JP2008011907A - 遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム - Google Patents

遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008011907A
JP2008011907A JP2006183255A JP2006183255A JP2008011907A JP 2008011907 A JP2008011907 A JP 2008011907A JP 2006183255 A JP2006183255 A JP 2006183255A JP 2006183255 A JP2006183255 A JP 2006183255A JP 2008011907 A JP2008011907 A JP 2008011907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medal
hopper
medals
time
timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006183255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4619325B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Hirayama
和之 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympia KK filed Critical Olympia KK
Priority to JP2006183255A priority Critical patent/JP4619325B2/ja
Publication of JP2008011907A publication Critical patent/JP2008011907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4619325B2 publication Critical patent/JP4619325B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 不正行為によるメダルの不正な払い出しを妨害する。
【解決手段】 ホッパ装置のホッパモータを駆動し、前記ホッパ装置のメダル払出センサの出力を監視し、前記ホッパモータを駆動したときから、又は、前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出したときからタイマによる計測を開始し、予め定められた時間よりも長く前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出しなかったときにエラー処理を行う。精算ボタンが頻繁に操作されたときは、タイマ設定部でタイマの閾値を長くする。ホッパエンプティエラーの発生を遅らせることで、不正行為者が精算ボタンでメダルを得にくくする。
【選択図】 図9

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びに当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダルを遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。遊技機は、投入されたメダルを判別するとともに、その枚数を計数するためのメダルセレクタ及び入賞に応じてメダルを払い出すホッパ装置を備えている。
一般的なホッパ装置は、ホッパタンクと、このホッパタンクから落下したメダルがはまり込む複数のメダル穴を有し、前記メダルをメダル排出口へ誘導する回転ディスクと、この回転ディスクを回転駆動することにより遊技者に対してメダルを払い出すホッパモータと、払い出されたメダルの枚数をカウントするためのカウンタローラ及びこれに取り付けられたセンサ(例えばフォトインタラプタ:検出溝を備えるケースの中に発光素子と受光素子を対向配置し、検出溝間の通過物体を非接触で検知するもの)とを備える。回転ディスクに設けられたメダル穴に嵌まり込んだメダルは、回転ディスクの回転に伴い移動し、メダル払い出し口のところでメダル通路の方に誘導される。このとき通路に誘導されたメダルと接触するカウンタローラが回動し、カウンタローラに設けられた突起がセンサの検出溝内に入り、光源の光を遮断し、受光素子がこれを検出する。1つのメダルが払い出されるとき当該メダルはカウンタローラと接触してこれを1回押すので、これに設けられたセンサの検出回数に基づいてメダルの払い出し枚数をカウントできるのである。
ホッパタンク内が空になると、回転ディスクが回転してもメダルは払い出されなくなる。ホッパモータを駆動しているにもかかわらず、回転ディスクを回転駆動してから、又は、前記センサで最後のメダルを検出してから一定時間以上経過しても前記センサでメダルの払い出しを検出できないとき、ホッパタンク内のメダルが尽きたことを知らせるホッパエンプティエラーが報知される。これを受けてホール係員はホッパタンクにメダルを補充する。
ホッパ装置の前記センサに関する処理を開示する先行技術として下記に示すものがある。
特開2002−172204号公報「メダル遊技機のメダル払出方法及びメダル遊技機」 悪質な遊技者の不正操作による不正なメダル払い出しを抑制する。スロットマシンのメダル払出動作において、メイン制御回路基板のCPUは、まず、バケット内に貯留されているメダルの残量チェックを行う。そして、十分な残量を確認したら、ホッパ装置の駆動モータに払出命令を出力する。これにより、ホッパ載置の回転円板が回転し、メダル排出通路からメダルが1枚ずつ排出される。このメダル払出枚数は、メダル検出センサにより検出される。このとき、メダルの通過が確認できない場合、即座に払い出しを中止するとともに、報知パネルを用いて、メダルの払い出しに異常がある旨の払出異常報知を行う。このような構成により、悪質な遊技者が不正操作によりメダル検出センサを不能にした場合でも、即座に払い出しが中止され、不正なメダル払い出しが抑制される。 特開2003−265796号公報「遊技機」 貯留部から有価物体(メダル)がなくなって払い出しを行うことができなくなるといった事態が頻発することを抑制する。有価物体を貯留する貯留部と、払出条件の成立に基づいて前記貯留部に貯留された有価物体を払い出す払出装置とを備えた遊技機であって、前記貯留部に貯留された有価物体の残量が予め定められた量よりも少ないことを検出する残量不足検出装置と、該残量不足検出装置の検出結果に基づいて前記払出装置による有価物体の払い出し速度を遅くする払出速度変更手段とを備えた。
