JP3412958B2 - 振れ補正装置 - Google Patents
振れ補正装置Info
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Description
に組み込まれる振れ補正装置の改良に関するものであ
る。
す。
に取付けられた振動ジャイロ等の角速度センサから成る
水平方向角速度を検出するヨウ角速度検出手段1a及び
垂直方向の角速度を検出するピッチ角速度検出手段1
b、これら角速度検出手段1a,1bから出力される角
速度信号の直流成分を遮断するDCカットフィルタ(あ
るいはHPF)2a及び2b、角速度信号を所定の感度
に増幅するアンプ3a及び3b、これらアンプ3a,3
bより出力された角速度信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器4、任意の帯域で可変し得る機能を有する
HPF5、このHPF5によって抽出された所定の周波
数成分の信号を積分してその周波数成分における角変位
信号を求める積分回路6、この積分回路6より出力され
た積分信号出力すなわち角変位信号の位相及び利得を補
正する位相及び利得補正回路7、角速度信号及び角変位
信号の出力からパンニング・チルティング等の判定の動
作状態を判定し前記HPF5及び位相及び利得補正回路
7の特性を動作状態に応じて制御する動作状態判定手段
11、位相及び利得補正回路7の出力をアナログ信号あ
るいはPWM等のパルス出力に変換して出力するD/A
変換器8、該D/A変換器8の出力(変位信号)に基づ
いて後段の画像補正手段10を抑制するように駆動する
駆動回路9により、振れ補正装置は構成される。
6,動作状態判定手段11,位相及び利得補正回路7,
D/A変換器8は、例えばマイクロコンピュータ(以
下、マイコンと称す)によって構成される。
学的光軸を変位させて振れを相殺する光学的補正手段、
あるいは画像を記憶したメモリより電子的に画像の読出
し位置をシフトして振れを相殺する電子的補正手段等が
用いられている。
おいては、以下に述べるような問題があった。
るデモがよく行われることがある。その際振れ補正効果
が一目瞭然な様に、加振装置等の機器を用いて該装置を
加振させ、振れ補正を行っているときと行われないでい
るときの差を顧客に見せ、振れ補正制御の効果を示すこ
とが行われる。そういった加振装置等の機器を用いて人
工的・機械的な振れ及び振動を加えたような場合に、製
品の振れ補正制御仕様が手持ち時の振れ補正制御に重点
を置いて行っている為に、振れ補正効果が充分に発揮で
きない場合がある。
場合でも、加振装置等の機器を用いて比較することが定
量的な振れ補正性能比較の一つの方法であることもあ
り、このような加振装置等の機器による振れに対しての
振れ補正制御には最善なものが強く望まれる。
対してのみならず、加振装置等による人工的・機能的な
振れ及び振動に対しても、適正な振れ補正を行うことの
できる振れ補正装置を提供することである。
めに、請求項1記載の本発明は、第1の振動検出手段か
らの水平方向の出力と第2の振動検出手段からの垂直方
向の出力のどちらか一方が所定レベルより小さい場合
は、手振れ以外の人工的・機械的な振れを受けている状
態と判定し、該判定時には前記手振れ以外の人工的・機
械的な振れを受けている状態に適応した振れ補正制御を
行う動作状態判定手段を設け、前記第1及び第2の振動
検出手段の出力から、現在の振れが手振れによるもの
か、それともそれ以外の振れ(加振装置等によって意図
的に与えられている振れ)かに応じて、それぞれに適合
した振れ補正制御を行うようにしている。
項2記載の本発明は、周波数検知手段からの水平方向の
振れの周波数と垂直方向の振れの周波数のどちらか一方
の周波数が検知されない場合は、手振れ以外の人工的・
機械的な振れを受けている状態と判定し、該判定時には
前記手振れ以外の人工的・機械的な振れを受けている状
態に適応した振れ補正制御を行う動作状態判定手段を設
け、前記周波数検知手段の水平方向と垂直方向それぞれ
の出力から、現在の振れが手振れによるものか、それと
もそれ以外の振れ(加振装置等によって意図的に与えら
れている振れ)かに応じて、それぞれに適合した振れ補
正制御を行うようにしている。
項3記載の本発明は、第1の振動検出手段からの水平方
向の出力と第2の振動検出手段からの垂直方向の出力の
どちらか一方が所定レベルより小さい場合、該所定レベ
ルより小さいと判定した方向とは異なる方向の振れの周
波数を周波数検知手段より得、該周波数が所定の周波数
