JP3875881B2 - 移動体通信端末及びその動作方法 - Google Patents

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動体通信端末及びその動作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の通信方式を使用して無線通信を可能とした移動体通信端末が開発されている。こうした移動体通信端末が開発される目的の1つとして、新たな通信方式を採用した通信サービス圏を段階的に広めていく過程で、比較的狭い通信サービス圏を、既存の通信方式で通信可能な比較的広い通信サービス圏によって補完することが挙げられる。例えば、米国標準規格IS−95で代表されるCDMA(Code Division Multiple Access)方式とアナログ方式とが使用可能な携帯電話機は、既存のアナログ方式携帯電話機から新たなCDMA方式携帯電話機へのユーザ移行を円滑に行うために開発された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
複数の通信方式を使用可能な従来の移動体通信端末は、通信サービス圏外に所在するときに、各通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行し、それぞれの通信サービス圏への復帰を同時に試みていた。こうした場合、複数の通信方式それぞれに対応した圏内復帰のための処理を同時に実行するため、通信サービス圏外に所在するときの消費電力が増大するという問題があった。
【0004】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、通信サービス圏外に所在するときの消費電力を低減することができる移動体通信端末と、その動作方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る移動体通信端末は、
第1の通信方式を使用した無線通信を可能とする第1の通信手段と、
第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする第2の通信手段と、
前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信手段により前記第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信手段により前記第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行する処理手段と、
前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内での滞在時間を計測する計時手段と、
前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内から、前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外への移動を検出する検出手段とを備え、
前記処理手段は、前記検出手段により通信サービス圏外への移動が検出されると、前記計時手段により計測された滞在時間が予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、長いと判別した場合に、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行する、
ことを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、検出手段により第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内から第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外への移動が検出されると、処理手段は、計時手段により計測された第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内での滞在時間が予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別する。この際、基準時間よりも長いと判別されると、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理が間欠的に実行される。
これにより、圏内復帰までの遅延を抑制しつつ、通信サービス圏外に所在するときの消費電力を低減させることができる。
【0007】
この発明の第2の観点に係る移動体通信端末は、
第1の通信方式を使用した無線通信を可能とする第1の通信手段と、
第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする第2の通信手段と、
前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信手段により前記第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信手段により前記第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行する処理手段と
前記第2の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内から、前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外への移動を検出する検出手段とを備え、
前記処理手段は、前記検出手段により通信サービス圏外への移動が検出されると、第2圏内復帰処理を、第1圏内復帰処理と同一の頻度で実行する一方で、前記検出手段により通信サービス圏外への移動が検出されないと、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行する、
ことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、処理手段が、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行するので、通信サービス圏外に所在するときの消費電力を低減させることができる。また、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するまでの遅延を抑制しつつ、通信サービス圏外に所在するときの消費電力を低減させることができる。
【0009】
さらに、前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内での滞在時間を計測する計時手段を備え、
前記処理手段は、通信サービス圏外へ移動する際に、前記計時手段により計測された滞在時間が予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、基準時間以下であると判別した場合に、第2圏内復帰処理を、第1圏内復帰処理と同一の頻度で実行することが好ましい。
