JP4495037B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、特に設定変更に関するセキュリティを向上させたものに関する。
スロットマシン等の遊技機において、遊技者が所定の枚数のメダルや遊技球等の遊技媒体を遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要な遊技媒体は、遊技ホール内に設けられた遊技媒体貸機等で借りることができ、所望の遊技機の遊技媒体投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
スロットマシンは、基本的に図柄が揃ったときに賞品としてメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理の内容は所定の範囲内で設定の変更(以下、設定変更)が可能であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。設定変更は、遊技機の扉を開け、電源部に設けられた設定キースイッチをオンにした後に電源スイッチをオフからオンにし、設定変更可能なモードに移行した後、設定変更スイッチを押す等の所定の操作手順により行われた。
特開2004-201796「遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム」
遊技者のごく一部に不正行為(いわゆるゴト行為)を行う者がいた。例えば、設定変更を不正に行うことにより、遊技機の設定を自己に有利なものに不正に変更する者がいた。このような不正行為を防止するために、遊技機の扉には鍵が設けられて容易に開閉できないようになっているとともに、設定変更モードにする際に鍵を必要とするようになっていた。しかし、盗んだ鍵を使うなどして設定変更を行うことがあったようである。鍵さえあれば不正な設定の変更が可能であった。
従来、所定の設定変更の手順を踏めば誰でも簡単に設定変更を行うことができた。これでは、不正行為に対するセキュリティが低く、不正行為の被害に遭いやすいという問題点があった。
そこで、本発明は、不正な設定変更を防止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、内部動作に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、内部動作に関する設定の変更を行うための前記状態において設定を変更するための設定変更スイッチと、前記設定キースイッチ及び前記設定変更スイッチからの信号に基づき予め定められた手順に従い設定の変更を行う制御部とを備える遊技機において、
前記制御部は、前記設定キースイッチが操作された後において電源オンオフの回数を計数し、前記設定変更スイッチが操作されたときに、前記電源オンオフの回数を予め定められた値と比較し、両者が一致したときに設定の変更を行う状態に移行することを特徴とするものである。
好ましくは、前記制御部は、前記電源オンオフの回数を計数する際に、電源オンの継続時間が予め定められた時間よりも長いときにのみ、前記電源オンオフの回数を増やすようにする。
さらに、前記制御部は、前記設定キースイッチが操作された後において、電源オフの継続時間が予め定められた時間よりも長いときにのみ、前記電源オンオフの回数の計数を開始するようにしてもよい。
さらに、前記電源オンオフの回数を計数する電源オンオフカウンタを備え、
前記電源オンオフカウンタは、前記設定キースイッチがオンになったときにクリアされ、電源オフでも内容が保持されるようにしてもよい。
前記制御部は、例えば、
前記設定キースイッチがオンになったとき、前記電源オンオフの回数を計数する電源オンオフカウンタをクリアする第1ステップと、
その後、電源がオンになったとき、カウントフラグをオフにするとともに、タイマーを起動する第2ステップと、
電源オンの時間が予め定められたしきい値を超えたとき、前記カウントフラグをオンにし、前記電源オンオフカウンタの内容を増加させる第3ステップと、
その後、電源がオフになったとき、上記第2ステップ及び第3ステップを行う第4ステップと、
電源がオフにならずに、前記設定変更スイッチが操作されたときに、前記電源オンオフカウンタの内容を予め定められた値と比較し、両者が一致したときに設定の変更を行う状態に移行する第5ステップを実行する。
本発明によれば、電源のオンオフ回数が予め定められた値に一致したときに設定変更を行うので、その情報を知っている人物のみが設定変更を行うことができ、権限の無い者による不正な設定変更を防止することができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートボタン134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップボタン140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状のゲーム表示部131が形成されている。ゲーム表示部131は、遊技機の内部に設けられた三個の回転リールの図柄を見ることができるように構成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は電源部205のパネルの詳細を示す。