以上であれば手振れ以外の人工的・機械的な振れを受け
ている状態と判定し、該判定時には前記手振れ以外の人
工的・機械的な振れを受けている状態に適応した振れ補
正制御を行う動作状態判定手段を設けた振れ補正装置と
するものである。同じく上記目的を達成するために、請
求項4記載の本発明は、振れを検出する振動検出手段
と、前記振れを補正する補正手段と、該補正手段を駆動
する駆動手段と、前記振動検出手段の出力から動作状態
を判定し、前記補正手段と前記駆動手段による振れの補
正特性を制御する動作状態判定手段とを備えた振れ補正
装置において、前記動作状態判定手段による振れ補正の
制御モードを切り換えるモード切換手段を有し、前記モ
ード切換手段は、前記振れが手振れの場合と手振れ以外
の人工的・機械的な振れの場合に応じて用いられる手段
である振れ補正装置とするものである。
に説明する。
補正装置の構成を示すブロック図であり、前述の図9と
同じ部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省
略する。
及びピッチ角速度信号の出力から静止(及び略静止状
態)を判定する静止判定部12を持ち、ヨウ・ピッチの
両方向ともそれぞれ独立して判定が行える。また、動作
状態判定手段11は、この静止判定機能の出力とヨウ角
速度信号及びピッチ角速度信号の出力から振動状態を判
定して、手振れか、あるいは、人工的・機械的な振れか
を判定し、それぞれの振れに対して最大限の振れ補正効
果が発揮出来るようにするものである。
さの信号レベルを検出すると、パンニングに対応した制
御を行い、実際の振動周波数に対する位相補償制御では
なく振れの周波数特性とは異なる特性を持つ位相補償制
御を行うため、前記のように加振装置等によって振れ補
正装置を加振させたような場合に、前述した信号レベル
に達するような振動を検出すると充分な防振効果が得ら
れないことがある。
あるのか、あるいは、加振装置等によって人工的・機械
的に振動しているのかを判定する機能をもつことで、例
えば手持ち撮影ではないと判定した場合に、振れ補正制
御のパンニングの判定レベルを手持ち撮影と判定した場
合よりも大きい振幅及び強い振動の信号レベルで判定を
行うように適応させる。
い振幅及び強い振動の信号レベルを出力するような振れ
及び振動状態であっても、それらの周波数成分に応じた
位相補償制御を行うことが可能となることで、振れ補正
の効果を向上させることができる。
ーを示す。
を検出する角速度出力を読込み、次のステップS12に
おいて、検出出力があるレベルよりも小さいか否かを調
べる。もし、小さければステップS13へ移行し、タイ
マをスタートさせ、続くステップS14において、ある
n時間に達したかどうかを判断し、達することによりス
テップS15へ移行し、ヨウ方向は静止状態であるとの
判定を行う。
16において、ピッチ方向の振れを検出する角速度出力
を読込み、次のステップS17において、検出出力があ
るレベルよりも小さいか否かを調べる。もし、小さけれ
ばステップS18へ移行し、タイマをスタートさせ、続
くステップS19において、あるn時間に達したかどう
かを判断し、達することによりステップS20へ移行
し、ピッチ方向は静止状態であるとの判定を行う。
チ方向の振れ及び振動の状態結果から、どちらか一方だ
けが静止と判定した場合は手振れではなく加振装置、若
しくは、台上,三脚取り付け等によって振動を受けてい
る状態と判定し、次のステップS22において、通常の
手振れ補正制御とは異なる機器などによる振れに対応し
た振れ補正制御を行う。それ以外の場合はステップS2
3へ進み、通常の制御を行う。
いは角速度の出力があり、片軸が静止で片軸だけが振動
しているというようなことは殆ど無く、意識的に振動さ
せようとしても振動の出力があるものである。もちろん
静止状態及び振動状態の判定レベルによってはその判定
結果が必ずしも一致しない場合もあり得るが、少なくと
も明らかに片軸が静止で、もう一方の片軸が振動状態で
あるというような場合は手振れではない人工的・機械的
な振れと判定し、振れ補正制御を適応させ振れ補正装置
の持つ制御特性を充分に発揮させ、振れ補正効果を向上
させる。
な判定レベルの設定に予めしておくなど、設計及び設計
思想に応じて対応することができるのも特徴である。
るような場合においても、本実施例における制御を行え
ば、より安定して最適な調節値を得ることが可能とな
る。
施例における振れ補正装置の構成を示すブロック図であ
