JP2008020703A - 像ブレ補正装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】撮像装置が固定手段に設定された場合であっても、正しく像ブレ補正処理を行うことができる像ブレ補正装置を提供する。
【解決手段】像ブレ補正装置は、撮像手段を有する撮像装置に用いられる像ブレ補正装置である。角速度センサを備える。角速度センサを制御し、角速度センサから出力された信号に基づいて像ブレ補正処理を行う制御部を備える。制御部は、撮像装置が固定手段に設置されていると判断した場合に、固定手段に設置されていないと判断した場合における像ブレ補正処理の感度に比べて低い感度で像ブレ補正処理を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像装置における像ブレ補正装置に関し、三脚などの固定手段に設置された場合でも、正しく像ブレ補正処理を行う像ブレ補正装置に関する。
従来、カメラなどの撮像装置において撮像中に生じた手ブレ量に応じて、像ブレ補正レンズまたは撮像素子を光軸と垂直な平面上を移動させることにより結像面上での像ブレを抑制する像ブレ補正処理を行う装置が提案されている。
特許文献1は、撮像装置が三脚に取り付けられたか否かを判断し、取り付けられたと判断された場合には、像ブレ補正処理を行わない像ブレ補正装置を開示する。
特開2006−84540号公報
しかし、撮像装置が三脚などの固定手段に設置された場合には、手持ち撮影状態とは異なる振動的な衝撃を受けて像ブレ補正処理に悪影響を及ぼすおそれがある。特許文献1の装置では、像ブレ補正処理を行わないため、上述の悪影響を排除することが出来るが、像ブレ補正処理が行われないため、像ブレが生じるおそれがある。
したがって本発明の目的は、撮像装置が固定手段に設定された場合であっても、正しく像ブレ補正処理を行うことができる像ブレ補正装置を提供することである。
本発明に係る像ブレ補正装置は、撮像手段を有する撮像装置に用いられる像ブレ補正装置であって、角速度センサと、角速度センサを制御し、角速度センサから出力された信号に基づいて像ブレ補正処理を行う制御部とを備え、制御部は、撮像装置が固定手段に設置されていると判断した場合に、固定手段に設置されていないと判断した場合における像ブレ補正処理の感度に比べて低い感度で像ブレ補正処理を行う。
好ましくは、角速度センサから出力された信号に乗算して像ブレ量を算出する位置変換係数を小さくすることにより、像ブレ補正処理の感度は低く設定される。
また、好ましくは、撮像装置が前記固定手段に設置されたか否かの判断は、角速度センサから出力された信号が、一定のレベルを超えたか否かを判断することにより行われる。
さらに好ましくは、撮像装置がAF駆動を行っている間は、撮像装置が固定手段に設置されたか否かを判断しない。
さらに好ましくは、AF駆動を行っている間は、焦点調節時に焦点位置に向けて撮像装置に取り付けられた撮影レンズを移動させるAF駆動動作、AF駆動動作における変位方向と逆方向に駆動させて焦点位置近くで撮影レンズを急激に減速させるAF逆転ブレーキ動作、及び焦点位置に撮影レンズを停止させるAFブレーキ動作のいずれかが行われている間である。
以上のように本発明によれば、撮像装置が固定手段に設定された場合であっても、正しく像ブレ補正処理を行うことができる像ブレ補正装置を提供することができる。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。撮像装置1は、デジタルカメラであるとして説明する。なお、方向を説明するために、撮像装置1において光軸LXと直交する水平方向を第1方向x、光軸LXと直交する鉛直方向を第2方向y、光軸LXと平行な水平方向を第3方向zとして説明する。
撮像装置1の撮像に関する部分は、主電源のオンオフ切り替えを行うPonボタン11、レリーズボタン13、像ブレ補正ボタン14、光学ファインダ15、ファインダ表示部15a、LCDモニタ17、ミラー絞りシャッタ部18、DSP19、CPU21、AE部23、AF部24、像ブレ補正部30の撮像部39a、及び撮影レンズ67から構成される(図1〜3参照)。Ponボタン11の押下に対応してPonスイッチ11aのオンオフ状態が切り替えられ、これにより撮像装置1の主電源のオンオフ状態が切り替えられる。被写体像は、撮像部39aによって撮影レンズ67を介した光学像として撮像され、LCDモニタ17によって撮像された画像が表示される。また被写体像は光学ファインダ15によって光学的に観察することも可能である。
レリーズボタン13は、半押しすることにより測光スイッチ12aがオン状態にされ測光や測距及び合焦動作が行われ、全押しすることによりレリーズスイッチ13aがオン状態にされ撮像部39a(撮像手段)による撮像(撮像動作)が行われ、撮影像がメモリされる。本実施形態では、レリーズスイッチ13aがオン状態にされた後でレリーズシーケンス動作が完了するまでの間、像ブレ補正処理が行われる。