【0010】
この発明の第3の観点に係る移動体通信端末は、
第1の通信方式を使用した無線通信を可能とする第1の通信手段と、
第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする第2の通信手段と、
前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信手段により前記第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信手段により前記第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行する処理手段と、
前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内での滞在時間を計測する計時手段を備え、
前記処理手段は、通信サービス圏外へ移動する際に、前記計時手段により計測された滞在時間が予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、基準時間以下であると判別した場合に、第2圏内復帰処理を、第1圏内復帰処理と同一の頻度で実行する一方で、基準時間を超えていると判別した場合に、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行することが好ましい。
【0011】
比較的広い通信サービス圏を有する通信方式を前記第1の通信方式とし、比較的狭い通信サービス圏を有する通信方式を前記第2の通信方式とするのが望ましい。
【0012】
この発明の第の観点に係る移動体通信端末の動作方法は、
少なくとも第1及び第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする移動体通信端末の動作方法であって、
前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信方式を使用して通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信方式を使用して通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行し、
前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内から、前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外へ移動したことを検出した場合に、当該通信サービス圏外へ移動する直前に前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内に滞在した時間が、予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、
滞在時間が基準時間よりも長いと判別した場合に、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行する、
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る移動体通信端末100について詳細に説明する。
この移動体通信端末100は、例えば図1に示すような通信システムに適用されて、他の移動体通信端末100、或いは電話106やコンピュータ107との間での通信を可能とする。この通信システムは、第1の移動体通信網101に接続された基地局103と、第2の移動体通信網102に接続された基地局104とを備えている。
【0014】
第1の移動体通信網101は、例えばPDC(Personal Digital Cellular)方式といった第1の通信方式を用いて、移動体通信サービスを提供するためのネットワークである。第1の移動体通信網101に接続された基地局103が形成するセルは、第1の移動体通信網101により提供される通信サービス圏をカバーしている。
【0015】
第2の移動体通信網102は、例えばW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式といった第2の通信方式を用いて、移動体通信サービスを提供するためのネットワークである。第2の移動体通信網102に接続された基地局104が形成するセルは、第2の移動体通信網102により提供される通信サービス圏をカバーしている。
【0016】
第1及び第2の移動体通信網101、102は、公衆回線網105に接続されており、移動体通信端末100と、電話106やコンピュータ107との間での通信を可能としている。
【0017】
移動体通信端末100は、図2に示すように、通信処理部11と、処理制御部12と、記憶部13と、入出力処理部14とを備えて構成される。
【0018】
通信処理部11は、例えばアンテナやRF(Radio Frequency)信号処理回路、ベースバンド信号処理回路等から構成され、基地局103、104との間で無線信号を送受信することにより通信するためのものである。例えば、通信処理部11は、第1の通信方式を用いて通信するために設けられた第1の送受信部11aと、第2の通信方式を用いて通信するために設けられた第2の送受信部11bとを備えている。
【0019】
処理制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)といったマイクロプロセッサ等から構成され、この移動体通信端末100全体の動作を制御するためのものである。即ち、処理制御部12は、記憶部13に記憶されている動作プログラムを実行し、入出力処理部14からの入力情報に従って通信処理部11の動作を制御したり、記憶部13に各種のデータを記憶させるなどして、移動体通信サービス等を提供可能とする。また、処理制御部12は、エリア監視部12aを備えている。
【0020】
エリア監視部12aは、移動体通信端末100の所在位置が後述する第1から第4のエリア21〜24のいずれに属するかを監視し、後述する第1から第4の状態31〜34といった移動体通信端末100の動作状態を管理するためのものである。
【0021】
記憶部13は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等から構成され、処理制御部12での実行に供される動作プログラムやデータを記憶するためのものである。例えば、記憶部13は、データn、m、t、t、X、Yを記憶する。
【0022】
データnは、電源投入直後や通信サービス圏外にある移動体通信端末100が第1圏内復帰処理を実行する回数と第2圏内復帰処理を実行する回数との割合を規定するデータである。ここで、第1圏内復帰処理は、第1の通信方式が使用可能な通信サービス圏内に復帰して待ち受けるための処理であり、第2圏内復帰処理は、第2の通信方式が使用可能な通信サービス圏内に復帰して待ち受けるための処理である。
この実施の形態では、第1圏内復帰処理がn回実行される毎に、第2圏内復帰処理が1回実行される。
【0023】
データmは、移動体通信端末100が第1圏内復帰処理を実行した回数をカウントするためのデータである。
