JPH11352536A - 画像振れ補正装置 - Google Patents

画像振れ補正装置

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JPH11352536A
JPH11352536A JP15900498A JP15900498A JPH11352536A JP H11352536 A JPH11352536 A JP H11352536A JP 15900498 A JP15900498 A JP 15900498A JP 15900498 A JP15900498 A JP 15900498A JP H11352536 A JPH11352536 A JP H11352536A
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JP
Japan
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operation mode
correction
shake
angle
signal
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JP15900498A
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English (en)
Inventor
Tsuguo Sato
嗣雄 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意図的なパンやチルトの終了後における不自
然な画像の振れを抑制しながら適切に画像振れを補正す
ることができるようにする。 【解決手段】 動作モード切り換え検出部43は、動作
モード切り換えスイッチ17の操作に応じて動作モード
を切り換え、選択されている動作モードに応じたモード
信号を補正角度制限部46に送る。動作モードには、基
準となる画像振れの補正動作を行う動作モードと、基準
となる補正動作に対して互いに異なる制限を加えた3つ
の動作モードとを含む4つの動作モードがある。補正角
度制限部46は、ビデオカメラの振れの角度に対応した
角度基準信号VXg0 に対して、必要に応じて、選択され
ている動作モードに応じた制限を加えて、角度制御信号
Xg1 として出力する。そして、この角度制御信号V
Xg1 に基づいて画像振れの補正が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置における画像振れを補正する画像振れ補正装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の撮像装置では、
操作者の手振れ等の振動に起因する画像振れを補正する
ための画像振れ補正装置が実用化されている。画像振れ
の方法の一つとしては、撮像装置内に、撮像装置の振れ
を検出するための検出装置を設けると共に、撮像光学系
内に、例えばプリズムの頂角を変えることによって光軸
の屈曲角度を変えることの可能な補正光学系を設け、サ
ーボ回路によって、検出装置の出力に基づいて補正光学
系を制御して光軸の屈曲角度を制御する方法がある。こ
の方法において、撮像装置の振れを検出するための検出
装置としては、例えば、ジャイロセンサ等の角速度セン
サが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、角速度
センサ等のような検出装置を用いて振れを検出する場
合、この検出装置から出力される信号には、手振れのよ
うな補正すべき振れに起因する信号の他に、意図的なパ
ン(ビデオカメラ等を左右方向に振ること)やチルト
(ビデオカメラ等を上下方向に振ること)に起因する信
号も含まれる。そのため、意図的なパン・チルトを行う
と、意図的なパン・チルトの開始後短時間で、光軸の屈
曲角度が補正範囲の限界点に達するまで画像振れ補正が
働き、その結果、光軸の屈曲角度が補正範囲の限界点に
貼り付く(固定される)現象が発生する。パン・チルト
の終了後には、光軸の屈曲角度を補正範囲の中心近辺に
戻す必要があり、実際、そのように制御するのである
が、パン・チルトの終了後において光軸の屈曲角度が補
正範囲の中心近辺に戻る動作は、パン・チルト終了後に
おける不自然な画像の振れを意味し、操作者に違和感を
与えることになる。
【0004】そこで、フィルタリング等の処理を行っ
て、検出装置の出力信号から、補正すべき振れに起因す
る信号成分と意図的なパン・チルトに起因する信号成分
とを分離して、補正すべき振れに起因する信号成分のみ
に基づいて画像振れ補正を行うようにすることも考えら
れる。しかしながら、一般に、画像振れの周波数成分は
約0.5〜30Hzに分布するが、意図的なパン・チル
トに起因する信号成分もこの周波数帯域に含まれるた
め、補正すべき振れに起因する信号成分と意図的なパン