ホッパタンク内のメダルが尽きたと判定する基準は、上述のように、メダルの払い出しのために回転ディスクを回転駆動してから、又は、メダル払い出し中に前記センサで最後のメダルを検出してから一定時間(閾値)以上経過しても前記センサでメダルの払い出しを検出できないことである。当該閾値が取り得る設計上の最小値は、回転ディスクにより複数のメダルを連続して払い出すときの払い出し間隔である(これよりも短いと常にエラーと判定されてしまう)。通常は、上記閾値は上記最小値よりも十分長く(例えば数十秒)設定される。
ところで、遊技機に対する不正行為(いわゆるゴト行為)が増えてきていて、これによる被害も増大しつつある。しかも不正行為の手法も時とともに巧妙になってきている。そのひとつとしてメダル投入口から不正行為用の器具を挿入し、メダルセレクタのメダル計数機能を不正に操作し誤動作させ、メダルを投入していないにもかかわらず不正に多数のクレジットを得るという手口がある。
先端に赤外線LEDなどの発光素子を2つ設けた器具を挿入し、これらをメダルを計数する光学式センサに向けて点滅させることによりメダル検出と同じ信号を作り出し、不正なクレジットを得ているようである。不正に得たクレジットで遊技を行うことができるが、多くの場合、精算ボタンによりメダルの返却を受けているようである。メダルセレクタに対する不正行為の発見は遅れるケースが多く、被害の拡大が懸念されている。
本発明は、ホッパ装置のホッパエンプティエラーの判定基準を変えることにより、上記不正行為において精算ボタンによりメダルの返却を受ける行為を妨害できる遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
この発明に係る遊技機は、メダルがはまり込む複数のメダル穴を有し、ホッパタンクから受けたメダルを前記メダル穴で保持しつつメダル排出口へ誘導して外部へ払い出しを行う回転ディスク、外部からの制御信号に基づき前記回転ディスクを回転駆動するホッパモータ、及び、前記回転ディスクからのメダルの払い出しを検出するメダル払出センサを含むホッパ装置と、遊技に係る抽選処理を行うとともに、前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、投入済みのメダルであって遊技に使用されていないものを払い戻すための精算ボタンと、を備え、
前記メイン基板は、
予め定められた時間を計測するタイマと、
前記タイマで計測する前記時間を設定するタイマ設定部と、 前記ホッパモータを駆動するホッパモータ駆動部と、
前記メダル払出センサの出力を監視し、前記ホッパモータを駆動したときから、又は、前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出したときから前記タイマによる計測を開始し、予め定められた前記時間よりも長く前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出しなかったときにエラー処理を行うメダル払出センサ監視部と、
前記精算ボタンの操作頻度を監視し、当該操作頻度が予め定められた閾値を超えたときに、前記タイマ設定部により予め定められた前記時間を延長する時間延長部と、を含むことを特徴とするものである。
この発明は、メダルを払い出すホッパ装置と、遊技に係る抽選処理を行うとともに前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、投入済みのメダルであって遊技に使用されていないものを払い戻すための精算ボタンとを備える遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法であって、
前記ホッパ装置のホッパモータを駆動するステップと、
前記ホッパ装置のメダル払出センサの出力を監視するステップと、
前記ホッパモータを駆動したときから、又は、前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出したときからタイマによる計測を開始するステップと、
予め定められた時間よりも長く前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出しなかったときにエラー処理を行うステップと、
前記精算ボタンの操作頻度を監視するステップと、
前記精算ボタンの操作頻度が予め定められた閾値を超えたときに予め定められた前記時間を長くするステップとを備えるものである。
この発明は、上記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
本発明によれば、精算ボタンの操作が異常に多く繰り返されていることを検出し、ホッパエンプティエラーと判定する時間(閾値)を通常よりも長く設定するようにしたので、ホッパタンクのメダルが尽きたときにホッパの空回しが長い間続き、不正行為によるメダルの払い戻しがやりにくくなる。これにより不正行為を抑止することができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、ゲーム表示部131が設けられている。ゲーム表示部131は、図1に示すように、前扉130の中央上部に設けられた四角窓状の窓である。遊技者は、ゲーム表示部131を通して後述のリールユニット203の三個の回転リールの図柄を見ることができる。ゲーム表示部131の右側下方には、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132が設けられている。メダル投入口132の下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左側下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134が設けられている。