JP4199612B2 - 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム - Google Patents

遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットマシン等の遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダルを遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
【0003】
遊技機は、基本的に絵柄が揃ったときにメダルを払い出すものであるが、絵柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理の内容は所定の範囲内で設定可能であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。設定変更は、遊技機の扉を開け、電源部に設けられた設定キースイッチをオンにし、設定変更スイッチを押す等の所定の操作を行う、などの手順により行われた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
遊技者のごく一部に不正行為(いわゆるゴト行為)を行う者がいた。例えば、設定操作を不正に行うことにより、遊技機の設定を自己に有利なものに不正に変更する者がいた。遊技機の扉には鍵が設けられて容易に開閉できないようになっているとともに、設定キースイッチの操作のためにも鍵が必要であるが、不正行為を行う者は扉に穴を開け、設定キースイッチの配線に工作を加えることにより、不正設定を行っているようである。
【0005】
さらに、従来の設定変更スイッチは、押しボタン式のスイッチであったため、扉の隙間から器具を差し込み、設定変更スイッチを押される可能性があった。また、設定値が変更されたとしても、不正に変更された設定値を常時監視するシステムは、従来存在しなかった。
【0006】
この発明は、斯かる不正行為を店側の意思によって未然に防ぐことを可能にする遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る遊技機は、内部動作に関する設定値を変更するための設定スイッチと、前記設定スイッチの出力を判定用データとして記憶する判定用データ記憶部と、予め定められた手順に従い内部動作に関する設定値変更処理を行う制御部とを備える遊技機であって、
前記設定スイッチは複数の位置に設定可能な回転式スイッチであり、
前記制御部は、前記設定値変更処理時において、前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更するとともに、変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを前記判定用データとして前記判定用データ記憶部に保存し、
前記設定値変更処理時以外において、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込み、前記判定用データ記憶部で保存された前記判定用データを読み出し、読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータを前記判定用データ記憶部から読み出した前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断するものである。
【0008】
前記判定用データは、例えば、内部動作に関する前記設定値に前記設定スイッチの位置に係るデータを加算したものである。
【0009】
前記制御部は、前記設定値変更処理時以外において、例えば、前記判定用データから前記設定スイッチの位置に係るデータを減算したものを、内部動作に関する前記設定値と比較する。
【0010】
好ましくは、前記設定スイッチの設定可能な位置数は、前記遊技機の設定の種類よりも多い。
【0011】
前記制御部は、前記設定スイッチが予め定められた位置の方向に移動されたときにのみ、設定値の変更を行うようにしてもよい。
【0012】
この発明は、CPUを含むメイン基板と、内部動作に関する設定値を変更するための複数の位置を備える設定スイッチとを備える遊技機における不正行為防止方法であって、
設定値変更処理時において、前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置が変化したかどうか判定する第1ステップと、
前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更する第2ステップと、
前記メイン基板が、変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを判定用データとして保存する第3ステップと、
前記設定値変更処理時以外において、前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込む第4ステップと、
前記メイン基板が、保存された前記判定用データを読み出す第5ステップと、
前記メイン基板が、前記第4ステップで読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータを前記第5ステップで読み出された前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断する第6ステップとを備えるものである。
【0013】
好ましくは、前記第4ステップ乃至前記第6ステップは、遊技機の遊技動作中に繰り返し実行される。
【0014】
この発明は、CPUを含むメイン基板と、内部動作に関する設定値を変更するための複数の位置を備える設定スイッチとを備える遊技機の制御プログラムであって、
設定値変更処理時において、前記設定スイッチの位置が変化したかどうか判定する第1ステップと、
前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更する第2ステップと、
変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを判定用データとして保存する第3ステップと、
前記設定値変更処理時以外において、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込む第4ステップと、
保存された前記判定用データを読み出す第5ステップと、
前記第4ステップで読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータを前記第5ステップで読み出された前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断する第6ステップと、を前記CPUに実行させるプログラムである。
【0015】
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
【0016】
また、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インターネットもここでいう通信媒体に含まれる。
