JP2008032167A - 車両用手動変速機 - Google Patents

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    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms

Abstract

【課題】シフトケーブルに連動するシフトセレクトシャフトを備えた車両用手動変速機において、シフトケーブル調整作業時に精度良くシフトセレクトシャフトを固定することができ、しかも無駄な部品を必要としない位置決め機構を有する車両用手動変速機を提供する。
【解決手段】既存のシフトガイド機構82に固定機構102を兼ね備えさせたため、別体で固定機構を設けることで部品点数を増加させることもなく、シフトセレクトシャフト30を予め定められた位置に精度よく固定することができる。これにより、車両出荷時のシフトケーブル18の長さ調整を容易に実施することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に備えられる手動変速機に関し、特にシフトケーブルに連動するシフトセレクトシャフトを備えた車両用手動変速機に関するものである。
車両用手動変速機において、シフトレバーによる変速操作をシフトケーブルを介して手動変速機に伝達する形式のものがある。シフトレバーの変速操作に伴い、2本のシフトケーブルが連動し、変速機内に備えられているシフトセレクトシャフトをシフト方向およびセレクト方向に移動させる。このような車両用手動変速機では、変速の際のミスシフトをなくすために、シフトセレクトシャフトのシフト方向の回動を案内するための様々なシフトガイド機構が設けられている。たとえば、特許文献1では、変速機内のシフトセレクトシャフトに設けられているゲート溝に対して、変速機ケースに設けられている係合部を係合させることで、正確な変速および変速フィーリングの向上を可能としている。
特開2005−351387号公報
ところで、車両の変速操作において、REVシフト(後進変速)操作性は、安全性の面からも重要であり、REVミスシフト(後進誤操作)を低減させる方式として、主にREVヘビーセレクト方式およびREVプルカラー方式がある。REVヘビーセレクト方式は、変速機内に備えられている後進側への変速を規制する後進セレクトスプリングの弾性力を大きく設定し、後進側への変速の際に要する操作力を高めに設定することで、REVミスシフトを抑制させている。しかし、この方式では、車両操作者によって、後進変速の際に感じる操作力が異なるため、REVミスシフトを引き起こす可能性がある。
一方、REVプルカラー方式では、シフトレバーの外周に設けられている円筒状のカラーを引き上げない限りは、後進変速が選択できないため、REVミスシフトの抑制およびREV操作力抑制の観点からも優れており、最も有効な操作方式と考えられている。
このREVプルカラー方式を採用すると、シフトケーブル調整の際には、シフトレバーおよび車両用手動変速機の変速位置を正確に固定した上で設定する必要がある。一般に、車両出荷時においては、シフトレバーは、例えばローギヤ側に倒した状態で出荷され、このシフトレバー位置に車両用手動変速機が対応するように、シフトセレクトシャフトをローギヤ側に位置決め(位置固定)した状態で、シフトレバーと車両用手動変速機とを連結するシフトケーブルの長さを調整する必要がある。ここで、特許文献1をはじめとした従来の車両用手動変速機では、特に、REVプルカラー方式を採用した場合、車両用手動変速機をローギヤ側である「1st」または「2nd」にシフト操作することでシフトセレクトシャフトを固定し、位置決めを行う方法がある。しかし、この方法では、複数の部品を介した状態でシフトセレクトシャフトが固定されるため、位置決めの際の位置精度のばらつきが大きくなり、シフトレバーおよび車両用手動変速機間での必要な位置精度を出すことが困難であった。
これに対して、位置決めの際に、シフトセレクトシャフトをローギヤ側に固定するためだけの固定ピンなど、専用の固定機構を設ける方法がある。しかし、この方法では、専用の固定機構を設けるために、大幅な構造見直しが必要になっており、また、固定機構を追加することで部品点数が大幅に増加する問題があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、シフトケーブルに連動するシフトセレクトシャフトを備えた車両用手動変速機において、シフトケーブル調整作業時に精度良くシフトセレクトシャフトを固定することができ、しかも無駄な部品を必要としない位置決め機構を有する車両用手動変速機を提供することにある。
