JP2005229437A - W−cdma/gsmシステム複合携帯情報端末機、及び、その通信モード切り替え方法 - Google Patents

W−cdma/gsmシステム複合携帯情報端末機、及び、その通信モード切り替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来より広い範囲で携帯情報端末機を使用可能とし、使用者の操作負担の少ない通信モードの切り替えを可能とした、W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機、及び、その通信モード切り替え方法を提供する。
を提供する。
【解決手段】 携帯情報端末1台に、W−CDMAシステムを使用するためのW−CDMA無線制御部4、GSMシステムを使用するためのGSM無線制御部5を実装し、無線の状況により、W−CDMAシステムとGSMシステムのそれぞれの通信モードを切り替える制御をするモード制御部6を設ける。これにより、使用者が手動設定により通信モードを決定する操作を省略可能とし、無線状況に応じて異なる無線システムの通信モードを自動的に切り替えることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、異なる複数の無線システムの通信モードで通信をすることができる複合携帯情報端末機、及び、その通信モード切り替え方法に関する。特に、W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機、及び、その通信モード切り替え方法に関する。
従来、携帯電話(PDC),PHS等の移動体端末の小型化、普及率向上に伴ってユーザニーズが多様化してきたため、異なる無線システムをひとつの携帯電話とした複合商品が待望され、これを実現したものに、特許文献1に開示されるような携帯電話(PDC)とPHSの両機能を併せ持つ一体型携帯電話がある。また、携帯電話(PDC)とPHSという組み合わせではなく、特許文献2に開示されるような、W−CDMAシステムとGSMシステムを組み合わせた携帯情報端末がある。これは、W−CDMAシステムと、もっとも普及しているGSMシステムを組み合わせているため、携帯電話(PDC)とPHSという組み合わせよりもさらに広い範囲のサービスエリアを確保することができ、W−CDMAシステムとGSMシステムのそれぞれのサービスを受けることができる。
特開2000−201381号公報 特開2000−32527号公報
しかし、従来の携帯電話(PDC)とPHSの両機能を併せ持つ一体型携帯電話では、自動的に受信モード(通信モード)を切り替えることはできず、無線状況やその他必要に応じて手動で受信モード(通信モード)の切り替えを行わなければいけないという問題があった。また、携帯電話(PDC)とPHSの組み合わせは、W−CDMAシステムとGSMシステムを組み合わせた携帯情報端末よりも、サービスエリアの範囲が狭いという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、従来の携帯電話(PDC)とPHSの両機能を併せ持つ一体型携帯電話のサービスエリアより広い範囲で携帯情報端末機を使用可能とし、使用者の操作負担の少ない通信モードの切り替えを可能とした、W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機、及び、その通信モード切り替え方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機であって、該携帯情報端末機が動作するW−CDMA通信モード又はGSM通信モードのどちらかを使用者による手動設定により決定する手段と、前記W−CDMA通信モード又はGSM通信モードを無線状況により決定する手段とを有する携帯情報端末機としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記W−CDMAシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うW−CDMA無線制御部と、前記GSMシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うGSM無線制御部と、前記W−CDMAシステム又はGSMシステムのどちらかを使用可能とするために通信モードの切り替えを制御するためのモード制御部とを具備し、前記通信モードを無線状況により決定する手段は、前記W−CDMA無線制御部が周期的に無線サーチを行い、その結果に基づいて、前記モード制御部が、W−CDMAシステムの使用が可能と判断した場合は、GSM通信モードに設定されているか否かに関わらず、優先的にW−CDMA通信モードの設定を行い、W−CDMAシステムの使用が困難と判断した場合は、GSM通信モードの設定を行う請求項1記載の携帯情報端末機としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記通信モードを無線状況により決定する手段におけるW−CDMA通信モードからGSM通信モードへの切り替えは、前記W−CDMA無線制御部が、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信不能と認識した場合には、前記W−CDMA無線制御部は前記モード制御部にタイマー起動指示を出し、前記タイマー指示を出した直後の無線サーチにより、無線が受信可能と認識した場合には、ネットワークへの登録処理を行ってW−CDMA通信モードの設定処理を行う一方