図3において、電源スイッチ2051は電源のオン/オフスイッチであり、電源部パイロットランプ2052は電源がオンのとき点灯するランプ(LED)であり、打ち止め有無スイッチ2053はメダルの払い出し枚数を制限する打ち止めを「有り」または「無し」に設定するスイッチである。打ち止め有無スイッチ2053は通常「無し」に設定されていて、頻繁に使用されることはない。設定キースイッチ2054は設定変更を行うためのスイッチであり、設定変更/リセットスイッチ2055は設定値を変更したり、装置をリセットするためのスイッチであり、AC100Vパイロットランプ2056は筐体の電源であるAC100Vが供給されていることを示すランプであり、AC電源出力及び電源ケーブル2057は電源を供給するためのものである。
図4は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図4において、200、201はそれぞれCPU、ROM及びRAMを内蔵するメイン基板(制御部)、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、符号を付していないベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。121は、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置である。
メイン基板200は、遊技者の操作を受けて内部抽選(内部動作)を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板200は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。メイン基板200のROM内には例えば設定値1〜6にそれぞれ対応する複数の抽選テーブル(図示しない)が格納されており、設定変更によって設定された設定値に対応した抽選テーブルを用いて抽選処理が行われる。設定値とは、予め用意された複数のテーブルのいずれかを選択するためのものである。
サブ基板201は、メイン基板200からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板201は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
遊技機は、基本的に図柄が揃ったときにメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理については、所定の範囲内で設定可能(当選の確率を高くしたり低くしたりできる)であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。通常のスロットマシンは、BB,RB、小役等の抽選確率の異なる複数(例えば6つ)の抽選テーブルを予め備える。スロットマシンの抽選では、それら複数の抽選テーブルの中から1つが設定され、この設定された抽選テーブルに基づいて抽選による当たり/ハズレの判定がなされる。複数の抽選テーブルのうちどれを使用するかに関する設定を変更することを、設定変更と称している。
なお、メイン基板200のROMには、このスロットマシンで実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、前記抽選テーブルが格納されている。抽選テーブルは、図示しない乱数発生部で抽出された乱数を各入賞態様に区分けするように区分されており、前記乱数発生部で発生する一定範囲の数値の中から抽出される乱数を各入賞態様に区画するデータを記憶している。すなわち、抽選テーブルは、乱数発生器がとる乱数の全領域に対応して、各入賞態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を入賞1、入賞2、・・・というように設定する。抽出された乱数データは、乱数発生器から生成される乱数と対応するようにした全領域中の各入賞態様ごとに区分されたデータそれぞれと照合し、当該乱数データが属する入賞態様に対応する当選が決定される。例えば、抽出された乱数の数値が、抽選テーブルのどの区分(領域)に属するか調べ、その区分が例えば入賞1の区分であれば「入賞1」と判定される。同様に、抽出された乱数の数値が入賞判定テーブル5の外れの区分(領域)に属すれば「外れ」と判定される。抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、所定の図柄が揃えば入賞図柄に相当するメダルが払い出される。各種の入賞はこのような抽選テーブルのデータ設定に応じた確率の下で発生し図柄の停止制御が行われるため、遊技者の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業時間内でのトータル的なメダル支払い率がほぼ一定に維持されている。