・チルトに起因する信号成分とを完全に分離することは
困難である。
【0005】また、意図的なパン・チルトの終了後にお
ける不自然な画像の振れを軽減するために、パン・チル
トを行う際に一時的に画像振れ補正の動作を停止させる
方法(以下、第1の方法と言う。)や、光軸の屈曲角度
の補正範囲をより狭い範囲に制限する方法(以下、第2
の方法と言う。)が考えられる。
【0006】しかしながら、第1の方法では、操作者
は、パン・チルトを行うたびに、パン・チルトの開始前
に画像振れ補正の動作を停止させ、パン・チルトの終了
後に画像振れ補正の動作を再開させる操作を行う必要が
あり、操作が煩雑になるという問題点がある。
【0007】一方、第2の方法では、光軸の屈曲角度の
補正範囲を、例えば、一般的な場合の1/2程度に制限
すると、パン・チルトの最中における光軸の屈曲角度も
一般的な場合に比べて1/2程度になり、パン・チルト
の終了後において光軸の屈曲角度が補正範囲の中心近辺
に戻るまでの時間および光軸の屈曲角度の変化量が小さ
くなり、パン・チルト終了後に操作者に与える違和感を
大幅に低減することができる。しかしながら、このよう
に光軸の屈曲角度の補正範囲を小さくした場合には、当
然、振幅の大きな画像振れに対する画像振れ補正の効果
が低下してしまうという問題点がある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、意図的なパンやチルトの終了後にお
ける不自然な画像の振れを抑制しながら適切に画像振れ
を補正することができるようにした画像振れ補正装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像振れ補正装
置は、画像振れを生じさせる振れを検出し、振れに応じ
た信号を出力する振れ検出手段と、この振れ検出手段の
出力信号に基づいて基準となる画像振れの補正動作を行
う基準動作態様と基準となる画像振れの補正動作に対し
て互いに異なる制限を加えた動作を行う複数の制限動作
態様とを含む3つ以上の動作態様のうちのいずれかで動
作する補正手段と、この補正手段における動作態様を選
択するための動作態様選択手段とを備えたものである。
【0010】この画像振れ補正装置では、振れ検出手段
によって、画像振れを生じさせる振れが検出されて、振
れに応じた信号が出力される。補正手段は、動作態様選
択手段による選択に応じて、振れ検出手段の出力信号に
基づいて基準となる画像振れの補正動作を行う基準動作
態様と基準となる画像振れの補正動作に対して互いに異
なる制限を加えた動作を行う複数の制限動作態様とを含
む3つ以上の動作態様のうちのいずれかで動作する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0012】まず、図2および図3を参照して、本実施
の形態に係る画像振れ補正装置を含むビデオカメラの概
略の構成について説明する。図2は上方から見た状態の
ビデオカメラの概略の構成を表し、図3は側方から見た
状態のビデオカメラの外観を表したものである。このビ
デオカメラは、ハウジング10を備え、このハウジング
10内には、例えばCCD(電荷結合素子)を用いた撮
像素子11と、この撮像素子11上に被写体像を結像す
るための図示しない撮像光学系と、撮像素子11の出力
信号を信号処理してビデオ信号に変換するビデオアンプ
12が設けられている。撮像光学系内には、光学的に画
像振れを補正するためのプリズムブロック13が配設さ
れている。ハウジング10内には、更に、ビデオカメラ
の左右方向(以下、X方向と言う。)の振れを検出する
ためにビデオカメラのX方向の角速度を検出するX方向
ジャイロセンサ15と、ビデオカメラの上下方向(以
下、Y方向と言う。)の振れを検出するためにビデオカ
メラのY方向の角速度を検出するY方向ジャイロセンサ
16とが設けられている。
【0013】ハウジング10の例えば側部には、画像振
れ補正装置の動作態様(以下、動作モードとも言う。)
を選択するために動作モードを切り換える指示を与え
る、動作態様選択手段としての動作モード切り換えスイ
ッチ17と、選択されている動作モードを表示するため
の動作モード表示用ランプ20とが設けられている。
【0014】図4はプリズムブロック13の構成を示す
斜視図である。プリズムブロック13は、共に透明で、
同じ屈折率を有し、例えば矩形に形成されたX方向補正
用ガラス板21およびY方向補正用ガラス板22と、両
ガラス板21,22が対向するように両ガラス板21,
22間をフレキシブルに連結する蛇腹23と、ガラス板
21,22と略同じ屈折率を有し、ガラス板21,22
と蛇腹23によって囲われた空間内に充填された液体2
5(図2参照)と、ガラス板21をX方向に回動するた
めのX方向補正用モータ26と、ガラス板22をY方向
に回動するためのY方向補正用モータ27と、X方向補
