JP2007325698A - 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム - Google Patents

遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 スロットマシンの設定変更のセキュリティを高める。
【解決手段】 回胴の回転状態を遊技機の設定変更の許可条件とする。すなわち、遊技機の電源オフのタイミングで複数の回胴の回転状態を取得し、取得した前記複数の回胴の回転状態を記憶し、これを電源オン時に読み出し、設定変更を許可する条件として予め記憶されている回転状態と比較し、両者が一致したら設定の変更を許可する。設定変更を行うための条件を追加することで、セキュリティが向上する。上記条件を知らない不正行為者は、設定変更するまでに手間と時間がかかるため、設定変更に係る不正行為を抑止することができる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラムに関し、特に設定変更に関するセキュリティを向上させたものに関する。
スロットマシン等の遊技機において、遊技者が所定の枚数のメダルや遊技球等の遊技媒体を遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要な遊技媒体は、遊技ホール内に設けられた遊技媒体貸機等で借りることができ、所望の遊技機の遊技媒体投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
スロットマシンは、基本的に図柄が揃ったときに賞品としてメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理の内容は所定の範囲内で設定の変更(以下、設定変更)が可能であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。設定変更は、遊技機の扉を開け、電源部に設けられた設定キースイッチをオンにした後に電源スイッチをオフからオンにし、設定変更可能なモードに移行した後、設定変更スイッチを押す等の所定の操作手順により行われた。
特開2005−66305号公報「遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム」 設定変更を禁止できる時間帯を予め設定し、その時間帯を監視することで、営業中に行われる不正行為による設定変更を防止する。遊技機における不正行為防止方法は、設定コマンドを受信した時刻を前記タイマーで特定するステップと、前記特定された時刻と、前記設定変更時間帯記憶部に記憶された設定変更時間帯の情報とを前記設定変更時間帯判断部で比較するステップと、前記時刻が設定変更不可時間帯に該当する場合には不正な設定変更処理であると判断してエラー処理を行い、前記時刻が設定変更不可時間帯に該当しない場合には正規な設定変更処理であると判断して設定変更処理を行うステップとを含む。 特開2005−80669号公報「遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム」 遊技機の設定変更を行う作業においてエラー報知とリセットの確認作業を促進し、不正行為を防止する。遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行うとともに入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板1を備える遊技機において、メイン基板1の内部動作に関する設定情報を記憶する第1記憶部1bと、前記設定情報の変更を行うための設定スイッチ83と、前記設定スイッチから設定変更の要求があったとき、選択された新しい設定情報を記憶する第2記憶部1cと、前記第2記憶部の設定情報を前記第1記憶部の設定情報と比較する比較部1dと、前記比較部の出力に基づき、遊技を受け付けない状態に遊技機を設定する遊技不能状態設定部1eとを備える。
遊技者のごく一部に不正行為(いわゆるゴト行為)を行う者がいた。例えば、設定変更を不正に行うことにより、遊技機の設定を自己に有利なものに不正に変更する者がいた。このような不正行為を防止するために、遊技機の扉には鍵が設けられて容易に開閉できないようになっているとともに、設定変更モードにする際に鍵を必要とするようになっていた。しかし、盗んだ鍵を使うなどして設定変更を行うことがあったようである。鍵さえあれば不正な設定の変更が可能であった。
従来、所定の設定変更の手順を踏めば誰でも簡単に設定変更を行うことができた。これでは、不正行為に対するセキュリティが低く、不正行為の被害に遭いやすいという問題点があった。
そこで、本発明は、不正な設定変更を防止できる遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