上記目的を達成するための、請求項1にかかる発明の要旨とするところは、(a)変速機ケース内に軸心方向の移動可能且つ軸心まわりの回動可能に配設されているシフトセレクトシャフトと、そのシフトセレクトシャフトを移動または回動させるために手動操作されるシフトレバーと、そのシフトレバーとシフトセレクトシャフトとの間に連結されて前記シフトレバーの変速操作に連動して前記シフトセレクトシャフトを作動させるシフトケーブルとを、備えた車両用手動変速機において、(b)前記シフトセレクトシャフトの前記シフトレバーによる変速操作に対応したシフト方向の動きを案内するシフトガイド機構と、(c)前記シフトガイド機構に設けられ、前記シフトセレクトシャフトを予め定められた位置に固定するための固定機構とを、含むことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明の要旨とするところは、請求項1の車両用手動変速機において、(a)前記シフトガイド機構は、前記変速機ケースに固定されているガイドピンと、そのガイドピンを案内するガイド溝を有して前記シフトセレクトシャフトに固定されたガイドプレートとを備えており、(b)前記固定機構は、前記ガイドピンの先端部を少なくともセレクト方向の相対移動不能に係合させるためにそのガイドプレートに形成された凹溝を有することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明の要旨とするところは、請求項2の車両用手動変速機において、前記シフトガイド機構のガイドピンは、その先端部の軸心方向位置が変更可能に構成されていることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明の要旨とするところは、請求項1乃至3の何れかの車両用手動変速機において、前記シフトレバーには、後進側へのセレクト操作を規制するためのリバースインヒビット機構が設けられていることを特徴する。
請求項1にかかる発明の車両用手動変速機によれば、既存の前記シフトガイド機構に前記固定機構を兼ね備えさせたため、特に部品点数を増加させることもなく、シフトセレクトシャフトを予め定められた位置に精度よく固定することができる。
また、請求項2にかかる発明の車両用手動変速機によれば、前記固定機構は、前記ガイドプレートに形成された凹溝に、前記ガイドピンを係合させることで、シフトセレクトシャフトが固定される。このように、ガイドプレートに凹溝を設けるだけで済むため、固定機構の構造が簡素化される。
また、請求項3にかかる発明の車両用手動変速機によれば、シフトガイド機構のガイドピンは、その先端部の軸心方向位置が変更可能に構成されているため、車両用手動変速機の位置決めの際には、ガイドピンは固定機構として機能させ、それ以後は、シフトガイド機構として機能させることができる。これにより、ガイドピンをシフトガイド機構および固定機構の2つの用途に兼用させることができ、部品点数の増大を抑制させることができる。
また、請求項4にかかる発明の車両用手動変速機によれば、前記シフトレバーには、リバースインヒビット機構が設けられているため、後進変速ミスの抑制および後進操作力低減が可能となる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である手動変速機構10の概略図である。手動変速機構10は、車両操作者によって操作されるシフトレバー12と、シフトレバー12の変速操作によって変速される車両用手動変速機14と、シフトレバー12と車両用手動変速機14に設けられているコントールリンク16との間に連結され、シフトレバー12の変速操作を車両用手動変速機14に伝達する2本のシフトケーブル18とを、備えている。
シフトケーブル18は、シフトレバー12とコントロールリンク16を介してシフトセレクトシャフト30との間に連結されてシフトレバー12の変速操作に連動してシフトセレクトシャフト30を作動させるためのものであり、インナケーブルおよびアウタケーブルから成るシフト用ケーブル20およびセレクト用ケーブル22の2本のケーブルで構成されている。シフト用ケーブル20は、コントロールリンク16の回動部材23の端部に連結されており、回動部24を中心に回動部材23を回動させる。また、セレクト用ケーブル22は、コントロールリンク16のベルクランク26の一端に連結されており、支持部28を中心としてベルクランク26を回動させる。ここで、回動部材23が回動させられると、車両用手動変速機14内に備えられている破線で示すシフトセレクトシャフト30が回動させられ、ベルクランク26が回動させられると、シフトセレクトシャフト30が軸心方向に移動させられる。また、シフトセレクトシャフト30の端部は、ブーツ31によって保護されており、車両用手動変速機14内への異物の侵入を阻止している。なお、本実施例では、シフトセレクトシャフト30の軸心方向をセレクト方向、回動方向をシフト方向と定義する。