【0017】
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態に係るスロットマシン及びその不正行為の防止方法について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
【0020】
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに右側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
【0021】
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートボタン134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップボタンを設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
【0022】
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
【0023】
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
【0024】
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
【0025】
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓が形成されている。そして、この中央部の表示窓の中央には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓が形成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニットの駆動を開始させる。リールユニットは、ストップスイッチによりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
【0026】
図3(a)は電源部205のパネルの詳細を示し、図3(b)は回転式スイッチ2058の概略斜視図である。
【0027】
図3(a)において、電源スイッチ2051は電源のオン/オフスイッチであり、電源部パイロットランプ2052は電源がオンのとき点灯するランプ(LED)であり、打ち止め有無スイッチ2053はメダルの払い出し枚数を制限する打ち止めを「有り」または「無し」に設定するスイッチである。打ち止め有無スイッチ2053は通常「無し」に設定されていて、頻繁に使用されることはない。
【0028】
ここで、本発明においては、設定変更スイッチとして、回転式スイッチ2058を使用する。この回転式スイッチ2058は、図3(b)に示すように、例えば指で摘んで回転できる丸いつまみのスイッチであり、7段階以上の設定を行えることが望ましい。これは、遊技機の設定が通常6段階で行われるので、回転式スイッチ2058の設定を6段階以下にすると、遊技機の設定数とリンクしてしまう可能性がある。このため、回転式スイッチ2058の段階数を遊技機の設定数よりも多くして、不正防止の効果を高めている。さらに、従来、扉を開けずに棒などを差し込んで押しボタンを操作することがあったが、スイッチが回転式であるため、押すだけでなく物理的な回転によりスイッチが切り替わる必要があるので、不正行為をされ難い。なお、回転式スイッチ2058に目盛が設けられていない方が望ましく、回転式スイッチ2058が現在どの位置を示しているかが判らないので不正行為をされ難いが、目盛を設けてもよい。
【0029】
設定キースイッチ2054は設定を有効にするためのスイッチであり、リセットスイッチ2055は、装置をリセットするためのスイッチである。AC100Vパイロットランプ2056は、筐体の電源であるAC100Vが供給されていることを示すランプであり、AC電源出力及び電源ケーブル2057は電源を供給するためのものである。
【0030】
図4は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図4において、200、201はそれぞれCPUを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ、ベットスイッチなどのスイッチからなる操作部202である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。電源部205には設定キースイッチ2054が設けられており、さらに、設定変更用の回転式スイッチ2058が設けられている。210は内部動作に関する設定値及び設定スイッチ2058の出力を判定用データとして記憶する判定用データ記憶部である。
【0031】
次にこの発明の実施の形態に係る装置/方法について説明する。本発明の実施の形態の要点は、回転式スイッチ2058を使用することにより、扉を開けずに設定スイッチを操作する不正行為を防止することに加え、回転式スイッチ2058のスイッチデータ及び設定値をセキュリティー用の判定値として使用することにより、不正行為の有無を遊技中に監視するものである。
【0032】
メイン基板200のCPUが実行する具体的な手順について、図5及び図6のフローチャートを参照して説明する。
【0033】
(1)設定値変更処理
まず、通常使用上で遊技機の設定値を変更する場合、操作者は設定キースイッチ2054をONにした状態で電源を投入する。この操作により、設定値変更モードに移行する。
【0034】
S1:回転式スイッチ2058の指し示す回転式スイッチのスイッチデータ(以下、スイッチデータAとする)をメイン基板200のCPUにより読み込む。回転式スイッチ2058の回転位置に対応して7段階にスイッチデータAが設定されており、その値は0〜6である。
【0035】
S2:元のスイッチデータと比較して、スイッチデータAが変化したかを判断する。このとき、回転式スイッチ2058を例えば右回りに4目盛回すと設定値が4となるが、回転式スイッチ2058の回転方向を一方向に定めておき(例えば右回り)、逆方向のときは設定変更を受け付けないようにしてもよく、これにより、不正な設定変更を防止できる。すなわち、仮に不正行為者が設定キースイッチをONにした状態で電源を投入するといった手続きを踏んで設定変更処理モードに入ったとしても、回転式スイッチ2058の回転方向を一方向に決めておいた場合、その事情を知っている管理者以外の設定変更を防止できる。
【0036】
S3:スイッチデータが変化した場合には設定値を更新する。
S4:スイッチデータが変化していない場合には、設定値は更新しない。
S5:スタートスイッチ134が押下されたかを判断する。
S6:スタートスイッチ134の押下によって設定変更が確定するので、スタートスイッチ134が押下された場合には、S3で更新された設定値Bを保存する。一方、スタートスイッチ134が押下されていない場合には、スイッチデータの変化を判断し続ける。
【0037】