発明の実施の形態に係る遊技機は、図4に示すように、設定キースイッチ2054がオンにされてからの電源オンオフの回数をカウントする電源オンオフカウンタ200aを備えることを特徴とする。カウンタ200aはハードウエア又はソフトウエア(プログラム)で実現される。図4の例ではカウンタ200aをメイン基板200に設けているが、本発明はそれに限定されない。なお、以下の具体例において、電源オンオフの回数は、実際には「電源オン」の回数を意味している。しかし、本発明はそれに限定されず、「電源オフ」の回数でもよい。また、電源オンからオフ(あるいは電源オフからオン)までを一連の動作を1回とカウントしてもよい。あるいは、電源オンで1回、電源オフで1回のように1回の電源オンオフで2回カウントしてもよい。本明細書においては少なくとも上記例示の意味を含むものとして電源オンオフという表現を用いる。
本発明の実施の形態に係る遊技機は、設定変更のときにパスワードを設けて不正行為に対するセキュリティを上げるものであり、パスワードとして電源オンオフの回数を用いることを特徴とするものである。
図5はパスワード設定フローチャートを示す。
図6は本発明の実施の形態に係る設定変更フローチャートを示す。
図7は本発明の実施の形態に係る電源オンオフ回数チェック処理フローチャートを示す。
図8は本発明の実施の形態に係る電源オンオフ回数チェック処理の説明図(タイミングチャート)を示す。
図5〜図8を参照して、本発明の実施の形態に係る遊技機の動作を説明する。
図5の手順は準備作業である。まず、予め設定キースイッチ2054をオンにし、この状態でパスワードすなわち電源オンオフ回数(数値)を設定する(図5のS1)。デフォルトで適当な数値を設定しておいてもよい。さらに、有効な電源オンオフと判断するための時間(しきい値)T0を設定する(同図のS2)。電源オンオフによるパスワードの入力に一定時間以上かけさせるためである。不正行為者は電源オンオフを素早く行う傾向があるので、時間T0を長く(例えば30秒)設定しておけば、不正行為の抑止につながる。なお、電源オンオフ回数と時間T0を勝手に変えられないように、後述の図6のS12:電源オンオフ回数チェックをパスしたときのみ、図5のS1の処理が実行されるようにしてもよい。あるいは、特定の時刻(例えばホール開店の1時間前)においてのみ変更可能であるようにしてもよい。
図6は設定変更手順の全体を示す。まず、遊技機の電源をオフにし(図6のS10)、設定キースイッチ2054をオンにする(同S11)。従来であれば直ちに設定変更モードになったが、発明の実施の形態では電源オンオフ回数チェック(同S12)をパスしたときのみ、設定変更モードになる。そして、従来と同様の手順で(設定変更/リセットスイッチ2055を押すことにより)設定変更を行う(同S13)。所望の設定値になったらスタートレバーを押下し、設定値を確定する(同14)。設定キースイッチ2054をオフにする(同S15)ことにより、通常の遊技モードに移行する。
図7及び図8を参照して電源オンオフ回数チェック(図6のS12)の詳細を説明する。
図8(a)は設定変更が許可される場合を示すタイミングチャートであり、この図に従って説明を加える。同図は図5のS1で設定された電源オンオフ回数=2の場合を示す。電源がオフになり設定キースイッチ2054がオンになると(図6のS10、S11)、電源オンオフカウンタ200aをクリアする(図7及び図8のS20)。その後、電源がオンになると(同S21でYES)、カウントフラグをオフにするとともに、図示しないタイマーを起動する(図7のS22)。電源オンの時間がしきい値T0を超えると(図7及び図8のS23でYES)、カウントフラグをオンにし(図7のS24)、電源オンオフカウンタ200aの内容に+1を加える(同S25)。このときの電源オンオフカウンタ200aの内容は1である。その後、電源がオフになると(同S26でYES)、再び電源オンの判定を行う(同S21)。
再び電源がオンになると(図7及び図8のS21でYES)、カウントフラグをオフにするとともに、図示しないタイマーを起動する(図7のS22)。電源オンの時間がしきい値T0を超えると(図7及び図8のS23でYES)、カウントフラグをオンにし(図7のS24)、電源オンオフカウンタ200aの内容に+1を加える(同S25)。この時点で電源オンオフカウンタ200aの内容は2になり、予め定めた数値と一致する(電源オンオフカウンタ200aの内容=2=図5のS1で設定された電源オンオフ回数=2)。この後に設定変更/リセットスイッチ2055を押下すれば設定変更が可能になる(同S29でYES、S30)。
なお、カウンタフラグがオフで電源オンの状態は(図7のS28でYES)、電源オンの直後の状態であるので、電源オンの時間がしきい値T0を超えるかどうか判定するために図7のS23−S28の処理を繰り返す。カウンタフラグがオンで電源オンの状態は(図7のS28でNO)、電源オンの時間がしきい値T0を超えた後の状態であるので、電源のオフの判定(同S26)と設定変更ボタンの押下の判定(同S27)を繰り返す。
図8(b)は設定変更が許可されない場合を示すタイミングチャートであり、この図に従って説明を加える。同図も電源オンオフ回数=2の場合を示す。
図8(b)では最初の電源オンの継続時間が短いので、図7のS23でNOと判断され、S25:電源オンオフカウンタを+1の処理が実行されない。したがって、2回の電源オンオフ操作をした後でも電源オンオフカウンタ200aの内容は2にならない。この状態で設定変更/リセットスイッチ2055を押し下げると(図7及び図8のS27でYES)、図7のS29:電源オンオフ回数正しい?でNOとなり(電源オンオフカウンタ200aの内容=1≠図5のS1で設定された電源オンオフ回数=2)、エラー処理が実行され(図7のS31)、この状態がエラー解除されるまで継続する(S32)。