図2は、図1のシフトセレクトシャフト30を移動または回動させるために手動操作されるシフトレバー12を拡大した要部拡大図である。本実施例のシフトレバー12には、後進側へのセレクト操作を規制する、所謂リバースインヒビット機構32が設けられている。リバースインヒビット機構32は、シフトレバーキャップ34に設けられているストッパ36と、ディテントスリーブ38に設けられている突起部40とが当接させられることで、シフトレバー12の矢印A方向(後進変速方向)への移動が阻止される構造となっている。ここで、シフトレバー12のカラー42が鉛直上方に引き上げられると、それに連動してディテントスリーブ38も同様に上方に引き上げられ、ストッパ36と突起部40との当接が外れ、矢印A方向(後進変速方向)への変速操作が可能となる。このように、シフトレバー12は、カラー42を鉛直上方に引き上げない限りは後進方向の変速操作が選択不能となる、所謂REVプルカラー方式のリバースインヒビット機構32が設けられている。
図3は、本発明の要部である図1のシフトセレクトシャフト30周辺を拡大した要部断面図である。シフトセレクトシャフト30は、変速機ケース44内に収容されており、コントロールカバー46に嵌め着けられているスライドボールベアリング48によって、軸心まわりの回動可能且つ軸心方向の移動可能に保持されている。このシフトセレクトシャフト30は、前述したシフトレバー12のシフト操作によって、シフト用ケーブル20およびコントロールリンク16の連結部材を介してシフト方向に回動させられると共に、シフトレバー12のセレクト操作によって、セレクト用ケーブル22およびコントロールリンク16のベルクランク26を介してセレクト方向(軸心方向)に移動させられる。なお、本実施例のシフト操作とは、シフトレバー12の例えば第1速から第2速、或いは第3速から第4速への移動など、図2に示す矢印Bに平行な操作を示しており、セレクト操作とは、シフトレバー12の第1速側から第3速側への移動など、矢印Aに平行な操作を示している。
シフトセレクトシャフト30には、インナレバー50が固定されている。インナレバー50は、シフトセレクトシャフト30にスプライン嵌合されると共に、スロテッドピン52によって固定されており、シフトセレクトシャフト30と一体的に回動および軸心方向に移動させられる。このインナレバー50は、シフトレバー12のセレクト操作によって、シフトセレクトシャフト30と一体的に軸心方向に移動させられることで、各変速段を成立させるためにインナレバー50を跨ぐように配設されているシフトヘッドの何れかに係合させられる。なお、図3においては、1・2速シフトヘッド54および5・6速シフトヘッド56が記載されており、3・4速シフトヘッドおよび後進シフトヘッドは省略されている。また、図3のインナレバー50の位置は、図示しない3・4速シフトヘッドと係合した状態を表している。これらのシフトヘッドの何れかに係合した状態で、シフトレバー12のシフト操作によって、シフトセレクトシャフト30が回動させられ、インナレバー50も同様に回動させられると、係合されているシフトヘッドが一方側に移動(シフト)させられ、そのシフトヘッドの一方側に対応した変速段に変速させられる。例えば、図3の状態でインナレバー50が回動させられると、図示しない3・4速シフトヘッドがシフトさせられ、第3変速段または第4変速段に変速させられる。
また、インナレバー50は、変速機ケース44に固定されているロックボールアッシ58のボール60と当接されている。ロックボールアッシ58は、変速操作の際に節度感を持たせるための装置であり、スプリング62によって常時ボール60がインナレバー50に押し付けられており、インナレバー50に形成されている斜面64に応じてインナレバー50に付与される荷重が変化させられ、車両操作者に節度感を与えるようになっている。
インナレバー50を覆うようにインターロックプレート66がシフトセレクトシャフト30に相対回動可能に嵌め付けられている。また、インターロックプレート66の軸心方向の両端は、インナレバー50の両端に当接させられており、インナレバー50の軸心方向の移動に連動して軸心方向に移動させられる。このインターロックプレート66は、二重噛合防止機構であり、インナレバー50が2つのシフトヘッドを同時にシフトすることを防止する機能を有する。例えば、図3においては、インナレバー50が図示しない3・4速シフトヘッドに係合されており、インターロックプレート66によって、1・2速シフトヘッド54および5・6速シフトヘッド56のシフト移動が阻止されている。