S7:保存された設定値BにスイッチデータAを加えた加算値を、セキュリティー用の判定用データCとして判定用データ記憶部210で保存する。(判定用データC)=(スイッチデータA)+(設定値B)とすることにより、内部のハーネスを不正に加工してスイッチを経由せずに直接設定することもあるので、スイッチデータA不正に操作されたときでも不正を検出することができる。
なお、単純には回転式スイッチ2058の値そのものを判定用データとして記憶してもよい。
【0038】
(2)設定値監視処理
次に、通常遊技中において不正行為の有無を監視するモードについて説明する。
S10:現在設定されている回転式スイッチ2058のスイッチデータ(A’とする)を読み込む。
S11:上述した(1)設定値変更処理におけるS7で判定用データ記憶部210に保存した判定用データCを読み出す。
S12:読み出した判定用データCからS10におけるスイッチデータA’を差し引いた値をDとする。
S13:このDと、上述した(1)設定変更処理におけるS6で保存した設定値Bとを比較する。
【0039】
S14:遊技中に回転式スイッチ2058が操作されなければ、D=設定値Bとなるはずであり、この場合には設定値監視処理を終了する。
S15:一方、Dが設定値Bと一致しない場合は、不正行為があったと判断し、設定値異常処理を行う。例えばブザーを吹鳴させるとともに、ランプを点滅させる。この状態はリセットスイッチ2055が押されるまで継続する。
【0040】
この発明の実施の形態に係る遊技機及びその制御方法は、設定変更スイッチに回転式スイッチを採用することにより、扉を開けずに設定スイッチを操作する不正行為を防止することに加え、回転式スイッチのスイッチデータ及び設定値をセキュリィティー用の判定値として使用することにより、不正行為の有無を遊技中に監視するものである。
【0041】
以上のように、通常遊技中に不正に回転式スイッチ2058が操作されたことを検出することができる。また、通常遊技中に(回転式スイッチ2058の操作によらず、直接)設定値が不正に変更された場合にも、これを検出することができる。さらに、不具合や不正行為の原因で保存されている設定値が変わってしまっても、これを検出することができる。
【0042】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
この発明によれば、設定スイッチのデータ及び設定値をセキュリティー用の判定値として使用することにより、不正な設定変更が行われたかどうかを常時監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。
【図2】 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。
【図3】 (a)はスロットマシンの電源部のパネルの詳細図であり、(b)は回転式スイッチの概略斜視図である。
【図4】 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
【図5】 発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける設定値変更処理の動作フローチャートを示す。
【図6】 発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける設定値監視処理の動作フローチャートを示す。
【符号の説明】
1 メダルセレクタ
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートボタン
135 払出し口
136 導出路
200 メイン基板
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部
210 判定用データ記憶部
2051 電源スイッチ
2052 電源部パイロットランプ
2053 打ち止め有無スイッチ
2054 設定キースイッチ
2055 リセットスイッチ
2058 設定変更用回転式スイッチ
2056 AC100Vパイロットランプ
2057 AC電源出力及び電源ケーブル

Claims (10)

  1. 内部動作に関する設定値を変更するための設定スイッチと前記設定スイッチの出力を判定用データとして記憶する判定用データ記憶部と、予め定められた手順に従い内部動作に関する設定値変更処理を行う制御部とを備える遊技機であって、
    前記設定スイッチは複数の位置に設定可能な回転式スイッチであり、
    前記制御部は、前記設定値変更処理時において、前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更するとともに、変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを前記判定用データとして前記判定用データ記憶部に保存し、
    前記設定値変更処理時以外において、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込み、前記判定用データ記憶部で保存された前記判定用データを読み出し、読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータを前記判定用データ記憶部から読み出した前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断することを特徴とする遊技機。
  2. 内部動作に関する設定値を変更するための設定スイッチと、内部動作に関する前記設定値及び前記設定スイッチの出力を判定用データとして記憶する判定用データ記憶部と、予め定められた手順に従い内部動作に関する設定値変更処理を行う制御部とを備える遊技機であって、
    前記設定スイッチは複数の位置に設定可能な回転式スイッチであり、
    前記制御部は、前記設定値変更処理時において、前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更するとともに、変更後の前記設定値と変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを加算したものを前記判定用データとして前記判定用データ記憶部に保存し、
    前記設定値変更処理時以外において、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込み、読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータと前記変更後の設定値を加算したものと、前記判定用データ記憶部から読み出した前記判定用データとを比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断することを特徴とする遊技機。
  3. 内部動作に関する設定値を変更するための設定スイッチと、内部動作に関する前記設定値及び前記設定スイッチの出力を判定用データとして記憶する判定用データ記憶部と、予め定められた手順に従い内部動作に関する設定値変更処理を行う制御部とを備える遊技機であって、
    前記設定スイッチは複数の位置に設定可能な回転式スイッチであり、
