JP2006239180A - 遊技機及び遊技機の内部設定変更方法並びにプログラム - Google Patents

遊技機及び遊技機の内部設定変更方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技機の不正な設定変更を防止する。
【解決手段】 予め定められたパラメータ(乱数A)及び算出式識別情報(乱数B)をランダムに生成し表示する(S10)。内部設定に係る設定値Xを算出するための値Yの入力を受ける(S11)。乱数Bに応じて所定の算出式の逆算式を割り当てる(S12)。入力された前記値Y及び乱数Aを前記逆算式に代入して設定値Xを取得する(S13−1〜3)。前記設定値Xが予め定められた範囲内にあるかどうか判定する(S14,S15)。前記設定値Xが予め定められた範囲の値のときに、当該設定値Xを新たな設定値として受け付ける(S33)。設定変更する者は、所望の設定値を複雑な式で変換して値Yを用意しておかないと設定変更ができない。
【選択図】 図5

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、特に設定変更に関するセキュリティを向上させたものに関する。
スロットマシン等の遊技機において、遊技者が所定の枚数のメダルや遊技球等の遊技媒体を遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要な遊技媒体は、遊技ホール内に設けられた遊技媒体貸機等で借りることができ、所望の遊技機の遊技媒体投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
スロットマシンは、基本的に絵柄が揃ったときに賞品としてメダルを払い出すものであるが、絵柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理の内容(内部動作)は所定の範囲内で設定変更が可能であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。
通常のスロットマシンは、BB,RB、小役等の抽選確率の異なる複数の抽選テーブルを予め備える。スロットマシンの抽選では、それら複数の抽選テーブルの中から1つが設定され、この設定された抽選テーブルに基づいて抽選による当たり/ハズレの判定がなされる。複数の抽選テーブルのうちどれを使用するかに関する設定を変更することを、設定変更と称している。
従来、例えばスロットマシンのような遊技機では、設定値(通常1〜6)を変更する場合、遊技機の扉を開け、電源部に設けられた設定キースイッチに設定キーを挿入して当該キースイッチをオンにした状態で遊技機の電源を投入して設定変更可能な状態にし、設定変更ボタン(押ボタン)を1回押下するごとに、7セグメント表示器などに表示される設定値がインクリメントされて1〜6までの値を循環的に変化させ、所望する設定値が表示器に表示されたところでスタートレバーを操作することで、所望する設定値を確定させていた。
このような設定変更の手間を軽減するために特許文献1では、テンキーを設け、当該テンキーから設定値を入力していた。
不正な設定変更行為を防止するために特許文献2では、設定キーとは別にハードキーを設け、当該ハードキーの状態が、前回行った設定変更時に保存された状態と同じであるか否かを判定し、同じ状態であれば、設定変更が可能な状態にしていた。
特開2002−224280号公報 特開2004−201796号公報
しかしながら、特許文献2のように、遊技機を設定変更可能状態にするための手順を複雑化させたとしても、万一、遊技機が設定変更可能状態にされてしまった場合には、従来のように押しボタンを操作することで所望の設定値に変更し、もしくは、特許文献1に開示されているテンキーから所望の設定値を入力することで、容易に設定が変更されてしまうという問題があった。
本発明は、遊技機が設定変更可能状態であったとしても、所望する設定値を得るためには当該設定値と異なる数値を入力せざるを得ないようにし、しかもその対応関係を複雑なものとし容易に推測できなくさせることにより、もって設定変更に関する不正行為を防止することを目的とする。
この発明は、内部動作に関する設定の変更を行うための設定変更用スイッチと、前記設定変更用スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機において、
前記設定変更用スイッチが操作されたときに設定の変更に用いるパラメータ及び算出式識別情報を表示する表示部と、前記内部動作に関する設定の決定に用いる設定値Xを算出するための値Yを入力する数値入力部と、を備え、
前記制御部は、
入力された前記値Y及び前記パラメータを、前記算出式識別情報に対応する予め定められた算出式の逆算式に代入して設定値Xを取得し、当該設定値Xを新たな設定値として受け付ける、ことを特徴とするものである。
前記制御部は、好ましくは、設定値Xが予め定められた範囲にないときに、設定変更を中止する。
好ましくは、前記パラメータと前記算出式識別情報の一方又は両方を発生するための乱数発生器をさらに備える。
この発明に係る遊技機の内部設定変更方法は、
設定変更用スイッチが操作されたときに設定変更モードに移行するステップと、
設定の変更に用いるパラメータ及び算出式識別情報をランダムに生成するステップと、
前記パラメータ及び算出式識別情報を表示するステップと、
内部動作に関する設定の決定に用いる設定値Xを算出するための値Yの入力を受けるステップと、
前記算出式識別情報に対応する予め定められた算出式の逆算式を取得するステップと、
入力された前記値Y及び前記パラメータを前記逆算式に代入して設定値Xを取得するステップと、
当該設定値Xを新たな設定値として受け付けるステップと、を備えるものである。
なお、前記設定値Xが予め定められた範囲内にあるかどうか判定するステップをさらに備え、前記設定値Xが予め定められた範囲の値のときに、当該設定値Xを新たな設定値として受け付けるようにしてもよい。
この発明は上記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
また、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インターネットもここでいう通信媒体に含まれる。
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
この発明によれば、設定変更を行う者に対してパラメータ(乱数A)及び算出式識別情報(乱数B)を表示し、所定の算出式に基づき算出される値Yの入力を供給し、入力された前記値Y及び前記パラメータを、前記算出式識別情報に対応する予め定められた算出式の逆算式に代入して設定値Xを取得し、設定値Xが予め定められた範囲の値のときに、当該設定値Xを新たな設定値として受け付けるようにしたので、設定キーを持つだけでなく、パラメータ、算出式識別情報及び算出式を知っている者のみが設定変更を行うことができ、もって不正な設定変更を困難にすることができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに右側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。150は投入されたメダルでまだ遊技に使用されていないものの枚数を表示するクレジット枚数表示器、151はメダルの払い出し枚数を表示する払出枚数表示器、152は各種演出を表示するための液晶表示器である。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートボタン134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップボタン140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓131が形成されている。そして、この中央部の表示窓の中央には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓が形成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。図4は電源部205の正面図を示す。スロットマシンでは、メダル投入後、スタートスイッチ134の操作により抽選が行われ、この抽選結果に基づいて回転リールの停止制御が行われる。
図3において、200、201はそれぞれCPU、ROM及びRAMを内蔵するメイン基板(制御部)、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、抽選処理などを行う。このメイン基板200のROM内には設定値1〜6にそれぞれ対応する複数の抽選テーブル(図示しない)が格納されており、後述する設定変更によって設定された設定値に対応した抽選テーブルを用いて抽選処理が行われる。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、符号を付していないベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。121は、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置である。
メイン基板200は後述の設定変更処理を実行する。
図3の遊技機の電源部205には、設定変更モードでパラメータ(乱数A)及び算出式識別情報(乱数B)を表示する表示部2060と、前記パラメータと前記算出式識別情報の一方又は両方を発生するための乱数発生器2061と、内部設定に係る設定値Xを算出するための値Yの入力を受け付ける数値入力部2062とを備える。また、電源部205には設定変更モードにするための設定キースイッチ(設定変更用スイッチ)2054も設けられている(図4参照)。
表示部2060は例えば7セグメントのLED表示器であり、図4に示すようにパラメータ(乱数A)を表示する表示部2060aと算出式識別情報(乱数B)を表示する表示部2060bとを含んでもよい。図4は専用の表示部2060を示すが、他の表示機能と兼用させることもできる。乱数発生器2061は例えば高速のクロックで動作するカウンタと、その出力をスイッチ(例えば、スタートスイッチ134)等の出力でサンプリングするラッチとを含むものである。乱数発生器2061はメイン基板200にあってもよく、抽選処理用の乱数発生器と兼用することもできる。数値入力部2062は例えば図4に示すテンキースイッチである。なお、数値入力部として従来と同じ押しボタンスイッチを用いることもできる。乱数発生器2061は、好ましくは、パラメータ(乱数A)と算出式識別情報(乱数B)の両方を発生するものであるが、いずれか一方のみを発生するものであってもよい。乱数発生器2061が一方のみを発生させる場合、他方を他の乱数発生器、カウンタ、スイッチなどの手段で発生させてもよい。あるいは、他方の値を予めROM又はRAMに記憶しておいてもよい。
図5は発明の実施の形態に係る設定変更処理の全体を示すフローチャートである。
遊技機の電源スイッチをオンにする(S1)。設定変更を行うときは設定キースイッチ2054をオンにしつつ、遊技機の電源スイッチをオンにする。設定キースイッチがオンの場合、図示しない表示部(例えば図柄表示窓13の下側に設けられている)に現在の設定値が表示される。
電源スイッチのオン時に設定キースイッチ2054がオン(S2でYES)であれば設定モードになり、S10以降の処理を行う。オフ(S2でNO)であればS4に進み、通常遊技状態になる。
設定キースイッチを0Nにした状態で遊技機の電源を投入すると、設定変更モードとなる(S1、S2)。ここまでは従来と同じである。設定変更モードへの移行条件としては、パスワードの入力など、従来の認証方法を採用可能である。
乱数A及びBを発生・表示する(S10)。
遊技後は、乱数A(例えば1〜5のいずれかの整数)及び乱数B(例えば1〜3のいずれかの整数)を発生し、それぞれ電源部のパネル面に設けられた表示器2060a,2060bに表示する。
ここで、乱数Aは、所望する設定値(1〜6のいずれかの整数)を設定するための値を求めるために使用される値(パラメータ)であり、乱数Bは、所望する設定値を設定するための値を算出するための算出式を指定する値(算出式識別情報)である。
ここでは、算出式の種類として図6の3つを用意している。
Yの算出式の条件としては、次の(A)〜(C)を満足することが望ましい。
(A)乱数Aと所望する設定値Xを用いた算出式であって、Xの値が逆算できること
(B)Yの算出結果が無理数や循環小数にならないこと
必須ではないが、この条件を満たす式は扱いやすい。
(C)Yの値が6を超えること
設定値が1〜6の六段階存在することは遊技者においても広く知られているところであり、その値が直接Yの値となってしまうと、不正な設定変更がしやくなってしまう可能性があるため、この条件を設定するとよい。
乱数AとBが表示されると、設定する者(以下、設定者)は、乱数Bに対応する算出式に、乱数Aと所望する設定値Xの値を代入して、入力値Yを算出する(図7参照)。
Yの値が入力されると(S11でYES)、遊技機は、乱数Bに対応した所望する設定値Xの逆算式(予め記憶している)を用いて、所望する設定値Xを算出する(S12、S13−1〜3)。
S13−1では、X=log(Y-6)/log(A+1)を計算する。
S13−2では、X=√(Y-6)/Aを計算する。
S13−3では、X=(Y-6)1/3-Aを計算する。
算出したXの値が、設定値Xの許される範囲1〜6の範囲外の値であったり(S14でNO)、正の整数にならなかった場合(S15でNO)、設定値を更新することなく、現在メモリなどに記憶されている設定値を、例えば、乱数Aを表示する表示部2060aに表示して(S18)、遊技モードヘ移行する(S4)。不正行為者がでたらめな値Yを入力すると上記2つの条件のいずれかに該当する可能性が高く、このような場合は設定変更モードが強制的に終了することになる。
算出したXの値が1〜6の範囲内の値であって、正の整数であった場合、算出したXの値を、例えば乱数Aを表示する表示部2060aに点滅表示する(S16)。
クリアキー(テンキー2062の中の「C」のボタン)が押されたら(S17でYES)、再度乱数A,Bを発生し、最初から設定操作をやり直す(S10〜S16)。
リターンキー(テンキー2062の中の「R」のボタン)が押された場合は(S32でYES)、設定値を確定し(すなわち、S33:メモリに記憶された設定値をS16の値Xで書き換え)、その後設定キースイッチがオフにされると(S34でYES)、遊技モードヘと移行する(S4)。
なお、所望する設定値Xを点滅表示した後の、クリアキー、リターンキーの処理(S17,S32)は省略可能である。その場合、設定値Xの点滅表示を所定時間行った後、自動的に設定値の更新処理(S33)を行うようにする。
設定値Xを表示する表示器としては、クレジット枚数表示器150、払出表示器151、演出用の液晶表示器152など、数値を表示できるものであれば何でもよい。
乱数AとBの発生範囲は自由に変更可能である。ただし、乱数Bの発生範囲は予め用意されているXの逆算式の数(=入力値Yの算出式の数)と同じかそれより少ない数でなければならない。
テンキー2062のリターンキー「R」により設定値を確定させるやり方(S32)ではなく、従来のように設定値Xが表示されているときにスタートレバーを操作するというやり方によって設定値を確定させてもよい。
入力値Yの計算について遊技機は一切関知せず、専ら設定者が乱数Bに対応する計算式によって、乱数Aと所望する設定値Xとの値に基づいてしかるべき入力値Yを算出する。なお、設定者の負担を軽減するために、BASICなどを搭載したプログラミンクが可能な可搬型コンピュータに、図7のフローチャートの処理を行うプログラムを記憶しておき、乱数AとBおよび所望する設定値Xを入力すると、入力値Yが自動的に算出されるようにしてもよい。
本発明の実施の形態によれば、かりに、設定キースイッチを不正にオンされるなどして、設定変更可能状態になったとしても、乱数AとBの値を認識し、入力値Yの算出式の内容およびBの値と算出式の対応を知らなければ、所望する設定値に変更できないので、設定変更に関する不正防止をさらに確実にすることができる。
また、入力値Yの値は、設定変更ごとに発生される乱数Aおよび乱数Bの値に応じて決定されるので、所望する値が同じ値であっても入力値Yの値が異なってくるため、万一、入力値Yの値が第三者に知られ、その値が入力されてしまった場合でも、所望する設定値に更新されてしまう可能性が低くなる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの電源部の正面図である。 発明の実施の形態に係る内部設定処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る算出式の例である。 算出式に基づく値Yの計算フローチャートである。
符号の説明
1 メダルセレクタ
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートボタン
135 払出し口
136 導出路
140 ストップボタン
150 クレジット枚数表示器
151 払出枚数表示器
152 演出用の液晶表示器
200 メイン基板(制御部)
201 サブ基板
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部
205 電源部
2054 設定キースイッチ
2060 表示部
2060a 乱数Aの表示部
2060b 乱数Bの表示部
2061 乱数発生器
2062 数値入力部(テンキー)

Claims (6)

  1. 内部動作に関する設定の変更を行うための設定変更用スイッチと、前記設定変更用スイッチが操作されたときに予め定められた手順に従い設定変更を行う制御部とを備える遊技機において、
    前記設定変更用スイッチが操作されたときに設定の変更に用いるパラメータ及び算出式識別情報を表示する表示部と、前記内部動作に関する設定の決定に用いる設定値Xを算出するための値Yを入力する数値入力部と、を備え、
    前記制御部は、
    入力された前記値Y及び前記パラメータを、前記算出式識別情報に対応する予め定められた算出式の逆算式に代入して設定値Xを取得し、当該設定値Xを新たな設定値として受け付ける、ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御部は、設定値Xが予め定められた範囲にないときに、設定変更を中止することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記パラメータと前記算出式識別情報の一方又は両方を発生するための乱数発生器を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 設定変更用スイッチが操作されたときに設定変更モードに移行するステップと、
    設定の変更に用いるパラメータ及び算出式識別情報をランダムに生成するステップと、
    前記パラメータ及び算出式識別情報を表示するステップと、
    内部動作に関する設定の決定に用いる設定値Xを算出するための値Yの入力を受けるステップと、
    前記算出式識別情報に対応する予め定められた算出式の逆算式を取得するステップと、
    入力された前記値Y及び前記パラメータを前記逆算式に代入して設定値Xを取得するステップと、
    当該設定値Xを新たな設定値として受け付けるステップと、を備える遊技機の内部設定変更方法。
  5. 前記設定値Xが予め定められた範囲内にあるかどうか判定するステップをさらに備え、
    前記設定値Xが予め定められた範囲の値のときに、当該設定値Xを新たな設定値として受け付けることを特徴とする請求項4記載の遊技機の内部設定変更方法。
  6. 設定変更用スイッチが操作されたときに設定変更モードに移行するステップと、
    設定の変更に用いるパラメータ及び算出式識別情報をランダムに生成するステップと、
    前記パラメータ及び算出式識別情報を表示するステップと、
    内部動作に関する設定の決定に用いる設定値Xを算出するための値Yの入力を受けるステップと、
    前記算出式識別情報に対応する予め定められた算出式の逆算式を取得するステップと、
    入力された前記値Y及び前記パラメータを前記逆算式に代入して設定値Xを取得するステップと、
    当該設定値Xを新たな設定値として受け付けるステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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