィルム加熱方式の装置が実用化されている。また、金属からなるフィルム自身を発熱させる電磁誘導加熱方式の装置も提案されている。
次に、代表例としてフィルム加熱方式の定着装置について説明する。
フィルム加熱定着装置は、例えば、特許文献1、2、3、4等に提案されている。
即ち、発熱手段としての加熱体であるセラミックヒータからの熱を、定着回転体を構成する耐熱性のフィルム(定着フィルム)を介して、加圧回転体との間に形成されたニップ領域に与えている。これは、セラミックヒータ及びフィルムに低熱容量の部材を用いてオンデマンドタイプの装置を構成することができる。そのため、画像形成実行時のみ熱源のセラミックヒータに通電して所定の定着温度に発熱させればよく、画像形成装置の電源オンから画像形成実行可能状態までの待ち時間が短く(クイックスタート性)、スタンバイ時の消費電力も大幅に小さい(省電力)等の利点がある。
図9に、フィルム加熱方式の定着装置の一例の概略構成を示す。
本例の定着装置1は、定着回転体2を構成するポリイミド等の耐熱性樹脂で形成された円筒状の定着フィルム10を備えている。円筒状フィルム10は、横断面略半円弧状桶型のフィルムガイド部材16の外側にルーズに外嵌させてある。
フィルムガイド部材16の内側に配置した横長の低熱容量の線状発熱手段(セラミックヒータ)15は、アルミナ(Al23)等のセラミック基板であるヒータ基板14上に発熱抵抗体13が設けられ、その上にオーバコート層12(保護層)としてガラスやフッ素樹脂などがコートされている。
加圧回転体3を構成する弾性加圧ローラは、定着フィルム10を挟ませてセラミックヒータ15と所定の圧接力をもって所定幅の加圧ニップ部、即ち、定着ニップ部Nを形成させて相互圧接させてある。
加圧ローラ3は、駆動手段Mにより矢示の反時計方向に回転駆動される。この加圧ローラ3の回転駆動により、該加圧ローラ3と定着フィルム10の外面との摩擦力で定着フィルム10に回転力が作用する。従って、定着フィルム10はその内面が、定着ニップ部Nにおいてセラミックヒータに密着して摺動しながら矢示の時計方向に加圧ローラ3の周速度にほぼ対応した周速度をもってフィルムガイド部材16の外周を回転する。つまり、本例の定着装置は、所謂、フィルム加熱方式で加圧ローラ駆動方式の定着装置である。
フィルムガイド部材16は、発熱手段15の支持、定着フィルム10の支持、該フィルム10の回転時の搬送安定性を図る役目をする。
定着フィルム10は、不図示のポリイミドのベース層(約50μm)に対して導電性のプライマー層(5μm)、さらにその上にフッ素樹脂からなる離型層よりなっている。また、トナー載り量の多いフルカラー画像を定着するカラー画像形成装置の定着装置では、定着性能をより向上させるために、該導電性プライマー層とフッ素樹脂離型層の間に、シリコーンゴム層(100μm以上)を持たせた定着フィルムを使用する。これによって、記録材の凹凸に定着フィルム10を追従させ、光沢ムラなどの画像問題を回避している。
定着ニップ部Nの温度は、セラミックヒータ15の背面に取り付けられたサーミスタ等の温度検知手段11を含む温調制御系により、発熱抵抗体13への電流供給が制御さられることで所定の温度が維持されるように温調される。
そして、加圧ローラ3が回転駆動され、それに伴って円筒状の定着フィルム10がフィルムガイド部材16の外回りを回転する。それにより、発熱抵抗体13への給電により発熱したセラミックヒータ15の熱が、定着フィルム10を介してニップ部Nが所定の温度に立ち上がる。そして、温調された状態において、不図示の画像形成部から搬送された未定着トナー像Tが形成された記録材Pは、定着ニップ部Nの定着フィルム10と加圧ローラ3との間に画像面が上向きに、即ち定着フィルム面に対向して導入される。定着装置1では、定着ニップ部Nにおいて画像面が定着フィルム10の外面に密着して定着フィルム10と一緒に定着ニップ部Nを狭持搬送されていく。この定着ニップ部Nを定着フィルム10と一緒に記録材Pが狭持搬送されていく過程においてセラミックヒータ15からの熱が定着フィルム10を通して記録材P上の未定着トナー像Tが加熱定着される。記録材Pは、定着ニップ部Nを通過すると回転定着フィルム10の外面から分離して排出搬送される。
以上のように、一例としてフィルム加熱方式の定着装置を説明したが、発熱方式が異なるいずれの定着装置においても、発熱源で発熱した熱で定着回転体(定着フィルム等)を温め、温められた定着部材で記録材上の未定着トナー像を圧接することで、未定着トナー像を永久固着画像として加熱定着させている。
こうして温められた定着回転体の熱は、未定着トナー像に熱伝達され加熱定着する以外に、定着回転体周囲の空気或いは定着回転体に接しているその他の部材を通して外部へ伝達する。そのために、定着装置が使用される電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装置全体を昇温させてしまう、といった問題が起きる。
このような問題に対する対策の一つとして、特に電子写真複写機においては、上昇してしまった画像形成装置内の温度を冷却するために、機内冷却用ファンなどが備えられているものがある。
更には、定着装置内の加熱部材として作用する定着回転体から発生する熱を定着装置外部へと拡散させない断熱方法として、従来以下のような技術が採られてきた。
