JP2005164888A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着処理で発生する熱の影響を緩和する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置10は、搬送路28が略鉛直に設けら、定着装置91が上方に設けられた画像形成装置であって、第1の収容部13と、この第1の収容部13の上方に設けられた第2の収容部90との間に断熱部材96を設け、第1の収容部13に中間転写装置62などを収容し、第2の収容部90に定着装置91などを収容することにより、定着装置91で発生した熱が中間転写装置62などに与える影響を緩和する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱定着処理を行う画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1及び特許文献2は、発熱部に真空断熱材を用いたノート型コンピュータを開示する。
また、特許文献3及び特許文献4は、真空層を有する断熱材が加熱ローラ又は加圧ローラの周囲に設けられた定着装置を開示する。
特開2001−350546号公報 特開2003−29878号公報 特開平6−236128号公報 特開平2−116880号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、定着処理で発生する熱の影響を緩和する画像形成装置を提供することを目的とする。
[画像形成装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体から記録媒体に転写されたトナー像を加熱して、このトナー像を記録媒体上に定着させる定着ユニットと、少なくとも前記像担持体が収容される第1の収容部、及び、少なくとも前記定着ユニットが収容される第2の収容部を有する画像形成装置本体と、前記第1の収容部と前記第2の収容部との間に設けられた断熱部材とを有する。
好適には、前記像担持体は、前記定着ユニットの近傍に配設され、前記断熱部材は、前記像担持体と前記定着ユニットとを隔てる位置に配設されてなる。
好適には、前記第2の収容部は、前記第1の収容部の上方に配設され、前記断熱部材は、前記第2の収容部の底面の少なくとも一部を構成してなる。
好適には、前記第2の収容部の少なくとも一部は、前記画像形成装置本体の上部に突出してなる。
好適には、前記断熱部材は、前記第1の収容部と前記第2の収容部とを隔てる隔壁の少なくとも一部を構成してなる。
好適には、前記記録媒体は、略鉛直方向に設けられた搬送路を上方に搬送され、前記隔壁は、前記第1の収容部が前記第2の収容部と連通するための開口を有し、前記断熱部材は、少なくとも前記隔壁の開口周縁部分を構成してなる。
好適には、前記断熱部材と前記定着ユニットとの間に空隙が設けられてなる。
好適には、前記第2の収容部は、前記画像形成装置本体の外側に連通する通気孔を有してなる。
好適には、前記断熱部材は、厚さが5ミリメートル以下の真空断熱材である。
好適には、前記断熱部材は、耐熱温度110℃以上の外被材を備えた真空断熱材である。定着器(定着温度170〜180℃)近傍に上記真空断熱材を配しても、このように真空断熱材の外被材の耐熱温度を110℃以上とすれば、外被材が熱劣化して真空断熱材の性能が著しく損なわれることがない。
本発明の画像形成装置によれば、定着装置から発生する熱が他の構成部分に与える影響を緩和することができる。
以下、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。第1の実施形態の画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回動支点14を中心に回動自在の開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙ユニット18が配置されている。
画像形成装置本体12は、ロータリ現像器38、像担持体50及び中間転写装置62などが収容される第1の収容部11と、定着装置91(定着ユニット)などが収容される第2の収容部90とを有する。第2の収容部90は、画像形成装置本体12の上方に突出した領域であり、第1の収容部11の上方に設けられている。第1の収容部13及び第2の収容部90は、断熱部材96で隔てられており、断熱部材96に設けられた開口962(後述)を介して連通している。すなわち、断熱部材96は、第1の収容部13と第2の収容部90を隔てる隔壁として機能している。
給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、用紙が収納される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22の奥端近傍上部には、給紙カセット22から用紙を供給するフィードロール24、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から排出口30までの用紙通路であり、この搬送路28は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側面)近傍にあって、給紙ユニット18から後述する定着装置91まで略垂直に形成されている。この搬送路28の定着装置91の上流側に後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72の上流側にレジストロール32が配置されている。また、搬送路28の排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からフィードロール24により送り出された用紙は、リタードロール26により捌かれて最上部の用紙のみ搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通ってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置91により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。排出部36の排出口側の側面は、第2の収容部90と共通の壁面であり、排出部36に積載された用紙が突き当たる面となる。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にロータリ現像器38が配置されている。