り、上述の図1及び図9と同じ部分については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。
びピッチ角速度信号の出力から周波数を検知する機能を
持ち、ヨウ・ピッチの両方向ともそれぞれ独立して検知
が行える。
を示す。
時間Tの読出し(ロード)を、次のステップS302に
おいては、時計機能用カウンタtの読出し、すなわちカ
ウンタのカウント動作を開始し、続くステップS303
において、周波数検出時間Tと時計カウンタtとの比較
を行い、時計カウンタのカウント値tが所定時間Tに達
したか否かの判定を行い、時計カウンタtが到達してい
ればステップS319へ、達していなければステップS
304へと移行する。
タに「1」を加算する。従って、この「1」カウントア
ップはこの図4のフローチャートに示す処理を1回実行
する際の処理時間と一致している。
の増加が前回までに起きているかを確認するための増加
フラグ1をロードする。この増加フラグは、前回までに
増加が生じているときには「H」がセットされ、過去に
増加が生じていなければ「L」がセットされている。
信号の増加が前回までに起きているか否かをフラグ1に
より判断し、フラグ1=「H」であれば、増加が過去に
生じていると判定してステップS307へ移行し、フラ
グ1=「L」であれば、増加が過去生じていないと判定
してステップS312へと移行する。
号の増加が前回までに起きていた場合には、ステップS
307において、減少が前回までに起きているかを確認
するための減少フラグ2をロードする。減少フラグ2
は、前回までに減少が起きている場合には「H」がセッ
トされ、過去に減少が生じていない場合には「L」がセ
ットされている。次のステップS308においては、減
少が前回までに起きているか否かをフラグ2により判断
し、フラグ2=「H」、すなわち減少が過去生じている
場合にはステップS309へ移行し、フラグ2=
「L」、すなわち減少が過去生じていなければステップ
S312へと移行する。
動)の回数をカウントする振れ回数カウンタN1をロー
ドし、次のステップS310においては、振れ回数カウ
ンタN1に「1」を加算した後、ステップS311へと
移行して、増加フラグ1、減少フラグ2をリセットして
処理を終了する。
増加フラグ1が「H」でないと判定された場合、及び、
ステップS308において、減少フラグ1が「H」でな
いと判定された場合、すなわち過去に増加も減少も生じ
ていない場合には、ステップS312へと移行し、ここ
で1サンプリング前(前回の処理)での角速度データω
-1をロードし、続いてステップS313へと進み、角速
度検出手段1で検出された今回の角速度データのωのロ
ードを行う。そして、次のステップS314において、
1サンプリング期間内における角速度データの増加、あ
るいは、減少が生じたと判定する変化分のしきい値レベ
ルaをロードする。このしきい値レベルaとサンプリン
グ時間により、周波数と振幅に応じた値に設定すること
ができる。
プリング期間内での角速度データの変化量の絶対値をし
きい値レベルaと比較し、それに達していなければステ
ップS324へと移行して処理を終了し、達していれば
(変化量の絶対値がしきい値レベルa以上であれば)ス
テップS316へと移行し、1サンプリング期間での角
速度の変化量が正(増加)であるか負(減少)であるか
を判定し、正であればステップS317へと移行して増
加フラグ1を「H」にセットし、正でなければ(減少で
あれば)ステップS318の処理へと移行して減少フラ
グ2を「H」にセットし、それぞれステップS324へ
と移行して処理を終了する。
て、時計カウンタtのカウント値が周波数検出時間Tに
達していた場合には、ステップS319へと移行し、振
れ回数カウンタN1をロードし、次のステップS320
において、振れ回数N1を検出時間Tで除算し、単位時
間(1秒間)の振れ回数(振れ周波数F)を求める。そ
して、次のステップS321において、振れ回数カウン
タN1をクリアし、続くステップS322において、時
計カウンタtをクリアする。次のステップS323にお
いては、振れ周波数Fを所定の記憶領域にストアを行
い、その後前述したステップS304へと移行する。以
後の動作は上述の通りである。
手段13の出力から振動状態を判定し、手振れかあるい
は機器などによる人工的・機械的な振れかを判定し、そ
れぞれの振れに対して最大限の振れ補正効果が発揮出来
るようにするものである。
ーを示す。
数検知出力を読込み、次のステップS32において、検
知周波数があるかどうかの判断を行う。もし、なければ
ステップS33において、タイマをスタートさせ、続く