図10は、従来の熱ローラ定着装置の断熱技術を示す一例である。この定着装置において、定着回転体2としての定着ローラ4の外周に遮熱カバー20を設ける構成とされる。この構成により、定着ローラ4からの放射熱を遮り、かつ定着ローラ4周囲の空気層による対流を抑制することで定着装置外へと熱が拡散するのを防止している。またさらに、遮熱カバー20及び定着回転体2の外側のフレーム5にて囲まれる空間Sの空気層の断熱効果で、定着装置外への必要のない熱伝達を防止している。
また、上記従来例と同様の断熱技術が、特許文献5、6等に開示されている。いずれの技術も、定着回転体2の外側に遮熱カバー20或いは反射板を設け、外に拡散する熱を遮断することで定着装置全体の熱効率を上げている。
特開昭63−313182号公報 特開平2−157878号公報 特開平4−44075号公報 特開平4−204980号公報 特開平5−134572号公報 特開平5−188805号公報
上述のように、従来は、加熱部材としての定着回転体の外側に設けられた遮熱カバーで、定着回転体から放熱される熱が周囲に拡散するのを遮り、また遮熱カバー表面を研磨し反射板にして、放射熱を反射させる等の技術を用いている。そして、斯かる技術にて定着回転体から定着装置外側への熱の拡散を抑制してきた。
しかしながら、従来構成の定着装置では以下のような問題を有している。
例えば、図10に示すように、遮熱カバー20は、定着回転体2の外側のフレーム5と当接(接触)している。
このように遮熱カバー20とフレーム5が当接していると、定着ローラ4から放熱した熱によって温められた遮熱カバー20から、定着回転体2の外側のフレーム5へと熱が伝達されてしまい、フレーム5を温めてしまうことになる。フレーム5は、定着装置の外側装置により近いため、次に、温められたフレーム5から外側に放熱することによって、最終的に定着装置外部の昇温につながり易くなる。
また、遮熱カバー20からフレーム5へと熱が移動することにより、遮熱カバー20の温度が低下してしまい、それによって遮熱カバー20と定着ローラ4の間の温められた空気層Sの熱が、温度が低下した遮熱カバー20へと移動してしまう。そのため、遮熱カバー20の効果の一つである定着ローラ4の保温効果も得にくいといった不都合が生じる。
またさらに、従来技術においては、定着ローラ4の長手方向を遮熱カバー20で覆っていたが、定着ローラ4端部を特に覆っていないため、端部から拡散する熱を遮断することができない。従って、定着装置外部の昇温抑制効果が減少してしまう不都合も生じる。
このように従来技術においては、遮熱カバー20とフレーム5が当接し、かつ定着回転体2の端部からの放熱を特に遮断していない。そのため、温められた遮熱カバー20の熱がフレーム5を通じて定着装置外側に拡散しやすく、同時に遮熱カバー20も温まりにくくなる。そのため、定着フィルム10の保温効果が得にくくなり、さらに端部から熱が定着装置外側へと拡散しやすい、といった問題があった。
そこで本発明の目的は、定着装置外側昇温防止効果の減少を防止し、十分な昇温防止効果を確保することができる定着装置、及び斯かる定着装置を備える画像形成装置の提供することである。
上記目的は本発明に係る定着装置、及び斯かる定着装置を備える画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発明は、発熱手段を備えた定着回転体と、前記定着回転体に加圧された回転駆動される加圧回転体とがフレーム部材に収納され、前記定着回転体と前記加圧回転体とにて形成される加圧ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して前記画像を加熱する定着装置において、
前記定着回転体からの熱が外部へと拡散することを遮断する遮熱カバーを前記定着回転体の外周囲に離間させて配置し、
前記遮熱カバーは、前記定着回転体の長手方向に沿った外表面を覆い、且つ、前記定着回転体を収納するフレーム部材と非接触であることを特徴とする定着装置である。
第2の本発明は、発熱手段を備えた定着回転体と、前記定着回転体に加圧された回転駆動される加圧回転体とがフレーム部材に収納され、前記定着回転体と前記加圧回転体とにて形成される加圧ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して前記画像を加熱する定着装置において、
前記定着回転体からの熱が外部へと拡散することを遮断する遮熱カバーを前記定着回転体の外周囲に離間させて配置し、
前記遮熱カバーは、前記定着回転体の長手方向に沿った外表面及び端面領域を覆い、且つ、前記定着回転体を収納するフレーム部材と非接触であることを特徴とする定着装置である。
第3の本発明は、記録材に未定着トナー像を形成する画像形成手段と、この未定着トナー像を記録材に定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、