正用モータ26に取り付けられ、このモータ26の回転
位置を検出することによってX方向補正用ガラス板21
の角度を検出するガラス板角度センサ31と、Y方向補
正用モータ27に取り付けられ、このモータ27の回転
位置を検出することによってY方向補正用ガラス板22
の角度を検出するガラス板角度センサ33とを備えてい
る。
【0015】このプリズムブロック13では、ガラス板
21,22、蛇腹23および液体25によって、頂角が
可変のプリズムを構成している。ガラス板21,22が
平行に配置された状態では、被写体18(図3参照)か
ら撮像素子11に至る光軸19(図2,図3参照)はプ
リズムブロック13によって屈曲されないが、X方向補
正用モータ26によってガラス板21を回動してガラス
板21,22を非平行とした場合には光軸19はプリズ
ムブロック13によってX方向に屈曲され、Y方向補正
用モータ27によってガラス板22を回動してガラス板
21,22を非平行とした場合には光軸19はプリズム
ブロック13によってY方向に屈曲される。光軸の屈曲
方向および角度は、ガラス板21,22の回動方向およ
び角度に依存する。
【0016】図1は、本実施の形態に係る画像振れ補正
装置の回路構成を示すブロック図である。この図に示し
たように、本実施の形態に係る画像振れ補正装置は、X
方向ジャイロセンサ15の出力信号を増幅するジャイロ
アンプ34と、Y方向ジャイロセンサ16の出力信号を
増幅するジャイロアンプ35と、各ジャイロアンプ3
4,35の出力信号とガラス板角度センサ31,33の
出力信号とを入力し、これらに基づいて、X方向補正用
ガラス板21、Y方向補正用ガラス板22を回動すべき
角度に対応したパルス幅変調(以下PWMと記す。)信
号PWMXOUT,PWMYOUTを出力するサーボ回路40
と、このサーボ回路40より出力されるPWM信号PW
XOUTに基づいてモータ26を駆動するモータ駆動回路
36と、サーボ回路40より出力されるPWM信号PW
YOUTに基づいてモータ27を駆動するモータ駆動回路
37とを備えている。
【0017】サーボ回路40は、ジャイロアンプ34の
出力信号に基づいて、X方向の光軸の補正角度に対応す
る角度制御信号VXg1 を生成するX方向角度制御信号生
成部41Xと、このX方向角度制御信号生成部41Xよ
り出力される角度制御信号VXg1 とガラス板角度センサ
31の出力信号とに基づいて、PWM信号PWMXOUT
生成するX方向角度制御部42Xと、ジャイロアンプ3
5の出力信号に基づいて、Y方向の光軸の補正角度に対
応する角度制御信号VYg1 を生成するY方向角度制御信
号生成部41Yと、このY方向角度制御信号生成部41
Yより出力される角度制御信号VYg1 とガラス板角度セ
ンサ33の出力信号とに基づいて、PWM信号PWM
YOUTを生成するX方向角度制御部42Yと、動作モード
切り換えスイッチ17による動作モードの切り換えの指
示を検出し、動作モードの切り換えを行い、選択されて
いる動作モードに応じたモード信号MX ,MY をX方向
角度制御信号生成部41X、Y方向角度制御信号生成部
41Yに送ると共に、いずれの動作モードが選択されて
いるかを表示させるための信号を動作モード表示用ラン
プ20に送る動作モード切り換え検出部43とを備えて
いる。
【0018】X方向角度制御信号生成部41Xは、ジャ
イロアンプ34の出力信号を、アナログ−ディジタル
(以下、A/Dと記す。)変換して角速度信号VXgを生
成するA/D変換部44と、このA/D変換部44より
出力される角速度信号VXgを積分してX方向の角度基準
信号VXg0 を生成する積分部45と、この積分部45よ
り出力される角度基準信号VXg0 に対して、必要に応じ
てモード信号MX で指示される動作モードに応じた制限
を加えて、X方向の角度制御信号VXg1 として出力する
補正角度制限部46とを備えている。なお、積分部45
は、予め定められた上限値+θから下限値−θまでの範
囲内で角度基準信号VXg0 を出力するようになってい
る。
【0019】X方向角度制御部42Xは、ガラス板角度
センサ31の出力信号をA/D変換して角度検出信号V
XSを生成するA/D変換部47と、X方向角度制御信号
生成部41Xからの角度制御信号VXg1 とA/D変換部
47からの角度検出信号VXSとを比較し、両者の差に対
応するエラー信号EX0を生成する比較部48と、この比
較部48より出力されるエラー信号EX0にループゲイン
X0を乗算して出力する乗算部49と、この乗算部49
の出力信号に対して、PID位相補償を行う位相補償部
50と、この位相補償部50の出力信号をPWM信号M
XOUTに変換して出力するPWM変換部51とを備えてい
る。
【0020】Y方向角度制御信号生成部41Y、Y方向
角度制御部42Yの構成は、それぞれ、X方向角度制御
信号生成部41X、X方向角度制御部42Xと同様であ
