JP3981631B2 - 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム - Google Patents

遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットマシン等の遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダルを遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
【0003】
遊技機は、基本的に絵柄が揃ったときにメダルを払い出すものであるが、絵柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理は所定の範囲内で設定可能であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。設定変更は、遊技機の扉を開け、電源部に設けられた設定キースイッチをオンにし、設定変更スイッチを押す等の所定の操作を行う、などの手順により行われた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
遊技者のごく一部に不正行為(いわゆるゴト行為)を行う者がいた。例えば、設定操作を不正に行うことにより、遊技機の設定を自己に有利なものに不正に変更する者がいた。遊技機の扉には鍵が設けられて容易に開閉できないようになっているとともに、設定キースイッチの操作のためにも鍵が必要であるが、不正行為を行う者は扉に穴を開け、設定キースイッチの配線に工作を加えることにより、不正設定を行っているようである。
【0005】
このように、従来の遊技機において鍵という機構面以外のセキュリティ対策がなかった。予め定められた設定変更の手順を知っている者であれば、不正設定を行うことができてしまった。
【0006】
この発明は、係る不正行為を店側の意思によって未然に防ぐことを可能にする遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
この発明は、内部動作に関する設定変更を行うための設定キースイッチ及び設定スイッチと、前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機であって、
前記制御部は、
前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたとき、予め定められたスイッチであってオンとオフの2つの状態のみを持ち、操作を受けて前記2つの状態を交互に切り替えるハードキースイッチを確認し、
確認された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態が、前回の設定変更時に保存された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態と一致するかどうか判定し、
確認された状態と前回の状態が一致したときに、今回の前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態を保存し、
確認された状態と前回の状態が一致したときに、予め定められた手順に従い設定変更を行い、
確認された状態と前回の状態が一致しなかったとき、設定変更を行わずにエラー報知を行うものである。
【0008】
前記ハードキースイッチは、既設のスイッチであって使用頻度の低い打ち止め有無スイッチを用いることができる。
【0013】
この発明は、内部動作に関する設定変更を行うための設定キースイッチ及び設定スイッチと、前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機における不正行為防止方法であって、
前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたとき、予め定められたスイッチであってオンとオフの2つの状態のみを持ち、操作を受けて前記2つの状態を交互に切り替えるハードキースイッチを確認するステップと、
確認された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態が、前回の設定変更時に保存された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態と一致するかどうか判定するステップと、
確認された状態と前回の状態が一致したときに、今回の前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態を保存するステップと、
確認された状態と前回の状態が一致したときに、予め定められた手順に従い設定変更を行うステップと、
確認された状態と前回の状態が一致しなかったとき、設定変更を行わずにエラー報知を行うステップとを備えるものである。
【0015】
この発明は、内部動作に関する設定変更を行うための設定キースイッチ及び設定スイッチと、前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機の制御プログラムであって、
前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたとき、予め定められたスイッチであってオンとオフの2つの状態のみを持ち、操作を受けて前記2つの状態を交互に切り替えるハードキースイッチを確認するステップと、
確認された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態が、前回の設定変更時に保存された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態と一致するかどうか判定するステップと、
確認された状態と前回の状態が一致したときに、今回の前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態を保存するステップと、
確認された状態と前回の状態が一致したときに、予め定められた手順に従い設定変更を行うステップと、