前記定着装置は、上記第1又は第2の本発明に係る定着装置であることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、定着回転体及び加圧回転体を備えた定着装置において、少なくとも定着回転体を覆って配置された遮熱カバーを、これら回転体を収納するフレームと非接触とすることで、これら回転体から発生する熱が外部に拡散することを効果的に遮り、定着装置外側の部材、装置が昇温するのを防止することができる。
以下、本発明に係る定着装置及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
(1)画像形成装置
図1に、本発明の画像形成装置100の一実施例である電子写真方式のカラー用のレーザビームプリンタの概略構成を示す。
図1において、画像形成装置100は、画像形成手段を構成する像担持体としての、ドラム状の有機感光体やアモルファスシリコン感光体(以下、「感光ドラム」という。)101を備えている。感光ドラム101は、矢示の反時計方向に所定のプロセス速度(周速度)で回転駆動される。更に、画像形成手段として、感光ドラム101の周りには、帯電手段としての帯電ローラ102、露光手段としてのレーザ光学箱(レーザスキャナ)110、現像手段としての4色カラー現像装置104が配置されている。
感光ドラム101は、その回転過程で帯電ローラ102で所定の極性・電位の一様な帯電処理を受ける。
次いで、その帯電処理面にレーザ光学箱110から出力されるレーザ光103により、目的の画像情報の走査露光処理を受ける。レーザ光学箱110は、不図示の画像読み取り装置等の画像信号発生装置からの目的画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調(オン/オフ)したレーザ光103を出力する。レーザ光学箱110からの出力レーザ光103は、ミラー103により感光ドラム101の露光位置に偏向される。これにより、感光ドラム101面に走査露光した目的画像情報に対応した静電潜像が形成される。
フルカラー画像形成の場合は、目的のフルカラー画像の第1の色分解成分画像、例えばイエロー成分画像についての走査露光、潜像形成がなされる。その潜像が4色カラー現像装置104のうちのイエロー現像器104Yの作動でイエロートナー画像として現像される。そのイエロートナー画像は、感光ドラム101と中間転写ドラム(中間転写体)105との接触部(或いは近接部)である1次転写部Tlにおいて中間転写ドラム105面に転写される。中間転写ドラム105面に対するトナー画像転写後の感光ドラム101面はクリーナ107により転写残トナー等の付着残留物の除去を受けて清掃される。
上記のような帯電、走査露光、現像、一次転写、清掃のプロセスサイクルが、目的のフルカラー画像の第2の色分解成分画像(例えばマゼンタ成分画像、マゼンタ現像器104Mが作動)について行われる。引き続いて、第3の色分解成分画像(例えばシアン成分画像、シアン現像器104Cが作動)、第4の色分解成分画像(例えば黒成分画像、黒現像器104BKが作動)の各色分解成分画像について順次実行される。
このようにして、中間転写ドラム105面にイエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、黒トナー画像の4色のトナー画像が順次重ねて転写され、目的のフルカラー画像に対応したカラートナー画像が形成される。
中間転写ドラム105は、金属ドラム上に中抵抗の弾性層と高抵抗の表層を設けたもので、感光ドラム101に接触して或いは近接して感光ドラム101とほぼ同じ周速度で矢示の時計方向に回転駆動される。そして、中間転写ドラム105の金属ドラムにバイアス電位を与えて感光ドラム101との電位差で感光ドラム101側のトナー画像を前記中間転写ドラム105面側に転写させる。
上記の中間転写ドラム105面に形成されたカラートナー画像は、前記中間転写ドラム105と転写ローラ(転写手段)106との接触ニップ部である二次転写部T2において、記録材Pの面に転写されていく。記録材Pは、不図示の給紙部から所定のタイミングで前記二次転写部T2に送り込まれる。
転写ローラ106は、記録材Pの背面からトナーと逆極性の電荷を供給することで中間転写ドラム105面側から記録材P側へ合成カラートナー画像を順次に一括転写する。
二次転写部T2を通過した記録材Pは、中間転写ドラム105面から分離されて定着装置1へ導入され、未定着トナー画像の加熱定着処理を受けて、機外の不図示の排紙トレーに排出される。
記録材Pに対するカラートナー画像転写後の中間転写ドラム105は、クリーナ108により転写残トナー、紙粉等の付着残留物の除去を受けて清掃される。このクリーナ108は、常時は中間転写ドラム105に非接触状態に保持されており、中間転写ドラム105から記録材Pに対するカラートナー画像の二次転写実行過程において中間転写ドラム105に接触状態に保持される。
また、転写ローラ106も常時中間転写ドラム105に非接触状態に保持されており、中間転写ドラム105から記録材Pに対するカラートナー画像の二次転写実行過程において中間転写ドラム105に記録材Pを介して接触状態に保持される。
本実施例の画像形成装置は、白黒画像などモノカラー画像のプリントモードも実行できる。また、両面画像プリントモードも実行できる。
