JP2008175295A - 手動変速機のリバースレストリクト機構 - Google Patents

手動変速機のリバースレストリクト機構 Download PDF

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崇之 櫻井
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Abstract

【課題】前進走行中に誤って後進段に切り換えることを防止するリバースレストリクト機構の構造を簡略化する。
【解決手段】変速機は、インナレバー20を設けたシフトアンドセレクトシャフト12の軸線方向のセレクト運動および回動方向のシフト運動によりギヤシフトを行って変速歯車の切り換えを行う。前進段の1つと後進段を、1つのセレクト位置においてシフト方向の中立位置を挟んで両側に配置する。リング部22aとその外周の一部から軸線方向に延びるレストリクトアーム22bよりなるリバースレストリクト部材22をシフトアンドセレクトシャフトに設けて、軸線方向および回動方向に弾性的に付勢する。シフトアンドセレクトシャフト12に設けた突起21は前記1つのセレクト位置では、レストリクトアームの先端部と係合してシフト運動が妨げられて、前進段の1つから後進段に入ることが阻止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの手動変速機に関するものであり、特に前進走行中に誤って後進段に切り換えることを防止するリバースレストリクト機構に関する。
例えば前進5段・後進1段の手動変速機においては、図4に示すように、3つのセレクト位置S1〜S3を有し、各セレクト位置S1〜S3では中立位置N1〜N3を挟んでシフト方向Yの両側にそれぞれ第1速1stと第2速2nd、第3速3rdと第4速4thおよび第5速5thと後進段Rが配置され、不作動状態では第2セレクト位置S2の中立位置N2に保持されるようにしたシフトパターンが通常使用される。このようなシフトパターンの手動変速機においては、第5速から第4速にシフトダウンを行う場合には、図4の実線矢印Aに示すように、手動の変速レバーを第5速5thからシフト方向Yで中立位置N3に戻したところでセレクト方向Xに移動して第2セレクト位置S2の中立位置N2としてから、第4速4thにシフトを行う。しかしながら不注意に操作をすると、変速レバーが破線矢印Bに示すように移動し、後進段の歯車列が噛合しようとして激しいギヤ鳴りを生じるという問題がある。
このような問題を解決する技術としては特許文献1(特開2000−249228号公報)で開示された技術がある。この技術は、操作レバーのセレクト操作により回動されるとともにシフト操作により軸線方向に移動されるシフトレバーシャフト(本発明のシフトアンドセレクトシャフトに相当)に取り付けたハウジングシフトレバー(同じくインナレバーに相当)に一体的に突起部を形成し、シフトレバーシャフトと平行にミッションケースにリバースレストリクト固定ピンを取り付け、その中間部にリバースレストリクト移動ピンを所定量回動可能かつ所定量軸方向移動可能に組み付けて回動方向および軸方向の原位置に向けてスプリングにより付勢し、このリバースレストリクト移動ピンから突出するアーム部には、ハウジングシフトレバーの突起部により同アーム部が軸方向に押動されて軸方向移動端に移動し軸方向移動および回動を規制された状態においてハウジングシフトレバーおよび操作レバーをニュートラル位置に向けて誘導する傾斜面を設けたものである。
特許文献1の技術を前進5段・後進1段の手動変速機に適用した場合、第5速にある操作レバーを後進段との中間位置を越えて直接に後退段へシフトしようとすると、先ずハウジングシフトレバーの突起部がリバースレストリクト移動ピンのアーム部と軸方向にて係合し、操作レバーの前進段から中間位置へのシフト移動はリバースレストリクト移動ピンの原位置から軸方向移動端への軸方向移動によって許容されるが、操作レバーの中間位置から後退段へのシフト移動はリバースレストリクト移動ピンが軸方向移動端にて軸方向移動および回動を規制されることによって規制されて、操作レバーの後退段へのミスシフトを阻止するとともに操作レバーのニュートラル位置への移動を傾斜面にて誘導する。従ってリバースレストリクト機能(後退段へのミスシフト阻止機能)を確保した上で斜めシフト性を向上させることができて、シフト操作性を向上させることができるという効果が得られる。
