JP2008022137A - 移動無線端末および通信方式選択方法 - Google Patents

移動無線端末および通信方式選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電源オンを契機として通信方式のサーチをした後に、移動無線端末の待受けモードに最適な待受けモードを自動的に設定する。
【解決手段】本発明に係る複数の異なる通信方式で通信可能な移動無線端末は、第1通信方式で通信する第1通信部と、第1通信方式と異なる第2通信方式で通信する第2通信部と、第1通信方式による通信および第2通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する通信可能判断部と、通信可能判断部が第1通信方式による通信が可能で、通信可能判断部が第2通信方式による通信が不可能であると判断した場合、第1通信部を用いて通信させるとともに、当該移動無線端末に次に電源が投入されるまで、第2通信部および通信可能判断部の動作を停止する制御部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動無線端末および通信方式選択方法に関する。特に、本発明は、複数の異なる通信方式で通信可能な移動無線端末および通信方式選択方法に関する。
特許文献1には、複数の通信方式に含まれるチャネルの全てを検索しなくても、待受状態にすばやく移行できる移動無線端末が提案されている。また、特許文献2には、圏外時の消費電力を軽減する移動無線端末が提案されている。また、特許文献3には、自動的に検出した通信システムを利用するためのパラメータを設定する移動無線端末が提案されている。また、特許文献4には、移動無線通信方式の周波数帯域を記憶しておき、先の記憶で最も最後に記憶した周波数帯域の待受チャネルを優先的に選択する移動無線端末が提案されている。また、特許文献5には、セルサーチの高速化およびセルサーチによる消費電力の省電力化を図る移動無線端末が提案されている。そして、特許文献6には、セルサーチの周期を長く設定して、消費電力を減少させるセルサーチ方法が提案されている。
特開平11−298964号公報 特開2001−224074号公報 特開2001−57688号公報 特開2002−291030号公報 特開2004−23391号公報 特開2004−356684号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献3、特許文献5、および特許文献6に記載の発明においては、移動無線端末が存在する国にかかわらず、複数の異なる通信方式のいずれの方式が移動無線端末に適用されるか否かを常に繰り返し監視しているので、移動無線端末の消費電力の省電力化を図ることが不十分な場合がある。また、特許文献2に記載の発明においては、圏外時の消費電力を軽減できるものの、適切な待受状態に移動無線端末を設定する際の消費電力の省電力化を図ることが困難な場合がある。また、特許文献4に記載の発明においては、最後に記憶した周波数帯域の待受チャネルを優先的に選択するので、移動無線端末の電源をOFFにした後に、最後に記憶した周波数帯域とは異なる周波数帯域が適用される場所で再び移動無線端末の電源をオンにした場合に、適切な待受状態が設定されない場合がある。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる移動無線端末および通信方式選択方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、複数の異なる通信方式で通信可能な移動無線端末であって、第1通信方式で通信する第1通信部と、第1通信方式と異なる第2通信方式で通信する第2通信部と、第1通信方式による通信および第2通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する通信可能判断部と、通信可能判断部が第1通信方式による通信が可能で、通信可能判断部が第2通信方式による通信が不可能であると判断した場合、第1通信部を用いて通信させるとともに、移動無線端末に次に電源が投入されるまで、第2通信部および通信可能判断部の動作を停止する制御部とを備える。
また、移動無線端末に電源が投入されたことを検知する電源投入検知部をさらに備え、通信可能判断部は、電源投入検知部が電源の投入を検知した場合に、第1通信方式による通信および第2通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断し、制御部は、通信可能判断部が第1通信方式による通信が可能であると判断した場合、第1通信部を用いて通信させるとともに、電源投入検知部が次に電源の投入を検知するまで、第2通信部および通信可能判断部の動作を停止してもよい。また、制御部は、第2通信部への電力の供給を中止することにより、第2通信部の動作を停止してもよい。
また、制御部は、通信可能判断部が第1通信方式による通信が不可能で、通信可能判断部が第2通信方式による通信が可能であると判断した場合、第2通信部を用いて通信させるとともに、第1通信部および通信可能判断部の動作を停止することなく、通信可能判断部を定期的に動作させてもよい。また、第1通信方式と第2通信方式とのいずれが優先されるかを予め設定する優先方式設定部をさらに備え、制御部は、通信可能判断部が第1通信方式による通信および第2通信方式による通信の両方が可能であると判断した場合、優先方式設定部が設定している通信方式を優先的に選択して、第1通信部または第2通信部に通信させてもよい。