両面画像プリントモードの場合は、定着装置1を出た1面目画像プリント済みの記録材Pは、不図示の再循環搬送機構を介して表裏反転されて再び二次転写部T2へ送り込まれて2面に対するトナー画像転写を受ける。次いで、再度、定着装置1に導入されて2面に対するトナー画像の定着処理を受けることで両面画像プリントが出力される。
(2)定着装置1
(全体的構成)
図2及び図3を参照して、定着装置1について説明する。本実施例において、定着装置1は、フィルム加熱方式で加圧ローラ駆動方式の装置である。図2は、定着装置1の要部の概略構成を示す横断側面図である。図3(A)は定着装置1の要部の概略構成を示す正面図であり、図3(B)は、遮熱カバー20を端部のフランジ部材23に具備させた場合の概略構成を示す、図3(A)の線B−Bに取った断面図である。
本実施例にて、定着装置1は、装置本体に取り付けられたフレーム部材5と、フレーム部材5内に収納され、互いに圧接してニップ領域Nを形成して回転する定着回転体2と加圧回転体3とを備えている。定着装置1は、加圧ニップ部、即ち、定着ニップ部Nで未定着トナー像が定着回転体2に接するようにして未定着トナー像を担持する記録材Pを定着回転体2と加圧回転体3とによって挟持搬送しながら、未定着トナー像を記録材Pに定着させる。
更に説明すると、加熱部材としての定着回転体2は、円筒状の定着フィルム10と、発熱手段としてのセラミックヒータ15を備えており、セラミックヒータ15は、セラミック基板14と、発熱抵抗体13と、オーバーコート層12とにて形成されている。
セラミック基板14は、アルミナ(Al23)等の耐熱性がある材料がよい。発熱抵抗体13は、例えばAg/Pd(銀パラジウム)等の電気抵抗材料を、スクリーン印刷等により塗工、焼成してセラミック基板上に形成する。また、発熱抵抗体13は、温調回路27に接続してある。発熱抵抗体13は、温調回路27から供給される電流によって発熱する。オーバコート層12として、ガラスやフッ素樹脂などをセラミック基板及び発熱体をコートするのがよい。
定着装置1は、横断面略半円弧状桶型のフィルムガイド部材16を備えており、外側に円筒状の定着フィルム10がルーズに外嵌されている。また、フィルムガイド部材16は、加熱体であるセラミックヒータ15を保持している。
図3(A)に示すように、フィルムガイド部材16のアセンブリの左右両端にフランジ部材23a、23bが外嵌されている。フランジ部材23a、23bは、フィルムガイド部材16の左右位置を固定しつつ、定着フィルム10の回転時に前記定着フィルム10の端部を受けて定着フィルムのフィルムガイド部材長手に沿う寄り移動を規制する役目をする。
加圧部材としての加圧回転体を構成する加圧ローラ3は、芯金30aと、前記芯金30a周りに同心一体にローラ状に成形被覆させた、シリコーンゴム・フッ素ゴム・フッ素樹脂などの耐熱性・弾性材層30bとで構成されている。芯金30aの両端部は、装置の不図示のシャーシ側板間に回転自由に軸受け保持されている。
定着回転体を構成する加圧用剛性ステイ22の両端部と、装置フレーム5側のバネ受け部材29a、29bとの間にそれぞれ加圧バネ25a、25bを縮設することで加圧用剛性ステイ22に押し下げ力を作用させている。これによりセラミックヒータ15のニップ部Nに対応する部分の下面と加圧ローラ3の上面とが定着フィルム10を挟んで圧接して所定幅の定着ニップ部Nが形成される。
加圧ローラ3は、駆動手段Mにより矢示の反時計方向に回転駆動される。この加圧ローラ3の回転駆動により、前記加圧ローラ3と定着フィルム10の外面との摩擦力で定着フィルム10に回転力が作用する。これにより、前記定着フィルム10がその内面が定着ニップNにおいてセラミックヒータ15の下面に密着して摺動しながら矢示の時計方向に加圧ローラ3の周速度にほぼ対応した周速度をもってフィルムガイド部材16の外周を回転する。
この場合、定着ニップ部Nにおけるセラミックヒータ15の下面と定着フィルム10の内面との相互摺動摩擦力を低減化させるために定着ニップ部Nのセラミックヒータ15の下面と定着フィルム10の内面との間に耐熱性グリースなどの潤滑剤を介在させる。または、セラミックヒータ15の下面を潤滑部材41(不図示)で被覆することもできる。
また、フィルムガイド部材16の周面に、その長手に沿い所定の間隔を置いて不図示の凸リブ部を形成具備させ、フィルムガイド部材16の周面と定着フィルム10の内面との接触摺動抵抗を低減させて定着フィルム10の回転負荷を少なくしている。
この定着ニップ部Nの温度は、温度検知手段11を含む温調系により発熱抵抗体13に対する電流供給が制御されることで所定の温度が維持されるように温調される。
温度検知手段11は、定着フィルム10の温度を検知するサーミスタなどの温度センサであり、本実施例においては、この温度センサ11で測定した定着フィルム10の温度情報をもとに定着ニップ部Nの温度を制御するようにしている。
上記構成により、定着フィルム10が回転し、温調回路27から発熱抵抗体13への給電により上記のように定着フィルム10が加熱される。定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成手段から搬送された未定着トナー画像Tが形成された記録材Pが定着ニップ部Nの定着フィルム10と加圧ローラ3との間に画像面が上向き、即ち定着フィルム面に対向して導入される。そして、定着ニップ部Nにおいて画像面が定着フィルム10の外面に密着して定着フィルム10と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。