この発明は、それぞれ複数の図柄が表示されている複数の回胴と、遊技者の操作に基づいた内部抽選及びこの内部抽選の結果に応じた前記複数の回胴の停止制御を行うとともに、この停止制御により停止された前記複数の回胴の図柄の組み合わせに基づき入賞判定を行い、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、前記内部抽選に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、前記内部抽選に関する設定の変更を行うための状態において予め定められた手順に従い前記設定の変更を行う設定変更処理部とを備える遊技機において、
予め定められたタイミングで前記複数の回胴の回転停止状態を取得する回胴回転状態取得部と、前記回胴回転状態取得部で取得した前記複数の回胴の回転停止状態を記憶する回胴回転状態記憶部と、前記設定の変更を許可する条件を予め記憶している設定変更許可条件記憶部とを備え、
前記設定変更処理部は、前記回胴回転状態記憶部の内容を前記設定変更許可条件記憶部の内容と比較し、この比較結果に基づき前記設定の変更を行うことを特徴とする。
前記回転停止状態は、例えば、(1)前記複数の回胴うちで回転している回胴のみの状態、(2)停止している回胴のみの状態、(3)前記複数の回胴それぞれについて回転及び停止の状態、のいずれかを意味するものである。
好ましくは、さらに、予め定められた手順に従い前記設定変更許可条件記憶部の内容を変更する設定変更許可条件設定部を備える。
前記回胴回転状態記憶部は、不揮発性記憶素子又はバックアップ電源を備える記憶素子で構成され、
前記回胴回転状態取得部は、電源オフ時に前記複数の回胴の回転停止状態を取得し、
前記回胴回転状態記憶部は、記憶した前記複数の回胴の回転停止状態を電源オフの間において保持している、ようにしてもよい。
この発明は、それぞれ複数の図柄が表示されている複数の回胴と、遊技者の操作に基づいた内部抽選及びこの内部抽選の結果に応じた前記複数の回胴の停止制御を行うとともに、この停止制御により停止された前記複数の回胴の図柄の組み合わせに基づき入賞判定を行い、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、前記内部抽選に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、前記内部抽選に関する設定の変更を行うための状態において予め定められた手順に従い前記設定の変更を行う設定変更処理部とを備える遊技機において不正行為を防止するための方法であって、
予め定められたタイミングで前記複数の回胴の回転停止状態を取得する回胴回転状態取得ステップと、
前記回胴回転状態取得ステップで取得した前記複数の回胴の回転停止状態を記憶する回胴回転状態記憶ステップと、
前記設定キースイッチが操作された場合に、前記回胴回転状態記憶ステップで記憶した内容を予め記憶された設定変更許可条件と比較する比較ステップと、
前記比較ステップにおける比較結果に基づき前記設定の変更を行う設定変更ステップと、を備えるものである。
この発明は、上記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
本発明によれば、所定のタイミング(例えば、電源オフ時)に取得した複数の回胴(リール)の回転停止状態が、予め記憶された回転停止状態に一致したときに設定変更を行うので、記憶された回転停止状態を知っている人物のみが設定変更を行うことができる。権限の無い者による不正な設定変更を防止することができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状のゲーム表示部131が形成されている。ゲーム表示部131は、遊技機の内部に設けられた三個の回転リールの図柄を見ることができるように構成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は電源部205のパネルの詳細を示す。
図3において、電源スイッチ2051は電源のオン/オフスイッチであり、電源部パイロットランプ2052は電源がオンのとき点灯するランプ(LED)であり、打ち止め有無スイッチ2053はメダルの払い出し枚数を制限する打ち止めを「有り」または「無し」に設定するスイッチである。打ち止め有無スイッチ2053は通常「無し」に設定されていて、頻繁に使用されることはない。設定キースイッチ2054は設定変更を行うためのスイッチであり、設定変更/リセットスイッチ2055は設定値を変更したり、装置をリセットするためのスイッチであり、AC100Vパイロットランプ2056は筐体の電源であるAC100Vが供給されていることを示すランプであり、AC電源出力及び電源ケーブル2057は電源を供給するためのものである。
次に、回転リール(回胴)の具体的構成について説明を加える。
図4に示すように、各リール(回胴)40a〜40cは回転リール(回胴)ユニットとして構成されており、フレーム151にブラケット152を介して取り付けられている。各リール(回胴)40a〜40cはリール(回胴)ドラム153の外周にリール(回胴)帯154が貼られて構成されている。リール(回胴)帯154の外周面には上記の図柄列(図柄61)が描かれている。また、各ブラケット152にはステッピングモータ155が設けられており、各リール(回胴)40a〜40cはこれらモータ155で駆動されて回転する。