【0024】
データtは、第1及び第2の通信方式が共に通信サービス圏外で使用不能となっている際に、第1圏外復帰処理を間欠的に実行するため、ウェイトタイマとしての機能を実現するためのデータである。即ち、データtは、例えば所定の初期値が設定された後、一定時間毎に処理制御部12が実行する割込処理により1ずつ減算される。このデータtが0となった時点で第1圏内復帰処理を実行し、再度データtに初期値を設定してカウントダウンすることで、第1圏内復帰処理を定期的に実行することができる。
【0025】
データtは、移動体通信端末100の所在位置が第1の通信方式のみが使用可能なエリア(後述する第2のエリア22)に属している状態(後述する第2の状態32)の継続時間を計測するためのデータである。即ち、データtは、エリア監視部12aにより第1の通信方式が通信サービス圏内で、且つ、第2の通信方式が通信サービス圏外であると特定された場合に、例えば処理制御部12が一定時間毎に実行する割込処理により1ずつ加算される。
【0026】
データXは、データtに基づいて処理制御部12が実行する処理を切り替えるための閾値となるデータである。データYは、第2圏内復帰処理の実行頻度を低減させるべく、データnとして設定されるデータである。即ち、データYは、1より大きな整数を示す。
データX、Yは、例えば予め実行されたフィールドテストの結果などに基づいて決定され、記憶部13が備えるEEPROM等に記憶される。
【0027】
入出力処理部14は、例えば、キーパッドや液晶ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、発光ダイオード等から構成され、ユーザ・インタフェースを提供して各種の情報を入力し、或いは出力するためのものである。
【0028】
次に、この移動体通信端末100が適用される通信システムにおいて、移動体通信サービスが提供される通信サービス圏の構成について説明する。
図3は、基地局103、104が形成するセルによってカバーされる通信サービス圏の構成を例示する図である。以下では、第1の移動体通信網101が第2の移動体通信網102よりも広い範囲に敷設されているなどの理由から、第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏と、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏は、互いに異なった分布を有しているものとする。例えば、第2の移動体通信網102は、第1の移動体通信網101よりも後に敷設されたネットワークであり、その通信サービス圏が第1の移動体通信網101の通信サービス圏に比べて狭くなっている。
【0029】
移動体通信端末100の所在位置が属するエリアは、図3に示す第1から第4のエリア21〜24に分類することができる。第1のエリア21は、第1及び第2の通信方式が共に使用可能な通信サービス圏内となるエリアである。第2のエリア22は第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内となるエリアであり、第2の通信方式は通信サービス圏外のため使用することができない。第3のエリア23は第2の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内となるエリアであり、第1の通信方式は通信サービス圏外のため使用することができない。第4のエリア24は、第1及び第2の通信方式が共に通信サービス圏外のため使用することができないエリアである。
また、第2のエリア22は第3のエリア23よりも広く分布している。
【0030】
移動体通信端末100は、その所在位置が第1から第4のエリア21〜24のうちのいずれに属するかに応じて、図4に示すような第1から第4の状態31〜34の間を遷移する。図4に示す第1から第4の状態31〜34は、移動体通信端末100の所在位置が第1から第4のエリア21〜24に属している状態に、それぞれ対応している。また、第2のエリア22が第3のエリア23よりも広く分布していることから、移動体通信端末100が第3の状態33となる場合は非常に少ない。
【0031】
以下に、図4に基づいて、この発明の実施の形態に係る移動体通信端末100の動作を説明する。
移動体通信端末100は、第1から第3の状態31〜33にあるときに、待ち受けているセルに関する情報を、エリア監視部12aにより無線通信の相手先となる基地局103、104から取得して、記憶部13に記憶させる。記憶部13の記憶内容は、移動体通信端末100が第4の状態34へ遷移する際に、処理制御部12により参照され、通信サービス圏内に復帰するための動作の制御に利用される。
【0032】
処理制御部12は、エリア監視部12aの監視結果に基づいて、移動体通信端末100の所在位置が第2のエリア22に移動したことを検出すると、データtを0に設定して初期化する。この後、処理制御部12は一定時間毎に割込処理を実行し、データtを1ずつ加算するなどして、第2の状態32の継続時間を計測する。
【0033】
所在位置が第4のエリア24に移動して第4の状態34となった移動体通信端末100は、図5のフローチャートに示す処理を実行することにより、通信サービス圏内への復帰を試みる。
【0034】
図5のフローチャートに示す処理を開始すると、処理制御部12は、移動体通信端末100が第4のエリア24に移動する直前に滞在していたエリアが、第2のエリア22であるか否かを判別する(ステップS1)。即ち、処理制御部12は、記憶部13に記憶されているエリア監視部12aの監視結果などに基づいて、第2の状態32から第4の状態34へ遷移したか、第3の状態33から第4の状態34へ遷移したかを判別する。
【0035】
処理制御部12は、第3の状態33から第4の状態34へ遷移した、即ち、移動体通信端末100が第3のエリア23から第4のエリア24へ移動した、と判別すると(ステップS1にてNO)、データnを1に設定した後(ステップS2)、ステップS5の処理に進む。
一方、処理制御部12は、第2の状態32から第4の状態34へ遷移した、即ち、移動体通信端末100が第2のエリア22から第4のエリア24へ移動した、と判別すると(ステップS1にてYES)、データtとデータXとを比較し、データtがデータXよりも大きいか否かを判別する(ステップS3)。
【0036】
データtがデータX以下である場合には(ステップS3にてNO)、ステップS2の処理に進み、データnを1に設定する。
一方、データtがデータXよりも大きい場合には(ステップS3にてYES)、データYに示される値をデータnとして設定する(ステップS4)。
【0037】
この後、ステップS5の処理に進み、処理制御部12は、データmを0に設定して初期化する(ステップS5)。また、処理制御部12は、データtに所定の初期値を設定してカウントダウンを開始することなどにより、ウェイトタイマを起動する(ステップS6)。
【0038】