ロータリ現像器38は、現像器本体40内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを有し、ロータリ現像器中心44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42a〜42dそれぞれは、現像ロール46a〜46dを有し、例えばコイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像器38には、例えば感光体からなる像担持体50が当接するように配置されており、現像ロール46a〜46dは、像担持体50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体40の外周から半径方向に、例えば2mm突出している。また、現像ロール46a〜46dそれぞれの両端には、現像ロール46a〜46dの直径よりもわずかに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール46a〜46dと同軸で回転するように設けられている。つまり、現像器42a〜42dの現像ロール46a〜46dは、ロータリ現像器中心44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器本体40の外周に配置され、現像ロール46a〜46dのトラッキングロールが像担持体50の両端に設けられたフランジ(図示せず)に当接し、現像ロール46a〜46dと像担持体50との間に所定の隙間を形成しつつ、像担持体50上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像する。
像担持体50の下方には、該像担持体50を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置52が設けられている。また、像担持体50には、該像担持体50の回転方向の帯電装置52よりも上流側に像担持体クリーナ54が当接している。像担持体クリーナ54は、例えば一次転写後に像担持体50に残留するトナーを掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取ったトナーを回収するトナー回収ボトル58とから構成される。
なお、トナー回収ボトル58の背面側(図1において右側)は、例えばリブなどが形成され、用紙が滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路28を構成している。
ロータリ現像器38の下方には、帯電装置52により帯電された像担持体50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像器38の上方には、ロータリ現像器38によって可視化されたトナー像を一次転写位置で一次転写され、後述する二次転写位置まで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体64(像担持体)、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76から構成される。中間転写体64は、例えば弾性を有し、ロータリ現像器38の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。また、中間転写体64は、該中間転写体64の長辺下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で像担持体50にラップ状に当接する像担持体ラップ領域を有し、像担持体50に所定の範囲だけ巻きついて、像担持体50の回転に従動する。このように、中間転写体64は、一次転写ロール66によって像担持体50上のトナー像を例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を後述する二次転写ロール80に向けて搬送する。
なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、像担持体50から離間している。
さらに、中間転写体64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により、平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送路28に臨むようにされている。
なお、二次転写部において、中間転写体64と搬送路28との間が、例えば12°の角度になるように、ラップアウトロール70は配置されている。
スクレーパバックアップロール74は、二次転写後に中間転写体64に残留するトナーを後述するスクレーパ84が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写体64に残留するトナーを後述するブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写体64の長辺上方には、例えば反射型フォトセンサなどのセンサ78が開閉カバー16の裏面(内側)に固定されることによって設けられている。センサ78は、中間転写体64上に形成されたトナーのパッチを読取り、中間転写体64の回転方向における位置を検出するとともに、トナーの濃度検知を行う。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写部における二次転写位置となっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写体64に一次転写されたトナー像を二次転写位置で用紙に二次転写する。ここで、二次転写ロール80は、中間転写体64が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナー像を搬送する間は中間転写体64から離間しており、黒のトナー像が転写されると中間転写体64に当接するようにされている。なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の電位差が生じるようにされており、例えば二次転写ロール80を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)などに接続される。