で、前記タイマー指示により前記モード制御部は、所定の時間タイマーを動作させ、タイマー動作が終了するとその旨を前記W−CDMA無線制御部へ通知し、前記W−CDMA無線制御部は、該タイマー終了通知を受け取るまでの間、周期的に行う無線サーチの結果により、無線が受信不能と認識した場合には、前記モード制御部に通信モード切り替え依頼を行い、前記通信モード切り替え依頼を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードへ切り替えるために必要な処理を開始する請求項1又は2に記載の携帯情報端末機としたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記通信モードを無線状況により決定する手段におけるGSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替えは、前記GSM通信モードにおいても前記W−CDMA無線制御部は、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信可能と認識した場合にはその旨を前記モード制御部に通知し、該通知を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え指示を前記W−CDMA無線制御部に対して行い、これを受けた前記W−CDMA無線制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードに切り替えるためのネットワークへの登録処理をしてW−CDMA通信モードへ切り替えるために必要な処理を進めると共に、モード制御部へW−CDMAサービスの開始通知をする一方で、前記モード制御部は、前記W−CDMA無線制御部へ通信モードの切り替え指示を通知した後にタイマーを動作させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取った場合はその時点でタイマーを終了させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取らなかった場合は、予め設定されている所定の時間までタイマーを動作させ、前記所定の時間が経過時にタイマー動作を終了させた後に、前記W−CDMA無線制御部に対してはGSM通信モードへの切り替えを開始する旨の通知をし、前記GSM無線制御部に対しては、GSM通信モードへ切り替えるための通信モード切替指示をする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯情報端末機としたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機が動作するW−CDMA通信モード又はGSM通信モードのどちらかを使用者による手動設定により決定する工程、及び、前記W−CDMA通信モード又はGSM通信モードを無線状況により決定する工程とを備えた携帯情報端末機の通信モード切り替え方法としたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記W−CDMAシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うW−CDMA無線制御部、前記GSMシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うGSM無線制御部、及び、前記W−CDMAシステム又はGSMシステムのどちらかを使用可能とするために通信モードの切り替えを制御するためのモード制御部が前記通信モードを無線状況により決定する工程は、前記W−CDMA無線制御部が周期的に無線サーチを行い、その結果に基づいて、前記モード制御部が、W−CDMAシステムの使用が可能と判断した場合は、GSM通信モードに設定されているか否かに関わらず、優先的にW−CDMA通信モードの設定を行い、W−CDMAシステムの使用が困難と判断した場合は、GSM無線制御部に働きかけてGSM通信モードの設定を行う請求項5記載の携帯情報端末機における通信モードの切り替え方法としたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記通信モードを無線状況により決定する工程におけるW−CDMA通信モードからGSM通信モードへの切り替え工程は、前記W−CDMA無線制御部が、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信不能と認識した場合には、前記W−CDMA無線制御部は前記モード制御部にタイマー起動指示を出し、前記タイマー指示を出した直後の無線サーチにより、無線が受信可能と認識した場合には、ネットワークへの登録処理を行ってW−CDMA通信モードの設定処理を行う工程と、前記タイマー指示により前記モード制御部は、所定の時間タイマーを動作させ、タイマー動作が終了するとその旨を前記W−CDMA無線制御部へ通知し、前記W−CDMA無線制御部は、該タイマー終了通知を受け取るまでの間、周期的に行う無線サーチの結果により、無線が受信不能と認識した場合には、前記モード制御部に通信モード切り替え依頼を行い、前記通信モード切り替え依頼を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードへ切り替えるために必要な処理を開始する工程とを備えた請求項5又は6に記載の携帯情報端末機における通信モード切り替え方法としたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