るため、説明を省略する。
【0021】サーボ回路40は、例えば、CPU(中央
処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)および
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を含むマイクロ
コンピュータによって構成されている。また、図1に示
した画像振れ補正装置のうち、動作モード切り換えスイ
ッチ17、動作モード表示用ランプ20および動作モー
ド切り換え検出部43を除いた部分が、本発明における
補正手段に対応する。
【0022】本実施の形態では、動作モード切り換え検
出部43は、動作モード切り換えスイッチ17の操作に
応じて、4つの動作モードのうちのいずれかを選択する
ようになっている。動作モード切り換えスイッチ17
は、例えば、押しボタンスイッチになっている。この場
合、動作モード切り換え検出部43は、動作モード切り
換えスイッチ17が押されるたびに、動作モードを切り
換えるようになっている。また、動作モード表示用ラン
プ20は、例えば、4つの各動作モードに対応する4つ
のランプを有し、動作モード切り換え検出部43からの
信号に応じて、選択されている動作モードに対応したラ
ンプを点灯させるようになっている。
【0023】ここで、図5を参照して、PWM変換部5
1の動作について、簡単に説明する。ここでは、8ビッ
トの入力データ(位相補償部50の出力信号)をPWM
信号に変換する例を挙げている。PWM変換部51は、
入力データにかかわらず基本周波数f0が一定で、入力
データに応じてデューティ比のみが変化するPWM信号
を出力する。図5に示したように、PWM信号の1周期
(1/f0)内におけるハイレベルの時間をt1、ロー
レベルの時間をt2とし、入力データをDとすると、t
1,t2は、それぞれ、以下の式で表される。
【0024】 t1=D/(256×f0) t2=(256−D)/(256×f0)
【0025】図5(a)は、D=128のときのPWM
信号の波形を示し、図5(b)は、D=64のときのP
WM信号の波形を示し、図5(c)は、D=192のと
きのPWM信号の波形を示している。
【0026】なお、PWM変換部51としては、ほとん
どの一般のマイクロコンピュータに内蔵されているPW
M変換器を利用することができる。
【0027】次に、上述のPWM信号に基づいて、モー
タ26,27を駆動するモータ駆動回路36,37の構
成の例について説明する。図6は、Hブリッジ回路を用
いたモータ駆動回路36,37の例を示したものであ
る。このモータ駆動回路36,37は、一端に電源電圧
CCが印加されるスイッチ61,62と、一端がスイッ
チ61の他端に接続され、他端が接地されたスイッチ6
3と、一端がスイッチ62の他端に接続され、他端が接
地されたスイッチ64と、PWM信号MOUT (MXOUT
YOUTを代表して表す。)を反転するインバータ65と
を有している。PWM信号MOUT は、スイッチ62,6
3の制御入力端に印加され、インバータ65の出力信号
はスイッチ61,64の制御入力端に印加されるように
なっている。スイッチ62,63は、PWM信号MOUT
がハイレベルのときに閉じ、PWM信号MOUT がローレ
ベルのときに開くようになっている。スイッチ61,6
4は、PWM信号MOUT がローレベルのときに閉じ、P
WM信号MOUT がハイレベルのときに開くようになって
いる。スイッチ62,64の接続点は、モータ26の正
極側の電源端子に接続され、スイッチ61,63の接続
点は、モータ26の負極側の電源端子に接続されてい
る。スイッチ61〜64には、例えばトランジスタが用
いられる。
【0028】図7は、ローパスフィルタを用いたモータ
駆動回路36,37の例を示したものである。このモー
タ駆動回路36,37は、PWM信号MOUT を入力し、
低周波成分を抽出して出力するローパスフィルタ(図で
は、LPFと記す。)71と、このローパスフィルタ7
1の出力信号と所定の基準電圧Vrとの差に応じた信号
を、モータ26,27の正極側の電源端子に対して出力
する差動増幅器72とを有している。基準電圧Vrは、
PWM信号MOUT のデューティ比が1:1のときのロー
パスフィルタ71の出力電圧と等しい電圧になってい
る。なお、モータ26,27の負極側の電源端子は接地
されている。
【0029】なお、図6、図7のいずれの場合にも、モ
ータ26,27としては、DC(直流)モータが用いら
れる。
【0030】次に、本実施の形態における4つの動作モ
ードについて説明する。画像振れの態様は、ビデオカメ
ラが使用される状況に応じて異なる場合がある。例え
ば、室内等で、ビデオカメラを三脚に固定して使用して
いる状況では、画像振れはほとんど生じない。これに対
し、静止している操作者がビデオカメラを肩に載せて使