ステップS34において、あるn時間に達したか否かを
判断し、達することによりステップS35へ移行し、ヨ
ウ方向は静止状態であるとの判定を行う。
6において、ピッチ方向の周波数検知出力を読込み、次
のステップS37において、検知周波数があるかどうか
の判断を行う。もし、なければステップS38におい
て、タイマをスタートさせ、続くステップS39におい
て、あるn時間に達したか否かを判断し、達することに
よりステップS40へ移行し、ピッチ方向は静止状態で
あるとの判定を行う。
ピッチ方向の判定結果から、どちらか一方だけが静止と
判定した場合は手振れではなく加振装置、若しくは台
上,三脚取り付け等によって振動を受けている状態と判
定し、続くステップS42において、通常の手振れ補正
制御とは異なる制御方法を行う。それ以外の場合はステ
ップS43において、通常の制御を行う。
前記第2の実施例に、角速度検出出力による判定を加え
たものを想定している。従って、回路構成は図3と同様
であり、ここでは図示しない。
手段13の出力と角速度検出手段1a,1bの出力から
振動状態を判定して、手振れかあるいは機器などのよる
人工的・機械的な振れかを判定し、それぞれの振れに対
して最大限の振れ補正効果が発揮できるようにするもの
である。
作状態判定手段11の制御フローを示す。
度検出出力を読込み、次のステップS62において、検
出出力があるレベルよりも小さいかどうかを調べる。も
し、小さければステップS63へ移行し、タイマをスタ
ートさせ、次のステップS64において、あるn時間に
達したかどうかを判断し、達することによりステップS
65において、ヨウ方向は静止状態であるとの判定を行
う。
6において、ピッチ方向の角速度検出出力を読込み、次
のステップS67において、検出出力があるレベルより
も小さいかどうかを調べる。もし、小さければステップ
S68へ移行し、タイマをスタートさせ、次のステップ
S69において、あるn時間に達したかどうかを判断
し、達することによりステップS70において、ピッチ
方向は静止状態であるとの判定を行う。
ッチ方向の判定結果から、どちらか一方だけが静止と判
定した場合はステップS72へ移行し、周波数検出手段
13から周波数を読込み、ヨウ方向が静止のときはピッ
チ方向の周波数を、ピッチ方向が静止のときはヨウ方向
の周波数を読込み、その周波数が数Hz以上検知できる
場合は続くステップS73において、手振れではなく加
振装置、若しくは台上,三脚取り付け等によって振動を
受けている状態と判定する。そして、ステップS74へ
移行し、通常の手振れ補正制御とは異なる制御方法を行
う。
てそれ以外の場合は、ステップS75において、通常の
制御を行う。
施例における振れ補正装置の構成を示すブロック図であ
り、上述の図1及び図9と同じ部分については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。
手段14の出力から、手振れかあるいは機器などによる
人工的・機械的な振れに対する制御モードにするか判定
し、それぞれの振れに対して最大限の振れ補正効果が発
揮出来るようにするものである。
する制御方法の違いは、前記第1の実施例で示した内容
と同一である。
ーを示す。
14の出力を読込み、次のステップS82において、そ
の出力が手振れモードを選択していたらステップS83
へ移行し、手振れ対応制御を行う。一方、ステップS8
2において機器などによる振れモードを選択していたら
ステップS84へ移行し、機器などによる振れ対応制御
を行う。
調節モードとして調節時対応制御を行うなど、モード切
換手段14は様々なモードを選択可能で、それぞれのモ
ードに対応して制御を行うことが可能である。
手段11が検出可能ならばどのような手段,方法であっ
ても良く、外部スイッチやリモコン操作,マイコン間通
信など何でも良い。
ば、水平方向及び垂直方向の振動検出出力のいずれか一
方が所定レベルより小さいことを判定、あるいは、水平
方向及び垂直方向の振動周波数検知出力のいずれか一方
が検知されないことの判定から、現在の振れが手振れに
よるものか、それともそれ以外の振れ(加振装置等によ
って意図的に与えられている振れ)かに応じて、それぞ
れに適合した振れ補正制御を行うようにしている。
よるものか、加振装置等によって意図的に与えられてい
る振れかに応じて用いられるモード切換手段により振れ
補正の制御モードを切り換え、それぞれに適合した振れ
補正制御を行うようにしている。
装置等による人工的・機能的な振れ及び振動に対して