ファインダ表示部15aは、CPU21のポートP8と接続され、光学ファインダ15内に表示される。ファインダ表示部15aは、被写体像表示領域、像ブレ補正動作表示領域、カメラ動作状態表示領域を有する(不図示)。被写体表示領域は、被写体像が投影される領域で、像ブレ補正動作表示領域は、“手”を表すマーク等が表示されて、像ブレ補正動作が行われているか否かを表示する領域で、カメラ動作状態表示領域は、撮像装置1の動作状態(シャッタースピード、絞りなど)を表示する領域である。像ブレ補正動作表示領域に表示される“手”のマーク(像ブレ補正動作表示マーク)は、像ブレ補正パラメータISが1に設定されて像ブレ補正動作が行われる場合に表示され、像ブレ補正パラメータISが0に設定されて像ブレ補正動作が行われない場合には非表示にされる。
なお、像ブレ補正動作表示マークは、光学ファインダ15内のファインダ表示部15aでなく、LCDモニタ17に表示してもよいし、音声などで案内してもよい。
ミラー絞りシャッタ部18は、CPU21のポートP7と接続され、レリーズスイッチ13aのオン状態に連動して、ミラー18aのUP/DOWN、絞りの開閉(閉開)、及びシャッタ18bの開閉動作を行う。ミラー18aのミラーアップ動作が行われる間、ミラーアップスイッチ(不図示)がオン状態にされるシャッタ18bの先幕移動が行われている間、先幕移動信号(不図示)がオン状態にされる。
DSP19は、CPU21のポートP9、及び撮像部39aと接続され、CPU21の指示に基づいて、撮像部39aにおける撮像により得られた画像信号について、画像処理などの演算処理を行う。
CPU21は、撮像に関する各部の制御、後述する像ブレ補正に関する各部の制御を行う制御手段である。また、CPU21は、後述する補正モードか否かを判断する像ブレ補正パラメータISの値、三脚検知パラメータTD、角速度基準レベルLVL、及びレリーズ状態管理パラメータRPの値をメモリする。
レリーズ状態管理パラメータRPは、レリーズシーケンス動作に連動して値が切り替えられ、レリーズシーケンス動作中に値が1に設定され(図4のステップS23〜S31参照)、レリーズシーケンス動作終了の時に値が0に設定される(図4のステップS13、S31参照)。
三脚検知パラメータTDは、撮像装置1が三脚に設置された場合に1に設定され(図4のステップS14参照)、設置されていない場合に0に設定される(図7のステップS75、S77参照)。撮像装置1が三脚に設置されたか否かは、第1、第2デジタル角速度VVx、VVyの値が角速度基準レベルLVLを超えたか否かによって判断される。具体的には、第1、第2デジタル角速度VVx、VVyのいずれかの値が角速度基準レベルLVLを超えた場合に、撮像装置1が三脚に設置されていないとして、三脚検知パラメータTDの値が0に設定される。その他の場合、すなわち第1、第2デジタル角速度VVx、VVyの値がいずれも角速度基準レベルLVLを超えていない場合に、撮像装置1が三脚に設置されているとして、三脚検知パラメータTDの値が1に設定される。
撮像装置1が三脚に設置されたか否かを判断する、三脚検知チェックは、一定時間間隔(1ms)ごとの割り込み処理において一定条件下で、割り込み処理が行われるたびに行われる。一定条件とは、レンズが移動することによる振動が第1、第2角速度センサ26a、26bに伝わり正しく三脚検知(角速度検出)が行われない間を除く期間である。具体的には、AF駆動が行われている期間、具体的にはAF駆動動作、AF逆転ブレーキ動作、AFブレーキ動作の間は三脚検知チェックが行われない(図7のステップS71〜S73参照)。
CPU21は、レリーズスイッチ13aがオン状態にされてから、後述する一連のレリーズシーケンス動作を実行する。
また、CPU21は、第1、第2デジタル角速度信号Vx、Vy、第1、第2デジタル角速度VVx、VVy、第1、第2デジタル角度Bx、By、位置Sの第1方向x成分Sx、第2方向y成分Sy、第1駆動力Dx、第2駆動力Dy、A/D変換後の位置Pの第1方向x成分pdx、第2方向y成分pdy、第1、第2減算値ex、ey、第1、第2比例係数Kx、Ky、像ブレ補正処理のサンプリング周期θ、第1、第2積分係数Tix、Tiy、及び第1、第2微分係数Tdx、Tdyをメモリする。
AE部23は、被写体の測光動作を実行して露光値を演算し、この露光値に基づき撮影に必要となる絞り値及び露光時間を演算する。AF部24は、測距を行い、この測距結果に基づき撮影レンズ67を光軸方向に変位させ焦点調節を行う。
焦点調節時、撮影レンズ67の光軸方向への変位のために、焦点位置に向けて撮影レンズ67を移動させるAF駆動動作、AF駆動動作の変位方向と逆方向に駆動させて焦点位置近くで撮影レンズ67を急激に減速させるAF逆転ブレーキ動作、及び焦点位置に撮影レンズ67を停止させるAFブレーキ動作の3つの動作が行われる。
撮像装置1の像ブレ補正装置すなわち像ブレ補正に関する部分は、像ブレ補正ボタン14、ファインダ表示部15a、LCDモニタ17、CPU21、角速度検出部25、駆動用ドライバ回路29、像ブレ補正部30、磁界変化検出素子の信号処理回路としてのホール素子信号処理回路45、及び撮影レンズ67から構成される。