また、優先方式設定部が第1通信方式を設定している場合であって、通信可能判断部が第1通信方式による通信および第2通信方式による通信の両方が可能であると判断した場合、制御部は、第1通信部を用いて通信させるとともに、第2通信部および通信可能判断部の動作を停止し、優先方式設定部が第2通信方式を設定している場合であって、通信可能判断部が第1通信方式による通信および第2通信方式による通信の両方が可能であると判断した場合、制御部は、第2通信部を用いて通信させるとともに、第1通信部および通信可能判断部の動作を停止することなく、通信可能判断部を定期的に動作させてもよい。
また、第1通信部または第2通信部を介して基地局から受信した信号に含まれる国を識別する情報である国識別情報を抽出する国識別情報抽出部と、少なくとも1つの国識別情報に対応づけて、第1通信方式および第2通信方式の少なくとも一方を識別する情報である通信方式識別情報を格納する国別通信方式格納部とをさらに備え、制御部は、国識別情報抽出部が抽出した国識別情報に対応づけて国別通信方式格納部が格納している通信方式識別情報で識別される通信方式で通信する第1通信部または第2通信部に通信させてもよい。
また、国別通信方式格納部は、第1国を識別する情報である第1国識別情報に対応づけて第1通信方式を識別する通信方式識別情報を格納し、第1国の他の第2国を識別する情報である第2国識別情報に対応づけて第2通信方式を識別する通信方式識別情報を格納し、通信可能判断部が第1通信方式による通信が可能で、通信可能判断部が第2通信方式による通信が不可能であると判断した場合であって、国識別情報抽出部が第1国識別情報を抽出した場合、制御部は、第1通信部を用いて通信させるとともに、第2通信部および通信可能判断部の動作を停止し、通信可能判断部が第1通信方式による通信が可能で、通信可能判断部が第2通信方式による通信が不可能であると判断した場合であって、国識別情報抽出部が第2国識別情報を抽出した場合、制御部は、第1通信部を用いて通信させるとともに、第2通信部および通信可能判断部の動作を停止することなく、通信可能判断部を定期的に動作させてもよい。なお、第1通信部による第1通信方式は、3G方式であり、第2通信部による第2通信方式は、GSM方式であってよい。
また、本発明の第2の形態においては、第1通信方式で通信する第1通信部と、第1通信方式と異なる第2通信方式で通信する第2通信部とを備える移動無線端末の通信方式を選択する通信方式選択方法であって、第1通信方式による通信および第2通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する通信可能判断段階と、通信可能判断段階において第1通信方式による通信が可能で、通信可能判断段階において第2通信方式による通信が不可能であると判断された場合、移動無線端末に第1通信部を用いて通信させる段階と、移動無線端末が第1通信部を用いて通信している場合に、移動無線端末に次に電源が投入されるまで、第2通信部の動作および通信可能判断段階の動作を停止する制御段階とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、電源オンを契機として通信方式のサーチをした後に、移動無線端末の在圏国を判断することにより、移動無線端末の待受けモードに最適な待受けモードを自動的に設定することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動無線端末20の動作の概要を示す。移動無線端末20は、複数の異なる通信方式、例えば、3G方式、GSM方式、または、その他の通信方式のそれぞれで通信する機能を有する。移動無線端末20は、例えば、携帯電話であり、PDA、ノートパソコン、通信機能つきデジタルカメラ等の携帯端末であってもよい。本実施形態に係る移動無線端末20は、電源がオンされた場合に在圏国に最適な待受けモードを自動的に設定することを目的とする。
移動無線端末20は、電源がオンにされた後に3G/GSMデュアルサーチをして、3G方式の基地局10またはGSM方式の基地局12のいずれと通信できるかについて、基地局10または基地局12から送信される所定の周波数の信号を探索することにより判断する。続いて、移動無線端末20は、通信可能な基地局が3G方式の基地局10であると判断した場合に、基地局10から送信された信号を解析して国識別情報を抽出する。そして、移動無線端末20は、抽出した国識別情報が日本を示す場合には、待受けモードを3G専用モードに設定して通信する。また、移動無線端末20が抽出した国識別情報が日本を除く国を示す場合には、移動無線端末20は、待受けモードを3G/GSMデュアルモードに設定して通信する。一方、移動無線端末20は、通信可能な基地局が3G方式の基地局10ではなくGSM方式の基地局12であると判断した場合には、移動無線端末20は待受けモードを3G/GSMデュアルモードに設定して通信する。
これにより、移動無線端末20を所持するユーザが、例えば3G通信方式を採用する日本にいる場合には、移動無線端末20は自動的に3G専用モードで通信するので、常に定期的な3G通信方式とGSM通信方式との間でセルサーチを繰り返す3G/GSMデュアルモードで通信を試みる場合に比べてセルサーチに要する電力消費を抑制できる。さらに、移動無線端末20を所持するユーザが日本から海外に移動した場合には、移動無線端末20は自動的に3G/GSMデュアルモードに設定されるので、待受けモードをユーザ自身が選択することなく移動無線端末20を用いて通信できる。