この定着ニップ部Nを定着フィルム10と一緒に記録材Pが挟持搬送されていく過程において、記録材P上の未定着現像剤Tは、セラミックヒータ15で加熱された定着フィルム10の熱で加熱されて定着される。記録材Pは、定着ニップ部Nを通過すると定着フィルム10の外面から分離して排出搬送されていく。記録材P上の未定着トナー像Tは、定着ニップ部N通過後、冷却して永久固着像となる。
本実施例では未定着トナー像Tに低軟化物質を含有させたトナーを使用したため、定着装置にオフセット防止のためのオイル塗布機構を設けていないが、低軟化物質を含有させていないトナーを使用した場合にはオイル塗布機構を設けてもよい。また、低軟化物質を含有させたトナーを使用した場合にもオイル塗布や冷却分離を行ってもよい。
(定着フィルム10)
図4は、本実施例における定着フィルム10の層構成を説明する模型図である。本実施例の定着フィルム10は、ポリイミドの基層10a(50μm)の上に不図示のプライマー層(5μm)、さらにその上に弾性層10b(300μm以下)、そしてその上にフッ素樹脂からなる離型層10cよりなっている。弾性層10bは、シリコーンゴム、フッ素ゴム、フルオロシリコンゴム等の耐熱性がよく熱伝導率の良いものが用いられ、厚さ10〜500μm、硬度60°(JIS−A)以下とするのが好ましい。
弾性層10bの熱伝導率λに関しては、0.25〜0.85[W/m・K]がよい。
熱伝導率λが0.25〜0.85[W/m・K]よりも小さい場合には、熱抵抗が大きく、定着フィルムの表層(離型層10c)における温度上昇が遅くなる。熱伝導率λが0.25〜0.85[W/m・K]よりも大きい場合には、硬度が高くなりすぎ、圧縮歪みが悪化する。
離型層10cは、厚さ1〜100μmの、フッ素樹脂(PFA、PTFE、FEP)、シリコーン樹脂、フルオロシリコンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム、等の離型性かつ耐熱性の良いものが用いられる。
離型層10cの厚さが1μmよりも小さいと塗膜の塗ムラで離型性の悪い部分ができ、耐久性が不足するといった問題が発生する。また離型層10cが100μmを超えると熱伝導が悪化するという問題が発生し、特に樹脂系の離型層の場合は硬度が硬くなりすぎ、弾性層10bの効果が失われてしまう。
(外部昇温防止機構)
次に、本発明の特徴である定着回転体2とされる加熱部材に遮熱カバーを設けた機構について説明する。
図3(A)、(B)に示すように、定着回転体2を形成する一部分であるフランジ部材23a、23bに当接して遮熱カバー20が設けられる。
本定着装置1における遮熱カバー20の材質は、プリンタの小型化・軽量化とコストの面から考慮して、アルミニウムを採用した。遮熱カバー20は、遮熱カバー20がフランジ部材23a、23bに隙間なく、被せることができるような形状とした。又、遮熱カバー20は、長手方向に延在する円筒状の定着フィルム10の表面積の約60%を覆うようにした。遮熱カバー20が定着フィルム10の表面を覆う割合は大きければ大きいほど好ましい。
遮熱カバー20は、定着フィルム10から放熱された熱によって温められる。ここで遮熱カバー20は定着回転体2を収納するフレーム部材5とは非接触とされる。そのため、遮熱カバー20は、一度温められると冷めにくく、それにともない、遮熱プレート20と定着フィルム10の間の空気層も冷めにくい構造になっている。したがって、遮熱カバー20が速く温まれば定着フィルム10の保温効果も速く出やすい。
遮熱カバー20の肉厚は、本実施例のアルミニウムのような金属の場合、肉厚を大きくすると遮熱カバー20の熱容量も大きくなるため、定着フィルム10からの熱が遮熱カバー20を温めるのに時間を要し、保温効果が現れるのが遅くなる。従って、保温効果の観点から遮熱カバー20の肉厚は薄い方が好ましい。しかし、定着装置1に搬送された記録材Pがジャムを起こした場合に、遮熱カバー20が変形、破損してしまわない程度に強度を確保しなければならない。従って、遮熱カバー20の材質にもよるが、アルミニウムでは100μm以上1mm以下の肉厚が好ましい。本実施例においては、肉厚250μmとした。
また、遮熱カバー20と定着フィルム10の距離(ギャップ)Gが大きくなると、定着フィルム10と遮熱カバー20との間に生じる自然対流熱伝達によって、温まった定着フィルム10の熱が拡散して冷えてしまう。そのため、消費エネルギーが増大するといった問題も生じてくる。
従って、定着フィルム10と遮熱カバー20の距離(ギャップ)Gは小さい方がよく、2mm以下であることが好ましい。本実施例においては、フランジ部材23a、23bの外径を変更することによって、容易にこのギャップを規定できる。本実施例ではギャップを約2mmとした。