像ブレ補正ボタン14は、押下することにより像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされ、測光など他の動作と独立して、一定時間ごとに、角速度検出部25、及び像ブレ補正部30が駆動されて像ブレ補正処理が行われる。像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされた補正モードの場合に像ブレ補正パラメータISが1に設定され、像ブレ補正スイッチ14aがオフ状態にされた補正モードでない場合に像ブレ補正パラメータISが0に設定する。本実施形態ではこの一定時間を1msであるとして説明する。
これらのスイッチの入力信号に対応する各種の出力はCPU21によって制御される。測光スイッチ12a、レリーズスイッチ13a、像ブレ補正スイッチ14aのオン/オフ情報は、それぞれ1ビットのデジタル信号としてCPU21のP12、P13、P14に入力される。AE部23、AF部24、LCDモニタ17は、それぞれポートP4、P5、P6で信号の入出力が行われる。
次に、角速度検出部25、駆動用ドライバ回路29、像ブレ補正部30、ホール素子信号処理回路45についての詳細、及びCPU21との入出力関係について説明する。
角速度検出部25は、第1、第2角速度センサ26a、26b、第1、第2ハイパスフィルタ回路27a、27b、及び第1、第2アンプ28a、28bを有する。第1、第2角速度センサ26a、26bは、撮像装置1の第1方向x(第2方向yに平行な軸周りのヨーイング)及び第2方向y(第1方向xに平行な軸周りのピッチング)の角速度を検出する。第1角速度センサ26aは、第1方向xの角速度(ヨーイング角速度)を、第2角速度センサ26bは第2方向yの角速度(ピッチング角速度)を検出するジャイロセンサである。第1、第2ハイパスフィルタ回路27a、27bは、第1、第2角速度センサ26a、26bからの出力のヌル電圧やパンニングである低周波成分をカットする(アナログハイパスフィルタ処理)。第1、第2アンプ28a、28bは、低周波成分がカットされた角速度に関する信号を増幅し、第1、第2角速度vx、vyとしてアナログ信号をCPU21のA/D0、A/D1に入力する。
低周波成分のカットは、第1、第2ハイパスフィルタ回路27a、27bにおけるアナログハイパスフィルタ処理、及びCPU21におけるデジタルハイパスフィルタ処理が行われる。後段のデジタルハイパスフィルタ処理においては、アナログハイパスフィルタ処理におけるカットオフ周波数以上のカットオフ周波数が設定される。後段のデジタルハイパスフィルタ処理では、時定数(第1、第2ハイパスフィルタ時定数hx、hy)の値の変更が、容易に行えるメリットを有する。
CPU21、及び角速度検出部25の各部への電力供給は、Ponスイッチ11aがオン状態にされた(主電源がオン状態にされた)後に開始される。角速度検出部25におけるブレ量検出演算は、Ponスイッチ11aがオン状態にされた(主電源がオン状態にされた)後に開始される。
CPU21は、A/D0、A/D1に入力された第1、第2角速度vx、vyをA/D変換し(第1、第2デジタル角速度信号Vx、Vy)、ヌル電圧やパンニングである低周波成分をカットし(デジタルデジタルハイパスフィルタ処理、第1、第2デジタル角速度VVx、VVy)、及び積分演算を行い、像ブレ量(像ブレ角度)を求める(第1、第2デジタル角度Bx、By)。従って、角速度検出部25とCPU21は、像ブレ量演算機能を有する。
nは、0以上の整数であり、タイマ割り込み処理(t=1、図4のステップS12参照)から、最新のタイマ割り込み処理を行った時点(t=n)までの時間(ms)を示す。
第1方向xに関するデジタルハイパスフィルタ処理は、第1デジタル角速度信号Vxを、一定時間(1ms)前までのタイマ割り込み処理で求められた第1デジタル角速度VVx〜VVxn―1の和ΣVVxn−1を第1ハイパスフィルタ時定数hxで割ったもので減算して、第1デジタル角速度VVxを求めることにより行われる(VVx=Vx―(ΣVVxn−1)/hx、図6の(1)参照)。第2方向yに関するデジタルハイパスフィルタ処理は、第2デジタル角速度信号Vyを、一定時間(1ms)前までのタイマ割り込み処理で求められた第2デジタル角速度VVy〜VVyn―1の和ΣVVyn−1を第2ハイパスフィルタ時定数hyで割ったもので減算して、第2デジタル角速度VVyを求めることにより行われる(VVy=Vy―(ΣVVyn−1)/hy)。
本実施形態では、タイマ割り込み処理における角速度検出処理は、角速度検出部25における処理、及び角速度検出部25からCPU21への第1、第2角速度vx、vyの入力処理を言うものとする。
第1方向xに関する積分演算処理は、タイマ割り込み処理開始(t=1、図4のステップS12参照)から、最新の時点(t=n)の第1デジタル角速度VVx〜VVxの和を求めることにより行われる(Bx=ΣVVx、図6の(3)参照)。第2方向yに関する積分演算処理は、タイマ割り込み処理の開始後から最新の第2デジタル角速度VVy〜VVyの和を求めることにより行われる(By=ΣVVy)。