前記ゲーム表示部131の下方には、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140が設けられている。前扉130の下端部中央には、メダルの払出し口135が設けられている。スタートスイッチ134の左側に設けられた精算ボタン(精算スイッチとも呼ぶ)138は、投入済みのメダルであって未使用のものの返却を求めるためのものである。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置2が設置されている。このホッパ装置2の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク1を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置2の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ123が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ123は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置2に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金等で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数を超えたメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ123の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ123により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
ホッパ装置2の払い出し口は払い出し口135に連通するようになっていて、ホッパ装置2により払い出されたメダルも払出し口135から遊技者へ送り出される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。メダルを投入した後にスタートスイッチ134を操作することで、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニット203は、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂等からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図3において、200、201はそれぞれCPU、ROM、RAMを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入枚数の管理、払い出し、リールの回転及び停止制御、抽選処理などを行う。サブ基板201は抽選処理に基づいた演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、ベットスイッチ137などのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204は、ゲーム表示部131やリールに設けられている内部照明、液晶表示装置及びスピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により抽選処理によって得られる当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。
2はメダルを払い出すためのホッパ装置である。ホッパ装置の構造は後に詳述する。ホッパ装置2は、払い出しメダルの枚数をカウントするためのメダル払出センサ43と、メダルを払い出すために回転ディスクを回転させるホッパモータ34とを備える。ホッパモータ34はメイン基板200からのメダル払い出し信号により制御される。
メイン基板200は、メダル払出センサ43の出力を監視するメダル払出センサ監視部200aと、ホッパタンク1内のメダルが尽きたことを示すホッパエンプティエラーを判定するために、予め定められた時間(閾値)を計測するタイマ200bと、タイマ200bの閾値を設定するタイマ設定部200cと、を備える。
メイン基板200は、ホッパモータ34を駆動するホッパモータ駆動部200eを含む。さらに、精算ボタン138の操作頻度を監視し、当該操作頻度が予め定められた閾値を超えたときに、タイマ設定部200cにより予め定められた前記時間を延長する時間延長部200dを含む(詳細は後述の図9及びその説明参照)。
メダル払出センサ監視部200a、タイマ200b及びタイマ設定部200c並びに時間延長部200dは、ICなどのハードウエア又はCPUとROMに格納されたプログラムによるソフトウエアで実現される。例えば、メダル払出センサ監視部200aとタイマ設定部200c並びに時間延長部200dをメイン基板200のCPUとROMのプログラムで実現するようにしてもよい。以下において、便宜上、メイン基板200内にメダル払出センサ監視部200aとタイマ設定部200cを備え、メイン基板200が時間延長部200dの処理を実行するものとして説明を加えるが、メダル払出センサ監視部200aとタイマ設定部200cの処理をメイン基板200で行わせるようにしてもよい。
メイン基板200は、入賞によりメダルを払い出す必要が生じたときにホッパモータ34を駆動する。そして、メダル払出センサ監視部200aがメダル払出センサ43の出力を監視し、メダルの払い出し枚数を数えるとともに、ホッパエンプティエラーの判定を行う。ホッパエンプティエラーの判定は、具体的には、ホッパモータ34を駆動したときから、又は、メダル払出センサ43の出力に基づき最後にメダルの払い出しを検出したときからタイマ200bによる時間の計測を開始し、予め定められた閾値よりも長くメダルの払い出しを検出しなかったときにホッパエンプティと判定しエラー処理を行う。なお念のため付言すると、メダル払出センサ監視部200aがホッパエンプティエラーと判定するのは、入賞又は精算によりメダルを払い出す必要が生じたとき(ホッパモータ34が駆動されているとき)であって、ホッパモータ34が駆動されていない通常の遊技中あるいは所定枚数のメダルを払い出した後において、メダル払出センサ43が長時間にわたってメダルの払い出しを検出しなかったとしてもホッパエンプティと判定することはない。