用している状況では、X方向、Y方向共に、比較的小さ
な振幅の画像振れが生じる。また、ビデオカメラを歩行
しながら使用したり、ヘリコプタ内で使用したりしてい
る状況では、X方向、Y方向共に、画像振れの振幅が大
きくなる。また、ビデオカメラを走行中の自動車内で使
用している状況では、サスペンションの影響により、X
方向の画像振れの振幅は比較的小さいが、Y方向の画像
振れの振幅は大きくなる。
【0031】これらのことを考慮し、状況に応じて適切
な画像振れ補正の特性を設定して、意図的なパンやチル
トの終了後における不自然な画像の振れを抑制しながら
適切に画像振れを補正することができるように、本実施
の形態では、次のような4つの動作モードを設けてい
る。
【0032】第1の動作モードは、画像振れの補正を行
わない動作モードである。この第1の動作モードは、例
えば、ビデオカメラを三脚に固定して使用している状況
のように、画像振れがほとんど生じない状況に適してい
る。
【0033】第2の動作モードは、基準となる画像振れ
の補正動作に対して、X方向、Y方向共に画像振れの補
正の範囲(光軸の補正角度の範囲)を例えば1/2に制
限し、X方向とY方向の画像振れの補正の範囲の大きさ
を等しくした動作モードである。この第2の動作モード
は、例えば、静止している操作者がビデオカメラを肩に
載せて使用している状況のように、X方向、Y方向共
に、比較的小さな振幅の画像振れが生じる状況に適して
いる。
【0034】第3の動作モードは、基準となる画像振れ
の補正動作を行う動作モードであり、この第3の動作モ
ードでは、X方向、Y方向共に、画像振れの補正の範囲
は、予め定められた最大の範囲となる。この第3の動作
モードは、例えば、ビデオカメラを歩行しながら使用し
たり、ヘリコプタ内で使用したりしている状況のよう
に、X方向、Y方向共に、画像振れの振幅が大きい状況
に適している。
【0035】第4の動作モードは、X方向については、
基準となる画像振れの補正動作に対して、画像振れの補
正の範囲(光軸の補正角度の範囲)を例えば1/2に制
限し、Y方向については、基準となる画像振れの補正動
作と同様に、画像振れの補正の範囲を、予め定められた
最大の範囲とし、X方向とY方向とで画像振れの補正の
範囲の大きさが異なるようにした動作モードである。こ
の第4の動作モードは、例えば、ビデオカメラを走行中
の自動車内で使用している状況のように、X方向の画像
振れの振幅に比べて、Y方向の画像振れの振幅が大きい
状況に適している。
【0036】第3の動作モードは、本発明における基準
動作態様に対応し、第1、第2および第4の動作モード
は、本発明における制限動作態様に対応する。
【0037】次に、図8の流れ図を参照して、本実施の
形態に係る画像振れ補正装置の動作について説明する。
以下、モード信号M(MX ,MX を代表して表す。)
は、“1”〜“4”が、それぞれ第1ないし第4の動作
モードを表すものとする。画像振れ補正装置では、始め
に、サーボ回路40の動作モード切り換え検出部43に
おいて、モード信号Mを“1”に設定する(ステップS
101)。次に、動作モード切り換え検出部43は、動
作モード切り換えスイッチ17が押されたか否かを判断
する(ステップS102)。押されていれば(Y)、動
作モード切り換え検出部43は、モード信号Mを、数値
が大きくなる方に一つシフトする(ステップS10
3)。なお、M=4の状態からモード信号Mを一つシフ
トすると、M=1となる。一方、動作モード切り換えス
イッチ17が押されていなければ(ステップS102;
N)、動作モード切り換え検出部43は、モード信号M
を変化させない。なお、動作モード切り換え検出部43
は、いずれの動作モードが選択されているかを表示させ
るための信号を動作モード表示用ランプ20に送り、こ
の信号に応じて、動作モード表示用ランプ20は、いず
れの動作モードが選択されているかを表示する。
【0038】次に、サーボ回路40は、ジャイロアンプ
34,35の出力信号を、A/D変換部41によってA
/D変換して角速度信号Vg (X方向の角速度信号VXg
とY方向の角速度信号とを代表して表す。)を生成する
(ステップS104)。
【0039】次に、サーボ回路40は、積分部45によ
って、角速度信号Vg を積分して、角度基準信号V
g0(X方向の角度基準信号VXg0 とY方向の角度基準信
号とを代表して表す。)を生成する(ステップS10
5)。
【0040】次に、サーボ回路40は、補正角度制限部
46によって、必要に応じて各モード信号Mに応じた補
正角度の制限を行い、角度制御信号Vg1(X方向の角度
制御信号VXg1 とY方向の角度制御信号とを代表して表
す。)を生成する(ステップS106)。なお、モード
信号M=3のときは、基準となる画像振れの補正動作に
対して補正角度の制限を行わない。
【0041】次に、サーボ回路40は、角度センサ3