CPU21は、演算により求められた像ブレ量(像ブレ角度:第1、第2デジタル角度Bx、By)に応じた撮像部39aの移動すべき位置Sを、焦点距離などを考慮した位置変換係数zzに基づいて、第1方向x、第2方向yごとに演算し設定する。位置Sの第1方向x成分をSx、第2方向y成分をSyとする。撮像部39aを含む可動部30aの移動は、後述する電磁力によって行われる。可動部30aをこの位置Sまで移動させるために駆動用ドライバ回路29を介して第1駆動用コイル31aを駆動する駆動力Dの第1方向x成分を第1駆動力Dx(D/A変換後は第1PWMデューティdx)、第2駆動用コイル32aを駆動する第2方向y成分を第2駆動力Dy(D/A変換後は第2PWMデューティdy)とする。
第1方向xに関する位置設定演算処理は、最新の第1デジタル角度Bxに第1位置変換係数zxを乗算することにより求められる(位置Sの第1方向x成分Sx=zx×Bx、図6の(3)参照)。第2方向yに関する位置設定演算処理は、最新の第2デジタル角度Byに第2位置変換係数zyを乗算することにより求められる(位置Sの第2方向y成分Sy=zy×By)。
第1、第2位置変換係数zx、zyは、変数である。三脚検知パラメータTDの値が0に設定されている場合、第1、第2位置変換係数zx、zyは、位置変換固定値Zinに設定され(図5のステップS58参照)、三脚検知パラメータTDの値が1に設定されている場合、第1、第2位置変換係数zx、zyは、位置変換固定値Zinに0.1を乗算した値に設定され(図5のステップS57参照)、三脚検知パラメータTDの値が0に設定されている場合に比べて、像ブレ補正処理における感度が低く設定される(像ブレ補正処理で検出される像ブレ量の範囲が狭く設定される)。
第1、第2、位置変換係数zx、zy、及び位置変換固定値ZinはCPU21にメモリされる。位置変換固定値Zinは、撮影レンズ67のROMに書き込まれたレンズ種類ごとに設定された値で、CPU21と撮影レンズ67とのレンズ通信動作(図4のステップS21参照)によって撮影レンズ67のROMから読み込むことによって得られる。
撮像装置1が三脚に設置(固定)された場合、固定により、撮像装置1を使用者の手により保持する手持ち撮影状態に生じる手ブレは生じにくいが、手持ち撮影状態では生じにくい振動的な衝撃が加わる。この振動的な衝撃は、像ブレ補正部30で補正できないため、手持ち撮影状態と同じように像ブレ補正処理を行うことが出来なかった。本実施形態では、撮像装置1が三脚に設置された場合には、手持ち撮影状態に比べて、像ブレ補正処理における感度を低く抑え、上記振動的な衝撃を検知しにくくすることによって、正しく像ブレ補正処理が行える。
また、本実施形態では、撮像装置1が三脚に設置された場合であっても、感度が低い状態で像ブレ補正処理は行われるため、像ブレ補正処理を行わない形態に比べて、像ブレの少ない画像を得ることが可能になる。
像ブレ補正部30は、露光時間内であって、像ブレ補正処理を行う場合(IS=1)に、CPU21が演算した移動すべき位置Sに撮像部39aを移動させることによって、ブレによって生じた被写体像の結像面における光軸LXのずれを無くし、被写体像と結像面位置を一定に保ち、像ブレを補正する像ブレ補正処理を行う装置であり、撮像部39aを含みxy平面上に移動可能領域をもつ可動部30aと、固定部30bとを備える。露光時間内であって、像ブレ補正処理を行わない場合(IS=0)は、可動部30aは、第2特定位置(本実施形態では移動範囲中心)に固定される。
像ブレ補正部30は、駆動オフ状態で可動部30aを固定する機構を有しない。
像ブレ補正部30の可動部30aの駆動(第2特定位置への固定を含む)は、CPU21のPWM0から第1PWMデューティdx、PWM1から第2PWMデューティdyの出力を受けた駆動用ドライバ回路29を介して、駆動手段に含まれる駆動用コイル部、駆動用磁石部による電磁力によって行われる(図6の(5)参照)。可動部30aの移動前または移動後の位置Pはホール素子部44a、ホール素子信号処理回路45によって検出される。検出された位置Pの情報は、第1検出位置信号pxが第1方向x成分として、第2検出位置信号pyが第2方向y成分としてそれぞれCPU21のA/D2、A/D3に入力される(図6の(2)参照)。第1、第2検出位置信号px、pyはA/D2、A/D3を介してA/D変換される。第1、第2検出位置信号px、pyに対してA/D変換後の位置Pの第1方向x成分、第2方向y成分をそれぞれpdx、pdyとする。検出された位置P(pdx、pdy)のデータと移動すべき位置S(Sx、Sy)のデータによりPID制御(第1、第2駆動力Dx、Dyの算出)が行われる。
第1駆動力Dxは、位置Sの第1方向x成分Sxを、A/D変換後の位置Pの第1方向x成分pdxで減算した第1減算値ex、第1比例係数Kx、サンプリング周期θ、第1積分係数Tix、第1微分係数Tdxに基づいて算出される(Dx=Kx×{ex+θ÷Tix×Σex+Tdx÷θ×(ex―exn−1)}、図6の(4)参照)。
第2駆動力Dyは、位置Sの第2方向y成分Syを、A/D変換後の位置Pの第2方向y成分pdyで減算した第2減算値ey、第2比例係数Ky、サンプリング周期θ、第2積分係数Tiy、第2微分係数Tdyに基づいて算出される(Dy=Ky×{ey+θ÷Tiy×Σey+Tdy÷θ×(ey―eyn−1)})。
サンプリング周期θの値は、一定時間:1msに設定される。
像ブレ補正処理すなわちPID制御による像ブレ補正に対応した移動すべき位置S(Sx、Sy)への可動部30aの駆動は、像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされた補正モード(IS=1)の時に行われる。像ブレ補正パラメータISが0の時には、可動部30aは、像ブレ補正処理に対応しない第2特定位置へのPID制御が行われ、移動中心位置に移動せしめられる。
可動部30aは、駆動用コイル部として2つの第1、第2駆動用コイル31a、32a、撮像素子を有する撮像部39a、及び磁界変化検出素子部としてのホール素子部44aを有する。本実施形態では、撮像素子がCCDであるとして説明するが、CMOSなど他の撮像素子であってもよい。
固定部30bは、駆動用磁石部として2つの第1、第2位置検出及び駆動用磁石411b、412b、第1、第2位置検出及び駆動用ヨーク431b、432bを有する。
固定部30bは、可動部30aを第1方向x、第2方向yに移動自在に支持する。
撮像素子の撮像範囲を最大限活用して像ブレ補正を行うために、撮影レンズ67の光軸LXが撮像素子の中心近傍を通る位置関係にある時に、第1方向x、第2方向yともに可動部30aが移動範囲の中心に位置する(移動中心位置にある)ように可動部30aと固定部30bの位置関係を設定する。撮像素子の中心とは、撮像素子の撮像面を形成する矩形が有する2つの対角線の交点をいう。
可動部30aには、シート状でかつ渦巻き状のコイルパターンが形成された第1、第2駆動用コイル31a、32a、及びホール素子部44aとが取り付けられている。第1駆動用コイル31aのコイルパターンは、第1駆動用コイル31aの電流の方向と第1位置検出及び駆動用磁石411bの磁界の向きから生じる電磁力により第1駆動用コイル31aを含む可動部30aを第1方向xに移動させるべく、第2方向yと平行な線分を有する。第2駆動用コイル32aのコイルパターンは、第2駆動用コイル32aの電流の方向と第2位置検出及び駆動用磁石412bの磁界の向きから生じる電磁力により第2駆動用コイル32aを含む可動部30aを第2方向yに移動させるべく、第1方向xと平行な線分を有する。ホール素子部44aについては後述する。
第1、第2駆動用コイル31a、32aは、フレキシブル基板(不図示)を介してこれらを駆動する駆動用ドライバ回路29と接続される。駆動用ドライバ回路29は、CPU21のPWM0、PWM1から第1、第2PWMデューティdx、dyのそれぞれが入力される。駆動用ドライバ回路29は、入力された第1、第2PWMデューティdx、dyの値に応じて第1、第2駆動用コイル31a、32aに電力を供給し、可動部30aを駆動する。
第1位置検出及び駆動用磁石411bは、第1駆動用コイル31a及び水平方向ホール素子hh10と対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。第2位置検出及び駆動用磁石412bは、第2駆動用コイル32a及び鉛直方向ホール素子hv10と対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。
第1位置検出及び駆動用磁石411bは、第3方向zにおいて固定部30b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第1位置検出及び駆動用ヨーク431bの上であって、第1方向xにN極とS極が並べて取り付けられる。
第2位置検出及び駆動用磁石412bは、第3方向zにおいて固定部30b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第2位置検出及び駆動用ヨーク432bの上であって、第2方向yにN極とS極が並べて取り付けられる。
第1位置検出及び駆動用ヨーク431bは、軟磁性体材料で構成され、固定部30b上に取り付けられる。第1位置検出及び駆動用ヨーク431bは、第1位置検出及び駆動用磁石411bの磁界が周囲に漏れないようにする役目、及び第1位置検出及び駆動用磁石411bと第1駆動用コイル31a、及び第1位置検出及び駆動用磁石411bと水平方向ホール素子hh10との間の磁束密度を高める役目を果たす。
第2位置検出及び駆動用ヨーク432bは、軟磁性体材料で構成され、固定部30b上に取り付けられる。第2位置検出及び駆動用ヨーク432bは、第2位置検出及び駆動用磁石412bの磁界が周囲に漏れないようにする役目、及び第2位置検出及び駆動用磁石412bと第2駆動用コイル32a、及び第2位置検出及び駆動用磁石412bと鉛直方向ホール素子hv10との間の磁束密度を高める役目を果たす。
ホール素子部44aは、ホール効果を利用した磁電変換素子であるホール素子を2つ有し、可動部30aの第1方向x、第2方向yの現在位置P(第1検出位置信号px、第2検出位置信号py)を検出する1軸ホール素子である。2つのホール素子のうち第1方向xの位置検出用のホール素子を水平方向ホール素子hh10、第2方向yの位置検出用のホール素子を鉛直方向ホール素子hv10とする。
水平方向ホール素子hh10は、第3方向zから見て可動部30a上であって、固定部30bの第1位置検出及び駆動用磁石411bと対向する位置に取り付けられる。鉛直方向ホール素子hv10は、第3方向zから見て可動部30a上であって、固定部30bの第2位置検出及び駆動用磁石412bと対向する位置に取り付けられる。
直線的な変化量を使って精度の高い位置検出が行える範囲を最大限活用して位置検出を行うため、水平方向ホール素子hh10の第1方向xの位置は、撮像素子の中心近傍が光軸LXを通る位置関係にある時に、第1位置検出及び駆動用磁石411bのN極、S極と等距離近傍にあるのが望ましい。同様に、鉛直方向ホール素子hv10の第2方向yの位置は、撮像素子の中心近傍が光軸LXを通る位置関係にある時に、第2位置検出及び駆動用磁石412bのN極、S極と等距離近傍にあるのが望ましい。
ホール素子信号処理回路45は、水平方向ホール素子hh10の出力信号から水平方向ホール素子hh10における出力端子間の水平方向電位差x10を検出し、これから第1方向xの位置を特定する第1検出位置信号pxをCPU21のA/D2に出力する第1ホール素子信号処理回路450と、鉛直方向ホール素子hv10の出力信号から、鉛直方向ホール素子hv10における出力端子間の鉛直方向電位差y10を検出し、これから第2方向yの位置を特定する第2検出位置信号pyをCPU21のA/D3に出力する第2ホール素子信号処理回路460とを有する。
次に、撮像装置1のメイン動作について図4のフローチャートで説明する。
撮像装置1の電源がオンにされると、ステップS11で、角速度検出部25に電力が供給され、電源オン状態にされる。ステップS12で、一定時間(1ms)間隔でタイマ割り込み処理が開始される。ステップS13で、レリーズ状態管理パラメータRPの値が0に設定される。タイマの割り込み処理の詳細については、図5のフローチャートを使って後述する。
ステップS14で、三脚検知パラメータTDの値が1に設定される。
ステップS15で、測光スイッチ12aがオン状態にされているか否かが判断される。オン状態にされていない場合は、ステップS14、S15が繰り返され、オン状態にされている場合は、ステップS16に進められる。
ステップS16で、像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされたか否かが判断される。像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされていない場合は、ステップS17で、像ブレ補正パラメータISの値が0に設定され、光学ファインダ15内のファインダ表示部15aにおける像ブレ補正動作表示マークが消灯状態にされる。像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされている場合は、ステップS18で、像ブレ補正パラメータISの値が1に設定され、光学ファインダ15内のファインダ表示部15aにおける像ブレ補正動作表示マークが点灯状態にされる。
本実施形態では、撮像装置1が三脚に設置されたと判断された場合であっても、感度の低い状態で像ブレ補正処理が行われるため、この場合も像ブレ補正動作表示マークは点灯状態にされる。
ステップS19で、AE部23のAEセンサ駆動により測光が行われ、絞り値や露光時間が演算される。ステップS20で、AF部24のAFセンサが駆動され測距が行われ、AF部24のレンズ制御回路駆動により合焦動作が行われる。
ステップS21で、位置変換固定値Zinなど、撮影レンズ67のROMに記録されたレンズ情報が、CPU21によって読み込まれる。
ステップS22で、レリーズスイッチ13aがオン状態にされたか否かが判断される。レリーズスイッチ13aがオン状態にされていない場合には、ステップS14に戻される(ステップS14〜21を繰り返す)。レリーズスイッチ13aがオン状態にされている場合は、ステップS23に進められ、レリーズシーケンス動作が開始される。
ステップS23で、レリーズ状態管理パラメータRPの値が1に設定される。ステップS24で、ミラー絞りシャッタ部18により、ミラーアップ動作、及び絞りの絞り込み動作が行われる。ミラーアップ動作終了後、ステップS25で、ミラー絞りシャッタ部18により、シャッタ開動作(先幕移動動作)が行われる。
ステップS26で、CCDの電荷蓄積すなわち露光が行われる。露光時間終了後、ステップS27で、ミラー絞りシャッタ部18により、シャッタ閉動作(後幕移動動作)、ミラーダウン動作、及び絞り開放動作が行われる。
ステップS28で、CCD入力、すなわち露光時間内の間CCDに蓄積された電荷が移動せしめられる。ステップS29で、CPU21とDSP19との間で通信が行われ、移動された電荷に基づいて画像処理が行われ、画像処理された画像が撮像装置1内の映像メモリに記憶される。ステップS30で、記憶された画像信号は、LCDモニタ17によって表示される。ステップS31で、レリーズ状態管理パラメータRPの値が0に設定され、レリーズシーケンス動作が完了する。その後、ステップS14に戻される(次の撮像動作が可能な状態にされる)。