図4はホッパ装置の正面図(図4(a))、右側面図(図4(b))、上面図(図4(c))である。図5はホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図、図6はホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。図7は、回転ディスク3の上面詳細図であり、メダルの払い出し動作を説明するためのものである。図7においてX’はメダルの排出経路を示す。
図示された装置は、大別すると、メダルMを貯留するホッパタンク1と、このホッパタンク1内に貯留されたメダルMを1枚ずつ排出する本体(ホッパ装置2)とからなる。
ホッパ装置2は、大別すると、ホッパシャーシ2aと、このホッパシャーシ2aに回転可能に支持され、ホッパタンク1から落下したメダルMが上方より1枚ずつはまり込む複数個、ここでは5個のメダル落とし穴3aを有する回転ディスク3と、この回転ディスク3を回転するホッパモータ34とを備えている。このホッパモータ34の駆動力により回転ディスク3の回転時に、そのメダル落とし穴(メダル穴)3aに落ち込んだメダルMは、メダル排出口Xから外部に排出される。
上記ホッパシャーシ2aの上部には、ベースプレート5が斜めに取り付けられる。ベースプレート5にはホッパモータ34が固定されている。ホッパモータ34の出力軸34aは、ベースプレート5を貫通して、その上面のほぼ中央に突出している。ベースプレート5が斜めになっているので、ホッパモータの出力軸は垂直方向に対して交差している。このため、回転ディスク3は、そのメダル排出口側が高く、その反対側が低くなっている。
ベースプレート5の上にはハウジングサポート4が位置する。ハウジングサポート4の周囲には隆起した突縁部が形成されている。この突縁部のメダル排出口Xの部分は切り欠かれており、メダルはこの部分を通って排出される。
回転ディスク3のメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMが、回転ディスク3の回転に伴いメダル排出口Xに位置すると、当該メダルMはガイドピン36により移動が妨げられ、メダル落とし穴3aからメダル排出口Xへ押し出されて外部に排出される。このように、回転ディスク3の回転に伴い、メダルMが順番に排出される。
なお、ホッパタンク1及びホッパシャーシ2aはいずれも樹脂製である。
このホッパ装置において、払い出されたメダルをカウントするためのカウンタローラ7(カウンタアーム8に設けられている)はセパレータ6を中心に回動する。回転ディスク3に設けられたメダル落とし穴3aに嵌まり込んだメダルは、回転ディスク3の回転に伴い移動し、メダル排出口Xのところでガイドピン36により押し出されてメダル通路の方に誘導される。このときメダルはカウンタアーム8に設けられているカウンタローラ7に接触してこれを図7中の矢印Aの方向へ回動させる。これにより、カウンタアーム8に設けられている突起が遊技メダル払出センサ43(例えばフォトインタラプタ:検出溝を備えるケースの中に発光素子と受光素子を対向配置し、検出溝間の通過物体を非接触で検知するもの)の検出溝の間に入り、光源の光を遮断し、受光素子がこれを検出する。このように、1つのメダルが払い出されるとき当該メダルはカウンタローラ7と接触してこれを1回押すので、メダル払出センサ43の検出回数に基づいてメダルの払い出し数をカウントできる。
2つのガイドピン36は、ハウジングサポート4のメダル排出口X付近に設けられている。2つのガイドピン36はガイドピン押さえ10にそれぞれガイドピン用ばね37を介して取り付けられる。ガイドピン36はガイドピン用ばね37により上方に押圧され、ハウジングサポート4の表面から約1mm程度突出している。ガイドピン用ばね37の弾性により、ガイドピン36が上方から押されると、ガイドピン36はハウジングサポート4内部に後退し、ガイドピン36の頭部がハウジングサポート4の表面と一致するようになる。
図7を参照してメダルの払い出し動作について説明する。回転ディスク3のメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMが、回転ディスク3の回転に伴いメダル排出口Xに位置すると、メダルMはガイドピン36に当たり、回転ディスク3の回転に伴いメダルMは外側に押し出される。その際に押し出されたメダルMによってカウンタアーム8に設けられているカウンタローラ7を矢印Aの方向に押し広げ、遊技メダルガイド12とセパレータ6及びカウンタローラ7の間を通過し、メダルMはメダル通路部23,24を通って外部に排出される。メダルMが排出され接触が解除されると、カウンタローラ7はカウンタ引きばね9(図6参照)の弾性により元の位置に戻る。遊技メダルガイド12は、メダルの動きを規制して、メダルをメダル通路に沿って滑らかに移動させる。メダルをメダル通路部23,24に誘導する際に2つのガイドピン36はそれぞれ異なる役割を果たす。回転ディスク3が時計方向に回転する場合にガイドピン36aはメダルに最初に接触し、メダルを外側に押し出す。ガイドピン36bは外縁に移動しつつあるメダルを、回転ディスク3の回転方向に移動しないように規制しつつ、さらにメダル通路部23,24の方向へと移動させる。
図8は、メダルの払い出し処理のフローチャートである。図9は、発明の実施の形態に係るタイマの設定処理のフローチャートである。これらは、メイン基板200の処理のうち、発明の実施の形態に関連する処理を示す。
図10は、その動作説明のタイミングチャートである。図10(a)は時刻TSに始まり時刻TEに終わるホッパモータ34の駆動信号(メイン基板200から出力される)を示し、同(b)は正常な状態の払出センサ43の出力信号を示し、同(c)はホッパタンク1内のメダルが尽きたときの払出センサ43の出力信号を示し、同(d)はタイマ200bの閾値が通常よりも長く設定されたときのホッパエンプティエラーに係る信号を示し、同(e)はホッパタンク1内のメダルが尽きたときの払出センサ43の出力信号を示し、同(f)はタイマ200bの閾値が通常の長さの場合のホッパエンプティエラーに係る信号を示す。図10において、TM1は、後述の図9のS12の判定でYESとされたときに設定される長い閾値である。TM2は通常の閾値である。TM1>TM2であり、この差TM3=TM1−TM2の分だけホッパが空回りする。