インターロックプレート66に当接するように、プレート68がシフトセレクトシャフト30に嵌め付けられており、このプレート68のフランジ部とコントロールカバー46との間にはスプリング70が介装されている。スプリング70は、プレート68をインナレバー50側に付勢しており、プレート68がインターロックプレート66に当接することで、インターロックプレート66およびインナレバー50も同様の方向に付勢させている。
また、インターロックプレート66に当接するように、環状のガイドプレート72がシフトセレクトシャフト30に嵌め着けられており、スロテッドピン74によって、シフトセレクトシャフト30に対して相対回動不能且つ軸心方向の相対移動不能に固定されている。シフトセレクトシャフト30には、さらにスナップリング76によって軸心方向の一方側への移動が阻止されたスプリング保持部材78が配設されており、このスプリング保持部材78とガイドプレート72との間には、スプリング80が介装されている。スプリング80は、ガイドプレート72をインナレバー50側に付勢しており、ガイドプレート72がインターロックプレート66に当接することで、インターロックプレート66およびインナレバー50も同様の方向に付勢させている。
ガイドプレート72の外周側には、シフトガイド機構82が設けられている。シフトガイド機構82は、変速機ケース44に固定されているシフトガイドピン90と、ガイドプレートの外周縁に連結された円弧状の円弧部84から径方向に突設された複数本の突起部86で形成されてシフトガイドピン90を案内するガイド溝88とで構成されている。なお、本実施例のシフトガイドピン90が、本発明のガイドピンに対応している。
図4は、図3のシフトガイド機構82の構成を説明するために拡大した拡大図である。シフトガイドピン90は、変速機ケース44にねじ止めされたガイドピンハウジング92を貫通するようにねじ部94によって螺入されており、ねじ部94によってシフトガイドピン90の先端部の軸心方向位置が変更可能となっている。シフトガイドピン90には、スナップリング96が嵌め着けられており、シフトガイドピン90の位置は、スナップリング96がガイドピンハウジング92の端面に当接する位置に調整されている。なお、この位置は、シフトガイドピン90の先端部が円弧部84より径方向に突設された突起部86によって形成されるガイド溝88に係合可能な位置となっている。また、シフトガイドピン90とガイドピンハウジング92との間には、スペーサとして機能するCリング98が介装され、ガイドピンハウジング92と変速機ケース44との間には、シール部材99が介装されている。
本実施例では、ガイドプレート72の円弧部84には、6個の突起部86が突設されており、これらの突起部86によって、複数個のガイド溝88が形成される。また、円弧部84には、断面が円形形状の凹穴100が形成されている。この凹穴100は、シフトガイドピン90を係合させ、ガイドプレート72およびそのガイドプレート72に固定されているシフトセレクトシャフト30のセレクト方向およびシフト方向の移動を規制するためのものである。なお、凹穴100の深さは、シフトガイドピン90の係合時に、シフトガイドピン90が凹穴100から外れることがないだけの深さに設定されている。また、本実施例の凹穴100が、本発明の凹溝に対応している。
図5は、図4のシフトガイド機構82を矢印C方向から見たC矢視図である。ガイド溝88の溝幅は、シフトガイドピン90が通過可能な溝幅となっており、各ガイド溝88内にシフトガイドピン90が係合させられると、各変速段が成立させられる。例えば、第1変速段に変速させられると、ガイド溝88に沿ってシフトガイドピン90は破線で示す90aの位置に移動させられる。また、第2変速段に変速させられると、ガイド溝88に沿って破線で示す90bの位置に移動させられ、第3変速段に変速させられると、ガイド溝88に沿って破線で示す90cの位置に移動させられ、第4変速段に変速させられると、ガイド溝88に沿って破線で示す90dの位置に移動させられ、第5変速段に変速させられると、ガイド溝88に沿って破線で示す90eの位置に移動させられ、第6変速段に変速させられると、ガイド溝88によって破線で示す90fの位置に移動させられる。また、後進変速段に変速させられると、破線で示す90gの位置に移動させられる。このように、シフトガイド機構82は、シフトセレクトシャフト30のシフトレバー12による変速操作に対応したシフト方向の動きを案内することで、正確な変速操作が可能となり、シフトフィーリングを向上させることができる。