記通信モードを無線状況により決定する工程におけるGSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え工程は、前記GSM通信モードにおいても前記W−CDMA無線制御部は、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信可能と認識した場合にはその旨を前記モード制御部に通知する工程と、前記通知を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え指示を前記W−CDMA無線制御部に対して行う工程と、前記GSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え指示を受けた前記W−CDMA無線制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードに切り替えるためのネットワークへの登録処理をしてW−CDMA通信モードへ切り替えるために必要な処理を進めると共に、モード制御部へW−CDMAサービスの開始通知をする工程と、前記モード制御部は、前記W−CDMA無線制御部へ通信モードの切り替え指示を通知した後にタイマーを動作させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取った場合はその時点でタイマーを終了させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取らなかった場合は、予め設定されている所定の時間までタイマーを動作させ、前記所定の時間が経過時にタイマー動作を終了させた後に、前記W−CDMA無線制御部に対してはGSM通信モードへの切り替えを開始する旨の通知をし、前記GSM無線制御部に対しては、GSM通信モードへ切り替えるための通信モード切替指示をする工程とを備えた請求項5から7のいずれか1項に記載の携帯情報端末機における通信モード切り替え方法としたことを特徴とする。
本発明によれば、携帯情報端末1台に、W−CDMAシステムとGSMシステムの両方の無線制御部を実装しているため、W−CDMAシステムとGSMシステムのそれぞれの携帯情報端末を持つ必要がなく、携帯情報端末1台で両システムを利用することができる。また、受信している無線の状況により、W−CDMAシステムとGSMシステムのそれぞれの通信モードを自動的に切り替える設定をすることができるため、使用者は、それぞれの通信モードを手動で切り替えることなく、無線状況の良いほうでサービスを受けることができる。つまり、使用者は、通信モードを切り替えて携帯情報端末を使用する場合には、わざわざ手動で通信モードを切り替え、無線状況をサーチしたうえで電話をかけるといった操作をする必要がなくなる。
本発明に係る一の実施形態は、W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、携帯情報端末機が動作するW−CDMA通信モード又はGSM通信モードのどちらかを使用者による手動設定により決定する手段と、前記W−CDMA通信モード又はGSM通信モードを無線状況により決定する手段とを設ける。
本発明を適用した実施例を、添付図面に基いて以下に説明する。まず、図1を用いて、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機の要部構成について説明する。図1は、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機における要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機は、LCD画面表示部1と、KEY操作部2と、アンテナ3と、W−CDMA無線制御部4と、GSM無線制御部5と、モード制御部6と、USIM7と、CPU8とを備えている。CPU8は、以下に説明する本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機の機能及び動作を実現するために、上記各部を制御する。
次に、図2を用いて、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機のLCD表示画面におけるエリアモード設定画面について説明する。図2は、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機のLCD表示画面におけるエリアモード設定画面を示す図である。図2に示すように、使用者はこの携帯電話のエリアモード設定画面9において、自動選択10、手動選択(W−CDMA)11、又は、手動選択(GSM)12の各設定モードを選択して、使用を希望する無線システムを選択し使用することができる。
自動選択10を選択すると、現在受信している無線状況に応じて、W−CDMAモードとGSMモードが、携帯電話により自動的に切り替えられる。手動選択(W−CDMA)11を選択すると、W−CDMAシステムのみが使用可能となり、手動選択(GSM)12を選択すると、GSMシステムのみが使用可能となる。なお、使用者がこのエリアモード設定画面でエリアモードを設定しなかった場合は、自動選択10に自動設定される。
次に、図3を用いて、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の電源投入からエリアモードが設定されるまで、又は、圏外設定されるまでの動作を説明する。図3は、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の電源投入からエリアモードが設定されるまで、又は、圏外設定されるまでの動作を説明するための図である。まず、W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機の電源を投入すると、携帯情報端末機のLCD画面上には、図2で既に説明したエリアモード設定画面が表示される。次に、この表示されたエリアモード設定画面上で、使用者がエリアモードの選択を行い(ステップ100)、エリアモードの選択が終了すると、選択されたエリアモードがエリアモード自動選択の場合は、ステップ101へ、選択されたエリアモードがエリアモード手動選択(W−CDMA)である場合は、ステップ102へ、選択されたエリアモードがエリアモード手動選択(GSM)である場合はステップ103へ移行し、それぞれUIM種別の判定を行う。
そして、選択されたエリアモードがエリアモード自動選択の場合は、ステップ101においてUIM種別の判定をした結果、携帯情報端末機に実装されているSIM(Subscriber Identity Module)が、W−CDMAシステムとGSMシステムの両方のシステムが使用可能な、Dual SIMが実装されている場合は、ステップ104に移行し、ステップS104において、W−CDMAシステムとGSMシステムの無線サーチを実施する。その結果、W−CDMAシステムの受信が可能な場合は、GSMシステムが受信可能な場合であっても、優先的にW−CDMAシステムが使用可能なW−CDMAモードに設定される(ステップ107)。また、W−CDMAシステムの無線状態が悪く、W−CDMAシステムの受信ができない場合であって、GSMシステムの受信が可能な場合は、GSMシステムが使用可能なGSMモードに設定される(ステップ108)。また、W−CDMAシステムとGSMシステムの両方のシステムが受信できない状況の場合は、通話不能なエリア圏外である圏外設定がされる(ステップ109)。
また、選択されたエリアモードがエリアモード自動選択の場合であって、ステップ101においてUIM種別の判定をした結果、携帯情報端末機に実装されているSIM(Subscriber Identity Module)が、W−CDMAシステムが使用可能な、3G SIMが実装されている場合は、ステップ105に移行し、ステップS105において、W−CDMAシステムの無線サーチを実施する。その結果、W−CDMAシステムの受信が可能な場合は、W−CDMAシステムが使用可能なW−CDMAモードに設定される(ステップ107)。また、W−CDMAシステムの無線状態が悪く、W−CDMAシステムの受信ができない場合は、通話不能なエリア圏外である圏外設定がされる(ステップ109)。
また、選択されたエリアモードがエリアモード自動選択の場合であって、ステップ101においてUIM種別の判定をした結果、携帯情報端末機に実装されているSIM(Subscriber Identity Module)が、GSMシステムが使用可能な、2G SIMが実装されている場合は、ステップ106に移行し、ステップS106において、GSMシステムの無線サーチを実施する。その結果、GSMシステムの受信が可能な場合は、GSMシステムが使用可能なGSMモードに設定される(ステップ108)。また、GSMシステムの無線状態が悪く、GSMシステムの受信ができない場合は、通話不能なエリア圏外である圏外設定がされる(ステップ109)。
また、選択されたエリアモードがエリアモード手動選択(W−CDMA)の場合は、ステップ102においてUIM種別の判定をした結果、携帯情報端末機に実装されているSIM(Subscriber Identity Module)が、W−CDMAシステムとGSMシステムの両方のシステムが使用可能な、Dual SIMが実装されている場合、又は、W−CDMAシステムが使用可能な、3G SIMが実装されている場合は、ステップ105に移行し、ステップS105において、W−CDMAシステムの無線サーチを実施する。その結果、W−CDMAシステムの受信が可能な場合は、W−CDMAシステムが使用可能なW−CDMAモードに設定される(ステップ107)。また、W−CDMAシステムの無線状態が悪く、W−CDMAシステムの受信ができない場合は、通話不能なエリア圏外である圏外設定がされる(ステップ109)。
また、選択されたエリアモードがエリアモード手動選択(W−CDMA)の場合であって、ステップ102においてUIM種別の判定をした結果、携帯情報端末機に実装されているSIM(Subscriber Identity Module)が、GSMシステムが使用可能な、2G SIMが実装されている場合は、通話不能なエリア圏外である圏外設定がされる(ステップ109)。
また、選択されたエリアモードがエリアモード手動選択(GSM)の場合は、ステップ103においてUIM種別の判定をした結果、携帯情報端末機に実装されているSIM(Subscriber Identity Module)が、W−CDMAシステムとGSMシステムの両方のシステムが使用可能な、Dual SIMが実装されている場合、又は、GSMシステムが使用可能な、2G SIMが実装されている場合は、ステップ106に移行し、ステップS106において、GSMシステムの無線サーチを実施する。その結果、GSMシステムの受信が可能な場合は、GSMシステムが使用可能なGSMモードに設定される(ステップ108)。また、GSMシステムの無線状態が悪く、GSMシステムの受信ができない場合は、通話不能なエリア圏外である圏外設定がされる(ステップ109)。
また、選択されたエリアモードがエリアモード手動選択(GSM)の場合であって、ステップ103においてUIM種別の判定をした結果、携帯情報端末機に実装されているSIM(Subscriber Identity Module)が、W−CDMAシステムが使用可能な、3G SIMが実装されている場合は、通話不能なエリア圏外である圏外設定がされる(ステップ109)。
次に、図4を用いて、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の通常使用時における通信モード状態とそれぞれの通信モード状態に遷移するためのトリガについて説明する。図4は、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の通常使用時における通信モード状態とそれぞれの通信モード状態に遷移するためのトリガについて説明するための図である。
図4に示すように、自動選択モード10が選択されており、DUAL SIMが実装されている場合は、W−CDMAシステムとGSMシステムの両システムが使用可能であり、この場合の通信モードの状態は、自動W−CDMAモード13又は自動GSMモード14である。そして、自動W−CDMAモード13と自動GSMモード14との間のモード状態の遷移は、そのときの無線状況により、携帯情報端末自身によって自動的に行われる(自動切り替え17)。
また、図4に示すように、手動選択(W−CDMA)が設定されている場合は、W−CDMAシステムのみ使用可能であり、この場合の通信モードの状態は、手動W−CDMAモード15である。また、手動選択(GSM)が設定されている場合は、GSMシステムのみ使用可能であり、この場合の通信モードの状態は、手動GSMモード16である。手動W−CDMAモード15と手動GSMモード16間の通信モード状態の遷移と、手動W−CDMAモード15と自動W−CDMAモード13又は自動GSMモード14間の通信モード状態の遷移と、手動GSMモード16と自動W−CDMAモード13又は自動GSMモード14間の通信モード状態の遷移は、いずれも使用者の手動設定操作をトリガとして行われる(手動切り替え18)。
次に、図5を用いて、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の自動選択モードを設定した場合の、通信モードの切り替えの概要について説明する。図5は、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の自動選択モードを設定した場合の、通信モードの切り替えの概要について説明するための図である。図5に示すように、自動W−CDMAモード13に設定されている場合に、3Gサービス(W−CDMAシステム)提供不能と判断された場合、つまり、W−CDMAシステムの電波が受信できない(W−CDMA圏外19)などのときには、自動的に自動GSMモード14に遷移する。
そして、自動GSMモード14に設定されている状態で、図1に示すW−CDMA無線制御部4がW−CDMAシステムの無線をハントした場合は、自動GSMモード14から優先的に自動W−CDMAモード13に移行する(W−CDMA圏内21)。
また、自動GSMモード14に設定されている状態にもかかわらず、強制的にW−CDMAシステムの無線をハントするために、W−CDMAシステムの無線サーチを行いたい場合は、使用者のKEY操作により(キーイベント20)、強制サーチを実施することもでき、使用者のKEY操作により、自動W−CDMAモード13に強制的に移行させるようにすることもできる。
このような、使用者の手動操作により強制的に他のモードへ移行(無線サーチ)する強制的なモード切り替え機能は、現在サービス中の状態をLCD画面上にアイコンで表示させ、そこから使用者がワンタッチのキー操作で行えるようにマンマシンインターフェースについて工夫することができる。図6に、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機のLCD表示画面におけるアイコンの表示例及び各通信モードへ移行するためのワンタッチキーの例を示す。図6が示すように、現在サービス中の状態は、アイコン22により表示される。また、各通信モードへ強制的に移行させるためのワンタッチキーは、W−CDMAモード強制移行キー23、及び、GSMモード強制移行キー24とから構成される。その他、本手法により、W−CDMA、GSM、GPRSとパケットシステムを自動的に切り替え、これらの環境で動作するアプリケーションも各通信モードに影響することなく動作をさせることが可能である。
次に、図7を用いて、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、自動選択モードが選択され、待ち受け状態で自動W−CDMAモード動作中に自動GSMモードに遷移する際のシーケンスについて説明する。図7は、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、自動選択モードが選択され、待ち受け状態で自動W−CDMAモード動作中に自動GSMモードに遷移する際のシーケンスを示す図である。
まず、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、自動選択モードが選択され、待ち受け状態で自動W−CDMAモード動作中であって、通常サービス(ステップ201)を実施中に、無線を受信できなくなったことをW−CDMA無線制御部4(図1参照)が周期的に行っている無線基地局検出処理(ステップ202)により認識すると(ステップ203)、W−CDMA無線制御部4は、モード制御部6(図1参照)にタイマー起動指示100を出し、モード制御部6は、携帯情報端末機に備えられたタイマーを起動させる。
一方、W−CDMA無線制御部4は、タイマー起動指示100を出した直後の無線基地局検出処理(ステップ204)において、無線を受信できることを確認した場合には、ネットワークへの登録を行い(ステップ205)、W−CDMAシステムを利用して通常サービスを提供できるようにする。なお、この場合には、モード制御部6は、起動していたタイマーの動作を途中で終了させる。
また、W−CDMA無線制御部4は、タイマー起動指示100を出した直後の無線基地局検出処理(ステップ204)において、無線を受信できないことを確認し、かつ、W−CDMA無線制御部4が、周期的に行っている無線基地局検出処理(図示されていない。)において、モード制御部6が起動させたタイマーが所定の時間だけ動作をしているに間に、無線を受信できないことを確認した場合には、モード制御部6へ通信モード切り替え依頼103をする。なお、タイマーの動作終了は、モード制御部6によりW−CDMA無線制御部4へ通知される(タイマー終了通知101)。
次に、W−CDMA無線制御部4からの通信モード切り替え依頼102により、モード制御部6は、自動GSMモードに移行させる処理を開始する(ステップ206)。モード制御部6は、GSMモード制御部5に対して通信モード切り替え指示103をする。この通信モード切り替え指示103を受けたGSMモード制御部5は、GSMシステムの無線基地局検出処理(ステップ207)をして、無線を受信できることを確認した場合には、ネットワークへの登録(ステップ208)を実行し、GSMシステムを利用可能とするとともに、モード制御部6へGSMサービスの開始通知104をする。
次に、図8を用いて、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、自動選択モードが選択され、待ち受け状態で自動GSMモード動作中に自動W−CDMAモードに遷移する際のシーケンスについて説明する。図8は、本実施例のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、自動選択モードが選択され、待ち受け状態で自動GSMモード動作中に自動W−CDMAモードに遷移する際のシーケンスを示す図である。
まず、W−CDMA無線制御部4は、自動GSMモード(ステップ301)中であっても、W−CDMAシステムの無線が受信できるか否か、常に周期的に無線基地局検出処理(ステップ302)を行っている。なお、図8では、無線基地局検出処理については、ステップ302としてのみ示し、その他は省略する。この無線基地局検出処理(ステップ302)によりW−CDMAシステムの無線が見つかった場合は、W−CDMA無線制御部4は、モード制御部6に対してその旨を通知するための無線基地局検出通知200をする。この無線基地局検出通知200を受け取ったモード制御部6は、自動GSMモードから自動W−CDMAモードに移行するための通信モード切り替え指示201をW−CDMA無線制御部4へ通知する。
そして、モード制御部6からの通信モード切り替え指示201を受けたW−CDMA無線制御部4は、自動GSMモードから自動W−CDMAモードに移行させる処理を開始する(ステップ303)。W−CDMA無線制御部4は、W−CDMAシステムのネットワークへの登録(ステップ304)を実行し、W−CDMAシステムを利用可能とすると共に、モード制御部6へW−CDMAサービスの開始通知202をする。
なお、モード制御部6は、W−CDMA無線制御部4へ通信モード切替指示201を通知した後に、タイマーを起動させ、このタイマーの動作する所定の時間が経過するまで、W−CDMA無線制御部4からのW−CDMAサービスの開始通知202を待つ。そして、モード制御部6は、タイマーが動作する所定の時間が経過する前にW−CDMAサービスの開始通知202を受け取った場合は、その時点で、タイマーの動作を終了させる。
また、モード制御部6は、このタイマーが動作する所定の時間が経過するまでに、W−CDMA無線制御部4からW−CDMAサービスの開始通知202を受け取らなかった場合は、予め設定されている所定の時間までタイマーを動作させて、所定の時間が経過するとタイマーの動作を終了させる。そして、W−CDMA無線制御部4へ、自動GSMモードへの切り替えを開始する旨の通知203をする。その後の詳細は省略するが、モード制御部6とGSM無線制御部5により、自動GSMモードへ移行するための処理がなされる。
本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機における要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機のLCD表示画面におけるエリアモード設定画面を示す図である。 本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の電源投入からエリアモードが設定されるまで、又は、圏外設定されるまでの動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の通常使用時における通信モード状態とそれぞれの通信モード状態に遷移するためのトリガについて説明するための図である。 本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末の自動選択モードを設定した場合の、通信モードの切り替えの概要について説明するための図である。 