次に、図4のステップS12で開始され、一定時間(1ms)間隔で行われるタイマ割り込み処理について図5のフローチャートを用いて説明する。タイマ割り込み処理が開始されると、ステップS51で、角速度検出部25から出力された第1、第2角速度vx、vyが、CPU21のA/D0、A/D1を介しA/D変換され入力される(第1、第2デジタル角速度信号Vx、Vy)。第1、第2デジタル角速度信号Vx、Vyは、ヌル電圧やパンニングである低周波成分がカットされる(第1、第2デジタル角速度VVx、VVy、デジタルハイパスフィルタ処理)。
ステップS52で、撮像蔵置1が三脚に設置されたか否かの判断(三脚検知チェック)が行われる。三脚検知チェックの詳細については、図7を使って後述する。
ステップS53で、レリーズ状態管理パラメータRPの値が1に設定されているか否かが判断される。1に設定されていない場合は、ステップS54で、可動部30aの駆動がオフ状態、すなわちコイルをつかった可動部30aへの駆動制御が行われない状態にされる。1に設定されている場合はステップS55に進められる。
ステップS55で、ホール素子部44aで位置検出され、ホール素子信号処理回路45で演算された第1、第2検出位置信号px、pyがCPU21のA/D2、A/D3を介しA/D変換され入力され、現在位置P(pdx、pdy)が求められる。
ステップS56で、三脚検知パラメータTDの値が、1に設定されているか否かが判断される。三脚検知パラメータTDの値が1に設定されている場合、ステップS57で、第1、第2位置変換係数zx、zyは、位置変換固定値Zinに0.1を乗算した値に設定される。三脚検知パラメータTDの値が1に設定されていない場合(三脚検知パラメータTDの値が0に設定されている場合)、ステップS58で、第1、第2位置変換係数zx、zyは、位置変換固定値Zinに設定される。
ステップS59で、像ブレ補正パラメータISの値が0か否かが判断される。IS=0すなわち補正モードでない場合は、ステップS60で、可動部30aの移動すべき位置S(Sx、Sy)が可動部30aの移動中心位置と同じに設定される。IS=1すなわち補正モードの場合は、ステップS61で、ステップS51で求めた第1、第2角速度vx、vyから可動部30aの移動すべき位置S(Sx、Sy)が演算され設定される。
ステップS62で、ステップS60、またはS61で設定した位置S(Sx、Sy)と現在位置P(pdx、pdy)より可動部30aの移動に必要な駆動力Dすなわち第1、第2駆動用コイル31a、32aを駆動するのに必要な第1駆動力Dx(第1PWMデューティdx)、第2駆動力Dy(第2PWMデューティdy)が演算される。ステップS63で第1、第2PWMデューティdx、dyにより駆動用ドライバ回路29を介し第1、第2駆動用コイル31a、32aが駆動され可動部30aが移動せしめられる。ステップS62、S63の動作は、一般的な比例、積分、微分演算を行うPID自動制御で用いられる自動制御演算である。
次に、図5のステップS52における三脚検知チェックの詳細について、図7のフローチャートを用いて説明する。三脚検知チェックが開始されると、ステップS71で、焦点位置に向けて撮影レンズ67を移動させるAF駆動動作中であるか否かが判断される。AF駆動動作中でない場合は、ステップS72に進められ、AF駆動動作中である場合は、三脚検知チェックが終了される。
ステップS72で、AF駆動動作の変位方向と逆方向に駆動させて焦点位置近くで撮影レンズ67を急激に減速させるAF逆転ブレーキ動作中であるか否かが判断される。AF逆転ブレーキ動作中でない場合は、ステップS73に進められ、AF逆転ブレーキ動作中である場合は、三脚検知チェックが終了される。
ステップS73で、焦点位置に撮影レンズ67を停止させるAFブレーキ動作中であるか否かが判断される。AFブレーキ動作中でない場合は、ステップS74に進められ、AFブレーキ動作中である場合は、三脚検知チェックが終了される。
ステップS74で、第1デジタル角速度VVxの値が角速度基準レベルLVLを超えているか否かが判断される。超えている場合はステップS75に進められ、超えていない場合はステップS76に進められる。ステップS75で、三脚検知パラメータTDの値が0に設定される。
ステップS76で、第2デジタル角速度VVyの値が角速度基準レベルLVLを超えているか否かが判断される。超えている場合はステップS77に進められ、超えていない場合は三脚検知チェックが終了される。ステップS77で、三脚検知パラメータTDの値が0に設定され、三脚検知チェックが終了される。
本実施形態では、三脚検知チェックによって撮像装置1が三脚に設定されている場合には、三脚に設置されていない場合に比べて、像ブレ補正処理における感度が低く設定される。撮像装置1が三脚に設置(固定)された場合、固定により、撮像装置1を使用者の手により保持する手持ち撮影状態に生じる手ブレは生じにくいが、手持ち撮影状態では生じにくい振動的な衝撃が加わる。この振動的な衝撃は、像ブレ補正部30で補正できないため、手持ち撮影状態と同じように正しく像ブレ補正処理を行うことが出来なくなる問題があった。本実施形態では、撮像装置1が三脚に設置された場合には、手持ち撮影状態に比べて、像ブレ補正処理における感度を低く抑え、上記振動的な衝撃を検知しにくくすることによって、正しく像ブレ補正処理が行える。