図8について説明を加える。
メイン基板200は、スタートスイッチ134の押下タイミングで抽選処理を行う(S1)。スロットマシンは、基本的に図柄が揃ったときに賞品としてメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータ(CPU)による抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。遊技者がメダルを投入すると、それが判別されてメダルの投入枚数が表示される。遊技者がスタートスイッチ134を操作すると、抽選が行われる。
その後、遊技者がスタートスイッチ134を操作すると、三個の回転リールが回転を開始する。そして、ストップスイッチ140の一個を操作すると、当該対応する回転リールの回転が停止する。ストップスイッチ140を三個全て操作すると、三個の回転リールの回転が全て停止する。このとき、表示窓の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄が停止すると入賞と判定される。
予め設定された図柄が入賞すると(S5でYES)、ホッパモータ34を駆動してメダル払い出し処理を行う(S6)。メダル払出センサS43の出力を監視する(S7)。S7では、メダルの払い出し枚数の監視とともに、空回りの監視を行う。タイマ200bがタイムアウト、すなわち後述の図9のフローチャートで設定した閾値よりも長い間、メダルの払い出しがなかったとき(S8でYES)、ホッパエンプティエラー処理を行う(S10)。例えば、演出表示部204に含まれる内部照明(リールの内部照明など)を点滅させたり、図示しないスピーカを吹鳴させたり、液晶表示装置でエラー表示を行う。
タイムアウトすることなく(S8でNO)、規定枚数を払い出したら(S9でYES)、図8の処理を終了する。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットの表示を増加させることもある。
本発明の実施の形態に係るタイマの設定処理について図9のフローチャートを参照して説明する。
S10:精算ボタン138が押下(操作の一例)されたかどうか監視する。
S11:精算ボタン138が押下されたとき、精算ボタン押下監視処理を行う。S11及び次のS12の処理の詳細は後に詳述する。
S12:精算ボタン押下頻度が閾値を超えたかどうか判定する。
先端に赤外線LEDなどの発光素子を2つ設けた器具を挿入し、これらをメダルを計数する光学式センサに向けて点滅させることによりメダル検出と同じ信号を作り出し、多量のクレジットを得て、精算ボタンによりメダルの返却を受けるという不正行為を行う者は、単位時間当たりに頻繁に精算ボタンを押す特性があるので、前回の精算ボタン押下から今回の精算ボタン押下までの時間(間隔)を計測する計時手段(図示しないタイマ、タイマ200bとは別のもの)を設けておき、これに基づき精算ボタンの押し下げの頻度が予め定めた閾値を超えたかどうか判定する。
押下頻度が基準値を超えた場合(例えば、精算ボタンを押す間隔が10分以内であったとき)は、通常の遊技では考えられない状況であり、不正行為と判断する。
S12の判断結果に基づき、タイマの閾値を切り換える。
すなわち、S12でNOのときは不正行為は行われていないから、タイマの閾値を通常の長さに設定する(S13)。なお、デフォルトで閾値を通常の長さに設定している場合は、S13の処理はなくてもよい。
S12でYESのときは不正行為が行われているから、タイマの閾値を通常よりも長く設定する(S14)。これにより、多量のクレジットを不正に得たとしても、その払い戻し中にホッパタンク1内のメダルが尽き、しかもホッパエンプティエラーがなかなか生じないのでメダルの払い戻しに長時間要することになる。したがって、不正行為が露見しやすくなり、当該不正行為の抑止につながる。
なお、精算ボタン押下頻度に応じてタイマの閾値を長くするようにしてもよい。例えば、精算ボタン押下頻度に比例して閾値を延ばすようにする。
図10について、図8及び図9を参照しつつ説明を加える。
図8のS6が実行されると、図10(a)のようにホッパモータ34が駆動される(符号TS)。
図10(b)は、連続して合計7枚のメダルを払い出す場合を例示している。数字「1」〜「7」は枚数を示し、その検出開始のタイミングはt1〜t7である。ここではホッパエンプティエラーは発生していない(タイムアウトにならず(図8のS8でNO)、規定枚数を払い出し(S9でYES)、符号TEでホッパモータ34の駆動が停止される)。
図10(c)はタイマ200bの閾値がTM1であり、通常よりも長く設定されている(TM3だけ長い)。ここでは、3枚のメダルを払い出しているがこれでホッパタンク1内のメダルが尽き、これ以降はホッパモータ34が空回し状態になっている。TM1の時間が経過した時点で(S8でYES)、図10(d)のようにホッパエンプティエラーとなる(S10)。
図10(e)は通常の閾値の場合を示す。ここでも同様にホッパエンプティエラーとなる(S10)が、タイマ200bの閾値は図9のS14で設定された時間TM1よりも短い(符号TM2)。閾値TM1はメダル払い出し4回分の長さであるが、閾値TM2はその半分の2回分の長さである(この例は説明の便宜上のものであり、実際の設定とは異なる)。
通常であれば、図10(e)(f)に示すように空回しが2回起きればホッパエンプティとなるのに対して、精算ボタン押下頻度が高いとき(図9のS12でYES)は、図10(c)(d)に示すように空回しが4回起きなければホッパエンプティエラーとはならない。
本発明の実施の形態によれば、精算ボタンの操作が繰り返されていると判定したときに、ホッパエンプティエラーと判定する時間(閾値)を通常よりも長く設定するようにしたので、精算ボタンを頻繁に押す不正行為者に対して、ホッパタンクのメダルが尽きたときにホッパの空回しが長い間続き、不正行為によるメダルの払い戻しがやりにくくなる。これにより不正行為を抑止することができる。