特開2000−249228号公報(段落〔0006〕〜〔0011〕、図1〜図10)。
しかしながら、特許文献1の技術では、シフトレバーシャフトとは別にミッションケースにリバースレストリクト固定ピンを取り付けて、その中間部にリバースレストリクト移動ピンを回動可能かつ軸方向移動可能に組み付けているので、部品点数が増大し、ケースが大きくなるとともに形状も複雑になり、加工や組み付けなどの行程も増えるので変速機の製造コストが増大するという問題がある。本発明はこのような各問題を解決することを目的とする。
このために、本発明による手動変速機のリバースレストリクト機構は、ハウジング内に、歯車式変速機のギヤシフトを行うシフトフォークにそれぞれ連結された複数のシフトピースを設けるとともに、インナレバーのボス部が一体的に設けられたシフトアンドセレクトシャフトを軸線方向のセレクト運動および回動方向のシフト運動可能に支持し、シフトアンドセレクトシャフトは、セレクト運動によりインナレバーのボス部から半径方向に突出した係合突部を複数のシフトピースの何れか1つに選択的に係合させるとともに、シフト運動により係合突部に係合されたシフトピースを往復動させてそのシフトピースに連結されたシフトフォークによりギヤシフトを行って変速歯車の切り換えを行い、ある1つのセレクト位置において前進段の何れか1つと後進段がシフト方向において中立位置を挟んで両側に配置されたシフトパターンを有する手動変速機において、シフトアンドセレクトシャフトと同軸的にハウジングに対し軸線方向移動可能かつ所定角度回動可能に設けられたリング部とその外周の一部からシフトアンドセレクトシャフトと平行にインナレバーに向かって延びるレストリクトアームよりなるリバースレストリクト部材と、このリバースレストリクト部材を後進段側とは逆向きとなる回動方向およびインナレバー側に向かう軸線方向に付勢するトーションスプリングと、シフトアンドセレクトシャフトのリバースレストリクト部材よりもインナレバー側となる位置に一体的に設けられ、半径方向に突出してインナレバーがリバースレストリクト部材側に最も接近されるセレクト位置ではレストリクトアームの先端部とシフト方向において係合される突起よりなり、前進段の何れか1つと後進段がシフト方向において中立位置を挟んで両側に配置されるセレクト位置はインナレバーがリバースレストリクト部材側に最も接近されるセレクト位置とし、レストリクトアームは、トーションスプリングによる回動付勢方向における前縁をリング部に対し直交させ、先端部には前縁から後向きに進むにつれてリング部側に接近する形状のカム面を形成したことを特徴とするものである。
前項に記載の手動変速機のリバースレストリクト機構において、レストリクトアームの前縁の先端部には先端側に進むにつれて後向きに進む傾斜面が形成されていることが好ましい。
前2項に記載の手動変速機のリバースレストリクト機構において、シフト方向において中立位置を挟んで後進段と反対側に配置される前進段は最高速段とし、この最高速段と後進段が配置されたセレクト位置の隣に最高速段の1つ下の次変速段を含むセレクト位置を配置し、次変速段はシフト方向において中立位置に対し後進段と同じ側に配置することが好ましい。
前各項に記載の手動変速機のリバースレストリクト機構において、突起はインナレバーのボス部と一体的に形成されて半径方向に突出されていることが好ましい。
請求項1の発明によれば、インナレバーがリバースレストリクト部材側に最も接近されるセレクト位置において、シフトアンドセレクトシャフトを回動して前進段の何れか1つから後進段へシフトしようとすると、シフトアンドセレクトシャフトから突出する突起がレストリクトアームの前縁に当接してトーションスプリングの付勢力に抗してリバースレストリクト部材をハウジングに対し回動させ、リバースレストリクト部材が所定角度回動して中立位置付近において停止され、これによりシフトアンドセレクトシャフトの回動も停止される。従って前進段で走行中に、誤って後進段に切り換えられることは阻止される。またリバースレストリクト機構として必要な部品は、シフトアンドセレクトシャフトに同軸的に設けるリバースレストリクト部材と、これを付勢するトーションスプリングと、シフトアンドセレクトシャフトから突出する突起だけであり、引用文献1のようにシフトアンドセレクトシャフトとは別の軸をハウジングに取り付ける必要はないので、部品点数が減少するとともにハウジングが大形化したり形状が複雑になることはなく、また加工および組み付け行程が増えることもないので、変速機の製造コストが増大することはない。