このフランジ部材23a、23bには、耐熱性の高いポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)を用いた。熱伝導率に関しては、例えば熱伝導率がある程度高い(1[W/mK]以上)場合、定着フィルム10からフランジ部材23a、23bへ熱が移動し易く、定着フィルム10の温度に遮熱カバー20の温度が追従し易い。そのため、遮熱カバー20が温まり易くなり保温効果が早く得られる等の利点がある。また、熱伝導率が低いフランジ部材を用いた場合(1[W/mK]以下)も、遮熱カバー20が自然対流熱伝達を遮る効果は変わらず得られるので、低熱伝導率のフランジ部材を用いてもよい。本実施例においては、熱伝導率が1[W/mK]以下のPPS樹脂を使用した。
このような条件で、定着フィルム10の長手方向は、前記遮熱カバー20で覆い、端部はフランジ部材23a、23bで覆い、遮熱カバー20と端部フランジ部材23a、23bとをフレーム部材5から接触させないようにする。これにより、定着フィルム10から放熱される熱を遮熱カバー20に留め、定着装置外部へと拡散することを防止している。
具体的に、上記のように遮熱カバー20を具備させた本実施例装置と、本実施例から遮熱カバー20を外した装置の両者における、記録材連続100枚通紙した時の、外側板金の昇温を測定する実験を行なった。
即ち、定着回転体2である加熱部材を180℃に制御し、記録材Pとしてレターサイズの普通紙(幅216mm×長さ279mm)をプロセススピード87mm/secで連続通紙した場合の、遮熱カバー20から約3mmの距離にある板金L(図2)の温度推移を測定した。温度測定は熱電対を板金Lに押し当てて行なった。
図5にその結果を示した。曲線(a)が遮熱カバー20を定着部材に具備させた本実施例の結果であり、曲線(b)が遮熱カバー20を外した従来の装置である。
遮熱カバー20を外した従来装置では板金温度が67℃になるのに対して、本実施例装置では、板金温度が50℃に抑えられている。つまり、昇温防止効果(板金温度差)はΔT=−17℃となった。
即ち、本実施例では加熱部材外側の温度上昇が抑制されている。遮熱カバー20を具備させた本実施例装置において加熱部材外側の板金温度の上昇が抑制されているのは、次の理由による。
つまり、定着フィルム10の長手方向は遮熱カバー20で覆い、端部はフランジ部材23a、23bで覆うことで、記録材Pの連続通紙時に定着フィルム10から放熱される熱を外部に拡散するのを遮ったことによる。
また、本実施例では、定着フィルム10を遮熱カバー20とフランジ部材23a、23bで覆った空間(空気層)は、定着フィルム10から放熱される熱で温まる。そのため、その空間(空気層)による保温効果で記録材通紙時においても消費エネルギーの削減が若干ではあるが達成できている。
また、上記のように加熱部材に遮熱カバー20を具備させる構造にすることで省スペース化が可能なため、プリンタ等が将来小型化されていく場合にも対応可能である。
遮熱カバー20は、遮熱カバー20の定着フィルム10と対向する面を、研磨或いは化学処理によって表面を平滑化処理し、定着フィルム10から放射された放射熱を定着フィルム10へと反射させ易いようにしてもよい。
また、遮熱カバー20をアルミニウムのような金属ではなく、断熱部材(熱伝導率0.1[W/mK]以下)或いは耐熱性のある樹脂等を用いてもよい。
また、遮熱カバー20の定着フィルム10側表面を表面研磨した金属を用い、外側を熱伝導率の低い断熱部材を用いるような遮熱カバー20を複層構造にしてもよい(不図示)。
以上述べたように、加熱部材である定着回転体2に遮熱カバー20を設けて定着フィルム10の長手方向を覆い、かつ端部を加熱部材の一部であるフランジ部材23a、23bで覆うことで、定着フィルム10から放熱される熱を効果的に遮ることができる。そのため、定着回転体外側への熱伝達を抑制し外側部材の昇温を効果的に軽減することができる。
実施例2
次に、図6を参照して、本発明に係る定着装置の第二の実施例について説明する。本実施例の定着装置の全体構成及び定着装置が適用される画像形成装置は、実施例1で説明した定着装置及び画像形成装置と同様の構成とされる。従って、本実施例の装置において、同じ構成及び機能を成す部材には同じ参照番号を付し、実施例1の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。図6は、定着回転体2は省略し、加圧回転体3のみを図示している。
本実施例の定着装置1は、実施例1の装置にさらに、加圧回転体としての加圧部材である加圧ローラ3にも長手方向と端部を覆うように遮熱カバー20を具備させたものである。遮熱カバー20は、実施例1と同様に、厚み250μmのアルミニウムを用いている。
加圧ローラ3は、定着フィルム10から定着ニップ部Nを通して温められ、そして温められた加圧ローラ3の熱が外側に拡散することによって、加圧部材近傍の外側部材も昇温してしまう。そのような外側部材の昇温を防止するため、加圧部材にも定着フィルム10と同様に、遮熱カバー20を具備させている。
図6(A)は本実施例における遮熱カバー20で覆われた加圧ローラ3の端部を表し、図6(B)は本実施例における遮熱カバー20で覆われた加圧ローラ3の正面図である。