発明の実施の形態によれば、設定変更する際、設定キースイッチがオンの状態での電源オンオフ回数をカウントし、設定変更ボタンを押されたときに電源オンオフ回数がパスワード(数値)と一致しているか判断し、正しければ設定変更処理に移り、間違っているとエラー処理を行う。したがって、予め設定されたパスワードすなわち電源オンオフの回数を知らないと設定変更できなくなる。
さらに、電源オンオフ回数は、電源オンにしてから一定時間経過しないとカウントされない。設定変更を行うまで時間がかかる仕組みになっているので、パスワードが露見しても不正行為に対するセキュリティが高くなる。
図9は、本発明の実施の形態に係る電源オンオフ回数チェック処理の他のタイミングチャートを示す。同図は、継続時間を電源オンオフごとに行うのではなく、設定キースイッチ2054が操作された後の電源オフの継続時間が、予め定められた時間T1よりも長いときにのみ、電源オンオフの回数の計数を開始するようにしたものである。時間T1を例えば3分とすれば、設定変更まで長い時間待たされることになり、不正行為の抑止につながる。
なお、図7及び図8の処理と、図9の処理を組み合わせることもでき、それぞれを単独で利用することもできる。本発明はこれらいずれのやり方も含むものである。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの電源部の正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 発明の実施の形態に係るパスワード設定フローチャートを示す。 本発明の実施の形態に係る設定変更フローチャートを示す。 本発明の実施の形態に係る電源オンオフ回数チェック処理フローチャートを示す。 本発明の実施の形態に係る電源オンオフ回数チェック処理の説明図(タイミングチャート)を示す。 本発明の実施の形態に係る他の電源オンオフ回数チェック処理の説明図(タイミングチャート)を示す。
符号の説明
1 メダルセレクタ
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートボタン
135 払出し口
136 導出路
140 ストップボタン
200 メイン基板(制御部)
200a 電源オンオフカウンタ
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部
2054 設定キースイッチ

Claims (5)

  1. 内部動作に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、内部動作に関する設定の変更を行うための前記状態において設定を変更するための設定変更スイッチと、前記設定キースイッチ及び前記設定変更スイッチからの信号に基づき予め定められた手順に従い設定の変更を行う制御部とを備える遊技機において、
    前記制御部は、前記設定キースイッチが操作された後において電源オンオフの回数を計数し、前記設定変更スイッチが操作されたときに、前記電源オンオフの回数を予め定められた値と比較し、両者が一致したときに設定の変更を行う状態に移行することを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御部は、前記電源オンオフの回数を計数する際に、電源オンの継続時間が予め定められた時間よりも長いときにのみ、前記電源オンオフの回数を増やすことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記制御部は、前記設定キースイッチが操作された後において、電源オフの継続時間が予め定められた時間よりも長いときにのみ、前記電源オンオフの回数の計数を開始することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記電源オンオフの回数を計数する電源オンオフカウンタを備え、
    前記電源オンオフカウンタは、前記設定キースイッチがオンになったときにクリアされ、電源オフでも内容が保持されることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遊技機。
  5. 前記制御部は、
    前記設定キースイッチがオンになったとき、前記電源オンオフの回数を計数する電源オンオフカウンタをクリアする第1ステップと、
    その後、電源がオンになったとき、カウントフラグをオフにするとともに、タイマーを起動する第2ステップと、
    電源オンの時間が予め定められたしきい値を超えたとき、前記カウントフラグをオンにし、前記電源オンオフカウンタの内容を増加させる第3ステップと、
    その後、電源がオフになったとき、上記第2ステップ及び第3ステップを行う第4ステップと、
    電源がオフにならずに、前記設定変更スイッチが操作されたときに、前記電源オンオフカウンタの内容を予め定められた値と比較し、両者が一致したときに設定の変更を行う状態に移行する第5ステップを実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の遊技機。
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