ウェイトタイマを起動すると、処理制御部12はデータtが0となったか否かを判定することにより、所定の待機時間が経過したか否かを判別し(ステップS7)、待機時間が経過していない場合には(ステップS7にてNO)、ステップS7の処理に戻って待機する。これにより、第1圏内復帰処理及び第2圏内復帰処理が間欠的に実行されることとなる。
【0039】
一方、データtが0になるなどして待機時間が経過した場合には、処理制御部12が第1の送受信部11aを制御するなどして第1圏内復帰処理を実行する(ステップS8)。このとき実行される第1圏内復帰処理は、例えばPDC方式で実行される止まり木スキャンといった処理である。処理制御部12は、この第1圏内復帰処理により待受け可能なセルが発見され、第1の通信方式で通信可能な通信新サービス圏内に復帰できたか否かを判別する(ステップS9)。
【0040】
第1圏内復帰処理を実行した結果、通信サービス圏内に復帰できたと判別すると(ステップS9にてYES)、移動体通信端末100は第4の状態34から第2の状態32へ遷移して、図5のフローチャートに示す処理を終了する。
一方、第1圏内復帰処理で待受け可能なセルが発見できず、通信サービス圏内に復帰できなかったと判別すると(ステップS9にてNO)、データmを1だけ加算し(ステップS10)、データmがデータnと等しくなったか否かを判別する(ステップS11)。
【0041】
データmがデータnとは異なる場合には(ステップS11にてNO)、上記ステップS6の処理に戻ってウェイトタイマをリセット(再起動)した後、上記ステップS7以降の処理を繰り返す。
一方、データmがデータnと等しい場合には(ステップS11にてYES)、処理制御部12が第2の送受信部11bを制御するなどして第2圏内復帰処理を実行する(ステップS12)。このとき実行される第2圏内復帰処理は、例えばW−CDMA方式で実行されるセルサーチといった処理である。処理制御部12は、この第2圏内復帰処理により待受け可能なセルが発見され、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰できたか否かを判別する(ステップS13)。
【0042】
第2圏内復帰処理を実行した結果、通信サービス圏内に復帰できたと判別すると(ステップS13にてYES)、移動体通信端末100は第4の状態34から第3の状態33へ遷移して、図5のフローチャートに示す処理を終了する。
一方、第2圏内復帰処理で待受け可能なセルが発見できず、通信サービス圏内に復帰できなかったと判別すると(ステップS13にてNO)、上記ステップS5の処理に戻りデータmを0に設定して初期化し、上記ステップS6にてウェイトタイマをリセット(再起動)した後、上記ステップS7以降の処理を繰り返す。
【0043】
上記ステップS8にて第1圏内復帰処理を実行することにより第4の状態34から第2の状態32へ遷移した移動体通信端末100は、第2圏内復帰処理を間欠的に実行し、第2の状態32から第1の状態31への遷移を試みる。また、上記ステップS12にて第2圏内復帰処理を実行することにより第4の状態34から第3の状態33へ遷移した移動体通信端末100は、第1圏内復帰処理を間欠的に実行し、第3の状態33から第1の状態31への遷移を試みる。
【0044】
このようにして、移動体通信端末100は、第2の状態32がデータXに示される閾値に対応した所定時間よりも長く継続した後、第4の状態34へ遷移すると、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内への復帰を試みる。
例えば、データY=2であり、上記ステップS4にてデータYがデータnとして設定されたとする。この場合、図6に示すように、第1圏内復帰処理が2回実行される毎に、第2圏内復帰処理が1回実行されることとなる。
【0045】
第2の状態32の継続時間がデータXに示される閾値に対応した基準時間以下である場合には、移動体通信端末100が第1及び第2の移動体通信網101、102に対応した通信サービス圏の双方からほぼ同時に圏外へ移動したと考えられる。そのため、上記ステップS3にてデータtがデータXよりも大きいか否かを判別し、データX以下である場合には上記ステップS2にてデータnを1に設定することで、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するまでの遅延を最小限に抑制することができる。
【0046】
また、データYを大きな値に設定することで、第2圏内復帰処理が実行される頻度を減少させ、第4の状態34にある移動体通信端末100における消費電力を低減させることができる。他方、データYを小さな値に設定すると、第2圏内復帰処理が実行される頻度を増加させることができ、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内へ迅速に復帰することができる。
【0047】
以上説明したように、この発明によれば、第4の状態34に遷移する直前における第2の状態32の継続時間が基準時間よりも長い場合には、データnに基づき、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための処理を実行する頻度を低減させて、間欠的に圏内復帰を試みる。
これにより、第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するまでの遅延を最小限に抑制しつつ、通信サービス圏外に所在するときの消費電力を低減させることができる。
【0048】
上記実施の形態では、第1の通信方式がPDC方式であり、第2の通信方式がW−CDMA方式であるものとして説明したが、これに限定されず、通信サービス圏が広い通信方式と、通信サービス圏が狭い通信方式を含む複数の通信方式で通信可能な移動体通信端末に対して適用することができる。この場合、通信サービス圏が比較的広い通信方式を第1の通信方式とし、通信サービス圏が比較的狭い通信方式を第2の通信方式として、上記実施の形態で説明した処理を実行すればよい。例えば、PHS(Personal Handy-phone System)方式やGSM(Global System for Mobile communications)方式などを第1の通信方式とし、HDR(High Data Rate)方式などを第2の通信方式としてもよい。
【0049】
【発明の効果】
この発明によれば、移動体通信端末が通信サービス圏外に所在するときに消費する電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る移動体通信端末が適用される通信システムの構成を示す図である。
【図2】移動体通信端末の構成を示す図である。
【図3】移動体通信端末の所在位置が属するエリアの分類について説明するための図である。
【図4】移動体通信端末の動作状態を説明するための図である。
【図5】通信サービス圏内に復帰するために移動体通信端末が実行する処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】データY=2とした場合の動作の具体例を説明するための図である。
【符号の説明】
11 通信処理部
11a、11b 送受信部
12 処理制御部