1,33の出力信号を、A/D変換部47によってA/
D変換して、角度検出信号VS (X方向の角度検出信号
XSとY方向の角度検出信号とを代表して表す。)を生
成する(ステップS107)。
【0042】次に、サーボ回路40は、比較部48によ
って、角度制御信号Vg1と角度検出信号VS とを比較
し、両者の差に対応するエラー信号E0 (X方向のエラ
ー信号EX0とY方向のエラー信号とを代表して表す。)
を生成する(ステップS108)。
【0043】次に、サーボ回路40は、乗算部49によ
って、エラー信号E0 にループゲインG0 (X方向のル
ープゲインGX0とY方向のループゲインとを代表して表
す。)を乗算する(ステップS109)。
【0044】次に、サーボ回路40は、位相補償部50
によって、乗算部49の出力信号に対して、PID位相
補償を行う(ステップS110)。次に、サーボ回路4
0は、PWM変換部51によって、位相補償部50の出
力信号をPWM信号MOUT (X方向のPWM信号MXOUT
とY方向のPWM信号MYOUTとを代表して表す。)に変
換して、モータ駆動回路36,37に出力し(ステップ
S111)、ステップS102へ戻る。
【0045】このように、本実施の形態では、動作モー
ド切り換えスイッチ17によって、第1ないし第4の動
作モードの中から任意の動作モードを選択することがで
きる。そして、第1の動作モードでは、画像振れの補正
は行われないが、第2ないし第4の動作モードでは、ビ
デオカメラのX方向の振れに対応してX方向補正用ガラ
ス板21が回動され、被写体18から撮像素子11に至
る光軸19が被写体18に対して一定になるように、X
方向についての画像振れが補正され、同様に、ビデオカ
メラのY方向の振れに対応してY方向補正用ガラス板2
2が回動され、Y方向についての画像振れが補正され
る。
【0046】ここで、図9および図10を参照して、本
実施の形態に係る画像振れ補正装置における画像振れの
補正の範囲の制限の動作について具体的に説明する。図
9は、本実施の形態に係る画像振れ補正装置において、
第3の動作モードが選択されている状態で、意図的なパ
ンを行った際のX方向についての光軸の補正角度の時間
的な変化の一例を表したものである。この場合には、図
1における積分部45から出力される角度基準信号V
Xg0 の値がそのまま光軸の補正角度に対応する。なお、
図9において、時刻Pは意図的なパンの開始時、時刻Q
は意図的なパンの終了時を表し、時刻Pから時刻Qまで
の時間がパン動作時間Tである。図9に示した例では、
意図的なパンの開始後短時間で、補正角度が角度基準信
号VXg0 の上限値+θ(または下限値−θ)に貼り付く
(固定される)現象が発生する。意図的なパンの終了後
は、積分部45の時定数に従って補正角度が小さくな
り、図9に示した例では、時刻Rにおいて、補正角度が
補正範囲(+θ〜−θ)の中心近辺に戻る。従って、時
刻Qから時刻Rまでの間で補正角度がある値を持つ領域
Sにおいて、不自然な画像の振れが発生し、操作者に違
和感を与えることになる。しかし、第3の動作モードで
は、振幅の大きな画像振れに対して、十分な画像振れ補
正を行うことができる。
【0047】なお、第3の動作モードまたは第4の動作
モードが選択されている状態で、意図的なチルトを行っ
た際のY方向についての光軸の補正角度の時間的な変化
も、図9と同様になる。
【0048】一方、図10は、本実施の形態に係る画像
振れ補正装置において、本実施の形態に係る画像振れ補
正装置において、第2の動作モードまたは第4の動作モ
ードが選択されている状態で、意図的なパンを行った際
のX方向についての光軸の補正角度の時間的な変化の一
例を表したものである。この場合には、図1における補
正角度制限部46から出力される角度制御信号VXg1
値が光軸の補正角度に対応する。なお、図10におい
て、時刻P1は意図的なパンの開始時、時刻Q1は意図
的なパンの終了時を表し、時刻P1から時刻Q1までの
時間がパン動作時間T1である。図10に示した例で
は、破線で示したように、積分部45から出力される角
度基準信号VXg0 は、意図的なパンの開始後短時間で、
上限値+θ(または下限値−θ)に貼り付く。
【0049】しかしながら、第2の動作モードまたは第
4の動作モードでは、補正範囲が、図10に示した範囲
θLMT1(+θ〜−θ)から、範囲θLMT2(+θ/2〜−
θ/2)に制限される。従って、時刻P2以降、角度基
準信号VXg0 が範囲θLMT2を越えても、角度制御信号V
Xg1 は範囲θLMT2内に制限される。意図的なパンの終了
後は、積分部45の時定数に従って補正角度が小さくな
り、図10に示した例では、時刻R1において、補正角
度が補正範囲(+θ〜−θ)の中心近辺に戻る。
【0050】図9と図10とを比較すると分かるよう
に、第2の動作モードまたは第4の動作モードでは、意
図的なパンの際に、角度制御信号VXg1 の値、すなわち
光軸の補正角度が狭い範囲θLMT2内に制限されるので、
意図的なパンの終了後に補正角度が補正範囲の中心近辺
に戻るまでの時間および補正角度の変化量が、図9に示
した第3の動作モード時に比べて小さくなる。言い換え
ると、図10において意図的なパンの終了後の時刻Q1
から時刻R1までの間で補正角度がある値を持つ領域S
1は、図9における領域Sよりも小さくなる。従って、
第2の動作モードまたは第4の動作モードによれば、意
図的なパンの終了後における不自然な画像の振れを抑制
でき、操作者に与える違和感を大幅に低減することがで
きる。その反面、振幅の大きな画像振れに対する画像振
れ補正の効果は低下してしまう。
【0051】なお、第2の動作モードが選択されている
状態で、意図的なチルトを行った際のY方向についての
光軸の補正角度の時間的な変化も、図10と同様にな
る。
【0052】このように、画像振れの補正の範囲を制限
する場合としない場合とでは、それぞれ、一長一短があ
る。しかし、本実施の形態では、それぞれ異なる態様で
制限を行う3つの動作モードを含む4つの動作モードを
設け、状況に応じて、いずれかの動作モードを選択でき
るようにしたので、意図的なパンやチルトの終了後にお
ける不自然な画像の振れを抑制して、操作者に与える違
和感を大幅に低減しながら、適切に画像振れを補正する
ことが可能となる。
【0053】例えば、静止している操作者がビデオカメ
ラを肩に載せて使用している状況では、X方向、Y方向
共に、比較的小さな振幅の画像振れが生じる。そこで、
このような状況では、基準となる画像振れの補正動作に
対して、X方向、Y方向共に画像振れの補正の範囲(光
軸の補正角度の範囲)を1/2に制限した第2の動作モ
ードを選択することで、比較的小さな振幅の画像振れを
十分補正することが可能となると共に、意図的なパンや
チルトの終了後における不自然な画像の振れを抑制し
て、操作者に与える違和感を大幅に低減することが可能
となる。
【0054】また、ビデオカメラを歩行しながら使用し
たり、ヘリコプタ内で使用したりしている状況では、X
方向、Y方向共に、画像振れの振幅が大きくなる。そこ
で、このような状況では、X方向、Y方向共に、画像振
れの補正の範囲が、予め定められた最大の範囲となる第
3の動作モードを選択することで、振幅の大きな画像振
れを十分補正することが可能となる。
【0055】また、ビデオカメラを走行中の自動車内で
使用している状況では、サスペンションの影響より、X
方向の画像振れの振幅は比較的小さいが、Y方向の画像
振れの振幅は大きくなる。そこで、このような状況で
は、X方向については、基準となる画像振れの補正動作
に対して、画像振れの補正の範囲(光軸の補正角度の範
囲)を例えば1/2に制限し、Y方向については、基準
となる画像振れの補正動作と同様に、画像振れの補正の
範囲を、予め定められた最大の範囲とした第4の動作モ
ードを選択することで、Y方向については振幅の大きな
画像振れを十分補正することが可能となり、X方向につ
いては比較的小さな振幅の画像振れを十分補正すること
が可能となると共に、意図的なパンの終了後における不
自然な画像の振れを抑制して、操作者に与える違和感を
大幅に低減することが可能となる。
【0056】また、室内等で、ビデオカメラを三脚に固
定して使用している状況では、画像振れはほとんど生じ
ない。そこで、このような状況では、画像振れの補正を
行わない第1の動作モードを選択することで、意図的な
パンやチルトの終了後における不自然な画像の振れ、お
よびそれに伴って操作者に与える違和感をなくすことが
可能となる。
【0057】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、例えば、上記実施の形態では、4つの動作態様(動
作モード)を設定したが、基準動作態様と2つの制限動
作態様とを含む3つの動作態様を設定してもよいし、基
準動作態様と4つ以上の制限動作態様とを含む5つ以上
の動作態様を設定してもよい。
【0058】また、画像振れを補正する機構としては、
実施の形態に挙げたプリズムブロック13のような頂角
が可変のプリズムを用いるものに限らず、レンズを光軸
と直交する方向に移動させることによって光軸を屈曲さ
せることの可能な補正光学系等を用いてもよい。また、
振れ検出手段としては、角速度センサを用いるものに限
らず、加速度センサ等を用いるものでもよい。
【0059】また、本発明の画像振れ補正装置は、ビデ
オカメラ等に一体的に組み込まれたものでも良いし、ビ
デオカメラ等に対して着脱自在に装着されるアダプタ型
のものでもよい。また、本発明は、ビデオカメラに限ら
ず、スチールカメラや映画用フィルムを用いる撮影機等
の他の種類の撮像装置にも適用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし5