確認された状態と前回の状態が一致しなかったとき、設定変更を行わずにエラー報知を行うステップとを、前記制御部のコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0017】
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
【0018】
また、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インターネットもここでいう通信媒体に含まれる。
【0019】
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態に係るスロットマシン及びその不正行為の防止方法について図面を参照して説明する。
【0021】
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
【0022】
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに右側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
【0023】
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートボタン134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップボタンを設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。
【0024】
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
【0025】
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
【0026】
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓が形成されている。そして、この中央部の表示窓の中央には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓が形成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニットの駆動を開始させる。リールユニットは、ストップスイッチによりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
【0027】
スロットマシン100は電源部を備える。図3は電源部205のパネルの詳細を示す。図4は発明の実施の形態1のスロットマシンの機能ブロック図を示す。
【0028】
図3において、電源スイッチ2051は電源のオン/オフスイッチであり、電源部パイロットランプ2052は電源がオンのとき点灯するランプ(LED)であり、打ち止め有無スイッチ2053はメダルの払い出し枚数を制限する打ち止めを「有り」または「無し」に設定するスイッチである。打ち止め有無スイッチ2053は通常「無し」に設定されていて、頻繁に使用されることはない。このため、打ち止め有無スイッチ2053を前記ハードキーとして利用することができる。前記ハードキーとして新規のスイッチを設けるようにしてもいが、従来の筐体との互換性を考え、本発明の実施の形態に係る不正行為防止方法をソフトウエアの変更のみで実現するためには、既存のスイッチをハードキーとして利用することが好ましい。この場合、使用頻度の少ないスイッチをハードキーとして共用することが考えられる。設定キースイッチ2054は設定を有効にするためのスイッチであり、設定変更/リセットスイッチ2055は設定変更を有効にしたり、装置をリセットするためのスイッチであり、AC100Vパイロットランプ2056は筐体の電源であるAC100Vが供給されていることを示すランプであり、AC電源出力及び電源ケーブル2057は電源を供給するためのものである。
【0029】
図4において、200、201はそれぞれCPUを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ、ベットスイッチなどのスイッチからなる操作部202である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。電源部205には不正行為を防止するためのハードキー(既設のスイッチと共用可能)が設けられている。
【0030】
次に発明の実施の形態1に係る装置/方法について説明する。本発明の実施の形態1の要点は、設定変更状態(それ以外のタイミングでも可能)のとき、外部スイッチ等のハードキーを確認し、状態変移「OK」かどうかの確認を行い、判定が「NG」であればエラーを出し、状態変移を行わないというものである。従来の装置の構成をそのまま利用して実現するには、例えば、打ち止め有無スイッチ2053を使用して1ビットのパスワード構造を持たせるようにする。
【0031】
メイン基板200のCPUが実行する具体的な手順について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0032】
(1)正常な設定値変更処理
打ち止め有無スイッチ2053をハードキーとして利用しているとき、設定値変更処理を行うに先立ち、操作者は設定キースイッチ2054をONにするとともに、打ち止め有無スイッチ2053を打ち止め「無し」(通常の状態)から「有り」(設定変更を行うときの状態)の状態に変更する。なお、設定変更をどちらの状態で行うかはホールの管理者の任意である。
【0033】
S1:ハードキーを確認する。
当該スイッチ2053の現在の状態の情報を取得する。打ち止め有無スイッチ2053は打ち止め「有り」になっている。
【0034】
S2:前回保存値と同じかどうか判定する。
S1で取得したハードキーの状態を前回保存されたハードキーの状態と比較する。正常な場合、つまり設定変更を行う正規の権限を有し、正しい手順を知っている者(設定変更を「有り」の状態で行うことを知っている者)が操作した場合、両者は一致する(S2でYES)。