図6(A)、(B)に示すように、加圧ローラ3の端部を覆う部材は、実施例1の時のようなフランジ部材ではなく、遮熱カバー20を加工することで、端部と長手方向を覆うようにしている。そしてこの遮熱カバー20は、図6(A)に示すように、加圧ローラ3の芯金30aに端部断熱部材40を介して接続されている。この時、回転駆動が加圧ローラ駆動であるため、加圧ローラ芯金30aの回転と同時に遮熱カバー20も回転してしまわないように、加圧ローラ芯金30aを回転自由に断熱部材40で軸受け保持させて配設してある。
本実施例のように加圧部材である加圧回転体3側にも遮熱カバー20を具備させることで、加圧ローラ3から放熱される熱を遮熱カバー20で遮ることにより、加圧ローラ3に近い外側部材の昇温を抑制することが可能となる。
ここで、遮熱カバー20と加圧ローラ3の表層との距離(ギャップ)Gは、3mm以下が好ましい。
また遮熱カバー20の表面を、研磨あるいは化学処理することにより、加圧ローラ3からの放射熱を反射しやすいようにしてもよい。
また、実施例1と同様に、加圧ローラの端部に加圧ローラ端部を覆う端部材を設け、この端部材に、アルミニウムのような金属以外の非金属である耐熱性の高い樹脂等を用いて、その部材に遮熱カバー20を接続してもよい(不図示)。
また、遮熱カバー20の加圧ローラ側表面を表面研磨した金属を用い、外側を熱伝導率の低い断熱部材を用いるような遮熱カバー20を複層構造にしてもよい(不図示)。
本定着装置1における遮熱カバー20は、上述のように、遮熱カバー20が加圧ローラ3の端面をも被せることができるような形状にし、少なくとも加圧ローラ3の長手方向面積の約60%、また、端面領域の60%以上を覆うようにした。遮熱カバー20が加圧ローラ3の表面を覆う割合は大きければ大きいほど好ましい。
実施例3
次に、図7及び図8を参照して、本発明に係る定着装置の第三の実施例について説明する。本実施例の定着装置の全体構成及び定着装置が適用される画像形成装置は、実施例1で説明した定着装置及び画像形成装置と同様の構成とされる。従って、本実施例の装置において、同じ構成及び機能を成す部材には同じ参照番号を付し、実施例1の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
実施例1及び実施例2においては、定着装置は、発熱手段としての加熱源にセラミックヒータ15を用いたフィルム加熱方式であるとして説明した。本実施例においては、定着回転体として、ハロゲンヒータ17などの加熱体を内蔵し、輻射熱を利用した定着ローラ4を備えた熱ローラ方式の定着装置とされる。
図7は本実施例の定着装置の概略構成を示す横断面図であり、図8は中央縦断面図である。
本実施例の定着装置は、図10に関連して説明した従来の熱ローラ定着装置と同様の構成とされる。
つまり、上述のように、加熱部材である定着回転体2として、ハロゲンヒータ17などの加熱体(発熱手段)を内蔵し、輻射熱を利用した定着ローラ4を備え、また、定着ローラ4と定着ニップ部Nを形成する加圧回転体としての加圧ローラ3を備えている。定着ローラ4は、中空のヒートローラとされ、又、加圧ローラ3は、先の実施例1、2と同様の構成とされる。
ただ、本実施例の定着装置によれば、図8に示すように、ハロゲンヒータ17の端部の回転支持軸17aに遮熱カバー20を接続している。遮熱カバー20は、実施例2の加圧ローラ3の場合と同様に、定着ローラ4の長手方向と端部を覆う部材が一体となるように加工されたアルミニウムの遮熱カバー20を用いている。
上記のように、遮熱カバー20を、加熱部材である定着ローラ4に取り付け、従来技術のように、フレーム5(図10)と離間させて、定着ローラ4を覆う構成とされる。斯かる構成とすることで、定着ローラ4からの放熱による熱を外側に拡散するのを遮り、実施例1と実施例2と同様の効果を得ることができる。
また、実施例2と同様に、図8に一点鎖線にて示すように、加圧ローラ3側にも遮熱カバー20を具備させてもよい。
更に、遮熱カバー20をアルミニウムのような金属ではなく、断熱部材(熱伝導率0.1[W/mK]以下)、或いは、耐熱性のある樹脂等を用いて構成してもよい。
変更実施例
上記実施例3においては、定着回転体として、ハロゲンヒータ17などの加熱体(発熱手段)を内蔵し、輻射熱を利用した定着ローラを備えた熱ローラ方式の定着装置であるとして説明した。
しかしながら、上記実施例1及び2において説明した加熱源にセラミックヒーター15を用いた定着フィルム加熱方式の定着装置においても、本実施例3の構成とすることができる。
つまり、図3(A)、(B)に一点鎖線にて示すように、遮熱カバー20の長手方向両端部を、端部フランジ23a、23bより更に長手方向外方まで延在させ、端部フランジ23a、23bの端面領域をも覆う構造とすることが可能である。
また、本実施例におけるような、ハロゲンヒータ17などの加熱体を内蔵し、輻射熱を利用した定着ローラを備えた熱ローラ方式の定着装置においても、実施例1で説明したように、定着ローラ4の長手方向両端部に、定着ローラ4に回転自在に取り付けられた端部フランジを設け、この端部フランジ部材に遮熱カバーの両端部を取り付けることもできる。端部フランジとしては、実施例1と同様の材料にて形成することができる。