本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機のLCD表示画面におけるアイコンの表示例及び各通信モードへ移行するためのワンタッチキーの例を示す図である。 本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、自動選択モードが選択され、待ち受け状態で自動W−CDMAモード動作中に自動GSMモードに遷移する際のシーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態のW−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機において、自動選択モードが選択され、待ち受け状態で自動GSMモード動作中に自動W-CDMAモードに遷移する際のシーケンスを示す図である。
符号の説明
1 LCD画面表示部
2 KEY操作部
3 アンテナ
4 W−CDMA無線制御部
5 GSM無線制御部
6 モード制御部
7 USIM
8 CPU
9 エリアモード設定画面
10 自動選択モード
11 手動選択(W−CDMA)モード
12 手動選択(GSM)モード
13 自動W−CDMAモード
14 自動GSMモード
15 手動W−CDMAモード
16 手動GSMモード
17 自動切り替え
18 手動切り替え
19 W−CDMA圏外
20 キーイベント
21 W−CDMA圏内
22 アイコン
23 W−CDMAモード強制移行キー
24 GSMモード強制移行キー

Claims (8)

  1. W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機であって、該携帯情報端末機が動作するW−CDMA通信モード又はGSM通信モードのどちらかを使用者による手動設定により決定する手段と、
    前記W−CDMA通信モード又はGSM通信モードを無線状況により決定する手段と、
    を有することを特徴とする携帯情報端末機。
  2. 前記W−CDMAシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うW−CDMA無線制御部と、
    前記GSMシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うGSM無線制御部と、
    前記W−CDMAシステム又はGSMシステムのどちらかを使用可能とするために通信モードの切り替えを制御するためのモード制御部とを具備し、
    前記通信モードを無線状況により決定する手段は、前記W−CDMA無線制御部が周期的に無線サーチを行い、その結果に基づいて、前記モード制御部が、W−CDMAシステムの使用が可能と判断した場合は、GSM通信モードに設定されているか否かに関わらず、優先的にW−CDMA通信モードの設定を行い、W−CDMAシステムの使用が困難と判断した場合は、GSM通信モードの設定を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末機。
  3. 前記通信モードを無線状況により決定する手段におけるW−CDMA通信モードからGSM通信モードへの切り替えは、前記W−CDMA無線制御部が、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信不能と認識した場合には、前記W−CDMA無線制御部は前記モード制御部にタイマー起動指示を出し、前記タイマー指示を出した直後の無線サーチにより、無線が受信可能と認識した場合には、ネットワークへの登録処理を行ってW−CDMA通信モードの設定処理を行う一方で、前記タイマー指示により前記モード制御部は、所定の時間タイマーを動作させ、タイマー動作が終了するとその旨を前記W−CDMA無線制御部へ通知し、前記W−CDMA無線制御部は、該タイマー終了通知を受け取るまでの間、周期的に行う無線サーチの結果により、無線が受信不能と認識した場合には、前記モード制御部に通信モード切り替え依頼を行い、前記通信モード切り替え依頼を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードへ切り替えるために必要な処理を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末機。
  4. 前記通信モードを無線状況により決定する手段におけるGSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替えは、前記GSM通信モードにおいても前記W−CDMA無線制御部は、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信可能と認識した場合にはその旨を前記モード制御部に通知し、該通知を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え指示を前記W−CDMA無線制御部に対して行い、これを受けた前記W−CDMA無線制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードに切り替えるためのネットワークへの登録処理をしてW−CDMA通信モードへ切り替えるために必要な処理を進めると共に、モード制御部へW−CDMAサービスの開始通知をする一方で、前記モード制御部は、前記W−CDMA無線制御部へ通信モードの切り替え指示を通知した後にタイマーを動作させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取った場合はその時点でタイマーを終了させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取らなかった場合は、予め設定されている所定の時間までタイマーを動作させ、前記所定の時間が経過時にタイマー動作を終了させた後に、前記W−CDMA無線制御部に対してはGSM通信モードへの切り替えを開始する旨の通知をし、前記GSM無線制御部に対しては、GSM通信モードへ切り替えるための通信モード切替指示をすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯情報端末機。