図2は、本実施形態に係る移動無線端末20の機能構成の一例を示す。移動無線端末20は、制御部200、3G通信部210、スイッチ212、GSM通信部215、スイッチ216、通信可能判断部220、国識別情報抽出部230、電源投入検知部240、優先方式設定部250、国別通信方式格納部260、電池270、およびアンテナ280を備える。ここで、3G通信部210は、請求項に記載の第1通信部の一例であり、GSM通信部215は、請求項に記載の第2通信部の一例である。なお、第1通信部がGSM通信部215であってもよく、第2通信部が3G通信部210であってもよい。そして、第1通信部および第2通信部がそれぞれ採用する通信方式は、3G方式およびGSM方式以外の通信方式であってもよい。また、移動無線端末20は1つのCPUを備えており、当該CPUが制御部200および通信可能判断部220として機能してもよい。
電源投入検知部240は、移動無線端末20に電源がオンされたことを検知する。具体的には、移動無線端末20は、ユーザが移動無線端末20に対して情報または指示を入力する複数の指示入力部を有しており、複数の指示入力部は移動無線端末20の電源をオンにする電源ボタンを含む。ユーザが電源ボタンを予め定められた時間押し続けた場合に、電源投入検知部240は、移動無線端末20に電源がオンされたことを検知する。電源投入検知部240は、移動無線端末20に電源がオンされたことを示す情報を通信可能判断部220に供給する。
電池270は、移動無線端末20の各構成要素が要する電力を、制御部200の制御に基づいて、各構成要素のそれぞれに供給する。具体的には、電池270は、制御部200、3G通信部210、GSM通信部215、通信可能判断部220、国識別情報抽出部230、電源投入検知部240、優先方式設定部250、国別通信方式格納部260に電力を供給する。ここで、制御部200は、スイッチ212の開閉を制御して、電池270から3G通信部210への電力の供給を制御する。同様に、制御部200は、スイッチ216の開閉を制御して、電池270からGSM通信部215への電力の供給を制御する。
3G通信部210は、3G通信方式で通信する。3G通信部210は、3G方式の基地局10が送信した複数の周波数の電波を、アンテナ280を介して受信するレシーバ、および所定の信号を、アンテナ280を介して基地局に送信するトランスミッタを有する。ここで、3G通信部210は、制御部200の制御に基づいて動作する。そして、3G通信部210は、アンテナ280を介して3G方式の基地局10から受け取った国を識別する情報である国識別情報を含む信号を、国識別情報抽出部230に供給する。
GSM通信部215は、3G通信部210が通信する3G方式とは異なるGSM方式で通信する。GSM通信部215は、GSM方式の基地局12が送信した複数の周波数の電波を、アンテナ280を介して受信するレシーバ、および所定の信号をアンテナ280を介して基地局に送信するトランスミッタを有する。ここで、GSM通信部215は、制御部200の制御に基づいて動作する。そして、GSM通信部215は、アンテナ280を介してGSM方式の基地局12から受け取った国識別情報を含む信号を、国識別情報抽出部230に供給する。
通信可能判断部220は、3G通信方式による通信およびGSM通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する。具体的には、通信可能判断部220は、探索すべき3G方式の基地局10およびGSM方式の基地局12から送信される信号の周波数を予め格納している周波数テーブルを有する。例えば、周波数テーブルは、3G方式およびGSM方式のそれぞれに対応づけて、各方式で用いられる周波数のうち、移動無線端末20が探索すべき周波数を格納する。
そして、通信可能判断部220は、周波数テーブルが格納している周波数の値のそれぞれを用いて、3G通信部210およびGSM通信部215が複数の周波数の信号のうちいずれの周波数の信号が存在するか否かをセルサーチにより探索する。そして、通信可能判断部220は、周波数の探索結果を取得する。ここで、通信可能判断部220は、探索結果を格納する探索結果テーブルを、取得した探索結果から生成する。そして、通信可能判断部220は、取得した探索結果を探索結果テーブルに格納する。
続いて、通信可能判断部220は、生成した探索結果テーブルに応じて、3G方式およびGSM方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する。また、通信可能判断部220は、電源投入検知部240から移動無線端末20に電源がオンされたことを示す情報を受け取った場合に、3G通信方式による通信およびGSM通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する。通信可能判断部220は、判断結果を制御部200に供給する。
優先方式設定部250は、3G通信方式とGSM通信方式とのいずれが優先されるかを予め設定する。具体的には、優先方式設定部250は、ユーザの操作に基づいて3G通信方式とGSM通信方式とのいずれを優先するかを予め設定する。優先方式設定部250は、設定結果を制御部200に供給する。国識別情報抽出部230は、3G通信部210およびGSM通信部215がアンテナ280を介して基地局から受信した信号に含まれる国を識別する情報である国識別情報を抽出する。国識別情報抽出部230は、抽出した国識別情報を制御部200に供給する。