各リール(回胴)40a〜40cの構造は図5(a)に示される。リール(回胴)帯154の背後のリール(回胴)ドラム153内部にはランプケース156が設けられており、このランプケース156の3個の各部屋にはそれぞれバックランプ157a,157b,157cが取り付けられている。これらバックランプ157a〜157cは図5(b)に示すように基板158に実装されており、この基板158がランプケース156の背後に取り付けられている。また、ブラケット152にはフォトインタラプタ159が取り付けられている。フォトインタラプタとは、1つのケースの中に発光素子(発光ダイオードなど)と受光素子(フォトトランジスタ、フォトダイオードなど)を対向配置し、その間に検出用の溝を設け、当該検出溝間を物体が通過したことを非接触で検知するものである。このフォトインタラプタ159は、リール(回胴)ドラム153に設けられた遮蔽板160がリール(回胴)ドラム153の回転に伴ってフォトインタラプタ159を通過するのを検出する。
各バックランプ157a〜157cは図示しないランプ駆動回路によって個別に点灯制御される。各バックランプ157a〜157cの点灯により、リール(回胴)帯154に描かれた図柄の内、各バックランプ157の前部に位置する3個の図柄が背後から個別に照らし出され、図柄表示窓13にそれぞれ3個ずつの図柄が映し出される。
図6は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図6において、200、201はそれぞれ図示しないCPU、ROM及びRAMを内蔵するメイン基板(制御部)、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202は、スタートスイッチ134やストップスイッチ140、符号を付していないベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニット(図4及び図5参照)である。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。121は、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置である。
メイン基板200は、遊技者の操作を受けて内部抽選(内部動作)を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板200は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。メイン基板200のROM内には例えば設定値1〜6にそれぞれ対応する複数の抽選テーブル(図示しない)が格納されており、設定変更によって設定された設定値に対応した抽選テーブルを用いて抽選処理が行われる。設定値とは、予め用意された複数のテーブルのいずれかを選択するためのものである。
サブ基板201は、メイン基板200からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板201は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
遊技機は、基本的に図柄が揃ったときにメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理については、所定の範囲内で設定可能(当選の確率を高くしたり低くしたりできる)であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。通常のスロットマシンは、BB,RB、小役等の抽選確率の異なる複数(例えば6つ)の抽選テーブルを予め備える。スロットマシンの抽選では、それら複数の抽選テーブルの中から1つが設定され、この設定された抽選テーブルに基づいて抽選による当たり/ハズレの判定がなされる。複数の抽選テーブルのうちどれを使用するかに関する設定を変更することを、設定変更と称している。
なお、メイン基板200のROMには、このスロットマシンで実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、前記抽選テーブルが格納されている。抽選テーブルは、図示しない乱数発生部で抽出された乱数を各入賞態様に区分けするように区分されており、前記乱数発生部で発生する一定範囲の数値の中から抽出される乱数を各入賞態様に区画するデータを記憶している。すなわち、抽選テーブルは、乱数発生器がとる乱数の全領域に対応して、各入賞態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を入賞1、入賞2、・・・というように設定する。抽出された乱数データは、乱数発生器から生成される乱数と対応するようにした全領域中の各入賞態様ごとに区分されたデータそれぞれと照合し、当該乱数データが属する入賞態様に対応する当選が決定される。例えば、抽出された乱数の数値が、抽選テーブルのどの区分(領域)に属するか調べ、その区分が例えば入賞1の区分であれば「入賞1」と判定される。同様に、抽出された乱数の数値が入賞判定テーブル5の外れの区分(領域)に属すれば「外れ」と判定される。抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、所定の図柄が揃えば入賞図柄に相当するメダルが払い出される。各種の入賞はこのような抽選テーブルのデータ設定に応じた確率の下で発生し図柄の停止制御が行われるため、遊技者の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業時間内でのトータル的なメダル支払い率がほぼ一定に維持されている。
発明の実施の形態に係る遊技機は、図6に示すように、電源オフの時点における3つの回転リール(回胴)40a〜40cの回転停止状態を取得する電源オフ時リール回転状態取得部200a、電源オフ時リール回転状態取得部200aで取得した電源オフの時点における3つの回転リール(回胴)40a〜40cの回転停止状態を記憶する電源オフ時リール回転状態記憶部200bと、設定変更を許可するための条件(この条件は3つの回転リール40a〜40cの回転停止状態で表現される)を予め記憶している設定変更許可条件記憶部200cと、設定変更許可条件記憶部200cに記憶されている条件を変更(設定)するための設定変更許可条件設定部200dと、設定キースイッチ2054及び設定変更/リセットスイッチ2055の出力に基づき設定変更処理を実行する設定変更処理部200eと、を備える。なお、3つの回転リール40a〜40cの回転停止状態を取得するタイミングとして電源オフ時を示しているが、これは例示であってほかのタイミングでもよい(この点は後述する)。
設定変更処理部200e及び設定変更許可条件設定部200dは、例えば、ソフトウエア(メイン基板200のCPUが予めROMに格納されたプログラムに従って動作すること)により実現される。電源オフ時リール回転状態記憶部200b及び設定変更許可条件記憶部200cは、例えば半導体メモリ(ICメモリ)により実現される。フラッシュメモリなどの不揮発性のICメモリ又はバックアップ電源を備えるメモリであることが好ましい。図6では、電源オフ時はバックアップ電源BATから記憶部200b及び200cへ電流を供給している。なお、記憶部200b及び200cは、メイン基板200に搭載されているRAMにより実現してもよいし、RAMとは別の素子により実現してもよい。
3つの回転リール(回胴)40a〜40cの回転停止状態とは、具体的には、第1リール40aの回転/停止、第2リール40bの回転/停止、第3リール40cの回転/停止の組み合わせを意味する。本発明の実施の形態に係る動作に関しては、各リールの停止位置又は回転している場合の現在の位置(瞬間的な位置)を検知する必要はない。したがって、電源オフ時リール回転状態記憶部200bと設定変更許可条件記憶部200cに記憶されている内容は、例えば図10に示されるパターン0〜パターン7のいずれかである(正確には、パターン0は従来の遊技機の電源オフ時の回転停止状態であるから、発明の実施の形態に関連するものはパターン1〜パターン7である)。記憶部200bと200cでは、回転停止状態は、例えば停止=0、回転=1として(0,0,0)〜(1,1,1)という3ビットの組み合わせで表現される。
なお、各回転リールは、必ず回転又は停止いずれか一方の状態をとるから、3つの回転リール40a〜40c全ての状態を検知しそれを記憶又は表現する必要はない。回転しているリールがどれかを検知し、それだけを記憶してもよい。このような表現も前記回転停止状態の表現形式のひとつである。例えば、記憶部200bの所定のアドレス(回転識別アドレス)に回転しているリールの識別情報を書き込むように予め取り決めておく。第1リールのみが回転しているとき、前記回転識別アドレスに、例えば40a(説明の便宜上第1リールの符号40aを識別情報としている)を書き込むようにする。3つ全部のリールが回転しているとき、前記回転識別アドレスに40a、40b、40cの3つの識別情報を書き込むようにする。
回転しているリールを検知することに代えて、停止しているリールを検知し、それを記憶するようにしてもよい(例えば、前記回転識別アドレスに停止しているリールの識別情報を書き込む)。このような表現も前記回転停止状態の表現形式のひとつである。
回転又は停止少なくとも何れか一方の状態を特定できれば足りるという意味で、本件明細書において「回転停止状態」という用語を使用している。言い換えれば、回転停止状態を検知するやり方として、(1)3つのリールのうちで動いているリールのみを検知する、(2)停止しているリールのみを検知する、(3)3つのリール全部について回転及び停止の状態を検知する、という3つのパターンがある。これらのやり方のいずれを採用してもよい。
回転停止状態は、上記複数の表現形式の少なくともいずれかを含むものであり、要するに各リールの回転/停止を特定できるものである。
なお、以下の説明において、主に、回転しているリールに着目した処理を例に挙げるので、「回転停止状態」のことを「回転状態」と記すことにする。
図7は発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける設定変更の手順を示す。図中の点線の手順A〜Eはホール係員が行う操作を示し、実線の手順S1〜S4は遊技機のメイン基板200が行う処理(正確にはメイン基板200のCPUがROMに記憶されているプログラムに基づき実行する処理)を示す。メイン基板200は、常に3つのリールの回転/停止の状態を管理している。
電源オフ操作(A)で電源オフの操作を行うと、メイン基板200は電源オフ時の処理を行う。すなわち、少なくとも、3つのリール40a〜40cの回転状況を検出して、それを電源オフ時リール回転状態記憶部200bに記憶させる(S1)。なお、設定変更を行う場合は、ステップAでホール係員が所定の操作を行い、3つのリールの回転/停止の状態を決めておく。
すなわち、設定変更を行おうとするホール係員は、設定変更許可条件記憶部200cの記憶内容(ホール係員はその内容を記憶している)に合わせて3つのリール40a〜40cの全部又は一部を回転させる。具体的には、スタートスイッチ134を押し下げて3つのリール40a〜40cを回転させ、3つのストップスイッチ140を前記記憶内容に合わせて操作することで3つのリール40a〜40cの回転を前記記憶内容に合わせる。その状態で遊技機の電源をオフにする。
電源がオフにされても電源電圧は一定時間維持され、その後ゼロになる。電源電圧が維持されている期間において、メイン基板200は3つのリール40a〜40cの回転状態を検知し、それを電源オフ時リール回転状態記憶部200bに記憶する(S1)。各リールにはフォトインタラプタ159が設けられているからその出力に基づいて各リールが回転しているか、それとも停止しているかを検知することができる。又は、各リールを駆動するステッピングモータ155の駆動信号のオンオフからも各リールの回転状態を検知することができる。電源オフ時リール回転状態記憶部200bに記憶される回転状態は、例えば図10に示されるパターン0〜パターン7のいずれかである(正確には、パターン0は従来の遊技機の電源オフ時の回転状態であるから、発明の実施の形態に関連するものはパターン1〜パターン7である)。
その後、遊技機は電源オフの状態になる(B)。電源オフ時リール回転状態記憶部200bはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、あるいはバックアップ電源を備える半導体メモリであり、電源オフの状態でもその内容は維持されている(設定変更許可条件記憶部200cも同様である)。
設定変更を行わない場合は、電源オン操作で通常の遊技処理を実行する(E、S4)。これは従来の遊技機と同じであるので詳細な説明は省略する。
ホール係員が、設定キースイッチ2054をオンにした状態で電源スイッチ2051をオンにする(C)。メイン基板200は電源オン時の処理(初期設定処理など)を実行するとともに、設定変更の許可判定及び設定変更処理を実行する(S2)。S2の具体的内容は後述する。
設定変更後は通常遊技状態になるが(S4)、設定変更許可条件記憶部200cの内容を変更するときは、ホール係員は所定の操作を行う(D)。メイン基板200は設定変更許可条件の変更処理を実行し(S3)、その後通常遊技状態になる(S4)。S3の具体的内容は後述する。
図8を参照して、設定変更の許可判定及び設定変更処理について説明を加える。
電源オンになると、メイン基板200は電源オン時の処理(初期設定処理など)を実行する(S10)。このとき、設定キースイッチ2054はオンであるから、以下に説明する設定変更の許可判定及び設定変更処理を実行する。
電源オフ時のリールの回転状態をチェックする(S11)。すなわち、電源オフ時リール回転状態記憶部200bから電源オフ時のリールの回転状態を読み出す。
同時に、設定変更許可条件記憶部200cから予め設定された設定変更を許可するリールの回転状態を読み出す(S12)。
S11とS12で読み出した回転状態を比較する(S13)。これらが一致しないときはエラー処理を実行する(S19)。例えば、エラー音を発生するとともに、演出表示部204でエラー表示を行う。
S11とS12で読み出した回転状態が一致したときは、設定変更処理を実行する(S14)。具体的には設定変更/リセットスイッチ2055を押して設定値を所望の値に変更し、スタートスイッチ134を押し下げて当該設定値を確定する。スタートスイッチ134から信号を受信すると(S15)、設定値を確定し(S16)、設定キースイッチ2054のオフ信号を受信すると(S17)、設定変更処理を終了する(S18)。S14〜S18は従来の遊技機の場合と同じである。
図9を参照して、設定変更許可条件の変更処理について説明を加える。
設定変更後は通常遊技状態になるが(S4)、設定変更許可条件記憶部200cの内容を変更するときは、ホール係員は設定キースイッチ2054を再びオンにする(D)。メイン基板200は、例えば、設定変更処理の終了後から予め定められた時間内に設定キースイッチ2054が再びオンにされたときに、図9のS20以降の処理を実行する。
設定キースイッチ2054をオンにし(D)、その後、ストップスイッチを押して一部又は全部のリールを回転状態にする(D−2)。例えば、3つのストップスイッチ140のうち、その左スイッチは左リール40aの状態、中スイッチは中リール40bの状態、右スイッチは右リール40cの状態に対応しており、初期状態(Dの直後)では、全てのリールが停止の状態である。任意のストップスイッチ140を1回押すと回転状態に設定できる。もう1回同じスイッチを押すと停止状態に設定となるようにする。これは設定変更許可条件を設定するためであるので、実際にリールが回転する必要はない(実際にリールを回転させてもよい)。例えば、リールを回転させる代わりとして、ストップスイッチ140を押すたびにスイッチの色(内部に設けられたLEDの発光色)を変えるようにしてもよい。ストップスイッチ140の色が赤なら停止状態、緑なら回転状態とする。ストップスイッチ140の色は設定値の確認を容易にするためである。
メイン基板200は、上記ストップスイッチ140の操作状態(リールの実際の回転状態であってもよい)をチェックし(S20)、スタートスイッチ134の押し下げ時点でストップスイッチ140の操作状態(又はリールの実際の回転状態)を取得する(S21でYES)。取得した回転状態を設定変更許可条件記憶部200cに書き込み(S22)、設定変更キースイッチ2054のオフ信号を受信したら(S23)、設定変更許可条件の変更処理を終了し(S24)、通常の遊技処理(S4)へ処理を移る。
発明の実施の形態によれば、遊技機の設定を変更するための処理へ移行する条件として、所定のタイミング(例えば電源オフ時点)における3つのリール(回胴)の回転/停止の状態が、予め設定されていた3つのリール(回胴)の回転/停止の状態と一致することが要求されている。これらが一致すれば設定変更処理へ移行し、そうでなければエラー処理を実行してエラー音を発生しエラー画面を表示する。設定変更を行うための条件を追加することで、セキュリティが向上する。上記条件を知らない不正行為者は、設定変更するまでに手間と時間がかかるため、設定変更に係る不正行為を抑止することができる。発明の実施の形態によれば、リールが3つであるとして最大7パターンの条件設定が可能である。この条件設定は任意に変更することが可能である。
なお、以上の説明において、電源オフ時のリールの回転状態をチェックしていた(図8のS11)が、本発明はこれに限定されない。例えば、設定キースイッチ2054のオンのタイミングでもよい。あるいは設定変更/リセットスイッチ2055のオンのタイミングとすることもできる。又は、他のスイッチのタイミングとしてもよい。要するに、図8の比較処理(S13)を実行する以前の任意のタイミング(当該タイミングは電源スイッチ2051、スタートスイッチ134、設定キースイッチ2054、設定変更/リセットスイッチ2055などにより指定される)でリールの回転状態がチェックされ、それが記憶部200bに記憶されればよい。
なお、以上の説明において、電源オフ時リール回転状態記憶部200bと設定変更許可条件記憶部200cには図10に示す各リールの回転/停止の状態が記憶されているとしたが、これに代えて回転状態を指し示すフラグを記憶するようにしてもよい。例えば、図10のパターン0〜7のそれぞれに1ビットのフラグA〜Hを割り当てるようにしてもよい(なお、当該フラグを3ビットデータで構成し、000がパターン0、・・・、111がパターン7に対応するように扱ってもよい)。
もっとも上記のように、7通りのリールの回転状態ひとつひとつにフラグを割り当てることは必須ではない。例えば、リールの回転状態を、3つのリールが停止している状態(パターン0)、1つのリールが回転している状態(パターン1、2、4)、2つのリールが回転している状態(パターン3、5、6)、3つのリールが回転している状態(パターン7)の4つとし、それぞれに1ビットのフラグA〜Dを割り当てるようにしてもよい。このようにすれば、ホールの係員は回転させるべきリールの数さえ記憶しておけばよく、覚えやすく便利である。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの電源部の正面図である。 スロットマシンの回転リールユニットを示す斜視図である。 回転リールユニットを構成する回転リールの構造を示す斜視図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの設定変更の手順の説明図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの設定変更処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの設定変更許可条件の変更処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る各リール(回胴)の回転状態の説明図である。
符号の説明
1 メダルセレクタ
40a〜40c 回転リール(回胴)
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートスイッチ
135 払出し口
136 導出路
140 ストップスイッチ
151 フレーム
152 ブラケット
153 リール(回胴)ドラム
154 リール(回胴)帯
155 ステッピングモータ
156 ランプケース
157a〜157c バックランプ
158 基板
159 フォトインタラプタ
160 フォトインタラプタ用のインデックス(遮蔽板)
200 メイン基板(制御部)
200a 電源オフ時リール回転状態取得部(回胴回転状態取得部)