【0035】
S3:今回のハードキー値を保存する。
打ち止め有無スイッチ2053の状態を保存する。保存されたハードキー値は次回の認証処理において用いられる。打ち止め有無スイッチ2053の状態をそのままにしておけば「有り」が保存され、変更しておけば「無し」が保存される。
【0036】
なお、図5とは別のタイミングでハードキー値を変更するとき、例えば打ち止め有りの状態を打ち止め無しに変更したり、他のスイッチの情報に代えたりあるいは他のスイッチの情報を付加したりするとき、設定変更を行う正規の権限を有する者が所定の手順でハードキー値を変更できるようにしてもよい。例えば設定値変更処理を終了するときにハードキー値を保存するようにすれば、その前にハードキーを変更しておけばよい。
【0037】
S4:通常の設定値変更処理を実行する。
設定値変更処理が完了したら、打ち止め有無スイッチ2053を通常の状態、上記例では打ち止め「無し」にしておく。
【0038】
(2)不正な設定値変更処理
不正者は正しい設定値変更処理手順を知らず、しかも前回の設定値変更時におけるハードキーの状態を知らないからハードキーを正しく設定できない。打ち止め有無スイッチ2053をハードキーとして利用しているとき、打ち止め有無スイッチ2053は「無し」のままである。
【0039】
S1:ハードキーを確認する。
当該スイッチ2053の現在の状態の情報を取得する。打ち止め有無スイッチ2053は打ち止め「無し」になっている。
【0040】
S2:前回保存値と同じかどうか判定する。
S1で取得したハードキーの状態を前回保存されたハードキーの状態と比較する。今回は両者は一致しない(S2でNO)。
【0041】
S3:エラー表示処理を行う。
例えばブザーを吹鳴させるとともに、ランプを点滅させる。この状態はリセットスイッチ2055が押されるまで継続する。
【0042】
以上のように、発明の実施の形態1において、ハードキーを設定変更状態時「ON」にし、設定値確定後「OFF」にする(ON/OFFの状態は逆でもよい。要するに両者が一致しなければよい)ことにより、設定値変更処理を行う前にハードキースイッチの状態を知って正当な権限の有る者による操作なのか、それとも不正な操作なのかを判別することができる。例えば、設定変更状態時に打ち止め有無スイッチ2053が「無し」であるとエラーであると判定することができる。このような認証手順を経ることにより不正な設定変更を防止することができる。
【0043】
ハードキーがひとつであっても事情を知らない不正行為者がハードキーを正しい状態に設定できる確率は二分の一であり、不正者にとってリスクが高く、不正行為の意欲を減退させることができる。これはステップS3においてハードキーを任意に設定できるためである。
【0044】
複数のハードキーを用いることにより不正行為をより効果的に防止できる。例えば、3ビット程度のスイッチを用意し、前述と同様の手順で設定変更後に論理を変更するようにしてもよい。
【0045】
以上の例でハードキー205aを電源部205に設けていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作部202のスイッチの一部又は全部をハードキーとして用いることもできる。スタートボタン及び/又はストップボタンの組合わせをパスワード入力部として用いることもできて、例えばスタートボタンと中央のストップボタンを押すことをハードキー入力としてもよい。
【0046】
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1ではハードキーを用いていた。これに代えてパスワードを用いるようにしてもよい。すなわち、設定値変更状態に移行するために、何らかのパスワード構造を持たせ、パスワード確認時に相違点があれば、不正と判断しエラーを報知する。パスワードとして英数字の組合わせ以外にも、複数のスイッチの操作順序、特定のスイッチの操作履歴を用いることができる。
【0047】
図6は発明の実施の形態2のスロットマシンの機能ブロック図を示す。図6において電源部205はパスワード入力部205bを備える。
【0048】
次に発明の実施の形態2に係る装置/方法について説明する。メイン基板200のCPUが実行する具体的な手順について、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0049】
S11:パスワードを入力する。
設定変更しようとする者は所定のパスワードを入力する。
【0050】
S12:パスワードが正しいかどうか判定する。
正常な場合、つまり設定変更を行う正規の権限を有し、正しいパスワードを知っている者が操作した場合、両者は一致する(S12でYES)。そうでない場合(S12でNO)、ステップS14のエラー処理を実行する。
【0051】
S13:通常の設定値変更処理を実行する。
【0052】
S14:エラー表示処理を行う。
例えばブザーを吹鳴させるとともに、ランプを点滅させる。この状態はリセットスイッチ2055が押されるまで継続する。
【0053】
バスワードの具体例を挙げる。
例1)S11においてエラー解除ボタンを押しながらでないと設定値変更状態に移行しない。
例2)ソフト上の仮想メモリへ外部操作によりパスワードを予め登録する。S11で当該パスワードを入力させ、S12のパスワード確認時に相違があれば、エラー表示する。
【0054】
以上の例で電源部205に設けたパスワード入力部205bを用いていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作部202のスイッチの一部又は全部をパスワード入力部として用いることもできる。スタートボタン及び/又はストップボタンの組合わせをパスワード入力部として用いることもできて、例えばスタートボタンを押した後にストップボタンを右、中央、左の順番で押すこと、あるいはスタートボタンとストップボタンの少なくとも1つを押すことをパスワード入力としてもよい。
【0055】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ハードキー又はパスワードを用いることによる不正な設定値変更を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。