しかも、ホッパエンプティエラーを報知するまでに時間がかかるので、ホール係員がメダルの補給をするまでの時間が長くなり、その結果、メダルの払い出しに時間を要するようになる。特に、精算ボタンの操作が繰り返されていると判定したときに、ホッパエンプティエラーと判定する時間(閾値)を非常に長く(例えば数時間、あるいは営業終了まで)することで、不正行為による被害をホッパ装置に残っていたメダルだけに局限することができる。なお、このように前記時間(閾値)を非常に長くする場合には、ホールの係員の操作により前記時間(閾値)を延長前の状態に戻せるようにしておくことが望ましい。
なお、図10(c)と図10(e)でタイマ200bによる計測の開始タイミングは最後にメダルの払い出しを検出した時(時刻T3)になっている。ホッパモータ34の駆動を開始した時(時刻TS)、1枚目のメダルの払い出しを検出した時(時刻T1)、2枚目のメダルの払い出しを検出した時(時刻T2)にもタイマ200bによる計測は開始されるが、これらの場合は閾値の時間内に次のメダルが検出されるのでタイムアウトとはならず、ホッパエンプティエラーは発生しない。図8のS7及びS8の処理内容は、実際には上記のようになっている。
精算ボタン押下頻度を求めるやり方として、図11に示すように例えば2通りある。
図11(a)は、予め定めた時間TA以内に再度精算ボタンが押し下げられるたびに精算ボタン押下頻度を1づつ増やすというものである。まず、精算ボタン138の押下があったかどうか判定する(S20)。精算ボタン138の押下があったときに、図示しないタイマの値を調べる。タイマの値がゼロのときは(S21でYES)、所定時間TAを経過してから(つまり十分時間が経過してから)再度精算ボタンが押し下げられたことを意味するから、精算ボタン押下頻度はそのままとする。タイマの値がゼロでないときは(S21でNO)、所定時間TA内に再度精算ボタンが押し下げられた(短時間に繰り返されている)ことを意味するから、精算ボタン押下頻度を増加させる(S22)。そしてタイマに時間TAをセットする(S23)。時間がセットされると、タイマは時間の経過に応じてセットされた値を減らしていき、時間TAが経過するとゼロになる。時間TAにより、精算ボタン押下頻度を厳しくするかどうか調整することができる。なお、十分長い時間(例えば30分)を経過したら精算ボタン押下頻度をリセットするようにしてもよい。
図11(b)は、精算ボタンの押下の間隔が予め定めた時間TB以内であるときに精算ボタン押下頻度を1づつ増やすというものである。まず、精算ボタンの押下によるメダルの払い出しが完了したかどうか判定する(S30)。メダルの払い出しの完了した時点で、図示しないタイマに時間TBをセットする(S31)。次に、精算ボタン138の押下があったかどうか判定する(S32)。精算ボタン138が再度押し下げられたときに、タイマの値を調べる。タイマの値がゼロのときは(S33でYES)、所定時間TBを経過してから(つまり十分時間が経過してから)再度精算ボタンが押し下げられたことを意味するから、精算ボタン押下頻度はそのままとする。タイマの値がゼロでないときは(S33でNO)、精算ボタンの押下の間隔が所定時間TBより短い(短時間に繰り返されている)ことを意味するから、精算ボタン押下頻度を増加させる(S34)。時間TBにより、精算ボタン押下頻度を厳しくするかどうか調整することができる。
図11(a)(b)の場合、精算ボタン押下頻度は1,2,3,・・・となるから、図9のS12では、予め定められた閾値(例えば5)と上記精算ボタン押下頻度を比較することになる。
図12は、図11(a)の処理を採用したときの精算ボタン押下監視処理の説明図である。図12(a)は精算ボタン押下頻度が高くない(ゼロのまま)場合を示す。精算ボタンは時間TAよりも長い間隔で繰り返し押し下げられている。これに対し、図12(b)は精算ボタンが繰り返し頻繁に押し下げられた場合を示す。図12(b)では、最初の精算ボタン押下aから時間TA内に再び精算ボタン押下bがあり、さらに精算ボタン押下bから時間TA内に再び精算ボタン押下cがある。図11(a)の処理によれば、精算ボタン押下bの際に精算ボタン押下頻度は1になり、精算ボタン押下cの際に精算ボタン押下頻度は2になる。なお、精算ボタン押下頻度がリセットされないと一般の遊技者に不便をかけることになるから、一定時間経過後に精算ボタン押下頻度をリセットするようにしてもよい。
図13は、図11(b)の処理を採用したときの精算ボタン押下監視処理の説明図である。図13(a)は精算ボタン押下頻度が高くない(ゼロのまま)場合を示す。精算ボタンは時間TB以上の長い間隔で繰り返し押し下げられている。図13(b)は精算ボタンが繰り返し頻繁に押し下げられた場合を示す。図13(b)では、最初の精算ボタン押下によるメダル払い出しの完了時点から時間TB内に再び精算ボタン押下eがあり、同様に再び精算ボタン押下fがある。図13(b)の処理によれば、精算ボタン押下eの際に精算ボタン押下頻度は1になり、精算ボタン押下fの際に精算ボタン押下頻度は2になる。なお、精算ボタン押下頻度がリセットされないと一般の遊技者に不便をかけることになるから、一定時間TX経過後に精算ボタン押下頻度をリセットするようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係るスロットマシンを構成するために、従来のスロットマシンに特別な機器(例えば、ホッパタンクの残量を検出するセンサ)を追加で設ける必要はなく、メインプログラムの修正で対応できるため、その実現は容易である。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 ホッパ装置の正面図(図4(a))、右側面図(図4(b))、上面図(図4(c))である。 ホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図である。 ホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。 ホッパ装置のメダルの払い出し動作を説明するための回転ディスクの上面詳細図である。 スロットマシンの払い出し処理のフローチャートである。 発明の実施の形態に係るタイマの設定処理のフローチャートである。 発明の実施の形態に係る払い出し処理の説明図(タイミングチャート)である。 発明の実施の形態に係る精算ボタン押下監視処理のフローチャートである。 発明の実施の形態に係る精算ボタン押下監視処理の説明図(タイミングチャート)である。 発明の実施の形態に係る精算ボタン押下監視処理の説明図(タイミングチャート)である。