200b 電源オフ時リール回転状態記憶部(回胴回転状態記憶部)
200c 設定変更許可条件記憶部
200d 設定変更許可条件設定部
200e 設定変更処理部
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部
2054 設定キースイッチ
BAT バックアップ電源(電池)

Claims (5)

  1. それぞれ複数の図柄が表示されている複数の回胴と、遊技者の操作に基づいた内部抽選及びこの内部抽選の結果に応じた前記複数の回胴の停止制御を行うとともに、この停止制御により停止された前記複数の回胴の図柄の組み合わせに基づき入賞判定を行い、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、前記内部抽選に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、前記内部抽選に関する設定の変更を行うための状態において予め定められた手順に従い前記設定の変更を行う設定変更処理部とを備える遊技機において、
    予め定められたタイミングで前記複数の回胴の回転停止状態を取得する回胴回転状態取得部と、前記回胴回転状態取得部で取得した前記複数の回胴の回転停止状態を記憶する回胴回転状態記憶部と、前記設定の変更を許可する条件を予め記憶している設定変更許可条件記憶部とを備え、
    前記設定変更処理部は、前記回胴回転状態記憶部の内容を前記設定変更許可条件記憶部の内容と比較し、この比較結果に基づき前記設定の変更を行うことを特徴とする遊技機。
  2. 予め定められた手順に従い前記設定変更許可条件記憶部の内容を変更する設定変更許可条件設定部を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記回胴回転状態記憶部は、不揮発性記憶素子又はバックアップ電源を備える記憶素子で構成され、
    前記回胴回転状態取得部は、電源オフ時に前記複数の回胴の回転停止状態を取得し、
    前記回胴回転状態記憶部は、記憶した前記複数の回胴の回転停止状態を電源オフの間において保持していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. それぞれ複数の図柄が表示されている複数の回胴と、遊技者の操作に基づいた内部抽選及びこの内部抽選の結果に応じた前記複数の回胴の停止制御を行うとともに、この停止制御により停止された前記複数の回胴の図柄の組み合わせに基づき入賞判定を行い、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、前記内部抽選に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、前記内部抽選に関する設定の変更を行うための状態において予め定められた手順に従い前記設定の変更を行う設定変更処理部とを備える遊技機において不正行為を防止するための方法であって、
    予め定められたタイミングで前記複数の回胴の回転停止状態を取得する回胴回転状態取得ステップと、
    前記回胴回転状態取得ステップで取得した前記複数の回胴の回転停止状態を記憶する回胴回転状態記憶ステップと、
    前記設定キースイッチが操作された場合に、前記回胴回転状態記憶ステップで記憶した内容を予め記憶された設定変更許可条件と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較結果に基づき前記設定の変更を行う設定変更ステップと、を備える遊技機における不正行為防止方法。
  5. それぞれ複数の図柄が表示されている複数の回胴と、遊技者の操作に基づいた内部抽選及びこの内部抽選の結果に応じた前記複数の回胴の停止制御を行うとともに、この停止制御により停止された前記複数の回胴の図柄の組み合わせに基づき入賞判定を行い、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、前記内部抽選に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、前記内部抽選に関する設定の変更を行うための状態において予め定められた手順に従い前記設定の変更を行う設定変更処理部とを備える遊技機において不正行為を防止するための方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    予め定められたタイミングで前記複数の回胴の回転停止状態を取得する回胴回転状態取得ステップと、
    前記回胴回転状態取得ステップで取得した前記複数の回胴の回転停止状態を記憶する回胴回転状態記憶ステップと、
    前記設定キースイッチが操作された場合に、前記回胴回転状態記憶ステップで記憶した内容を予め記憶された設定変更許可条件と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較結果に基づき前記設定の変更を行う設定変更ステップと、を実行させるためのプログラム。
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