又、本発明の画像形成装置に関しても、実施例1にて説明したカラーレーザビームプリンタに限定されるものではなく、モノクロ画像形成装置であってもよく、その他当業者には周知の定着装置を備えた様々な画像形成装置とすることができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例を説明する概略構成図である。 本発明に係る定着装置の一実施例であるフィルム加熱方式定着装置の要部の概略構成を説明する横断側面図である。 図3(A)は、図2に示すフィルム加熱方式の定着装置の正面図であり、図3(B)は、図3(A)の線B−Bに取った断面図である。 定着フィルムの層構成を説明する断面図である。 本発明の定着装置の効果を示す実験から得られたグラフである。 図6(A)は、本発明に係る定着装置の他の実施例である加圧回転体の要部を説明する概略構成断面図であり、図6(B)は、正面図である。 本発明に係る定着装置の他の実施例である熱ローラ方式の定着装置の要部を説明する概略構成断面図である。 図7に示す熱ローラ方式の定着装置の縦断面図である。 従来のフィルム加熱方式の定着装置を説明する概略構成断面図である。 従来の熱ローラ方式の定着装置の要部を説明する概略構成断面図である。
符号の説明
1 定着装置
2 定着回転体
3 加圧ローラ(加圧回転体)
4 定着ローラ
5 フレーム
10 定着フィルム
11 温度センサ(温度検知手段)
15 セラミックヒータ(発熱手段)
17 ハロゲンヒータ(発熱手段)
20 遮熱カバー
40 端部断熱部材
101 感光ドラム(像担持体)
102 帯電ローラ(帯電手段)
103 レーザ光学箱(露光手段)
104 現像装置(現像手段)
105 中間転写ドラム(中間転写体)
106 転写ローラ(転写手段)

Claims (10)

  1. 発熱手段を備えた定着回転体と、前記定着回転体に加圧された回転駆動される加圧回転体とがフレーム部材に収納され、前記定着回転体と前記加圧回転体とにて形成される加圧ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して前記画像を加熱する定着装置において、
    前記定着回転体からの熱が外部へと拡散することを遮断する遮熱カバーを前記定着回転体の外周囲に離間させて配置し、
    前記遮熱カバーは、前記定着回転体の長手方向に沿った外表面を覆い、且つ、前記定着回転体を収納するフレーム部材と非接触であることを特徴とする定着装置。
  2. 発熱手段を備えた定着回転体と、前記定着回転体に加圧された回転駆動される加圧回転体とがフレーム部材に収納され、前記定着回転体と前記加圧回転体とにて形成される加圧ニップ部に未定着画像を担持した記録材を通して前記画像を加熱する定着装置において、
    前記定着回転体からの熱が外部へと拡散することを遮断する遮熱カバーを前記定着回転体の外周囲に離間させて配置し、
    前記遮熱カバーは、前記定着回転体の長手方向に沿った外表面及び端面領域を覆い、且つ、前記定着回転体を収納するフレーム部材と非接触であることを特徴とする定着装置。
  3. 前記遮熱カバーは、少なくとも前記定着回転体の長手方向に沿った外表面の60%以上を覆っていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記定着回転体の長手方向両端部は、耐熱性樹脂で形成された端部フランジ部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の定着装置。
  5. 前記定着回転体は、前記両端部フランジ部材の間に配置され、前記加圧回転体により回転駆動される円筒状の定着フィルムを有し、前記発熱手段は前記定着フィルムを加熱することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記定着回転体の前記発熱手段は、輻射熱を利用したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の定着装置。
  7. 前記遮熱カバーは、前記定着回転体から輻射される輻射熱を反射する反射板であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の定着装置。
  8. 前記加圧回転体からの熱が外部へと拡散することを遮断する第2の遮熱カバーを前記加圧回転体の外周囲に離間させて配置し、
    前記第2の遮熱カバーは、前記加圧回転体の、少なくとも長手方向に沿った外表面を覆い、且つ、前記加圧回転体を収納するフレーム部材と非接触であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の定着装置。
  9. 前記第2の遮熱カバーは、前記加圧回転体から輻射される輻射熱を反射する反射板であることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 記録材に未定着トナー像を形成する画像形成手段と、この未定着トナー像を記録材に定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、
    前記定着装置は、請求項1〜9のいずれかの項に記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
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