【図2】 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。
【図3】 スロットマシンの電源部のパネルの詳細図である。
【図4】 発明の実施の形態1に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
【図5】 発明の実施の形態1に係るスロットマシンの動作フローチャートを示す。
【図6】 発明の実施の形態1に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
【図7】 発明の実施の形態1に係るスロットマシンの動作フローチャートを示す。
【符号の説明】
1 メダルセレクタ
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートボタン
135 払出し口
136 導出路
200 メイン基板
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部
205a ハードキー
205b パスワード入力部
2051 電源スイッチ
2052 電源部パイロットランプ
2053 打ち止め有無スイッチ
2054 設定キースイッチ
2055 設定変更/リセットスイッチ
2056 AC100Vパイロットランプ
2057 AC電源出力及び電源ケーブル

Claims (4)

  1. 内部動作に関する設定変更を行うための設定キースイッチ及び設定スイッチと、前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機であって、
    前記制御部は、
    前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたとき、予め定められたスイッチであってオンとオフの2つの状態のみを持ち、操作を受けて前記2つの状態を交互に切り替えるハードキースイッチを確認し、
    確認された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態が、前回の設定変更時に保存された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態と一致するかどうか判定し、
    確認された状態と前回の状態が一致したときに、今回の前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態を保存し、
    確認された状態と前回の状態が一致したときに、予め定められた手順に従い設定変更を行い、
    確認された状態と前回の状態が一致しなかったとき、設定変更を行わずにエラー報知を行う、ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記ハードキースイッチは、既設のスイッチであって使用頻度の低い打ち止め有無スイッチであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 内部動作に関する設定変更を行うための設定キースイッチ及び設定スイッチと、前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機における不正行為防止方法であって、
    前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたとき、予め定められたスイッチであってオンとオフの2つの状態のみを持ち、操作を受けて前記2つの状態を交互に切り替えるハードキースイッチを確認するステップと、
    確認された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態が、前回の設定変更時に保存された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態と一致するかどうか判定するステップと、
    確認された状態と前回の状態が一致したときに、今回の前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態を保存するステップと、
    確認された状態と前回の状態が一致したときに、予め定められた手順に従い設定変更を行うステップと、
    確認された状態と前回の状態が一致しなかったとき、設定変更を行わずにエラー報知を行うステップとを備える遊技機における不正行為防止方法。
  4. 内部動作に関する設定変更を行うための設定キースイッチ及び設定スイッチと、前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機の制御プログラムであって、
    前記設定キースイッチが設定可能状態にされ、かつ、前記設定スイッチが操作されたとき、予め定められたスイッチであってオンとオフの2つの状態のみを持ち、操作を受けて前記2つの状態を交互に切り替えるハードキースイッチを確認するステップと、
    確認された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態が、前回の設定変更時に保存された前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態と一致するかどうか判定するステップと、
    確認された状態と前回の状態が一致したときに、今回の前記ハードキースイッチのオン又はオフいずれかの状態を保存するステップと、
    確認された状態と前回の状態が一致したときに、予め定められた手順に従い設定変更を行うステップと、
    確認された状態と前回の状態が一致しなかったとき、設定変更を行わずにエラー報知を行うステップとを、前記制御部のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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