国別通信方式格納部260は、国を識別する情報である少なくとも1つの国識別情報に対応づけて、3G通信方式およびGSM通信方式の少なくとも一方を識別する情報である通信方式識別情報を格納する。具体的には、国別通信方式格納部260は、第1国を識別する情報である第1国識別情報に対応づけて3G通信方式を識別する通信方式識別情報を格納する。そして、国別通信方式格納部260は、第1国の他の第2国を識別する情報である第2国識別情報に対応づけてGSM通信方式を識別する通信方式識別情報を格納する。さらに、国別通信方式格納部260は、第3国識別情報に対応づけて3G通信方式およびGSM通信方式を識別する通信方式識別情報のそれぞれを格納する。
ここで、国別通信方式格納部260は、第1国識別情報に対応づけてGSM通信方式を識別する通信方式識別情報を格納してもよく、第2国識別情報に対応づけて3G通信方式を識別する通信方式識別情報を格納してもよい。さらに、国別通信方式格納部260は、第1国識別情報または第2国識別情報に対応づけて、3G通信方式およびGSM通信方式のそれぞれを識別する複数の通信方式識別情報を格納してもよい。なお、国別通信方式格納部260は、複数の第2国識別情報のそれぞれに対応づけて通信方式識別情報をそれぞれ格納してもよい。国別通信方式格納部260は、通信方式識別情報を制御部200の制御に基づいて、制御部200に供給する。
制御部200は、通信可能判断部220から3G通信方式による通信が可能で、GSM通信方式による通信が不可能であると判断した結果を受け取った場合に、3G通信部210を用いて通信させる。そして、制御部200は、移動無線端末20が3G通信部210を用いて通信している場合に、移動無線端末20に次に電源が投入されるまで、GSM通信部215および通信可能判断部220の動作を停止する。なお、制御部200は、GSM通信部215および通信可能判断部220の周期的な動作を停止させる。すなわち、制御部200は、通信可能判断部220が3G通信部210とGSM通信部215とを交互に作動させる動作を停止する。
また、制御部200は、通信可能判断部220から3G通信方式による通信が可能であると判断した結果を受け取った場合に、3G通信部210を用いて通信させるとともに、電源投入検知部240から次に電源がオンされたことを示す情報を受け取るまで、GSM通信部215および通信可能判断部220の動作を停止する。ここで、制御部200は、電池270からGSM通信部215への電力の供給を中止することにより、GSM通信部215の動作を停止させる。具体的には、制御部200は、スイッチ216をオフにすることにより電池270からGSM通信部215への電力の供給を中止する。
また、制御部200は、通信可能判断部220から3G通信方式による通信が不可能で、GSM通信方式による通信が可能であると判断した結果を受け取った場合に、GSM通信部215を用いて通信させる。そして、制御部200は、3G通信部210および通信可能判断部220の動作を停止することなく、通信可能判断部220を定期的に動作させる。すなわち制御部200は、通信可能判断部220を、3G通信方式およびGSM通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断させる3G/GSMデュアルモードにさせたままにする。
これにより、例えば、3G通信方式を採用する日本において移動無線端末20を用いる場合は、待受けモードを3G専用モードにして消費電力の抑制を図ることができる。一方で、GSM通信方式による通信が可能と判断した場合には、待受けモードを3G/GSMデュアルモードにして、3G通信方式およびGSM通信方式の両方を採用する国における、移動無線端末20が通信できる範囲を広げることができる。
さらに制御部200は、通信可能判断部220から3G通信方式による通信およびGSM通信方式による通信の両方が可能であると判断した結果を受け取った場合に、優先方式設定部250から受け取った設定結果が示す通信方式を優先的に選択して、3G通信部210またはGSM通信部215に通信させる。具体的には、優先方式設定部250から受け取った設定結果が3G通信方式を示す場合には、制御部200は、3G通信部210に通信させる。一方、優先方式設定部250から受け取った設定結果がGSM通信方式を示す場合には、制御部200は、GSM通信部215に通信させる。
また、制御部200が優先方式設定部250から受け取った設定結果が3G通信方式を示す場合であって、通信可能判断部220から3G通信方式による通信およびGSM通信方式による通信の両方が可能であると判断した結果を受け取った場合を考える。係る場合には、制御部200は、3G通信部210を用いて通信させるとともに、GSM通信部215および通信可能判断部220の動作を停止する。
一方、制御部200が優先方式設定部250から受け取った設定結果がGSM通信方式を示す場合であって、通信可能判断部220から3G通信方式による通信およびGSM通信方式による通信の両方が可能であると判断した結果を受け取った場合を考える。係る場合には、制御部200は、GSM通信部215を用いて通信させるとともに、3G通信部210および通信可能判断部220の動作を停止することなく、通信可能判断部220を定期的に動作させる。
また、制御部200は、国識別情報抽出部230から受け取った国識別情報に対応づけて国別通信方式格納部260が格納している通信方式識別情報を取得する。そして、制御部200は、取得した通信方式識別情報で識別される通信方式で通信する3G通信部210またはGSM通信部215に通信させる。具体的には、制御部200が、通信可能判断部220から3G通信方式による通信が可能であり、GSM通信方式による通信が不可能であると判断した結果を受け取った場合であって、さらに、制御部200が、国識別情報抽出部230から第1国識別情報を受け取った場合を考える。なお、第1国は、例えば、日本であってよい。係る場合には、制御部200は、3G通信部210を用いて通信させるとともに、GSM通信部215および通信可能判断部220の動作を停止する。
一方、制御部200が、通信可能判断部220から3G通信方式による通信が可能であり、GSM通信方式による通信が不可能であると判断した結果を受け取った場合であって、さらに、制御部200が、国識別情報抽出部230から第2国識別情報を受け取った場合を考える。なお、第2国は、例えば、日本を除く国であってよい。係る場合には、制御部200は、3G通信部210を用いて通信させるとともに、GSM通信部215および通信可能判断部220の動作を停止することなく、通信可能判断部220を定期的に動作させる。
移動無線端末20の待受けモードが3Gモードに設定された場合には、当該移動無線端末20は3G通信方式の基地局10と交信して、移動無線端末20の位置情報を3G通信方式のネットワーク内のサーバに登録する。また、移動無線端末20の待受けモードがGSMモードに設定された場合には、当該移動無線端末20はGSM通信方式の基地局12と交信して、移動無線端末20の位置情報をGSM通信方式のネットワーク内のサーバに登録する。さらに、移動無線端末20の待受けモードが3G/GSMデュアルモードに設定された場合には、3G/GSMデュアルサーチをして検出された通信方式の基地局と交信して、移動無線端末20の位置情報を検出された通信方式のネットワーク内のサーバに登録する。なお、移動無線端末20の待受けモードが3G/GSMデュアルモードに設定された場合には、当該移動無線端末20は3G通信方式およびGSM通信方式の基地局と交信して、移動無線端末20を3G通信方式およびGSM通信方式のネットワーク内の両方のサーバに位置情報を登録してもよい。
なお、移動無線端末20は、文字並びに静止画および動画を表示する表示部、並びに音声を出力する音声出力部をさらに備える。そして、制御部200が3G通信部210を用いて通信させるとともに、GSM通信部215および通信可能判断部220の動作を停止する場合には(3G専用モード)、制御部200は、表示部に、待受けモードが自動的に3G専用モードに設定された旨を表示させる。制御部200は、音声出力部から待受けモードが自動的に3G専用モードに設定された旨を示す音声を出力させてもよい。
一方、制御部200が、3G通信部210を用いて通信させるとともに、GSM通信部215および通信可能判断部220の動作を停止することなく、通信可能判断部220を定期的に動作させる場合には(3G/GSMデュアルモード)、制御部200は、表示部に、待受けモードが自動的に3G/GSMデュアルモードに設定された旨を表示させる。制御部200は、音声出力部から待受けモードが自動的に3G/GSMデュアルモードに設定された旨を示す音声を出力させてもよい。
本実施形態に係る移動無線端末20によれば、電源を入れたときに3G/GSMデュアルサーチをした後に、移動無線端末20の在圏国が日本である場合に自動的に待受モードを3G専用モードに設定できる。また、在圏国が日本を除く国である場合には、3G/GSMデュアルモードに設定できる。これにより、電源のオンを契機として、移動無線端末20の待受けモードを最適な待受けモードに自動的に設定することができるので、ユーザが待受けモードを設定するという煩雑さを排除できるとともに、消費電力の抑制を図ることができる。
例えば、ユーザが日本に滞在している場合、日本における通信方式は3G方式なので、移動無線端末20の待受けモードを自動的に3G専用モードに自動的に設定することにより、3G/GSMデュアルモードに場合に比べて消費電力の省電力化を図ることができる。そして、移動無線端末20が日本から海外に移動した場合には、自動的に3G/GSMデュアルモードに待受けモードが設定されるので、ユーザは、待受けモードの設定をするという煩わしさを感じることなく、移動無線端末20を用いて通信することができる。
また、本実施形態に係る移動無線端末20によれば、各国をそれぞれ識別する国識別情報に対応づけて、各国のそれぞれにおいて用いられている通信方式識別情報を予め格納しておくことができるので、国識別情報を識別するだけで最適な待受けモードを設定することができる。これにより、電力の消費をさらに抑制することができる。
図3は、本実施形態に係る通信可能判断部220の処理の一例を示す。通信可能判断部220は、周波数テーブル300を有する。周波数テーブル300は、移動無線端末20が探索すべき複数の周波数を、通信方式に対応づけて予め格納している。通信可能判断部220は、移動無線端末20に電源がオンされたことを契機として、周波数テーブル300が格納している通信方式と周波数とを読み取る。そして、通信可能判断部220は、読み取った複数の周波数を用いてセルサーチを実行する。
そして、通信可能判断部220は、セルサーチによって存在が確認された周波数をリスト化して、探索結果テーブル310を生成する。例えば、周波数テーブル300に3G通信方式に対応づけて周波数F1およびF2が格納されており、GSM通信方式に対応づけて周波数F3、F4、およびF5が格納されている場合を考える。係る場合において、通信可能判断部220は、3G通信部210が周波数F1およびF2で通信できるか否かを判断する。また、通信可能判断部220は、GSM通信部215が、周波数F3、F4、およびF5で通信できるか否かを判断する。
例えば、通信可能判断部220が、3G通信部210において周波数F1で通信でき、GSM通信部215において周波数F3およびF4で通信することができると判断した場合を考える。係る場合に通信可能判断部220は、3G通信方式に対応づけて周波数F1がリスト化され、GSM通信方式に対応づけて周波数F3およびF4がリスト化された、探索結果テーブル310を生成する。探索結果テーブル310の内容は、通信可能判断部220が通信可能であると判断した内容を示すこととなる。通信可能判断部220は、探索結果テーブル310の内容を示す情報を、制御部200に供給する。
図4は、本実施形態に係る国別通信方式格納部260のデータ構成の一例を示す。国別通信方式格納部260は、国を識別する情報である国識別情報を格納する。具体的には、移動無線端末20が主として用いられる国が日本である場合には、国別通信方式格納部260は、日本を識別する情報である国識別情報として、国番号(例えば、日本の場合は「440」)を格納している。なお、移動無線端末20が主として用いられる国が日本ではない国の場合には、国別通信方式格納部260は、当該国を識別する国識別情報を格納してもよい。
例えば、日本の移動無線端末20の通信方式は3G通信方式である。ここで、移動無線端末20は、電源がオンにされた後に3G/GSMデュアルサーチをする。そして、3G通信方式の周波数の信号が検出され、当該信号に国別通信方式格納部260に格納している国識別情報を示す情報が含まれる場合に、移動無線端末20は待受けモードを3G専用モードに設定する。一方、3G/GSMデュアルサーチでGSM通信方式の周波数の信号が検出された場合、または、3G通信方式の周波数の信号が検出され、当該信号に国別通信方式格納部260が格納していない国識別情報を示す情報が含まれる場合に、移動無線端末20は待受けモードを3G/GSMデュアルモードに設定する。
図5は、本実施形態に係る国別通信方式格納部260のデータ構成の一例を示す。国別通信方式格納部260は、国を識別する情報である国識別情報に対応づけて、3G通信方式およびGSM通信方式の少なくとも一方を識別する情報である通信方式識別情報を格納する。なお、国別通信方式格納部260が格納する通信方式識別情報は、各国における通信方式が変更された場合には更新してもよい。
例えば、国識別情報は国番号であり、日本の国番号は「440」、米国の国番号は「310」、および英国の国番号は「234」である。そして、国別通信方式格納部260は、国番号「440」に対応づけて通信方式として3G通信方式を示す情報を格納する。また、国別通信方式格納部260は、国番号「310」に対応づけて通信方式としてGSM通信方式を示す情報を格納する。さらに、国別通信方式格納部260は、国番号「234」に対応づけて、通信方式としてGSM通信方式を示す情報および3G通信方式を示す情報を格納する。
図6は、本実施形態に係る国別通信方式格納部260のデータ構成の一例を示す。国別通信方式格納部260は、国を識別する情報である国識別情報に対応づけて、3G通信方式およびGSM通信方式の少なくとも一方を識別する情報である通信方式識別情報を格納する。例えば、国別通信方式格納部260は、国識別情報に対応づけて通信方式識別情報として、3G通信方式およびGSM通信方式の少なくとも一方を示す情報、並びに3G通信方式およびGSM通信方式のそれぞれの通信方式において用いられる周波数を示す情報を格納する。なお、国別通信方式格納部260が格納する通信方式識別情報は、各国における通信方式が変更された場合には更新してもよい。
国別通信方式格納部260は、国番号「440」に対応づけて通信方式として3G、周波数として2100MHzを格納する。また、国別通信方式格納部260は、国番号「310」に対応づけて通信方式としてGSM、周波数として850MHzおよび1900MHzを格納する。さらに、国別通信方式格納部260は、国番号「234」に対応づけて、通信方式としてGSMおよび3G、並びに周波数としてGSMには900MHzおよび1800MHz、3Gには2100MHzを格納する。
図7は、本実施形態に係る移動無線端末20における処理の流れの一例を示す。まず、ユーザが移動無線端末20が備える電源ボタンを、予め定められた時間押し続けることにより、移動無線端末20の電源がオンとなる(S1000)。電源投入検知部240は、移動無線端末20に電源がオンされたことを検知して、電源がオンされたことを示す情報を通信可能判断部220に供給する。通信可能判断部220は、電源がオンされたことを示す情報を受け取った場合に、周波数テーブル300に格納されている周波数に基づいて当該周波数が存在するか否かを判断する。すなわち、通信可能判断部220は、3G/GSMデュアルサーチにより、3G通信方式の基地局10およびGSM通信方式の基地局12を探索する(S1010)。
通信可能判断部220は、3G通信方式の基地局10およびGSM通信方式の基地局12を検出できない場合には(S1020:No)、3G/GSMデュアルサーチを継続する。一方、通信可能判断部220は、3G通信方式の基地局10およびGSM通信方式の基地局12を検出した場合には(S1020:Yes)、探索結果テーブル310を生成する(S1025)。そして、通信可能判断部220は、生成した探索結果テーブル310を制御部200に供給する。制御部200は、3GモードまたはGSMモードのいずれに設定すべきかを判断する(S1030)。判断内容の詳細については、図8の以下の説明において詳述する。
そして、制御部200が3Gモードに設定すべきと判断した場合には(S1030:3G)、国識別情報抽出部230は、3G通信部210およびGSM通信部215がアンテナ280を介して基地局から受信した信号を解析する(S1040)。そして、国識別情報抽出部230は、信号に含まれる国を識別する情報である国識別情報を抽出する(S1050)。国識別情報抽出部230は、抽出した国識別情報を制御部200に供給する。制御部200は、国識別情報抽出部230から受け取った国識別情報が日本を示すか否かを判断する(S1060)。そして、制御部200は、国識別情報が日本を示す場合には(S1060:Yes)、待受けモードを3G専用モードに設定する(S1070)。
一方、制御部200がGSMモードに設定すべきと判断した場合(S1030:GSM)、および制御部200が受け取った国識別情報が日本を示さない場合には(S1060:No)、制御部200は、待受けモードを3G/GSMデュアルモードに設定する(S1080)。そして、制御部200は、予め定められた時間が経過した後に(S1090)、通信可能判断部220に再び、3G/GSMデュアルサーチを実行させる(S1010)。
図8は、本実施形態に係る制御部200における処理の流れの一例を示す。まずユーザは、待受けモードとして3GモードまたはGSMモードのいずれを優先すべきかを、優先方式設定部250において設定する。制御部200は、通信可能判断部220から探索結果テーブル310を受け取ると、優先方式設定部250から受け取った設定結果が、3GまたはGSMのいずれを示すかを判断する(S1100)。設定結果が3Gを示す場合には(S1100:3G)、制御部200は、探索結果テーブル310に3G通信方式の基地局10が存在するか否かを判断する(S1110)。
探索結果テーブル310に3G通信方式の基地局10が存在している場合には(S1110:Yes)、制御部200は、待受けモードを3Gに設定すべきと判断する(S1120)。そして、探索結果テーブル310に3G通信方式の基地局10が存在していない場合には(S1110:No)、制御部200は、待受けモードをGSMに設定すべきと判断する(S1140)。
一方、設定結果がGSMを示す場合には(S1100:GSM)、制御部200は、探索結果テーブル310にGSM通信方式の基地局12が存在するか否かを判断する(S1130)。探索結果テーブル310にGSM通信方式の基地局12が存在している場合には(S1130:Yes)、制御部200は、待受けモードをGSMに設定すべきと判断する(S1140)。そして、探索結果テーブル310にGSM通信方式の基地局12が存在していない場合には(S1130:No)、制御部200は、待受けモードを3Gに設定すべきと判断する(S1120)。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
移動無線端末20の動作の概要を示す図である。 移動無線端末20の機能構成を示すブロック図である。 通信可能判断部220の処理を示す図である。 国別通信方式格納部260のデータ構成を示す図である。 国別通信方式格納部260のデータ構成を示す図である。 国別通信方式格納部260のデータ構成を示す図である。 移動無線端末20における処理の流れを示すフロー図である。 制御部200における処理の流れを示すフロー図である。
符号の説明
10、12 基地局
20 移動無線端末
200 制御部
210 3G通信部
212、216 スイッチ
215 GSM通信部
220 通信可能判断部
230 国識別情報抽出部
240 電源投入検知部
250 優先方式設定部
260 国別通信方式格納部
270 電池
280 アンテナ
300 周波数テーブル
310 探索結果テーブル

Claims (10)

  1. 複数の異なる通信方式で通信可能な移動無線端末であって、
    第1通信方式で通信する第1通信部と、
    前記第1通信方式と異なる第2通信方式で通信する第2通信部と、
    前記第1通信方式による通信および前記第2通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する通信可能判断部と、
    前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信が可能で、前記通信可能判断部が前記第2通信方式による通信が不可能であると判断した場合、前記第1通信部を用いて通信させるとともに、当該移動無線端末に次に電源が投入されるまで、前記第2通信部および前記通信可能判断部の動作を停止する制御部と、
    を備える移動無線端末。
  2. 当該移動無線端末に電源が投入されたことを検知する電源投入検知部
    をさらに備え、
    前記通信可能判断部は、前記電源投入検知部が電源の投入を検知した場合に、前記第1通信方式による通信および前記第2通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断し、
    前記制御部は、前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信が可能であると判断した場合、前記第1通信部を用いて通信させるとともに、前記電源投入検知部が次に電源の投入を検知するまで、前記第2通信部及び前記通信可能判断部の動作を停止する
    請求項1に記載の移動無線端末。
  3. 前記制御部は、前記第2通信部への電力の供給を中止することにより、前記第2通信部の動作を停止する
    請求項1に記載の移動無線端末。
  4. 前記制御部は、前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信が不可能で、前記通信可能判断部が前記第2通信方式による通信が可能であると判断した場合、前記第2通信部を用いて通信させるとともに、前記第1通信部および前記通信可能判断部の動作を停止することなく、前記通信可能判断部を定期的に動作させる
    請求項1に記載の移動無線端末。
  5. 前記第1通信方式と前記第2通信方式とのいずれが優先されるかを予め設定する優先方式設定部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信および前記第2通信方式による通信の両方が可能であると判断した場合、前記優先方式設定部が設定している通信方式を優先的に選択して、前記第1通信部または前記第2通信部に通信させる
    請求項1に記載の移動無線端末。
  6. 前記優先方式設定部が前記第1通信方式を設定している場合であって、前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信および前記第2通信方式による通信の両方が可能であると判断した場合、
    前記制御部は、前記第1通信部を用いて通信させるとともに、前記第2通信部および前記通信可能判断部の動作を停止し、
    前記優先方式設定部が前記第2通信方式を設定している場合であって、前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信および前記第2通信方式による通信の両方が可能であると判断した場合、
    前記制御部は、前記第2通信部を用いて通信させるとともに、前記第1通信部および前記通信可能判断部の動作を停止することなく、前記通信可能判断部を定期的に動作させる
    請求項5に記載の移動無線端末。
  7. 前記第1通信部または前記第2通信部を介して基地局から受信した信号に含まれる国を識別する情報である国識別情報を抽出する国識別情報抽出部と、
    少なくとも1つの前記国識別情報に対応づけて、前記第1通信方式および前記第2通信方式の少なくとも一方を識別する情報である通信方式識別情報を格納する国別通信方式格納部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記国識別情報抽出部が抽出した前記国識別情報に対応づけて前記国別通信方式格納部が格納している通信方式識別情報で識別される通信方式で通信する前記第1通信部または前記第2通信部に通信させる
    請求項1に記載の移動無線端末。
  8. 前記国別通信方式格納部は、第1国を識別する情報である第1国識別情報に対応づけて前記第1通信方式を識別する通信方式識別情報を格納し、前記第1国の他の第2国を識別する情報である第2国識別情報に対応づけて前記第2通信方式を識別する通信方式識別情報を格納し、
    前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信が可能で、前記通信可能判断部が前記第2通信方式による通信が不可能であると判断した場合であって、前記国識別情報抽出部が前記第1国識別情報を抽出した場合、
    前記制御部は、前記第1通信部を用いて通信させるとともに、前記第2通信部および前記通信可能判断部の動作を停止し、
    前記通信可能判断部が前記第1通信方式による通信が可能で、前記通信可能判断部が前記第2通信方式による通信が不可能であると判断した場合であって、前記国識別情報抽出部が前記第2国識別情報を抽出した場合、
    前記制御部は、前記第1通信部を用いて通信させるとともに、前記第2通信部および前記通信可能判断部の動作を停止することなく、前記通信可能判断部を定期的に動作させる
    請求項7に記載の移動無線端末。
  9. 前記第1通信部による第1通信方式は、3G方式であり、
    前記第2通信部による第2通信方式は、GSM方式である
    請求項1乃至8に記載の移動無線端末。
  10. 第1通信方式で通信する第1通信部と、前記第1通信方式と異なる第2通信方式で通信する第2通信部とを備える移動無線端末の通信方式を選択する通信方式選択方法であって、
    前記第1通信方式による通信および前記第2通信方式による通信のそれぞれが可能か否かを判断する通信可能判断段階と、
    前記通信可能判断段階において前記第1通信方式による通信が可能で、前記通信可能判断段階において前記第2通信方式による通信が不可能であると判断された場合、前記移動無線端末に前記第1通信部を用いて通信させる段階と、
    前記移動無線端末が前記第1通信部を用いて通信している場合に、当該移動無線端末に次に電源が投入されるまで、前記第2通信部の動作および前記通信可能判断段階の動作を停止する制御段階と
    を備える通信方式選択方法。
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