  5. W−CDMA/GSMシステム複合携帯情報端末機が動作するW−CDMA通信モード又はGSM通信モードのどちらかを使用者による手動設定により決定する工程、及び、前記W−CDMA通信モード又はGSM通信モードを無線状況により決定する工程と、
    を備えたことを特徴とする携帯情報端末機の通信モード切り替え方法。
  6. 前記W−CDMAシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うW−CDMA無線制御部、前記GSMシステムの無線信号を検出し、該システム使用のために必要な処理を行うGSM無線制御部、及び、前記W−CDMAシステム又はGSMシステムのどちらかを使用可能とするために通信モードの切り替えを制御するためのモード制御部が前記通信モードを無線状況により決定する工程は、前記W−CDMA無線制御部が周期的に無線サーチを行い、その結果に基づいて、前記モード制御部が、W−CDMAシステムの使用が可能と判断した場合は、GSM通信モードに設定されているか否かに関わらず、優先的にW−CDMA通信モードの設定を行い、W−CDMAシステムの使用が困難と判断した場合は、GSM無線制御部に働きかけてGSM通信モードの設定を行うことを特徴とする請求項5記載の携帯情報端末機における通信モード切り替え方法。
  7. 前記通信モードを無線状況により決定する工程におけるW−CDMA通信モードからGSM通信モードへの切り替え工程は、
    前記W−CDMA無線制御部が、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信不能と認識した場合には、前記W−CDMA無線制御部は前記モード制御部にタイマー起動指示を出し、前記タイマー指示を出した直後の無線サーチにより、無線が受信可能と認識した場合には、ネットワークへの登録処理を行ってW−CDMA通信モードの設定処理を行う工程と、
    前記タイマー指示により前記モード制御部は、所定の時間タイマーを動作させ、タイマー動作が終了するとその旨を前記W−CDMA無線制御部へ通知し、前記W−CDMA無線制御部は、該タイマー終了通知を受け取るまでの間、周期的に行う無線サーチの結果により、無線が受信不能と認識した場合には、前記モード制御部に通信モード切り替え依頼を行い、前記通信モード切り替え依頼を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードへ切り替えるために必要な処理を開始する工程と、
    を備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の携帯情報端末機における通信モード切り替え方法。
  8. 前記通信モードを無線状況により決定する工程におけるGSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え工程は、
    前記GSM通信モードにおいても前記W−CDMA無線制御部は、周期的に無線サーチを行い、その結果、無線を受信可能と認識した場合にはその旨を前記モード制御部に通知する工程と、
    前記通知を受けた前記モード制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え指示を前記W−CDMA無線制御部に対して行う工程と、
    前記GSM通信モードからW−CDMA通信モードへの切り替え指示を受けた前記W−CDMA無線制御部は、GSM通信モードからW−CDMA通信モードに切り替えるためのネットワークへの登録処理をしてW−CDMA通信モードへ切り替えるために必要な処理を進めると共に、モード制御部へW−CDMAサービスの開始通知をする工程と、
    前記モード制御部は、前記W−CDMA無線制御部へ通信モードの切り替え指示を通知した後にタイマーを動作させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取った場合はその時点でタイマーを終了させ、タイマー動作中に前記W−CDMAサービスの開始通知を受け取らなかった場合は、予め設定されている所定の時間までタイマーを動作させ、前記所定の時間が経過時にタイマー動作を終了させた後に、前記W−CDMA無線制御部に対してはGSM通信モードへの切り替えを開始する旨の通知をし、前記GSM無線制御部に対しては、GSM通信モードへ切り替えるための通信モード切替指示をする工程と、
    を備えたことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の携帯情報端末機における通信モード切り替え方法。
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