符号の説明
1 ホッパタンク
2 ホッパ装置
2a ホッパシャーシ
3 回転ディスク
3a メダル落とし穴(メダル穴)
4 ハウジングサポート
5 ベースプレート
6 セパレータ
7 カウンタローラ
8 カウンタアーム
9 カウンタアーム引きばね
10 ガイドピン押さえ
12 遊技メダルガイド
23 払い出しシュート(メダル通路部)
24 払い出しサブシュート(メダル通路部)
34 ホッパモータ
34a ホッパモータの出力軸
36 ガイドピン
37 ガイドピン用ばね
43 メダル払出センサ
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
123 メダルセレクタ
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートスイッチ
135 払出し口
136 導出路
137 ベットスイッチ
138 精算ボタン
200 メイン基板(制御部)
200a メダル払出センサ監視部
200b タイマ
200c タイマ設定部
200d 時間延長部
200e ホッパモータ駆動部
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部

Claims (3)

  1. メダルがはまり込む複数のメダル穴を有し、ホッパタンクから受けたメダルを前記メダル穴で保持しつつメダル排出口へ誘導して外部へ払い出しを行う回転ディスク、外部からの制御信号に基づき前記回転ディスクを回転駆動するホッパモータ、及び、前記回転ディスクからのメダルの払い出しを検出するメダル払出センサを含むホッパ装置と、遊技に係る抽選処理を行うとともに、前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、投入済みのメダルであって遊技に使用されていないものを払い戻すための精算ボタンと、を備え、
    前記メイン基板は、
    予め定められた時間を計測するタイマと、
    前記タイマで計測する前記時間を設定するタイマ設定部と、
    前記ホッパモータを駆動するホッパモータ駆動部と、
    前記メダル払出センサの出力を監視し、前記ホッパモータを駆動したときから、又は、前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出したときから前記タイマによる計測を開始し、予め定められた前記時間よりも長く前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出しなかったときにエラー処理を行うメダル払出センサ監視部と、
    前記精算ボタンの操作頻度を監視し、当該操作頻度が予め定められた閾値を超えたときに、前記タイマ設定部により予め定められた前記時間を延長する時間延長部と、を含むことを特徴とする遊技機。
  2. メダルを払い出すホッパ装置と、遊技に係る抽選処理を行うとともに前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、投入済みのメダルであって遊技に使用されていないものを払い戻すための精算ボタンとを備える遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法であって、
    前記ホッパ装置のホッパモータを駆動するステップと、
    前記ホッパ装置のメダル払出センサの出力を監視するステップと、
    前記ホッパモータを駆動したときから、又は、前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出したときからタイマによる計測を開始するステップと、
    予め定められた時間よりも長く前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出しなかったときにエラー処理を行うステップと、
    前記精算ボタンの操作頻度を監視するステップと、
    前記精算ボタンの操作頻度が予め定められた閾値を超えたときに予め定められた前記時間を長くするステップとを備えるホッパ装置のエラー判定方法。
  3. メダルを払い出すホッパ装置と、遊技に係る抽選処理を行うとともに前記ホッパ装置を制御するメイン基板と、投入済みのメダルであって遊技に使用されていないものを払い戻すための精算ボタンとを備える遊技機のエラー判定をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記ホッパ装置のホッパモータを駆動するステップと、
    前記ホッパ装置のメダル払出センサの出力を監視するステップと、
    前記ホッパモータを駆動したときから、又は、前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出したときからタイマによる計測を開始するステップと、
    予め定められた時間よりも長く前記メダル払出センサでメダルの払い出しを検出しなかったときにエラー処理を行うステップと、
    前記精算ボタンの操作頻度を監視するステップと、
    前記精算ボタンの操作頻度が予め定められた閾値を超えたときに予め定められた前記時間を長くするステップと、をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2006183255A 2006-07-03 2006-07-03 遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム Expired - Fee Related JP4619325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183255A JP4619325B2 (ja) 2006-07-03 2006-07-03 遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183255A JP4619325B2 (ja) 2006-07-03 2006-07-03 遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008011907A true JP2008011907A (ja) 2008-01-24