のいずれかに記載の画像振れ補正装置によれば、基準と
なる画像振れの補正動作を行う基準動作態様と基準とな
る画像振れの補正動作に対して互いに異なる制限を加え
た動作を行う複数の制限動作態様とを含む3つ以上の動
作態様のうちのいずれかを、状況に応じて選択できるよ
うにしたので、意図的なパンやチルトの終了後における
不自然な画像の振れを抑制しながら適切に画像振れを補
正することができるという効果を奏する。
【0061】また、請求項5記載の画像振れ補正装置に
よれば、補正手段における制限動作態様のうちの1つ
を、上下方向の画像振れの補正の範囲の大きさに比べ
て、左右方向の画像振れの補正の範囲の大きさが小さい
動作態様としたので、この動作態様を選択することで、
特に、撮像装置を走行中の自動車内で使用している状況
において、上下方向については振幅の大きな画像振れを
十分補正することが可能となり、左右方向については比
較的小さな振幅の画像振れを十分補正することが可能と
なると共に、意図的なパンの終了後における不自然な画
像の振れを抑制して、操作者に与える違和感を大幅に低
減することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装置
の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装置
を含むビデオカメラの概略の構成を示す説明図である。
【図3】図2に示したビデオカメラを側方から見た状態
を示す説明図である。
【図4】図2におけるプリズムブロックの構成を示す斜
視図である。
【図5】図1におけるPWM変換部の動作について説明
するための波形図である。
【図6】図1におけるモータ駆動回路の構成の一例を示
す回路図である。
【図7】図1におけるモータ駆動回路の構成の他の例を
示す回路図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装置
の動作を示す流れ図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装置
における補正範囲の制限の動作について説明するための
説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る画像振れ補正装
置における補正範囲の制限の動作について説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
13…プリズムブロック、15…X方向ジャイロセン
サ、16…Y方向ジャイロセンサ、17…動作モード切
り換えスイッチ、20…動作モード表示用ランプ、26
…X方向補正用モータ、27…Y方向補正用モータ、3
1,33…ガラス板角度センサ、40…サーボ回路、4
3…動作モード切り換え検出部、46…補正角度制限
部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像振れを生じさせる振れを検出し、振
    れに応じた信号を出力する振れ検出手段と、 この振れ検出手段の出力信号に基づいて基準となる画像
    振れの補正動作を行う基準動作態様と基準となる画像振
    れの補正動作に対して互いに異なる制限を加えた動作を
    行う複数の制限動作態様とを含む3つ以上の動作態様の
    うちのいずれかで動作する補正手段と、 この補正手段における動作態様を選択するための動作態
    様選択手段とを備えたことを特徴とする画像振れ補正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段における制限動作態様のう
    ちの1つは、画像振れの補正を行わない動作態様である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段における制限動作態様のう
    ちの1つは、上下方向と左右方向の画像振れの補正の範
    囲の大きさが等しい動作態様であることを特徴とする請
    求項1記載の画像振れ補正装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段における制限動作態様のう
    ちの1つは、上下方向と左右方向とで画像振れの補正の
    範囲の大きさが異なる動作態様であることを特徴とする
    請求項1記載の画像振れ補正装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段における制限動作態様のう
    ちの1つは、上下方向の画像振れの補正の範囲の大きさ
    に比べて、左右方向の画像振れの補正の範囲の大きさが
    小さい動作態様であることを特徴とする請求項1記載の
    画像振れ補正装置。
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