次に、本発明の要部である固定機構102の機能について説明する。本実施例のシフトレバー12は、前述したようにREVプルカラー方式のリバースインヒビット機構32が設けられており、車両出荷時においては図2に示すように、シフトレバー12は、例えばシフトレバー12のストッパ36と突起部40とが当接させられた位置(ローギヤ側位置)に移動された状態で出荷される。また、車両出荷後にシフトレバー12とシフトセレクトシャフト30を連結するシフトケーブル18の長さ調整をする必要があり、この調整の際には、自動変速機14をシフトレバー12のローギヤ側位置に対応する位置に固定させた状態で行う必要がある。そこで、本実施例では、シフトガイド機構82を構成するガイドプレート72の円弧部84に凹穴100を形成し、その凹穴100にシフトガイドピン90の先端部をセレクト方向およびシフト方向の相対移動不能に係合させることでシフトセレクトシャフト30を予め定められた位置に固定させる構造となっている。
図6は、ガイドプレート72に形成されている凹穴100にシフトガイドピン90の先端部が係合されている状態を示している。このように係合されることで、ガイドプレート72およびガイドプレート72に一体的に接続されているシフトセレクトシャフト30がシフト方向(回動方向)およびセレクト方向(軸心方向)に移動不能に固定されている。ここで、図6では、図4に示すCリング98が取り外されており、Cリング98の厚み分だけシフトガイドピン90はさらに螺入されることで、シフトガイドピン90の先端部と凹穴100とが係合可能なとなる。この凹穴100は、図5に示すように、シフト方向においては、ニュートラル位置(中間位置)、セレクト方向においては、ローギヤ側の位置である第1変速段の位置90aおよび第2変速段の位置90bの更に後進変速段側の位置に形成されており、図2に示すシフトレバー12のストッパ36と突起部40とが、当接した状態の位置と対応している。この状態で、シフトケーブル18の長さ調整を行うと、シフトレバー12の変速状態と車両用手動変速機14の変速状態とが一致するように設定されているため、正確なシフトケーブル18の調整が可能となる。なお、本発明のシフトセレクトシャフトの予め定められた位置とは、本実施例では凹穴100に係合されることで固定される位置であり、シフトレバー12の変速位置に対応した変速位置を示している。
また、シフトケーブル18の長さ調整を実施した後は、図4に示すように、シフトガイドピン90に嵌め着けられているスナップリング96がガイドピンハウジング92に当接する位置までシフトガイドピン90を戻し、これによって形成された空間にCリング98を介挿させることで、シフトガイドピン90をシフトガイド機構82のガイドピンとして機能させることができる。
上述のように、本実施例の車両用手動変速機14によれば、既存のシフトガイド機構82に固定機構102を兼ね備えさせたため、別体で固定機構を設けることで部品点数を増加させることもなく、シフトセレクトシャフト30を予め定められた位置に精度よく固定することができる。これにより、車両出荷時のシフトケーブル18の長さ調整を容易に実施することができる。
また、本実施例の車両用手動変速機14によれば、固定機構102は、ガイドプレート72に形成された凹穴100に、シフトガイドピン90を係合させることで、シフトセレクトシャフト30が固定される。このように、ガイドプレート72に凹穴100を設けるだけで済むため、固定機構102の構造が簡素化される。
また、本実施例の車両用手動変速機14によれば、シフトガイド機構82のシフトガイドピン90は、その先端部の軸心方向位置が変更可能に構成されているため、車両用手動変速機14の位置決めの際には、シフトガイドピン90は固定機構102として機能させ、それ以後は、シフトガイド機構82として機能させることができる。これにより、シフトガイドピン90をシフトガイド機構82および固定機構102の2つの用途に兼用させることができ、部品点数の増大を抑制させることができる。
また、本実施例の車両用手動変速機14によれば、シフトレバー12には、リバースインヒビット機構32が設けられているため、後進変速ミスの抑制、および後進操作力低減が可能となる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例の凹穴100は、円状形状に形成されてシフト方向およびセレクト方向の移動が阻止されているが、シフトセレクトシャフト30の少なくともセレクト方向の移動を阻止するだけでも位置決め調整は可能であり、例えば凹穴100のシフト方向の長さを大きくした長手状凹溝に変形するなど、シフトセレクトシャフト30のセレクト方向の移動を阻止する形状であれば自由に変更することができる。
また、前述のシフトガイド機構82のガイド溝88および凹穴100は、シフトセレクトシャフト30に一体的に接続されたガイドプレート72に形成されているが、シフトセレクトシャフト30に直接凹穴100を設けて実施することもできる。
また、前述の実施例の車両用手動変速機14は、前進6段、後進1段の車両用手動変速機であったが、変速段の数は、特に限定されるものではなく、例えば前進4段、後進1段の車両用手動変速機やさらに高段数の車両用手動変速機に適用することもできる。
また、前述の実施例の突起部86は6個設けられているが、突起部86および突起部86によって形成されるガイド溝88の数は、車両用手動変速機の変速段数によって自由に変更することができ、また、本実施例においても、後進変速を案内するためのガイド溝88をさらに追加して実施することができる。
また、前述の実施例の凹穴100の位置は、セレクト方向において、ローギヤ側の位置である第1変速段の位置90aおよび第2変速段の位置90bの更に後進変速段側の位置に形成されているが、凹穴100の位置は、シフトレバー12と車両用手動変速機14との整合性が取れる範囲において、自由に変更することができる。
また、前述の実施例のシフトガイドピン90は、ねじ機構によって軸心方向位置が変更可能となっているが、例えばシフトガイドピン90を油圧によって変更可能な構造にするなど、シフトガイドピン90の軸心方向位置は他の構成によって変更可能であってもよい。
また、前述の実施例のシフトレバー12には、所謂REVプルカラー方式のリバースインヒビット機構32が設けられているが、本発明は、必ずしもREVプルカラー方式に限定されるものではなく、シフトケーブル18を介して変速される形式の車両用手動変速機であれば、本発明を適用することができる。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明の一実施例である手動変速機構の概略図である。 図1のシフトレバー12を拡大した要部拡大図である。 図1のシフトセレクトシャフト周辺を拡大した要部断面図である。 図3のシフトガイド機構を説明するための拡大図である。 図4のシフトガイド機構を矢印C方向から見たC矢視図である。 ガイドプレートに形成されている凹穴にシフトガイドピンの先端部が係合されている状態を説明するための断面図である。
符号の説明
12:シフトレバー 14:車両用手動変速機 18:シフトケーブル 30:シフトセレクトシャフト 32:リバースインヒビット機構 44:変速機ケース 72:ガイドプレート 82:シフトガイド機構 88:ガイド溝 90:シフトガイドピン(ガイドピン) 100:凹穴(凹溝) 102:固定機構

Claims (4)

  1. 変速機ケース内に軸心方向の移動可能且つ軸心まわりの回動可能に配設されているシフトセレクトシャフトと、該シフトセレクトシャフトを移動または回動させるために手動操作されるシフトレバーと、該シフトレバーとシフトセレクトシャフトとの間に連結されて前記シフトレバーの変速操作に連動して前記シフトセレクトシャフトを作動させるシフトケーブルとを、備えた車両用手動変速機であって、
    前記シフトセレクトシャフトの前記シフトレバーによる変速操作に対応したシフト方向の動きを案内するシフトガイド機構と、
    前記シフトガイド機構に設けられ、前記シフトセレクトシャフトを予め定められた位置に固定するための固定機構と
    を、含むことを特徴とする車両用手動変速機。
  2. 前記シフトガイド機構は、前記変速機ケースに固定されているガイドピンと、該ガイドピンを案内するガイド溝を有して前記シフトセレクトシャフトに固定されたガイドプレートとを備えており、
    前記固定機構は、前記ガイドピンの先端部を少なくともセレクト方向の相対移動不能に係合させるために該ガイドプレートに形成された凹溝を有することを特徴とする請求項1の車両用手動変速機。
  3. 前記シフトガイド機構のガイドピンは、その先端部の軸心方向位置が変更可能に構成されていることを特徴とする請求項2の車両用手動変速機。
  4. 前記シフトレバーには、後進側へのセレクト操作を規制するためのリバースインヒビット機構が設けられていることを特徴する請求項1乃至3の何れかの車両用手動変速機。
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