中間転写装置62の反二次転写位置側には、中間転写体クリーナ82が当接している。中間転写体クリーナ82は、例えば二次転写後に中間転写体64に残留するトナーを掻き取ってクリーニングするスクレーパ84、スクレーパ84によるクリーニング後に残ったトナーをさらに掻き取るブラシロール86、スクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られたトナーを回収するトナー回収ボトル88から構成される。スクレーパ84は、例えばステンレスの薄板からなり、所定の電圧がかけられている。ブラシロール86は、例えば導電性の処理がなされたアクリルなどのブラシからなる。また、中間転写体64がトナー像を搬送する間は、スクレーパ84及びブラシロール86は、中間転写体64から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体64に当接するようにされている。
二次転写位置の上方には、定着装置91が配置されている。定着装置91は、加熱ロール92と加圧ロール94とを有し、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により用紙に二次転写されたトナー像を用紙に定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。
像形成ユニット89は、中間転写装置62、像担持体50、帯電装置52、像担持体クリーナ54及び中間転写体クリーナ82を一体化したものである。この像形成ユニット89は、開閉カバー16の排出部36に直近下方に配置されており、例えば中間転写装置62がロータリ現像器38と定着装置91との間に配置され、開閉カバー16を開くことにより着脱される。
次に上記第1の実施形態の作用について説明する。
画像形成信号が送られると、像担持体50が帯電装置52により一様に帯電され、この帯電された像担持体50には、画像信号に基づいて露光装置60から光線が出射される。露光装置60からの光線は、像担持体50の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置60により形成された像担持体50の潜像は、ロータリ現像器38によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーで現像され、中間転写体64に重ねて一次転写される。一次転写において、像担持体50に残留する廃トナーは、像担持体クリーナ54によって掻き取られ、回収される。
一方、給紙信号等により、給紙カセット22に収納された用紙は、フィードロール24により送り出され、リタードロール26により捌かれて搬送路28に導かれ、レジストロール32により一次停止され、タイミングをとって二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれる。用紙が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれると、中間転写体64に一次転写されているトナー像が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とによって用紙に二次転写される。二次転写後に、中間転写体64に残留する廃トナーは、中間転写体クリーナ82によって掻き取られ、回収される。
トナー像を転写された用紙は、開口962を通って、第2の収容部90に設けられた定着装置91に導かれ、加熱ロール92と加圧ロール94とによる熱圧力によって、トナー像を定着される。トナー像が定着した用紙は、排出ロール34により排出口30から排出部36へ排出される。
図2において、第2の収容部90がより詳細に示されている。第2の収容部90の底部(下面)には、開口962を有する断熱部材96が設けられ、第2の収容部90の外装カバーには、複数の通気孔99が設けられている。
開口962は、二次転写ロール80の近傍に設けられており、搬送路28の一部を構成する。従って、開口962は、給紙ユニット18から搬送されてきた用紙が通過できる程度の大きさであり、用紙通過口として機能する。このように、断熱部材96の近傍に二次転写ロール80を配設し、この二次転写ロール80の近傍に開口962を設けることにより、用紙の搬送経路を短くして用紙排出までの時間を短縮すると共に、画像形成装置10の小型化を実現する。
断熱部材96は、例えば、内部に真空層を有する薄板状の真空断熱材であり、加熱ロール92から発生する熱が第1の収容部13に漏れ出さないように熱伝導を遮断する。本例の断熱部材96は、略中央部に開口962が設けられた厚さが5ミリメートル以下の真空断熱材である。なお、断熱部材96に設けられた真空層は、略真空状態であることが望ましいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、熱伝導の緩和に十分な程度に脱気されていればよい。
また、断熱部材96は、加熱ロール92との間に気体(例えば空気)の層ができるように、支持部材98で固定されている。これにより、熱源と断熱部材は非接触となるので、直接熱が伝わることがない。なお、本例の支持部材98は、排出部36の裏側側面(図2の右側側面)の下端部と略同一の高さで断熱部材96を保持する。
通気孔99は、第2の収容部90の外壁(すなわち、画像形成装置本体12の外装カバー)に設けられた開口であり、定着装置91で発生した熱を画像形成装置本体12の外部に放出する。
このように、本実施形態における画像形成装置10は、第1の収容部13と、その上方に設けられた第2の収容部90とを断熱部材96で隔て、この第2の収容部90に定着装置91を収容することにより、定着装置91から発生する熱が第1の収容部13に漏れ出すことを防止する。これにより、第1の収容部13に収容される他の構成部分(中間転写装置62など)が定着装置91で発生した熱の影響を受けないようにすることができる。特に中間転写体64及びこの中間転写体64上に形成されるトナー像は熱に弱いため、定着装置91と中間転写装置62とを断熱部材96で隔てることは有益である。また、断熱部材96を適用することにより換気用のファンが不要となり、画像形成装置10のさらなる小型化に資する。
また、本画像形成装置10は、略鉛直上方に用紙が搬送されるように搬送路28が設けられているので、定着装置91で発生した熱を上方に逃がして、下方に設けられた第1の収容部13に漏出させない。特に、搬送路28が用紙を搬送しているときには、定着装置91で発生した熱は、搬送される用紙に伴い上方に移動する。
さらに、本画像形成装置10は、定着装置91と断熱部材96との間に一定の空間を設けることにより、熱源と断熱部材は非接触となるので、直接熱が伝わることがない。
また、本画像形成装置10は、上方に突出した第2の収容部90に定着装置91を収容することにより、断熱部材96を最小限の大きさに抑えることができる。