    前記制御部は、前記設定値変更処理時において、前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更するとともに、変更後の前記設定値と変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを加算したものを前記判定用データとして前記判定用データ記憶部に保存し、
    前記設定値変更処理時以外において、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込み、読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータを前記判定用データから減算したものを、前記変更後の設定値と比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断することを特徴とする遊技機。
  4. 前記設定スイッチの設定可能な位置数は、前記遊技機の設定の種類よりも多いことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遊技機。
  5. 前記制御部は、前記設定スイッチが予め定められた位置の方向に移動されたときにのみ、前記設定値の変更を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の遊技機。
  6. CPUを含むメイン基板と、内部動作に関する設定値を変更するための複数の位置を備える設定スイッチとを備える遊技機における不正行為防止方法であって、
    設定値変更処理時において、前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置が変化したかどうか判定する第1ステップと、
    前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて 設定値を変更する第2ステップと、
    前記メイン基板が、変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを判定用データとして保存する第3ステップと、
    前記設定値変更処理時以外において、前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込む第4ステップと、
    前記メイン基板が、保存された前記判定用データを読み出す第5ステップと、
    前記メイン基板が、前記第4ステップで読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータを前記第5ステップで読み出された前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断する第6ステップとを備える遊技機における不正行為防止方法。
  7. CPUを含むメイン基板と、内部動作に関する設定値を変更するための複数の位置を備える設定スイッチとを備える遊技機における不正行為防止方法であって、
    設定値変更処理時において、前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置が変化したかどうか判定する第1ステップと、
    前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更する第2ステップと、
    前記メイン基板が、変更後の前記設定値と変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを加算したものを判定用データとして保存する第3ステップと、
    前記設定値変更処理時以外において、前記メイン基板が、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込む第4ステップと、
    前記メイン基板が、保存された前記判定用データを読み出す第5ステップと、
    前記メイン基板が、前記第4ステップで読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータと前記変更後の設定値を加算したものを、前記第5ステップで読み出された前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断する第6ステップとを備える遊技機における不正行為防止方法。
  8. 前記メイン基板が、前記第4ステップ乃至前記第6ステップ、遊技機の遊技動作中に繰り返し実行することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の遊技機における不正行為防止方法。
  9. CPUを含むメイン基板と、内部動作に関する設定値を変更するための複数の位置を備える設定スイッチとを備える遊技機の制御プログラムであって、
    設定値変更処理時において、前記設定スイッチの位置が変化したかどうか判定する第1ステップと、
    前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更する第2ステップと、
    変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを判定用データとして保存する第3ステップと、
    前記設定値変更処理時以外において、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込む第4ステップと、
    保存された前記判定用データを読み出す第5ステップと、
    前記第4ステップで読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータを前記第5ステップで読み出された前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断する第6ステップと、を前記CPUに実行させるプログラム。
  10. CPUを含むメイン基板と、内部動作に関する設定値を変更するための複数の位置を備える設定スイッチとを備える遊技機の制御プログラムであって、
    設定値変更処理時において、前記設定スイッチの位置が変化したかどうか判定する第1ステップと、
    前記設定スイッチの位置が変化したときに、当該変化量に応じて前記設定値を変更する第2ステップと、
    変更後の前記設定値と変化後の前記設定スイッチの位置に係るデータを加算したものを判定用データとして保存する第3ステップと、
    前記設定値変更処理時以外において、前記設定スイッチの位置に係るデータを読み込む第4ステップと、
    保存された前記判定用データを読み出す第5ステップと、
    前記第4ステップで読み込まれた前記設定スイッチの位置に係るデータと前記変更後の設定値を加算したものを、前記第5ステップで読み出された前記判定用データと比較し、これらが一致しないとき不正行為と判断する第6ステップと、を前記CPUに実行させるプログラム。
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