JP2002291016A - 携帯電話機のモード切替方式 - Google Patents

携帯電話機のモード切替方式

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JP2002291016A
JP2002291016A JP2001090089A JP2001090089A JP2002291016A JP 2002291016 A JP2002291016 A JP 2002291016A JP 2001090089 A JP2001090089 A JP 2001090089A JP 2001090089 A JP2001090089 A JP 2001090089A JP 2002291016 A JP2002291016 A JP 2002291016A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動で、最適な通信モードに切り替える携帯電
話機を提供する。 【解決手段】複数の通信モード間を切り替えて、1つの
モードを選択する携帯電話機100が、オフィスに配置
されているPHSオフィスステーション基地局の支配圏
内に入り、PHSオフィスステーション基地局を検出す
ると、モード切替制御部112は、PHSオフィスステ
ーション基地局と通信するモードであるPHSオフィス
モードを優先して選択し、PDCモードの通信を制御す
るPDC無線部104とPDC制御部105との電源を
オフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に関
し、特に、複数通信モードを切り替える携帯電話機に関
する。
【0002】
【従来の技術】簡易携帯電話(PHS)機能を内蔵する
携帯電話機の登場により、携帯電話機の利用範囲はより
広大になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、簡易携帯電話
(PHS)機能を内蔵する携帯電話機は、以下の課題を
有する。
【0004】その第1は、利用範囲は広がった反面、オ
フィス内などその時の場所と状況に応じて最適なモード
での使用が求められ、その都度の操作必要であること、
そして、その操作が複雑であるという課題を有する。
【0005】その第2は、上記のように最適なモードに
切り替える動作を行うことができなかった場合、不必要
なモードで余計な電力を消費するという課題を有する。
【0006】本発明の目的は、従来のこの様な課題を解
決し、自動で、最適な通信モードに切り替える技術を提
供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】またさらに、本発明の携
帯電話機のモード切替方式は、本発明の携帯電話機のモ
ード切替方式は、PDC基地局を通して比較的広い移動
エリアにおいて公衆通信を行うPDCモードと、PHS
公衆基地局を通して比較的狭い移動エリアにおいて公衆
通信を行うPHS公衆モードと、オフィスに配置されて
いるPHSオフィスステーション基地局を通して構内通
信を行うPHSオフィスモードとを有する携帯電話機の
モード切替方式であって、予め設定された待ち受けモー
ドで待ち受け時に、PHSオフィスステーション基地局
を検出すると、PHSオフィスモードに自動に切り替え
る手段を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明の携帯電話機のモード切替方
式は、PDC基地局を通して比較的広い移動エリアにお
いて公衆通信を行うPDCモードと、PHS公衆基地局
を通して比較的狭い移動エリアにおいて公衆通信を行う
PHS公衆モードと、オフィスに配置されているPHS
オフィスステーション基地局を通して構内通信を行うP
HSオフィスモードとを有する携帯電話機のモード切替
方式であって、前記携帯電話機は、PDC基地局からの
電波の受信レベルを判定するPDC受信レベル判定手段
を備え、PDCモードの通信を制御するPDC通信制御
手段と、前記PDC通信制御手段の電源をオンオフする
PDC電源制御手段と、PHS公衆基地局からの電波の
受信レベルを判定するPHS公衆受信レベル判定手段と
PHSオフィスステーション基地局からの電波の受信レ
ベルを判定するPHSオフィス受信レベル判定手段とを
備え、PHS公衆モードとPHSオフィスモードとの通
信を制御するPHS通信制御手段と、PDCモードとP
HS公衆モードとPHSオフィスモードと間を切り替え
選択するモード切替制御手段と、待ち受けモードを設定
する待ち受けモード設定テーブルと、電波の受信レベル
の閾値を設定する閾値設定テーブルと、PHSオフィス
ステーション基地局を登録するPHSオフィスステーシ
ョン基地局登録テーブルとを記憶する記憶手段と、利用
者がデータをキーで入力するためのキー操作入力手段と
を有し、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されて
いる待ち受けモードがPHSオフィスモードとPDCモ
ードであるとき、PHSオフィスモードとPDCモード
との両モードで待ち受けし、この両モードでの待ち受け
中に、登録されているPHSオフィスステーション基地
局からの電波を検出すると、前記PDC通信制御手段の
電源をオフにし、PHSオフィスモードのみを選択する
ことを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の携帯電話機のモード切替
方式は、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されて
いる待ち受けモードがPHSオフィスモードとPDCモ
ードであるとき、PHSオフィスモードとPDCモード
との両モードで待ち受けし、この両モードでの待ち受け
中に、登録されているPHSオフィスステーション基地
局からの電波を検出し、そしてPDC基地局からの電波
の受信レベルが予め設定された閾値以下であると判定す
るとき、前記PDC通信制御手段の電源をオフにし、P
HSオフィスモードのみを選択することを特徴とする。
【0010】また、本発明の携帯電話機のモード切替方
式は、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されてい
る待ち受けモードがPHSオフィスモードとPHS公衆
モードであるとき、PHSオフィスモードとPHS公衆
モードとの両モードで待ち受けし、この両モードでの待
ち受け中に、登録されているPHSオフィスステーショ
ン基地局からの電波を検出するとき、PHSオフィスモ
ードのみを選択することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の携帯電話機のモード切替
方式は、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されて
いる待ち受けモードがPHSオフィスモードとPHS公
衆モードであるとき、PHSオフィスモードとPHS公
衆モードとの両モードで待ち受けし、この両モードでの
待ち受け中に、登録されているPHSオフィスステーシ
ョン基地局からの電波を検出し、そしてPHS基地局か
らの電波の受信レベルが予め設定された閾値以下である
と判定するとき、PHSオフィスモードのみを選択する
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の携帯電話機のモード切替方
式は、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されてい
る待ち受けモードがPHSオフィスモードとPHS公衆
モードとPDCモードとであるとき、PHSオフィスモ
ードとPHS公衆モードとPDCモードとの全モードで
待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登録されて
いるPHSオフィスステーション基地局からの電波を検
出すると、前記PDC通信制御手段の電源をオフにし、
PHSオフィスモードのみを選択することを特徴とす
る。
【0013】さらに、本発明の携帯電話機のモード切替
方式は、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されて
いる待ち受けモードがPHSオフィスモードとPHS公
衆モードとPDCモードとであるとき、PHSオフィス
モードとPHS公衆モードとPDCモードとの全モード
で待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登録され
ているPHSオフィスステーション基地局からの電波を
検出し、そしてPDC基地局からの電波の受信レベルが
予め設定された閾値以下であると判定するとき、前記P
DC通信制御手段の電源をオフにし、PHSオフィスモ
ードのみを選択することを特徴とする。
【0014】また、本発明の携帯電話機のモード切替方
式は、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されてい
る待ち受けモードがPHSオフィスモードとPHS公衆
モードとPDCモードとであるとき、PHSオフィスモ
ードとPHS公衆モードとPDCモードとの全モードで
待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登録されて
いるPHSオフィスステーション基地局からの電波を検
出し、そしてPHS公衆基地局からの電波の受信レベル
が予め設定された閾値以下であると判定するとき、前記
PDC通信制御手段の電源をオフにし、PHSオフィス
モードのみを選択することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の携帯電話機のモード切替
方式は、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されて
いる待ち受けモードがPHSオフィスモードとPHS公
衆モードとPDCモードとであるとき、PHSオフィス
モードとPHS公衆モードとPDCモードとの全モード
で待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登録され
ているPHSオフィスステーション基地局からの電波を
検出し、そしてPHS公衆基地局からの電波の受信レベ
ルが予め設定された閾値以下であり、且つ、PDC基地
局からの電波の受信レベルが予め設定された閾値以下で
あると判定するとき、前記PDC通信制御手段の電源を
オフにし、PHSオフィスモードのみを選択することを
特徴とする。
【0016】また、本発明の携帯電話機のモード切替方
式は、PDC基地局を通して比較的広い移動エリアにお
いて公衆通信を行うPDCモードと、PHS公衆基地局
を通して比較的狭い移動エリアにおいて公衆通信を行う
PHS公衆モードと、オフィスに配置されているPHS
オフィスステーション基地局を通して構内通信を行うP
HSオフィスモードとを有する携帯電話機のモード切替
方式であって、前記携帯電話機は、PDC基地局からの
電波の受信レベルを判定するPDC受信レベル判定手段
を備え、PDCモードの通信を制御するPDC通信制御
手段と、前記PDC通信制御手段の電源をオンオフする
PDC電源制御手段と、PHS公衆基地局からの電波の
受信レベルを判定するPHS公衆受信レベル判定手段と
PHSオフィスステーション基地局からの電波の受信レ
ベルを判定するPHSオフィス受信レベル判定手段とを
備え、PHS公衆モードとPHSオフィスモードとの通
信を制御するPHS通信制御手段と、PDCモードとP
HS公衆モードとPHSオフィスモードと間を切り替え
選択するモード切替制御手段と、待ち受けモードを設定
する待ち受けモード設定テーブルと、電波の受信レベル
の閾値を設定する閾値設定テーブルと、PHSオフィス
ステーション基地局を登録するPHSオフィスステーシ
ョン基地局登録テーブルとを記憶する記憶手段と、利用
者がデータをキーで入力するためのキー操作入力手段と
を有し、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されて
いる待ち受けモードがPHSオフィスモードとPDCモ
ードであるとき、PHSオフィスモードとPDCモード
との両モードで待ち受けし、この両モードでの待ち受け
中に、登録されているPHSオフィスステーション基地
局からの電波を検出すると、前記PDC通信制御手段の
電源をオフにし、PHSオフィスモードのみを選択する
第1手段と、前記待ち受けモード設定テーブルに設定さ
れている待ち受けモードがPHSオフィスモードとPD
Cモードであるとき、PHSオフィスモードとPDCモ
ードとの両モードで待ち受けし、この両モードでの待ち
受け中に、登録されているPHSオフィスステーション
基地局からの電波を検出し、そしてPDC基地局からの
電波の受信レベルが予め設定された閾値以下であると判
定するとき、前記PDC通信制御手段の電源をオフに
し、PHSオフィスモードのみを選択する第2手段と、
前記待ち受けモード設定テーブルに設定されている待ち
受けモードがPHSオフィスモードとPHS公衆モード
であるとき、PHSオフィスモードとPHS公衆モード
との両モードで待ち受けし、この両モードでの待ち受け
中に、登録されているPHSオフィスステーション基地
局からの電波を検出するとき、PHSオフィスモードの
みを選択する第3手段と、前記待ち受けモード設定テー
ブルに設定されている待ち受けモードがPHSオフィス
モードとPHS公衆モードであるとき、PHSオフィス
モードとPHS公衆モードとの両モードで待ち受けし、
この両モードでの待ち受け中に、登録されているPHS
オフィスステーション基地局からの電波を検出し、そし
てPHS基地局からの電波の受信レベルが予め設定され
た閾値以下であると判定するとき、PHSオフィスモー
ドのみを選択する第4手段と、前記待ち受けモード設定
テーブルに設定されている待ち受けモードがPHSオフ
ィスモードとPHS公衆モードとPDCモードとである
とき、PHSオフィスモードとPHS公衆モードとPD
Cモードとの全モードで待ち受けし、この全モードで待
ち受け中に、登録されているPHSオフィスステーショ
ン基地局からの電波を検出すると、前記PDC通信制御
手段の電源をオフにし、PHSオフィスモードのみを選
択する第5手段と、前記待ち受けモード設定テーブルに
設定されている待ち受けモードがPHSオフィスモード
とPHS公衆モードとPDCモードとであるとき、PH
SオフィスモードとPHS公衆モードとPDCモードと
の全モードで待ち受けし、この全モードで待ち受け中
に、登録されているPHSオフィスステーション基地局
からの電波を検出し、そしてPDC基地局からの電波の
受信レベルが予め設定された閾値以下であると判定する
とき、前記PDC通信制御手段の電源をオフにし、PH
Sオフィスモードのみを選択する第6手段と、前記待ち
受けモード設定テーブルに設定されている待ち受けモー
ドがPHSオフィスモードとPHS公衆モードとPDC
モードとであるとき、PHSオフィスモードとPHS公
衆モードとPDCモードとの全モードで待ち受けし、こ
の全モードで待ち受け中に、登録されているPHSオフ
ィスステーション基地局からの電波を検出し、そしてP
HS公衆基地局からの電波の受信レベルが予め設定され
た閾値以下であると判定するとき、前記PDC通信制御
手段の電源をオフにし、PHSオフィスモードのみを選
択する第7手段と、前記待ち受けモード設定テーブルに
設定されている待ち受けモードがPHSオフィスモード
とPHS公衆モードとPDCモードとであるとき、PH
SオフィスモードとPHS公衆モードとPDCモードと
の全モードで待ち受けし、この全モードで待ち受け中
に、登録されているPHSオフィスステーション基地局
からの電波を検出し、そしてPHS公衆基地局からの電
波の受信レベルが予め設定された閾値以下であり、且
つ、PDC基地局からの電波の受信レベルが予め設定さ
れた閾値以下であると判定するとき、前記PDC通信制
御手段の電源をオフにし、PHSオフィスモードのみを
選択する第8手段とを有し、前記第1手段と第2手段と
第3手段と第4手段と第5手段と第6手段と第7手段と
第8手段とのうちいずれを使用するかを設定する手段を
有することを特徴する。
【0017】さらに、本発明の携帯電話機のモード切替
方式は、利用者によるキー操作入力手段により、待ち受
けモードを前記待ち受けモード設定テーブルに設定する
ことを特徴とする。
【0018】また、本発明の携帯電話機のモード切替方
式は、利用者によるキー操作入力手段により、電波の受
信レベルの閾値を前記閾値設定テーブルに設定すること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明による携帯電話機の実施形
態の構成ブロック図で、図2は、オフィスステーション
基地局登録テーブル構成図で、図3は、待ち受けモード
設定テーブル構成図で、図4は、切替設定テーブル構成
図である。
【0021】本発明による携帯電話機100は、PDC
モードと、PHSモードとにより動作可能で、このPH
Sモードは、PHSの公衆モード(以降、PHS公衆モ
ードと呼ぶ)と、PHSのオフィスステーションモード
(以降、PHSOSモードと呼ぶ)とを有している。
【0022】PDCモードは、いわゆる通常の携帯電話
による通信モードで、野外で基地局(以降、PDC基地
局と呼ぶ)を通して比較的広い移動エリアにおいて公衆
通信を行う通信モードである。
【0023】PHS公衆モードは、簡易携帯電話による
通信モードで、限定した野外で基地局(以降、PHS公
衆基地局と呼ぶ)を通して比較的狭い移動エリアにおい
て公衆通信を行う通信モードである。
【0024】PHSOSモードは、簡易携帯電話による
通信モードで、オフィスのような特定した構内エリアに
配置されているオフィスステーション基地局を通して構
内通信を行うモードである。
【0025】図1を参照して、本発明の携帯電話機10
0は、アンテナ101と、アンテナ切替スイッチ102
と、PHS無線部103と、PDC無線部104と、P
DC制御部105と、PHS制御部106と、キー操作
部110と、LCD(液晶表示部)111とを有して構
成される。
【0026】アンテナ101は、PDC基地局とPHS
公衆基地局とオフィスステーション基地局と間で電波の
送受信をする。
【0027】アンテナ切替スイッチ102は、PHSモ
ードとPDCモードとのいずれかを選択するためアンテ
ナ101を切り替えるスイッチである。
【0028】PHS無線部103は、PHS公衆基地局
およびオフィスステーション基地局と間で、無線信号を
送受信する。
【0029】PDC無線部104は、PDC基地局と間
で無線信号を送受信する。
【0030】キー操作部110は、利用者が、通話のた
めのデータと、携帯電話機100に設定するデータとを
入力するためのキーを有す。
【0031】LCD(液晶表示部)111は、データを
表示する。
【0032】制御部105は、PHS制御部106と、
PDC制御部107と、CPU部108と、メモリ部1
09と、モード切替制御部112とを有して構成され
る。
【0033】PHS制御部106は、PHS公衆基地局
およびオフィスステーション基地局からの電波の受信レ
ベルを判定する受信レベル判定部116を有し、PHS
モードの通信制御をする。
【0034】PDC制御部107は、PDC基地局から
の電波の受信レベルを判定する受信レベル判定部117
を有し、PDCモードの通信制御をする。
【0035】CPU部108は、携帯電話機100全体
を制御するとともに、モード切替制御部112にモード
の切り替え指示を出す。
【0036】モード切替制御部112は、CPU部10
8からの指示により、PDCモードとPHSモード間の
切り替えをする。
【0037】メモリ部109は、オフィスステーション
基地局登録テーブル90と待ち受けモード設定テーブル
91と切替設定テーブル92と閾値設定テーブルとを記
憶する。
【0038】オフィスステーション基地局登録テーブル
90は、図2に示すように、構内エリアに配置されてい
るオフィスステーション基地局を認識するためのオフィ
スステーション基地局番号が、予め登録されているテー
ブルである。
【0039】待ち受けモード設定テーブル91は、図3
に示すように、携帯電話機100が、いずれのモードで
待ち受けているかを、利用者が携帯電話機100の使用
前の初期に、設定するためのテーブルである。
【0040】切替設定テーブル92は、図4に示すよう
に、通信モードの切替を実行するかどうかを設定するた
めのテーブルで、携帯電話機100がオフィスステーシ
ョン基地局番号を検出するとき、PHSOSモードへの
切り替え(これを、以降、OS検出切替と呼ぶ)を実行
するかどうかを、オンまたはオフで設定し、PDCモー
ドで電波を受信するとき、受信する電波の受信レベルに
基づいて切り替え(これを、以降、PDC受信レベル別
切替と呼ぶ)を実行するかどうかを、オンまたはオフで
設定し、そして、PHS公衆モードで電波を受信すると
き、受信する電波の受信レベルに基づいて切り替え(こ
れを、以降、PHS受信レベル別切替と呼ぶ)を実行す
るかどうかを、オンまたはオフで設定するためのテーブ
ルである。
【0041】閾値設定テーブルは、PDC基地局あるい
はPHS公衆基地局から受信する電波の受信レベルを比
較するための閾値を複数個設定するテーブルである。利
用者は、キー操作部110とLCD111を使用して、
所望の閾値を自由に閾値設定テーブルに設定する。
【0042】次に、本発明の実施形態の動作について図
面を参照して詳細に説明する。
【0043】まず、携帯電話機100が、PHSOSモ
ードとPDCモードとの両モードで待ち受けているとき
の動作を説明する。
【0044】図5は、PHSOSモードとPDCモード
との両モードで待ち受けているときの動作のフローチャ
ートである。
【0045】図5を主体に、図1と図2と図3と図4を
併せ参照して動作を説明する。
【0046】利用者は、携帯電話機100の使用前の初
期に、PHSOSモードとPDCモードとを待ち受けモ
ードとして設定する要求である待ち受けモード設定要求
をキー操作部110から操作入力する。
【0047】操作入力されたキー操作部110は、この
待ち受けモード設定要求をCPU部108へ送る。
【0048】CPU部108は、待ち受けモード設定要
求を受けると、PHSOSモードとPDCモードとを、
メモリ部109の待ち受けモード設定テーブル91に設
定する。
【0049】その後、携帯電話機100は、PHSOS
モードとPDCモードとの両モードで待ち受けを開始す
る(ステップ201)。
【0050】そして、携帯電話機100は、定期的に電
波信号を受信し、受信された信号の中に含まれる基地局
番号がオフィスステーション基地局登録テーブル90に
登録されている複数のオフィスステーション基地局番号
のいずれかと一致するかどうかを調べる(以降、この動
作をOS検索と呼ぶ)(ステップ202)。
【0051】携帯電話機100は、OS検索により、受
信された信号の中に含まれる基地局番号と、オフィスス
テーション基地局登録テーブル90に登録されている複
数のオフィスステーション基地局番号のいずれかと、の
一致を検出すると(以降、この動作をOS検出と呼ぶ)
(ステップ203でハイ)、位置登録のため該当オフィ
スステーション基地局とデータをやり取りする。これに
より、携帯電話機100は、位置登録され(以降、この
動作をOS位置登録と呼ぶ)(ステップ204)、通話
が可能な状態になる。
【0052】一方、携帯電話機100は、受信された信
号の中に含まれる基地局番号と、オフィスステーション
基地局登録テーブル90に登録されている複数のオフィ
スステーション基地局番号のいずれかと、の一致を検出
できないとき、ステップ201へ戻り、待ち受けを維持
する。
【0053】ステップ204でOS位置登録された携帯
電話機100のCPU部108は、メモリ部109の切
替設定テーブル92を参照して、OS検出切替がオンに
設定されているかオフに設定されているかを判定(ステ
ップ205)する。
【0054】OS検出切替がオフに設定されている場合
(ステップ205でイイエ)、携帯電話機100は、P
HSOSモードとPDCモードとの両モードでの待ち受
け(ステップ212)に入る。
【0055】両モードでの待ち受けに入った携帯電話機
100は、該当オフィスステーション基地局からの電波
を受信し続け、電波の受信レベルを検出する(ステップ
213)。
【0056】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ21
4)。
【0057】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内に位置しているとき、携帯電話機100は、ステ
ップ212の両モードでの待ち受けに再び入る。
【0058】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内から外れたとき、携帯電話機100は、ス
テップ201の両モードでの待ち受けに再び入る。
【0059】ステップ205において、OS検出切替が
オンに設定されている場合(ステップ205でハイ)、
携帯電話機100は、メモリ部109の切替設定テーブ
ル92を参照して、PDC受信レベル別切替がオンに設
定されているかオフに設定されているかを判定(ステッ
プ206)する。
【0060】PDC受信レベル別切替がオフに設定され
ている場合(ステップ206でイイエ)、携帯電話機1
00のCPU部108は、通信モードをPHSOSモー
ドに切り替えるようモード切替制御部112に指示する
とともに、PDC制御部にPDC無線部104の電源を
オフするようPDC制御部に指示する。
【0061】PDC制御部は、CPU部108からの指
示により、無線部104の電源をオフする。
【0062】そして、モード切替制御部112は、CP
U部108からに指示により、PHS無線部103とP
HS制御部106とのみが動作できるように制御して、
携帯電話機100の通信モードをPHSOSモードのみ
に切り替える(207)。
【0063】以降、PHSOSモードに切り替えられた
携帯電話機100は、該当オフィスステーション基地局
からの電波を受信し続け、電波の受信レベルを検出する
(ステップ208)。
【0064】そして、携帯電話機100は、検出された
受信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、
すなわち、該当オフィスステーション基地局の支配する
圏内に位置しているかどうかを判定する(ステップ20
9)。
【0065】携帯電話機100は、該当オフィスステー
ション基地局の支配する圏内に位置しているとき(ステ
ップ209でハイ)、再びステップ208に戻り、該当
オフィスステーション基地局からの電波を受信し続け、
電波の受信レベルを常に検出する。
【0066】一方、携帯電話機100が、該当オフィス
ステーション基地局の支配する圏内から外に出たとき
(ステップ209でイイエ)、携帯電話機100のCP
U部108は、メモリ部109の待ち受けモード設定テ
ーブル91から、待ち受けモードであるPHSOSモー
ドとPDCモードとを読み出し(ステップ210)、P
HSOSモードとPDCモードとの両モードで待ち受け
を再開する(ステップ201)。
【0067】つまり、携帯電話機100は、該当オフィ
スステーション基地局の圏内に位置すると、PHSOS
モードに切り替わり、該当オフィスステーション基地局
の圏内に位置している間、PHSOSモードを維持して
通信を行い、該当オフィスステーション基地局の圏外に
位置すると、PHSOSモードに切り替わる前に設定さ
れていた、待ち受けモードであるPHSOSモードとP
DCモードとで再び待ち受ける。
【0068】一方、ステップ206において、メモリ部
109のPDC受信レベル別切替がオンに設定されてい
る場合(ステップ206でハイ)、PDC制御部107
の受信レベル判定部117は、PDC基地局からの電波
の受信レベルを検出(ステップ217)し、検出された
受信レベルが、メモリ部109に予め設定されている閾
値以下であるか否か判定する(ステップ218)。
【0069】検出された受信レベルが、予め設定されて
いる閾値以下であるとき(ステップ218でハイ)、P
DC制御部107は、検出された受信レベルが閾値以下
である旨をCPU部108へ通知する。
【0070】CPU部108は、検出された受信レベル
が閾値以下である旨の通知を受けると、通信モードをP
HSOSモードに切り替えるようモード切替制御部11
2に指示するとともに、PDC制御部107にPDC無
線部104の電源をオフするようPDC制御部に指示す
る。
【0071】PDC制御部は、CPU部108からの指
示により、PDC無線部104の電源をオフする。
【0072】そして、モード切替制御部112は、CP
U部108からに指示により、PHS無線部103とP
HS制御部106とのみが動作できるように制御して、
携帯電話機100の通信モードをPHSOSモードのみ
に切り替える(ステップ207)。以降、ステップ20
8、ステップ209、ステップ210と進み、PHSO
SモードとPDCモードとの両モードで待ち受けを再開
する(ステップ201)。
【0073】一方、ステップ218において、検出され
た受信レベルが、閾値を超えるとき(ステップ218で
イイエ)、PDC制御部107は、検出された受信レベ
ルが閾値を超えている旨を、CPU部108へ通知す
る。
【0074】CPU部108は、PDC制御部107か
ら、検出された受信レベルが閾値を超えている旨の通知
を受けると、PHSOSモードとPDCモードとの両モ
ードで待ち受けを開始する(ステップ219)。
【0075】両モードでの待ち受けに入った携帯電話機
100は、該当オフィスステーション基地局からの電波
の受信レベルを検出する(ステップ220)。
【0076】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ22
1)。
【0077】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内から外れたとき(ステップ221でイイエ)、携
帯電話機100は、ステップ201の両モードでの待ち
受けに再び入る。
【0078】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内に位置しているとき(ステップ221でハ
イ)、携帯電話機100は、ステップ217へ戻り、P
DC基地局からの電波の受信レベルを検出(ステップ2
17)し、検出された受信レベルが、予め設定されてい
る閾値以下であるか否か判定する(ステップ218)。
以降、PDC基地局からの電波の受信レベルが閾値以下
であるか、もしくは携帯電話機100が該当オフィスス
テーション基地局の圏外に位置するまで、携帯電話機1
00は、両モードでの待ち受け(ステップ219)を維
持する。
【0079】PHSOSモードへの切り替えは、登録さ
れた複数のオフィスステーション基地局毎に、実行され
る。
【0080】また、利用者は、登録された複数のオフィ
スステーション基地局毎に対応して、待ち受けモードと
切替を、携帯電話機100に設定できる。
【0081】次に、携帯電話機100が、PHSOSモ
ードとPHS公衆モードとの両モードで待ち受けている
ときの動作を説明する。
【0082】図6は、PHSOSモードとPHS公衆モ
ードとの両モードで待ち受けているときの動作のフロー
チャートである。
【0083】図6を主体に、図1と図2と図3と図4と
を併せ参照して動作を説明する。
【0084】利用者は、携帯電話機100の使用前の初
期に、PHSOSモードとPHS公衆モードとを待ち受
けモードとして設定する要求である待ち受けモード設定
要求をキー操作部110から操作入力する。
【0085】操作入力されたキー操作部110は、この
待ち受けモード設定要求をCPU部108へ送る。
【0086】CPU部108は、待ち受けモード設定要
求を受けると、PHSOSモードとPHS公衆モードと
を、メモリ部109の待ち受けモード設定テーブル91
に設定する。
【0087】その後、携帯電話機100は、PHSOS
モードとPHS公衆モードとの両モードで待ち受けを開
始する(ステップ301)。
【0088】そして、携帯電話機100は、定期的に電
波信号を受信し、受信された信号の中に含まれる基地局
番号がオフィスステーション基地局登録テーブル90に
登録されている複数のオフィスステーション基地局番号
のいずれかと一致するかどうかを調べる(OS検索)
(ステップ302)。
【0089】携帯電話機100は、OS検索により、受
信された信号の中に含まれる基地局番号と、オフィスス
テーション基地局登録テーブル90に登録されている複
数のオフィスステーション基地局番号のいずれかと、の
一致を検出すると(OS検出)(ステップ303でハ
イ)、位置登録のため該当オフィスステーション基地局
とデータをやり取りする。これにより、携帯電話機10
0は、位置登録され(OS位置登録)(ステップ30
4)、通話が可能な状態になる。
【0090】一方、携帯電話機100は、受信された信
号の中に含まれる基地局番号と、オフィスステーション
基地局登録テーブル90に登録されている複数のオフィ
スステーション基地局番号のいずれかと、の一致を検出
できないとき、ステップ301へ戻り、待ち受けを維持
する。
【0091】ステップ304でOS位置登録された携帯
電話機100のCPU部108は、メモリ部109の切
替設定テーブル92を参照して、OS検出切替がオンに
設定されているかオフに設定されているかを判定(ステ
ップ305)する。
【0092】OS検出切替がオフに設定されている場合
(ステップ305でイイエ)、携帯電話機100は、P
HSOSモードとPHS公衆モードとの両モードでの待
ち受け(ステップ312)に入る。
【0093】両モードでの待ち受けに入った携帯電話機
100は、該当オフィスステーション基地局からの電波
を受信し続け、電波の受信レベルを検出する(ステップ
313)。
【0094】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ31
4)。
【0095】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内に位置しているとき、携帯電話機100は、ステ
ップ312の両モードでの待ち受けに再び入る。
【0096】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内から外れたとき、携帯電話機100は、ス
テップ301の両モードでの待ち受けに再び入る。
【0097】ステップ305において、OS検出切替が
オンに設定されている場合(ステップ305でハイ)、
携帯電話機100は、メモリ部109の切替設定テーブ
ル92を参照して、PHS受信レベル別切替がオンに設
定されているかオフに設定されているかを判定(ステッ
プ306)する。
【0098】PHS受信レベル別切替がオフに設定され
ている場合(ステップ306でイイエ)、携帯電話機1
00のCPU部108は、通信モードをPHSOSモー
ドに切り替えるようモード切替制御部112に指示す
る。
【0099】モード切替制御部112は、CPU部10
8からに指示により、携帯電話機100の通信モードを
PHSOSモードのみに切り替える(307)。
【0100】以降、PHSOSモードに切り替えられた
携帯電話機100は、該当オフィスステーション基地局
からの電波を受信し続け、電波の受信レベルを検出する
(ステップ308)。
【0101】そして、携帯電話機100は、検出された
受信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、
すなわち、該当オフィスステーション基地局の支配する
圏内に位置しているかどうかを判定する(ステップ30
9)。
【0102】携帯電話機100は、該当オフィスステー
ション基地局の支配する圏内に位置しているとき(ステ
ップ309でハイ)、再びステップ308に戻り、該当
オフィスステーション基地局からの電波を受信し続け、
電波の受信レベルを常に検出する。
【0103】一方、携帯電話機100が、該当オフィス
ステーション基地局の支配する圏内から外に出たとき
(ステップ309でイイエ)、携帯電話機100のCP
U部108は、メモリ部109の待ち受けモード設定テ
ーブル91から、待ち受けモードであるPHSOSモー
ドとPHS公衆モードとを読み出し(ステップ31
0)、PHSOSモードとPHS公衆モードとの両モー
ドで待ち受けを再開する(ステップ301)。
【0104】つまり、携帯電話機100は、該当オフィ
スステーション基地局の圏内に位置すると、PHSOS
モードに切り替わり、該当オフィスステーション基地局
の圏内に位置している間、PHSOSモードを維持して
通信を行い、該当オフィスステーション基地局の圏外に
位置すると、PHSOSモードに切り替わる前に設定さ
れていた、待ち受けモードであるPHSOSモードとP
HS公衆モードとで再び待ち受ける。
【0105】一方、ステップ306において、メモリ部
109のPHS受信レベル別切替がオンに設定されてい
る場合(ステップ306でハイ)、PHS制御部106
の受信レベル判定部116は、PHS公衆基地局からの
電波の受信レベルを検出(ステップ317)し、検出さ
れた受信レベルが、メモリ部109に予め設定されてい
る閾値以下であるか否か判定する(ステップ318)。
【0106】検出された受信レベルが、予め設定されて
いる閾値以下であるとき(ステップ318でハイ)、P
HS制御部106は、検出された受信レベルが閾値以下
である旨をCPU部108へ通知する。
【0107】CPU部108は、検出された受信レベル
が閾値以下である旨の通知を受けると、通信モードをP
HSOSモードに切り替えるようモード切替制御部11
2に指示する。
【0108】モード切替制御部112は、CPU部10
8からに指示により、携帯電話機100の通信モードを
PHSOSモードのみに切り替える(ステップ30
7)。以降、ステップ308、ステップ309、ステッ
プ310と進み、PHSOSモードとPHS公衆モード
との両モードで待ち受けを再開する(ステップ30
1)。
【0109】一方、ステップ318において、検出され
た受信レベルが、閾値を超えるとき(ステップ318で
イイエ)、PSH制御部106は、検出された受信レベ
ルが閾値を超えている旨を、CPU部108へ通知す
る。
【0110】CPU部108は、PDC制御部107か
ら、検出された受信レベルが閾値を超えている旨の通知
を受けると、PHSOSモードとPHS公衆モードとの
両モードで待ち受けを開始する(ステップ319)。
【0111】両モードでの待ち受けに入った携帯電話機
100は、該当オフィスステーション基地局からの電波
の受信レベルを検出する(ステップ320)。
【0112】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ32
1)。
【0113】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内から外れたとき(ステップ321でイイエ)、携
帯電話機100は、ステップ301の両モードでの待ち
受けに再び入る。
【0114】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内に位置するとき(ステップ321でハ
イ)、携帯電話機100は、ステップ317へ戻り、P
HS公衆基地局からの電波の受信レベルを検出(ステッ
プ317)し、検出された受信レベルが、予め設定され
ている閾値以下であるか否か判定する(ステップ31
8)。以降、PDC基地局からの電波の受信レベルが閾
値以下であるか、もしくは携帯電話機100が該当オフ
ィスステーション基地局の圏外に位置するまで、携帯電
話機100は、両モードでの待ち受け(ステップ31
9)を維持する。
【0115】次に、携帯電話機100が、PHSOSモ
ードとPHS公衆モードとPDCモードとの全モードで
待ち受けているときの動作を説明する。
【0116】図7は、PHSOSモードとPHS公衆モ
ードとPDCモードとの全モードで待ち受けているとき
の動作のフローチャートである。
【0117】利用者は、携帯電話機100の使用前の初
期に、PHSOSモードとPHS公衆モードとPDCモ
ードとを待ち受けモードとして設定する要求である待ち
受けモード設定要求をキー操作部110から操作入力す
る。
【0118】操作入力されたキー操作部110は、この
待ち受けモード設定要求をCPU部108へ送る。
【0119】CPU部108は、待ち受けモード設定要
求を受けると、PHSOSモードとPHS公衆モードと
PDCモードを、メモリ部109の待ち受けモード設定
テーブル91に設定する。
【0120】その後、携帯電話機100は、PHSOS
モードとPHS公衆モードとPDCモードとの全モード
で待ち受けを開始する(ステップ401)。
【0121】そして、携帯電話機100は、定期的に電
波信号を受信し、受信された信号の中に含まれる基地局
番号がオフィスステーション基地局登録テーブル90に
登録されている複数のオフィスステーション基地局番号
のいずれかと一致するかどうかを調べる(OS検索)
(ステップ402)。
【0122】携帯電話機100は、OS検索により、受
信された信号の中に含まれる基地局番号と、オフィスス
テーション基地局登録テーブル90に登録されている複
数のオフィスステーション基地局番号のいずれかと、の
一致を検出する(OS検出)と(ステップ403でハ
イ)、位置登録のため該当オフィスステーション基地局
とデータをやり取りする。これにより、携帯電話機10
0は、位置登録され(OS位置登録)(ステップ40
4)、通話が可能な状態になる。
【0123】一方、携帯電話機100は、受信された信
号の中に含まれる基地局番号と、オフィスステーション
基地局登録テーブル90に登録されている複数のオフィ
スステーション基地局番号のいずれかと、の一致を検出
できないとき(ステップ403でイイエ)、ステップ4
01へ戻り、全モードでの待ち受けを維持する。
【0124】ステップ404でOS位置登録された携帯
電話機100のCPU部108は、メモリ部109の切
替設定テーブル92を参照して、OS検出切替がオンに
設定されているかオフに設定されているかを判定(ステ
ップ405)する。
【0125】OS検出切替がオフに設定されている場合
(ステップ405でイイエ)、携帯電話機100は、P
HSOSモードとPHS公衆モードとPDCモードとの
全モードでの待ち受け(ステップ412)に入る。
【0126】全モードでの待ち受けに入った携帯電話機
100は、該当オフィスステーション基地局からの電波
を受信し続け、電波の受信レベルを検出する(ステップ
413)。
【0127】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ41
4)。
【0128】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内から外れたとき(ステップ414でハイ)、携帯
電話機100は、ステップ412の全モードでの待ち受
けに再び入る。
【0129】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内に位置するとき(ステップ414でイイ
エ)、携帯電話機100は、ステップ401の全モード
での待ち受けに再び入る。
【0130】ステップ405において、OS検出切替が
オンに設定されている場合(ステップ405でハイ)、
携帯電話機100は、メモリ部109の切替設定テーブ
ル92を参照して、PHS受信レベル別切替がオンに設
定されているかオフに設定されているかを判定(ステッ
プ406)する。
【0131】PHS受信レベル別切替がオフに設定され
ている場合(ステップ406でイイエ)、携帯電話機1
00は、さらに、メモリ部109の切替設定テーブル9
2を参照して、PDC受信レベル別切替がオンに設定さ
れているかオフに設定されているかを判定(ステップ4
07)する。
【0132】PDC受信レベル別切替がオフに設定され
ている場合(ステップ407でイイエ)、携帯電話機1
00のCPU部108は、通信モードをPHSOSモー
ドに切り替えるようモード切替制御部112に指示す
る。
【0133】そして、モード切替制御部112は、CP
U部108からに指示により、携帯電話機100の通信
モードをPHSOSモードのみに切り替える(40
8)。
【0134】以降、PHSOSモードに切り替えられた
携帯電話機100は、該当オフィスステーション基地局
からの電波を受信し続け、電波の受信レベルを検出する
(ステップ409)。
【0135】そして、携帯電話機100は、検出された
受信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、
すなわち、該当オフィスステーション基地局の支配する
圏内に位置しているかどうかを判定する(ステップ41
0)。
【0136】携帯電話機100は、該当オフィスステー
ション基地局の支配する圏内に位置しているとき(ステ
ップ410でハイ)、再びステップ409に戻り、該当
オフィスステーション基地局からの電波を受信し続け、
電波の受信レベルを常に検出する。
【0137】一方、携帯電話機100が、該当オフィス
ステーション基地局の支配する圏内から外に出たとき
(ステップ410でイイエ)、携帯電話機100のCP
U部108は、メモリ部109の待ち受けモード設定テ
ーブル91から、待ち受けモードであるPHSOSモー
ドとPHS公衆モードとPDCモードを読み出し(ステ
ップ411)、PHSOSモードとPHS公衆モードと
PDCモードとの全モードで待ち受けを再開する(ステ
ップ401)。
【0138】一方、ステップ407において、メモリ部
109のPDC受信レベル別切替がオンに設定されてい
る場合(ステップ407でハイ)、PDC制御部107
の受信レベル判定部117は、PDC基地局からの電波
の受信レベルを検出(ステップ415)し、検出された
受信レベルが、メモリ部109に予め設定されている閾
値以下であるか否か判定する(ステップ416)。
【0139】検出された受信レベルが、予め設定されて
いる閾値以下であるとき(ステップ416でハイ)、P
DC制御部107は、検出された受信レベルが閾値以下
である旨をCPU部108へ通知する。
【0140】CPU部108は、検出された受信レベル
が閾値以下である旨の通知を受けると、モードをPHS
OSモードに切り替えるようモード切替制御部112に
指示するとともに、PDC制御部にPDC無線部104
の電源をオフするようPDC制御部に指示する。
【0141】PDC制御部は、CPU部108からの指
示により、無線部104の電源をオフする。
【0142】そして、モード切替制御部112は、CP
U部108からに指示により、PHS無線部103とP
HS制御部106とのみが動作できるように制御して、
携帯電話機100の通信モードをPHSOSモードのみ
に切り替える(ステップ408)。以降、ステップ40
9、ステップ410、ステップ411と進み、PHSO
SモードとPHSOSモードとPDCモードとの全モー
ドで待ち受けを再開する(ステップ401)。
【0143】一方、ステップ416において、検出され
た受信レベルが、閾値を超えるとき(ステップ416で
イイエ)、PDC制御部107は、検出された受信レベ
ルが閾値を超えている旨を、CPU部108へ通知す
る。
【0144】CPU部108は、PDC制御部107か
ら、検出された受信レベルが閾値を超えている旨の通知
を受けると、PHSOSモードとPDCモードとの両モ
ードで待ち受けを開始する(ステップ417)。
【0145】両モードでの待ち受けに入った携帯電話機
100は、該当オフィスステーション基地局からの電波
の受信レベルを検出する(ステップ418)。
【0146】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ41
9)。
【0147】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内から外れたとき(ステップ419でイイエ)、携
帯電話機100は、ステップ401の全モードでの待ち
受けに再び入る。
【0148】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内に位置するとき(ステップ419でハ
イ)、携帯電話機100は、ステップ415へ戻り、P
DC基地局からの電波の受信レベルを検出(ステップ4
15)し、検出された受信レベルが、予め設定されてい
る閾値以下であるか否か判定する(ステップ416)。
以降、PDC基地局からの電波の受信レベルが閾値以下
であるか、もしくは携帯電話機100が該当オフィスス
テーション基地局の圏外に位置するまで、携帯電話機1
00は、両モードでの待ち受け(ステップ417)を維
持する。
【0149】一方、ステップ406において、メモリ部
109のPHS受信レベル別切替がオンに設定されてい
る場合(ステップ406でハイ)、携帯電話機100
は、さらに、メモリ部109の切替設定テーブル92を
参照して、PDC受信レベル別切替がオンに設定されて
いるかオフに設定されているかを判定(ステップ42
0)する。
【0150】PDC受信レベル別切替がオフに設定され
ている場合(ステップ420でイイエ)、PHS制御部
106の受信レベル判定部116は、PHS公衆基地局
からの電波の受信レベルを検出(ステップ421)し、
検出された受信レベルが、メモリ部109に予め設定さ
れている閾値以下であるか否か判定する(ステップ42
2)。
【0151】検出された受信レベルが、予め設定されて
いる閾値以下であるとき(ステップ422でハイ)、P
HS制御部106は、検出された受信レベルが閾値以下
である旨をCPU部108へ通知する。
【0152】CPU部108は、検出された受信レベル
が閾値以下である旨の通知を受けると、通信モードをP
HSOSモードに切り替えるようモード切替制御部11
2に指示する。
【0153】そして、モード切替制御部112は、CP
U部108からに指示により、PHSOSモードに切り
替える(ステップ408)。以降、ステップ409、ス
テップ410、ステップ411と進み、PHSOSモー
ドとPHS公衆モードとPDCモードの全モードで待ち
受けを再開する(ステップ401)。
【0154】一方、ステップ422において、検出され
た受信レベルが、閾値を超えるとき(ステップ422で
イイエ)、PHS制御部106は、検出された受信レベ
ルが閾値を超えている旨を、CPU部108へ通知す
る。
【0155】CPU部108は、PHS制御部106か
ら、検出された受信レベルが閾値を超えている旨の通知
を受けると、PHSOSモードとPHS公衆モードとの
両モードで待ち受けを開始する(ステップ423)。
【0156】両モードでの待ち受けに入った携帯電話機
100は、該当オフィスステーション基地局からの電波
の受信レベルを検出する(ステップ424)。
【0157】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ42
5)。
【0158】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内から外れたとき(ステップ425でイイエ)、携
帯電話機100は、ステップ401の全モードでの待ち
受けに再び入る。
【0159】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内に位置しているとき(ステップ425でハ
イ)、携帯電話機100は、ステップ421へ戻り、P
HS公衆基地局からの電波の受信レベルを検出(ステッ
プ421)し、検出された受信レベルが、予め設定され
ている閾値以下であるか否か判定する(ステップ42
2)。以降、PHS公衆基地局からの電波の受信レベル
が閾値以下であるか、もしくは携帯電話機100が該当
オフィスステーション基地局の圏外に位置するまで、携
帯電話機100は、両モードでの待ち受け(ステップ4
23)を維持する。
【0160】ステップ420において、PDC受信レベ
ル別切替がオンに設定されている場合(ステップ420
でハイ)、PHS制御部106の受信レベル判定部11
6は、PHS公衆基地局からの電波の受信レベル(PH
S受信レベル)を検出し(ステップ426)、検出され
たPHS受信レベルが、メモリ部109に予め設定され
ている該当閾値以下であるかどうかを判定し、この判定
結果をCPU部108へ通知するとともに、PDC制御
部107の受信レベル判定部117は、PDC基地局か
らの電波の受信レベル(PDC受信レベル)を検出し
(ステップ426)、検出されたPDC受信レベルが、
メモリ部109に予め設定されている該当閾値以下であ
るかどうかを判定し、この判定結果をCPU部108へ
通知する。
【0161】CPU部108は、両者からの判定結果を
受けて、検出されたPHS受信レベルが該当閾値以下で
あり、且つ、検出されたPDC受信レベルが該当閾値以
下であるかを調べる(ステップ427)。
【0162】調べた結果、検出されたPHS受信レベル
が該当閾値以下であり、且つ、検出されたPDC受信レ
ベルが該当閾値以下である場合(ステップ427でハ
イ)、CPU部108は、通信モードをPHSOSモー
ドに切り替えるようモード切替制御部112に指示す
る。
【0163】そして、モード切替制御部112は、CP
U部108からに指示により、PHSOSモードに切り
替える(ステップ408)。以降、ステップ409、ス
テップ410、ステップ411と進み、PHSOSモー
ドとPHS公衆モードとPDCモードの全モードで待ち
受けを再開する(ステップ401)。
【0164】一方、ステップ427において、検出され
たPHS受信レベルと検出されたPDC受信レベルとの
うちのどちらかが該当閾値を超えるとき、あるいは、検
出されたPHS受信レベルと検出されたPDC受信レベ
ルとの両者が、該当閾値を超えるとき、CPU部108
は、PHSOSモードとPHS公衆モードとの両モード
で、あるいは、PHSOSモードとPDCモードとの両
モードで、あるいは、PHSOSモードとPHS公衆モ
ードとPDCモードの全モードで待ち受けを開始する
(ステップ428)。
【0165】待ち受けに入った携帯電話機100は、該
当オフィスステーション基地局からの電波の受信レベル
を検出する(ステップ429)。
【0166】次に、携帯電話機100は、検出された受
信レベルが予め定めえられた値以上であるかどうか、す
なわち、該当オフィスステーション基地局の支配する圏
内に位置しているかどうかを判定する(ステップ43
0)。
【0167】該当オフィスステーション基地局の支配す
る圏内から外れたとき(ステップ430でイイエ)、携
帯電話機100は、ステップ401の全モードでの待ち
受けに再び入る。
【0168】一方、該当オフィスステーション基地局の
支配する圏内に位置するとき(ステップ430でハ
イ)、携帯電話機100は、ステップ426へ戻り、P
HS公衆基地局とPDC基地局からの電波の受信レベル
を検出(ステップ426)する。以降、PHS公衆基地
局とPDC基地局からの電波の受信レベルが閾値以下で
あるか、もしくは携帯電話機100が該当オフィスステ
ーション基地局の圏外に位置するまで、携帯電話機10
0は、待ち受け(ステップ428)を維持する。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数モ
ード待ち受け状態から自動的にPHSOSモードに切り
替わり、そして、PDCの電源を自動的にオフするよう
構成されているので、PHSOSモードでの通信が主体
なオフィスにおいて、PDCモードを保持していくため
の消費電力を節減できるという効果が得られる。
【0170】また、本発明は、モード切替の一連の動作
を自動的に行うよう構成されているので、利用者による
余計なキー操作が不要となり、利用者にとって使い勝っ
て良いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯電話機の実施形態の構成ブロ
ック図である。
【図2】オフィスステーション基地局登録テーブル構成
図である。
【図3】待ち受けモード設定テーブル構成図である。
【図4】切替設定テーブル構成図である。
【図5】PHSOSモードとPDCモードとの両モード
で待ち受けているときの動作のフローチャートである。
【図6】PHSOSモードとPHS公衆モードとの両モ
ードで待ち受けているときの動作のフローチャートであ
る。
【図7】PHSOSモードとPHS公衆モードとPDC
モードとの全モードで待ち受けているときの動作のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101 アンテナ 102 アンテナ切替スイッチ 103 PHS無線部 104 PDC無線部 105 制御部 106 PHS制御部 107 PDC制御部 108 CPU部 109 メモリ部 110 キー操作部 111 LCD(液晶表示部) 112 モード切替制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PDC基地局を通して比較的広い移動エ
    リアにおいて公衆通信を行うPDCモードと、PHS公
    衆基地局を通して比較的狭い移動エリアにおいて公衆通
    信を行うPHS公衆モードと、オフィスに配置されてい
    るPHSオフィスステーション基地局を通して構内通信
    を行うPHSオフィスモードとを有する携帯電話機のモ
    ード切替方式であって、予め設定された待ち受けモード
    で待ち受け時に、PHSオフィスステーション基地局を
    検出すると、PHSオフィスモードに自動に切り替える
    手段を有することを特徴とする携帯電話機のモード切替
    方式。
  2. 【請求項2】 PDC基地局を通して比較的広い移動エ
    リアにおいて公衆通信を行うPDCモードと、PHS公
    衆基地局を通して比較的狭い移動エリアにおいて公衆通
    信を行うPHS公衆モードと、オフィスに配置されてい
    るPHSオフィスステーション基地局を通して構内通信
    を行うPHSオフィスモードとを有する携帯電話機のモ
    ード切替方式であって、前記携帯電話機は、PDC基地
    局からの電波の受信レベルを判定するPDC受信レベル
    判定手段を備え、PDCモードの通信を制御するPDC
    通信制御手段と、前記PDC通信制御手段の電源をオン
    オフするPDC電源制御手段と、PHS公衆基地局から
    の電波の受信レベルを判定するPHS公衆受信レベル判
    定手段とPHSオフィスステーション基地局からの電波
    の受信レベルを判定するPHSオフィス受信レベル判定
    手段とを備え、PHS公衆モードとPHSオフィスモー
    ドとの通信を制御するPHS通信制御手段と、PDCモ
    ードとPHS公衆モードとPHSオフィスモードと間を
    切り替え選択するモード切替制御手段と、待ち受けモー
    ドを設定する待ち受けモード設定テーブルと、電波の受
    信レベルの閾値を設定する閾値設定テーブルと、PHS
    オフィスステーション基地局を登録するPHSオフィス
    ステーション基地局登録テーブルとを記憶する記憶手段
    と、利用者がデータをキーで入力するためのキー操作入
    力手段とを有し、前記待ち受けモード設定テーブルに設
    定されている待ち受けモードがPHSオフィスモードと
    PDCモードであるとき、PHSオフィスモードとPD
    Cモードとの両モードで待ち受けし、この両モードでの
    待ち受け中に、登録されているPHSオフィスステーシ
    ョン基地局からの電波を検出すると、前記PDC通信制
    御手段の電源をオフにし、PHSオフィスモードのみを
    選択することを特徴とする携帯電話機のモード切替方
    式。
  3. 【請求項3】 前記待ち受けモード設定テーブルに設定
    されている待ち受けモードがPHSオフィスモードとP
    DCモードであるとき、PHSオフィスモードとPDC
    モードとの両モードで待ち受けし、この両モードでの待
    ち受け中に、登録されているPHSオフィスステーショ
    ン基地局からの電波を検出し、そしてPDC基地局から
    の電波の受信レベルが予め設定された閾値以下であると
    判定するとき、前記PDC通信制御手段の電源をオフに
    し、PHSオフィスモードのみを選択することを特徴と
    する請求項2記載の携帯電話機のモード切替方式。
  4. 【請求項4】 前記待ち受けモード設定テーブルに設定
    されている待ち受けモードがPHSオフィスモードとP
    HS公衆モードであるとき、PHSオフィスモードとP
    HS公衆モードとの両モードで待ち受けし、この両モー
    ドでの待ち受け中に、登録されているPHSオフィスス
    テーション基地局からの電波を検出するとき、PHSオ
    フィスモードのみを選択することを特徴とする請求項2
    記載の携帯電話機のモード切替方式。
  5. 【請求項5】 前記待ち受けモード設定テーブルに設定
    されている待ち受けモードがPHSオフィスモードとP
    HS公衆モードであるとき、PHSオフィスモードとP
    HS公衆モードとの両モードで待ち受けし、この両モー
    ドでの待ち受け中に、登録されているPHSオフィスス
    テーション基地局からの電波を検出し、そしてPHS基
    地局からの電波の受信レベルが予め設定された閾値以下
    であると判定するとき、PHSオフィスモードのみを選
    択することを特徴とする請求項2記載の携帯電話機のモ
    ード切替方式。
  6. 【請求項6】 前記待ち受けモード設定テーブルに設定
    されている待ち受けモードがPHSオフィスモードとP
    HS公衆モードとPDCモードとであるとき、PHSオ
    フィスモードとPHS公衆モードとPDCモードとの全
    モードで待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登
    録されているPHSオフィスステーション基地局からの
    電波を検出すると、前記PDC通信制御手段の電源をオ
    フにし、PHSオフィスモードのみを選択することを特
    徴とする請求項2記載の携帯電話機のモード切替方式。
  7. 【請求項7】 前記待ち受けモード設定テーブルに設定
    されている待ち受けモードがPHSオフィスモードとP
    HS公衆モードとPDCモードとであるとき、PHSオ
    フィスモードとPHS公衆モードとPDCモードとの全
    モードで待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登
    録されているPHSオフィスステーション基地局からの
    電波を検出し、そしてPDC基地局からの電波の受信レ
    ベルが予め設定された閾値以下であると判定するとき、
    前記PDC通信制御手段の電源をオフにし、PHSオフ
    ィスモードのみを選択することを特徴とする請求項2記
    載の携帯電話機のモード切替方式。
  8. 【請求項8】 前記待ち受けモード設定テーブルに設定
    されている待ち受けモードがPHSオフィスモードとP
    HS公衆モードとPDCモードとであるとき、PHSオ
    フィスモードとPHS公衆モードとPDCモードとの全
    モードで待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登
    録されているPHSオフィスステーション基地局からの
    電波を検出し、そしてPHS公衆基地局からの電波の受
    信レベルが予め設定された閾値以下であると判定すると
    き、前記PDC通信制御手段の電源をオフにし、PHS
    オフィスモードのみを選択することを特徴とする請求項
    2記載の携帯電話機のモード切替方式。
  9. 【請求項9】 前記待ち受けモード設定テーブルに設定
    されている待ち受けモードがPHSオフィスモードとP
    HS公衆モードとPDCモードとであるとき、PHSオ
    フィスモードとPHS公衆モードとPDCモードとの全
    モードで待ち受けし、この全モードで待ち受け中に、登
    録されているPHSオフィスステーション基地局からの
    電波を検出し、そしてPHS公衆基地局からの電波の受
    信レベルが予め設定された閾値以下であり、且つ、PD
    C基地局からの電波の受信レベルが予め設定された閾値
    以下であると判定するとき、前記PDC通信制御手段の
    電源をオフにし、PHSオフィスモードのみを選択する
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機のモード切
    替方式。
  10. 【請求項10】 PDC基地局を通して比較的広い移動
    エリアにおいて公衆通信を行うPDCモードと、PHS
    公衆基地局を通して比較的狭い移動エリアにおいて公衆
    通信を行うPHS公衆モードと、オフィスに配置されて
    いるPHSオフィスステーション基地局を通して構内通
    信を行うPHSオフィスモードとを有する携帯電話機の
    モード切替方式であって、前記携帯電話機は、PDC基
    地局からの電波の受信レベルを判定するPDC受信レベ
    ル判定手段を備え、PDCモードの通信を制御するPD
    C通信制御手段と、前記PDC通信制御手段の電源をオ
    ンオフするPDC電源制御手段と、PHS公衆基地局か
    らの電波の受信レベルを判定するPHS公衆受信レベル
    判定手段とPHSオフィスステーション基地局からの電
    波の受信レベルを判定するPHSオフィス受信レベル判
    定手段とを備え、PHS公衆モードとPHSオフィスモ
    ードとの通信を制御するPHS通信制御手段と、PDC
    モードとPHS公衆モードとPHSオフィスモードと間
    を切り替え選択するモード切替制御手段と、待ち受けモ
    ードを設定する待ち受けモード設定テーブルと、電波の
    受信レベルの閾値を設定する閾値設定テーブルと、PH
    Sオフィスステーション基地局を登録するPHSオフィ
    スステーション基地局登録テーブルとを記憶する記憶手
    段と、利用者がデータをキーで入力するためのキー操作
    入力手段とを有し、前記待ち受けモード設定テーブルに
    設定されている待ち受けモードがPHSオフィスモード
    とPDCモードであるとき、PHSオフィスモードとP
    DCモードとの両モードで待ち受けし、この両モードで
    の待ち受け中に、登録されているPHSオフィスステー
    ション基地局からの電波を検出すると、前記PDC通信
    制御手段の電源をオフにし、PHSオフィスモードのみ
    を選択する第1手段と、前記待ち受けモード設定テーブ
    ルに設定されている待ち受けモードがPHSオフィスモ
    ードとPDCモードであるとき、PHSオフィスモード
    とPDCモードとの両モードで待ち受けし、この両モー
    ドでの待ち受け中に、登録されているPHSオフィスス
    テーション基地局からの電波を検出し、そしてPDC基
    地局からの電波の受信レベルが予め設定された閾値以下
    であると判定するとき、前記PDC通信制御手段の電源
    をオフにし、PHSオフィスモードのみを選択する第2
    手段と、前記待ち受けモード設定テーブルに設定されて
    いる待ち受けモードがPHSオフィスモードとPHS公
    衆モードであるとき、PHSオフィスモードとPHS公
    衆モードとの両モードで待ち受けし、この両モードでの
    待ち受け中に、登録されているPHSオフィスステーシ
    ョン基地局からの電波を検出するとき、PHSオフィス
    モードのみを選択する第3手段と、前記待ち受けモード
    設定テーブルに設定されている待ち受けモードがPHS
    オフィスモードとPHS公衆モードであるとき、PHS
    オフィスモードとPHS公衆モードとの両モードで待ち
    受けし、この両モードでの待ち受け中に、登録されてい
    るPHSオフィスステーション基地局からの電波を検出
    し、そしてPHS基地局からの電波の受信レベルが予め
    設定された閾値以下であると判定するとき、PHSオフ
    ィスモードのみを選択する第4手段と、前記待ち受けモ
    ード設定テーブルに設定されている待ち受けモードがP
    HSオフィスモードとPHS公衆モードとPDCモード
    とであるとき、PHSオフィスモードとPHS公衆モー
    ドとPDCモードとの全モードで待ち受けし、この全モ
    ードで待ち受け中に、登録されているPHSオフィスス
    テーション基地局からの電波を検出すると、前記PDC
    通信制御手段の電源をオフにし、PHSオフィスモード
    のみを選択する第5手段と、前記待ち受けモード設定テ
    ーブルに設定されている待ち受けモードがPHSオフィ
    スモードとPHS公衆モードとPDCモードとであると
    き、PHSオフィスモードとPHS公衆モードとPDC
    モードとの全モードで待ち受けし、この全モードで待ち
    受け中に、登録されているPHSオフィスステーション
    基地局からの電波を検出し、そしてPDC基地局からの
    電波の受信レベルが予め設定された閾値以下であると判
    定するとき、前記PDC通信制御手段の電源をオフに
    し、PHSオフィスモードのみを選択する第6手段と、
    前記待ち受けモード設定テーブルに設定されている待ち
    受けモードがPHSオフィスモードとPHS公衆モード
    とPDCモードとであるとき、PHSオフィスモードと
    PHS公衆モードとPDCモードとの全モードで待ち受
    けし、この全モードで待ち受け中に、登録されているP
    HSオフィスステーション基地局からの電波を検出し、
    そしてPHS公衆基地局からの電波の受信レベルが予め
    設定された閾値以下であると判定するとき、前記PDC
    通信制御手段の電源をオフにし、PHSオフィスモード
    のみを選択する第7手段と、前記待ち受けモード設定テ
    ーブルに設定されている待ち受けモードがPHSオフィ
    スモードとPHS公衆モードとPDCモードとであると
    き、PHSオフィスモードとPHS公衆モードとPDC
    モードとの全モードで待ち受けし、この全モードで待ち
    受け中に、登録されているPHSオフィスステーション
    基地局からの電波を検出し、そしてPHS公衆基地局か
    らの電波の受信レベルが予め設定された閾値以下であ
    り、且つ、PDC基地局からの電波の受信レベルが予め
    設定された閾値以下であると判定するとき、前記PDC
    通信制御手段の電源をオフにし、PHSオフィスモード
    のみを選択する第8手段とを有し、前記第1手段と第2
    手段と第3手段と第4手段と第5手段と第6手段と第7
    手段と第8手段とのうちいずれを使用するかを設定する
    手段を有することを特徴する携帯電話機のモード切替方
    式。
  11. 【請求項11】 利用者によるキー操作入力手段によ
    り、待ち受けモードを前記待ち受けモード設定テーブル
    に設定することを特徴とする請求項2、3、4、5、
    6、7、8、9、10記載の携帯電話機のモード切替方
    式。
  12. 【請求項12】 利用者によるキー操作入力手段によ
    り、電波の受信レベルの閾値を前記閾値設定テーブルに
    設定することを特徴とする請求項2、3、5、7、8、
    9、10記載の携帯電話機のモード切替方式。
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