また、撮像装置1を設置する固定手段は、三脚に限られない。
また、撮像素子を含む撮像部39aが可動部30aに配置されて移動する形態を説明したが、撮像部39aは固定で、像ブレ補正レンズを可動部30aに配置して移動させる形態でも同様の効果が得られる。
また、磁界変化検出素子としてホール素子を利用したホール素子部44aによる位置検出を説明したが、磁界変化検出素子として別の検出素子を利用してもよい。具体的には、磁界の変化を検出することにより可動部の位置検出情報を求めることが可能なMIセンサ(高周波キャリア型磁界センサ)、または磁気共鳴型磁界検出素子、MR素子(磁気抵抗効果素子)であり、ホール素子を利用した本実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態における撮像装置の外観を示す背面からみた斜視図である。 撮像装置の正面図である。 撮像装置の回路構成図である。 撮像装置のメイン動作処理を示すフローチャートである。 割り込み処理を示すフローチャートである。 像ブレ補正処理における各手順の演算式を示す図である。 割り込み処理における三脚検知チェックの詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
11 Ponボタン
12a 測光スイッチ
13 レリーズボタン
13a レリーズスイッチ
14 像ブレ補正ボタン
14a 像ブレ補正スイッチ
17 LCDモニタ
18 ミラー絞りシャッタ部
18a ミラー
18b シャッタ
19 DSP
21 CPU
23 AE部
24 AF部
25 角速度検出部
26a、26b 第1、第2角速度センサ
27a、27b 第1、第2ハイパスフィルタ回路
28a、28b 第1、第2アンプ回路
29 駆動用ドライバ回路
30 像ブレ補正部
30a 可動部
30b 固定部
31a、32a 第1、第2駆動用コイル
39a 撮像部
411b、412b 第1、第2位置検出及び駆動用磁石
431b、432b 第1、第2位置検出及び駆動用ヨーク
44a ホール素子部
45 ホール素子信号処理回路
67 撮影レンズ
Bx、By 第1、第2デジタル角度位置
dx、dy 第1、第2PWMデューティ
Dx、Dy 第1、第2駆動力
ex、ey 第1、第2減算値
hh10 水平方向ホール素子
hv10 鉛直方向ホール素子
hx、hy 第1、第2ハイパスフィルタ時定数
Kx、Ky 第1、第2比例係数
LVL 角速度基準レベル
LX 撮影レンズの光軸
pdx A/D変換後の位置Pの第1方向x成分
pdy A/D変換後の位置Pの第2方向y成分
px、py 第1、第2検出位置信号
RP レリーズ状態管理パラメータ
Sxの第1方向x成分
Syの第2方向y成分
TD 三脚検知パラメータ
Tdx、Tdy 第1、第2微分係数
Tix、Tiy 第1、第2積分係数
vx、vy 第1、第2角速度
Vx、Vy 第1、第2デジタル角速度信号
VVx、VVy 第1、第2デジタル角速度
Zin 位置変換固定値
zx、zy 第1、第2位置変換係数
θ サンプリング周期

Claims (5)

  1. 撮像手段を有する撮像装置に用いられる像ブレ補正装置であって、
    角速度センサと、
    前記角速度センサを制御し、前記角速度センサから出力された信号に基づいて像ブレ補正処理を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記撮像装置が固定手段に設置されていると判断した場合に、前記固定手段に設置されていないと判断した場合における前記像ブレ補正処理の感度に比べて低い感度で前記像ブレ補正処理を行うことを特徴とする像ブレ補正装置。
  2. 前記角速度センサから出力された信号に乗算して像ブレ量を算出する位置変換係数を小さくすることにより、前記像ブレ補正処理の感度は低く設定されることを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  3. 前記撮像装置が前記固定手段に設置されたか否かの判断は、前記角速度センサから出力された信号が、一定のレベルを超えたか否かを判断することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  4. 前記撮像装置がAF駆動を行っている間は、前記撮像装置が前記固定手段に設置されたか否かを判断しないことを特徴とする請求項3に記載の像ブレ補正装置。
  5. 前記AF駆動を行っている間は、前記焦点調節時に焦点位置に向けて前記撮像装置に取り付けられた撮影レンズを移動させるAF駆動動作、前記AF駆動動作における変位方向と逆方向に駆動させて前記焦点位置近くで前記撮影レンズを急激に減速させるAF逆転ブレーキ動作、及び前記焦点位置に前記撮影レンズを停止させるAFブレーキ動作のいずれかが行われている間であることを特徴とする請求項4に記載の像ブレ補正装置。
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