も、適正な振れ補正を行うことができる。
構成を示すブロック図である。
ャートである。
構成を示すブロック図である。
ートである。
ャートである。
段の動作を示すフローチャートである。
構成を示すブロック図である。
ャートである。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 水平方向の振れを検出する第1の振動検
出手段と、垂直方向の振れを検出する第2の振動検出手
段と、前記振れを補正する補正手段と、該補正手段を駆
動する駆動手段と、前記第1及び第2の振動検出手段の
出力から動作状態を判定し、前記補正手段と前記駆動手
段による振れの補正特性を制御する動作状態判定手段と
を備えた振れ補正装置において、 前記動作状態判定手段は、前記第1の振動検出手段から
の水平方向の出力と前記第2の振動検出手段からの垂直
方向の出力のどちらか一方が所定レベルより小さい場合
は、手振れ以外の人工的・機械的な振れを受けている状
態と判定し、該判定時には前記手振れ以外の人工的・機
械的な振れを受けている状態に適応した振れ補正制御を
行うことを特徴とする振れ補正装置。 - 【請求項2】 水平方向の振れを検出する第1の振動検
出手段と、垂直方向の振れを検出する第2の振動検出手
段と、前記振れを補正する補正手段と、該補正手段を駆
動する駆動手段と、前記水平方向の振れの周波数および
前記垂直方向の振れの周波数を検知する周波数検知手段
と、該周波数検知手段の出力から動作状態を判定し、前
記補正手段と前記駆動手段による振れの補正特性を制御
する動作状態判定手段とを備えた振れ補正装置におい
て、 前記動作状態判定手段は、前記周波数検知手段からの前
記水平方向の振れの周波数と前記垂直方向の振れの周波
数のどちらか一方の周波数が検知されない場合は、手振
れ以外の人工的・機械的な振れを受けている状態と判定
し、該判定時には前記手振れ以外の人工的・機械的な振
れを受けている状態に適応した振れ補正制御を行う 振れ
補正装置。 - 【請求項3】 水平方向の振れを検出する第1の振動検
出手段と、垂直方向の振れを検出する第2の振動検出手
段と、前記振れを補正する補正手段と、該補正手段を駆
動する駆動手段と、前記水平方向の振れの周波数および
前記垂直方向の振れの周波数を検知する周波数検知手段
と、該周波数検知手段と前記第1及び第2の振動検出手
段それぞれの出力から動作状態を判定し、前記補正手段
と前記駆動手段による振れの補正特性を制御する動作状
態判定手段とを備えた振れ補正装置において、 前記動作状態判定手段は、前記第1の振動検出手段から
の水平方向の出力と前記第2の振動検出手段からの垂直
方向の出力のどちらか一方が所定レベルより小さい場
合、該所定レベルより小さいと判定した方向とは異なる
方向の振れの周波数を前記周波数検知手段より得、該周
波数が所定の周波数以上であれば手振れ以外の人工的・
機械的な振れを受けている状態と判定し、該判定時には
前記手振れ以外の人工的・機械的な振れを受けている状
態に適応した振れ補正制御を行うことを特徴とする振れ
補正装置。 - 【請求項4】 振れを検出する振動検出手段と、前記振
れを補正する補正手段と、該補正手段を駆動する駆動手
段と、前記振動検出手段の出力から動作状態を判定し、
前記補正手段と前記駆動手段による振れの補正特性を制
御する動作状態判定手段とを備えた振れ補正装置におい
て、 前記動作状態判定手段による振れ補正の制御モードを切
り換えるモード切換手段を有し、 前記モード切換手段は、前記振れが手振れの場合と手振
れ以外の人工的・機械的な振れの場合に応じて用いられ
る手段であることを特徴とする 振れ補正装置。
Priority Applications (1)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09006595A JP3412958B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 振れ補正装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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1995
- 1995-03-24 JP JP09006595A patent/JP3412958B2/ja not_active Expired - Fee Related
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