レストリクトアームの前縁の先端部には先端に進むにつれて後向きに進む傾斜面が形成されている請求項2の発明によれば、インナレバーがリバースレストリクト部材側に最も接近されるセレクト位置において、シフトアンドセレクトシャフトを回動して前進段の何れか1つから後進段へシフトしようとすると、シフトアンドセレクトシャフトから突出する突起がレストリクトアームの前縁の先端部の傾斜面に当接するので、後進段へのシフトが阻止されると同時に、シフトアンドセレクトシャフトは隣のセレクト位置に移動させる力が生じる。従って隣のセレクト位置に移動して次のシフト方向動作に移りやすくなるので、円滑なシフト操作が得られる。
シフトダウンの際のギヤ鳴りは、最高速段からその1つ下の次変速段にシフトダウンしようとして誤って後進段に入れようとした場合に最も激しく生じるが、シフト方向において中立位置を挟んで後進段と反対側に配置される前進段は最高速段とし、この最高速段と後進段が配置されたセレクト位置の隣に最高速段の1つ下の次変速段を含むセレクト位置を配置し、この次変速段はシフト方向において中立位置に対し後進段と同じ側に配置した請求項3の発明によれば、最高速段から次変速段にシフトダウンする際の不注意による激しいギヤ鳴りが防がれ、また最高速段から一方向にシフトするだけで傾斜面により隣のセレクト位置に移動されて次変速段にシフトダウンしやすくなるので、円滑なシフトダウンを行うことができる。
レストリクトアームの先端と係合する突起がインナレバーのボス部と一体的に形成されて半径方向に突出されている請求項4の発明によれば、突起は手動変速機が本来備えていると一体化されるので、リバースレストリクト機構は一層簡略化され、一層のコストダウンを得ることができる。
以下に、図1〜図5により、本発明による手動変速機のリバースレストリクト機構を実施するための最良の形態の説明をする。この実施形態は本発明を前進5段・後進1段の手動変速機に適用したものである。
先ずこの実施形態の手動変速機の操作機構の構造を図1〜図3により説明する。変速機のハウジング10の1つの壁部には、中央部に環状突部11aとボス部11dが多少偏心して形成されたコントロールカバー11が、その環状突部11aを嵌合させることにより位置決めされて、両側の取付孔11eに挿通した取付ねじ14により取り付けられている。ボス部11dの内面に内側から圧入固定されたフランジ付きのブッシュ13には、シフトアンドセレクトシャフト12の本体部12aが摺動自在に嵌合支持され、小径の先端部12bはコントロールカバー11と対向するハウジング10の壁部にブッシュ13と同軸的に形成された軸受孔10aに摺動自在に嵌合支持されている。シフトアンドセレクトシャフト12は、操作ロッドまたは操作ケーブル(何れも図示省略)を介して連結された手動の変速レバー(図示省略)の作動と連動して軸線方向にセレクト運動され、回動方向にシフト運動される。
シフトアンドセレクトシャフト12の本体部12aの先端部12b側となる部分にはインナレバー20のボス部20aが嵌合されてスプリングピン12dにより固定されている。このボス部20aには係合突部20bと突起21が円周方向に90度の間隔をおいて半径方向に突出されて一体的に形成され、係合突部20bよりもコントロールカバー11側に位置している突起21はシフトアンドセレクトシャフト12の軸線方向に延びる長方形の板状である。ハット形のブラケット24は、頂部中央に形成した穴がシフトアンドセレクトシャフト12の本体部12aのボス部20aよりもコントロールカバー11側となる部分に摺動自在に嵌合され、その外側フランジとボス部20aの間に介装された第1スプリング25によりコントロールカバー11側に向けて付勢され、外力が加わらない自由状態では、その内側フランジが本体部12aに嵌着された止め輪12cに当接されてシフトアンドセレクトシャフト12に対し位置決めされている。また第1スプリング25と反対側となるボス部20aの端面に当接されたスリーブ付きのスプリング受け26と軸受孔10aが形成されたハウジング10の壁部の間には、第1スプリング25よりも弱い付勢力の第2スプリング27が介装され、これによりブラケット24の外側フランジはブッシュ13のフランジ部に当接されるが、外力が加わらない自由状態では、図1に示すように、ブラケット24の内側フランジは止め輪12cに当接されたままで、シフトアンドセレクトシャフト12は軸線方向において第2セレクト位置S2(後述)に位置決めされる。
図3に示すように、ハウジング10には、互いに平行な3本のフォークシャフト30a,31a,32aが、シフトアンドセレクトシャフト12と直交する軸線方向に摺動可能に案内支持され、各フォークシャフト30a,31a,32aには、選択歯車式変速機の一部(例えば図示を省略したシンクロメッシュ機構のクラッチハブスリーブ)と係合して変速歯車の切り換えを行うシフトフォーク33(3個のうち1個のみを示す)が固定されている。各フォークシャフト30a,31a,32aに一体的に設けられた各シフトピース30,31,32は、互いにほゞ平行となるようにシフトアンドセレクトシャフト12の方向に延び、それらの先端部30b,31b,32bの厚さおよび幅はほゞ同一で多少の隙間をおいて互いに重ねられ、各先端部30b,31b,32bには先端側が開いた互いに同一寸法のコ字形の切欠き30c,31c,32cが形成されている。インナレバー20の係合突部20bの厚さは各先端部30b,31b,32bとほゞ同じあるいはそれより多少薄い厚さで、軸線方向のセレクト運動により各シフトピース30,31,32の先端部の切欠き30c,31c,32cに選択的に係合され、回動方向のシフト運動により係合突部20bに係合されたシフトピース30,31,32を往復動させて、シフトフォーク33により変速歯車の切り換えを行う。
次に本発明のリバースレストリクト機構の説明をする。リバースレストリクト機構の要部であるリバースレストリクト部材22は、主として図1および図2に示すように、平板状のリング部22aと、このリング部22aの外周から半径方向に延びる細長い帯板状部分が直角に折曲されたレストリクトアーム22bと、同様にリング部22aの外周から半径方向に延びる短い帯板状部分が直角に折曲された突起部22cよりなる板金製の一体部材である。レストリクトアーム22bと突起部22cはリング部22aの外周に90度の間隔をおいて形成され、互いに逆向きに折曲されている。リバースレストリクト部材22が取り付けられるコントロールカバー11の環状突部11aの内周には円周方向に多少の角度をおいて1対の突部が形成され、その円周方向において互いに対向する面により1対のストッパ面11b,11cが形成され、またボス部11dの外周は、長手方向中間部に段部11d1が形成されてそれより先端側は多少小径に形成されている。
リバースレストリクト部材22は、突起部22cがストッパ面11b,11cの間に位置するようにして、リング部22aがボス部11dの先端側の小径部の外周に多少の隙間をおいて軸線方向移動可能にはめ込まれている。リバースレストリクト部材22は、コントロールカバー11の基板部とリング部22aの間に介装されて両端部がそれぞれ基板部とリング部22aに係止されたトーションスプリング23により、インナレバー20側に向かう軸線方向に付勢されるとともに、ハウジング10に対し図2において反時計回転方向に付勢され、外力が加わらない自由状態では、リバースレストリクト部材22はハウジング10に対し、リング部22aがボス部11dに圧入固定したブッシュ13の外向きフランジ部に当接されて軸線方向に位置決めされ、突起部22cが一方のストッパ面11bに当接されて回転方向に位置決めされる。この取り付け状態では、レストリクトアーム22bはシフトアンドセレクトシャフト12と平行にインナレバー20に向かって延びている。図5に示すように、トーションスプリング23による回動付勢方向(図2において反時計回転方向)におけるレストリクトアーム22bの前縁22b1はリング部22aに対し直交され、インナレバー20側となるレストリクトアーム22bの先端部には前縁22b1から後向きに進むにつれてリング部22a側に接近する形状のカム面22b2が形成されている。
図4に示すように、この実施形態の変速レバーのセレクト位置及びシフト位置の配置を示すシフトパターンは、インナレバー20の係合突部20bが3つのシフトピース30,31,32の先端部の切欠き30c,31c,32cの何れかに係合されるセレクト方向Xにおける3つのセレクト位置S1〜S3を有している。図4において最も右側となる第3セレクト位置S3では、インナレバー20がリバースレストリクト部材22側に最も接近され、インナレバー20の係合突部20bが第3シフトピース32の切欠き32cに係合され、シフト方向Yにおいて中立位置N3を間に挟んで後進段Rと前進段の最高速段である第5速5thが配置されている。第3セレクト位置S3の左隣の第2セレクト位置S2では、インナレバー20の係合突部20bが第2シフトピース31の切欠き31cと係合されて、第5速5thの1つ下の第4速4thとその1つ下の第3速3rdは中立位置N2を挟んで、第4速4thがシフト方向Yにおいて中立位置N2に対し後進段Rと同じ側になるように配置されている。第2セレクト位置S2の左隣の第1セレクト位置S1では、インナレバー20の係合突部20bが第1シフトピース30の切欠き30cと係合され、第2速2ndと第1速1stが中立位置N1を挟んで配置されている。変速機の不作動状態では、変速レバーはシフトパターンの第2セレクト位置S2の中立位置N2にある。
次に上述した実施形態の作動の説明をする。変速レバーが第2セレクト位置S2の中立位置N2にある不作動状態では、変速機は図1〜図3に示す状態にあり、インナレバー20の係合突部20bは第2シフトピース31の先端部31bの切欠き31cに係合され、ボス部20aから突出する突起21は、セレクト方向Xから見た場合、レストリクトアーム22bの横幅方向の中央付近に位置している。またこの状態では図1および図5(a) に示すように、リバースレストリクト機構の突起21はリバースレストリクト部材22のレストリクトアーム22bの先端からセレクト方向Xにおいて離れており、トーションスプリング23により付勢されたリバースレストリクト部材22は、リング部22aがブッシュ13のフランジ部に当接され、突起部22cはコントロールカバー11の一方のストッパ面11bに当接されている。
変速レバーが図4に示すシフトパターンの第2セレクト位置S2の中立位置N2からセレクト方向Xで左向きに移動されれば、シフトアンドセレクトシャフト12は、操作ロッドまたは操作ケーブルを介して、図1および図5においてセレクト方向Xで下向きに移動され、ブラケット24がブッシュ13から離れて第2スプリング27が圧縮される。そしてスプリング受け26のスリーブの先端が軸受孔10aを形成したハウジング10の壁部の内面に当接して停止されて、変速レバーは図4のシフトパターンの第1セレクト位置S1の中立位置N1となり、インナレバー20の係合突部20bは第1シフトピース30の先端部30bの切欠き30cに係合される。この状態では、突起21がセレクト方向Xにおいてレストリクトアーム22bの先端よりさらに離れている点を除き、図5(a) に示す状態と同じである。従ってこの第1および第2セレクト位置S1,S2では、シフトアンドセレクトシャフト12がシフト方向Yに回動しても、突起21がレストリクトアーム22bの先端部と係合することはない。
また変速レバーが第2セレクト位置S2の中立位置N2からセレクト方向Xで右向きに移動されれば、シフトアンドセレクトシャフト12は、図1および図5においてセレクト方向Xで上向きに移動され、第1スプリング25が圧縮され第2スプリング27が伸張されて、先ず図5(b) で示すようにボス部20aから突出する突起21がレストリクトアーム22bの先端部のカム面22b2に当接される。さらに変速レバーがセレクト方向Xで左向きに移動されればシフトアンドセレクトシャフト12は上向きにさらに移動され、リバースレストリクト部材22はカム面22b2に当接された突起21により押されて、トーションスプリング23によるセレクト方向Xの付勢力に抗してリバースレストリクト部材22は上向きに移動される。そしてボス部20aの端面がブラケット24の頂面に当接して停止されれば、変速レバーは図4のシフトパターンの第3セレクト位置S3の中立位置N3となり、インナレバー20の係合突部20bは第3シフトピース32の先端部32bの切欠き32cに係合され、リバースレストリクト機構は図5(c) で示す状態となる。
上述のように変速レバーがシフトパターンの第1セレクト位置S1の中立位置N1となった位置から上向きにシフトすれば、シフトアンドセレクトシャフト12は図2において反時計回転方向に回動されて第1シフトピース30およびこれに連結されたシフトフォーク33が作動され、シフトパターンの第1速1stの位置に達したところで第1速歯車列が形成される。変速レバーを中立位置N1に戻して下向きにシフトすれば、シフトアンドセレクトシャフト12が時計回転方向に回動されて第2速2ndの位置に達したところで第2速歯車列が形成される。変速レバーを再び中立位置N1に戻してからセレクト方向Xで右向きに移動して第2セレクト位置S2の中立位置N2(図5(a) 参照)とすれば変速機の不作動状態に戻る。この位置からシフトパターンにおいて上向きにシフトすれば、前述と同様にして第2シフトピース31およびこれに連結されたシフトフォーク33が作動され、シフトパターンの第3速3rdの位置に達したところで第3歯車列が形成される。変速レバーを中立位置N2に戻してから下向きにシフトすれば、同様にして第4速4thの歯車列が形成される。
次いで変速レバーを再び中立位置N2に戻し、セレクト方向Xで右向きに移動して前述した第3セレクト位置S3の中立位置N3(図5(c) 参照)とし、この位置からシフトパターンにおいて上向きにシフトすれば、シフトアンドセレクトシャフト12は図2において反時計回転方向に回動され、前述のようにカム面22b2に当接された突起21は図5においてシフト方向Yで左向きに移動してリバースレストリクト部材22をトーションスプリング23に抗してさらに移動させる。そして突起21がレストリクトアーム22bの最先端に当接された位置(図5(d) 参照)でリバースレストリクト部材22の移動量は最大となり、突起21がシフト方向Yでさらに左向きに移動してレストリクトアーム22bを外れれば、リバースレストリクト部材22はトーションスプリング23によりリング部22aがブッシュ13のフランジ部に当接する位置に戻され、突起21はさらにシフト方向Yで左向きに移動される。この突起21の移動に対応してシフトアンドセレクトシャフト12が回動されて第3シフトピース32およびこれに連結されたシフトフォーク33が作動され、シフトパターンの第5速5thの位置(図5(e) 参照)に達したところで第5速歯車列が形成される。
シフトパターンの第5速5thの位置から第4速4thにシフトダウンするために変速レバーを中立位置N3側に向けてシフト方向Yに移動すれば、中立位置N3に達する前にインナレバー20のボス部20aから突出する突起21がレストリクトアーム22bの前縁22b1の先端部に当接し(図5(f) 参照)、さらにシフト方向Yに移動すれば、トーションスプリング23の回転方向付勢力に抗してリバースレストリクト部材22を回転させて中立位置N3(図5(g) 参照)に達し、それを少し越えた位置でリング部22aに設けた突起部22cがコントロールカバー11のストッパ面11cに当接される(図5(h) 参照)。これによりリバースレストリクト部材22の回動が停止され、変速レバーのシフト方向Yの移動はできなくなる。この位置で変速レバーをセレクト方向Xで左向きに移動して第2セレクト位置S2の中立位置N2とし、この位置からシフトパターンにおいて下向きにシフトすれば、前述と同様にして第4速4thの歯車列が形成される。このように第3セレクト位置S3では、第5速5thから変速レバーを中立位置N3側にシフトすれば、インナレバー20のボス部20aから突出する突起21がレストリクトアーム22bの前縁22b1の先端部が当接し、ともに回転するリバースレストリクト部材22が所定角度回動して中立位置N3付近となったところで停止されるので、誤って第5速から後進段に入れることによる激しいギヤ鳴りは防がれる。
図4のシフトパターンの第3セレクト位置S3の中立位置N3(図5(c) 参照)から、変速レバーをシフトパターンにおいて下向きにシフトすれば、シフトアンドセレクトシャフト12が時計回転方向に回動され、前述のようにカム面22b2に当接された突起21はシフト方向Yで右向きに移動される。この移動につれてリバースレストリクト部材22はトーションスプリング23の軸線方向付勢力により押し戻されて、リング部22aがブッシュ13のフランジ部に当接された後は突起21はカム面22b2から離れ、またこの突起21の移動に対応してシフトアンドセレクトシャフト12が回動されて第3シフトピース32およびこれに連結されたシフトフォーク33が作動され、シフトパターンの後進段Rの位置(図5(i) で示す位置)に達したところで後進歯車列が形成される。
後進段Rの位置から変速レバーをシフトパターンにおいて上向きにシフトすれば、中立位置N3の位置に戻る前に突起21がカム面22b2に当接し(図5(j) 参照)、これ以後は変速レバーを上にシフトすればリバースレストリクト部材22はトーションスプリング23に抗して移動される。そして中立位置N3の位置(図5(c) 参照)に戻してから変速レバーをセレクト方向Xで左向きに移動して中立位置N2の位置とすれば、変速機は不作動状態となる。
シフトダウンの際のギヤ鳴りは、最高速段からその1つ下の次変速段にシフトダウンしようとして誤って後進段に入れようとした場合に最も激しく生じるが、上述した実施形態ではシフト方向において中立位置を挟んで最高速段である第5速と後進段を配置し、上述した構造のリバースレストリクト部材22と突起21の組合せにより第5速から後進段に入ることを防いだので、前進段から後進段に入ることによるギヤ鳴りを最も効果的に防ぐことができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、シフト方向において中立位置を挟んで最高速段以外の前進段と後進段を配置した場合にも適用可能であり、その場合も相当のギヤ鳴り防止効果を得ることはできる。
また上述した実施形態では、リバースレストリクト部材22のレストリクトアーム22bの前縁22b1は、シフト方向Yの運動により突起21が当接される先端部まで前縁22b1に対し直交させたが、本発明はこれに限られるものではなく、図5、特に図5(j) の部分拡大図に示すように、突起21が当接される前縁22b1の先端部に先端側に進むにつれて後向きに進む傾斜面22b3を形成するようにしてもよい。そのようにすれば、第5速から第4速にシフトダウンする際に誤って中立位置N3を越えて後進段へシフトしようとすると、シフトアンドセレクトシャフト12から突出する突起21がレストリクトアーム22bの前縁22b1の先端部の傾斜面22b3に当接するので、後進段へのシフトが阻止されると同時に、シフトアンドセレクトシャフト12は隣の第2セレクト位置S2に移動させるようとする向きの力が生じる。これにより誤って第5速から後進段に入れることによる激しいギヤ鳴りは防がれるのに加えて、第2セレクト位置S2に移動して第4速へのシフトダウンを円滑に行うことができる。
なおこのような傾斜面22b3を設けた場合には、前縁22b1に対する傾斜面22b3の角度が大きくなると、突起21が傾斜面22b3と当接した際にトーションスプリング23に抗してリバースレストリクト部材22を押し戻して、変速レバーが後進段Rに入るおそれが生じるが、このおそれはストッパ面11cを、図5(j) の二点鎖線11c1に示すように、傾斜面22b3とほゞ平行になるように傾斜させ、あるいはストッパ面11cと当接する突起部22cの端面を同様に傾斜させることにより解消することができる。
また上述した実施形態では、レストリクトアーム22bの先端と係合する突起21はインナレバー20のボス部20aと一体的に形成されて半径方向に突出されており、このようにすれば突起21は手動変速機が本来備えている突起21と一体化されるので、リバースレストリクト機構は簡略化され、一層のコストダウンを得ることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、突起21をシフトアンドセレクトシャフト12に直接設けるようにして実施することもできる。
本発明による手動変速機のリバースレストリクト機構の一実施形態の全体構造を示す長手方向断面図である。 図1の2−2断面図である。 図1の3−3断面図である。 図1に示す実施形態の変速レバーのセレクト位置及びシフト位置の配置を示すシフトパターンを示す図である。 上述した実施形態の作動を説明する図2の5−5線に沿った断面図である。
符号の説明
10…ハウジング、12…シフトアンドセレクトシャフト、20…インナレバー、20a…ボス部、20b…係合突部、21…突起、22…リバースレストリクト部材、22a…リング部、22b…レストリクトアーム、22b1…前縁、22b2…カム面、22b3傾斜面、23…トーションスプリング、30〜32…シフトピース、33…シフトフォーク33、S1〜S3…セレクト位置、N1〜N3…中立位置、X…セレクト方向、Y…シフト方向。

Claims (4)

  1. ハウジング内に、歯車式変速機のギヤシフトを行うシフトフォークにそれぞれ連結された複数のシフトピースを設けるとともに、インナレバーのボス部が一体的に設けられたシフトアンドセレクトシャフトを軸線方向のセレクト運動および回動方向のシフト運動可能に支持し、前記シフトアンドセレクトシャフトは、前記セレクト運動により前記インナレバーのボス部から半径方向に突出した係合突部を前記複数のシフトピースの何れか1つに選択的に係合させるとともに、前記シフト運動により前記係合突部に係合された前記シフトピースを往復動させてそのシフトピースに連結された前記シフトフォークにより前記ギヤシフトを行って変速歯車の切り換えを行い、ある1つのセレクト位置において前進段の何れか1つと後進段がシフト方向において中立位置を挟んで両側に配置されたシフトパターンを有する手動変速機において、
    前記シフトアンドセレクトシャフトと同軸的に前記ハウジングに対し軸線方向移動可能かつ所定角度回動可能に設けられたリング部とその外周の一部から前記シフトアンドセレクトシャフトと平行に前記インナレバーに向かって延びるレストリクトアームよりなるリバースレストリクト部材と、
    このリバースレストリクト部材を前記後進段側とは逆向きとなる回動方向および前記インナレバー側に向かう軸線方向に付勢するトーションスプリングと、
    前記シフトアンドセレクトシャフトの前記リバースレストリクト部材よりも前記インナレバー側となる位置に一体的に設けられ、半径方向に突出して前記インナレバーが前記リバースレストリクト部材側に最も接近されるセレクト位置では前記レストリクトアームの先端部とシフト方向において係合される突起よりなり、
    前進段の何れか1つと後進段がシフト方向において中立位置を挟んで両側に配置されるセレクト位置は前記インナレバーが前記リバースレストリクト部材側に最も接近されるセレクト位置とし、
    前記レストリクトアームは、前記トーションスプリングによる回動付勢方向における前縁を前記リング部に対し直交させ、先端部には前記前縁から後向きに進むにつれて前記リング部側に接近する形状のカム面を形成したことを特徴とする手動変速機のリバースレストリクト機構。
  2. 請求項1に記載の手動変速機のリバースレストリクト機構において、前記レストリクトアームの前縁の先端部には先端側に進むにつれて後向きに進む傾斜面が形成されていることを特徴とする手動変速機のリバースレストリクト機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載の手動変速機のリバースレストリクト機構において、シフト方向において中立位置を挟んで後進段と反対側に配置される前進段は最高速段とし、この最高速段と後進段が配置されたセレクト位置の隣に最高速段の1つ下の次変速段を含むセレクト位置を配置し、前記次変速段はシフト方向において中立位置に対し後進段と同じ側に配置したことを特徴とする手動変速機のリバースレストリクト機構。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の手動変速機のリバースレストリクト機構において、前記突起は前記インナレバーのボス部と一体的に形成されて半径方向に突出されていることを特徴とする手動変速機のリバースレストリクト機構。
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