12a エリア監視部
13 記憶部
14 入出力処理部
100 移動体通信端末
101、102 移動体通信網
103、104 基地局
105 公衆回線網
106 電話
107 コンピュータ

Claims (6)

  1. 第1の通信方式を使用した無線通信を可能とする第1の通信手段と、
    第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする第2の通信手段と、
    前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信手段により前記第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信手段により前記第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行する処理手段と、
    前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内での滞在時間を計測する計時手段と、
    前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内から、前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外への移動を検出する検出手段とを備え、
    前記処理手段は、前記検出手段により通信サービス圏外への移動が検出されると、前記計時手段により計測された滞在時間が予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、長いと判別した場合に、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行する、
    ことを特徴とする移動体通信端末。
  2. 第1の通信方式を使用した無線通信を可能とする第1の通信手段と、
    第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする第2の通信手段と、
    前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信手段により前記第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信手段により前記第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行する処理手段と
    前記第2の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内から、前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外への移動を検出する検出手段とを備え、
    前記処理手段は、前記検出手段により通信サービス圏外への移動が検出されると、第2圏内復帰処理を、第1圏内復帰処理と同一の頻度で実行する一方で、前記検出手段により通信サービス圏外への移動が検出されないと、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行する、
    ことを特徴とする移動体通信端末。
  3. 前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内での滞在時間を計測する計時手段を備え、
    前記処理手段は、通信サービス圏外へ移動する際に、前記計時手段により計測された滞在時間が予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、基準時間以下であると判別した場合に、第2圏内復帰処理を、第1圏内復帰処理と同一の頻度で実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の移動体通信端末。
  4. 第1の通信方式を使用した無線通信を可能とする第1の通信手段と、
    第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする第2の通信手段と、
    前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信手段により前記第1の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信手段により前記第2の通信方式で通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行する処理手段と、
    前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内での滞在時間を計測する計時手段とを備え、
    前記処理手段は、通信サービス圏外へ移動する際に、前記計時手段により計測された滞在時間が予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、基準時間以下であると判別した 場合に、第2圏内復帰処理を、第1圏内復帰処理と同一の頻度で実行する一方で、基準時間を超えていると判別した場合に、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行する、
    ことを特徴とする移動体通信端末。
  5. 比較的広い通信サービス圏を有する通信方式を前記第1の通信方式とし、比較的狭い通信サービス圏を有する通信方式を前記第2の通信方式とした、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の移動体通信端末。
  6. 少なくとも第1及び第2の通信方式を使用した無線通信を可能とする移動体通信端末の動作方法であって、
    前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外に所在する場合に、前記第1の通信方式を使用して通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第1圏内復帰処理と、前記第2の通信方式を使用して通信可能な通信サービス圏内に復帰するための第2圏内復帰処理とを実行し、
    前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内から、前記第1及び第2の通信方式が共に使用不能な通信サービス圏外へ移動したことを検出した場合に、当該通信サービス圏外へ移動する直前に前記第1の通信方式のみが使用可能な通信サービス圏内に滞在した時間が、予め定めた基準時間よりも長いか否かを判別し、
    滞在時間が基準時間よりも長いと判別した場合に、第2圏内復帰処理を実行する頻度を、第1圏内復帰処理を実行する頻度よりも低減させて、通信サービス圏内に復帰するための処理を間欠的に実行する、
    ことを特徴とする移動体通信端末の動作方法。
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