なお、熱源である加熱ロール92のみを断熱部材で囲むことも考えられるが、この場合には、加熱ロール92で発生した熱が、画像形成装置10の他の構成(例えば、中間転写装置62)に漏出することが有効に防止するには、加熱ロール全体を覆うことが必要となり効率が悪い。そこで、本画像形成装置10は、加熱ロール92を含む定着装置91全体を第2の収容部90に収容することにより、熱の漏出を効率的に防止する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。
図3には、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置100の概要が示されている。
この画像形成装置100では、ロータリ現像器38、中間転写装置62及び露光装置60などの画像形成を行う構成部分が画像形成装置本体102の下方部分に配置され、給紙カセット22、フィードロール24、2次転写ロール80、定着装置91、排出ロール34及び排出部36などの用紙搬送を行う構成部分が画像形成装置本体102の上方部分に配置されている。第2の実施形態の画像形成装置100では、略水平方向に搬送路28が設けられている。
また、図3に示すように、定着装置91は、中間転写装置62(特に、二次転写バックアップロール72又は二次転写ロール80)の近傍に配設されている。これは、画像形成装置100の小型化に資する配置ではあるが、同時に、定着装置91で発生する熱が、中間転写装置62又はこの中間転写装置62上のトナー像に影響を与える可能性がある。
そこで、本実施形態における断熱部材96は、中間転写装置62と定着装置91との間を隔てるように設けられ、中間転写装置62が収容される第1の収容部13と、定着装置91が収容される第2の収容部90を隔てる隔壁として機能する。また、断熱部材96は、定着装置61との間に一定の空間ができるように、画像形成装置本体102の内壁面に固定されている。
なお、本実施形態における画像形成装置100の各構成のうち、第1の実施形態の画像形成装置10の構成と実質的に同一の機能を有するものには同一の符号が付されている。
このように、画像形成装置100は、中間転写装置62と定着装置91との間に断熱部材96を設けることにより、定着装置91で発生した熱が中間転写装置62及びこの中間転写装置62上のトナー像に与える影響を緩和することができる。
[変形例]
なお、上記第1の実施形態及び第2の実施形態では、定着装置91で発生した熱を排出するためのファンを設けないことにより、画像形成装置10,100の小型化を実現していたが、これに限定されるものではなく、例えば、第2の収容部90内に熱排出用のファンが設けられてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10の概要を示す図である。 第2の収容部90をより詳細に示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置100の概要を示す図である。
符号の説明
10,100・・・画像形成装置
12,102・・・画像形成装置本体
13・・・第1の収容部
18・・・給紙ユニット
28・・・搬送路
38・・・ロータリ現像器
42a〜42d・・・現像器
46a〜46d・・・現像ロール
50・・・像担持体
52・・・帯電装置
54・・・像担持体クリーナ
60・・・露光装置
62・・・中間転写装置
64・・・中間転写体
80・・・二次転写ロール
82・・・中間転写体クリーナ
90・・・第2の収容部
91・・・定着装置
96・・・断熱部材

Claims (10)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体から記録媒体に転写されたトナー像を加熱して、このトナー像を記録媒体上に定着させる定着ユニットと、
    少なくとも前記像担持体が収容される第1の収容部、及び、少なくとも前記定着ユニットが収容される第2の収容部を有する画像形成装置本体と、
    前記第1の収容部と前記第2の収容部との間に設けられた断熱部材と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記像担持体は、前記定着ユニットの近傍に配設され、
    前記断熱部材は、前記像担持体と前記定着ユニットとを隔てる位置に配設されてなる
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の収容部は、前記第1の収容部の上方に配設され、
    前記断熱部材は、前記第2の収容部の底面の少なくとも一部を構成してなる
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の収容部の少なくとも一部は、前記画像形成装置本体の上部に突出してなる
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記断熱部材は、前記第1の収容部と前記第2の収容部とを隔てる隔壁の少なくとも一部を構成してなる
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記記録媒体は、略鉛直方向に設けられた搬送路を上方に搬送され、
    前記隔壁は、前記第1の収容部が前記第2の収容部と連通するための開口を有し、
    前記断熱部材は、少なくとも前記隔壁の開口周縁部分を構成してなる
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記断熱部材と前記定着ユニットとの間に空隙が設けられてなる
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の収容部は、前記画像形成装置本体の外側に連通する通気孔を有してなる
    請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記断熱部材は、厚さが5ミリメートル以下の真空断熱材である
    請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記断熱部材は、耐熱温度110℃以上の外被材を備えた真空断熱材である
    請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
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