JP4619325B2 JP4619325B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=39069556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006183255A Expired - Fee Related JP4619325B2 (ja) 2006-07-03 2006-07-03 遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4619325B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017124082A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11164937A (ja) * 1997-12-05 1999-06-22 Mamiya Op Co Ltd メダル供給装置、およびスロットマシンシステム
JP2001299996A (ja) * 2000-04-24 2001-10-30 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2002172204A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Konami Parlor Entertainment Kk メダル遊技機のメダル払出方法及びメダル遊技機
JP2005204847A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Aruze Corp 遊技機
JP2005323705A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006068402A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11164937A (ja) * 1997-12-05 1999-06-22 Mamiya Op Co Ltd メダル供給装置、およびスロットマシンシステム
JP2001299996A (ja) * 2000-04-24 2001-10-30 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2002172204A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Konami Parlor Entertainment Kk メダル遊技機のメダル払出方法及びメダル遊技機
JP2005204847A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Aruze Corp 遊技機
JP2005323705A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006068402A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017124082A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4619325B2 (ja) 2011-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6240826B2 (ja) 遊技機
JP2009195498A (ja) スロットマシン及び遊技媒体払い出し制御プログラム
JP2010220822A (ja) 遊技場管理装置
JP2006239038A (ja) 遊技機及び遊技機のメダル残量不足報知方法並びにプログラム
JP4795744B2 (ja) 遊技機
JP4619325B2 (ja) 遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム
JP4188875B2 (ja) 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4227946B2 (ja) 媒体セレクター及び遊技機
JP5849294B2 (ja) 遊技機
JP5550006B2 (ja) 遊技機
JP4248015B2 (ja) 遊技機及び遊技機における不正行為の検出方法並びにプログラム
JP2006320586A (ja) 遊技機及び遊技機における不正行為の検出方法並びにプログラム
JP4268577B2 (ja) 遊技機
JP2006167137A (ja) 遊技機及び遊技機における不正行為の検出方法並びにプログラム
JP4619324B2 (ja) 遊技機及び遊技機におけるホッパ装置のエラー判定方法並びにプログラム
JP2007061303A (ja) 遊技機及び遊技機の制御方法並びにプログラム
JP3759926B2 (ja) 遊技機及び遊技機における異常検出方法並びにプログラム
JP4105612B2 (ja) 遊技機及び遊技機の制御方法並びにプログラム
JP2005342351A (ja) 遊技機及び遊技機の不正行為検出方法並びにプログラム
JP4167584B2 (ja) 遊技機
JP4227934B2 (ja) 遊技機
JP2006051188A (ja) メダルセレクタ及び遊技機、遊技機の不正行為検出方法並びにプログラム
JP4199612B2 (ja) 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム
JP2007029301A (ja) 遊技機及びホッパ装置の制御方法並びにプログラム
JP3062364U (ja) 遊技機の不正検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4619325

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees